JPH0363044A - レーザプローブ - Google Patents
レーザプローブInfo
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- JPH0363044A JPH0363044A JP1200759A JP20075989A JPH0363044A JP H0363044 A JPH0363044 A JP H0363044A JP 1200759 A JP1200759 A JP 1200759A JP 20075989 A JP20075989 A JP 20075989A JP H0363044 A JPH0363044 A JP H0363044A
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Links
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Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
- Laser Surgery Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は体腔内の病変部、例えば血管内に生した血栓を
レーザ光によって焼灼除去するレーザプローブに関する
。
レーザ光によって焼灼除去するレーザプローブに関する
。
[従来の技術]
医療分野において、血管内に生じた血栓にレーザ光を照
射し、これを焼灼除去する治療がなされている。この種
の先行技術として、特表昭60−500845号公報に
はカテーテルの先端にバルーンを取り付け、このバルー
ンを膨脂させて血栓を拡張しつつ、その血栓にレーザ光
を照射するようにしたレーザプローブが開示されている
。
射し、これを焼灼除去する治療がなされている。この種
の先行技術として、特表昭60−500845号公報に
はカテーテルの先端にバルーンを取り付け、このバルー
ンを膨脂させて血栓を拡張しつつ、その血栓にレーザ光
を照射するようにしたレーザプローブが開示されている
。
また、PCT WO85105263号公報にはレー
ザガイドの先端に透光性チップを取り付け、このチップ
を血栓に押し当てた上で、レーザ光を導光することで、
透光性チップを加熱してその熱で血栓を焼灼する他、レ
ーザ光を透光性チップを通じて血栓に照射するようにし
たものが開示されている。
ザガイドの先端に透光性チップを取り付け、このチップ
を血栓に押し当てた上で、レーザ光を導光することで、
透光性チップを加熱してその熱で血栓を焼灼する他、レ
ーザ光を透光性チップを通じて血栓に照射するようにし
たものが開示されている。
さらに、当社ではレーザガイドの先端にレーザ光拡散チ
ップを取り付けるとともに、このチップをバルーンで覆
い、このバルーンで血栓を拡張しながらこれにレーザ光
を照射する技術を出願済みである。すなわち、第10図
を参照して詳細に説明すると、レーザプローブ1は可撓
性を何する長尺のシース2内に同じく長尺の光ファイバ
からなるレーザガイド3をシース2との間に隙間をあけ
て挿通してなる。シース2の先端開口部には接続部材4
がその後端部をシース2内に嵌入して取り付けられ、接
続部材4の先端部にはチップ保持具5が外側から螺合し
て取り付けられている。また、チップ保持具5の先端部
には石英や透光性セラミックス、あるいは金属等からな
るレーザ光拡散チップ6が係止部7を介して係着され、
このチップ6の先端部には表面を粗面にしてなる拡散面
8が形成されている。ここで、レーザガイド3の先端部
は接続部材4およびチップ保持具5内に挿通されて接続
部材4に保持され、そのクラッド部りa内のコア部3b
が露出してレーザ光拡散チップ6の後端面と対向してい
る。さらに、チップ保持具5の中途部外周にはゴム等の
弾性部材からなるバルーン9がレーザ光拡散チップ6を
覆って取り付けられている。
ップを取り付けるとともに、このチップをバルーンで覆
い、このバルーンで血栓を拡張しながらこれにレーザ光
を照射する技術を出願済みである。すなわち、第10図
を参照して詳細に説明すると、レーザプローブ1は可撓
性を何する長尺のシース2内に同じく長尺の光ファイバ
からなるレーザガイド3をシース2との間に隙間をあけ
て挿通してなる。シース2の先端開口部には接続部材4
がその後端部をシース2内に嵌入して取り付けられ、接
続部材4の先端部にはチップ保持具5が外側から螺合し
て取り付けられている。また、チップ保持具5の先端部
には石英や透光性セラミックス、あるいは金属等からな
