JPH0827704B2 - データ圧縮回路 - Google Patents

データ圧縮回路

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JPH0827704B2
JPH0827704B2 JP1150596A JP15059689A JPH0827704B2 JP H0827704 B2 JPH0827704 B2 JP H0827704B2 JP 1150596 A JP1150596 A JP 1150596A JP 15059689 A JP15059689 A JP 15059689A JP H0827704 B2 JPH0827704 B2 JP H0827704B2
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JP
Japan
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data
predictor
probability
compression circuit
predictors
Prior art date
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JP1150596A
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一成 新井
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば日本語の漢字に関するデータ(文
字)が組になって構成された入力データの出現頻度を考
慮してデータの圧縮を行うデータ圧縮回路に関する。
〔従来の技術〕
漢字等の入力データの統計を行い、出現頻度の高いデ
ータほど圧縮データの符号長を短くしてデータの圧縮を
図るデータ圧縮回路が従来から用いられている。このよ
うなデータ圧縮回路では、1つの予測器で入力データの
統計を行い、これら入力データの確率構造を予測して生
起確率データを出力し、符号器で出現頻度に応じて符号
化を行うようになっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来のデータ圧縮回路では、すべてのデー
タを同一の予測器に入力して確率構造の予測を行ってい
た。このため、連続する複数のデータが組になっていて
それぞれが独立した確率構造を持っているような場合に
は、正確な予測を行うことができなかった。そして、こ
のような場合には符号器によるデータの圧縮の効率が低
下してしまうという欠点があった。
通常の日本語の文字について具体的な例を挙げて説明
する。このような日本語の文字は連続する2バイトのデ
ータによって表現される。ここで1バイトは8ビットの
データである。1バイト目と2バイト目のデータの発生
する確率構造は異なっている。したがって、これらを1
つの予測器で統計をとると、2つの確率構造のデータが
混在し、正しい確率構造の予測ができなくなってしま
う。この結果としてデータの圧縮の効率が低下する。
そこで本発明の目的は、連続する複数のデータが組に
なっていてそれぞれが独立した確率構造を持っているよ
うな場合にも、データの圧縮効率を高めることのできる
データ圧縮回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明では、それぞれ連続する2バイトのデータでそ
れぞれ構成される漢字の入力データについてこれらの出
現頻度の統計を行い、これら入力データの確率構造を予
測して生起確率データを出力する2つのマルコフモデル
の予測器と、これらのマルコフモデルの予測器をバイト
単位で交互に選択する切替器と、この切替器によって選
択された予測器の出力する生起確率データに基づいて前
記入力データの圧縮符号化を行う符号器とをデータ圧縮
回路に具備させる。
すなわち本発明では、それぞれ2つのバイトずつのデ
ータで構成される漢字の入力データについて、これらの
確率構造を予測して生起確率データを出力するマルコフ
モデルの予測器を複数設けることによって、異なった確
率構造のデータの混在を防止すると基に、マルコフモデ
ルの予測器をバイト単位で交互に選択する切替器によっ
て相互に強い関係のある各文字の1つ目のデータ同士と
2つ目のデータ同士をそれぞれ別の予測器でそれぞれの
確率構造に合った符号化を行わせることで圧縮効率を高
めている。
〔実施例〕
以下、実施例につき本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるデータ圧縮回路の
構成を表わしたものである。このデータ圧縮回路は切替
器11を備えており、入力データ12はこの切替器11を介し
て第1の予測器13あるいは第2の予測器14に供給される
ようになっている。これらの予測器13、14の出力側には
符号器15が設けられており、ここでデータの圧縮符号化
が行われる。符号器15からは圧縮データ16が出力され
る。
このデータ圧縮回路に入力する入力データ12は、日本
語における2つの漢字の組み合わされた語句からなるデ
ータであるものとする。切替器11は、この連続する2バ
イトのデータにおける最初の1バイトのデータを第1の
予測器13に供給し、次の1バイトのデータを第2の予測
器14に供給する。これらの予測器13、14は入力データ12
の供給を受けると、その統計をとって生起確率を予測す
る。
第2図は1つの予測器における生起確率の予測の様子
を表わしたものである。この例で16進数で表記されたそ
れぞれ1バイト構成の入力データ符号は、予測器13また
は14において出現頻度が計数される。そして、出現頻度
の高いものの順に並べられる。この例では、出現頻度が
“103"の入力データ符号“45H"の頻度順位が“1"とな
り、出現頻度“80"の入力データ符号“54H"が次の頻度
順位“2"に位置される。以下同様である。本実施例のデ
ータ圧縮回路では、2つの予測器13、14が用意されてい
るので、これら予測器13、14ごとに頻度順位が求められ
ることになる。
すでに説明したように、日本語の漢字等は通常2つの
データの組み合わせで表現されるが、1つ目のデータと
2つ目のデータの確率構造は著しく異なっている。この
ため、この実施例のように1つ目のデータと2つ目のデ
ータを切替器11で切り替えて別々の予測器13、14に振り
分けることによって正しい確率構造を予測することがで
きる。
2つの予測器13、14は、このようにして求められた入
