JPH0363281B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0363281B2 JPH0363281B2 JP58140044A JP14004483A JPH0363281B2 JP H0363281 B2 JPH0363281 B2 JP H0363281B2 JP 58140044 A JP58140044 A JP 58140044A JP 14004483 A JP14004483 A JP 14004483A JP H0363281 B2 JPH0363281 B2 JP H0363281B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- generator
- inductor
- generator motor
- rotor
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 230000006870 function Effects 0.000 claims description 21
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 13
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 10
- 230000001939 inductive effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 9
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 6
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L50/00—Electric propulsion with power supplied within the vehicle
- B60L50/30—Electric propulsion with power supplied within the vehicle using propulsion power stored mechanically, e.g. in fly-wheels
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、自動車の加減速制御装置に係り、詳
しくは、誘導子型発電電動機と、この誘導子型発
電電動機と電気的に接続された発電電動機と、こ
の発電電動機に連結された蓄勢ロータとを用いて
自動車の制動時に走行エネルギを吸収させつつ、
加速時に走行駆動力を得るようにした自動車の加
減速制御装置に関するものである。
しくは、誘導子型発電電動機と、この誘導子型発
電電動機と電気的に接続された発電電動機と、こ
の発電電動機に連結された蓄勢ロータとを用いて
自動車の制動時に走行エネルギを吸収させつつ、
加速時に走行駆動力を得るようにした自動車の加
減速制御装置に関するものである。
<従来の技術>
自動車のリターダとして、固定子コイルによつ
て生ずる磁場の中でデイスクを回転させることに
より、このデイスクに渦電流を発生させ、この渦
電流によつて運動エネルギを熱エネルギに変換し
て制動トルクを得るようにした渦電流式のリター
ダが従来から知られている。このような従来のリ
ターダは、設置スペース及び重量が大きく、空冷
用のフインを設ける必要性があるために風損を生
じて燃費を悪化させるという不具合がある。
て生ずる磁場の中でデイスクを回転させることに
より、このデイスクに渦電流を発生させ、この渦
電流によつて運動エネルギを熱エネルギに変換し
て制動トルクを得るようにした渦電流式のリター
ダが従来から知られている。このような従来のリ
ターダは、設置スペース及び重量が大きく、空冷
用のフインを設ける必要性があるために風損を生
じて燃費を悪化させるという不具合がある。
このような不具合を解消するために、例えば誘
導子型発電機でリターダを構成し、この発電機が
発電を行う際に外部から加えられる機械的なエネ
ルギを制動力として利用するようにしたリターダ
装置が提案されている。このようなリターダ装置
は、その回転子をエンジンのフライホイールと兼
用することによつてコンパクト化することができ
る。
導子型発電機でリターダを構成し、この発電機が
発電を行う際に外部から加えられる機械的なエネ
ルギを制動力として利用するようにしたリターダ
装置が提案されている。このようなリターダ装置
は、その回転子をエンジンのフライホイールと兼
用することによつてコンパクト化することができ
る。
しかし、従来のこの種のリターダにおいては、
その発電出力を抵抗によつて熱に交換して大気中
に放出するようにしていたために、リターダによ
つて発生した電力を有効に利用できないという不
都合があつた。
その発電出力を抵抗によつて熱に交換して大気中
に放出するようにしていたために、リターダによ
つて発生した電力を有効に利用できないという不
都合があつた。
<発明が解決しようとする課題>
本発明が解決しようとする課題は、制動時に得
られる発電出力を有効に利用して自動車の加速性