るレーザ光拡散チップ6が係止部7を介して係着され、
このチップ6の先端部には表面を粗面にしてなる拡散面
8が形成されている。ここで、レーザガイド3の先端部
は接続部材4およびチップ保持具5内に挿通されて接続
部材4に保持され、そのクラッド部りa内のコア部3b
が露出してレーザ光拡散チップ6の後端面と対向してい
る。さらに、チップ保持具5の中途部外周にはゴム等の
弾性部材からなるバルーン9がレーザ光拡散チップ6を
覆って取り付けられている。
一方、シース2の後端開口部には接続管10を介してコ
ネクタ11が取り付けられている。ここで、レーザガイ
ド3の後端部は接続管10およびコネクタ11内に挿通
されてコネクタ11に保持され、そのクラッド部りa内
のコア部3bが露出してコネクタ11の後端部に取り付
けられた集光レンズ12と対向している。また、コネク
タ11の集光レンズ12はレーザ発振器のレーザ光源1
3と対向している。さらに、接続管10の中途部外周に
は接続口金14が突設され、この接続口金14には接続
チューブ15を介してシリンジ16の注入口17が接続
されている。なお、接続管10内のレーザガイド3との
隙間には、接続口金14よりも後端側に位置してシール
用のOリング18が取り付けられている。
ネクタ11が取り付けられている。ここで、レーザガイ
ド3の後端部は接続管10およびコネクタ11内に挿通
されてコネクタ11に保持され、そのクラッド部りa内
のコア部3bが露出してコネクタ11の後端部に取り付
けられた集光レンズ12と対向している。また、コネク
タ11の集光レンズ12はレーザ発振器のレーザ光源1
3と対向している。さらに、接続管10の中途部外周に
は接続口金14が突設され、この接続口金14には接続
チューブ15を介してシリンジ16の注入口17が接続
されている。なお、接続管10内のレーザガイド3との
隙間には、接続口金14よりも後端側に位置してシール
用のOリング18が取り付けられている。
このような構成において、レーザプローブ1を血管1つ
内に挿入してその先端部をアテローム血栓部20の直下
に配置したならば、シリンジ16のピストン21を押し
込んでシリンジ16内の生理食塩水を接続チューブ15
、接続管10、シス2内のレーザガイド3との隙間、接
続部材4の流通路22、接続部材4およびチップ保持具
5内、チップ保持具5の流通路23を通じてバルーン9
内に注入する。すると、バルーン9が膨脂して血栓部2
0に押し当たり、それによって血栓部20を拡張してそ
の位置に固定される。この状態で、レーザ発振器を作動
させる。すると、レーザ光源13がレーザ光を発生し、
このレーザ光は集光レンズ12を介してレーザガイド3
の入射端面に集光入射される。レーザガイド3はレーザ
光を導光してその出射端面からレーザ光拡散チップ6に
向けて出射し、チップ6はこれを受けてレーザ光を外周
に向けて拡散放射する。しかして、レーザ光はバルーン
9を介して血栓部20に照射される。
内に挿入してその先端部をアテローム血栓部20の直下
に配置したならば、シリンジ16のピストン21を押し
込んでシリンジ16内の生理食塩水を接続チューブ15
、接続管10、シス2内のレーザガイド3との隙間、接
続部材4の流通路22、接続部材4およびチップ保持具
5内、チップ保持具5の流通路23を通じてバルーン9
内に注入する。すると、バルーン9が膨脂して血栓部2
0に押し当たり、それによって血栓部20を拡張してそ
の位置に固定される。この状態で、レーザ発振器を作動
させる。すると、レーザ光源13がレーザ光を発生し、
このレーザ光は集光レンズ12を介してレーザガイド3
の入射端面に集光入射される。レーザガイド3はレーザ
光を導光してその出射端面からレーザ光拡散チップ6に
向けて出射し、チップ6はこれを受けてレーザ光を外周
に向けて拡散放射する。しかして、レーザ光はバルーン
9を介して血栓部20に照射される。
このように、血管19内を完全に塞ぎ、または塞ぎかけ
ている血栓部20をバルーン9で拡張しながらこれにレ
ーザ光を照射し、血栓部20を焼灼除去できる。
ている血栓部20をバルーン9で拡張しながらこれにレ
ーザ光を照射し、血栓部20を焼灼除去できる。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、上記特表昭60−500845号公報に
開示されたカテーテルの先端にノくルーアを設けたもの
、あるいは第160図に示されたレーザガイドの先端に
レーザ光拡散チップを設けるとともに、このチップをバ
ルーンで覆ったものでは、いずれもレーザ光が直接血栓
に照射されるだけであり、血栓をむらなく焼灼すること
