JPH0361618B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0361618B2
JPH0361618B2 JP58138671A JP13867183A JPH0361618B2 JP H0361618 B2 JPH0361618 B2 JP H0361618B2 JP 58138671 A JP58138671 A JP 58138671A JP 13867183 A JP13867183 A JP 13867183A JP H0361618 B2 JPH0361618 B2 JP H0361618B2
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JP
Japan
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glass
tank
slot
ribbon
drawn
Prior art date
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Application number
JP58138671A
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English (en)
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JPS5945934A (ja
Inventor
Jepaaru Adorianusu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Glass Europe SA
Original Assignee
Glaverbel Belgium SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glaverbel Belgium SA filed Critical Glaverbel Belgium SA
Publication of JPS5945934A publication Critical patent/JPS5945934A/ja
Publication of JPH0361618B2 publication Critical patent/JPH0361618B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B15/00Drawing glass upwardly from the melt
    • C03B15/02Drawing glass sheets
    • C03B15/06Drawing glass sheets from a debiteuse
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/50Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
    • Y02P40/57Improving the yield, e-g- reduction of reject rates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は引き抜き板ガラスの製造に関し、引き
抜き板ガラスを製造する方法および装置を提供す
ることにある。本発明はかかる方法および/また
は装置を用いて製造した板ガラスを含む。
引き抜き板ガラスの連続リボンを製造するため
のに三つの古典的な方法、即ちフルコール法、コ
ルバーン法(またはリベイ−オエンス法)および
ピツツバーグ法があり、これらは1920年代から始
められた。
これらの方法は、溶融ガラスをガラスのリボン
の根元に如何にして供給するかによつて二つのカ
テゴリーに分けることができる。コルバー法およ
びピツツバーグ法においては、リボンを引き抜き
タンク中に保持した溶融ガラスの表面流によつて
供給する。フルコール法においては、引き抜きタ
ンク中の溶融ガラス中に部分的に浸漬した耐熱材
料の一体的デビトーズ(deb−iteuse)の形のス
ロツトからガラスを引き抜き、かくしてガラスが
引き抜きタンクの深部からスロツトに入り、リボ
ンを形成するようにしている。この方法の最近改
良法では、デビトーズは、引き抜きスロツトを規
定する一対のゆつくりと回転するローラーによつ
て置き換えられている。
本発明は、ガラス溶融タンク炉中で形成した溶
融ガラスを引き抜きタンクに連続的に流し、ここ
で引き抜きタンク中の溶融ガラス中に部分的に浸
漬した耐熱装置によつて規定されたスロツトから
タンクの上の引き抜き室中に連続リボンの形でガ
ラスを上方に向つて引き抜くようにした板ガラス
製造法に関する。
かかる表面下(below−seurface)ガラス引き
抜き法は、コルバーン法およびピツツバーグ法の
