JPH0364262B2 - - Google Patents

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JPH0364262B2
JPH0364262B2 JP12924585A JP12924585A JPH0364262B2 JP H0364262 B2 JPH0364262 B2 JP H0364262B2 JP 12924585 A JP12924585 A JP 12924585A JP 12924585 A JP12924585 A JP 12924585A JP H0364262 B2 JPH0364262 B2 JP H0364262B2
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JP
Japan
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tool
arm
magazine
wedge
pin
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Application number
JP12924585A
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English (en)
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JPS6150744A (ja
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Toshio Tsubota
Mikio Takeuchi
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Hitachi Seiki Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6150744A publication Critical patent/JPS6150744A/ja
Publication of JPH0364262B2 publication Critical patent/JPH0364262B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/157Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools
    • B23Q3/15713Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking a single tool from a storage device and inserting it in a spindle
    • B23Q3/1572Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking a single tool from a storage device and inserting it in a spindle the storage device comprising rotating or circulating storing means
    • B23Q3/15726Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking a single tool from a storage device and inserting it in a spindle the storage device comprising rotating or circulating storing means the storage means rotating or circulating in a plane parallel to the axis of the spindle
    • B23Q3/1574Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling of rotary tools a transfer device taking a single tool from a storage device and inserting it in a spindle the storage device comprising rotating or circulating storing means the storage means rotating or circulating in a plane parallel to the axis of the spindle the axis of the stored tools being arranged perpendicularly to the rotating or circulating plane of the storage means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は工具の自動交換時間の短縮と、非切削