は難しく、したがって病変部組織の色や性状等により、
除去効果が一定しない不具合があった。
開示されたカテーテルの先端にノくルーアを設けたもの
、あるいは第160図に示されたレーザガイドの先端に
レーザ光拡散チップを設けるとともに、このチップをバ
ルーンで覆ったものでは、いずれもレーザ光が直接血栓
に照射されるだけであり、血栓をむらなく焼灼すること
は難しく、したがって病変部組織の色や性状等により、
除去効果が一定しない不具合があった。
また、PCT WO85105263号公報に開示さ
れたレーザガイドの先端に透光性チ・ンブを設けたもの
では、透光性チップの外径よりも大径の血栓に対し、透
光性チップを密着させることができず、したがってこの
ような血栓を焼灼するには種々の病変状況に応じた大き
さや形状の異なる透光性チップを複数用意する必要があ
り、部品点数の増加や面倒な交換作業を必要とする欠点
があった。
れたレーザガイドの先端に透光性チ・ンブを設けたもの
では、透光性チップの外径よりも大径の血栓に対し、透
光性チップを密着させることができず、したがってこの
ような血栓を焼灼するには種々の病変状況に応じた大き
さや形状の異なる透光性チップを複数用意する必要があ
り、部品点数の増加や面倒な交換作業を必要とする欠点
があった。
本発明は上記11情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、部品点数の増加や面倒な交換作業を
必要とすることなく、病変部をむらなく確実に焼灼でき
るレーザプローブを提供することにある。
的とするところは、部品点数の増加や面倒な交換作業を
必要とすることなく、病変部をむらなく確実に焼灼でき
るレーザプローブを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
上記1]的を達成するために本発明のレーザプローブは
、レーザ光を導光するレーザガイドの先端部にレーザ光
を外周に向けて放射する放射手段を設け、レーザ光を吸
収して発熱する膨脹収縮可能な繊維体を上記放射手段を
覆って設け、この繊維体を膨脹収縮させるための制御手
段を設ける。
、レーザ光を導光するレーザガイドの先端部にレーザ光
を外周に向けて放射する放射手段を設け、レーザ光を吸
収して発熱する膨脹収縮可能な繊維体を上記放射手段を
覆って設け、この繊維体を膨脹収縮させるための制御手
段を設ける。
[作用]
このような構成において、制御手段によって繊維体を膨
脹させて病変部に押し当て、病変部を拡張させた上で、
レーザガイドによってレーザ光を導光してこれを放射手
段を介して外周に向けて放射することで、繊維体はこれ
を受けて発熱し、病変部を焼灼除去するものである。
脹させて病変部に押し当て、病変部を拡張させた上で、
レーザガイドによってレーザ光を導光してこれを放射手
段を介して外周に向けて放射することで、繊維体はこれ
を受けて発熱し、病変部を焼灼除去するものである。
[実施例コ
以下、本発明の一実施例について第1図および第2図を
参照して説明するが、その基本構成は第10図に示した
従来例と同様なため、同一構成部分には同一71−号を
付して説明を省略する。
参照して説明するが、その基本構成は第10図に示した
従来例と同様なため、同一構成部分には同一71−号を
付して説明を省略する。
図において、シース2の先端部には接続部材4およびチ
ップ保持具5を介してレーザ光拡散チップ6が取り付け
られており、このチップ6がレーザ光を外周に向けて放
射する放射手段を構成している。また、チップ保持具5
の中途部外周にはゴム等の弾性部材からなるバルーン9
がレーザ光拡散チップ6を覆って取り付けられており、
さらにこのバルーン9の外側には例えば細径金属線を網
状に編組してなる袋状の繊維体31がバルーン9全体を
覆って取着されている。この繊維体31はレーザ光拡散
チップ6から放射されるレーザ光を受けてこれを吸収し
、発熱するようになっており、またバルーン9のwEr
:を収縮動作に伴い膨縮可能となっている。つまり、バ
ルーン9内への生理食塩水等の流体の非充填時(挿入時
および抜去時)は第2図に示すように繊維体31は収縮
している。
ップ保持具5を介してレーザ光拡散チップ6が取り付け
られており、このチップ6がレーザ光を外周に向けて放
射する放射手段を構成している。また、チップ保持具5
の中途部外周にはゴム等の弾性部材からなるバルーン9
がレーザ光拡散チップ6を覆って取り付けられており、
さらにこのバルーン9の外側には例えば細径金属線を網
状に編組してなる袋状の繊維体31がバルーン9全体を
