JPH036308Y2 - - Google Patents

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JPH036308Y2
JPH036308Y2 JP1988051048U JP5104888U JPH036308Y2 JP H036308 Y2 JPH036308 Y2 JP H036308Y2 JP 1988051048 U JP1988051048 U JP 1988051048U JP 5104888 U JP5104888 U JP 5104888U JP H036308 Y2 JPH036308 Y2 JP H036308Y2
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JP
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clamping
hook
rod
clamping members
hanger
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JP1988051048U
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JPH01153197U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、リング状、放射状、ハンガー状等
の物干器を、物干竿等に吊り掛けるための吊具に
関するものである。
従来の技術 従来、この種の吊具として、例えば特公昭61−
29430号公報に示されるように、上部に竿挾持孔
を形成する如くに先端部を合掌させて対向状に枢
着された1対の挾持部材と、これらの挾持部材を
常時閉じ合わせ方向に弾力的に付勢すべく組付け
られたばねとを有し、上記挾持部材の一方の下端
に物干器が取付けられるものとなされた物干器の
吊具が知られている。
斯る吊具は、物干器を物干竿にしつかりと固定
して風等による不慮の移動、脱外を防止すること
ができて好都合である。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、一方において次のような問題点
を有するものであつた。即ち、洗濯物を物干器に
吊す場合には、先ず物干竿の適当な箇所に吊具を
仮に取付けた状態として行い、その後これを物干
竿の所定箇所に取付け直すようにすることが多い
が、その仮取付けおよび取外しの度毎に挾持部材
の開閉操作部をばねの付勢力に抗して握縮しなけ
ればならず、この操作がいささか面倒であるとい
う難を有すものであつた。
この考案は、このような問題点を解決し、物干
器の仮取付状態を簡単に実現でき、しかもその仮
取付状態においても物干器を安定良く吊下げるこ
とのできる物干器の吊具を提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 而して、この考案に係る物干器の吊具は、竿挾
持孔を形成する竿挾持部とは別に、鉤口を斜め下
方に開放した外方湾曲状の掛鉤部が設けられてな
るものである。
即ち、この考案は、竿挾持孔5を形成する竿挾
持部2b,3bを有し、その先端部どおしを合掌
させるように枢着された1対の挾持部材2,3・
20,30と、前記竿挾持部2b,3bを閉じ合
わせ方向に弾力的に付勢すべく組付けられたばね
4とを有し、上記挾持部材2,3・20,30の
少なくとも一方の下端に物干器1が取付けられる
ものとなされた物干器の吊具において、少なくと
もいずれか一方の上記挾持部材3,20から延設
された延設部3a,20b、またはこれと他方の
挾持部材2とにより斜め下方に鉤口6a,60a
を開放した外方湾曲状の掛鉤部6,60が形成さ
れてなることを特徴とする物干器の吊具を要旨と
するものである。
作 用 掛鉤部6,60は、斜め下方に開放した鉤口6
a,60aを有するものであるから、物干竿等に
掛鉤部6,60aを引掛けることにより吊具を簡
単に仮取付け状態とすることができる。またその
状態から吊具を斜め上方に持ち上げることにより
掛鉤部6,60を物干竿から簡単に取外すことが
できる。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図において、1は物干器、2は
鉤杆部2aの下端に物干器1が取付けられた合成
樹脂製の鉤形挾持部材、3はこれに枢着された相
手方の鉤口開閉子となる挾持部材、4は両挾持部
材2,3を常時閉じ合せ方向に付勢すべく組付け
られたばねである。
上記挾持部材2,3は、その上端部分が竿挾持
孔5を形成する竿挾持部2b,3bを構成するも
ので、一方の挾持部材2の竿挾持部2bの先端が
前記竿挾持孔5の垂直中心線Cより前方にのびて
他方の挾持部材3の竿挾持部3bの先端と合掌せ
られている。
また、上記他方の挾持部材3はその支点より下
部が外方に向つて延設された延設部3aを有する
と共に、上記一方の挾持部材2の鉤杆部2aは外
方膨出状に湾曲形成されており、上記延設部3a
と上記鉤杆部2aとにより、斜め下方に鉤口6a
を開放した外方湾曲状の掛鉤部6が形成されてい
る。該掛鉤部6を構成する他方の挾持部材3の下
端延設部3aは開閉操作部を兼ねるものである。
両挾持部材2,3は、枢着部7を含む全体がい
ずれも若干の弾性を有する合成樹脂により横断面
コ字状に形成されており、しかも一方の挾持部材
2の枢着部7が他方の挾持部材3の枢着部7の外
側に嵌まり合う幅に形成されて、これら両枢着部
7,7が互いに嵌め合わされ、上記一方の挾持部
材2の枢着部7に形成された軸孔8に、上記他方
の挾持部材3の枢着部7の両外側に突設された軸