時間に短縮を図るに好適な工作機械の自動工具交
換装置における工具ロツク・アンロツク装置に関
する。
〔従来の技術〕
第1図に示す如き数値制御工作機械において、
ベツト10上には多数の工具11を保有する工具
マガジン12が固定され、工具11は工具マガジ
ン12と主軸13間で自動工具交換される。主軸
13はコラム14に示矢Y軸方向に摺動自在に支
持され、モータ15により移動すると共に、図示
しない駆動手段により回転し得るように形成され
る。またコラム14はベツト10上に示矢Z方向
に摺動自在に載置され、モータ16により移動す
る。工作物を載置するテーブル17はモータ18
によりX方向(Y,X方向に直交)に移動可能に
形成される。
主軸13に固定された工具により工作物を加工
した後、主軸13と工具マガジン12とは所定の
関係位置に位置決めされ、自動工具交換装置19
により工具11の自動交換が行われる。
自動工具交換装置19における工具11の爪ロ
ツク・アンロツクは別個にアクチユエータにより
行われていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、工具をロツク・アンロツクする
装置として別個なアクチユエータにより行つてい
る為、駆動源を別個に持ち、他の手段との連動が
うまく行かないこと、さらに装置全体が大がかり
なものとなつてしまう問題を抱えていた。
本発明は上記の事情に鑑み問題を解決するため
に提案されたものであり、その目的は独自な駆動
源を持たず、自動工具交換装置の振込み動作で、
工具のロツク・アンロツクを確実かつ迅速に連動
せしめて行わしめるようにした自動工具交換装置
における工具のロツク・アンロツク装置を提供す
ることにある。
〔問題点を解決するための手段と作用〕
本発明は上記目的を達成するために提案された
ものであつて、その手段は、互いに直交する平面
に沿つて移動可能でワークテーブルの左右動、コ
ラムの前後動および主軸ユニツトの上下動でワー
クの加工を行う工作機械の振込み形自動工具交換
装置において、上記コラム近傍に設けらた工具マ
ガジンに枢支され、工具マガジンの工具呼び出し
位置と上記主軸ユニツトの主軸との間を回動する
振込みボデイと、上記振込みボデイに設けられ上
記工具マガジンおよび上記主軸の工具を把持して
交換するアームホルダを有する工具交換機構と、
該工具交換機構内に設けられ工具をロツク・アン
ロツクせしめるための爪部材とからなり、前記振
込みボデイの振込み動作で工具マガジンの壁にあ
るストツパ部材にアームホルダの位置決め部材を
押し当て、かつアームホルダの前後進動で爪部材
をロツク・アンロツクせしめることを特徴とする
ものである。
而してメカニカルな連動機構で駆動源を持たず
に確実でかつ迅速に工具をロツク・アンロツクさ
せることができる。
(ロ) 実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
第2図は第1図をA矢視した平面図である。
主軸13はコラム14と共にZ方向に後退し、
工具交換のための所定の関係位置に位置決めされ
る。工具マガジン12には多数個の工具ホルダ1
200がチエーンホイールのチエーン1201に
支持されて配列され、工具ホルダ1200内には
工具11が収納されている。
主軸13と工具マガジン12間の90゜空間内に
は自動工具交換装置19が工具マガジン12側か
ら角度30°(θで示す)離れた状態で位置決めされ
る。後に詳説するがこの位置を自動工具交換装置
19の原点位置とする。
自動工具交換装置19は、工具マガジン12の
主軸13側端に枢支され、上記原点位置を基点と
して主軸13側および工具マガジン12側に回動
可能に形成される揺動部1と、揺動部1にその揺
動方向に沿う向きに揺動可能に支持される摺動部
2と、摺動部2にその摺動方向と直交する向きに
摺動可能に支持されると共、その摺動軸線まわり
に回動可能に保持されるアームホルダ3と、アー
ムホルダ3に固定され工具11に着脱可能に係合
する爪部(図に明示してない)を有するアーム4
と、後に説明する図示しない工具ロツク手段5等
とから構成される。
後に詳説するが、自動工具交換装置19は、2
点鎖線に示す如く、工具マガジン12から所望の
工具11aを引き出し、上記原点位置で待機する
と共に、角度60゜回動し、工具11aを主軸13
内に挿入すべく動作するものである。なお、工具
マガジン12と主軸13側とは開閉可能なカバー
20により仕切られ、加工中の切粉および潤滑油
の飛散を防止している。
