JPH0363256B2 - - Google Patents

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JPH0363256B2
JPH0363256B2 JP61080063A JP8006386A JPH0363256B2 JP H0363256 B2 JPH0363256 B2 JP H0363256B2 JP 61080063 A JP61080063 A JP 61080063A JP 8006386 A JP8006386 A JP 8006386A JP H0363256 B2 JPH0363256 B2 JP H0363256B2
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JP
Japan
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adaptive
unit
quantization
frame
parameters
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JP61080063A
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JPS62237813A (ja
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Tomohiko Taniguchi
Hidehira Iseda
Yoshihiro Tomita
Shigeyuki Umigami
Shoji Tominaga
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to EP19860108782 priority patent/EP0206352B1/en
Priority to DE19863685520 priority patent/DE3685520T2/de
Publication of JPS62237813A publication Critical patent/JPS62237813A/ja
Priority to US07/134,818 priority patent/US4831636A/en
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 並列配置された複数の適応符号化部のうち最適
な量子化を行つている符号化部をフレーム毎に選
択し切換えを行い、その切換えの際に、選択され
た最適の符号化部の種々のパラメータを他の符号
化部にも設定し、それにより再生信号の不連続を
防ぐようにした高能率符号化伝送装置である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば音声信号や画像信号等を高能
率符号化する高能率符号化装置に関し、特に適応
量子化器のステツプサイズ更新速度が異なる適応
符号化部を複数有し、フレーム毎に最適な量子化
を行つている適応符号化部を選択し切換えを行
い、そそれにより符号化特性の改善を図つた高能
率符号化伝送装置に関する。
例えば音声信号の高能率符号化伝送装置は、音
声信号を品質を保つたまま情報圧縮を行う装置で
あり、移動通信、衛星通信、あるいは企業内通信
といつた音声情報の伝送においては回線コストの
削減を、また音声蓄積、音声応答システムといつ
た音声情報の蓄積においては蓄積用のメモリ容量
の削減を可能にするものである。
〔従来の技術〕
従来の音声信号の高能率符号化伝送装置として
の適応予測符号化器が第5図に示される。図中、
80は音声入力信号X(n)と予測値X(n)′と
の差分をとつて予測誤差E(n)を出力する減算
器、81は予測誤差E(n)を適応量子化して伝
送出力としての量子化予測誤差信号I(n)を出
力する適応量子化器、82は量子化予測誤差信号
I(n)を逆量子化する適応逆量子化器、83は
加算器、84は零予測値X(n)z′を発生する適応
形の零予測器、85は極予測値X(n)p′を発生す
る適応形の極予測値、86は零予測値X(n)z′と
極予測値X(n)p′とを加算して予測値X(n)′を
発生する加算器である。
この適応予測符号化器においては、量子化器8
