JPH0361684A - 電磁駆動型スクロール装置 - Google Patents

電磁駆動型スクロール装置

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JPH0361684A
JPH0361684A JP19608989A JP19608989A JPH0361684A JP H0361684 A JPH0361684 A JP H0361684A JP 19608989 A JP19608989 A JP 19608989A JP 19608989 A JP19608989 A JP 19608989A JP H0361684 A JPH0361684 A JP H0361684A
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崇雄 竹内
Shinichi Isaka
井坂 信一
Yasuo Endo
遠藤 泰夫
Yoichi Kanemitsu
金光 陽一
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/0042Driving elements, brakes, couplings, transmissions specially adapted for pumps
    • F04C29/0085Prime movers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/02Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
    • F04C18/0207Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents both members having co-operating elements in spiral form

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は固定スクロールと旋回スクロールを具備し、該
旋回スクロールの旋回運動(公転運動)により、空気、
ガス、水蒸気等を圧縮、膨張、吸引するスクロール装置
に関するものである。
〔従来技術〕
従来この種のスクロール装置においては、固定スクロー
ルに対して旋回スクロールの運動をオルダム接手やボー
ルジヨイント等を使用して拘束し、クランク軸等を使用
して回転運動を旋回運動に変換していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来のスクロール装置は、オルダム
接手等の機械的な自転防止機構及びクランク軸等を支持
する機械的な軸受を設けているため、これら機械的部材
等の強度、耐久上に限界があり、且つ構造も複雑なもの
である。
また、オルダム接手やクランク等を有するので、給油手
段を必要とし、スクロール装置の吐出気体に油分が含ま
れることを嫌う分野には利用できないという欠点があっ
た。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記従来の
スクロール装置の有するクランク軸の機能とオルダム接
手等の運動方向の拘束機能の両機能の双方又は一方を電
磁力を使用して行なうことにより、従来の旋回スクロー
ル用軸受け、オルダム接手、モータの3つの部品を電磁
駆動システムとして1つにまとめ、コンパクトで、且つ
高速、高温に耐える電磁駆動型スクロール装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本発明は、固定スクロールと旋
回スクロールを具備し、該旋回スクロールの旋回運動に
より、空気、ガス、水蒸気等を圧縮、膨張、吸引するス
クロール装置を下記の如く構成した。
固定スクロールと旋回スクロールを具備し、該旋回スク
ロールの旋回運動(公転運動)により、空気、ガス、水
蒸気等を圧縮、膨張、吸引するスクロール装置において
、旋回スクロールを電磁力で浮上支持させると共に、電
磁力で旋回運動させることを特徴とする。
また、機械的に旋回スクロールの運動方向を拘束し、旋
回スクロールに更に電磁力を加え旋回運動させることを
特徴とする。
また、旋回スクロールの自転を電磁力により拘束し、機
械力により旋回運動させることを特徴とする。
