JPH0362902B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0362902B2 JPH0362902B2 JP8347482A JP8347482A JPH0362902B2 JP H0362902 B2 JPH0362902 B2 JP H0362902B2 JP 8347482 A JP8347482 A JP 8347482A JP 8347482 A JP8347482 A JP 8347482A JP H0362902 B2 JPH0362902 B2 JP H0362902B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- vibrator
- piezoelectric ceramic
- vibrators
- cylindrical piezoelectric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 26
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 18
- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 10
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 6
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000002990 reinforced plastic Substances 0.000 description 1
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 1
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M27/00—Apparatus for treating combustion-air, fuel, or fuel-air mixture, by catalysts, electric means, magnetism, rays, sound waves, or the like
- F02M27/08—Apparatus for treating combustion-air, fuel, or fuel-air mixture, by catalysts, electric means, magnetism, rays, sound waves, or the like by sonic or ultrasonic waves
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は小型、しかも燃料と空気の均一な混合
気をを供給できる超音波気化器に関する。
気をを供給できる超音波気化器に関する。
従来の自動車等のエンジンに用いられる気化器
は燃料の微粒化が不十分であり、とくに低速運転
時にはこの現象が顕著で、均一な混合気を供給す
ることが困難であつた。このため加熱体やエンジ
ンの排気熱を利用して燃料を気化させる方法が試
みられているが常に均一な混合気を得ることはや
はり困難である。また超音波によつて燃料の霧化
(以下、気化と同義語として用いる。)を行なう気
化器も開発されているが、霧化面積が小さいため
単位時間に約0.4gr/2c.c.(50KHz共振、15W)
しか霧化できず、霧化量を増やすためには装置全
体が非常に大型になり実用的でなかつた。
は燃料の微粒化が不十分であり、とくに低速運転
時にはこの現象が顕著で、均一な混合気を供給す
ることが困難であつた。このため加熱体やエンジ
ンの排気熱を利用して燃料を気化させる方法が試
みられているが常に均一な混合気を得ることはや
はり困難である。また超音波によつて燃料の霧化
(以下、気化と同義語として用いる。)を行なう気
化器も開発されているが、霧化面積が小さいため
単位時間に約0.4gr/2c.c.(50KHz共振、15W)
しか霧化できず、霧化量を増やすためには装置全
体が非常に大型になり実用的でなかつた。
本発明はこれらの欠点を解決し、燃料と空気と
の均一な混合気を十分な量、供給できる超音波気
化器を提供することを目的にしている。
の均一な混合気を十分な量、供給できる超音波気
化器を提供することを目的にしている。
本発明の超音波気化器は径方向に分極され、外
周面と内周面に電極が形成された直径の異なる2
つの円筒状圧電セラミツク振動子を支持体上に直
径の大きな当該振動子の内部に直径の小さな振動
子が同軸上に位置するように配置されており、さ
らにこれらの振動子の一方の端部において、この
2つの振動子にはさまれた部分に燃料パイプが形
成され、他方の端部においては前記2つの振動子
にはさまれた部分にスリツトを有する弁が形成さ
れていることを特徴としている。この円筒状圧電
セラミツク振動子を用いた超音波気化器は従来の
円板状の圧電セラミツク振動子を用いた超音波気
化器に比べ燃料霧化面積が大きいため、十分な量
の霧化が可能であり、パルス発振器から外側の円
筒型圧電セラミツク振動子に供給するパルスのパ
ルス幅及びくり返し周波数等を変えることにより
燃焼室に供給する燃料の量を電気的に精密に制御
できるという大きな特長を有している。
周面と内周面に電極が形成された直径の異なる2
つの円筒状圧電セラミツク振動子を支持体上に直
径の大きな当該振動子の内部に直径の小さな振動
子が同軸上に位置するように配置されており、さ
らにこれらの振動子の一方の端部において、この
2つの振動子にはさまれた部分に燃料パイプが形
成され、他方の端部においては前記2つの振動子
にはさまれた部分にスリツトを有する弁が形成さ
れていることを特徴としている。この円筒状圧電
セラミツク振動子を用いた超音波気化器は従来の
円板状の圧電セラミツク振動子を用いた超音波気
化器に比べ燃料霧化面積が大きいため、十分な量
の霧化が可能であり、パルス発振器から外側の円
筒型圧電セラミツク振動子に供給するパルスのパ
ルス幅及びくり返し周波数等を変えることにより
燃焼室に供給する燃料の量を電気的に精密に制御
できるという大きな特長を有している。