1、逆量子化器82、零予測器84、極予測値8
5は適応制御を受けている。例えば量子化器8
1、逆量子化器82においては、量子化ステツプ
サイズΔ(n)が下式に従つて演算され更新され
る適応制御が行われる。
Δ(n+1)=Δ(n)〓×M(I(n)) ここで、γは回線エラーの影響を漸次低減して
いく係数であつて、1以下の1に近い値のもの、 M(I(n))はステツプサイズ更新係数(ある
いはステツプサイズ更新速度)であつて、例えば
量子化器81の量子化予測誤差信号I(n)が1
ビツト出力である場合、I(n)が“0”のとき
には1より小の1に近い値α、例えばα=0.93を
とり、I(n)が“1”のときには1よりも大の
1に近い値β、例えばβ=1.31をとるものであ
る。また、量子化予測誤差信号I(n)が複数ビ
ツトである場合、その複数ビツトで表される数が
大であるほど、ステツプサイズ更新係数M(I
(n))も大となる。
この第5図の予測符号化器では、量子化器81
および逆量子化器82におけるステツプサイズ更
新速度M(I(n))は、それを決定する値αおよ
びβが固定的に与えられているため、固定値であ
る。このため、予測誤差E(n)を量子化するた
めのしきい値である量子化ステツプサイズΔ(n)
の更新速度が予測誤差E(n)の変化に十分に対
応できず量子化器81において最適な量子化を行
えない場合も生じる。
特に入力信号が音声信号の場合、有声音、無声
音あるいは無音等のように信号の性質が時々刻々
と変化するため、固定的なステツプサイズ更新速
度ではこの音声信号の変化に対応しきれず、最適
な量子化が行われない。
この問題点を解決するために、本出願人に係る
特願昭60−142307においては、最適の量子化を行
い得る高能率符号化伝送装置が提案されている。
第4図には係る高能率符号化伝送装置が示され
る。図中、71〜7kは複数個の適応予測符号化部
であつて、各個における量子化器のステツプサイ
ズ更新係数M(I(n))1〜M(I(n))k(さらに

しくは上述したような値α,β)が各々異なるも
のであり、その基本構成は第5図に示される適応
予測符号化器と同じであるが、相違点として、そ
の出力信号として、量子化予測誤差信号I(n)1
〜I(n)kの他に予測誤差E(n)と逆量子化器8
2の出力値E(n)′との差分値である量子化誤差
e(n)1〜e(n)kを演算する減算器が備えられて
いることである。
各適応予測符号化部71〜7kからの量子化予測
誤差信号I(n)1〜I(n)kは選択部4に導かれ、
また量子化誤差e(n)1〜e(n)kは量子化誤差電
力算出部2に導かれる。量子化誤差電力算出部2
は、入力信号X(n)の1フレーム毎(例えば16
サンプル毎)にそのフレームの終わりで、量子化
誤差e(n)1〜e(n)kのそれぞれについて量子化
誤差電力を算出し、その結果を最適量子化決定部
3に送る。最適量子化決定部3は量子化誤差e
(n)1〜e(n)kのうちの量子化誤差電力が最も小
さいものを判定し、対応する適応予測符号化部を
当該フレームにおいて最適の量子化を行つている
符号化部と決定し、その符号化部の番号を指示す
る指示信号opを選択部4および多重化部5に送
る。
選択部4は量子化予測誤差信号I(n)1〜I
(n)kを1フレーム分蓄えるバツフアメモリを備
えており、指示信号opで指示された符号化部の
量子化予測誤差信号I(n)を選択し、多重化部
5に送る。多重化部5は選択された量子化予測誤
差信号I(n)に指示信号opを付して受信側に送
出する。
受信側においては、送信側の予測符号化部71
〜7kの量子化器にそれぞれ対応してステツプサ
イズ更新係数M(I(n))が異なる複数の逆量子
化器を備えており、受信された指示信号opに基
づき逆量子化器を選択して量子化予測誤差信号I
(n)の復号を行う。尚、良く知られているよう
に、上記のようなデータ処理は、通常、所謂、デ
イジタル・シグナル・プロセツサ(DSP)によ
つてソフトウエアによつて実現されており、上記
のようなパラメータの設定は、上記のデイジタ
ル・シグナル・プロセツサ(DSP)が使用する
RAMの所定の領域に書き込むことにより行われ
る。デイジタル・シグナル・プロセツサ(DSP)
は、必要に応じて、この領域に設定されたパラメ
ータを読み出して自らの音声データ処理に用い
る。これにより、設定されたパラメータに基づく
