JPH0363873B2 - - Google Patents

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JPH0363873B2
JPH0363873B2 JP57235105A JP23510582A JPH0363873B2 JP H0363873 B2 JPH0363873 B2 JP H0363873B2 JP 57235105 A JP57235105 A JP 57235105A JP 23510582 A JP23510582 A JP 23510582A JP H0363873 B2 JPH0363873 B2 JP H0363873B2
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signal
squelch
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Arubaato Uiruba Jeemuzu
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RCA Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〈発明の技術分野〉 この発明は、テレビジヨン技術に関するもので
あり、さらに詳しく言えば、テレビジヨン受像機
と共に使用するためのビデオ・デイスク再生装置
に関するものである。
〈発明の背景〉 通常のビデオ・デイスク再生装置では、ビデ
オ・デイスク・レコードから再生された信号は処
理され、変調器に供給されて、標準のテレビジヨ
ン受像機上で見ることができ、あるいはビデオ・
カセツト・レコーダに記録することのできる形式
をもつた出力信号を生成する。この処理には、通
常、タイムベース誤差修正、形式変換、欠陥修正
等の機能が含まれている。周知のように、「休止
(ポーズ)」あるいは「探索(サーチ)」のような
再生装置のある種の動作モード期間中は、再生装
置内のある点でビデオ信号をスケルチすることが
望ましい。このような動作モードでは、通常、可
視画像は生成されず、そのため表示された映像中
に雑音すなわちスノーが現われるのを防止するた
めにビデオ信号はスケルチされる。
1981年8月25日付で「ビデオ・デイスク再生装
置用の急速回復スケルチ回路(Fast Recovery
Squelch Circuit for a Video Disc Player)」
という名称で特許された米国特許第4286290号明
細書中には、再生されたビデオ信号が、再生装置
のビデオ信号処理装置によつて処理される前にス
ケルチされるビデオ・デイスク再生装置が示され
ている。プロセツサは、タイムベース誤差修正、
くし型濾波、および記録された信号のカラー副搬
送波周波数変換のような機能を実行する。上記米
国特許明細書に詳細に示されている理由のため
に、ビデオ信号プロセツサによる処理に先立つて
取出されたビデオ信号をスケルチすることは、再
生装置のスケルチ回復時間を短縮し、休止(ポー
ズ)動作モードにおけるタイムベース修正サーボ
装置を安定化するのを助けることができる。
「ビデオデイスク装置(Video Disc
System)」という名称で1979年10月12日に出願さ
れた米国特許出願第84393号明細書(特開昭56−
64577号公報参照)中には、デイスク上のビデ
オ・フイールドが垂直帰線期間中、記録されたデ
ジタル情報によつて識別されるビデオ・デイスク
装置について説明されている。この米国特許明細
書に示されている装置では、情報信号はビデオ信
号プロセツサ中のくし型フイルタによつて記録さ
れたビデオ信号から分離され、デイスク・レコー
ドの再生期間中、経過した再生時間の計算および
表示、ピツクアツプ・スタイラスの上昇、降下、
ロツクされた溝(スタイラスが同じ溝をくり返し
再生する現象)の検出および修正等、数多くの機
能の制御のために利用される。
〈発明の概要〉 この発明は、上記米国特許第4286290号明細書
記載の発明によつて提案された一般形式のスケル
チ装置をもつたビデオ・デイスク再生装置が、再
生装置のビデオ信号プロセツサからのある種の形
式のトランスジユーサ位置情報を受信するマイク
ロプロセツサのような装置によつて制御されると