如き表面引き抜き法よりも一定の利点をすること
が認められている。例えば窓ガラスに普通に使用
されるような厚さを有するガラスリボンを引き抜
くとき、その厚さ性質に関しては満足できる均等
性のガラスを作ることがフルコール表面下引き抜
き法が容易であることが一般に認められている。
注意深く制御すると、フルコール法は、ピツツバ
ーグ法を用いて製造することができるガラスより
も薄いガラスを作るのに使用できる。そして薄い
ガラスがコルバーン法を用いたときよりも容易に
製造できる。古典的なフルコール法を用いたと
き、製造されるガラスの厚さを制御することが容
易であることも知られている。これは薄いガラス
を製造するとき特に重要である。
また古典的なフルコール法に関連した欠点もあ
る、例えば引き抜かれた板ガラス中に一定の光学
的欠陥が生じ易い。
別欠点は有用なガラスの収率と費用にある。引
き抜き板ガラスの製造費用は次の如く分けること
ができ:装置の投下資本;装置維持(補修)費;
労働費;エネルギー費および原材料費である。エ
ネルギー費は更にその作業温度で装置を保つのに
寄与する費用と、原材料を溶融して溶融ガラスを
形成するのに寄与する費用とに分けることができ
る。一定の板ガラス製造装置を作動させるとき、
ガラスの製造速度によつて著しく変化する唯一の
費用は、原材料を溶融するために要するエネルギ
ーおよび消費される原材料の費用である。有用な
ガラスの収率が低下すると、そのガラスを製造す
る特別の費用が増大することになる。
有用なガラスの収率は一部引き抜かれるリボン
の速度によつて決る。フルコール法においては、
利用される引き抜き速度は一般にピツツバーグ法
およびコルバーン法によりも遅いことが知られて
いる。
有用なガラスの収率はまた引き抜かれるリボン
有効幅によつて決る、即ち所望の品質基準に合格
するリボン幅のその部分によつて決る。一般にリ
ボンの縁部分はこれらの基準に合致せず、実際に
はリボンの縁は切り取り、カレツトとしてガラス
溶融炉に戻される。フルコール法により一定のデ
ビトーズを通してガラスを引き抜くとき、ガラス
をより小さい厚さに引き抜くに従つて、低品質の
リボンの縁が幅の中で増大し、有好なリボン幅は
減少することが知られている。この現象は、リボ
ンの広い縁部分が許容し得ない品質のものとな
り、カレツトとしてのみ使用できるという結果を
もたらし、薄いガラスを製造するときに特に重要
になる。適当に短くした引き抜きスロツトを有す
るデビトーズから薄いリボンを引き抜くことによ
つてこの大割合の廃物を避けることができる、し
かし、これは単に消費される原材料およびそれを
溶融する費用の節約をもたらすのみである。製造
される有効なガラスはなお高い費用のものであ
る。またデビトーズの交換は困難であり、それ自
体引き抜きガラスの潜在製造ロスを生ぜしめる時
間のかかる方法である。
本発明はフルコール法これらの欠点を少なくす
るようにした板ガラスの製造法を提供することに
ある。
本発明によれば、ガラス溶融タンク炉中で形成
した溶融ガラスを連続的に引き抜きタンクに流
し、ここでガラスを引き抜きタンク中の溶融ガラ
ス中に部分的に浸漬した耐熱装置によつて規定さ
れたスロツトからタンクの上の引き抜き室中に連
続リボンの形で上方に向つて引き抜くことからな
る板ガラス製造法において、スロツトに沿つて導
かれる中心線が引き抜きタンクの上流端壁および
下流端壁の各々から少なくとも550mmの距離で間
隔を置きながら上記スロツトからガラスを上方に
向つて引き抜くことを特徴とする板ガラス製造法
を提供する。
本発明方法を適用することによつて、古典的フ
ルコール法よりもすぐれた多くの重要な利点を達
成しうることを見出した。
これらの利点が達成されるということは、リボ
ンを引き抜きタンク中の下面流によつて供給する
ような方法のため長い間確立された設計基準から
本発明による方法は全く根本的に逸脱していると
いう事実から見て驚くべきことである。
引き抜きスロツトの底への溶融ガラスの連続流
が明らかになければならず、これを押し進めるた
めおよび溶融炉から引き抜きスロツトの底へのガ
ラスの直接流を提供するため、従来はスロツト規
定耐熱材料の底の上の高さで、スロツトを越えて
引き抜きタンク中のガラスの流れを限定するよう
引き抜きタンクを設計する必要があると考えられ
ていた。実際に、全ての古典的なフルコール法に
おいては、スロツトに沿つて導かれる中心線に対
し直角に測つた引き抜きタンクの全長、即ちタン
クの上流端壁と下流端壁の間の距離は本発明によ
り要求される最小距離の約半分より小さく限定さ
れていた。
本発明よつて達成される一つの重要な利点は、
ガラスを、より狭い許容範囲内で一定の厚さに引
き抜くことができることにある。
第二の利点は、有用なガラスの収率を著しく増
大できることにある。本発明を適用すると、特に
引き抜かれるガラスが薄いとき、一定の引き抜き
機でより大きい有効幅でガラスリボンを引きぬく
ことができる。これは許容し得ない品質であるリ