突起9が嵌合され、両挾持部材2,3が開閉自在
に枢着されている。
上記挾持部材2の鉤杆部2aの下端に取付けら
れた物干器1は、リング状のものであり、その主
体部10に吊索11を介して連結された吊部材1
2の上端部が前記挾持部材2の下端に回転自在に
取付けられている。
13は両挾持部材2,3の竿挾持孔5の下方部
分に形成されたロープ挟み用凹所、14は補強リ
ブ、15は補強リブ兼ばね受片、Aは物干竿であ
る。
第3図は、他の実施例を示すもので、この実施
例における掛鉤部60は、互いに枢着された1対
の挾持部材20,30の一方の上端から延設さ
れ、鉤形に曲成された延設部20bのみにより構
成され、斜め下方に鉤口60aを開放するもので
ある。もとより、この掛鉤部60の内縁最上部
は、竿挾持孔5の垂直中心線上に位置するものと
設定されている。他の構成は上記実施例と略同様
であるので対応箇所に同一符号を付してその説明
を省略する。
なお、上記いずれの実施例においても物干器と
してリング状のものを示したが、この考案は他に
例えば放射状、ハンガー状等の物干器の吊具にも
適応されうるものである。
考案の効果 この考案に係る物干器の吊具は、上述のとお
り、竿挾持孔を形成する竿挾持部の先端部どおし
を合掌させるように枢着された1対の挾持部材
と、前記竿挾持部を閉じ合わせ方向に弾力的に付
勢すべく組付けられたばねとを有し、上記挾持部
材の少なくとも一方の下端に物干器が取付けられ
るものであるから、従来のこの種の吊具と同様
に、物干器を物干竿にしつかりと固定して風等に
よる不慮の移動、脱外を防止することができるの
はもとより、少なくとも上記挾持部材のいずれか
一方から延設された延設部、またはこれと他方の
挾持部材とにより斜め下方に鉤口を開放した外方
湾曲状の掛鉤部が形成されているものであるか
ら、従来品のように挾持部材の開閉操作部をばね
の付勢力に抗して握縮するという面倒な操作をす
ることなく、上記鉤口を介して掛鉤部を物干竿等
に吊り掛けるだけで物干竿等に対する仮取付状態
を容易に実現でき、またその状態からただ単に持
上げるだけで取外すことができる。しかも掛鉤部
の内縁最上部が竿挾持孔の垂直中心線上に位置す
るものと設定されているから、前記仮取付状態に
おいても、バランスを失つて物干竿から外れるこ
となく物干器の安定の良い吊り下げ状態を実現で
きる。従つて、物干竿等に仮に吊り掛けて物干器
に洗濯物を吊し、その後これを物干竿等の所定の
位置に取付け直すという操作を容易かつ迅速に行
うことができるという実用的な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は全体斜視図、第2図は要部の縦断面図、第3図
は他の実施例を示す正面図である。 1……物干器、2,3,20,30……挾持部
材、2b,3b……竿挾持部、4……ばね、5…
…竿挾持孔、6,60……掛鉤部、6a,60a
……鉤口、A……物干竿。以上。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 竿挾持孔5を形成する竿挾持部2b,3bを有
    し、その先端部どおしを合掌させるように枢着さ
    れた1対の挾持部材2,3・20,30と、前記
    竿挾持部2b,3bを閉じ合わせ方向に弾力的に
    付勢すべく組付けられたばね4とを有し、上記挾
    持部材2,3・20,30の少なくとも一方の下
    端に物干器1が取付けられるものとなされた物干
    器の吊具において、 少なくともいずれか一方の上記挾持部材3,2
    0から延設された延設部3a,20b、またはこ
    れと他方の挾持部材2とにより斜め下方に鉤口6
    a,60aを開放した外方湾曲状の掛鉤部6,6
    0が形成され、この掛鉤部の内縁最上部が竿挾持
    孔5の垂直中心線上に位置するものと設定されて
    なることを特徴とする物干器の吊具。
JP1988051048U 1988-04-15 1988-04-15 Expired JPH036308Y2 (ja)

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JPH01153197U JPH01153197U (ja) 1989-10-23
JPH036308Y2 true JPH036308Y2 (ja) 1991-02-18

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ID=31277076

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Citations (3)

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JPS5547507U (ja) * 1978-09-22 1980-03-28
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JPS6129430U (ja) * 1984-07-26 1986-02-21 明男 武田 往復レバ−スイツチ

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JPS595190U (ja) * 1982-06-30 1984-01-13 キンシ化学工業株式会社 物干具

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JPH01153197U (ja) 1989-10-23

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