きに新しい問題が発生するという点を認識して完
成されたものである。このような装置では、スケ
ルチ状態のもとではマイクロプロセツサで利用で
きる情報は存在しない。ある状態のもとでは、デ
イスクからトランスジユーサの位置情報を得、同
時にビデオ信号をスケルチすることが望ましいと
いうことが判つた。このような状態は、再生装置
の動作モードが“休止(ポーズ)”から“再生
(プレイ)”に変化するときの期間である。このよ
うな動作の変移モード期間中は、再生が中断する
直前にスタイラスが位置していた溝に正確にその
スタイラスを配置するための情報をマイクロプロ
セツサが処理することができる。スタイラスの位
置を再設定する処理を行なう間にわずらわしい画
像の乱れが生ずることがないように、このような
状態のもとではビデオ・スケルチ動作を行なわせ
ることが望ましい。他の例は、最初、再生装置の
スイツチが働いて、マイクロプロセツサがピツク
アツプ・トランスジユーサをビデオ・デイスク・
レコードの出発点に配置するために再生された情
報信号を処理するときである。ビデオ信号をスケ
ルチし、しかも再生装置のビデオ信号プロセツサ
からの位置情報を得ることが望ましい動作モード
の他の例が以下に説明されている。
この発明を実施したビデオ・デイスク再生装置
は、ビデオ・デイスク・レコードはからビデオ信
号を取出すための信号再生手段を有している。信
号再生手段と出力端子との間のビデオ信号路中に
は第1および第2のスケルチ回路手段が挿入され
ている。再生装置の動作モードに従つて制御手段
が第1および第2のスケルチ回路手段を選択的に
付勢する。
〈実施例の説明〉 以下、図を参照しつゝこの発明によるビデオ・
デイスク再生装置を詳細に説明する。
再生装置は、ビデオ・デイスク・レコード14
を回転させるためのターンテーブル12と、デイ
スクから情報信号を取出すためのピツクアツプ・
トランスジユーサ16とを有する信号再生ユニツ
ト10(仮想線で囲まれている)からなる。一例
として、この再生装置は、情報が地勢状変化(形
状、寸法の幾何学的変化)の形で記録され、この
情報がピツクアツプ・トランスジユーサ16とレ
コード14との間の容量変化を感知することによ
つて取出されるレコードと共に使用するものであ
ると仮定する。これについては、1974年1月1日
付でスタンレー氏(T.O.Stanley)に与えられた
米国特許第3783296号、1974年10月15日付でクレ
メンス氏(J.K.Clemens)に与えられた米国特許
第3842294号の各明細書に示されている。またデ
イスク14上に記録されたビデオ・フイールド
は、ビデオ信号の垂直帰線期間中に記録されたデ
ジタル情報信号によつて識別されると仮定する。
これについては、1979年10月12日に「ビデオ・デ
イスク装置(Video Disc System)」という名称
で出願された前記米国特許出願第84393号明細書
中でデイートリツヒ氏(C.B.Dieterich)が提案
している。このようなフイールド識別コードを持
つたビデオ・デイスク・レコードは例えばアール
シーエー コーポレーシヨンより市販されてい
る。
トランスジユーサ16中のスタイラス電極とレ
コードとの間の容量変化に応答してトランスジユ
ーサ16の出力は容量−電圧(C/V)変換器1
7の入力に供給される。変換器17はレコードが
再生されると、記録されたビデオとフイールド・
データ情報とを表わすFM出力信号電圧を発生す
る。変換器17として使用するのに適した装置
は、「印刷回路板を持つたビデオ・デイスク再生
装置用ピツクアツプ回路(Pickup Circuitry for
a Video Disc Player with Printed Circuit
Board)」という名称で1978年3月21日付で川本
氏他に与えられた米国特許第4080625号明細書中
に示されている。
変換器17で発生されたFM信号は復調器18
および19によつて復調され、ベースバンド音声
出力信号S1およびベースバンド・ビデオ出力信
号S2を発生する。復調器19は、FM信号の正
規の動作範囲を越えるビデオ部分の離脱を表わす
欠陥指示信号S3を発生する出力端子を有してい
る。一例として、復調器は、1980年5月13日付で
クリストフアー氏(Christopher)他に「欠陥検