また、旋回スクロールをバネ状部材で支持し、該旋回ス
クロールと該バネ状部材とにより構成される運動体を自
励的に旋回運動させることを特徴とする。
また、旋回スクロールを浮上支持し旋回運動をさせる電
磁駆動装置のケーシングをバネ状部材楕紳にて支持する
ことを特徴とする。
また、旋回スクロールと固定スクロールとを1セットと
して、該セットを2セット以上軸方向或いは水平方向に
配置し、それらを連結したことを特徴とする。
また、旋回スクロールを旋回運動させる電磁力を発生す
る励磁コイルに電力を供給する励磁電流回路に、旋回運
動周期と同期する発振回路を設けたことを特徴とする。
また、旋回スクロールに該旋回スクロールの旋回運動と
は逆位相の運動をする移動体を設けることを特徴とする
〔作用〕
スクロール装置を上記の如く、旋回スクロールを電磁力
で浮上支持させると共に、電磁力で旋回運動させるので
、従来のようにオルダム接手等の機械的な自転防止機構
及びクランク軸等を支持する機械的な軸受を必要としな
い卒ため、高速運転が可能になると同時に高温の環境化
で利用することができる。
また、旋回スクロールをバネ状部材で支持し、旋回周期
と該旋回スクロールと該バネ状部材とにより構成される
運動体を自励的に旋回運動させることにより、駆動力が
小さくなり、ケーシング振動も小さくなる。
また、電磁駆動装置のケーシングをバネ状部材Vて支持
することにより、旋回スクロールを運動させるとき生じ
る反力を低減させることができる。
また、旋回スクロールと固定スクロールとを1セットと
して、該セットを2セット以上軸方向或いは水平方向に
配置し、それらを連結することにより、各々のセットに
て旋回スクロールの旋回運動によって発生する反力を全
体として相殺させることができる。
また、この時複数セットの旋回スクロールのうち、1セ
ット以上をダミーウェイトで置き代えても同様に反力を
相殺できる。
また、励磁コイルに電力を供給する励磁電流回路に、旋
回運動周期と同期する発振回路を設け、自励発振させる
ことにより、外部から供給する供給電力を低減すること
ができる。
また、旋回スクロールに該旋回スクロールの旋回運動と
は逆位相の運動をする移動体を設けることにより、旋回
スクロールの旋回運動により生じる反力を相殺すること
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図は本発明に係る電磁駆動型スクロール
装置の構造を示す図で、第1図は側断面図、第2図は第
1図のA−A断面図である。図において、1はケーシン
グであり、該ケーシング1には渦巻状の固定スクロール
4a、4bが一体に設けられており、該固定スクロール
4aと4bとは互いに所定間隔を置いて対向している。
5a。
5bは渦巻状の旋回スクロールであり、該旋回スクロー
ル5aと5bは、旋回プレート6に背面台に一体的に設
けられている。また、ケーシング1には吸込口2a、2
bと吐出口3が設けられている。旋回プレート6を所定
の旋回運動を与えることにより、開口2a、2b(吸込
口2a、2b)から吸い込まれた空気、ガス及び水蒸気
等は、固定スクロール4a、4bと旋回スクロール5a
5bとの作用により、吸気、とじ込み、圧縮、吐出過程
を経て、圧縮され、吐出口3から吐出される。また、旋
回スクロール5aと5bの旋回運動を圧縮とは逆方向と
することにより、開口3から吸い込まれた空気、ガス及
び水蒸気等を膨張させることもできる。
旋回プレート6には浮動継鉄120.130 。
140.150が設けられており、ケーシング1には前
記浮動継鉄120.130.140.150にそれぞれ
対応して、駆動継鉄20,30,40.50が設けられ
ている。駆動継鉄20には駆動磁極21a、21b、2
1cが設けられ、各駆動磁極21a、21b、21cに
はそれぞれ、励磁コイル22A、22b、22cが設け
られている。駆動継鉄30には駆動磁極31a、31b
31cが設けられ、各駆動磁極31a、31b。
31cにはそれぞれ、励磁コイル32a、32b、32
cが設けられている。駆動継鉄40には駆動磁極41a
、41b、41cが設けられ、各駆動磁極41a、41
b、41Cにはそれぞれ、励磁コイル42a、42b、
42cが設けられている。駆動継鉄50には駆動磁極5
1a、51b、51cが設けられ、各駆動磁極51a、
