JPH036416Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH036416Y2 JPH036416Y2 JP4509686U JP4509686U JPH036416Y2 JP H036416 Y2 JPH036416 Y2 JP H036416Y2 JP 4509686 U JP4509686 U JP 4509686U JP 4509686 U JP4509686 U JP 4509686U JP H036416 Y2 JPH036416 Y2 JP H036416Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- ring
- outer circumferential
- stamper
- stepped portion
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、たとえばレコード盤、磁気デイス
ク、光学デイスク、情報記録デイスク等の記録媒
体用デイスク(以下デイスクという)を成形する
射出成形用金型の構造に関する。
ク、光学デイスク、情報記録デイスク等の記録媒
体用デイスク(以下デイスクという)を成形する
射出成形用金型の構造に関する。
(従来の技術)
従来、デイスクの射出成形においてデイスクの
記録面は金型表面に固定されたスタンパーにより
成形されている。そして、従来のスタンパーの固
定構造を第2図で図示し、これを説明すると、ス
タンパー1が固定される金型2の外周に段部2a
が形成され、該段部2aに、断面略L字状の外周
押えリング3が嵌合させて取付けられている。そ
して、スタンパー1は外周押えリング3で金型2
の表面に押え付けられて固定されている。なお、
外周押えリング3はボルト4…により金型2に固
定される。
記録面は金型表面に固定されたスタンパーにより
成形されている。そして、従来のスタンパーの固
定構造を第2図で図示し、これを説明すると、ス
タンパー1が固定される金型2の外周に段部2a
が形成され、該段部2aに、断面略L字状の外周
押えリング3が嵌合させて取付けられている。そ
して、スタンパー1は外周押えリング3で金型2
の表面に押え付けられて固定されている。なお、
外周押えリング3はボルト4…により金型2に固
定される。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、従来の取付け構造においては次
のような問題点を有していた。
のような問題点を有していた。
スタンパー1の着脱は外周押えリング3を外し
て行なわれるが、この外周押えリング3を外すと
きには、図示しないジヤツキボルトを外周押えリ
ング3の対角に2箇所取り付け、それを持つて均
等に注意深く引き抜いて外さなければならない。
そのため熟練を要し、作業時間も多くかかるとい
う問題点があつた。
て行なわれるが、この外周押えリング3を外すと
きには、図示しないジヤツキボルトを外周押えリ
ング3の対角に2箇所取り付け、それを持つて均
等に注意深く引き抜いて外さなければならない。
そのため熟練を要し、作業時間も多くかかるとい
う問題点があつた。
さらに、成形途中でスタンパー1を交換する場
合などには、金型2は成形機内にあり保温されて
いるため熱膨張して外周押えリング3との嵌合面
2bの径が大きくなつている。しかし、外周押え
リング3は金型から外され温度が下がり金型2と
の嵌合面3aの径が小さくなつてしまうため金型
2の嵌合面2bと嵌合できなくなつてしまう。そ
のため、スタンパー1の交換中は外周押えリング
3を保温用オーブン等で加熱しておく必要があ
り、これも作業性を悪化させている。
合などには、金型2は成形機内にあり保温されて
いるため熱膨張して外周押えリング3との嵌合面
2bの径が大きくなつている。しかし、外周押え
リング3は金型から外され温度が下がり金型2と
の嵌合面3aの径が小さくなつてしまうため金型
2の嵌合面2bと嵌合できなくなつてしまう。そ
のため、スタンパー1の交換中は外周押えリング
3を保温用オーブン等で加熱しておく必要があ
り、これも作業性を悪化させている。
本考案は、以上の問題点に鑑みてなされたもの
で、外周押えリングの金型への着脱を容易にする
ことを目的とする。
で、外周押えリングの金型への着脱を容易にする
ことを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
以上の問題点を解決し目的を達成するための手
段は、金型の外周に段部を設け、該段部に嵌合す
る外周押えリングによりスタンパーを金型の表面
に固定するようにしたデイスクの射出成形用金型
において、前記外周押えリングと前記段部との嵌
合面を傾斜させたことを特徴とするものである。
段は、金型の外周に段部を設け、該段部に嵌合す
る外周押えリングによりスタンパーを金型の表面
に固定するようにしたデイスクの射出成形用金型
において、前記外周押えリングと前記段部との嵌
合面を傾斜させたことを特徴とするものである。
(作用)
このような構成とすると、外周押えリングを金
型に固定しているボルト等の固定手段を外して外
周押えリングを少し引き抜くだけで、夫々の嵌合
面が離れるため、外周押えリングを容易に取外し
ができる。そのため、ジヤツキボルトなどの外周
押えリングを着脱させる手段も必要ない。
型に固定しているボルト等の固定手段を外して外
周押えリングを少し引き抜くだけで、夫々の嵌合
面が離れるため、外周押えリングを容易に取外し
ができる。そのため、ジヤツキボルトなどの外周