出を備えたFM信号復調器(FM Signal
Demodulata with Defect Detection)」という
名称で与えられた米国特許第4203134号明細書中
に示されているように構成される。他の例が、
1977年7月26日付でベーカ氏(A.L.Baker)に
「欠陥検出および修正(Defect Detection and
Compensation)」という名称で与えられた米国
特許第4038686号明細書に示されている。
復調器18によつて生成されたベースバンド音
声信号S1はテレビジヨン変調器20の音声搬送
波変調入力端子に供給される。この変調器20は
テレビジヨン受像機(図示せず)のアンテナ入力
端子に接続するためのRF出力端子をもつている。
ビデオ信号S2はビデオ・プロセツサ30の入力
に供給され、該プロセツサ30は同じく後述する
“追従ピーク・ホロワ(track and peak
follower)”回路50を経ては変調器20のビデ
オ変調入力端子に処理されたビデオ信号S4を供
給する。変調器20は、テレビジヨン受像機によ
つて受信するために選択されたテレビジヨン・チ
ヤンネルに、変調された映像および音声搬送波を
供給する。変調器20として使用するのに適した
集積回路としては、例えば「ナシヨナル セミコ
ンダクタ インコーポレーテツド」はから市販さ
れているLM1889型がある。
ビデオ・プロセツサ30はタイムベース誤差
(ジツタ)修正、色副搬送波周波数の変換、信号
S2の欠陥陰ぺい等の各種の機能をもつており、
処理された信号S4を生成する。欠陥指示信号S
3はプロセツサ30に供給されて欠陥陰ぺい回路
を付勢し、欠陥が存在するとき、記憶されたビデ
オ信号の先行する線をそのときの線と置換する。
プロセツサはタイムベース誤差修正サーボを含
み、該タイムベース誤差修正サーボは制御信号S
5をトランスジユーサ16に供給する。トランス
ジユーサ16は再生されたビデオ信号のタイムベ
ース誤差を最少にするようにピツクアツプ・スタ
イラスの接線方向の位置を変化させる。
プロセツサ30の好ましい構成が示した米国特
許第4286290号明細書中に示されている。この特
許明細書中に示されているプロセツサは上記の機
能に加えて、スケルチ信号を受信する入力を有
し、このスケルチ信号が存在するとき、タイムベ
ース修正サーボ装置をその制御範囲の中心に置い
て、スケルチ信号の終了時にサーボループが必要
とする時間を減少させる。この発明では、このス
ケルチ信号は制御ユニツト60(以下に説明す
る)によつて発生される2個のスケルチ信号のう
ちの1つであり、こゝではこれをスケルチ信号
SQ−1と称す。
復調器19とプロセツサ30との間のビデオ信
号路中には禁止可能な増幅器40が挿入されてお
り、スケルチ信号SQ−1が存在するときは再生
されたビデオ信号S2をスケルチする。この増幅
器として使用するのに適した増幅器が、1981年3
月17日付でヨーカニス氏(B.J.Yorkanis)に
「差動増幅器用禁止回路(Inhibit Circuit for a
Differential Amplifjer)」という名称で与えら
れた米国特許第4257009号明細書中に示されてい
る。
前記米国特許第4286290号明細書中に詳細に説
明されているように、ビデオ復調器によつて発生
される雑音がプロセツサのタイムベース修正サー
ボ装置の中心合せを妨害することがないように、
スケルチ状態ではビデオ入力信号S2がプロセツ
サに供給されるのを阻止、すなわち禁止するのが
望ましい。
処理されたビデオ信号S4は、こゝでは“追従
ピーク・ホロワ”回路50と示されている回路を
経てプロセツサ30から変調器20へ供給され
る。回路50はプロセツサ30の出力に結合され
ていて、処理されたビデオ信号S4を受信するた
めの入力端子52と変調器20のビデオ信号変調
入力端子に接続された出力端子54とをもつてい
る。以下に詳しく説明するように、回路50はそ
の制御端子56に供給される第2スケルチ信号
SQ−2によつて制御される2つの動作モードを
持つている。信号SQ−2が存在しないと(すな
わち端子56が接地レベル)、回路50は端子5
4の電圧が入力端子52における電圧の瞬時値に
追従、すなわちこの値を追跡する第1の動作モー
ドをとる。SQ−2が存在すると(例えば端子5