以下本発明の実施例について詳細に説明する。
本発明の実施例を図に示す。すなわち、振動子
支持体である気化器ケース11内に中心軸を揃え
て配置された内側の円筒状圧電セラミツク振動子
12と外側の円筒状圧電セラミツク振動子13に
はさまれた部分に燃料パイプ14が形成され、他
のすき間はケース11でふさがれている。内側の
円筒状圧電セラミツク振動子12の内部は空気を
導入する空気パイプ15が形成されている。二つ
の円筒状圧電セラミツク振動子はともに径方向に
分極されており、横効果径振動モードが用いられ
る。このうち内側の円筒状圧電セラミツク振動子
12は、超音波発振器に接続され径方向共振周波
数で強力に励振され、燃料パイプ14から加圧的
に供給される燃料をその外周部において霧化す
る。この場合、円筒状圧電セラミツク振動子は従
来の円板状振動子を用いた場合に比べて霧化面積
を極めて大きく設定でき、霧化効率が大きい長所
がある。
支持体である気化器ケース11内に中心軸を揃え
て配置された内側の円筒状圧電セラミツク振動子
12と外側の円筒状圧電セラミツク振動子13に
はさまれた部分に燃料パイプ14が形成され、他
のすき間はケース11でふさがれている。内側の
円筒状圧電セラミツク振動子12の内部は空気を
導入する空気パイプ15が形成されている。二つ
の円筒状圧電セラミツク振動子はともに径方向に
分極されており、横効果径振動モードが用いられ
る。このうち内側の円筒状圧電セラミツク振動子
12は、超音波発振器に接続され径方向共振周波
数で強力に励振され、燃料パイプ14から加圧的
に供給される燃料をその外周部において霧化す
る。この場合、円筒状圧電セラミツク振動子は従
来の円板状振動子を用いた場合に比べて霧化面積
を極めて大きく設定でき、霧化効率が大きい長所
がある。
2つの円筒状圧電セラミツク振動子の燃料パイ
プ14が取付けられている側と反対側の端部にセ
ラミツクあるいは強化プラスチツクでできた弁1
6が設けられている。外側の円筒状圧電セラミツ
ク振動子13はパルス発振器に接続され例えば矩
形波を入力することにより弁の開閉及び噴出量の
調節を行うことができる。この場合、噴出量の調
節はパルスの幅あるいはパルス繰り返し周波数を
変えることにより電気的に制御することができ
る。即ち、外側の円筒状圧電セラミツク振動子1
3へ入力のない状態では噴出スリツト17が閉じ
ており、直流あるいは矩形波などのパルスが入力
されると横効果により該振動子13が伸び噴出ス
リツト17が開く。さらに噴出スリツト17から
供給される霧化された燃料は空気パイプ15を通
じて導入される空気との均一な混合が実現でき
る。
プ14が取付けられている側と反対側の端部にセ
ラミツクあるいは強化プラスチツクでできた弁1
6が設けられている。外側の円筒状圧電セラミツ
ク振動子13はパルス発振器に接続され例えば矩
形波を入力することにより弁の開閉及び噴出量の
調節を行うことができる。この場合、噴出量の調
節はパルスの幅あるいはパルス繰り返し周波数を
変えることにより電気的に制御することができ
る。即ち、外側の円筒状圧電セラミツク振動子1
3へ入力のない状態では噴出スリツト17が閉じ
ており、直流あるいは矩形波などのパルスが入力
されると横効果により該振動子13が伸び噴出ス
リツト17が開く。さらに噴出スリツト17から
供給される霧化された燃料は空気パイプ15を通
じて導入される空気との均一な混合が実現でき
る。
図に示した本発明の超音波気化器において、内
側の円筒状圧電セラミツク振動子は52KHzで径方
向共振するが、52kHz、15Wの入力に対し、3.5
g/sec以上の霧化が可能であり、この値は従来
の円板状動子を用いた場合の約9倍以上である。
側の円筒状圧電セラミツク振動子は52KHzで径方
向共振するが、52kHz、15Wの入力に対し、3.5
g/sec以上の霧化が可能であり、この値は従来
の円板状動子を用いた場合の約9倍以上である。
尚、図において、燃料パイプ中にガラスフアイ
バー18が配備されているが、これは燃料に対し
ては通過可能であるが超音波に対しては遮音性が
ある性質を利用して、超音波が燃料供給側に行か
ないようにするためのものであり、必要に応じて
適時設置される。
バー18が配備されているが、これは燃料に対し
ては通過可能であるが超音波に対しては遮音性が
ある性質を利用して、超音波が燃料供給側に行か
ないようにするためのものであり、必要に応じて
適時設置される。
以上、詳述した如く、本発明の超音波気化器は
液体燃料を円筒状圧電セラミツク振動子の外周部
に供給するとともに、その円筒状振動子の径方向
振動により瞬時にして霧化し、さらに空気と十分
混合せしめ均一な混合気をエンジンの燃焼室に供
給するものであり、また混合気の供給量は電気的
に制御することができるため、制御が正確でしか
も容易である。という大きな特長を有している。
液体燃料を円筒状圧電セラミツク振動子の外周部
に供給するとともに、その円筒状振動子の径方向
振動により瞬時にして霧化し、さらに空気と十分
混合せしめ均一な混合気をエンジンの燃焼室に供
給するものであり、また混合気の供給量は電気的
に制御することができるため、制御が正確でしか
も容易である。という大きな特長を有している。
図は本発明の超音波気化器の断面図である。図
において11は気化器ケース、12,13は円筒
状圧電セラミツク振動子、14は燃料パイプ、1
5は空気パイプ、16は弁、17は噴出スリツ
ト、18はガラスフアイバーである。
において11は気化器ケース、12,13は円筒
状圧電セラミツク振動子、14は燃料パイプ、1
5は空気パイプ、16は弁、17は噴出スリツ
ト、18はガラスフアイバーである。
Claims (1)
- 1 径方向に分極され、その外周面と内周面に電
極が形成された直径の異なる2つの円筒状圧電セ
ラミツク振動子を支持体上に直径の大きは当該振
動子の内部に直径の小さな振動子が互いに同軸上
に位置するように配置し、これら振動子の一方の
端部において、これら2つの振動子にはさまれた
部分に燃料パイプを形成し、他方の端部において
同様に2つの振動子にはさまれた部分にはスリツ
トを有する弁を形成した構造を特徴とする超音波