押えリングを着脱させる手段も必要ない。
また、外周押えリングの嵌合面と金型の段部の
嵌合面との径が合わず嵌合できないということが
ないため、外周押えリングを外して取付け直すと
き加熱しておく必要がない。
嵌合面との径が合わず嵌合できないということが
ないため、外周押えリングを外して取付け直すと
き加熱しておく必要がない。
(実施例)
次に、本考案の実施例を第1図に基づいて説明
する。
する。
スタンパー5は、可動側金型6の表面に内周押
え部材7と外周押えリング8とで可動側金型6の
表面側に押え付けて固定される。
え部材7と外周押えリング8とで可動側金型6の
表面側に押え付けて固定される。
ここで、本考案の要部たる外周押えリング8と
可動側金型6との取付け構造について説明する。
可動側金型6の外周には段部6aが形成されてお
り、該段部6aの外周押えリング8との嵌合面6
bは角度θで傾斜されている。
可動側金型6との取付け構造について説明する。
可動側金型6の外周には段部6aが形成されてお
り、該段部6aの外周押えリング8との嵌合面6
bは角度θで傾斜されている。
一方、前記嵌合面6bと嵌合する、外周押えリ
ング8の嵌合面8aも角度θで形成されている。
そして、可動側金型6の段部6aに外周押えリン
グ8が嵌合され、ボルト9…により可動側金型6
に固定される。
ング8の嵌合面8aも角度θで形成されている。
そして、可動側金型6の段部6aに外周押えリン
グ8が嵌合され、ボルト9…により可動側金型6
に固定される。
なお、第1図において、固定側金型10のスプ
ール11から成形材料をキヤビテイ12内に射出
してデイスクが成形される。
ール11から成形材料をキヤビテイ12内に射出
してデイスクが成形される。
本実施例に係る作用について説明する。
スタンパー5の交換等により外周押えリング8
を取外す場合、ボルト9…を外し手で外周押えリ
ング8を持つて少し引けば夫々の嵌合面6b,8
aが離れ容易に取外しができる。また、外周押え
リング8を取付ける場合、可動側金型6が熱膨張
して段部6aの嵌合面6bが大きくなつていても
外周押えリング8の嵌合面8aが嵌合可能であ
り、外周押えリング8を加熱しておく必要がな
い。
を取外す場合、ボルト9…を外し手で外周押えリ
ング8を持つて少し引けば夫々の嵌合面6b,8
aが離れ容易に取外しができる。また、外周押え
リング8を取付ける場合、可動側金型6が熱膨張
して段部6aの嵌合面6bが大きくなつていても
外周押えリング8の嵌合面8aが嵌合可能であ
り、外周押えリング8を加熱しておく必要がな
い。
このように、外周押えリング8と可動側金型6
との嵌合面8a,6bを傾斜させることにより、
外周押えリング8の着脱が容易となりスタンパー
5を可動側金型6に容易に取付けることができ
る。
との嵌合面8a,6bを傾斜させることにより、
外周押えリング8の着脱が容易となりスタンパー
5を可動側金型6に容易に取付けることができ
る。
(考案の効果)
本考案は、外周押えリングと金型の段部との嵌
合面を傾斜させることにより、外周押えリングの
着脱が容易となる。そのため、スタンパーを着脱
する作業時間が短縮でき生産性の向上が図れる。
合面を傾斜させることにより、外周押えリングの
着脱が容易となる。そのため、スタンパーを着脱
する作業時間が短縮でき生産性の向上が図れる。
第1図は、本考案の実施例を示す縦断面図、第
2図は、従来の構成を示す縦断面図である。 5……スタンパー、6……可動側金型、6b,
8a……嵌合面、8……外周押えリング。
2図は、従来の構成を示す縦断面図である。 5……スタンパー、6……可動側金型、6b,
8a……嵌合面、8……外周押えリング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 金型の外周に段部を設け、該段部に嵌合する外
周押えリングによりスタンパーを金型の表面に固
定するようにしたデイスクの射出成形用金型にお
いて、 前記外周押えリングと前記段部との嵌合面を傾
斜させたことを特徴とするデイスクの射出成形用
金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4509686U JPH036416Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4509686U JPH036416Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62157211U JPS62157211U (ja) | 1987-10-06 |
JPH036416Y2 true JPH036416Y2 (ja) | 1991-02-19 |
Family
ID=30863521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4509686U Expired JPH036416Y2 (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH036416Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP4509686U patent/JPH036416Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62157211U (ja) | 1987-10-06 |
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