以下、自動工具交換装置19の各要素を順次説
明する。
まず、揺動部1を説明する。
第3図は第1図のB矢視の正面図、第4図は第
2図の2点鎖線で示す如く、自動工具交換装置1
9が主軸13側に振り込んだ位置における状態を
示す一部平面部である。
揺動部1は大別して工具マガジン12に枢支さ
れる支持金具101と、支持金具101を回動す
る移動機構102とから構成される。
第2図および第3図に示す如く、支持金具10
1は工具マガジン12に固定される支持具103
にピン104を介し枢支され揺動可能に支持され
る。第3図および後に説明する第8図に示す如
く、支持金具101には案内部107が形成さ
れ、案内部107には摺動部2を案内するガイド
バー105がボルト106(第8図に示す)によ
り固定される。また第5図に示す如く、移動機構
102が連結するピン108が固定される。第4
図に示す如く、支持金具101にはカムフオロア
109が枢着されるブラケツト110が一体的に
形成され、接続される油圧ホース111を支持す
る金具112が固定される。第3図、第4図に示
す如く、コラム14側にはカムフオロア109が
当接するストツパー1301がボルト1302に
より固定される。なお、第3図にはコラム14が
Z方向に摺動する摺動案内部1401が示され、
第4図にはコラム14に沿つてY方向に摺動する
主軸13を支持するY軸ガイド1402が示され
ている。
第2図に示す如く、移動機構102は直列に連
結される30度側ストロークのシリンダ113と60
度側ストロークのシリンダ114が設けられ、シ
リンダ114の開放端側に連結されるピボツト金
具115は支持金具101に固定されるピン10
8に球面ジヨイント結合し、シリンダ113の開
放端側に連結されるピボツト金具116は工具マ
ガジン12に固定されるピン1202と球面ジヨ
イント結合する。なお振れ止め具117は工具マ
ガジン12に係合し、移動機構102の振りを防
止している。
以上の構成により、シリンダ113を動作する
と自動工具交換装置19は上記原点位置から30度
だけ工具マガジン12側に振り込まれ、シリンダ
114を動作すると、60度だけ主軸13側に振り
込まれることになる。
次に、摺動部2を説明する。
第5図は第2図のC矢視図、第6図は第5図の
D矢視図、第7図は第5図の−線断面図、第
8図は第2図の−線断面図である。
摺動本体201aおよび201bはボルト20
3で一体的に結合され箱体を形成する(第5図)。
第6図および第5図に示す如く、摺動本体201
a内にはガイドバー105を案内するガイドブツ
シユ202が嵌挿される。第6図および第7図に
よく示す如く、摺動本体201aの一側面側には
ブラケツト204の一端側がボルト205により
固定され、ブラケツト204の他端側にはピスト
ンロツド206の一端が結合される。ピストンロ
ツド206は揺動部1の案内部107に貫通形成
されたシリンダ孔118(第7図および第8図に
示す)に嵌入されたブツシユ119内に挿入さ
れ、ピストン207はブツシユ119に摺動可能
に係合する。第7図に示す如く、シリンダ穴11
8の両開放端には蓋208,209が取付けられ
これを閉止すると共に、蓋208,209内には
油通路210,211が形成される。油通路21
0,211は油圧ホース111(第4図)に連通
する通路120に連通すると共に、ブツシユ11
9内と連通する。また蓋209にはピストンロツ
ド206の他端が当接して停止位置決められるト
ツププラグ212が螺着される。
以上の構成により、油圧ホース111からの圧
油が通路210から蓋209の油通路211に導
入されると、ピストン207が押圧され、ピスト
ンロツド206が図中右方向に移動し、ブラケツ
ト204を介し摺動本体201aをガイドバー1
05に沿つて右方向に移動させる。逆に、図示し
ない切換弁により蓋208側から圧油を導入する
ことにより摺動本体201aは図中左方向に移動
する。
次にアームホルダ3を説明する。
第8図に示す如く、長筒301内にはブツシユ
302が挿設され、両者は後に説明するアーム本
体401を介して固定される。ブツシユ302の
内径にはボールスプライン303が挿設される。
ブツシユ302内にはボールスプライン303を
介して駆動軸304の一端側が挿入される。従つ
て、ブツシユ302は駆動軸304に噛合すると
共に、その軸線に沿つて摺動可能となる駆動軸3
04の他端側はスリーブ305にキー結合し、か
つプラグ309を介し、ボルト310により固定
される。スリーブ305は軸受306により支持
され、軸受306は摺動本体201aにガイドバ
ー105と直交する向きに形成された穴307に
嵌挿保持される。またスリーブ305にはトルク
モータ308が係合し、これを回動する。
ブツシユ302に外径には軸受311を介し連
結板312が嵌挿され、連結板312にはピスト
ンロツド313の一端側が連結される。ピストン
