JPH0363247A - 2―アルキル―3―アルコキシカルボニルメチルシクロペンタノンの製造法 - Google Patents

2―アルキル―3―アルコキシカルボニルメチルシクロペンタノンの製造法

Info

Publication number
JPH0363247A
JPH0363247A JP1198177A JP19817789A JPH0363247A JP H0363247 A JPH0363247 A JP H0363247A JP 1198177 A JP1198177 A JP 1198177A JP 19817789 A JP19817789 A JP 19817789A JP H0363247 A JPH0363247 A JP H0363247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkyl
formula
pentyl
ketal
cyclopentanone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1198177A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2759348B2 (ja
Inventor
Nobuo Yamada
山田 延男
Toyohiko Kobayashi
小林 東洋彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago International Corp
Original Assignee
Takasago International Corp
Takasago Perfumery Industry Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takasago International Corp, Takasago Perfumery Industry Co filed Critical Takasago International Corp
Priority to JP1198177A priority Critical patent/JP2759348B2/ja
Publication of JPH0363247A publication Critical patent/JPH0363247A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2759348B2 publication Critical patent/JP2759348B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、下記式(1) %式%) 下記反応工程式 [式中、R1はC4〜C8の直鎖もしくは分岐状のアル
キル基を示し、R2は01〜C3のアルキル基を示す。
] で表わされるジャスミン様の香気を有する香料として有
用な2−アルキル−3−アルコキシカルボニルメチルシ
クロペンタノンの新規な製造法に関する。
[従来の技術] 本発明の上記式(1〉に包含される、例えば、2−ペン
チル−3−メトキシカルボニルメチルシクロベンタノン
(1a〉の2−ベンチルー2−シクロベンテノン(2a
)からの合成に関しては、(2a〉 (6) (1a) [前記反応工程式中、Meはメチル基を示し、TSOH
はp−トルエンスルホン酸を示す。]で表わされる合成
法が示されている。
この反応工程式によると2−ペンチル−2−シクロベン
テノン(2a)をマロン酸ジメチルとソジウムメチラー
ト存在下でマイケル付加させて2−ペンチル−3−ビス
(メトキシカルボニルチルシクロペンタノン(6)を形
成させ、化合物(6)をケン化膜炭酸反応後メタノール
とp−トルエンスルホン酸でエステル化して2−ペンチ
ル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペンタノン〈
1a〉を製造ツるか、化合物(2a)に、リヂウムとへ
キサメチルジシラザンより得られたりヂウムビス(トリ
メチルシリル〉アミドによりリチウム化した酢酸メチル
リチウムを1.2−(=J加させるか、またはブロム酢
酸メチルと亜鉛を用いるレポルマスキー反応により化合
物(2a)に1、2−付加させた、2−ペンチル−1−
メトキシカルボニルメチル−2−シクロベンテノール(
7〉を製造し、化合物(7〉をクロム酸酸化により異性
化および酸化して2−ペンチル−3−メトキシカルボニ
ルメチル− ン(8)を製造し、ざらに化合物(8)をパラジウム−
カーボン触媒で接触的に還元して2−ペンチル−3−メ
トキシカルボニルメチルシクロペンタノン(1a〉を製
造することが記載されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の方法によると、高価なマロン酸ジメチルを用
いるか、ヘキサメチルジシラザンまたはブロム酢酸メチ
ルを用いなければならず、本生成物のうち香料としてよ
く知られたジヒドロジャスモネートを安価に製造するに
は大きな欠点があった。
また、高価なマロン酸ジメチルを用いる代わりに安価な
アセト酢酸アルキルを用いる方法は、下記式(3) [式中、R1はC4〜C8の直鎖もしくは分岐状のアル
キル基を示し、R2は01〜C3のアルキル基を示し、
Meはメチル基を示す。]で表わされる中間体の2−ア
ルキル−3−(1−アルコキシカルボニル−2−オキソ
プロピル)シクロペンタノンを塩基触媒で直接脱アセチ
ル化すると、逆マイケル付加反応が起こるために、適用
できないことが知られている。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、上記従来方法の欠点を改善すべく鋭意研
究を進めた結果、上記式(1)化合物を安価に製造する
方法を見出し本発明を完成した。