ボン幅の割合を減少させ、非常に薄いガラスを引
き抜くときでさえも、引き抜き機の幅のより大な
る利用を可能にして有効なガラスのより大なる収
率を与えることができるようにする。
本発明の別の利点は、引き抜きタンクの長さが
大であるため、引き抜きスロツトに入る溶融ガラ
スの平均温度をより高い価に保つことができるこ
とにある。このため、引き抜きスロツトのリツプ
でのガラスの失透する傾向を減少する。これは製
品中に存在することが望ましくなく、許容し得な
いことのある引き抜筋として知られている古典的
フルコール法の代表的な欠陥の発生を減少させ
る。
本発明によつて達成される利点は下記の任意の
特長の何れかまたは両者を適用するとき促進され
る。
上記中心線が少なくとも700mmの距離で上記
各端壁から間隔を置いてある上記スロツトから
ガラスを上方に向つて引き抜く。
上流端壁に対するよりも引き抜きタンクの下
流端壁に対して近くしてガラスを上方に向つて
引き抜く。
引き抜きタンクの端壁からの引き抜きスロツト
の間隔は、本発明方法において引き抜きタンクの
ため一定の最低の長さを使用することを必要とす
る。これは、引き抜きスロツトに入るガラスの粘
度がその長さに沿つて殆ど均一であることを確実
にする傾向のある引き抜きタンク内での溶融ガラ
スの流れの有利な流れパターンを促進させる。上
流端壁に対するよりも引き抜きタンクの下流端壁
に対して近く上方に向てガラスを引き抜くことに
よつて、引き抜きスロツトへと溶融ガラスが流れ
る通路は引き抜きタンクの一定の長さに対しその
長さを増大させられる。かかる長い通路に沿つた
ガラスの流動はより良好な熱的条件にあることが
判つた。更に引き抜きスロツトが引き抜きタンク
の上流端壁および下流端壁から良く間隔を置いて
あるため、そのタンクの壁を通しての溶融ガラス
の天然冷却は、古典的フルコール法において生じ
たようなスロツトに入るガラスの温度の均一性を
乱す効果を有しない。
有利な流れパターンは下記の好ましい特長の一
つ以上を適用することによつて更に促進できる: 溶融ガラスを、引き抜きタンクと実質的に同
じ深さの炉部分(例えば分配タンクまたは供給
チヤンネル)から引き抜きタンクに供給する。
引き抜きタンク中のガラスの深さを、溶融タ
ンク中のガラスの深さに実質的に同じにする。
引き抜きタンク内のガラスを、少なくとも
1mの深さ、好ましくは1.2〜1.5mの範囲の深さ
で保つ。
これらの特長の各々を適用することが特に好ま
しい。これをすると、溶融ガラス中の流れのパタ
ーンが、厚さの良好な均一性と高度の有効幅を有
するガラスの高収率の製造に有利に作用すること
が判つた。これらの特長の適用は作られるガラス
中の欠陥を減少させるのに有利な効果を有する。
溶融ガラスが耐熱タンク壁に接触状態で流れると
き、これらの壁からの材料を溶解し、またはこす
り落すことができる。引き抜かれたリボン中への
かかる材料の連行は欠陥を生ぜしめる。しかしな
がら、引き抜きタンクが充分に深く、引き抜きタ
ンクの底が直く上流の部分の高さと同じ高さに
あり、好ましくは溶融タンクのそれと同じ高さに
あると、より冷いガラスの返戻流は炉の底に沿つ
て供給される。この返戻流は引き抜きタンクの側
壁および端壁と接触させることによつて冷却され
た溶融ガラスによつて供給され、これらの壁に接
触したガラスによつて連行される壁材料は上流を
溶融炉の他の部分へと戻す結果をもたらす。従つ
てリボンに入る引き抜きタンク壁からの耐熱材料
の危険は減少する。
かかる流れパターンは別の利点を提供する。よ
り冷いガラスは溶融炉の上流部への循環戻りがあ
るため、熱い溶融ガラスのより大なる容積が引き
抜きタンクの壁と接触するようになり、これらの
壁を通つて生ずる一定速度の熱損失に対し、溶融
ガラスの温度の下が減少する。これは引き抜きス
ロツトに入るガラスの温度および粘度の均一性を
促進し、ひいては引き抜かれるガラスの有効幅の
増大をもたらし、引き抜きスロツトでのガラスの
失透する傾向を更に減少させる有利な効果を有す
る。
ガラスは引き抜きタンクの実質的に幅一杯でそ
の中に流すべきである。
古典的なフルコール法においては、ガラスの連
続リボンが垂直徐冷レア中に上方に向つて引き抜
かれる。垂直徐冷レアの使用は当業者に良く知ら
れている困難を生ぜしめうる。例えば垂直徐冷レ
ア内の空気の対流は徐冷温度の制御を困難し、リ
ボンを上方に向つて引くリボン上の把持力がそれ
を破壊し、破壊したガラスの引き抜きタンク中へ
落下の危険がある。引き抜きタンク中へ落下する
破砕されたガラスは、それが引き抜きスロツトを
規定するデビトーズのリツプを損傷する非常な危
険を含んでいるので古典的なフルコール法におい
て特に不都合なものである。この方法でデビトー
ズが損傷を受けると、リボンが引き抜かれるとき
リボン中に永久的欠陥を導入することができる。
本発明の好ましい実施態様は、上記連続リボン
が曲げロールの周りで折り曲げられ、次いで水平
