JPH0362666A

JPH0362666A - 画像情報入力装置

Info

Publication number: JPH0362666A
Application number: JP1198159A
Authority: JP
Inventors: Yoshihiro Shimazu; 島津　欣弘; Katsumi Ashizawa; 芦沢　克己; Tomoaki Miura; 三浦　友彰
Original assignee: Mitsumi Electric Co Ltd
Current assignee: Mitsumi Electric Co Ltd
Priority date: 1989-07-31
Filing date: 1989-07-31
Publication date: 1991-03-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は画像情報入力装置に係り、特に画像情報を入力
するため光学系を内設してなる画像情報入力装置に関す
る。

従来の技術一般に画像情報を入力し、これを電気信号に変換した上
でパーツプルコンピュータ、ワードプロセッサ等の画像
処理装置に供給する画像情報入力装置として、イメージ
スキャナ、バーコードリーダ等が知られている。

これらの画像情報入力装置では、装置内へ入射される情
報光をイメージセンサ等の読み取り手段に導くために、
ミラー、レンズ客の光学部品よりなる光学系を内設して
いる。この光学系を構成する各光学部品は夫々高精度に
位置決めする必要があり、配設位置にずれがある場合に
は、再生画像の鮮明度が低下してしまう。

従来、画像情報入力装置に内設される光学系の位置決め
を行なうには、位置決めホルダを用い、この位置決めホ
ルダにミラー、レンズ、イメージセンサを取付けた上で
、位置決めホルダを画像情報入力装置のケース内に組み
込む方法が行なわれていた。ａｌｔ決めホルダは、各光
学部品の取付は位置が高精度に位置決めされており、よ
って位置決めホルダに光学部品を取付けるだけで各光学
部品は所定装置に位置決めされる構成とされていた。

発明が解決しようとする課題しかるに上記従来の画像情報入力装置では、光学系の位
置決めを行なうのに、ケースとは別個に位置決めホルダ
を必要としこれをケース内に組み込まなければならない
ため、部品点数を多く必要とすると共に組立て工数が増
加し、製品コストが上昇してしまうという課題があった
。

また、ミラーに対しレンズ及びイメージセンサは一般に
離間配設されるものであるため、位置決めホルダはその
形状が大きく、よって位置決めホルダに起因して画像情
報入力装置の形状が大型化し、また重畳も重くなるとい
う課題があった。特にこの点は、画像情報入力装置を手
動走査させるタイプのものについては、その操ｎ性に大
きく影響を与える。

本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、製品コ
スト低減及び小型化を図り得る画像情報入力装置を提供
することを目的とする。

課題を解決するための手段上記課題を解決するために、本発明では、情報媒体上を
走査させることによりケース底面に設けられた開口から
画像情報を有する情報光が入射され、この情報光をケー
スに内設された光学系によりイメージセンサに導き、こ
のイメージセンサにより上記走査速度に同期させつつ上
記情報光から画像データを読み取る画像情報入力装置に
おいて、上記の光学系が取付けられる取付は面を、ケースに一体
的に形成したことを特徴とするものである。

０用上記構成とされた画像情報入力装置では、光学系はケー
スに直接取付けられ、その０業だけで光学系を構成する
光学部品の位置決めを行なうことができる。

実施例次に本発明の実施例について図面と共に説明する。第１
図乃至第３図は本発明の一実施例である画像情報入力装
置１（以下、入力装置という）をボしている。各図に示
される入力装置１は、大略してケース２１発光部３．ミ
ラー４．０−ラ５゜焦点調整機構６．イメージセンサ７
、回転検出手段８９回路基板９等より構成されている。

ケース２は上部ケース２ａと下部ケース２ｂとよりなり
、略直方体状の偏平な形状を有すると共に下部ケース２
ｂに開口１０が形成されている。

この開口１０には透明樹脂板１１が配設されており塵埃
のケース２内への侵入を防止している。上記ケース２に
は後に訂述するように光学系を構成する光学部品が直接
取付けられる。

発光部３．ミラー４及びローラ５は開口１０の近傍位置
に取付けられている。発光部３は発光ダイオードを一列
に列設したもので、開口１０を介して情報媒体（図示せ
ず）に光を照射する。この光は情報媒体で反射され画像
情報を含む情報光となり、再び同口１０を介してケース
２内に進入する。ミラー４は、この情報光をイメージセ
ンサ７に向は反射する。

ローラ５はゴム製のＯ−ラであり一部が下部ケース２ｂ
の底面より突出して、情報媒体に圧接される構成とされ
ている。よって、入力装置１を情報媒体上で走査させた
時、ローラ５は走査速度に対応した回転を行なう。ロー
タリエンコーダ１２゜ホトインタラプタ１３等より構成
される回転検出手段８はこの０−ラ５の回転を検出し、
イメージセンサ７が生成する画像データ信号を走査速度
に同期させる同期信号を生成する。

イメージセンサ７は一次元のライン型イメージセンサで
あり、ミラー４で反射された情報光より画像データ信号
を生成する。このイメージセンサ７のミラー４に近い前
方部には、情報光をイメージセンサ７上に合焦点させる
ためのレンズ１４を具備する焦点調整機構６が取付けら
れている。