51b、51cにはそれぞれ、励磁コイル52a、52
b、52cが設けられている。
また、ケーシング1には、浮動継鉄120と駆動継鉄2
0との間隙を検出する変位センサ23a、23b、23
c、23d、浮動継鉄130と駆動継鉄30との間隙を
検出する変位センサ33a、33b、33c、33d、
浮動継鉄140と駆動継鉄40との間隙を検出する変位
センサ43a、43b、43c、43d及び浮動継鉄1
50と駆動継鉄50との間隙を検出する変位センサ53
a、53b、53c、53dが設けられてぃる、上記構
造の!磁駆動型スクロール装置において励磁コイル22
a、22b、22cと励磁コイル32a、32b、32
cとに供給する励磁電流を制御することにより、旋回プ
レート6、即ち旋回スクロール5a、5bに作用するY
方向の力を制御することができ、励磁コイル42a、4
2b、42cと励磁コイル52a、52b、52cに供
給する励磁電流を制御することにより、旋回プレート6
に作用するX方向の力を制御することができる。従って
、励磁コイル22a、22b。
22c、32a、32b、32c、42a、42b、4
2c、52a、52b、52cに供給する励磁電流を制
御することにより、旋回プレート6、即ち旋回スクロー
ル5a、5bに旋回運動を与えることができる。
なお、上記例では、旋回スクロール5aと5bを旋回プ
レート6の背面台に一体的に設けているので、昇圧過程
で発生するスラスト力を互いに打ち消すようになる。
第3図(a)は上記電磁駆動型スクロール装置の制御回
路の一例を示すブロックであり、ここでは駆動磁極21
a、21b、21cに設けられている励磁コイル22a
、22b、22cに供給する励磁電流を制御する制御回
路の構成例である。
このような制御回路は、励磁フィル32a、32b、3
2c、励磁コイル42g、42b、42c1励磁コイル
52a、52b、52cに供給する励磁電流についても
設けられる。
制御回路は第3図(a)に示すように、変位センサ23
aと23bの出力を加算した加算値a1と変位センサ2
3cと変位センサ23dの出力を加算した加算値a、と
を加算して得られた加算値す、を補償回路C1に入力し
、該補償回路C,で目標値$1と比較してその偏差を求
め、その出力を電力増幅器P1を介し励磁コイル22b
に供給する。また、加算値a1と加算値a、の差値す、
を補償回路C2で目標値S、と比較してその偏差を求め
、その出力を電力増幅器P、を介し励磁コイル22aと
励磁コイル22bの直列回路に供給する。ここで、目標
値B1は旋回プレート6、即ち旋回スクロール5a及び
5bの目標値であり、s、=Rsinωt となる。ここで、Rは旋回プレート6の旋回半径を示す
。また、目標値S、は 82工O とする。即ち、変位センサ23aと23bの加算値a、
と変位センサ23cと23dの加算値a、が等しく((
23a+23b)=(23c+23d))なるように制
御する。
また、第3図(a)の制御回路において、励磁コイル2
2bに供給する励磁電流回路に、旋回運動周期と同期す
る発振回路0.を設け、自励発振させることにより、外
部から供給する供給電力を低減させることができる。
第4図は本発明に係る電磁駆動型スクロール装置の他の
構成例を示す図である。同図においては、旋回スクロー
ルは三角形の旋回プレート62に設けられており、該三
角形の旋回プレート62の各辺には浮動継鉄63,84
,65が設けられている。また、ケーシング61にはこ
の3個浮動継鉄63.64.65にそれぞれ対応して?
1iai66a、66b、磁極67a、67b、磁極6
8a、68bが設けられ、各磁極にはそれぞれ励磁コイ
ル69a、69b、励磁コイル70a、70b3励磁コ
イル71a、71bが設けられている。なお、第4図に
おいては、旋回プレート62に設けられる旋回スクロー
ル及びケーシング61に設けられる固定スクロールの図
は省略している。上記構成の電磁駆動型スクロール装置
において、励磁コイル69a、69b、70a、70b
、71a、71bに供給する励磁電流を制御することに
より、旋回プレート62、即ち旋回スクロールを浮上支
持し、且つ旋回運動させることができる。なお、第4図
においては、旋回プレートを三角形としたが、旋回プレ
ートは四角形又は多角形でよいことは当然である。
第5図は本発明に係る電磁駆動型スクロール装置の他の
構成例を示す図である。図示するように、旋回スクロー