徐冷レアへと通る特長を有する。コルバーン法で
の経験から良く知られているように、温度制御は
水平徐冷レアでより容易であり、リボンが破壊さ
れたときガラスが引き抜きタンク中に落下戻る危
険を著しく少なくする。また水平レアの使用はそ
の幅を横断して曲がるようになるリボンに対し、
徐冷中平滑性を失わしめる傾向を減ずことも知ら
れている。
しかしながら本発明とこの好ましい特長の組合
せは、期待した以上の大きな利点さえ提供する。
二つの方法によつて作られたガラスの比較で
は、この新規な特長の組合せは既知のコルバーン
法よりも下記の利点を有していたことを示した。
リボンの平滑性が更に促進さえされた。
更に非常に容易に良好な品質のより薄いガラス
を得ることができた。コルバーン法を用いて、厚
さ0.4mmを有するガラスを作つた、しかし困難を
伴いかつ低収率でのみ作られた。この特長の新し
い組合せを用いると、最初の試験で同じ厚さを有
するガラスが高収率で作られた、そして何ら困難
もなく、更に薄いガラスが引き抜かれた。事実、
この特長の組合せの適用は、他のどの連続引き抜
き法によつて達成できるものよりも薄い許容しう
る品質のガラスを高収率で引き抜くことを可能に
し、これを容易にかつ信頼性をもつてなしうるよ
うにする。
曲げロールの周りでガラスリボンを折り曲げる
とき生ずる一つの困難は、水平徐冷レア中でまた
はそれへ導く最初のコンベアロールおよび曲げロ
ールの間で引き抜かれたガラス中に横方向破砕が
進行することにある。かかる破砕は既知のコルバ
ーン法および新しい引き抜きスロツト法の両方で
生じた。両者の場合において、曲げロールは、ロ
ールの周囲と定常生産中引き抜かれたリボンの間
の摩擦によつてそれがより急速に回転することが
できるようクラツチを介して最低速度で駆動させ
た。古い方法においては、上方に向つて引き抜か
れるリボンの根元での表面張力効果およびリボン
の垂直部分の重量が、リボンが破砕部で分離さ
れ、最も近くで形成されたリボンが引き抜きタン
ク中に落下し戻り、生産のかなりの損失を生ぜし
めるようにしたその最低速度でロールを駆動する
とき、リボンと曲げロールの間のけん引を克服す
るのに充分であつた。かかる特長がこの新しい方
法を用いて生じたとき、リボン分離は生ぜず、引
き抜かれたリボンは進行を続け、生産損失は非常
に少なくなつた。この驚くべき結果は引き抜きス
ロツトでガラスをリボンに形成した方法に起因し
た、これについては後述する。
水平徐冷レアを用いて生じうる別の困難は非常
に薄いガラスを引き抜くとき特に重大である。こ
れはリボンの軽さによるリボンとコンベヤロール
間のけん引損失である。リボン速度があまりにも
低下しすぎると、リボンが上方に向つて引き抜か
れる間の冷却がリボンに大きすぎる冷却効果を有
し、従つてそれが曲げロールの周りで折り曲げら
れるには硬すぎるようになる。ロールとリボン間
の滑りは本発明を適用することによつて実質的に
避けることができ、従つて所望のリボン速度を維
持できる。これはガラスがリボンに形成される方
法のためと信ぜられる。
この特長の組合せの使用は引き抜きスロツトを
用いる垂直引き抜き法よりもすぐれたかなりの利
点を提供する。リボンの厚さの均一性が、許容差
範囲の狭さとガラスの収率の両方から見て、即ち
一定の許容差範囲が達成しうる幅から見て、更に
促進される。古典的なフルコール法で厚さ2mmの
リボンを引き抜くため、通常の市場で受け入れら
れる厚さの許容差範囲は0.2mmである。本発明の
特長の組合せを適用すると、2mmのガラスリボン
に対して許容差範囲を±0.05mmに減少させること
ができ、これは従来より知られている方法による
よりも30%まで大きい連続リボン幅にわたつて満
足できるように達成した。更に公称の厚さ0.4mm
のガラスリボンを満足裡に達成した、これは既知
の方法で達成されるよりも50%まで大きい連続リ
ボン幅で同じ厚さの均一性を有する。
古典的フルコール法よりもすぐれた本発明の特
長の組合せの別の利点は、その縁での波によるリ
ボンの歪の実質的な除去にある。
古典的なフルバーン法よりもすぐれた別の利点
は、ガラスが溶融物の表面からでなくむしろ引き
抜きタンクの深部内からリボンを供給することに
ある。この結果として、溶融物の表での欠陥はリ
ボン中に連行されない。かかる欠陥の一つの原因
は、徐冷レアから引き抜きタンクへ運び戻される
ことのある粉塵または他の粒子にある。水平引き
抜き法でのかかる粒子の連行は、単一粒子が曲げ
ロールに接着して引き抜かれたリボン中に周期的
な欠陥を生ぜしめうることから特に不利である。
溶融ガラスの表面は他の方法で影響を受けること
ができる。溶融物の表面が徐冷レアからの比較的
冷い空気の流れに曝されると、表面の均一性の欠
如が生じ、表面引き抜き法において、これは引き
抜かれたリボンに欠陥を導入しうる。また徐冷レ
ア中に二酸化硫黄を導入することが普通行なわれ
ている。二酸化硫黄は非常に熱いガラスと反応