6が正になる)、回路50は、端子54の電圧が
端子52における電圧の黒レベルを意味するピー
ク値の平均に追従、すなわちこの値を追跡する第
2の動作モードをとる。回路のピーク平均化定数
は、信号S4の1本の線走査期間よりも相当に長
くなるように(例えば数百あるいは数千マイクロ
秒)選定されている。一定のDCレベルにある出
力信号を与える目的は、端子22に結合された受
信機が信号SQ−2の存在時に充分に消去された
ラスタを発生することができるようにするためで
ある。この状態のもとで、ピーク信号を平滑化あ
るいは平均化する理由は、回路50の出力電圧の
変動(リプル)を減少させるためである。もし補
償されていなければ、このようなリプル電圧は受
像機のAGC回路で増幅されて、これが受像機に
よつて表示される消去された映像中に可視パター
ンとして現われる。
ビデオ・プロセツサ30中にはくし型フイルタ
が含まれており、特に再生されたビデオ信号S2
からデータ情報信号S6を分離する。先のデイー
トリツヒ氏の米国特許明細書に示されているよう
に、信号S6は、開始コード、誤りチエツク・コ
ード、およびビデオ・フイールドと記憶バンドの
番号を含む情報コードからなる2進コード化信号
であり、この信号は各フイールドの垂直期間の選
択された線(例えば線17)の期間中ルミナンス
信号レベルのパルスコード変調(PCM)の形で
デイスク14上に記録されている。
データ信号S6はPCM検波器64と情報バツ
フア66とを経て制御ユニツト60中のマイクロ
プロセツサ62に供給される。1981年6月23日付
で「PCM検波器(PCM Detector)」という名称
でデイートリツヒ氏(C.B.Dieterich)に与えら
れた米国特許第4275416号明細書中には、検波器
64として適した構成、およびPCM検波器をビ
デオ・プロセツサ30のくし型フイルタおよびタ
イムベース修正信号と結合するのに適した構成が
示されている。
情報バツフア66は、PCM検波器64によつ
て検波された各データ語の有効性を決定する誤り
チエツク回路を含んでいる。もしデータ語が誤り
なく受信されると、バツフア66はそのデータが
有効であることを示すデータ状態信号をマイクロ
プロセツサ62に供給し、そこでその有効データ
はマイクロプロセツサのランダム・アクセス・メ
モリ(RAM)の部分に記憶され、プロセツサの
読出し専用メモリ(ROM)部分に記憶されたプ
ログラム情報に従つて処理される。マイクロプロ
セツサ62はスケルチ信号SQ−1,SQ−2を発
生し、音声阻止信号AMを音声復調器18に供給
し、ピツクアツプ・トランスジユーサ修正および
制御信号S7をトランスジユーサ16に供給し、
時間指示信号S8をデイスク再生時間指示ユニツ
ト68に供給する。再生時間指示ユニツト68
は、デイスクの再生時間を分の単位で示すために
7個のセグメントからなる発光ダイオード
(LED)表示素子を2組設けて構成されている。
マイクロプロセツサ62および情報バツフア6
6は、一例として「ビデオ・デイスク再生装置」
という名称の先に示したデイートリツヒ氏の米国
特許明細書に示されている形式のものを使用する
ことができる。データの有効性の確認方法、デー
タの組立て方法、データの記録方法、再生された
データからデイスク再生時間を計算する方法、ト
ランスジユーサの追従誤り修正信号の発生方法に
関連する他の米国特許出願として、米国特許出願
第84392号(特開昭56−62488号公報参照)、「デイ
スクから予め検出された情報でスタイラス位置に
修正するためのビデオ・デイスク再生装置
(Video Disc Player System for Correlating
Stylus Postion with Information Previously
Detected from Disc)」;米国特許出願第84465号
(特開昭56−64579号公報参照)、「ビデオ記録再生
装置に関する改良されたデジタル(Improved
Digital on Video Recording and Playback
System)」;米国特許出願第84396号(特開昭56−
64578号公報参照)、「ビデオ・デイスク再生装置
用の改良された誤り符号化(Improved Error