ルが設けられている旋回プレート82にはその軸方向に
対して所定の傾斜角度で浮動継鉄83a、83b、83
c、83dが設けられている。また、ケーシング81に
はこの浮動継鉄83a、83b、83c、83dに対応
して磁極84a、84b、84c、84dが設けられ、
各磁極84a、84b、84c、84dにはそれぞれ励
磁コイル85 a + 85 b * 85 c + 
85dが設けられている。
なお、第5図においては、旋回プレート82に設けられ
る旋回スクロール及びケーシング81に設けられる固定
スクロールの図は省略している。
上記構成の電磁駆動型スクロール装置において、励磁コ
イル85a、85b、85c、85dに供給する励磁電
流を制御することにより、旋回プレート82の2軸方向
中心を強制的に所定の位置に保持させ、且つ旋回運動さ
せることができる。
第61m(a)、(b)は本発明に係る電磁駆動型スク
ロール装置の他の構成例を示す図である。
図示するように、旋回スクロール92が設けられた旋回
プレート93の上端は機械的に旋回運動を拘束するクラ
ンク94を1ケ所又は複数ケ所に設ける。また、旋回プ
レート93の下端には電磁力式駆動装置95を設け、こ
の電磁力式駆動装置95により、旋回スクロール92は
旋回運動ができるように構成されている。電磁力式駆動
装置95は同図(b)に示すように、旋回プレート93
の下端に取り付けられた継鉄96を囲むように、電磁石
97a、97b、97c、97d及び電磁石98a、9
8b、98c、98dが設けられた構成である。この電
磁石97a、97b、97c。
97d及び98a、98b、98c、98dに供給する
励磁電流を制御することにより、旋回スクロール92に
旋回運動を与えることができる。なお、クランク94の
軸に第6図(C)に示す如くバランスウェイト99を取
り付けることもできる。また、第6図(a)では旋回プ
レート93の下端に電磁力式駆動装置95を配置したが
、!磁力式駆動装置95は旋回プレート93の下端に限
定されるものではなく、旋回プレート93の周辺であれ
ばよい。なお、第6図においては、ケーシング91に固
定される固定スクロールの図示は省略している。第7図
(a)、(b)、(e)は本発明に係る電磁駆動型スク
ロール装置の他の構成例を示す図である。図示するよう
に、旋回スクロールが設けられる旋回プレート150及
び固定スクロールが設けられるケーシング151には、
それぞれクランク軸152を回転自在支持する軸受15
3.154が設けられている。また、旋回プレート15
0の四辺には継鉄155,156゜157.158が設
けられ、これら継鉄155゜156.157.158に
対応して電磁石159.160,161,162がケー
シング151に設けられている。
クランク軸152を図示していない電動機等により回転
させると、偏心量r(即ち、旋回半径r)にて旋回プレ
ート150の中心を移動させる。一方、!磁石159.
160.161.162の電磁力により旋回プレート1
50の自転を防止しているので、旋回プレート150を
旋回半径rにて旋回運動させることができる。
なお、第7図においては、クランク軸152の軸受15
3,154を旋回プレート150及びケーシング151
の中心(固定スクロール及び旋回スクロールの中心配置
している)が、旋回プレート150及びケーシング15
1の外周側に配置してもよい。スクロール装置の圧縮メ
カニズムでは、外周側から気体が吸い込まれ、中心部に
向かって順次圧縮されていき、中心部から吐出される。
圧縮により中心部は温度が高くなるが、吸い込み側即ち
外周側は温度が低い。従って、クランク軸152の軸受
153,154を旋回プレート150及びケーシング1
51の外周側に配置することにより、軸受153.15
4の近傍は温度が低いため、軸受のグリース等の潤滑油
の寿命が長くなり、より高速回転が可能となる。
第8図(a)、(b)は本発明に係る電磁駆動型スクロ
ール装置の他の構成例を示す図である。
図示するように、旋回スクロールが設けられる旋回プレ
ート203はバネ204a、204b、204c、20
4dでケーシング201に支持されている。また、旋回
プレート203の四辺には継鉄205.206.207
.208が設けられ、これら継鉄205.206.20
7.208に対応して電磁石209.210.211.