覆って取着されている。この繊維体31はレーザ光拡散
チップ6から放射されるレーザ光を受けてこれを吸収し
、発熱するようになっており、またバルーン9のwEr
:を収縮動作に伴い膨縮可能となっている。つまり、バ
ルーン9内への生理食塩水等の流体の非充填時(挿入時
および抜去時)は第2図に示すように繊維体31は収縮
している。
これはバルーン9自体の弾性によるものと合わせて、繊
維体31の初期成形特形状により収縮するものである。
維体31の初期成形特形状により収縮するものである。
また、バルーン9内への流体の充填時(治療時)は第1
図に示すように繊維体31は膨脹する。一方、シース2
の後端部に、は接続管10および接続チューブ15を介
してシリンジ16の注入口17が接続されており(第1
0図参照)、このシリンジ16がバルーン9を介して繊
維体32を膨脹収縮させるための制御手段を構成してい
る。
図に示すように繊維体31は膨脹する。一方、シース2
の後端部に、は接続管10および接続チューブ15を介
してシリンジ16の注入口17が接続されており(第1
0図参照)、このシリンジ16がバルーン9を介して繊
維体32を膨脹収縮させるための制御手段を構成してい
る。
次に、このような構成のレーザプローブ1の使用方法を
説明する。まず、繊維体31を収縮させた状態でレーザ
プローブ1を血管19内に挿入し、その先端部をアテロ
ーム血栓部20の直下に配置する。そして、シリンジ1
6のピストン21を押し込んで(第10図参照)シリン
ジ16内の流体をバルーン9内に注入し、繊維体31を
膨脹させてこれを血栓部20に押し当てる。これにより
、繊維体31は血栓部20を拡張してその位置に固定さ
れる。この状態で、レーザ発振器を作動させる。すると
、レーザ光源13がレーザ光を発生し、このレーザ光は
集光レンズ12を介してレーザガイド3の入射端面に集
光入射される(第10図参照)。レーザガイド3はレー
ザ光を導光してその出射端向からレーザ光拡散チップ6
に向けて出射し、チップ6はこれを受けてレーザ光を外
周に向けてほぼ−様なエネルギー分布で拡散放射する。
説明する。まず、繊維体31を収縮させた状態でレーザ
プローブ1を血管19内に挿入し、その先端部をアテロ
ーム血栓部20の直下に配置する。そして、シリンジ1
6のピストン21を押し込んで(第10図参照)シリン
ジ16内の流体をバルーン9内に注入し、繊維体31を
膨脹させてこれを血栓部20に押し当てる。これにより
、繊維体31は血栓部20を拡張してその位置に固定さ
れる。この状態で、レーザ発振器を作動させる。すると
、レーザ光源13がレーザ光を発生し、このレーザ光は
集光レンズ12を介してレーザガイド3の入射端面に集
光入射される(第10図参照)。レーザガイド3はレー
ザ光を導光してその出射端向からレーザ光拡散チップ6
に向けて出射し、チップ6はこれを受けてレーザ光を外
周に向けてほぼ−様なエネルギー分布で拡散放射する。
繊維体31はレーザ光拡散チップ6から放射されたレー
ザ光を受けてこれを吸収し、発熱し、その熱で繊維体3
1に密着した血栓部2oを焼灼する。
ザ光を受けてこれを吸収し、発熱し、その熱で繊維体3
1に密着した血栓部2oを焼灼する。
このとき、繊維体31を軸方向に押し引きし、あるいは
回転させることで、より血栓部2oの除去効果を高める
ことができる。
回転させることで、より血栓部2oの除去効果を高める
ことができる。
このように、血管19内を完全に塞ぎ、または塞ぎかけ
ている血栓部20をバルーン9を介して繊維体31で拡
張しながらその繊維体31の熱で血栓部20を焼灼し、
これを除去するようにしたから、レーザ光を直接血栓部
2oに照射するだけの従来のものに比べ、血栓部2oを
容易にむらなく確実に焼灼除去できる。また、バルーン
9を介して繊維体31を膨脹させ、繊維体31を血栓部
20に押し当てるようにしたから、血栓部2oの内径の
大小に係わらず、血栓部20に対して繊維体31を密着
させることができ、したがって従来のもののように種々
の病変状況に応じた大きさや形状の異なる接触部材を複
数用意する必要がなく、部品点数の削減ひいてはコスト
ダウンを図ることができるばかりか、接触部材を交換す
るといった繁雑さもない。しかも、繊維体31をバルー
ン9と併用したことで、繊維体31を血栓部20に強く
押し付けることができ、より確実な血栓部20の焼灼除
虫が可能になるばかりか、狭窄部の拡張作用も併せもつ
。
ている血栓部20をバルーン9を介して繊維体31で拡
張しながらその繊維体31の熱で血栓部20を焼灼し、
これを除去するようにしたから、レーザ光を直接血栓部