ロツド313の他端側に形成されるピストン31
4はブツシユ315内に摺動可能に保持され、ブ
ツシユ315は摺動本体201bに穴307と平
行に貫通形成されたシリンダ穴316内に嵌入さ
れる。またシリンダ穴316の両端側には蓋31
7,318が取付けられ、蓋317,318に形
成された油通路319,320はブツシユ315
内に連通すると共に油圧ホース111に連通する
通路121に連通する。
以上の構成により、ピストンロツド313は油
圧ホース111側から圧油を通路121、油通路
319,320に導入することにより図中左右方
向に移動する。
第6図に示す如く、連結板312にはドツグ3
21,が取付けられたロツド323が連結し、ド
ツグ321,によりリミツトスイツチ324,3
25がアームホルダ3の移動位置を検出する。
以上の構成により、長筒301はピストンロツ
ド313によりその軸線方向に移動すると共に、
駆動軸3044により回動される。
第8図の如く、アーム本体401は長筒301
に固定され、軸線方向に移動すると共に駆動軸3
04回りに回動する。アーム本体401は180度
づつ回動するように制御されている。
次にアーム4を説明する。
第9図は第8図のE矢視の一部断面図で、平板
状のアーム本体401の両端側には爪部402が
形成される。爪部402は爪部材403と、アー
ム本体401に形成され、工具11の把持部11
01(第13図)に係合する係止部404と、工
具11の位置決め溝1102(第13図)に嵌合
する位置決め駒405とから形成される。
爪部材403は第9図、第12図に示す如く、
レバー形状に形成され、その中央部近傍をアーム
本体401にピン406を介し枢支され、その一
端側には工具11の把持部1101に係止する爪
状突起403aが形成される。
アーム本体401の爪部402の近傍には爪部
材403の他端側に当接するスプリング409が
収納される穴410が形成される。スプリング4
09は爪部材403の爪状突起403aを閉じる
側に付勢する。
位置決め駒405はアーム本体401にボルト
407により固定され、アーム本体401の位置
決め駒405と対峙する位置には主軸13の工具
ストツパ1203の収納される逃げ溝408が凹
切される(第13図)。
以上の構成により、アーム本体401は180度
づつ回動して工具11に係合し、爪部402によ
り工具11を把持する。把持力はスプリング40
9および405のバネ力に比例し、工具11の離
脱はこのバネ力に抗して爪部材403をピン40
6まわりに回動することによつて行われる。
次に、工具ロツク手段5を説明する。
第9図、第13図に示す如く、アーム本体40
1に結合する長筒301の外周部に対峙して形成
される1対のボス301aには穴301bが形成
され、穴301b内には楔状位置決めピン501
が挿入される。楔状位置決めピン501はアーム
本体401およびブツシユ302を貫通し、摺動
本体201bの一端面側に突出し、その突出端に
は突部501aを形成する。また楔状位置決めピ
ン501の突部501aと反対側端面と穴301
bの閉止端間にはスプリング502が介設され、
スプリング502は突部501aを摺動本体20
1b側に付勢するように作用する。またボス30
1aには穴301bに連通する貫通小穴301c
が形成され、穴301bの空気抜をしている。
楔状位置決めピン501の中間位置には凹溝5
01bと傾斜面501cが形成される。
次にアームが主軸側に振り込まれた時のアーム
の爪ロツク解除について説明する。
摺動本体201Bのアーム本体401側の端面
には、位置決めボルト213が螺着され、位置決
めボルト213に形成された位置決め穴213a
には突起501aが挿入される。楔状位置決めピ
ン501の凹溝501bは上記拘束状態で丁度ア
ーム本体401の板厚のほぼ中央部に位置するよ
うに形成される。
第9図、第11図に示す如く、アーム本体40
1の板厚内のほぼ中央には、楔ピン503が挿設
される穴504が形成される。穴504の一端側
は開放されると共に、他端側に楔状位置決めピン
501側に連通する。楔ピン503の一端部は爪
部部材403の他端側に当接し、その他端側には
楔状位置決めピン501の傾斜面501cに密接
する傾斜部503aが形成される。また楔ピン5
03の頭部503bと穴504間にはスプリング
505が介設され、楔ピン503の頭部503b
を爪部材403側に圧接すべく付勢している。ま
た楔ピン503には長溝503cが凹切され、ア
ーム本体401に螺着された廻り止めピン506
により廻り止めされる。
第14図、第15図は、アームがマガジン側に
旋回した時の爪のメカロツク解除の装置を示す。
摺動本体201bのアーム側の端面には位置決め
金具507が設けられている。位置決め金具50
7は摺動本体201b側に螺着されるガイド軸5