Coding for Video Disc System)」;米国特許出
願第84386号(特開昭56−65370号公報参照)、「ビ
デオ・デイスク再生装置用としてのトラツク誤り
修正装置(Track Error Correction System as
for Video Disc System)」等がある。
再生装置の各種の動作モードを手動で選択する
のは、マイクロプロセツサ62の入力部分に結合
されたモード制御スイツチ・ユニツト70によつ
て行なわれる。代表的な動作モードには、一例と
して、再生、休止、順方向あるいは逆方向の遅速
走査、順方向あるいは逆方向の急速走査がある。
スイツチ・ユニツト70中の使用者が操作する複
数のスイツチ中の1つを閉じることにより、マイ
クロプロセツサ62はその内部ROMをアドレス
し、所望の制御機能を実行するためにメモリ中に
存在する適当な一連の命令をフエツチする。
制御ユニツト60はさらに2ウエイ・バスを経
てSQ−1信号導体74に結合されたスケルチ・
メモリ72を有している。セツト状態では、メモ
リ72は導体74をスケルチ信号SQ−1の“付
勢”状態を表わす低レベル(例えば接地レベル)
にクランプする。この状態では、増幅器40は禁
止され、プロセツサ30に一定の直流“黒”レベ
ル信号を供給する。同時にプロセツサ30内の欠
陥陰ぺい回路は禁止され、それによつて一定レベ
ルの信号がプロセツサ30を経て回路50の入力
に供給され、プロセツサ30のビデオ・タイムベ
ース修正サーボ装置はその制御範囲の中心に置か
れる。
メモリ72は、マイクロプロセツサ62によつ
て発生されるスケルチ信号SQ−1と、搬送波の
不存在検出器76によつて発生される搬送波の不
存在信号S9とが同時に存在することに応答して
セツト状態とされ、搬送波の不存在信号の終了時
にリセツトされる。“搬送波不存在”の語は変換
器17によつて生成されるビデオMA搬送波の不
存在を表わす。休止動作モードにおけるように、
トランスジユーサ16のスタイラスが上げられる
と、FM搬送波の不存在は復調器19内の欠陥検
出器によつて発生される欠陥指示パルス(信号S
3)の数を相当に増大させる。検出器76は欠陥
指示パルスのレベルを監視(モニタ)し、欠陥パ
ルスが閾値を超過すると搬送波不存在を示す信号
S9を発生する。メモリ72および検出器76の
好ましい構成が前述の米国特許第4186290号明細
書に示されている。
動作中は、マイクロプロセツサ62は、休止、
急速あるいは遅速動作モードにおいて音声復調器
18に音声禁止信号AMを供給し、それによつて
正規の再生動作モードを除くすべての動作モード
において再生装置の音声出力信号を禁止する。ト
ランスジユーサ16のピツクアツプ・スタイラス
が信号S7のスタイラス上昇成分に応答して持上
げられる休止動作モード期間中は、スケルチ信号
SQ−1は禁止可能増幅器40およびビデオ・プ
ロセツサ30に供給される。再生装置の休止およ
び急速走査動作モード期間中、および再生装置の
ある種の変移動作モード期間中は、スケルチ信号
SQ−2が追従およびピーク・ホロワ回路50に
供給される。このような変移動作モードの1つ
は、最初再生装置のスイツチを動作させ、再生さ
れるべきレコードを装填するときに生ずる。その
ときマイクロプロセツサ62はデータ信号S6を
処理し、レコードの開始トラツクに達するまでト
ランスジユーサ16にスタイラス“キツク”信号
を供給する。前記米国特許出願第84386号明細書
に示されているように、レコード14の開始点は
レコード・バンドOに相当し、レコードの終りは
バンド63に相当する。レコード・バンドの数は
6ビツトのデータ情報信号S6からなる。この発
明に関連する他の再生装置変移モードは休止と再
生動作モードとの間で生じ、こゝではこれを“休
止からの脱出”モードと称す。この期間中、マイ
クロプロセツサ62は、再生装置が休止モードに
置かれたときに、スタイラスが最後にあつたトラ
ツク渦線溝中にそのスタイラスが配置されたこと
をビデオ・フイールド番号が示すまでトランスジ
ユーサ16にスタイラス・キツク・パルスを供給
する。従つて、再生装置のモードが休止から再生
に変化すると、TVプログラムは再生装置が休止
モードに置かれたときに、プログラムが遮断した
ときと同じ点で正確に再開される。マイクロプロ