し、これも表面引き抜きリボンに欠陥を導入す
る。かかる欠陥は引き抜きタンクの深部内からガ
ラスを引き抜くとき実質的に避けられる。
通常実施されている如き古典的なフルコール法
においては、引き抜きスロツトは、引き抜きタン
クの下流および上流端壁からほぼ50mmの間隔であ
るデビトーズによつて規定されている。このた
め、デビトーズとこれらの端壁の間のガラスはよ
どみ、その粘度は生産開始時ガラス中に先ずデビ
トーズを浸漬した後真に直ちにといつてよい程そ
の粘度は大となり、デビトーズの高さを特別の配
慮をせずに調整できなくする。
本発明により可能にしたこれらの端壁と耐熱装
置を規定するスロツトの間の間隔を非常に大にし
たことのため、耐熱装置を規定するスロツトの高
さは、ガラスの引き抜き中容易にかつ好ましく調
整できる。
これは多くの利点を提供する。
上記耐熱装置の高さは、リボンが引き出される
スロツトの頂部でガラスの凸オニオンを保持する
ためにかく調整するのが好ましい。ガラスはこれ
によつて静水圧によつてスロツトを通つて押さ
れ、リボンの根元でオニオンを形成する。スロツ
トの頂部の高さは、かかるオニオンを保つため
種々な厚さのガラスを作るとを望むとき製造中更
に調整できる。それは引き抜かれるリボンと曲げ
ロールおよび存在するときには水平コンベヤロー
ルの間の滑りを実質的になくするのに寄与すると
信ぜられるリボン上の張力の減ずるこのオニオン
の存在にある、そしてスロツト規定耐熱材料の高
さの調節可能性はその利点を種々な厚さのリボン
に対して成できるようにする。
調整できないデビトーズを有る古典的フルコー
ル法で遭遇する別の問題は次のとおりである。作
業の開始時、特定の厚さのリボンを引き抜くた
め、リボン根元でスロツトの高さがオニオンを生
ぜしめるべくセツトできる。製造実施中、より薄
いガラスを製造することを望んだとき、これもす
ることができる、しかしかかる場合、リボンの根
元は、直ぐ失透するガラスで被覆されたスロツト
の上方の高さを残してスロツト中に下降する。次
いでより厚いガラスリボンの製造にもどすことを
望むとき、リボンの根元は上昇し、その失透した
ガラスがリボン中に連行されて、それを多くの目
的には受け入れられないものにする重大な欠陥を
生ぜしめる。
引き抜きスロツトの高さの調節可能性は更に古
典的なガラス引き抜き法よりもすぐれた利点を提
供する。
一貫して高品質の板ガラスを作るため、ガラス
形成材料をタンク炉の溶融帯域で溶融するような
方法で注意深く制御する必要があり、これは板ガ
ラス生産速度(t/日)を一定に保つとき非常に
容易にする。
例えば古典的ピツツバーグ法およびコルバーン
法で、引き抜きタンクの表面からガラスを引き抜
くとき、板ガラス生産速度(リボンの一定幅に対
し)は引き抜き速度(リボン速度)によつて影響
を受け、リボン速度と共に、製造されるリボンの
厚さに影響を有するリボンを形成するガラスの粘
度によつて影響を受ける。
これらの方法で操作するとき種々な所望のリボ
ンの厚さを補償することは常に可能なわけではな
い。
しかしながら引き抜きスロツトの使用をすると
き、板ガラス生産速度はガラスの粘度によつて支
配されるばかりでなく、引き抜きタンク中の溶融
ガラスの高さおよびスロツトの頂部の高さの間の
差による静水圧によつても支配される。スロツト
規定耐熱装置の浸漬度の変動は、この静水圧を変
えることは勿論であり、これは従来可能であつた
よりもより大きなリボンの厚さの範囲にわたつて
ガラス製造の一定速度(t/日)を保つのを可能
にする。古典的フルコール法においては、この方
法をなうとき引き抜きタンクの表面でのガラスの
粘度が非常に大であるため、製造中デビトーズの
高さを変えることは実際上不可能である。
スロツト規定耐熱装置の高さの調節可能性は、
上方に向つて引き抜かれるリボンの平面に対して
直角の方向で測つて長さが少なくとも350mmであ
るタンクの上流および下流端壁の各々とスロツト
規定耐熱装置の間の引き抜きタンク中の自由ガラ
ス表面を残しながら上記スロツトから上方に向つ
てガラスを引き抜くと促進される。
有利には、上方に向つて引き抜かれるリボンの
平面に対して直角方向で測つて少なくとも長さ
500mmであるタンクの上流および下流端壁の各々
とスロツト規定耐熱装置の間で引き抜きタンク中
の自由ガラス表面を残しながら上記スロツトから
上方に向つてガラスを引き抜く。
引き抜きタンク内の溶融ガラスの表面からの熱
放射線は引き抜き室の下方領域で下方に向つて反
射させるのが好ましい。
本発明は3mm以下の厚さ、例えば0.4mm〜2.2mm
の範囲の厚さに引き抜くガラスリボンの製造に特
に応用できる。
本発明は上述した如き本発明による方法によつ
て板ガラスを製造するための装置にもおよぶ。か
かる装置の利点は本発明方法ついて上述したこと
から容易に判るであろう。
従つて本発明は、引き抜きタンクに溶融ガラス
を連続供給するためのガラス溶融タンク、引き抜