音声データ処理が行われる。
このように第4図の装置においては、更新速度
の異なる適応量子化器を有する複数の予測符号化
器を入力信号に対して並列に動作させ、量子化誤
差e(n)の電力を最小とする最適な量子化を行
つている予測符号化器を毎フレーム毎に選択し切
換えを行つて、特性の改善を図つている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
各予測符号化器71〜7kにおける量子化器、逆
量子化器、零予測器、極予測器はそれぞれ適応制
御を受けているものであるから、符号化部の内部
状態を決定するパラメータ、例えば量子化器およ
び逆量子化器の量子化ステツプサイズΔ(n)、予
測器の予測係数とタツプデータなどのパラメータ
は、入力信号の処理過程に従つて各予測符号化部
1〜7k毎に逐次変化しそれぞれ異なつたものと
なる。
したがつて最適の予測符号化部を選択し切り換
えるフレームの境界において従前に選択されてい
た予測符号化部が他の予測符号化部に選択切換え
される際、それら予測符号化部の上述のパラメー
タは各々異なつたものとなつている。この結果、
予測符号化部の選択切換えを行う場合、このパラ
メータの相違に基づきフレームの境界で入力信号
の処理に不連続が生じ、したがつて受信側におい
てフレーム境界で再生信号の不連続が生じて再生
音声の品質が劣化する。このように第4図装置で
は必ずしも最適な処理が行われないという問題点
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明に係る高能率符号化伝送装置の
原理ブロツク図である。
図中、1011〜101kは適応符号化部であ
り、入力信号Xに応じた量子化出力信号Iを出力
する適応量子化器と、適応量子化器の量子化誤差
eを算出する誤差算出回路とをそれぞれ含み構成
される。これら適応符号化器1011〜101k
適応量子化器のステツプサイズ更新速度M1〜Mk
は各々異なつている。
102は決定部であり、適応符号化部1011
〜101kからの量子化誤差e1〜ekがそれぞれ入
力されてそれらに基づき最適の量子化が行われて
いる適応符号化部を入力信号Xのフレーム毎に決
定する。103は選択送出部であり、適応符号化
部1011〜101kからの量子化出力信号I1〜Ik
がそれぞれ入力されて決定部102の決定結果に
基づき最適の適応符号化部の量子化出力信号を選
択し決定結果を付して受信側に送出する。
104はパラメータ選択部であつて、適応符号
化部1011〜101kからその内部状態を決定す
るパラメータP1〜Pkがそれぞれ入力され、各フ
レームの終わりに、最適と決定された適応符号化
部のパラメータを他の適応符号化部に送出する。
各適応符号化部では次フレームの処理の開始に先
立ち該パラメータ選択部から送られてきたパラメ
ータを自己のパラメータとして設定するように構
成されている。
〔作用〕
入力信号Xは各適応符号化部1011〜101k
に入力され、これら適応符号化部1011〜10
kで並列的に処理される。その結果、適応符号
化部1011〜101kからは量子化出力信号I1
Ik、量子化誤差e1〜ek、および、パラメータP1
Pkがそれぞれ選択送出部103、決定部102、
および、パラメータ選択部104に出力される。
決定部102は、量子化誤差e1〜ekに基づき入
力信号Xに対し最適の量子化を行つている適応符
号化部をフレームの終わりで決定し、その決定結
果を選択送出部103およびパラメータ選択部1
04に送出する。選択送出部103はその決定さ
れた適応符号化部の量子化出力信号Iを選択し、
決定結果を付して受信側に送出する。
一方、パラメータ選択部104はその決定結果
に基づき、当該フレームで最適の量子化を行つて
いる適応符号化部のパラメータを選択しそれを並
列する他の適応符号化部に送る。各適応符号化部
では次フレームの入力信号の処理に先立ち、その
パラメータを自己のパラメータとして設定する。
これにより現フレームで最適と決定された適応符
号化部の当該フレームの終わりにおけるパラメー
タと、次フレームで最適と決定される適応符号化
部の当該フレームの開始におけるパラメータとは
常に一致することになり、この結果、フレームの