2oに照射するだけの従来のものに比べ、血栓部2oを
容易にむらなく確実に焼灼除去できる。また、バルーン
9を介して繊維体31を膨脹させ、繊維体31を血栓部
20に押し当てるようにしたから、血栓部2oの内径の
大小に係わらず、血栓部20に対して繊維体31を密着
させることができ、したがって従来のもののように種々
の病変状況に応じた大きさや形状の異なる接触部材を複
数用意する必要がなく、部品点数の削減ひいてはコスト
ダウンを図ることができるばかりか、接触部材を交換す
るといった繁雑さもない。しかも、繊維体31をバルー
ン9と併用したことで、繊維体31を血栓部20に強く
押し付けることができ、より確実な血栓部20の焼灼除
虫が可能になるばかりか、狭窄部の拡張作用も併せもつ
。
第3図ないし第5図は本発明の他の実施例を示す。
この実施例はバルーンを用いずに、シース2とレーザガ
イド3との軸方向の相対位置変化により、繊維体31を
膨脹収縮させるようにしたものである。すなわち、レー
ザガイド3の先端部はレーザ光放射管35の後端部に保
持具36を介して内挿固定されている。また、レーザ光
放射管35の先端部には石英や透光性セラミ・ソクス、
あるいは金属等からなる接触部材37が係止部38を介
して係着されている。そして、シース2の先端部外周に
は円管状の繊維体39の後端開口部が嵌合され、これら
は固定具40によって固定されている。
イド3との軸方向の相対位置変化により、繊維体31を
膨脹収縮させるようにしたものである。すなわち、レー
ザガイド3の先端部はレーザ光放射管35の後端部に保
持具36を介して内挿固定されている。また、レーザ光
放射管35の先端部には石英や透光性セラミ・ソクス、
あるいは金属等からなる接触部材37が係止部38を介
して係着されている。そして、シース2の先端部外周に
は円管状の繊維体39の後端開口部が嵌合され、これら
は固定具40によって固定されている。
方、繊維体39の先端開口部はレーザ光放射管35の先
端部外周に嵌合され、これらは同じく固定具41によっ
て固定されている。ここで、レーザガイド3の先端部に
取り付けられたレーザ光放射管35がレーザ光を外周に
向けて放射する放射手段を構成し、またレーザガイド3
およびレーザ光放射管35が繊維体39を膨脹収縮させ
るための制御手段を構成している。そして、シース2に
対してレーザガイド3を前方に押し込むと、第4図に示
すように繊維体3つが軸方向に引っ張られて径方向に収
縮し、逆にシース2に対してレーザガイド3を後方に引
っ張ると、第3図に示すように繊維体39が軸方向に圧
縮されて径方向に膨脂するようになっている。なお、そ
の他の基本構成は上記一実施例と同様である。
端部外周に嵌合され、これらは同じく固定具41によっ
て固定されている。ここで、レーザガイド3の先端部に
取り付けられたレーザ光放射管35がレーザ光を外周に
向けて放射する放射手段を構成し、またレーザガイド3
およびレーザ光放射管35が繊維体39を膨脹収縮させ
るための制御手段を構成している。そして、シース2に
対してレーザガイド3を前方に押し込むと、第4図に示
すように繊維体3つが軸方向に引っ張られて径方向に収
縮し、逆にシース2に対してレーザガイド3を後方に引
っ張ると、第3図に示すように繊維体39が軸方向に圧
縮されて径方向に膨脂するようになっている。なお、そ
の他の基本構成は上記一実施例と同様である。
このような構成において、繊維体39を収縮させた状態
でレーザプローブ1を血管1つ内に挿入し、その先端部
をアテローム血栓部20の近傍に配置したならば、レー
ザガイド3を押し込んで繊維体3つを拡径させ、これを
血栓部20に押し当てる。これにより、繊維体3つは血
栓部20を拡張してその位置に固定される。この状態で
、レーザ発振器を作動させることで、レーザガイド3の
出射端面からレーザ光を出射し、レーザ光放射管35は
これを受けてレーザ光を外周1こ向Cすて1ヨ;チー様
なエネルギー分布で拡散放射する。接触部ヰ第37はレ
ーザ光放射管35から放射されたレーザ光を吸収して発
熱し、その熱で接触部材371こ密着した血栓部20を
焼灼する。また、一方で(よ繊維体39がレーザ光放射
管35力1ら族11されたレーザ光を吸収して発熱し、
その熱で繊維体39:こ密着した血栓部20を焼灼する
。
でレーザプローブ1を血管1つ内に挿入し、その先端部
をアテローム血栓部20の近傍に配置したならば、レー
ザガイド3を押し込んで繊維体3つを拡径させ、これを
血栓部20に押し当てる。これにより、繊維体3つは血
栓部20を拡張してその位置に固定される。この状態で