本発明によれば、下記式(2〉 ○ [式中、R1は04〜C8の直鎖もしくは分岐状のアル
キル基を示す。] で表わされる2−アルキル−2−シクロベンテノンと、
下記式(9) [式中、R2は01〜C3のアルキル基を示し、Meは
メチル基を示す。] で表わされるアセト酢酸アルキルを、有機溶媒中ソジウ
ムアルコラートを触媒にしてマイケル付加させ、ざらに
酸触媒存在下でケタール化することにより得られる下記
式(4) [式中、R1はC4〜C8の直鎖もしくは分岐状のアル
キル基を示し、R2は01〜C3のアルキル基を示し、
R3は01〜C4のアルキル基、または2個のR3が一
緒になって、02〜C6のアルキレン基を示す。] で表わされる2−アルキル−3−(1−アルコキシカル
ボニル−2−オキソプロピル)シクロペンタノンジアル
キルケタールを脱アセチル化反応に付した後、脱ケター
ル反応に付することにより得られる下記式(1〉 [式中、R1およびR2は前述と同一の意味を示す。] で表わされる2−アルキル−3−アルコキシカルボニル
メチルシクロペンタノンを製造することができる。
すなわち、高価なマロン酸ジメチルやヘキサメチルジシ
ラザンおよびブロム酢酸メチルを用いることなく、安価
なアセト酢酸アルキルを用い式(1〉の化合物を容易に
製造する事ができる。
本発明を反応工程式で示すと以下のように表わすことが
できる。
(2) 上記反応工程式に従って本発明の詳細を以下に説明する
前記反応工程式において、化合物(2)は公知であり、
例えば、米国特許4,260,830号に示されでいる
方法により容易に合成することができる。
化合物(2)の具体的例としては、 2−ブチル−2−シクロベンテノン、 2−ペンチル−2−シクロベンテノン、2−へキシル−
2−シクロベンテノン、2−へブチル−2−シクロベン
テノン、2−オクチル−2−シクロベンテノン等を挙げ
ることができる。
上述した化合物(2)から下記式〈3〉1式中、R1、
R2およびMeは前述と同一の意味を示す。] で表わされる2−アルキル−3−(1−アルコキシカル
ボニル−2−オキソプロピル〉シクロペンタノンを合成
するには、前記化合物(2)と下記[式中、R2および
Meは前述と同一の意味を示す。] で表わされるアセト酢酸アルキルのナトリウム塩を有機
溶媒中で反応せしめることにより、容易に合成すること
ができる。
上記反応に用いられるアセト酢酸アルキルとしては、例
えば、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢
酸プロピル等を挙げることができる。
これらアセト酢酸アルキルの使用量としては、例えば、
式(2〉の化合物に対して等モル−10倍モル程度の範
囲を例示することができる。このアセト酢酸アルキルを
ナトリウム塩にするには、例えばソジウムメチラート、
ソジウムハイドライド、金属ナトリウム等を式(2)の
化合物に対して0.1モル〜5倍モル程度の範囲で用い
ることができる。また、有機溶媒の例としては、メタノ
ール、エタノール、テトラヒドロフラン、ベンゼン、ト
ルエン等の溶媒を挙げることができる。これらの有機溶
媒の使用量には特に制約は無いが、例えば、式(2)化
合物に対して2倍〜20倍重量程度の範囲がしばしば採
用される。
上記反応は、例えば、O〜50℃程度の温度範囲で、1
〜24時間程度の反応時間で容易に行うことかできる。
反応終了後は、常法に従って処理し、低沸点物を蒸留に
より除去したのち精製吐ずに次の反応に用いることがで
きる。
上述のようにして合成する事のできる化合物(3)の代
表的な例としては、 2−ブチル−3−(1−メトキシカルボニル−−オキソ
プロピル)シクロペンタノン、2−ブチル−3−〈1−
エトキシカルボニル−2−オキソプロピル〉シクロペン
タノン、2−ブチル−3−(1−プロポキシカルボニル
−2−オキソプロピル)シクロペンタノン、2−ベンチ
ルー3−(1−メトキシカルボニル−2−オキソプロピ
ル)シクロペンタノン、2−ペンチル−3−(1−エト
キシカルボニル−2−オキソプロピル)シクロペンタノ
ン、2−ペンチル−3−(1−プロポキシカルボニル−
2−へキシル−3−(1−メトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル〉シクロペンタノン、2−へキシル−3−
(1−エトキシカルボニル−2−オキソプロピル)シク
ロペンタノン、2−へキシル−3−(1−プロポキシカ
ルボニル−2−へブチル−3−(1−メトキシカルボニ
ル2〜オキソプロピル)シクロペンタノン、2−へブチ
ル−3−(1−エトキシカルボニル−2−オキソプロピ
ルトンシクロペンタノン、2−へアブルー3−(1−プ
ロポキシカルボニル−2−オキソプロピル)シクロペン
タノン、2−オフブール−3−(1−メトキシカルボニ
ル−2−オキンプロビル〉シクロペンタノン、2−オク
チル−3−(1−エトキシカルボニルー2−オキソプロ
ピル)シクロペンタノン、2−オクチル−3−(1−プ
ロポキシカルボニル−2−オキソプロピル)シクロペン
タノン等を挙げることができる。
上述のようにして合成することができる上記化合物(3
)から下記式(4) [式中、R1、R2、R3およびMeは前述と同一の意
味を示す。] で表わされる2−アルキル−3−(1−アルコキシカル
ボニル−2−オキソプロピル〉シクロペンタノンジアル
キル(またはアルキレン〉ケタールを台底するには、例
えば、前記化合物(3)とアルコールおよび酸触媒とを
有機溶媒中、水抜き反応せしめることにより容易に台底
することができる。
上記反応に用いられるアルコールとしては、例えば、メ
タノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、1,2−ブ
チレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1.