セツサはその期間中RAMにフイールド番号を記
憶させることによつて休止前に最後に再生された
フイールドを記憶している。
再生装置の変移モード期間中、スケルチ信号
SQ−2を回路50に供給するのは、スタイラス
がマイクロプロセツサによつて正しい溝に配置さ
れる間、テレビジヨン映像が消去されるようにす
るためである。マイクロプロセツサ62は、変移
モード時間中、正しいレコード開始点を指示する
最後のフイールドのフイールド番号、あるいはバ
ンド番号を識別するためにデータ情報信号S6を
必要とするので、上記の目的のためにスケルチ信
号SQ−1は使用することができない。
この発明の“2重スケルチ”の特徴をさらに説
明するために、レコード14は再生されつゝあ
り、再生装置の休止スイツチはビデオ・フイール
ド番号Nが存在する時点で押されたと仮定する。
このような操作が行なわれると、マイクロプロセ
ツサ62はその内部RAMに番号Nを記憶させ、
2個のビデオ・スケルチ信号SQ−1,SQ−2お
よび音声阻止番号AMを発生する。またスタイラ
ス上昇信号を、ピツクアツプ・スタイラスをレコ
ードから持上げるトランスジユーサ16のスタイ
ラス上昇器に供給する。スケルチ信号SQ−1は
増幅器40を禁止し、次いでプロセツサ30に黒
レベルDC基準信号を供給する。同時に信号SQ−
1はプロセツサ30内のクランプ回路を付勢して
タイムベース修正サーボ装置を制御範囲の中心に
置き、また欠陥修正器を消勢し、それによつて黒
レベル信号はプロセツサ30を経て回路50の端
子52に伝播される。次いで回路50はそのピー
ク平均化動作モードをとり、黒レベル信号(D.
C)を変調器20に供給し、それによつてTV受
像機上に表示される映像を消去する。スケルチ・
メモリ72はスケルチ信号SQ−1と搬送波消失
信号S9とが同時に存在することによつてセツト
され、表示ユニツト68は記憶されたフイールド
Nを定数で割ることによつてマイクロプロセツサ
中で計算されたデイスク再生時間(例えば分の単
位で)を表示する。
次に使用者がデイスク14の再生を再開したい
場合について説明する。ユニツト70中の再生モ
ード・スイツチを閉じる(あるいは2回目の休止
スイツチを押す)と、マイクロプロセツサ62は
トランスジユーサ16のスタイラス上昇機構にス
タイラス降下信号を供給し、それによつてデイス
ク14から再びFM信号が再生される。このと
き、マイクロプロセツサはスケルチ・バス74に
スケルチ信号SQ−1を供給するのを停止する。
しかしながら、セツト状態にあるメモリ72は、
欠陥指示信号S3が搬送波消失検出器76の閾値
以下に低下するまでスケルチ信号SQ−1を増幅
器40およびプロセツサ30に供給し続ける。欠
陥指示信号S3が上記閾値以下に低下すると、メ
モリ72はリセツトされ、スケルチ信号SQ−1
を終了させる。このとき再生されたビデオ信号S
2は、プロセツサ30に供給され、プロセツサ3
0は処理されたビデオ信号S4を回路50に供給
し、またデータ情報信号S6をマイクロプロセツ
サ62に供給する。
上述の休止から再生への変移モード期間中は、
マイクロプロセツサ62がデータ情報信号S6を
処理して先に再生が中断したビデオ・フイールド
の位置を発見するまでの間、TV映像の消去を維
持するためにスケルチ信号SQ−1の終了後もス
ケルチ信号SQ−2を付勢状態に維持する。消去
は回路50によつて維持され、これはスケルチ信
号SQ−2が存在するとき信号S4の黒レベル・
ピークを検出し、平均する。休止動作モード期間
中、先のフイールド番号NはRAMに記憶され
る。そのフイールドに復帰するために、マイクロ
プロセツサはそのときの各フイールド番号と記憶
している番号とを比較し、そのときのフイールド
番号と記憶されたフイールド番号との一致が得ら
れるまで、トランスジユーサ16のスタイラス・
キツカにピツクアツプスタイラスの位置を再設定
するための“キツク”パルスを供給し、その一致
が得られた時点でスケルチ信号SQ−2と音声阻
止信号AMは共に終了する。かくして、最初にス
タイラスをデイスク14上にセツトするときの誤
り如何に拘らず、再生が中断したときのデイスク
上の同じ位置で正規の再生が開始される。
“急速探索”あるいは“走査”動作モードで
は、スケルチ信号SQ−1は付勢されず、プロセ
ツサ30はデータ情報信号S6を、再生されたビ