08に摺動可能に保持されると共に、位置決め金
具507と摺動本体201b側間にはスプリング
509が介設される。
一方、工具マガジン12の側面にはストツパー
ボルト1204が調整自在に固定される。自動工
具交換装置19が工具マガジン側に振り込まれ
て、位置決め金具507がストツパーボルト12
04に当接するとアームホルダ3の上記楔状位置
決めピン501の突起501aが位置決め金具5
07の穴510に嵌入し得る位置にストツパーボ
ルト1204は調整される。
位置決め金具507がストツパーボルト120
4に当接すると、スプリング509のバネ力に抗
して位置決め金具507は摺動本体201bに近
接する方向に移動する。この状態で位置決め金具
507に形成された穴510は位置決めボルト2
13の位置決め穴213aと対峙すする同一円周
位置に位置決めされるように形成される。
なお第15図に示す位置決め金具507の摺動
本体201bの端面からの高さhは位置決めボル
ト213の高さH(第13図に示す)と同一寸法
に形成される。
以上の構成により、アーム4が回動し、楔状位
置決めピン501の突起501aが位置決めボル
ト213の位置決め穴213a又は位置決め金具
507の穴510に挿入されることによりアーム
4は楔状位置決めピン501の長手方向が拘束さ
れる。また、楔ピン503の傾斜部503aが楔
状位置決めピン501の傾斜面501cに当接す
ると、爪状突起403aの外開き方向の動きが拘
束され、爪部402に把持されや工具11はロツ
クされる。また傾斜部503aが凹溝501bと
対峙する位置にある場合には上記拘束は解除され
工具11はアンロツクされる。
(ハ) 作用 次に、本実施例の作用について説明する。
第16図aは自動工具交換装置19の原点位置
を示す。
説明の便宜上揺動部1が工具マガジン12側に
振り込むのをマガジン側と称し、30度振り込んだ
状態でアーム4に把持される工具11は工具ホル
ダ1200と対峙する位置にくるように形成され
る。また原点位置から揺動部1が主軸側に振込む
のを主軸側と称呼する。摺動部2が工具マガジン
12側に動くのを左行とし、主軸側に動くのを右
行とする。アームホルダ3は図示の上方向に移動
するのを後退、逆を前進という。
原点位置は揺動部1がθ=30゜の位置、摺動部
2が左端位置、アームホルダ3が後退、アーム4
が第1図に示す如く水平状態にある状態をいう。
また工具交換する所定の関係位置は第1図に示
す如くコラム14がZ方向に後退し、工具マガジ
ン12と近接する位置である。この位置は第2図
に示す如くドツグ1403、リミツトスイツチ1
001により検知される。すなわち、工具交換指
令によりコラム14がZ方向に後退し、工具交換
位置の手前でドツグ1403トリミツトスイツチ
1001により検知信号が発せられ、この信号に
より次の工具を把持して待機していた自動工具交
換装置19は、主軸側への振り込みを開始する。
コラム14が工具交換位置で停止した時点と同時
に工具交換装置19のカムフオロア109とスト
ツパー1301が当接し振り込み動作が完了す
る。また交換されるために呼出される工具の呼出
し位置は第1図に示す如く工具ま12のY方向の
中央主軸側である。
第16図aに示す如く、工具マガジン12に戻
入される工具11が原点位置でアーム4に保持さ
れる。加工完了後主軸13は工具交換のため所定
の関係位置に向つて後退移動を開始する。主軸1
3が所定の関係位置に到達するまでに以下に説明
する動作が行われる。
すなわち、第16図bに示す如くアームホルダ
3が前進する。後に詳説するが前進により工具1
1の把持は拘束され、迅速動作が行われても工具
11は確実把持される。第16図cに示す如く、
揺動部1がマガジン側に回動し、工具11を工具
ホルダ1200と対峙する位置に位置決めする。
ここでストツパーボルト1204が当接し上記し
た如く工具ロツク手段5の位置決め金具507が
爪ロツク解除位置に配置される。次に第16図d
に示す如くアームホルダ3を後退すると工具11
は工具ホルダ1200内に収納される。これと同
時に位置決め金具507の上面に楔状位置決めピ
ン501がぶつかりピン501が後退するので、
第11図の如く楔ピン503の傾斜部503aが
楔状位置決めピン501の凹溝501bに進入し
得るので、爪部材403のメカニカルなロツクを
解除する。
この時、位置決め金具507はストツパボルト
1204から離れるので、金具507はスプリン
グ509でもどされようとするが穴510に楔状
位置決めピン501の先端の突起501aが入つ
ているので、位置決め金具507は、その位置に
留まつているので楔状位置決めピン501もその
位置を保つため爪部材403はメカロツクを解除
している。従つて、第16図eに示す如く、摺動
部2が右行するとアーム4は工具11から外れ
る。次に図示しない手段により工具マガジン12
が動作し、第16図fに示す如く待機工具11a