4−ブチレングリコール、2,4−ベンタンジオール、
1,2−ヘキシレングリコール、2−メチルペンタン−
2,4−ジオール等を挙げることができる。
これらアルコールの使用量としては、化合物(3〉に対
して等モル−10倍モルを例示することができる。
酸触媒としては、例えば、塩酸、硫酸、硝酸のような鉱
酸、ベンゼンスルホン酸やp−トルエンスルホン酸のよ
うなスルホン酸、トリフルオロ酢酸や酢酸のようなカル
ボン酸等を用いることができる。
これらの酸触媒の使用量としては、例えば、化合物(3
)に対して子分の1〜十分の1重量がしばしば採用され
る。
有機溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘ
キサン、シクロヘキサン等の溶媒が例示できる。これら
の有機溶媒の使用量は特に制約は無いが、例えば化合物
(3)に対して2倍〜20倍重量がしばしば採用される
上記反応の温度は、水を有機溶媒と共沸させて除くよう
にするため、溶媒の沸点が採用されることが多く、例え
ば、50〜150℃が採用される。
また、反応の終了は理論量の水が留出したことにより確
認できるが、反応時間は2〜50時間の範囲で行う事が
できる。反応終了後はアルカリ水溶液中に反応液をあけ
、常法に従って処理し、濃縮物は精製せずに次の反応に
用いることができる。
上述のようにして合成することのできる化合物(4)の
代表例としでは、 2−ブチル−3−(1−メトキシカルボニル−2−オキ
ソプロピル)シクロペンタノンジエチルケタール、 2−ブチル−3−(1−メトキシカルボニル−ーオキソ
プ口ピル)シクロペンタノンエチレンケタール、 2−ブブル−3−(1−エトキシカルボニル−2−オキ
ソプロピル)シクロペンタノンジエチルケタール、 2−ブチル−3−(1−メトキシカ!レボニル−2−オ
キソプロピル〉シクロペンタノンエチレンケタール、 2−ペンチル−3−(1−エトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル)シクロペンタノンジメチルケタール、 2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボニル−2−7
1キソ10ピル)シクロペンタノンジエチルケタール、 2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル〉シクロペンタノンジプロピルケタール、 2−ベンチ−ルー3−(1〜メトキシカルボニル−2−
オキソプロピル〉シクロペンタノンジブチルケタール、 2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル〉シクロペンタノンエチレンケタール、 2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボニル−2−7
Jキソプロビル〉シクロペンタノンプロピレンケタール
、 2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル)シクロペンタノン−1,2−プチレンケ
タール、 2−ベンチルー3−(]−]メトキシカルボニルー2ー
7tキソプロビルシクロペンタノン−2,4−ペンタン
ケタール、 2−ベンブール−3−(1−エトキシカルボニル=2ー
オキソプロピル)シクロペンタノンジエチルケタール、 2−ベンブルー3−(1−エトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル〉シクロペンタノンエチレンケタール、 2−へキシル−3−(1−メトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル〉シクロペンタノンジエチルケタール、 2−ヘキシル−3−(1−メトキシカルボニル2−オキ
ソプロピル)シクロペンタノンエチレンケタール、 2−ヘキシル−3−(1−エトキシカルボニル−2−7
1キソプロビル)シクロペンタノンジエチルケタール、 2−ヘキシル−3−(1−エトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル)シクロペンタノンエチレンケタール、 2−へブ′チルー3−(1−メトキシカルボニル−2−
71キソブロビル〉シクロペンタノンジエチルケタール
、 2−ヘプチル−3−(1−メl〜キシカルボニルー2ー
オキソプロピJし〉シクロペンタノンエチレンケタール
、 2−へブチル−3−〈1−エトキシカルボニル=2ーオ
キソプロピル〉シクロペンタノンエチレンタール、 2−へブチル−3−(1−エトキシカルボニル−2−7
1キソプロビル)シクロペンタノンエチレンケタール、 2−オクチル−3−(1−メトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル)シクロペンタノンジエチルケタール、 2−オクチル−3−(1−メトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル)シクロペンタノンエチレンケタール、 2−オクチル−3−(1−エトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル〉シクロペンタノンジエチルケタール、 2−オクチル−3−(1−エトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル)シクロペンタノンエチレンケタール等を
挙げることができる。
上述のようにして得られる化合物(4〉を、例えば、有
機溶媒中塩基性触媒を用いて反応せしめることにより下
記式(5) [式中、R1、R2およびR3は前述と同一の意味を示
す。] で表わされる2−アルキル−3−アルコキシカルボニル
メチルシクロペンタノンジアルキルケタールを容易に合
成することができる。
上記反応に用いられる塩基性触媒としては、例えば、ン
ジウムアルコラート、酸化カルシウム、酸化バリウム等
を挙げることができる。この触媒の使用量としては、化
合物・(4)に対して、例えば、0.1モル〜2倍モル