きタンク中の溶融ガラス中に部分的に浸漬した耐
熱装置によつて規定されたスロツトから連続リボ
ンとしてタンクの上の引き抜き室中に上方に向つ
てガラスを引き抜くための装置を含む板ガラス製
造装置において、上記スロツトに沿つて導かれる
中心線が少くとも550mmの距離によつてタンクの
上流および下流端壁の各々から間隔を置いてある
ことを特徴とする板ガラス製造装置を提供する。
かかる装置は下記の任意の特長の一つ以上を含
むのが好ましい: 上記スロツトによつて導かれる中心線が上記
各端壁から少なくとも700mmの距離で間隔を置
いてある。
上流端壁とスロツト中心線の間の距離が下流
端壁とその線との間の距離より大である。
引き抜きタンクに溶融タンクから溶融ガラス
を供給するための炉部分が、引き抜きタンクの
底壁と実質的に同じ高さでその底壁を有する。
引き抜きタンクの底壁が溶融タンクの底壁と
実質的に同じ高さにある。
引き抜きタンクの深さが少なくとも1mであ
り、好ましくは1.2〜1.5mの範囲にある。
曲げロールが引き抜きタンク上に引き抜き室
中に位置しており、その周りでリボンを折り曲
げることができるようにし、水平徐冷レアを、
曲げロールの周りで折り曲げ後引き抜いたガラ
スのリボンを受け入れるために設ける。
スロツト規定耐熱装置を、引き抜きタンク内
でのその高さを調節可能にするように装着す
る。
上記スロツトを固定する耐熱装置を少なくと
も350mm、好ましくは少なくとも500mmの距離で
上記上流および下流端壁の各々から間隔をおい
て置く。
上記スロツト規定耐熱装置が一体的デビトー
ズの形である。
引き抜きタンク内の溶融ガラスの表面からの
熱放射線を下方に向けて反射するための装置を
引き抜き室の下方領域に設ける。
スロツト規定耐熱装置は通常の如きセラミツク
材料のものでよく、あるいは文献に提案されてい
る如き金属または金属張りセラミツクのものであ
つてもよい。
本発明はここに定義した如き方法および/また
は装置を用いて製造された板ガラスを含む。
本発明を添付図面を参照して例によつて説明す
る。
第1図において、溶融ガラス1は底壁3を有す
るガラス溶融タンク炉2内に含有されており、橋
壁6の下のチヤンネル5を通つて炉の調整帯域4
から、引き抜き室8の基部での引き抜きタンク7
中に供給させる、タンク7の下流端は後端壁9で
閉じられている。ガラスは連続リボン10として
耐熱装置(ここでは一体的デビトーズ12の形で
示した)によつて規定されたスロツト11から上
方に向つて引き抜かれる。デビトーズ12は引き
抜きタンク7中のガラス1中に部分的に浸漬して
おり、次にリボンは曲げロール13上で折り曲げ
られ、それは水平徐冷レア14へと通過する。
コンベアロール15をレア14を通つてリボン
10を運ぶために設ける。
引き抜き室8は上方および下方スクリーニング
壁16,17でレア14からスクリーニングす
る。スクリーニング壁16および17はそこを通
つてリボン10を運ぶスロツトを規制する。所望
ならば上方スクリーニング壁16は例えばアスベ
ストまたは他の適当な耐熱材料の可撓性カーテン
として形成してもよい。これは徐冷レア14から
粉塵の進入に対して引き抜き室を保護するためリ
ボン10にブラシ掛けすることを可能にできる。
かかるスクリーニングはあるいは熱風カーテンを
発生させて行なうこともできる。
デビトーズ12の上には、リボン10が曲げロ
ール13へとその間を通つて通過するとき、リボ
ン10を冷却するための一対の冷却器18,19
がある。
破壊される危険をなくし、曲げロール13上を
通過させるためリボン10を充分に軟くするのを
確実にするため、必要ならば加熱器(図示せず)
を設けてもよい。
曲げロール13へとリボンが上昇するに従つて
リボンの前面のための任意に設けた冷却器20を
第1図に示してある。
引き抜きスロツト11を規定するデビトーズ1
2は、引き抜きタンク7の上流端を規定する橋壁
6から、およびそのタンクの下流端を規定する後
端壁9から間隔を置いてあり、露出した引き抜き
タンク中のガラスの表面積21,22をそれぞれ
残している。引き抜きタンク7中のガラス中の流
れパターンは矢印で示してある。ガラスは橋壁6
の直下で引き抜きタンク7中に流れ、その一部は
リボン10に引き抜かれる。ガラスの幾らかは後
端壁9に近づいて流れ、そこで冷却され、かくし
てそれは沈降流を形成し、これは次いで底壁3に
沿つてガラス溶融タンク炉2の調整帯域4へとゆ
つくりと流れて戻る。タンクの引き抜きタンク
7、供給チヤンネル5および調整帯域4は共通水
平底壁3を有する。
第1図において、橋壁6および後壁9からのデ
ビトーズ12の間隔は古典的なフルコール法にお
けるそれよりも非常に大であり、表面帯21,2
2の下のガラスの置換をするよう連続にガラス中
に自然の流れを生ぜしめるのに充分である。例に
よれば、長さ3mの中心スロツトを有し、幅420
mm、長3.6mのデビトーズを用いて幅2.8mのリボ