が上記の工具の呼出し位置に回送される。次に摺
動部2を左行し、第16図dに点線で示す如く工
具11aをアームホルダ3で把持する。以下、第
16図c,b,aに点線で示す如く工具11aは
原点位置に移動されて待機する。この時、工具1
1aをアームホルダ3が把持し、前進動作でポツ
トから工具11aを抜くと同時に楔状位置決めピ
ン501は、位置決め金具507から離れるの
で、前進し、楔状位置決めピン501の傾斜面5
01cが楔ピン503の傾斜部503aに当接
し、爪部材403をロツクする。従つて、アーム
ホルダ3の動きで工具11aが爪部402から出
ることはない。この状態で上記の如く主軸が所定
の関係位置に移動される。
第17図aからdは主軸13側に上記の待機工
具11aを挿入する動作を示す。
第17図aに示す如く、所定の関係位置に主軸
13が後退した状態では、カバー20は開放さ
れ、主軸13には用済の工具11bが挿設されて
いる。第17図bに示す如く、揺動部1が主軸側
に回動するとアーム4は工具11bの把持部11
01と対峙する位置に位置決めされる。この時、
アームホルダ3は後退している状態にあり、楔状
位置決めピン501の先端が位置決めボルト21
3の一端部により引込められているので、楔ピン
503の傾斜部503aが楔状位置決めピン50
1の凹溝501bに対向し、爪部材403はメカ
ロツクを解放されている。
次に、第17図cに示す如く、摺動部2を右行
すると、アーム4は工具11bを把持する。この
状態で第17図dに示す如く、アームホルダ3を
前進すると工具11bは主軸13から引き抜か
れ、前記爪部材403が前進によつてメカロツク
されるので工具11bはアームに拘束把持され
る。
次に、図示していないがアームホルダ3を180
度回動し、工具11aが主軸13と対峙する位置
に移動し、アームホルダ3を後退することにより
工具11aは主軸13内に挿入される(第17図
cの状態)。以下、第17図dの如く摺動部2を
左行せしめ、第17図aに示す原点位置に復帰す
ることにより工具交換が終了する。以下、第16
図に示した動作が繰返し行われる。
次に、工具ロツク手段5の作用を説明する。
第18図aに示す如く、自動工具交換装置が上
記の原点位置に位置決めされる状態では、楔状位
置決めピン501の突起501aは摺動本体20
1bに穿設されている穴201cに挿入され、さ
らにスプリング502の押圧力によつて傾斜面5
01cと楔ピン503の傾斜部503aとが係合
する。
これにより楔ピン503の移動は拘束され、爪
部材403の開く方向の移動は拘束される。従つ
て工具11は爪部材402に堅く把持される。ま
た位置決め金具507はスプリング509により
摺動本体201から離れた位置に配置される。
次に第18図bに示す如く、自動工具交換装置
19のアームホルダ3を前進させ、さらに工具マ
ガジン12側に回動すると、ストツパーボルト1
204と位置決め金具507とが当接し、穴51
0が摺動本体201bの穴201cと、楔状位置
決めピン501の突起501aと対峙する位置に
位置決めされる。このとき、爪部材403の開く
方向の移動は拘束された状態をそのまま維持して
いる。
第18図cに示す如く、自動工具交換装置19
を後退されると、穴510内に突起501aが挿
入され、楔状位置決めピン501は押し上げられ
る。傾斜面501cと楔ピン503の傾斜部50
3aとは切離される。スプリング505により楔
ピン503と爪部材403は圧接され、爪部材4
03の閉じる方向に付設されるが、傾斜部503
aと凹部501b間には間隔が形成されるため、
この分だけ爪部材403は開く方向に自由に動き
得る。従つて、爪部材403の拘束は解除される
ことになる。
第19図は工具交換のフローチヤートを示す。
第19図aは工具交換の全体の流れを示すもの
で、ステツプ1(以下P1と記載する)では主軸
に挿入される工具AAが選定される。P2では自動
工具交換装置の原点位置にある待機工具の工具
AAとが比較され、等しい場合にはP7に飛び工具
交換される。等しくない場合には用済の工具BB
を収納するための工具ポツト呼出しが行われ、
P4で工具BBの工具戻しが行われる。次に、P5
工具AAの工具ポツト呼出が行われ、P6で工具
AAの工具つかみが行われ、工具AAは原点位置
に位置決めされ待機工具となりP7で工具交換が
行われる。
第19図bは工具ポツト呼出しのため流れを示
すものである。
P1では呼出される工具BBの工具ポツト番号と
呼出し位置にある工具ポツト番号とが比較され、
等しい場合にはP8に進み呼出し完了となる。等
しくない場合にはP2で工具マガジンのロケート
ピンが抜かれ、P3で呼出し位置が近回り方向の
判断がされ、P4で工具マガジンがその方向に回
転し、P5でロケートピンが挿入され、P6で割出
し完了、P7で工具マガジンが停止し、P8で呼出