を例示づることができる。
また、有機溶媒としては、メタノール、エタノール等を
例示することができる。
これらの有機溶媒の使用量は特に制約は無いが、例えば
、化合物(4〉に対して2倍〜20倍重量がしばしば採
用される。
上記反応は、例えば、20〜100℃程度の温度範囲で
、1〜50時間程度の反応時間で容易に行うことができ
る。反応終了後は常法に従って処理し、蒸留によって精
製することができる。
上述のようにして合成することのできる化合物〈5〉の
代表的な例としては、 2−ブチ〜ルー3−メトキシ力ルポニルメチルシクロペ
ンタノンジエチルケタール、 2−ブチル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペン
タノンエチレンケタール、 2−アブルー3−エトキシカルボニルメチルシクロペン
タノンジエチルケタール、 2−ブチル−3−エトキシカルボニルメチルシクロペン
タノンエチレンケタール、 2−ペンデル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンジメチルケタール、 2−ペンチル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンジエチルケタール 2−ペンチル−3−メトキシ力ルポニルメチルシクロペ
ンタノンジプロビルケタール、 2−ペンチル−3−メトキシカルポニルメチルシクロペ
ンタノンジブチルクタール、 2−ペンチル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンエチレンケタール、 2−ペンチル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンプロピレンケタール、 2−ペンチル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノン−1,2−ブチレンケタール、2−ペンチル−
3−メトキシカルボニルメチルシクロペンタノン− 2−ペンチル−3−エトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンジエチルケタール 2−ペンチル−3−エトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンエチレンケタール、 2−ヘキシル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンジエチルケタール 2−ヘキシル−3〜メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンエチレンケタール 2−ヘキシル−3−エトキシカル、ボニルメチルシクロ
ペンタノンジエチルケタール、 2−ヘキシル−3−エトキシ力ルボニルメチルシクロペ
ンタノンエチレンクタール、 2−へブチル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンジエチルケタール、 2−ヘプチル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンエチレンケタール 2−へブチル−3−エトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンジエチルケタール、 2−ヘプチル−3−エトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンエチレンケタール、 2−オクチル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンジエチルケタール、 2−オクチル−3−メトキシ力ルボニルメチルシクロベ
ンタノンエチレンケタール、 2−オクチル−3−エトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンジエチルケタール、 2−オクチル−3−エトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノンジチルケタール等を挙げることができる。
上述のようにして得られる化合物(5)を水と有1a溶
媒の混合溶媒中、酸触媒で加水分解することにより下記
式(1) [式中、R1およびR2は前述と同一の意味を示す。] で表される2−フルキル−3−アルフキジカルボニルメ
チルシクロペンタノンを容易に合或づることができる。
上記反応に用いられる有機溶媒としては、例えば、メタ
ノール、エタノール、テトラヒドロフラン等を挙げるこ
とができる。
これらの有機溶媒の使用量には特に制約は無いが、例え
ば、化合物(5)に対して等量〜20倍重屋程度の範囲
がしばしば採用される。また、水の使用量も特に制約は
無いが、例えば、化合物(5)に対して、等量〜20倍
重量程度の範囲がしばしば採用される。
酸触媒としては、例えば、塩酸、硫酸、硝酸のような鉱
酸、ベンゼンスルホン酸やD−トルエンスルホン酸のよ
うなスルホン酸、トリフルオロ酢酸や酢酸のようなカル
ボン酸等を用いることができる。これらの酸性触媒の使
用量としては、化合物(5)に対して重量で1万分の1
〜10分の1程度の範囲を例示することかできる。
上記加水分解反応は、例えば、30〜100℃程度の温
度で、1〜24時間程度の反応時間で容易に行うことか
できる。反応終了後は常法に従って処理し、蒸留により
精!!ツることかできる。
上述のようにして合成することのできる化合物(1)の
例としては、 2−ブチル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペン
タノン 2−ブチル−3−エトキシカルボニルメチルシク1」ペ
ンタノン、 2−ブヂルー3ープロポキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノン 2−ペンチル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノン 2−ペンチル−3−エトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノン 2−ペンブルー3−プロポキシカルボニルメチルシクロ