212がケーシング201に設けられている。該電磁石
209 、210 、、211 、212に供給する励
磁電流を制御することにより、旋回スクロール203に
旋回運動を与える。この時旋回運動の旋回周期にて前記
バネ204a、204b、204c、204dとにより
構成される運動体を自励旋回運動させることにより、駆
動力が小さくなり、ケーシング201の振動も小さくな
る。
なお、バネ204a、204b、204c、204dの
取り付は位置は必ずしも第8図に示す位置である必要は
なく、その個数も限定されるものではない。要は旋回ス
クロールが設けられた旋回プレートをバネ状部材でケー
シングに支持し、該バネ状部材とにより構成される運動
体を旋回プレートの旋回周期にて自励旋回運動させるよ
うに構成すればよい。なお、旋回プレートの形状も第8
図のものに限定されるものではなく、例えば第4I30
に示すような三角形とし、その角部とケージ型スクロー
ル装置の他の構成例を示す図である。
スクロール装置は第1図及び第2図にしめすものと略同
じ構造であるが、旋回プレート6の中央に円周状の溝6
aを設け、該溝6aに液体等の移動体Q等を封入してい
る点で相違する。この液体等の移動体Qは溝6a内を自
由に移動できる分量とし、更に旋回スクロール5a、5
bの旋回周期と同サイクルで旋回方向が逆方向(逆位相
)となるようにする。この液体等の移動体Qが旋回スク
ロール5a、5bと逆位相の運動をすることにより、旋
回スクロール5a、5bの運動により生じる反力を相殺
し、ケーシング201の振動を低減できる。
なお、液体等の移動体Qとしては、液体の外、回プレー
ト6の中心部に回動自在に支持される偏心重り6bを設
けてもよい。
第10図(a)、(b)は本発明に係る電磁駆動型スク
ロール装置の他の構成例を示す図である。図示するよう
に、旋回スクロール221が設けられた旋回プレート2
20の円周部には永久磁石222がS極、N極と交互に
配置されと共に、該旋回プレート220は複数のクラン
ク軸223により、ケーシング224に支持されている
。また、ケーシング224には固定スクロール226が
一体的に設けられている。クランク軸223は同図(b
)に示すように、その偏心量がrであり、ラジアル軸受
223b、スラスト軸受223aとセットとなっている
。また、永久磁石222に対応して継鉄及びコイルから
なる電磁石225を円周方向に複数個配置する。上記構
成において電磁石225に供給する励磁電流を制御する
ことにより、旋回プレート220に旋回運動を与えるこ
とができる。この場合クランク軸223が旋回運動を拘
束すると共に、旋回スクロール221に作用するスラス
ト力を支持する。旋回運動の駆動力は、永久磁石222
と電磁石225による磁気力で与える。即ち、電磁石2
25のコイルに流す電流を制御し、!磁石225の磁極
を順次切換ていくことにより、旋回プレート220を旋
回させる。なお、本実施例では旋回スクロール221が
旋回プレート220の一面にのみ設けられた例であるが
、旋回スクロールを2個背面合わせにすれば第1図及び
第2図に示す例と同様スラスト力を両者で相殺し、スラ
スト軸受223aの負荷を低減できる。また、永久磁石
222に代えて継鉄を用いてもよく、旋回プレート22
0も円形状である必要はなく、第1図及び第4図に示す
如く多角形としその周囲に永久磁石又は継鉄を設けても
よい。
第11図は本発明に係る電磁駆動型スクロール装置の他
の構成例を示す図である。図示するように、旋回プレー
ト230の周辺には浮動継鉄231a、231b、23
1c、231dが設けられ、この浮動継鉄231a、2