境界における再生信号の不連続はなくなる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第2図には本発明の一実施例としてのADPCM
方式による高能率符号化伝送装置が示される。第
2図において、11〜1kは適応予測符号化部であ
り、音声入力信号X(n)がそれぞれに入力され
る。この適応予測符号化部11〜1kはそのステツ
プサイズ更新係数M(I(n))1〜M(I(n))k

れぞれ異なる。
この適応予測符号化部11〜1kの詳細な構成が
第3図に示される。第3図において、減算器10
は入力信号X(n)と予測値X(n)′との差分で
ある予測誤差E(n)を求めて適応量子化器11
に送る。適応量子化器11は予測誤差E(n)を
量子化して量子化予測誤差信号I(n)を出力す
る。この量子化予測誤差信号I(n)は逆量子化
器12に導かれ、そこで逆量子化が行われる。そ
の結果の出力値E(n)′は零予測器14、減算器
17に導かれるとともに、加算器13を介して極
予測器15に導かれる。零予測器14は零予測値
X(n)z′を演算し出力し、極予測器15は極予測
値X(n)p′を演算し出力し、それら零予測値X
(n)z′と極予測値X(n)p′は加算器16で加算さ
れて予測値X(n)′が減算器10に送出される。
また減算器17は予測誤差E(n)と出力値E
(n)′との差分をとつて量子化誤差e(n)を出
力する。
量子化器11および逆量子化器12は適応形の
ものであり、図示しない量子化ステツプ適応器に
よつてその量子化ステツプサイズΔ(n)が下式
に従つて更新されるように構成されている。
Δ(n+1)=Δ(n)〓×M(I(n)) ここで、γは回線エラーの影響を漸次低減して
いく係数、M(I(n))はステツプサイズ更新係
数である。この量子化器11および逆量子化器1
2の状態を決定するパラメータはこの量子化ステ
ツプサイズΔ(n)となる。
零予測器14および極予測器15も適応形のも
のであり、遅延素子と係数器とで構成される次数
がそれぞれl次およびm次の回路である。零予測
器14および極予測器15は、順次に更新される
予測係数を有し、またフイルタとしての伝達関数
の点では過の履歴を保持するタツプデータを有し
ている。
すなわち零予測器14は、図示しない予測係数
適応器により各係数器の零予測係数Cz(1,n)
〜Cz(l,n)がそれぞれ下式にしたがつて更新
される。
Cz(i,n+1)=Lz×Cz(i,n)+Dz×sgn
(E(n)′)×sgn(E(n−i)′) ここに、LzおよびDzは固定数、sgnは正負の符
号を表す符号関数でである。
この零予測器14の内部状態を決定するパラメ
ータPは、上述の零予測係数Cz(1,n)〜Cz
(l,n)と、各遅延素子に入れられているタツ
プデータE(n−1)′〜E(n−l)′とである。
同様に極予測器15は、図示しない予測係数適
応器により各係数器の極予測値係数数Cp(1,
n)〜Cp(m,n)がそれぞれ下式にしたがつて
更新される。
Cp(i,n+1)=Lp×Cp(i,n)+Dp×sgn
(S(n)′)×sgn(S(n−i)′) ここに、LpおよびDpは固定数である。
この極予測器15の内部状態を決定するパラメ
ータPは、極予測係数Cp(1,n)〜Cp(m,n)
と、各遅延素子に入れられているタツプデータS
(n−1)′〜S(n−m)′とである。
なお、第3図の各構成要素は、第2図におい
て、量子化器11がQ1〜Qk、逆量子化器12が
Q1 -1〜Qk -1、零予測器14がHz1〜Hzk、極予測
器15がHp1〜Hpkによつてそれぞれ表現されて
いる。
第2図において、適応予測符号化部11〜1k
らの量子化誤差e(n)1〜e(n)kは量子化誤差電
力算出部2にそれぞれ導かれる。量子化誤差電力
算出部2は入力信号X(n)の1フレームにわた
り量子化誤差e(n)1〜e(n)kを保持し、フレー
ムの終わりでそれらの量子化誤差電力を算出し、
その算出結果を最適量子化決定部3に送る回路で
ある。最適量子化決定部3はその算出結果に基づ
き量子化誤差e(n)1〜e(n)kのうちの量子化誤
差電力が最も小さいものの適応予測符号化部を当
該フレームにおいて最適の量子化を行つているも
のと判定し、の判定結果を指示信号opとして選
択部4、多重化部5、およびパラメータ複写制御
部6に送出する。
適応予測符号化部11〜1kからの量子化予測誤
差信号I(n)1〜I(n)kはそれぞれ選択部4に導