ここで本発明の特徴となる光学系の取付は構造について
説明する。上記してきた入力装置１の各構成要素の内、
ミラー４及びレンズ１４は入力装Ｗ１の光学系を構成す
る。これらの光学部品は鮮明な画像入力処理を行なうた
め高精度に位置決めして取付ける必要がある。

ミラー４ｔま発光部３と共にブラケット１５に取付けら
れている。ブラケット１５の両側部には取付り部１５ａ
、１５ｂが形成されており、この取付片部１５ａ、１５
ｂを下部ケース２ｂに形成されたボス１７ａ、１７ｂに
ネジ１８ａ、１８ｂを用いて固定することにより、ミラ
ー４は下部ケース２ｂに取付けられる。

一方、レンズ１４は筒状体１６に内設されている。この
筒状体１６は、Ω形状の固定部材１９により、センサホ
ルダ２０と共に下部ケース２ｂに一体的に形成された基
台部２１にネジ２２ａ。

２２ｂを用いて固定される。これによりレンズ１４は下
部ケース２ｂに取付けられる。下部ケース２ｂに筒状体
１６が固定された状態を第４図に示す。同図は、レンズ
１４と対向する方向より筒状体１６を見た様子を示して
いる。基台部２１はＶ字形状をなす傾斜面部２１ａ、２
１ｂと、これに続く水平面部２１ｃ　、２１ｄを形成し
てなる。

筒状体１６は、同図に示すように、Ｖ字形状をなす傾斜
面部２１ａ　、２１ｂ上に載置され、その上部を固定部
材１９で押圧されることにより基台部２１に固定されて
いる。

上記のように光学系をｌｔ４戊するミラー４．レンズ１
４は下部ケース２ｂに一体的に形成されたボス１７ａ、
１７ｂ、基台部２１に夫々固定されている。このボス１
７ａ、１７ｂ及び基台部２１は、その形成位置を高精度
に位置決めされており、がつボス１７ａ、１７ｂの上面
部及び傾斜面部２１ａ、２１ｂ　、水平面部２１ｃ、２
１ｄの面積度も高精度となるよう構成されている。

上部ケース２ａ及び下部ケース２ｂは共に樹脂製であり
、金型を用いて一体成型されるが、この金型の上部ボス
１７ａ、１７ｂ、基台部２１に対応する部分は、特に金
型の加工精度を上げて形成されている。よって、成型さ
れる下部ケース２ｂにおいてボス１７ａ、１７ｂ及び基
台部２１の成型精度は高く、上記のように位置決め精度
及び面精度を高い精度とすることができる。この粘度出
しは、光学系が良好な画像入力を行ない得るのに必要と
される精度以上となるよう構成されている。

また、同様にブラケット１５及び筒状体１６の寸法精度
、加工精度も高く維持されている。

上記のように、光学系を下部ケース２ｂに固定するため
の各構成要素の精度が高く維持されているため、単にブ
ラケット１５をボス１７ａ。

１７ｂに固定し、筒状体１６を基台部２１に固定するだ
けでミラー４とレンズ１４をケース２内の所定位置に位
置決めすることができる。この際、光学系は直接下部ケ
ース２ｂに取付けられることにより位置決めされるため
、従来のように位置決めホルダを設ける必要はなくなり
、部品点数の削減を図ることができる。また、従来のよ
うに光学系を構成する光学部品を位置決めホルダに取付
け、更にこの光学部品が取付けられた位置決めホルダを
ケース内に組み込む組立て作業に比べ、本願構成では直
接下部ケース２ｂに光学系を取付けることができるため
、組立て工数の低減を図ることができる。更に形状の大
なる位置決めホルダが不要となるため、入力装置１の小
型化、軽量化を図ることができる。

発明の効果上述の如く、本発明によれば、ケースに光学系を取付け
るだけで光学系の位置決めが行なえるため、従来のよう
に位置決めのために別鉤部品を必要とすることはなく、
部品点数の削減及び組立て１敗の低減を図り得、製品コ
ストを安くできると共に、装置の小型軽量化を図り得る
等の特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である入力５Ａ置の分解斜視
図、第２図は本発明の一実施例である入力装置の光学系
の配置状態を示す図、第３図は組立てられた入力装置の
上部ケースを取除いた状態を示す平面図、第４図は筒状
体の基台部への固定状態を説明するための図である。１・・・画像情報入力装置、２・・・ケース、２ａ・・
・上部ケース、２ｂ・・・下部ケース、４・・・ミラー
、１４・・・レンズ、１５・・・ブラケット、１５ａ、
１５ｂ・・・取付片部、１６・・・筒状体、１９・・・
固定部材、２１・・・基台部、２１ａ　。２１ｂ・・・傾斜面部、２１Ｃ。２１ｄ・・・水平面部。

Claims

【特許請求の範囲】情報媒体上を走査させることによりケース底面に設けら
れた開口から画像情報を有する情報光が入射され、該情
報光を該ケースに内設された光学系によりイメージセン
サに導き、該イメージセンサにより上記走査速度に同期
させつつ該情報光から画像データを読み取る画像情報入
力装置において、該ケースの該光学系が取付けられる取付け面を、該ケー
スに一体的に形成したことを特徴とする画像情報入力装
置。