31b、231c、231dに対応する状態で、ケーシ
ング23b、232c、232dが配置されている。ケ
ーシング233はバネ234a、234b、234c、
234dでケーシング235に支持されている。なお、
図示は省略するが旋回スクロールは旋回プレート230
に設けられ、固定スクロールはケーシング233に設け
られている。
上記構成の電磁駆動型スクロール装置において、ケーシ
ング233をバネ234a、234b、234c、23
4dで支持することにより、ケーシング235に伝達さ
れる反力を低減できる。第12図(a ) 、 (’ 
b )は本発明に係る電磁駆動型スクロール装置の他の
構成例を示す図である。同図(a)に示すように、旋回
プレート240の周囲に浮動継鉄241a、241b、
241c、241dを設け、該浮動継鉄241a、24
1b、241c、241dに対応する状態で、ケーシン
グ243に取り付けられた駆動電磁石242a、242
b、242c、242dが配置されている。なお、図示
は省略するが旋回スクロールは旋回プレート240に設
けられ、固定スクロールはケーシング243に一体的に
設けられている。上記第12図(a)に示す、旋回スク
ロール240と固定スクロール(図示せず)とを1セッ
トとしたスクロール装置Aを同図(b)に示すように、
共通ベースプレート244上に水平方向に4セットのス
クロール装置A1+ 1m As。
A4を配置する。更に、このように配置された4セット
のスクロール装置A、、A、、A、、A、を運転した場
合、ある時刻における各スクロール装置に生じる反力の
方向は同図(b)の矢印ab * 、 cl 、 d*
に示すように作用するようスクロール装置A 1. A
 * 、 A s 、 A 4を設定する。即ち、4セ
ットのスクロール装置A 1+ Ax y As IA
、の反力のベクトル合成値は零となり、共通ベースプレ
ート244は振動しない。
なお、上記実施例では、4セットのスクロール装置AI
、Am、A、、A、を水平方向に配置したが、第13図
(a)又は(b)に示すように、この3セットのスクロ
ール装置At、At、A−を軸方向に配置することによ
り、互いのスクロール装置の反力を相殺するようにして
もよい。
また、軸方向配置の場合に、軸方向配置間隔が小さいと
きには2セットでも残存する偶力成分は小さいため実用
できる。
なお、水平方向或いは軸方向に配置するスクロール装置
は第12図(b)、第13図に例示される個数に限定さ
れるものではなく、それ以上であってもよいことは当然
である。要は旋回スクロールと固定スクロールとを1セ
ットとして、該セットを2セット以上軸方向或いは水平
方向に配置し、それらを連結することにより、各々のセ
ットにて旋回スクロールの旋回運動によって発生する反
力を全体として相殺させるようにすればよい。また、上
記例において、旋回スクロールと固定スクロールのセッ
ト内で1個以上を正規のスクロール装置とし、他のスク
ロール装置のセットはスクロール装置の旋回スクロール
と等価な反力を生じる旋回運動をする旋回運動体を具備
するものとしてもよい。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば下記のような優
れた効果が得られる。
(1)オルダム接手等の機械的な自転防止機構を設けな
いため、小型で高速、且つ高温環境下で使用できる電磁
駆動型スクロール装置を提供できる。
(2)オルダム接手やクランク等を必ずしも必要としな
いので、無給油のスクロール装置となり吐出気体に油分
が含まれることがなく、油分を嫌う圧縮機等に好適な!