あるいは発進性を向上させるとともに、燃費を低
減できる自動車の加減速制御装置を提供すること
である。
られる発電出力を有効に利用して自動車の加速性
あるいは発進性を向上させるとともに、燃費を低
減できる自動車の加減速制御装置を提供すること
である。
<課題を解決するための手段>
本発明に係る自動車の加減速制御装置は、誘導
子型発電電動機と、発電電動機と、蓄勢ロータと
を備えている。前記誘導子型発電電動機は、回転
子が自動車のエンジンのフライホイールを兼用し
たものであり、前記発電電動機と電気的に接続さ
れて、しかも、発電電動機は前記蓄勢ロータに連
結されている。
子型発電電動機と、発電電動機と、蓄勢ロータと
を備えている。前記誘導子型発電電動機は、回転
子が自動車のエンジンのフライホイールを兼用し
たものであり、前記発電電動機と電気的に接続さ
れて、しかも、発電電動機は前記蓄勢ロータに連
結されている。
そして、自動車の制動時には誘導子型発電電動
機を発電機として機能させて自動車の走行エネル
ギを吸収して発電し、この発電出力により前記発
電電動機を電動機として機能させて蓄勢ロータを
駆動して蓄勢するものであり、自動車の加速時に
は蓄勢ロータにより発電電動機を発電機として機
能させて発電し、その発電出力により前記誘導子
型発電電動機を電動機として機能させて走行駆動
力を得るようにしている。
機を発電機として機能させて自動車の走行エネル
ギを吸収して発電し、この発電出力により前記発
電電動機を電動機として機能させて蓄勢ロータを
駆動して蓄勢するものであり、自動車の加速時に
は蓄勢ロータにより発電電動機を発電機として機
能させて発電し、その発電出力により前記誘導子
型発電電動機を電動機として機能させて走行駆動
力を得るようにしている。
<作用>
以上のような構成において、自動車の制動時は
誘導子型発電電動機を発電機として機能させる。
すると、走行エネルギにより誘導子型発電電動機
が駆動されて発電する。誘導子型発電電動機によ
り得られた発電出力は、発電電動機に供給されて
この発電電動機を電動機として機能させて蓄勢ロ
ータを駆動し、この蓄勢ロータに運動エネルギと
して蓄勢する。従つて、蓄勢ロータに蓄勢された
分だけサービスブレーキが負担する制動負荷が軽
減される。
誘導子型発電電動機を発電機として機能させる。
すると、走行エネルギにより誘導子型発電電動機
が駆動されて発電する。誘導子型発電電動機によ
り得られた発電出力は、発電電動機に供給されて
この発電電動機を電動機として機能させて蓄勢ロ
ータを駆動し、この蓄勢ロータに運動エネルギと
して蓄勢する。従つて、蓄勢ロータに蓄勢された
分だけサービスブレーキが負担する制動負荷が軽
減される。
一方、自動車の加速時には発電電動機を発電機
として機能させて蓄勢ロータにより駆動し、この
発電出力を誘導子型発電電動機に供給してこの誘
導子型発電電動機を電動機として機能させる。従
つて、誘導子型発電電動機は蓄勢ロータから放出
された運動エネルギに相当する走行駆動力を出力
するために、自動車の加速性あるいは発進性が向
上するとともに、エンジンの負荷が軽減して燃費
が改善される。
として機能させて蓄勢ロータにより駆動し、この
発電出力を誘導子型発電電動機に供給してこの誘
導子型発電電動機を電動機として機能させる。従
つて、誘導子型発電電動機は蓄勢ロータから放出
された運動エネルギに相当する走行駆動力を出力
するために、自動車の加速性あるいは発進性が向
上するとともに、エンジンの負荷が軽減して燃費
が改善される。
<実施例>
以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明に係る自動車の加減速制御装置
の一実施例を備えたトラツクの要部を示す概略側
面図であり、キヤブ1の下部に配設したエンジン
2の背面にフライホイールハウジング3を連設
し、フライホイールハウジング3の背部にトラン
スミツシヨン4を連設している。なお、トランス
ミツシヨン4のメインシヤフト5の先端とプロペ
ラシヤフト6の前端とをユニバーサルジヨイント
6を介して連結するとともに、前記フライホイー
ルハウジング3に誘導子型発電電動機20を設け
ている。
の一実施例を備えたトラツクの要部を示す概略側
面図であり、キヤブ1の下部に配設したエンジン
2の背面にフライホイールハウジング3を連設
し、フライホイールハウジング3の背部にトラン
スミツシヨン4を連設している。なお、トランス
ミツシヨン4のメインシヤフト5の先端とプロペ
ラシヤフト6の前端とをユニバーサルジヨイント
6を介して連結するとともに、前記フライホイー
ルハウジング3に誘導子型発電電動機20を設け
ている。
誘導子型発電電動機20は第2図及び第3図に
示すように構成されており、この誘導子型発電電
動機20の回転子をエンジンのフライホイール7
と兼用させている。すなわち、フライホイールハ
ウジング3内に配設されているエンジンのフライ
ホイール7の外周に所定のピツチで誘導子磁極8
を設けて回転子を構成している。また、フライホ
イールハウジング3の上下にそれぞれケース9を
設け、このケース9内に第3図に示すようにポー
ルコア10を円周方向に所定のピツチで設けてい