ンを作るための装置において、デビトーズ12と
橋壁6の間の間隙は1100mmであるとよく、一方デ
ビトーズ12と後端壁9との間の距離は700mmで
あるとよい。古典的フルコール法においてはこれ
らの各間隙は約50mmであることができた。
橋壁6および後端壁9は引き抜き室8の上流端
および下流端のためのカバー23,24を上に置
く、これらは徐冷レアの各屋根および床に接続し
た室端片27,28を担持した上流および下流L
−ブロツク25,26と合致している。Lブロツ
ク25,26の水平リツプは、引き抜きタンク7
中の溶融ガラス1からの放射線から、その放射線
を下方に向つて反射することによつて引き抜き室
の上方部分をスクリーニングするのを助け、かく
してタンク7中のガラスがより熱く、室8を他の
場合より冷くする。
デビトーズ12は第2図に示す如く、引き抜き
タンク中の溶融ガラス中の必要な深さで保つ。
第2図に示す如く、供給パイプ29を冷却器1
8,19中の冷却流体を循環させるために設け
る。冷却器は、引き抜き室8の側壁31上の開口
30を通つて突出しているこれらの供給パイプ2
9によつて支持する。パイプ29は、ねじ付きタ
イ33によつて引き抜き室の側壁31に固定した
ブラケツト32に接続している。デビトーズ12
は溶融ガラス1中のブイであり、冷却器18,1
9によつて押し下げられ、かくしてスロツト11
の頂部がそのガラスの表面の高さの下にある。こ
の方法で、静水圧が凸オニオン34(第1図を比
較せよ)を形成するようスロツト11中にガラス
を押し込む、凸オニオンからガラスリボン10が
引き抜かれる。操作に当つて、デビトーズ12の
高さはそのオニオン34を維持するよう引き抜き
中調整する。
また第2図には、二つの斜め棒35が示してあ
り、これはスロツト11の端でデビトーズの頂部
に乗つた釘抜状態36を有する。リボンの根元は
釘抜状端36のジヨウ間を通り、これらの釘抜状
端は引き抜きリボンの縁を決定するのを助ける。
長さ3mのスロツトを有するデビトーズを持つ
た第1図および第2図に示した如き引き抜き機を
用い、2.5mの連続有効リボン幅にわたつて、0.8
mm±0.05mmの厚さに板ガラスを連続的に引き抜い
た。同じ装置を用い、2m以上の連続有効リボン
幅で0.4mm±0.05mmの厚さに板ガラスを連続的に
引き抜いた。
第3図は第1図および第2図に示した装置の改
変を示し、ガラスリボン10は、引き抜きタンク
7中の溶融ガラス1中で適当な高さでデビトーズ
を保持する作用もする冷却器18,19間でデビ
トーズ12中のスロツト11から引き抜き室8中
に引き上げた、ここでガラスリボンは垂直徐冷レ
ア37へと通り、ガラス10はローラー38間を
上方に向つて引き抜かれる。引き抜きタンク7は
引き抜きタンクへ各端壁6,9から550mmで間隔
を置いたその根元で上方に向つてリボン10を引
き抜くような長さにする。
引き抜きタンク7中の溶融ガラスの深さは例示
した具体例の各々において1.2〜1.5mの範囲であ
つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるガラス製造装置の第1例
の側断面略図であり、第2図は対応する断面端
図、第3図は本発明の別の例による装置の側断面
略図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガラス溶融タンク炉中で形成した溶融ガラス
    を引き抜きタンク中に連続的に流し、ここから引
    き抜きタンク中の溶融ガラス中に部分的に浸漬し
    た耐熱性装置によつて規定されたスロツトからタ
    ンクの上の引き抜き室中へ連続リボンの形で上方
    に向かつてガラスを引き抜く板ガラス製造法にお
    いて、スロツトに沿つて導かれる中心線を、引き
    抜きタンクの上流端壁および下流端壁の各々から
    少なくとも550mmの距離で間隔を置き、ガラスを
    上方に向つて引き抜くことを特徴とする板ガラス
    製造法。 2 上記中心線を上記端壁の各々から少なくとも
    700mmの距離で間隔を置いて、上記スロツトから
    ガラスを上方に向つて引き抜く特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3 ガラスを上流端壁よりも引き抜きタンクの下
    流端壁に近く上方に向つて引き抜く特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の方法。 4 溶融ガラスを、引き抜きタンクと実質的に同
    じ深さの炉部分から引き抜きタンクに供給する特
    許請求の範囲第1項〜第3項の何れか一つに記載
    の方法。 5 引き抜きタンク中のガラスの深さが、溶融タ
    ンク中のガラスの深さと実質的に等しい特許請求
    の範囲第4項記載の方法。 6 引き抜きタンク内のガラスを、少なくとも
    1mの深さ、好ましくは1.2〜1.5mの範囲の深さで