デオ信号S2から分離する。再生時間は信号S6
から計算されてユニツト68上に表示され、使用
者に対してレコード上のピツクアツプ・スタイラ
スの位置を正確に指示する。“遅速探索”あるい
は走査モードでは、デイスク14は正規の再生速
度の約16倍の速さで走査される。この動作モード
において可視的表示を与えるために、スケルチ信
号SQ−2は付勢されず、回路50はその第1動
作モード(追従モード)をとる。急速探索モード
では、スタイラスは非常に速い速度でデイスクを
横切つてスキツプされ、有効な表示像は与えられ
ない。従つて、この動作モードではスケルチ信号
SQ−2は付勢されて、回路50をそのピーク平
均化モードに設定する。この動作モードでは、処
理されたビデオ信号S4の黒レベル・ピーク(同
期チツプ)の平均が回路50によつて生成されて
変調器20に供給され、それによつて表示された
映像を消去する。前に述べたように、黒レベルの
ピークは1本の線走査期間以上の時間にわたつて
平均され、ピーク−ピーク・リプル電圧によつて
消去された表示像上に好ましくないリプル・パタ
ーンが生じるのを防止する。
回路50の詳細について検討すると、その入力
端子52はNPNトランジスタ52のベースに接
続されており、NPNトランジスタ52のコレク
タは正電圧+Vの電源に接続されており、エミツ
タはエミツタ抵抗器R1を経てアースに接続され
ている。出力端子54は抵抗器R2を経てトラン
ジスタQ1のエミツタに結合されており、またキ
ヤパシタC1と抵抗器R3の並列接続を経て他の
NPNトランジスタQ2のコレクタに接続されて
いる。トランジスタQ2のエミツタはアースさ
れ、そのベースは入力端子56に接続されてい
る。各素子の値を例示すると、R1=5000オーム、
R2=470オーム、R3=100000オーム、C1=10マ
イクロアラツドである。
動作について説明すると、端子56におけるス
ケルチ信号SQ−2が低レベル(アース・レベル)
であるとき、トランジスタQ2はオフ状態にあ
り、キヤパシタC1上にある電荷は抵抗器R3で
消費される。そこでトランジスタQ1は通常のエ
ミツタ・ホロワとして動作し、端子54における
出力電圧は入力端子52における瞬時入力電圧に
追従する。
スケルチ信号SQ−2が存在し、端子56は高
レベル、すなわちアースに対して正であると仮定
する。これによつてトランジスタQ2をターンオ
ンし、結合キヤパシタC1および抵抗器R3を接
地する。これはトランジスタQ1の動作モードを
エミツタ・ホロワ動作モードからピーク平均検出
器の動作モードへと変化させる効果がある。これ
は、キヤパシタC1の充電時間は主として抵抗器
R2の値によつて決定され、主として抵抗器R1
とR2の値の合計値によつて決定される放電時定
数に比して比較的短かい結果として現われる効果
である(抵抗器R1は抵抗器R2の約10倍)。キ
ヤパシタC1の急速充電、遅速放電のためにキヤ
パシタC1に蓄積される電圧は端子52における
平均ピーク電圧にほゞ等しくなる。この平均化あ
るいは平滑は、R2とC1の積が同期チツプ・パ
ルス期間(すなわち約64マイクロ秒)よりもかな
り大であることによつて行なわれるものである。
回路50は同期パルスが正であるビデオ信号用
として設計されている。もし同期パルスが正でな
い場合はトランジスタとして反対形式のものが使
用される。また、もし望まれるならばバイポー
ラ・トランジスタの代りに電界効果トランジスタ
を使用することができる。抵抗器R3は、トラン
ジスタQ2がオフのときにキヤパシタC1を放電
させるための適当な手段として働くものである
が、望ましいならばこれを省略することができ
る。抵抗器R1を電流源のような他の形式の負荷
と置き換えることもできる。他の所望の使用例に
おいて望ましい場合は、トランジスタQ2をアー
ス電位以外の他の電位を基準として動作させるこ
ともできる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明によるビデオ・デイスク再生装置
の一実施例をその一部をブロツクの形で、残りの
部分を回路図の形で示した図である。 16…トランスジユーサ(信号再生手段)、3
0…プロセツサ、20…TV変調器(出力手段)、
40…禁止可能増幅器(第1のスケルチ回路手