磁駆動型スクロール装置を提供できる。
(3)また、旋回スクロールをバネ状部材で支持し、該
旋回スクロールと該バネ状部材とに構成される運動体を
自励的に旋回運動させることにより、駆動力が小さくな
り、ケーシング振動も小さくなる。
(4)電磁駆動装置のケーシングをバネ状部材部材て支
持することにより、旋回スクロールを運動させるとき生
じケーシングに伝達される反力を低減させることができ
る。
(5)旋回スクロールに該旋回スクロールの旋回運動と
は逆位相の運動をする移動体を設けることにより、駆動
力が小さくなり、ケーシング振動も小さくなる。
(6)旋回スクロールと固定スクロールとを1セットと
して、該セットを2セット以上軸方向或いは水平方向に
配置し、それらを連結することにより、各々のセットに
て旋回スクロールの旋回運動によって発生する反力を全
体として相殺させることができる。
(7)旋回スクロールを旋回運動させる電磁力を発生す
る励磁コイルに電力を電力を供給する励磁電流回路に、
旋回運動周期と同期する発振回路を設け、自励発振させ
ること(こより外部から供給する供給電力量を低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る電磁駆動型スクロール
装置の構造を示す図で、第1図は側断面図、第2図は第
1図のA−A断面図、第3図(a)はこの電磁駆動型ス
クロール装置の制御回路の一例を示すブロック、同図(
b)はその一部を示す図、第4図は本発明に係る電磁駆
動型スクロール装置の他の構成例を示す図、第5図は本
発明に係る電磁駆動型スクロール装置の他の構成例を示
す図、第6図(a)、(b)、(c)は本発明に係る電
磁駆動型スクロール装置の他の構成例を示す図、第7図
(a)、(b)は本発明に係る塩・スクロール装置の他
の構成例を示す図、同図(c)はその一部を示す図、第
8図(a)。 (b)は本発明に係る電磁駆動型スクロール装置の他の
構成例を示す図、第9図(a)、(b)は本発明に係る
電磁駆動型スクロール装置の他の構成例を示す図、同図
(c)、(d)は本発明に係る電磁駆動型スクロール装
置の他の構成例を示す図、第10図(a)、(b)は本
発明に係る電磁駆動型スクロール装置の他の構成例を示
す図、第11図は本発明に係る電磁駆動型スクロール装
置の他の構成例を示す図、第12図(a)、(b)は本
発明に係る電磁駆動型スクロール装置の他の構成例を示
す図、第13図(a) (b)は木登 明に係る電磁駆動型スクロール装置の他の構成例を示す
図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定スクロールと旋回スクロールを具備し、該旋
    回スクロールの旋回運動(公転運動)により、空気、ガ
    ス、水蒸気等を圧縮、膨張、吸引するスクロール装置に
    おいて、前記旋回スクロールを電磁力で浮上支持させる
    と共に、電磁力で旋回運動させることを特徴とする電磁
    駆動型スクロール装置。
  2. (2)機械的に前記旋回スクロールの運動方向を拘束し
    、前記旋回スクロールに更に電磁力を加え旋回運動させ
    ることを特徴とする請求項(1)記載の電磁駆動型スク
    ロール装置。
  3. (3)前記旋回スクロールの自転を電磁力により拘束し
    、機械力により旋回運動させることを特徴とする請求項
    (1)記載の電磁駆動型スクロール装置。
  4. (4)前記旋回スクロールをバネ状部材で支持し、該旋
    回スクロールと該バネ状部材とにより構成される運動体
    を自励的に旋回運動させることを特徴とする請求項(1
    )又は(2)又は(3)記載の電磁駆動型スクロール装
    置。
  5. (5)前記旋回スクロールを浮上支持し旋回運動をさせ
    る電磁駆動装置のケーシングをバネ状部材にて支持する
    ことを特徴とする請求項(1)又は(2)又は(3)記
    載の電磁駆動型スクロール装置。
  6. (6)前記旋回スクロールと固定スクロールとを1セッ
    トとして、該セットを2セット以上軸方向或いは水平方
    向に配置し、それらを連結したことを特徴とする請求項
    (1)乃至(5)のいずれか1項記載の電磁駆動型スク
    ロール装置。
  7. (7)前記旋回スクロールと固定スクロールのセットの
    内、1セット以上の旋回スクロールを等価な反力を生じ
    る旋回運動をする旋回運動体で置き代えることを特徴と
    する請求項(6)記載の電磁駆動型スクロール装置。
  8. (8)前記旋回スクロールを旋回運動させる電磁力を発
    生する励磁コイルに電力を供給する励磁電流回路に、旋
    回運動周期と同期する発振回路を設けたことを特徴とす
    る請求項(1)又は(2)又は(3)又は(5)又は(
    6)又は(7)記載の電磁駆動型スクロール装置。
  9. (9)前記旋回スクロールに該旋回スクロールの旋回運
    動とは逆位相の運動をする移動体を設けることを特徴と
    する請求項(1)乃至(9)のいずれか1項記載の電磁
    駆動型スクロール装置。
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