JPH036197A - 工業用テレビカメラ接続チェック回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、工業用テレビカメラの画像処理装置に関し、
特にテレビカメラと画像処理装置間の接続状態の異常を
検出する回路に関する。

［従来の技術］ 従来、工業用テレビカメラの画像処理装置（以下単に画
像処理装置と略す）においては、外部同期型テレビカメ
ラ（以下単にカメラと略す）と画像処理装置間の接続状
態については、ｍ城的な接続状態のみならず送受信信号
の状態まで含めて接続状態の異常を検出する手段はなか
った。

［発明が解決しようとする課題１ このため、ロボットが画像処理の結果に基づいて動作す
る視覚装置付きの産業用ロボットでは、複合映像信号が
遮断されたり、複合映像信号が受信されてもそれに含ま
れる同期信号の位相がずれるなど、複合映像信号に異常
が発生ずると、その信号を処理して得られる画像データ
はロボットの動作に影響をおよぼし、ロボットは異常な
動作をする恐れがあるという問題があった。

複合映像信号の異常の発生原因をあげると、複合映像信
号の遮断では、複合映像信号線の断線、カメラと画像処
理装置間の信号線の接続異常、カメラのＴＬａ断、さら
にカメラが外部同期型専用の場合の同期信号入力断等が
あげられ、同期信号の位相ずれでは、内部同期自動切換
型カメラの場合、同期信号入力の遮断によりカメラが内
部同期モードで動作することがあげられる。

そこで本発明は、画像処理装置とカメラ間の接続状態の
異常を検出することにより以上の不具合いを解決し、ロ
ボットの異常動作を防止することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために、本発明は、外部同期型カメ
ラに対して同期信号を出力し、そのカメラからの複合映
像信号を使用する画像処理装置において、前記カメラの
複合映像信号から同期信号を分離する同期分離回路と、
前記同期分離回路からの同期信号と前記画像処理装置内
部で発生する水平同期信号との論理積をとるＡＮＤゲー
トと、そのＡＮＤゲートの出力信号を入力とし、入力信
号が一定時間以内に再人力されない場合に出力信号を反
転させるようにした限時回路とで構成されることを特徴
とする。

［作用コ 上記手段により、カメラからの複合映像信号に含まれる
同期信号と画像処理装置内部の水平同期信号との同期性
がチェックされ、カメラからの複合映像信号が画像処理
装置に入力されない場合や、入力された複合映像信号Ｇ
こ含まれる同期信号が画像処理装置内部の水平同期信号
と位相ずれを発生する場合には、２つの信号の論理積が
成立せず限時回路の入カパルスがなくなるので、限時回
路の出力がアクティブとならない。この出方信号を監視
することにより複合映像信号の異常が検出される。

［実施例１ 以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。

第１図は本発明を実施するための構成を示すブロック図
である。同図において、１は工業用テレビカメラ、２は
画像処理装置の一部、３は画像処理装置内部の同期信号
発生回路でカメラへの同期信号として水平同期信号８と
垂直同期信号９とを発生する。４は増幅された水平同期
信号１ｏおよび増幅された垂直同期信号１１をカメラに
供給するドライバ回路、５はカメラからの複合映像信号
から同期信号を分離する同期信号分離回路、６は分離さ
れた同期信号と画像処理装置内部の水平同期信号との論
理積をとるＡＮＤゲート、７は限時回路の一例であるモ
ノマルチを示している。

第２図は複合映像信号１２が正常な場合のタイムチャー
トを示している。カメラからの複合映像信号１２に含ま
れる同期信号１３と画像処理装置内部の水平同期信号８
は同期しており、ＡＮＤゲート６は間歇的にパルス状の
出力信号１４を出し、モノマルチの出力信号１５は榊続
的にアクティブになる。モノマルチのアクティブな出力
を１°゛とすれば、複合映像信号１２が正常なときのモ
ノマルチの出力信号１５は”１”になる。

ところが、複合映像信号線が断線したり、または外部同
期型専用のカメラで同期信号１０，１１が入力されなか
った場合には、複合映像信号が途切れるためＡＮＤゲー
ト６はパルスを出力せず、モノマルチ７の出力信号１５
が°゛０”になる。

また、カメラが内部同期自動切替カメラの場合は、同期
信号線が断線または接続不良で同期信号１０．１１がカ
メラに人力されなくなると、カメラ自体が自動的に内部
同期モードに切替わって複合映像信号１２を出力するの
で、第３図に示すように、カメラからの複合映像信号か
ら分離された同期信号１３と画像処理装置内部の水平同
期信号８とが同期せずＡＮＤゲート６がらのパルスが出
力されないので、モノマルチ７の出力信号１５が”０″
になる。

実施例では限時回路をモノマルチとしたが、人力信号が
一定時間以内に再入力されない場合に出力信号を反転さ
せるようにした限時回路であればよい。

［発明の効果１ 以上述べたように、工業用テレビカメラとして外部同期
型カメラを使用する場合、本発明によればカメラから送
出される複合映像信号の異常を検出できるので、カメラ
と画像処理装置との接続状態をチェックすることができ
、視覚装置付きロボットの場合複合映像信号の異常に基
づくロボットの異常動作を防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の工業用テレビカメラの接続チェック回
路の一実施例を示す図、第２図は複合映像信号が正常な
場合のタイムチャート、第３図は複合映像信号が異常な
場合のタイムチャートである。 ｌ　・・・　工業用テレビカメラ、 ２　・・・　画像処理装置の一部、 ３　・・・　同期信号発生回路、 ４　・・・　同期信号のドライバ回路、５　・・・　同
期信号分離回路、 ６　　・・・　ＡＮＤゲート、 ７　・・・　モノマルチ、 ８　・・・　水平同期信号、 ９　・・・　垂直同期信号、 １０・・・　増幅された水平同期信号、１１・・・　増
幅された垂直同期信号、１２・・・　複合映像信号、 １３・・・　分離された同期信号、 １４・・・　ＡＮＤゲートの出力信号、１５・・・　モ
ノマルチの出力信号。 第１図 第３図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 外部同期型テレビカメラに対して同期信号を出力し、そ
   のテレビカメラからの複合映像信号を使用する工業用テ
   レビカメラの画像処理装置において、前記テレビカメラ
   の複合映像信号から同期信号を分離する同期信号分離回
   路と、前記同期信号分離回路からの同期信号と前記画像
   処理装置内部で発生する水平同期信号との論理積をとる
   ＡＮＤゲートと、そのＡＮＤゲートの出力信号を入力と
   する限時回路とで構成されることを特徴とする工業用テ
   レビカメラ接続チェック回路。