力データ12の生起確率データを符号器15に送出する。符
号器15では、これらの生起確率データに従って、生起確
率の高いデータほど短い符号となるように符号化を行
う。符号器15において所定の頻度順位が得られた場合に
は、第3図に示すように頻度順位が高い程、圧縮データ
の符号長が短くなるような符号が割り当てられる。この
ようにして、符号器15からデータの圧縮効率の高い圧縮
データ16が出力されることになる。
第4図は、本発明の第1の変形例を表わしたものであ
る。この第4図で第1図と同一部分には同一の符号を付
しており、これらの説明を適宜省略する。
この第1の変形例では、第1の予測器13の出力が第1
の符号器21に供給され、第2の予測器14の出力が第2の
符号22に供給される。すなわちこの例では予測器13、14
ごとに符号器21、22が割り当てられている。2つの符号
器21、22からは圧縮データ23が出力される。
この変形例では、それぞれの予測器13、14の確率構造
に合った符号構成をとることができるので、更に圧縮効
率を高めることができる。
第5図は、本発明の第2の変形例を表わしたものであ
る。この第5図で第1図と同一部分には同一の符号を付
しており、これらの説明を適宜省略する。
この第2の変形例では、切替器31が入力データ11を3
つ以上の予測器32−1〜32−N(ただしN>2)に切り
替えるようになっている。各予測器32−1〜32−Nの出
力側には1つの符号器15が設けられており、ここから圧
縮データ33が出力されるようになっている。このデータ
圧縮回路では、入力データ12が3つ以上のデータ(文
字)で構成されることがある場合に、それぞれをバイト
単位で1番目の予測器32−1から順に切り替えて使用す
る際に有効である。この例では、符号器15が1つ設けら
れており、共通して符号化を行っているが、第4図で説
明したと同様にして各予測器32−1〜32−Nごとに符号
器15を配置してもよい。
以上説明した実施例および変形例では、予測器を複数
用いてそれぞれについて第2図に示したようにして出現
頻度を求めることにした。このような方法ではなく、あ
るデータの後に入力されるデータの出現頻度を利用した
マルコフモデルの予測器の使用が可能かを考察する。前
記したような漢字データの入力の場合には、1つ目のデ
ータ(文字)と2つ目のデータ(文字)との間、あるい
は連続した漢字の2つ目のデータと次の1つのデータと
の間にはほとんど関係がない。したがって、マルコフモ
デルの予測器を用いると正しい予測が行われないことに
なる。
しかしながら、第6図に示したように連続した2文字
ずつの漢字の符号“”で示した1つ目のデータ(文
字)同士、あるいは符号“”で示した2つ目のデータ
(文字)同士の間には強い関係がある。このため、本発
明のように1つ目のデータと2つ目のデータを切り替え
て別の予測器に入力することで確率構造の予測が正しく
行なえることになる。
〔発明の効果〕
このように本発明によれば、それぞれ連続する2バイ
トのデータでそれぞれ構成される漢字の入力データを2
つのマルコフモデルの予測器にバイト単位で交互に供給
することで、関連性の高い漢字の入力データの統計をそ
れぞれ同一のマルコフモデルの予測器を用いて行うよう
にしたので、確率構造の予測が正確になり、データの圧
縮をより効率的に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例を説明するためのも
ので、このうち第1図はデータ圧縮回路のブロック図、
第2図は予測器における生起確率の予測の様子を表わし
た説明図、第3図は頻度順位と圧縮データ符号の割り当
ての一例を示す説明図、第4図は本発明の第1の変形例
のデータ圧縮回路を示すブロック図、第5図は本発明の
第2の変形例のデータ圧縮回路を示すブロック図、第6
図はデータ相互の関係の有無を説明するための説明図で
ある。 11、31……切替器、12……入力データ、13……第1の予
測器、14……第2の予測器、15……符号器、16、23、33
……圧縮データ、21……第1の符号器、22……第2の符
号器、32−1〜32−N……予測器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ連続する2バイトのデータでそれ
    ぞれ構成される漢字の入力データについてこれらの出現
    頻度の統計を行い、これら入力データの確率構造を予測
    して生起確率データを出力する2つのマルコフモデルの
    予測器と、 これらのマルコフモデルの予測器をバイト単位で交互に
    選択する切替器と、 この切替器によって選択された予測器の出力する生起確
    率データに基づいて前記入力データの圧縮符号化を行う
    符号器 とを具備することを特徴とするデータ圧縮回路。
JP1150596A 1989-06-15 1989-06-15 データ圧縮回路 Expired - Lifetime JPH0827704B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1150596A JPH0827704B2 (ja) 1989-06-15 1989-06-15 データ圧縮回路

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JP1150596A JPH0827704B2 (ja) 1989-06-15 1989-06-15 データ圧縮回路

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Publication Number Publication Date
JPH0317731A JPH0317731A (ja) 1991-01-25
JPH0827704B2 true JPH0827704B2 (ja) 1996-03-21

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ID=15500340

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KR20030073265A (ko) * 2002-03-09 2003-09-19 김순옥 열감응 변색 조리용기의 제조방법 및 그 열감응 변색조리용기

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