    保持する特許請求の範囲第1項〜第5項の何れか
    一つに記載の方法。 7 上記連続リボンを曲げロールの周りで折り曲
    げ、次いで水平徐冷レアに通す特許請求の範囲第
    1項〜第6項の何れか一つに記載の方法。 8 スロツトを規制する耐熱装置の高さをガラス
    の引き抜き中調整する特許請求の範囲第1項〜第
    7項の何れか一つに記載の方法。 9 上記耐熱装置の高さを、リボンが引き抜かれ
    るスロツトの頂部でガラスの凸バルブを保つため
    調整する特許請求の範囲第8項記載の方法。 10 上方に向つて引き抜かれるリボンの平面に
    対し直角の方向で測つて少なくとも長さ350mmで
    あるタンクの各上流端壁および下流端壁とスロツ
    トを規制する耐熱装置の間で引き抜きタンク中に
    自由ガラス面を残しながら上記スロツトからガラ
    スを上方に向つて引き抜く特許請求の範囲第1項
    〜第9項の何れか一つに記載の方法。 11 上方に向つて引き抜かれるリボンの平面に
    対し直角の方向で測つて少なくとも長さ500mmで
    あるタンクの各上流端壁および下流端壁とスロツ
    トを規制する耐熱装置の間で引き抜きタンク中に
    自由ガラス面を残しながら上記スロツトからガラ
    スを上方に向つて引き抜く特許請求の範囲第10
    項記載の方法。 12 引き抜きタンク内のガラスの表面からの熱
    放射線を引き抜き室の下方領域で下方に向つて反
    射させる特許請求の範囲第1項〜第11項の何れ
    か一つに記載の方法。 13 ガラスリボンを厚さ3mm以下に引き抜く特
    許請求の範囲第1項〜第12項の何れか一つに記
    載の方法。 14 溶融ガラスを引き抜きタンクに連続供給す
    るためのガラス溶融タンク、引き抜きタンク中の
    溶融ガラス中に部分的に浸漬した耐熱装置によつ
    て規定されたスロツトから連続リボンとしてタン
    クの上の引き抜き室中に上方に向つてガラスを引
    き抜くための装置を含む板ガラス製造装置におい
    て、上記スロツトに沿つて導かれる中心線がタン
    クの各上流端壁および下流端壁から少なくとも
    550mmの距離で間隔を置いたことを特徴とする板
    ガラス製造装置。 15 上記スロツトに沿つて導かれる中心線が少
    なくとも700mmの距離で上記各端壁から間隔を置
    いてある特許請求の範囲第14項記載の装置。 16 上流端壁とスロツト中心線の間の距離が下
    流端壁とスロツト中心線の間の距離より大である
    特許請求の範囲第14項または第15項記載の装
    置。 17 溶融タンクから引き抜きタンクへ溶融ガラ
    スを供給するための炉部分が、引き抜きタンクの
    底壁と実質的に同じ高さでその底壁を有する特許
    請求の範囲第14項〜第16項の何れか一つに記
    載の装置。 18 引き抜きタンクの底壁が溶融タンクの底壁
    と実質的に同じ高さにある特許請求の範囲第17
    項記載の装置。 19 引き抜きタンクの深さが少なくとも1m、
    好ましくは1.2〜1.5mの範囲である特許請求の範
    囲第14項〜第18項の何れか一つに記載の装
    置。 20 曲げロールが引き抜きタンクの上の引き抜
    き室中にあり、この周りでリボンを折り曲げるこ
    とができ、水平徐冷レアを、曲げロールの周りで
    折り曲げた後引き抜いたガラスのリボンを受け入
    れるため設けた特許請求の範囲第14項〜第19
    項の何れか一つに記載の装置。 21 スロツト規定耐熱装置を、引き抜きタンク
    内でその高さを調整できるように装着した特許請
    求の範囲第14項〜第20項の何れか一つに記載
    の装置。 22 上記スロツトを規定する耐熱装置を、少な
    くとも350mmの距離で上記上流および下流端壁の
    各々から間隔を置いた特許請求の範囲第14項〜
    第20項の何れか一つに記載の装置。 23 上記スロツトを規定する耐熱装置を、少な
    くとも500mmの距離で上記各端壁から間隔を置い
    た特許請求の範囲第22項記載の装置。 24 上記スロツト規定耐熱装置が一体的デビト
    ーズの形である特許請求の範囲第14項〜第23
    項の何れか一つに記載の装置。 25 引き抜きタンク内の溶融ガラスの表面から
    の熱放射線を下方に向けて反射させるための装置
    を引き抜き室の下方領域に設けた特許請求の範囲
    第14項〜第24項の何れか一つに記載の装置。
JP58138671A 1982-07-30 1983-07-28 引き抜き板ガラスの製造法 Granted JPS5945934A (ja)

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