ペンタノン、 2−ヘキシル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノン 2−ヘキシル−3−エトキシカルボニルメ5−)レジク
ロペンタノン、 2−ヘキシル−3−プロポキシカルボニルメチルシクロ
ペンタノン 2/\ブチ−ルー3−メトキシカルボニルメチルシクロ
ペンタノン 2−へブチル−3−エトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノン、 2−へブチル−3−プロポキシカルボニルメチルシクロ
ペンタノン 2−オフチール−3−メトキシジカルホニルメチルシク
ロペンタノン、 2−オクチル−3−エトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノン、 2−オクチル−3−プロポキシカルボニルメチルシクロ
ペンタノン等を挙げることかできる。
[実施例] 以下に参考例ならびに実施例を挙げて、本発明の実施態
様を詳細に述べる。
実施例1: 2−ペンデル−3− <1−メトキシカル
ボニル−2−オキソプロピル〉シクロペンタノン[式(
3):R1 =ペンチル、R2=メチル]の合成 28%ソジウムメチラートのメタノール溶液20gに乾
燥したメタノール100dを加え、30℃で攪拌しなが
らこの中へ1時間30分かけてアセト酢酸メチル116
、1q@滴下した。滴下後、同温で2時間@拌した後、
1時間かけて30℃で攪拌しなから2−ベンチルー2−
シクロベンテノン30.4gを滴下した。同温で3時間
攪拌した後、6、3−の酢酸で中和し、メタノールをエ
バポレーターで濃縮し、冷水200−にあけエーテルで
抽出した。有機層を重曹水で洗浄後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、エバポレーターで濃縮した。これを蒸溜し
てbp.30〜50’C10.1mmlG+ 、歪温度
20〜150℃で回収アセト酢酸メチルと回収2−ベン
チルー2−シクロベンテノンの混合物を1qた。釜残4
8. 2 gが標記化合物であった。収率;90%。化
合物の確認はNMRで行いその結果は表1に示したく以
下の実施例についても同様)。
実施例2: 2−ブチル−3−(1−メトキシカルボニ
ル−2−オキソプロピル)シクロペンタノン[式(3)
:R1 =ブチル、R2.=メチル]の合成 実施例1の2−ペンチル−2−シクロベンテノンの代わ
りに2−ブチル−2−シクロベンテノン27、6gを用
いたほかは実施例1と同様の方法で行い標記化合物44
.29を得た。収率:87%。
実施例3: 2−オクチル−3−(1−メトキシカルボ
ニル− ノン[式(3);R1=オクチル、R2=メチル]の合
成 実施例1の2−ペンチル−2−シクロベンテノンの代わ
りに、2−オクチル−2−シクロベンテノン38.8g
を用いたほかは実施例1と同様の方法で行い標記化合物
51.5gを得た。収率:83%。
実施例4: 2−ペンチル−3−(1−エトキシカルボ
ニル−2−オキソプロピル)シクロペンタノン[式(3
〉:R1−ペンチル、R2=エチル]の合成 実施例1のアセト酢酸メチルの代わりにアセト酢酸エチ
ル1309を用いたほかは、実施例1と同様の方法で行
い標記化合物47.99を得た。収率;85%。
表1 参考例1: 2−ベンチルー3−(1−メトキシカルボ
ニル− ノンとソジウムメチラートとの反応 2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボニル−2−オ
キソプロピル)シクロペンタノン24. 1 9とソジ
ウムメチラート28%メタノール溶液9.69及び乾燥
したメタノール50−を還流下に24時間反応した。冷
却後、酢酸3IIdlを加え、エバポレータで濃縮した
。飽和食塩水にあけ、エーテルで抽出し、抽出物を重曹
水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、エバポレー
ターで濃縮した。
濃縮物をガスクロマトグラフィーで分析したところ、2
−ペンチル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペン
タノンは含まれておらず、すべて2−ベンチルー2−シ
クロベンテノンであった。
実施例8:2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボニ
ル−2−オキソプロピル〉−シクロペンタノンエチレン
ケタール[式(4):R1=ペンチル、R2=メチル、
R3R3=エチレン]の合成水抜ぎ装置を付けた反応フ
ラスコ中で、2−ペンチル−3−〈1−メトキシカルボ
ニル−2−オキソプロピル〉シクロペンタノン4B.2
9、エチレングリコール22.39、燐M1gおよびシ
クロヘキサン100−を還流下に26時間反応した。1
0%苛性ソーダ70gを水冷下激しり攪゛拌しその中に
冷却した反応混合物をゆっくり滴下した。有機層を分液
し水洗を繰り返し中性になったら無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、エバポレーターで濃縮した。濃縮物が標記化合
物で47。7gであった。収率;85%。化合物の確認
はNMRで行い結果は表2に示したく以下の実施例につ
いても同様)。
実施例9: 2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボ
ニル−2−オキソプロピル〉シクロペンタノンジプロピ
ルケタール1式(4):R1=ペンプル、r<2=メチ
ル、R3=プロピル1の合成実施例8のエチレングリコ
ールの代わりに、「1−プロパノール43. 2 gを
用いた他は、実施例8と同様の方法で行い標記化合物5
7.3gを得た。収率;86%。
実施例10: 2−ブチル−3−(1−メトキシカルボ
ニル−2−オキソプロピル)シクロペンタノンエチレン
ケタール[式(4〉:R1−ブチル、R2=メチル、R