かれる。この選択部4は量子化予測誤差信号I
(n)1〜I(n)kを1フレーム分蓄えることのでき
るメモリを有しており、選択指示信号opを受け
ることにより、該指示信号opによつて指示され
た適応予測符号化部の1フレーム分の量子化予測
誤差信号I(n)を多重化部5に送出する。多重
化部5はこの量子化予測誤差信号I(n)に指示
信号opを付して伝送路符号に変換した後、受信
側に送出する。
パラメータ複写制御部6には適応予測符号化部
1〜1kからそれらの内部状態を決定するパラメ
ータP1〜Pk、すなわち量子化ステツプサイズΔ
(n)1〜Δ(n)k、零予測係数Cz1〜Czk、極予測係
数Cp1〜Cpk、タツプデータE′1〜E′k、および、タ
ツプデータS′1〜S′kがそれぞれ入力される。そし
て指示信号opに応じて、指示された適応予測符
号化部のパラメータ複写制御部Popを選択して全
ての適応予測符号化部11〜1kに送出するように
構成されている。
この実施例装置の動作が以下に説明される。
入力信号X(n)は各適応予測符号化部11〜1
に並列的に入力され、各々において予測符号化
処理が行われ、それにより量子化予測誤差信号I
(n)1〜I(n)kおよび量子化誤差e(n)1〜e
(n)kが出力される。量子化誤差電力算出部2は
入力された量子化誤差e(n)1〜e(n)kの電力を
1フレーム毎に算出し、その算出結果を最適量子
化決定部3に送出する。最適量子化決定部3は、
その量子化誤差電力が最小である量子化誤差e
(n)を出力する適応予測符号化部1opを判別
し、その適応予測符号化部1opが最適の量子化
を行つていると決定し、その適応予測符号化部1
opの番号を示した指示信号opを選択部4、多重
化部5、および、パラメータ複写制御部6に送出
する。
これにより選択部4はその指示信号opにより
指示される最適の適応予測符号化部1opの1フ
レーム分の量子化予測誤差信号I(n)opを多重
化部5に送り、多重化部5はこの量子化予測誤差
信号I(n)opに指示信号opを付して、受信側に
送信する。
一方、パラメータ複写制御部6は、入力されて
いるパラメータP1〜Pkのうちから、指示信号op
に対応した適応予測符号化部1opのパラメータ
Popを選択し、それを全ての適応予測符号化部に
送出する。これにより並列する他の全ての適応予
測符号化部は、フレームの終わりにおいて、送ら
れてきたパラメータPopを自己のパラメータとし
て設定する。
すなわち、各適応予測符号化部において、量子
化器11および逆量子化器12に量子化ステツプ
サイズΔ(n)opが設定され、また零予測器14
の係数器に零予測係数Czop、その遅延素子にタ
ツプデータE′op、極予測器15の係数器に零予
測器、極予測係数Cpop、その遅延素子にタツプ
データS′opがそれぞれ設定される。
この結果、次のフレームの処理の開始時点では
全ての適応予測符号化部が、選択された適応予測
符号化部と同じ内部状態をもつこととなり、した
がつて例えば現フレームで適応予測符号化部11
が最適ものとして選択され、次フレームで適応予
測符号化部12が最適のものとして選択された場
合でも、現フレームの終わりにおける適応予測符
号化部11のパラメータP1と次フレームの開始に
おける適応予測符号化部12のパラメータP2とは
一致することとなり、フレームの境界でのデータ
の不連続はなくなる。尚、先に、〔従来の技術〕
の項目において述べたように、本発明の高能率符
号化伝送装置においても、上記のようなデータ処
理は、通常、デイジタル・シグナル・プロセツサ
(DSP)を用いてソフトウエアによつて実現され
得ることは当業者にとつて明らかであろう。例え
ば、上記のようなパラメータの設定は、上記のデ
イジタル・シグナル・プロセツサ(DSP)が使
用するRAMの所定の領域に書き込むことにより
行われる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、フレーム毎の最適な適応符号
化部の選択切換えに際してのフレーム境界におけ
る信号の不連続をなくしつつ、入力信号の性質に
応じた最適な量子化特性を常に用いて信号処理を
行うことができ、再生音声あるいは再生画像等の
品質を改善できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る高能率符号化伝送装置の