、レーザ発振器を作動させることで、レーザガイド3の
出射端面からレーザ光を出射し、レーザ光放射管35は
これを受けてレーザ光を外周1こ向Cすて1ヨ;チー様
なエネルギー分布で拡散放射する。接触部ヰ第37はレ
ーザ光放射管35から放射されたレーザ光を吸収して発
熱し、その熱で接触部材371こ密着した血栓部20を
焼灼する。また、一方で(よ繊維体39がレーザ光放射
管35力1ら族11されたレーザ光を吸収して発熱し、
その熱で繊維体39:こ密着した血栓部20を焼灼する
。
ここでは、特に繊維体3つによる血栓部20の焼灼の他
、最先端部に設けた接触部材37の熱1こより、完全閉
塞状態にある症例に対しても適応可能である。
、最先端部に設けた接触部材37の熱1こより、完全閉
塞状態にある症例に対しても適応可能である。
なお、本発明は上記各実施例に限定されず、例えば第6
図に示すように繊維体39(よ細径金属線を網状に編組
せずに、細径金属線を長手方向(こ沿ってストレートに
複数配して形成するよう2こしてもよく、あるいは第7
図に示すよう1こ]<ル−ン9の外周に細径金属線をス
ノくイラル状1こ巻回して;じ戊するようにしてもよい
。
図に示すように繊維体39(よ細径金属線を網状に編組
せずに、細径金属線を長手方向(こ沿ってストレートに
複数配して形成するよう2こしてもよく、あるいは第7
図に示すよう1こ]<ル−ン9の外周に細径金属線をス
ノくイラル状1こ巻回して;じ戊するようにしてもよい
。
また、繊維体3つを形状記憶合金で形成し、これをレー
ザ光の放射による発熱で膨脹収縮させるようにしてもよ
い。
ザ光の放射による発熱で膨脹収縮させるようにしてもよ
い。
さらに、上記一実施例において、放射手段としてレーザ
光拡散チップ6を用いたが、第8図に示すようにレーザ
ガイド3の先端部に露出したコア部3bの表面を粗面に
してこれを放射手段としたり、第9図に示すようにコア
部3bの先端部を球状に形成してこれを放射手段とする
ようにしてもよい。
光拡散チップ6を用いたが、第8図に示すようにレーザ
ガイド3の先端部に露出したコア部3bの表面を粗面に
してこれを放射手段としたり、第9図に示すようにコア
部3bの先端部を球状に形成してこれを放射手段とする
ようにしてもよい。
[発明の効果]
以上述べたように本発明によれば、レーザガイドの先端
部に設けた放射手段から放射されたレザ光を吸収して発
熱する膨脹収縮可能な繊維体により、病変部を拡張しな
がらその繊維体の熱で1人変部を焼灼し、これを除去す
るようにしたから、繊維体を病変部に強く押し付けるこ
とができることもあり、病変部を容易にむらなく確実に
焼灼除虫でき、しかも狭窄部の拡張作用も併せもつ。
部に設けた放射手段から放射されたレザ光を吸収して発
熱する膨脹収縮可能な繊維体により、病変部を拡張しな
がらその繊維体の熱で1人変部を焼灼し、これを除去す
るようにしたから、繊維体を病変部に強く押し付けるこ
とができることもあり、病変部を容易にむらなく確実に
焼灼除虫でき、しかも狭窄部の拡張作用も併せもつ。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の一実施例を示し、第1図
は繊維体の膨脹状態におけるレーザプローブ先端の側面
図、筆2図は繊維体の収縮状態におけるレーザプローブ
先端の側面図、第3図ないし第5図は本発明の他の実施
例を示し、第3図は繊維体の膨脹状態におけるレーザプ
ローブ先端の側面図、第4図は繊維体の収縮状態におけ
るレーザプローブ先端の側面図、第5図はレーザプロー
ブ先端の断面図、第6図ないし第9図はそれぞれ変形例
を示し、第6図はレーザプローブ先端の側面図、第7図
はレーザプローブ先端の側面図、第8図はレーザガイド
先端の側面図、第9図はレーザガイド先端の側面図、第
10図は従来例を示すレーザプローブの断面図である。 3・・・レーザガイド、6・・・レーザ光拡散チップ、
16・・・シリンジ、31.3つ・・・繊維体、35・
・・レザ光放射管。
は繊維体の膨脹状態におけるレーザプローブ先端の側面
図、筆2図は繊維体の収縮状態におけるレーザプローブ
先端の側面図、第3図ないし第5図は本発明の他の実施
例を示し、第3図は繊維体の膨脹状態におけるレーザプ
ローブ先端の側面図、第4図は繊維体の収縮状態におけ
るレーザプローブ先端の側面図、第5図はレーザプロー
ブ先端の断面図、第6図ないし第9図はそれぞれ変形例
を示し、第6図はレーザプローブ先端の側面図、第7図
はレーザプローブ先端の側面図、第8図はレーザガイド
先端の側面図、第9図はレーザガイド先端の側面図、第
10図は従来例を示すレーザプローブの断面図である。 3・・・レーザガイド、6・・・レーザ光拡散チップ、