3R3=エチレンコの合成実施例8の2−ペンチル−3
−(1−メトキシカルボニル− ノンの代わりに2−ブチル−3−(1−メトキシカルボ
ニル−2−オキソプロピル〉シクロペンタノン45.7
gを用いた他は、実施例8と同様の方法で行い標記化合
物44. 5 gを1qた。収率;83%。
実施例11: 2−オクチル−3−(1−メトキシカル
ボニル− タノンエチレンケタール[式(4):R1 =7Jクチ
ル、R2=メチル、R3R3=エチレン]の合成 実施例8の2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボニ
ル− ノンの代わりに2−オクチル−3−(1−メトキシカル
ボニル− タノン45.agを用いた他は、実施例8と同様の方法
で行い標記化合物54.1gを得た。収率:85%。
実施例12: 2−ベンチルー3−(1−エトキシカル
ボニル− タノンエチレンケタール[式(4):R1 =ペンチル
、R2=エチル、R3R3=エチレン]の合成 実施例8の2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボニ
ル−2−オキソプロピル)シクロペンタ2ノンの代わり
に2−ペンチル−3−(1−エトキシカルボニル−2−
オキソプロピル〉シクロペンタノンso.agを用いた
他は、実施例8と同様の方法で行い標記化合物48.7
gを得た。収率;83%。
実施例17: 2−ペンチル−3−メトキシカルボニル
メチルシクロペンタノンエチレンケタール[式(5);
R1−ペンチル、R2 =メチル、R3R3−エチレン
コの合成 2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボニル−2−7
fキソプロビル〉シクロペンタノンエチレンケタール4
6.8gとラジウムメチラート28%メタノール溶液1
7.3gに乾燥したメタノール100dを加えて還流下
に19時間反応した。冷却後、酸15.77を加え、エ
ベボレータで濃縮した。飽和食塩水にあけエーテルで抽
出し、抽出物を重曹水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥し、エバポレーターでa縮した。濃縮物を蒸溜して
、標記化合物31.0gを得た(M!度90%)。収率
;69%沸点:115°c10.zmmt+g 。化合
物の確認はNMRで行い、結果は族3に示したく以下の
実施例についても同様)。
実施例18: 2−ベンチルー3〜メトキシ力ルポニル
メチルシクロペンタノンジプロピルケタ−ル[式(5)
:R1=ペンチル、R2=メチル、R3=プロピル]の
合成 実施例17の2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボ
ニル−2−オキソプロピル)シクロペンタノンエチレン
ケタールの代わりに2−ペンチル−3−(1−メトキシ
カルボニル− ロピル)シクロペンタノンジプロピルケタール55、5
gを用いた他は、実施例17と同様の方法で行い標記化
合物34.4SJを得た(IiI!度93%〉。
収率:65%。沸点:141℃10.2mmHg。
実施例19: 2−ブチル−3−メトキシカルボニルメ
チルシクロペンタノンエチレンケタール[式(5):R
1 =ブチル、R2 =メチル、R3R3=エチレン]
の合成 実施例17の2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボ
ニル−2−オキソプロピル)シクロペンタノンエチレン
ケタールの代わりに2−ブチル−3−(1−メトキシカ
ルボニル− ピル)シクロペンタノンエチレンケタール44.7gを
用いた他は、実施例17と同様の方法で行い標記化合物
29. 1 9を得た(I11!度95%)。
収率:72%。沸点;108℃70.2111mH(]
実施例20: 2−オクチル−3−メトキシカルボニル
メチルシクロペンタノンエチレンケタール[式(5):
R1=オクチル、R2=メチル、R3R3=エチレン]
の合成 実施例17の2−ペンチル−3−(1−メトキシカルボ
ニル−2−オキソプロピル)シクロペンタノンエチレン
ケタールの代わりに2−オクチル−3− (1−メトキ
シカルボニル−2−オキソプロピル)シクロペンタノン
エチレンケタール53,19を用いた他は、実施例17
と同様の方法で行い標記化合物36.0gを得たく純度
87%〉。収率:67%。沸点:138℃/ 0.4m
mt1g。
実施例21: 2−ペンチル−3−エトキシカルボニル
メチルシクロペンタノンエチレンケタール[式(5);
R1=ペンチル、R2=エチル、R3R3=エチレン]
の合成 実施例17の2−ベンチルー3−(1−メトキシカルボ
ニル−2−オキソプロピル)シクロペンタノンエチレン
ケタールの代わりに2−ペンチル−3− (1−エトキ
シカルボニル− ロピル)シクロペンタノンエチレンケタール48.99
を用いた他は、実施例17と同様の方法で行い標記化合
物33. 5 9を得た(I!度89%〉。収率:70
%。沸点:125℃/ 0. 4111011G。
夷1 実施例26: 2−ペンチル−3−メトキシカルボニル
メチルシクロペンタノンエチレンケタールの加水分解に
よる2−ペンデル−3−メトキシカルボニルメチルシク
ロペンタノン[式(1);R1=ペンチル、R2−メチ
ル]の合成2−ペンチル−3−メトキシカルボニルメチ
ルシクロペンタノンエチレンケタール 90%〉とp−トルエンスルホン[10.3 gを、水
3(M!とメタノール60dの混合溶媒に溶解し、]時
間30分還流した。少量の重曲水で中和した後、エバポ
レーターで濃縮し、エーテルで抽出した。無水硫酸ナト
リウムで乾燥した後、エバポレーターで濃縮した。濃縮
物を蒸溜して標記化合物20、8gを得た。収率;92
%、沸点:96℃70、1mmHg 。化合物の確認は
NMRで行い、結果は表4に示した(以下の実施例につ
いても同様)。
実施例27: 2−ペンチル−3−メトキシ力ルポニル
メチルシクロペンタノンジプロビルケタールの加水分解
による2−ペンチル−3−メトキシカルボニルメチルシ