原理ブロツク図、第2図は本発明の一実施例とし
ての高能率符号化伝送装置を示すブロツク図、第
3図は第2図装置における適応予測符号化部の詳
細を示すブロツク図、第4図は本発明に関連する
高能率符号化伝送装置のブロツク図、第5図は従
来の高能率符号化伝送装置としての適応予測符号
化器を示すブロツク図である。 11〜1k,71〜7k……適応予測符号化部、2
……量子化誤差電力算出部、3……最適量子化決
定部、4……選択部、5……多重化部、6……パ
ラメータ複写制御部、10,17……減算器、1
1……量子化器、12……逆量子化器、13,1
6……加算器、14……零予測器、15……極予
測器、1011〜101k……適応予測符号化部、
102……決定部、103……選択送出部、10
4……パラメータ複写部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 入力信号に応じた量子化出力信号を出力する
    適応量子化器と、該適応量子化器の量子化誤差を
    算出する誤差算出回路とをそれぞれ含み構成され
    る、各個の適応量子化器のステツプサイズ更新速
    度が各々異なつている複数の適応符号化部101
    〜101k、 該複数の適応符号化部からの量子化誤差がそれ
    ぞれ入力されて該量子化誤差に基づき最適の量子
    化が行われている適応符号化部を入力信号のフレ
    ーム毎に決定する決定部102、 該複数の適応符号化部からの量子化出力信号が
    それぞれ入力されて該決定部の決定結果に基づき
    最適の適応符号化部の量子化出力信号を選択し決
    定結果を付して送出する選択送出部103、およ
    び、 該複数の適応符号化部からその内部状態を決定
    するパラメータがそれぞれ入力され、各フレーム
    で最適と決定された適応符号化部のパラメータを
    他の適応符号化部に送出するパラメータ選択部1
    04、 を具備し、 各適応符号化部は、該パラメータ選択部から送
    られてきたパラメータを自己のパラメータとして
    設定してから次のフレームの処理を開始するよう
    に構成された高能率符号化伝送装置。
JP8006386A 1985-06-28 1986-04-09 高能率符号化伝送装置 Granted JPS62237813A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8006386A JPS62237813A (ja) 1986-04-09 1986-04-09 高能率符号化伝送装置
CA000512315A CA1292071C (en) 1985-06-28 1986-06-24 Coding transmission equipment for carrying out coding with adaptive quantization
EP19860108782 EP0206352B1 (en) 1985-06-28 1986-06-27 Coding transmission equipment for carrying out coding with adaptive quantization
DE19863685520 DE3685520T2 (de) 1985-06-28 1986-06-27 Kodier- und uebertragungseinrichtung zur ausfuehrung einer kodierung mit adaptiver quantisierung.
US07/134,818 US4831636A (en) 1985-06-28 1987-12-18 Coding transmission equipment for carrying out coding with adaptive quantization

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038934A (ja) * 1983-07-11 1985-02-28 アメリカン テレフオン アンド テレグラフ カムパニー ビツト圧縮符号化回路

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