16・・・シリンジ、31.3つ・・・繊維体、35・
・・レザ光放射管。
Claims (1)
- レーザ光を導光するレーザガイドと、このレーザガイ
ドの先端部に設けられレーザ光を外周に向けて放射する
放射手段と、この放射手段を覆って設けられレーザ光を
吸収して発熱する膨脹収縮可能な繊維体と、この繊維体
を膨脹収縮させるための制御手段とを具備したことを特
徴とするレーザプローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1200759A JPH0363044A (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | レーザプローブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1200759A JPH0363044A (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | レーザプローブ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18159899A Division JP3190642B2 (ja) | 1999-06-28 | 1999-06-28 | レーザプローブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0363044A true JPH0363044A (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=16429704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1200759A Pending JPH0363044A (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | レーザプローブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0363044A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07124260A (ja) * | 1993-11-02 | 1995-05-16 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | カテーテル及びバルーン製造方法 |
JP2003000414A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-07 | Mitsutaka Iwasaki | 枕装置 |
US6768426B2 (en) | 2002-06-28 | 2004-07-27 | Sony Precision Technology Inc. | Position detection apparatus |
US6772088B2 (en) | 2002-03-08 | 2004-08-03 | Sony Precision Technology Inc. | Position transducer |
-
1989
- 1989-08-02 JP JP1200759A patent/JPH0363044A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07124260A (ja) * | 1993-11-02 | 1995-05-16 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | カテーテル及びバルーン製造方法 |
JP2003000414A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-07 | Mitsutaka Iwasaki | 枕装置 |
US6772088B2 (en) | 2002-03-08 | 2004-08-03 | Sony Precision Technology Inc. | Position transducer |
US6768426B2 (en) | 2002-06-28 | 2004-07-27 | Sony Precision Technology Inc. | Position detection apparatus |
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