クロペンタノン[式(1〉;R1=ペンチル、R2=メ
チル]の合成実施例26の2−ペンデル−3−メトキシ
カルボニルメチルシクロペンタノンエチレンケタールの
代わりに2−ベンチルー3−メトキシ力ルポニルメチル
シクロペンタノンジプロビルケタール35、3g(純度
93%〉を用いた他は、実施例26と同様の方法で行い
標記化合物20. 2 (jを得た。収率89%。沸点
;96℃10.1mmHg。
実施例28: 2−ブチル−3−メトキシカルボニルメ
チルシクロペンタノンエチレンケタールの加水分解によ
る2−ブチル−3−メトキシカルボニルメチルシクロペ
ンタノン[式(1):R1=ブチル、R2=メチル]の
合成 実施例26の2−ペンチル−3−メトキシカルボニルメ
チルシクロペンタノンエチレンケタールの代わりに2−
ブチル−3−メ(〜キシカルボニルメチルシクロペンタ
ノンエチレンケタール26.9g(純度95%〉を用い
た他は、実施例26と同様の方法で行い、標記化合物1
8.7gを得た。収率;88%。沸点;87℃10.2
mmHg。
実施例29: 2−オクチル−3−メトキシ力ルポニル
メチルシクロベンタノンエチレンケタールの7Jl水分
解による2−オクチル−3−メトキシカルボニルメチル
シクロペンタノン[式(1〉;代,=オクチル、R2−
メチル]の合成実施例26の2−ペンチル−3−メトキ
シカルボニルメチルシクロペンタノンエチレンケタール
の代わりに2−オクチル−3−メトキシカルボニルメチ
ルシクロペンタノンエチレンケタール35.9gCfi
II度87%〉を用いた他は、実施例26と同様の方法
で行い、標記化合物24.4gを得た。収率;91%。
沸点;115℃10.1mmHg。
実施例30: 2−ペンチル−3−エトキシカルボニル
メチルシクロペンタノンエチレンケタールの加水分解に
よる2−ペンチル−3−エトキシカルボニルメチルシク
ロペンタノン1式(1〉二F<1=ペンチル、R2−エ
チル]の合成実施例26の2−ペンチル−3−メトキシ
カルボニルメチルシクロペンタノンエチレンケタールの
代わりに2−ペンチル−3−エトキシカルボニルメチル
シクロペンタノンエチレンケタール32.6g(IIT
!度87%)を用いた他は、実施例26と同様の方法で
行い、標記化合物21.5gを得た。収率;90%。沸
点:107℃/ 0. 2mmt1g。
夷 4 [発明による効果] 本発明の方法によれば、下記式(2) E式中、RはC−Cの直鎖もしくは分岐状1  4  
8 のアルキル基を示す。] で表わされる2−アルキル−2−シクロベンテノンより
、下記式(1〉 [式中、R1は前述と同一の意・味を示し、R2は01
〜C3のアルキル基を示す。] で表わされる2−アルキル−3−アルコキシカルボニル
メチルシクロペンタノンを製造する工程において、下記
式(4) [式中、R1、R2およびMeは前述と同一の意味を示
し、R3は01〜C4のアルキル基または2個のR3が
一緒になって02〜C6の直鎖もしくは分岐状のフルキ
レン基を示す。] で表わされる2−アルキル−3−(1−アルコキシカル
ボニル−2−オキソプロピル)シクロペンタノンジアル
キル(またはアルキレン)ケタールを経ることにより逆
マイケル付加反応を防止し、安価なアセト酢酸アルキル
を用いることを可能にすることにより、高価なマロン酸
エステルやヘキサメチルジシラザンまたはブロム酢酸メ
チル等を用いることなしに、安価に製造する事が可能と
なった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) [式中、R_1はC_4〜C_8の直鎖もしくは分岐状
    のアルキル基を示す。] で表わされる2−アルキル−2−シクロペンテノンと、
    下記式(9) ▲数式、化学式、表等があります▼(9) [式中、R_2はC_1〜C_3のアルキル基を示し、
    Meはメチル基を示す。] で表わされるアセト酢酸アルキルを、有機溶媒中ソジウ
    ムアルコラートを触媒にしてマイケル付加させ、さらに
    酸触媒存在下でケタール化することにより得られる下記
    式(4) ▲数式、化学式、表等があります▼(4) [式中、R_1、R_2およびMeは前述と同一の意味
    を示し、R_3はC_1〜C_4のアルキル基、または
    2個のR_3が一緒になつて、C_2〜C_6の直鎖も
    しくは分岐状のアルキレン基を示す。] で表わされる2−アルキル−3−(1−アルコキシカル
    ボニル−2−オキソプロピル)シクロペンタノンジアル
    キルケタールを脱アセチル化反応に付した後、脱ケター
    ル反応に付することを特徴とする下記式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) [式中、R_1およびR_2は前述と同一の意味を示す
    。] で表わされる2−アルキル−3−アルコキシカルボニル
    メチルシクロペンタノンの製造法。
JP1198177A 1989-07-31 1989-07-31 2―アルキル―3―アルコキシカルボニルメチルシクロペンタノンの製造法 Expired - Lifetime JP2759348B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1198177A JP2759348B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 2―アルキル―3―アルコキシカルボニルメチルシクロペンタノンの製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1198177A JP2759348B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 2―アルキル―3―アルコキシカルボニルメチルシクロペンタノンの製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0363247A true JPH0363247A (ja) 1991-03-19