る。そして、電機子コイル11と界磁コイル12
を前記ポールコア10に巻装することにより、誘
導子型発電電動機20を構成している。13はポ
ールコア10の上端をケース9の蓋に固着する固
定子ヨークである。
示すように構成されており、この誘導子型発電電
動機20の回転子をエンジンのフライホイール7
と兼用させている。すなわち、フライホイールハ
ウジング3内に配設されているエンジンのフライ
ホイール7の外周に所定のピツチで誘導子磁極8
を設けて回転子を構成している。また、フライホ
イールハウジング3の上下にそれぞれケース9を
設け、このケース9内に第3図に示すようにポー
ルコア10を円周方向に所定のピツチで設けてい
る。そして、電機子コイル11と界磁コイル12
を前記ポールコア10に巻装することにより、誘
導子型発電電動機20を構成している。13はポ
ールコア10の上端をケース9の蓋に固着する固
定子ヨークである。
上記誘導子型発電電動機20の発電出力で駆動
される発電電動機14を第1図に示すように前後
輪で挟まれた車体の下部に回転軸をほぼ垂直に向
けた状態で取り付けている。又、この発電電動機
14の下部に取付けたケース16内に蓄勢ホイー
ル15を設け、この蓄勢ホイール15を前記発電
電動機14の回転軸に結合することにより、発電
電動機14の回転にともなつて蓄勢ホイール16
が回転駆動されるようにしている。従つて、自動
車の走行エネルギ(運動エネルギ)を上記誘導子
型発電電動機20の発電出力に変換し、この発電
出力を蓄勢ロータ15に運動(回転)エネルギと
して蓄えることができる。
される発電電動機14を第1図に示すように前後
輪で挟まれた車体の下部に回転軸をほぼ垂直に向
けた状態で取り付けている。又、この発電電動機
14の下部に取付けたケース16内に蓄勢ホイー
ル15を設け、この蓄勢ホイール15を前記発電
電動機14の回転軸に結合することにより、発電
電動機14の回転にともなつて蓄勢ホイール16
が回転駆動されるようにしている。従つて、自動
車の走行エネルギ(運動エネルギ)を上記誘導子
型発電電動機20の発電出力に変換し、この発電
出力を蓄勢ロータ15に運動(回転)エネルギと
して蓄えることができる。
以上のような構成において、自動車が長い坂を
下る場合には、例えば運転席に設けられているリ
ターダスイツチを投入する。すると、図示しない
バツテリから誘導子型発電電動機20の界磁コイ
ル12に電流が流れ、ポールコア10が第3図に
示すように磁化される。このとき、各ポールコア
10には界磁コイル12を1つづつ巻装している
のに対して、電機子コイル11を2つのポールコ
ア10に跨つて巻装しており、しかも、誘導子磁
極8のピツチをポールコア10のピツチの2倍に
している。従つて、ある瞬間には第3図に破線で
示すような磁気回路17を構成する。そして、フ
ライホイール7がポールコア10のピツチに相当
する角度だけ回転されると、前の瞬間には遊んで
いたポールコア10が誘導子磁極8と対向するた
めに同図に鎖線で示すような磁気回路18が形成
される。又、このようにして形成される2つの磁
気回路17,18を形成する磁束の向きは、電機
子コイル11に対して相互に逆になつている。従
つて、界磁コイル12に電流を流した状態でフラ
イホイール7が回転すれば電機子コイル11に起
電力が誘起され、この誘導子型発電電動機20が
発電を行うことになる。
下る場合には、例えば運転席に設けられているリ
ターダスイツチを投入する。すると、図示しない
バツテリから誘導子型発電電動機20の界磁コイ
ル12に電流が流れ、ポールコア10が第3図に
示すように磁化される。このとき、各ポールコア
10には界磁コイル12を1つづつ巻装している
のに対して、電機子コイル11を2つのポールコ
ア10に跨つて巻装しており、しかも、誘導子磁
極8のピツチをポールコア10のピツチの2倍に
している。従つて、ある瞬間には第3図に破線で
示すような磁気回路17を構成する。そして、フ
ライホイール7がポールコア10のピツチに相当
する角度だけ回転されると、前の瞬間には遊んで
いたポールコア10が誘導子磁極8と対向するた
めに同図に鎖線で示すような磁気回路18が形成
される。又、このようにして形成される2つの磁
気回路17,18を形成する磁束の向きは、電機
子コイル11に対して相互に逆になつている。従
つて、界磁コイル12に電流を流した状態でフラ
イホイール7が回転すれば電機子コイル11に起
電力が誘起され、この誘導子型発電電動機20が
発電を行うことになる。
このようにして得られた誘導子型発電電動機2
0の発電出力は、第1図に示した発電電動機14
に供給され、この発電電動機14を電動機として
機能させて蓄勢ロータ15を回転駆動する。従つ
て、誘導子型発電電動機20を発電機として機能
させて得た発電出力が、発電電動機14を介して
蓄勢ロータ15に回転力として蓄えられる。尚、
この発電電動機14は例えば同期電動機で構成さ
れるが、直流電動機で構成することもできる。
0の発電出力は、第1図に示した発電電動機14
に供給され、この発電電動機14を電動機として
機能させて蓄勢ロータ15を回転駆動する。従つ