気化器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8347482A JPS58200068A (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 超音波気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8347482A JPS58200068A (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 超音波気化器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58200068A JPS58200068A (ja) | 1983-11-21 |
JPH0362902B2 true JPH0362902B2 (ja) | 1991-09-27 |
Family
ID=13803457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8347482A Granted JPS58200068A (ja) | 1982-05-18 | 1982-05-18 | 超音波気化器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58200068A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8910344B2 (en) | 2010-04-07 | 2014-12-16 | Alcon Research, Ltd. | Systems and methods for caster obstacle management |
US9089367B2 (en) | 2010-04-08 | 2015-07-28 | Alcon Research, Ltd. | Patient eye level touch control |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6732720B2 (en) | 2002-05-30 | 2004-05-11 | Monroe R. Kelemencky | Ultrasonic liquid fuel introduction system |
-
1982
- 1982-05-18 JP JP8347482A patent/JPS58200068A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8910344B2 (en) | 2010-04-07 | 2014-12-16 | Alcon Research, Ltd. | Systems and methods for caster obstacle management |
US9089367B2 (en) | 2010-04-08 | 2015-07-28 | Alcon Research, Ltd. | Patient eye level touch control |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58200068A (ja) | 1983-11-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4105004A (en) | Ultrasonic wave fuel injection and supply device | |
US2949900A (en) | Sonic liquid sprayer | |
US3756575A (en) | Apparatus for producing a fuel-air mixture by sonic energy | |
US3860173A (en) | Non-polluting combustion engine having ultrasonic fuel atomizer in place of carburetor | |
US6732720B2 (en) | Ultrasonic liquid fuel introduction system | |
US4401089A (en) | Ultrasonic transducer | |
JPS59162972A (ja) | アトマイザ− | |
US3955545A (en) | Post carburetor atomizer | |
US4123481A (en) | Device for carburetion of liquid fuels | |
US4106459A (en) | Ultrasonic wave carburetor | |
JPH0362902B2 (ja) | ||
GB617239A (en) | A method of and apparatus for atomising liquid fuel and mixing it with air to form acombustible mixture for use in internal combustion engines | |
JPS58195064A (ja) | 燃料噴射弁 | |
JPS58150065A (ja) | 内燃機関の噴射燃料微粒化装置 | |
JPH01211616A (ja) | 燃料媒体を火花点火機関に供給する方法および装置 | |
JP2802943B2 (ja) | 超音波噴霧器 | |
JPH01125554A (ja) | 燃料微粒化装置 | |
JPH044849Y2 (ja) | ||
JPS5832771Y2 (ja) | 霧化用超音波振動装置 | |
JPS5810155A (ja) | エンジンの燃料気化促進装置 | |
JP2521300B2 (ja) | 燃料供給装置 | |
JPH07293346A (ja) | エンジンの燃料供給装置 | |
JPS6263166A (ja) | 内燃機関の超音波燃料微粒化装置 | |
JPS631476A (ja) | 液体霧化装置 | |
RU2215173C1 (ru) | Способ формирования топливовоздушной смеси |