JP2759348B2 JP2759348B2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=16386756

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1198177A Expired - Lifetime JP2759348B2 (ja) 1989-07-31 1989-07-31 2―アルキル―3―アルコキシカルボニルメチルシクロペンタノンの製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2759348B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537575A (ja) * 2006-05-25 2009-10-29 タリン ユニヴァーシティ オブ テクノロジー (2−ヒドロキシ−3−オキソ−シクロペント−1−エニル)酢酸のエステル、(−)−r−ホモクエン酸ガンマ−ラクトン、(+)−s−ホモクエン酸ガンマ−ラクトン、及び対応する(−)−r−ホモクエン酸塩と(+)−s−ホモクエン酸塩を生成するためのエステルの使用
WO2020127094A1 (en) * 2018-12-19 2020-06-25 Firmenich Sa Process for the preparation of cis-alpha,beta substituted cyclopentanones

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009537575A (ja) * 2006-05-25 2009-10-29 タリン ユニヴァーシティ オブ テクノロジー (2−ヒドロキシ−3−オキソ−シクロペント−1−エニル)酢酸のエステル、(−)−r−ホモクエン酸ガンマ−ラクトン、(+)−s−ホモクエン酸ガンマ−ラクトン、及び対応する(−)−r−ホモクエン酸塩と(+)−s−ホモクエン酸塩を生成するためのエステルの使用
WO2020127094A1 (en) * 2018-12-19 2020-06-25 Firmenich Sa Process for the preparation of cis-alpha,beta substituted cyclopentanones
CN112638861A (zh) * 2018-12-19 2021-04-09 弗门尼舍有限公司 制备顺式-α,β-取代的环戊酮的方法
US11339113B2 (en) 2018-12-19 2022-05-24 Firmenich Sa Process for the preparation of cis-alpha,beta substituted cyclopentanones

Also Published As

Publication number Publication date
JP2759348B2 (ja) 1998-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02256633A (ja) チーグラー・ナッタ触媒の製造に用いられるジエーテル
JPH11349536A (ja) 9,10―エンドエタノ―9,10―ジハイドロアントラセン―11,11―ジカルボン酸のモノエステルまたはジエステルの合成方法,この合成方法により得られる新規なモノエステルまたはジエステル、及びこれらの、均整または不整メチリデンマロネ―トの合成への応用
JPS62145093A (ja) ポドフイロトキシンおよび関連化合物製造用中間体、並びにその製造方法および利用
JPH11501313A (ja) スピロ縮合アゼチジノンの触媒エナンチオ選択的合成
JP3575705B2 (ja) ジンゲロールおよびショーガオールの製造法
KR100208312B1 (ko) 2,4- 디히드록시아디프산 유도체
JPH0363247A (ja) 2―アルキル―3―アルコキシカルボニルメチルシクロペンタノンの製造法
JPH07252277A (ja) 新規オキソ−チタン錯体、その製造方法およびその錯 体を用いたβ−ヒドロキシケトンまたはα−ヒドロキ シカルボン酸エステルの製造方法
JP4540197B2 (ja) (e)−3−メチル−2−シクロペンタデセノンの製造法
JPH07188094A (ja) 3,5−ジ−t−ブチル−サリチルアルデヒドの製造方法
JP4437093B2 (ja) 3−[2−(3,4−ジメトキシ−ベンゾイル)−4,5−ジメトキシ−フェニル]−ペンタン−2−オンの製法
JP4399885B2 (ja) 4−メチルテトラフルオロベンジルアルコール誘導体の製造法
JP3396097B2 (ja) 4−イソプロピルシクロヘキサンカルボン酸エステル誘導体の製法
JP3796774B2 (ja) アルカリ土類金属酸化物を用いるエナールの製造方法
JP2001181271A (ja) α−モノグリセリドケタールの製造法
JPS61282343A (ja) シス−2−アルキル−3−アルコキシカルボニルメチルシクロペンタノンの製法
JP2541197B2 (ja) 光学活性シクロペンテン誘導体とその製法
JPH02165A (ja) 1‐クロトノイル‐2,6,6‐トリメチルシクロヘキサー1,3‐ジエンの製造法
EP0043526B1 (en) Process for the preparation of dihydrocinnamaldehyde derivatives
KR100502833B1 (ko) 심바스타틴 및 이의 중간체 화합물들의 개선된 제조방법
JPH07145098A (ja) アルコキシル基含有化合物
JP3254746B2 (ja) 末端アセチレン化合物およびその製造法
JPH03101637A (ja) 新規なケトエステル及びその製造方法
US5103026A (en) Process for preparing furan compositions
JPS6024085B2 (ja) メタアクロレンアセタ−ルを原料とするジヒドロタゲトンの製造法