て、誘導子型発電電動機20を発電機として機能
させて得た発電出力が、発電電動機14を介して
蓄勢ロータ15に回転力として蓄えられる。尚、
この発電電動機14は例えば同期電動機で構成さ
れるが、直流電動機で構成することもできる。
このように、本実施例に係る自動車の加減速制
御装置においては、自動車が長い坂道を下る場合
は誘導子型発電電動機20を発電機として機能さ
せて走行エネルギを発電出力に変換し、この発電
出力を発電電動機14に供給して蓄勢ロータ15
に回転(運動)エネルギとして蓄えることができ
る。又、このように発電機として機能する誘導子
型発電電動機20の回転子をエンジンのフライホ
イール7で兼用しているために、上記誘導子型発
電電動機20の発電にともなう仕事がエンジン
(自動車の駆動系)に負荷として作用する。この
ために、発電に相当する負荷の分だけ自動車に装
備されているサービスブレーキの負荷を軽減する
ことができる。
御装置においては、自動車が長い坂道を下る場合
は誘導子型発電電動機20を発電機として機能さ
せて走行エネルギを発電出力に変換し、この発電
出力を発電電動機14に供給して蓄勢ロータ15
に回転(運動)エネルギとして蓄えることができ
る。又、このように発電機として機能する誘導子
型発電電動機20の回転子をエンジンのフライホ
イール7で兼用しているために、上記誘導子型発
電電動機20の発電にともなう仕事がエンジン
(自動車の駆動系)に負荷として作用する。この
ために、発電に相当する負荷の分だけ自動車に装
備されているサービスブレーキの負荷を軽減する
ことができる。
一方、蓄勢ロータ15に蓄勢された状態で自動
車を加速すべくアクセルペダルを踏込むと、バツ
テリから発電電動機14の界磁コイルに電流が供
給される。又、この発電電動機14の回転子は蓄
勢ロータ15と一体に回転しているために、上記
のようにして界磁コイルに電流が供給されると、
この発電電動機14が発電機として機能して発電
する。そして、この発電出力を誘導子型発電電動
機20に供給してこの誘導子型発電電動機20を
電動機として機能させると、エンジンのフライホ
イール7が強制駆動される。よつて、この誘導子
型発電電動機20の出力に相当する分だけエンジ
ンの負荷が軽減されることになり、自動車の加速
応答性あるいは燃費などが改善される。尚、誘導
子型発電電動機20の回転子をエンジンのフライ
ホイール7と兼用しているために構成を簡略化す
ることができるとともに、誘導子型発電電動機2
0と自動車の駆動系との間の動力(エネルギ)の
伝達ロスを小さくできる。
車を加速すべくアクセルペダルを踏込むと、バツ
テリから発電電動機14の界磁コイルに電流が供
給される。又、この発電電動機14の回転子は蓄
勢ロータ15と一体に回転しているために、上記
のようにして界磁コイルに電流が供給されると、
この発電電動機14が発電機として機能して発電
する。そして、この発電出力を誘導子型発電電動
機20に供給してこの誘導子型発電電動機20を
電動機として機能させると、エンジンのフライホ
イール7が強制駆動される。よつて、この誘導子
型発電電動機20の出力に相当する分だけエンジ
ンの負荷が軽減されることになり、自動車の加速
応答性あるいは燃費などが改善される。尚、誘導
子型発電電動機20の回転子をエンジンのフライ
ホイール7と兼用しているために構成を簡略化す
ることができるとともに、誘導子型発電電動機2
0と自動車の駆動系との間の動力(エネルギ)の
伝達ロスを小さくできる。
尚、実施例に示したように蓄勢ロータ15を前
後輪で挟まれた車体下部に取付けた場合は、蓄勢
ロータ15及び発電電動機14を取り付ける際に
して自動車全体としてのレイアウトを大幅に変更
する必要性がなく、蓄勢ロータ15などを設ける
ことによる重心位置の変化を小さくできるととも
に、蓄勢ロータ15の回転にともなう自動車の操
縦性の悪化を抑制することもできる。
後輪で挟まれた車体下部に取付けた場合は、蓄勢
ロータ15及び発電電動機14を取り付ける際に
して自動車全体としてのレイアウトを大幅に変更
する必要性がなく、蓄勢ロータ15などを設ける
ことによる重心位置の変化を小さくできるととも
に、蓄勢ロータ15の回転にともなう自動車の操
縦性の悪化を抑制することもできる。
<発明の効果>
以上の説明から明らかなように本発明は、エン
ジンのフライホイールと兼用された回転子を備え
た誘導子型発電電動機を設けるとともに、この誘
導子型発電電動機に電気的に接続された発電電動
機及びこの発電電動機に連結された蓄勢ロータを
設けている。そして、自動車の制動時には前記誘
導子型発電電動機を発電機として機能させて自動
車の走行エネルギを吸収して発電させ、この発電
出力を発電電動機に供給して蓄勢ロータに蓄勢保
持させ、自動車の加速時には蓄勢ロータにより発
電電動機を発電機として機能させて発電し、この
発電出力により誘導子型発電電動機を電動機とし
て機能させて走行駆動力を得るようにしているた
めに、自動車に装備されているサービスブレーキ
の負荷を軽減しつつ、自動車の加速性あるいは発
進性を向上でき、燃費を改善することができる。
ジンのフライホイールと兼用された回転子を備え
た誘導子型発電電動機を設けるとともに、この誘