段)、50…追従およびピーク・ホロワ(第2の
スケルチ回路手段)、60…制御手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ビデオ・デイスク・レコードからビデオ信号
    およびデータ信号を取出すための信号再生手段
    と、 上記信号再生手段に結合されていて、上記ビデ
    オ信号およびデータ信号を受信し、処理されたビ
    デオ出力信号およびデータ出力信号を発生するプ
    ロセツサ手段と、 上記プロセツサ手段に結合されていて、上記処
    理されたビデオ出力信号を受信し、出力信号を発
    生する出力手段と、 上記信号再生手段とプロセツサ手段との間に結
    合された第1のスケルチ回路手段であつて、これ
    に供給された第1のスケルチ信号に応答して、上
    記取出されたビデオ信号を上記プロセツサ手段に
    よつて処理する前にこれをスケルチして、再生装
    置のある動作モード期間中信号処理を選択的に禁
    止する上記第1のスケルチ回路手段と、 上記プロセツサ手段と出力手段との間に結合さ
    れた第2のスケルチ回路手段であつて、これに供
    給された第2のスケルチ信号に応答して上記処理
    されたビデオ出力信号をスケルチし、且つ適当な
    表示消去レベルをもつた出力信号を上記出力手段
    を経て供給する手段を含む上記第2のスケルチ回
    路手段と、 再生装置の動作モード制御信号を発生する手段
    と、 上記データ出力信号と再生装置の動作モード制
    御信号とを受信するように結合されていて、再生
    装置の各所定動作モードに従つて上記第1のスケ
    ルチ信号と第2のスケルチ信号とを選択的に発生
    する制御手段とからなり、 上記第2のスケルチ回路手段は上記第2のスケ
    ルチ信号に応答して上記処理されたビデオ出力信
    号の所定の極性のピークを検出し、得られたピー
    ク検出信号を上記出力手段に供給して上記出力信
    号の上記適当な表示消去レベルを与えるピーク検
    出手段を含むビデオ・デイスク再生装置。
JP57235105A 1982-01-07 1982-12-23 ビデオ・デイスク再生装置 Granted JPS58120381A (ja)

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US06/337,841 US4484174A (en) 1982-01-07 1982-01-07 Video disc player having improved squelch system
US337841 1982-01-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58120381A JPS58120381A (ja) 1983-07-18
JPH0363873B2 true JPH0363873B2 (ja) 1991-10-02

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ID=23322251

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JP57235105A Granted JPS58120381A (ja) 1982-01-07 1982-12-23 ビデオ・デイスク再生装置

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KR (1) KR880000100B1 (ja)
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FR (1) FR2519499B1 (ja)
GB (1) GB2113947B (ja)

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DE3248377A1 (de) 1983-07-14
FR2519499A1 (fr) 1983-07-08
GB2113947A (en) 1983-08-10
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