JPH036335A - 予熱容器からの金属溶解炉装入原料の排出方法 - Google Patents

予熱容器からの金属溶解炉装入原料の排出方法

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JPH036335A
JPH036335A JP14028789A JP14028789A JPH036335A JP H036335 A JPH036335 A JP H036335A JP 14028789 A JP14028789 A JP 14028789A JP 14028789 A JP14028789 A JP 14028789A JP H036335 A JPH036335 A JP H036335A
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JP
Japan
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preheating
vessel
charged
raw material
container
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Pending
Application number
JP14028789A
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Inventor
Tatsuya Kai
達也 甲斐
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Nikko KK
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Nikko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、金属溶解炉装入原料であるスクラップ等の予
熱容器から、その装入原料を(J1出する方法に関する
(従来の技術) 例えば電気炉のような金属溶解炉に、スクラップ等の装
入原料を装入する場合、装入原料を予熱して省エネルギ
ー化を図っている。
そのような予熱方法としては、原料を炉に装入するため
の装入バケットを予熱容器として用いたものがある。
例えば、装入バケットの上部開口に炉の排ガス案内ダク
トをフードを介して連結し、装入バケット内の原料を排
ガス顕熱を利用して予熱し、しかる後にクレーン等で炉
の上方に搬送した装入バケットから炉内に原料を装入す
るものがある(実公昭57−15518号公報参照)。
従来、予熱容器として用いられる装入バケットは、第3
図に示すように、バケット本体1の底部の開口を開閉す
る扉2を設け、この扉2を図中仮想線で示すように開く
ことで、予熱した原料を炉内に落下さゼで装入していた
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の装入バケット3内で原料を高温に予熱するも
のでは、原料中に含まれた多量の可燃物がスラグとなっ
て底部の開閉扉2部分に溜まり、扉2が開閉不能となる
ことがあった。
また、バケットの上部開口側から加熱しても、底部の開
閉扉2の隙間から空気が侵入して容器内を冷却するため
予熱効率が悪いものであった。
また、通常は装入パケット3を炉の上方に搬送するクレ
ーン等の能力が小さいことを考慮し、装入パケット3に
耐火材を内張することはなかった。
そのため、予熱のために加えた熱がハケン1〜本体lの
加熱により失われ、熱効率が悪く、さらに、パケット本
体1に生しる熱歪めによりバケット3の寿命は短いもの
であった。
本発明は上記従来の問題点を解決することを目的とする
(課題を解決するだめの手段) 本発明の特徴とするところは、前4大物が内張されると
共に上部に開口を有する予熱容器内で、その上部開口側
から加熱して金属溶解炉装入原料を予熱し、しかる後に
、予熱容器を傾けて前記上部開口から装入原料を排出す
る点にある。
(発明の作用及び効果) 本発明によれば、装入原料は予熱容器の十部開口から排
出されるため、従来のように容器底部の開口とその開閉
扉が不要で、原料中の可燃物がスラグとなっても原料の
排出に支障をきたすことはない。
また、装入原料は予熱容器の上部開口側から加熱され、
且つ、その上部開口から排出されて従来のような容器底
部の開口と開閉扉が不要なので、予熱中に外部から空気
が容器内に侵入して予熱効率を低減させることはない。
さらに、予熱容器として耐火物を内張したものを用いる
ため、予熱のために加えた熱量の容器加熱による損失が
小さく、また、容器の寿命も長いものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示す予熱容器4は上部開口を有し、鉄製の外壁
5の内面に、耐火レンガ等の耐火材6を内張している。
本実施例では、予熱容器4は傾動装置7により、横軸8
中心に回転駆動自在に支持されている。傾動装置7は、
例えば転炉の傾動に用いるものと同様の機構のものとす
ればよい。
また、予熱容器4に入れられたスクランプ等の装入原料
を、図外電気炉の排ガス顕熱により加熱するため、予熱
容器4の上部開口にフード9を介してその排ガスの案内
ダク目Oが接続され、その排ガスが容器4内に導入され
る。また、予熱に供された排ガスを外部に排出するため
、予熱容器4の下部には、容器内に連通ずるよう排気ダ
クト11が取付けられている。
そして、装入原料の予熱が完了したならば、フード9、
案内ダクト10を予熱容器4から取外し、予熱容器4の
上部開口を開放する。
また、予熱容器4の下方に、第2図に示すように装入パ
ケット3を台車12を介して位置させる。
この装入パケット3は従来と同様にパケット本体1と開
閉扉2とを備えている。
しかる後に、傾動装置7により予熱容器4を図示のよう
に傾動させることで、予熱された装入原料を予熱容器4
から排出すると共に、装入ハケソト3内に落下させて装
入する。そして、その装入パケット3をクレーン等で電
気炉の上方に搬送し、開閉扉2を開くことで、予熱され
た原料を炉内に落下させて装入する。
上記実施例によれば、原料中の可燃物が予熱中にスラグ
となって予熱容器4の下部に溜まっても、原料の排出に
支障をきたすことはない。また、予熱中に予熱容器4内
に外部から空気が侵入することがなく、予熱効率を下げ
ることもない。
また、予熱容器4に耐火材6を内張することで容器寿命
が長(、熱損失も少ない。上記実施例では、電気炉の排
ガス顕熱160 kwh/lのうち、予熱容器4の加熱
損失で5%、排ガス損失として45%失われたが、残り
50%の80kwh/lが回収できた。
これに対し、従来の耐火材を内張しない装入パケット3
を予熱容器として、予熱したものでは、容器加熱損失が
30%、排ガス損失が45%失われ、残り25%の40
k11h/l L、か回収できなかった。
なお、上記実施例では予熱容器4を傾けるのに傾動装置
7を用いたが、ホイスト等を用いてワイヤーで吊り上げ
て傾けるようにしても良い。
また、予熱容器4から炉内に直接原料を装入するように
しても良い。
また、フード9にバーナを取付げれば、予熱効果をさら
に高め、電気炉での電力使用量を低減できる。
また、予熱容器を2個並置し、一方の予熱容器で予熱に
用いられて排出される排カスを、他方の予熱容器での予
熱に用いるようにすることで、排ガス損失を小さくして
排ガス顕熱の回収率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の実施例に係る構成説明図、
第3図は装入パケットの構成説明図。 4・・・予熱容器、6・・・耐火材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)耐火物が内張されると共に上部に開口を有する予
    熱容器内で、その上部開口側から加熱して金属溶解炉装
    入原料を予熱し、しかる後に、予熱容器を傾けて前記上
    部開口から装入原料を排出することを特徴とする予熱容
    器からの金属溶解炉装入原料の排出方法。
JP14028789A 1989-06-01 1989-06-01 予熱容器からの金属溶解炉装入原料の排出方法 Pending JPH036335A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14028789A JPH036335A (ja) 1989-06-01 1989-06-01 予熱容器からの金属溶解炉装入原料の排出方法

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JP14028789A JPH036335A (ja) 1989-06-01 1989-06-01 予熱容器からの金属溶解炉装入原料の排出方法

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Publication Number Publication Date
JPH036335A true JPH036335A (ja) 1991-01-11

Family

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JP14028789A Pending JPH036335A (ja) 1989-06-01 1989-06-01 予熱容器からの金属溶解炉装入原料の排出方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4933810A (ja) * 1972-07-29 1974-03-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4933810A (ja) * 1972-07-29 1974-03-28

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