導子型発電電動機に電気的に接続された発電電動
機及びこの発電電動機に連結された蓄勢ロータを
設けている。そして、自動車の制動時には前記誘
導子型発電電動機を発電機として機能させて自動
車の走行エネルギを吸収して発電させ、この発電
出力を発電電動機に供給して蓄勢ロータに蓄勢保
持させ、自動車の加速時には蓄勢ロータにより発
電電動機を発電機として機能させて発電し、この
発電出力により誘導子型発電電動機を電動機とし
て機能させて走行駆動力を得るようにしているた
めに、自動車に装備されているサービスブレーキ
の負荷を軽減しつつ、自動車の加速性あるいは発
進性を向上でき、燃費を改善することができる。
第1図は本発明に係る自動車の加減速制御装置
をトラツクに適用した一実施例を示す概略側面
図、第2図は同じく誘導子型発電電動機の具体例
を示す斜視図、第3図は同じく誘導子型発電電動
機の内部機構の展開断面図である。 2……エンジン、7……フライホイール、8…
…誘導子磁極、10……ポールコア、11……電
機子コイル、12……界磁コイル、14……発電
電動機、15……蓄勢ロータ。
をトラツクに適用した一実施例を示す概略側面
図、第2図は同じく誘導子型発電電動機の具体例
を示す斜視図、第3図は同じく誘導子型発電電動
機の内部機構の展開断面図である。 2……エンジン、7……フライホイール、8…
…誘導子磁極、10……ポールコア、11……電
機子コイル、12……界磁コイル、14……発電
電動機、15……蓄勢ロータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 誘導子型発電電動機20と、発電電動機14
と、蓄勢ロータ15とを有する自動車の加減速制
御装置であつて、 誘電子型発電電動機20は回転子が自動車のエ
ンジンのフライホイール7を兼用し、発電電動機
14と電気的に接続され、かつ、発電電動機14
は、蓄勢ロータ15に連結されており、 自動車の制動時には、 誘導子型発電電動機20を発電機として機能さ
せて走行エネルギを吸収して発電し、その出力に
より発電電動機14を電動機として機能させて蓄
勢ロータ15を駆動し、蓄勢ロータ15に蓄勢す
るものであり、 加速時には、 蓄勢ロータ15により発電電動機14を発電機
として機能させて発電し、その出力により誘導子
型発電電動機20を電動機として機能させて走行
駆動力を得るものである 自動車の加減速制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58140044A JPS6032503A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 自動車の加減速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58140044A JPS6032503A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 自動車の加減速制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6032503A JPS6032503A (ja) | 1985-02-19 |
JPH0363281B2 true JPH0363281B2 (ja) | 1991-09-30 |
Family
ID=15259669
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58140044A Granted JPS6032503A (ja) | 1983-07-29 | 1983-07-29 | 自動車の加減速制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6032503A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5724261B2 (ja) * | 2010-09-16 | 2015-05-27 | アイシン精機株式会社 | 回転電機装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5727804B2 (ja) * | 1975-03-27 | 1982-06-12 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5727804U (ja) * | 1980-07-23 | 1982-02-13 |
-
1983
- 1983-07-29 JP JP58140044A patent/JPS6032503A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5727804B2 (ja) * | 1975-03-27 | 1982-06-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6032503A (ja) | 1985-02-19 |
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