し位置に所望の工具ポツト番号のものが呼出され
て完了する。
第9図cは工具戻しの流れを示す。
P1でアームが前進し、P2で呼出し位置の工具
ポツト内の工具の有無を確認する。工具が有る場
合にはアラームを発し、停止する。無い場合には
P3に進み、アームを工具マガジン側に回動し、
P連でアームを後退し工具を工具ポツト内に収納
する。
次に、P5でアームを右行せしめ、工具からア
ームを解放する。P6で必要とする工具を指示し、
待機工具番号を書替えP7で完了する。
第9図dは工具マガジンから所望の工具をつか
み出す流れを示す。
P1でアームを左行し工具マガジン内の所望の
工具を把持する。P2でアームを前進し工具を引
き抜き、P3で工具番号を書替え待機工具AAとす
る。P4でアームを原点位置に回動し、P5でアー
ムを後退し、原点位置に復帰し、待機工具AAを
把持した状態でP6で完了する。
〔効果〕
本発明は工具交換動作と同時に連動できる構成
となつているので、確実な把持が行われ、さらに
迅速な工具交換が可能となる。
本発明の工具ロツク・アンロツク機構はモータ
の如く駆動源を付設する必要がないので、簡単、
軽量な構造となり、アーム4の動作で爪部材のメ
カロツク又はメカロツク解除を行つているので、
迅速動作が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例が適用された工作機
械の全体構造を示す側面図、第2図は第1図のA
矢視における平面図、第3図は第1図のB矢視か
らの正面図、第4図は主軸側に振り込まれた状態
の揺動部まわりの構造を示す一部平面図、第5図
は第2図のC矢視図、第6図は第5図のD矢視
図、第7図は第5図の−線断面図、第8図は
第2図の−線断面図、第9図は第8図のE矢
視の一部断面図、第10図は第9図の側面図、第
11図は第9図のXI−XI線断面図、第12図は第
9図の一部底面図、第13図は第9図の−
線断面図、第14図は工具ロツク手段の位置決
め金具の取付状態を示す底面図、第15図は第1
4図の−線断面図、第16図aないしf
は工具戻し、工具つかみの動作を示す説明図、第
17図aないしdは主軸側と工具交換する動作を
示す説明図、第18図aないしcは工具ロツク手
段の動作を示す説明図、第19図aないしdは工
具交換の流れを示す線図である。 1……揺動部、2……摺動部、3……アームホ
ルダ、4……アーム、5……工具ロツク手段、6
……制御手段、10……ベツド、11,11a,
11b……工具、12……工具マガジン、13…
…主軸、14……コラム、15,16,18……
モータ、17……テーブル、19……自動工具交
換装置、101……支持金具、102……移動機
構、105……ガイドバー、107……案内部、
109……カムフオロア、111……油圧ホー
ス、1301……ストツパー、113,114…
…シリンダ、201a,201b……摺動本体、
202……ガイドブツシユ、206……ピストン
ロツド、207……ピストン、301……長筒、
301a……ボス、303……ボールスプライ
ン、304……駆動軸、308……トルクモー
タ、312……連結板、313……ピストンロツ
ド、314……ピストン、401……アーム本
体、402……爪部、403……爪部材、501
……楔状位置決めピン、213……位置決めボル
ト、503……楔ピン、507……位置決め金
具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 互いに直交する平面内での主軸とワークとの
    相対的な移動で加工を行う工作機械の振込み形自
    動工具交換装置において、工具マガジンと主軸と
    の間を回動する振込みボデイと、上記振込みボデ
    イに前記ボデイの振込み運動の接線方向に摺動自
    在に設けられた摺動部材と、該摺動部材に工具の
    交換旋回と工具の挿入取出し回動可能に設けら
    れ、主軸側の工具を把持する第1の把持部材と、
    マガジン側の工具を把持する第2の把持部材とを
    有した工具交換アームと、該アームの把持部材を
    拘束すべくアーム旋回中心軸を挟んで、かつ夫々
    の把持部材に係合し得る位置に設けられた拘束部
    材と、前記摺動部材上で主軸側に転送された夫々
    の把持部材に対向した位置に配置された解放部材
    と、また前記摺動部材上に摺動自在に設けられマ
    ガジン側に転送さた夫々の把持部材に対向した位
    置に配置された第2の解放部材と、前記第2の解
    放部材と、マガジンの近傍にあつて摺動部材の接
    近で前記第2の解放部材を解放位置に位置決めす
    べく設けられたストツパー部材とからなる自動工
    具交換装置の工具ロツク・アンロツク装置。
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