JPH0361324A - 電磁鋼板の製造方法 - Google Patents
電磁鋼板の製造方法Info
- Publication number
- JPH0361324A JPH0361324A JP19669289A JP19669289A JPH0361324A JP H0361324 A JPH0361324 A JP H0361324A JP 19669289 A JP19669289 A JP 19669289A JP 19669289 A JP19669289 A JP 19669289A JP H0361324 A JPH0361324 A JP H0361324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab
- temp
- steel sheet
- continuously cast
- silicon steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 229910000976 Electrical steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 8
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 30
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims abstract description 10
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000007711 solidification Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000008023 solidification Effects 0.000 claims abstract description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 abstract description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 abstract description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 2
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 8
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000137 annealing Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 229910000565 Non-oriented electrical steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000003303 reheating Methods 0.000 description 1
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電磁鋼板の製造方法に関する。
一般に、無方向性電磁鋼板は連続鋳造スラブを冷却後再
加熱若しくは加熱炉に熱片装入した後熱間圧延し１次い
で冷間若しくは温間圧延した後、最終焼鈍を行うことに
より製造される。
加熱若しくは加熱炉に熱片装入した後熱間圧延し１次い
で冷間若しくは温間圧延した後、最終焼鈍を行うことに
より製造される。
この種の鋼板は、冷間圧延後にリジングと称される表面
欠陥（圧延方向に沿った凹凸状のスジ）が生じ易い。こ
のようなりジングは鋼板の外観を損ね商品価値を低下さ
せるだけでなく、鋼板の平坦度を損ねて占積率を低下さ
せ、製品の特性を劣化させてしまう。
欠陥（圧延方向に沿った凹凸状のスジ）が生じ易い。こ
のようなりジングは鋼板の外観を損ね商品価値を低下さ
せるだけでなく、鋼板の平坦度を損ねて占積率を低下さ
せ、製品の特性を劣化させてしまう。
同じα単相材であるステンレス鋼では、同じような表面
欠陥対策として１等軸品率を高めるため、粗圧延での加
工量を大きくし、且つ仕上圧延前にデイレイ時間を設け
るようにした技術が知られているが、このような対策は
電６！ｉ鋼板にはほとんど効果がない。
欠陥対策として１等軸品率を高めるため、粗圧延での加
工量を大きくし、且つ仕上圧延前にデイレイ時間を設け
るようにした技術が知られているが、このような対策は
電６！ｉ鋼板にはほとんど効果がない。
本発明者等は、このような従来の問題に鑑み、連鋳スラ
ブの昇熱パターンに着目してこれとすジング発生との関
係について検討を行い、その結果、連鋳スラブの鋳込温
度との関係で規定される特定の昇熱パターンで連鋳スラ
ブを加熱することにより、リジングの発生を効果的に抑
え得ることを見い出した。
ブの昇熱パターンに着目してこれとすジング発生との関
係について検討を行い、その結果、連鋳スラブの鋳込温
度との関係で規定される特定の昇熱パターンで連鋳スラ
ブを加熱することにより、リジングの発生を効果的に抑
え得ることを見い出した。
すなわち、本発明は、 Ｓｉ ： ］、７７ｗｔ％以上
若しくは（Ｓｉ＋ｌ） ： ２．０ｗｔ％以上を含む電
磁スラブを熱間圧延前に加熱するに際し、連鋳スラブの
鋳込温度とスラブ凝固温度との差をｔ（℃）としたとき
、 Ｔ ＝ ９００＋ １０（ｔ−５） で定義される温度Ｔ（℃）との関係で、スラブ表面温度
が上記Ｔ（℃）未満の領域におけるスラブ加熱平均速度
Ｖｔ（℃／ｍ１ｎ）と、スラブ表面温度が上記Ｔ（℃）
以上の領域におけるスラブ加熱平均速度Ｖｚ（℃／ｗｉ
ｎ）とが下記条件を満足するよう連鋳スラブを加熱する
ことをその特徴とする。
若しくは（Ｓｉ＋ｌ） ： ２．０ｗｔ％以上を含む電
磁スラブを熱間圧延前に加熱するに際し、連鋳スラブの
鋳込温度とスラブ凝固温度との差をｔ（℃）としたとき
、 Ｔ ＝ ９００＋ １０（ｔ−５） で定義される温度Ｔ（℃）との関係で、スラブ表面温度
が上記Ｔ（℃）未満の領域におけるスラブ加熱平均速度
Ｖｔ（℃／ｍ１ｎ）と、スラブ表面温度が上記Ｔ（℃）
以上の領域におけるスラブ加熱平均速度Ｖｚ（℃／ｗｉ
ｎ）とが下記条件を満足するよう連鋳スラブを加熱する
ことをその特徴とする。
Ｖ１＝０．２ｔ＋２．４
Ｖ 、 ：＝ ０．０２ｔ ＋ １．８以下、本発明の
詳細な説明する。
詳細な説明する。
本・発明はＳｉ ： １．７ｗｔ％以上、若しくは（Ｓ
ｉ＋ＡＩ）：２．０ｗｔ％以上を含む電磁鋼をその対象
としている。
ｉ＋ＡＩ）：２．０ｗｔ％以上を含む電磁鋼をその対象
としている。
すなわち、Ｓｉ ： １．７ｗｔ％未満、若しくは［Ｓ
ｉ＋ＡＩ］：２、Ｏｗｔ％未滴の鋼板はγ→α変態があ
るため、リジング発生という問題はほとんど生じない。
ｉ＋ＡＩ］：２、Ｏｗｔ％未滴の鋼板はγ→α変態があ
るため、リジング発生という問題はほとんど生じない。
また、ＳＬ＞４．０ｗｔ％の鋼板は脆化が著しく、特に
冷間加工が困難であり、このため実質的にＳｉ：４゜０
ｗｔ％が上限となる。
冷間加工が困難であり、このため実質的にＳｉ：４゜０
ｗｔ％が上限となる。
このような成分の連鋳スラブは、常温まで冷却後加熱炉
で加熱されるか、或いは６００℃程度まで冷却後加熱炉
で加熱（熱片装入）され、熱間圧延に供されるが、本発
明では、そのようなスラブ加熱の際の昇熱パターンを鋳
込温度に応じて制御するものであり、このような昇熱パ
ターンの制御により等軸品率を高め、リジングの原因と
なる柱状晶の成長を抑えるものである。
で加熱されるか、或いは６００℃程度まで冷却後加熱炉
で加熱（熱片装入）され、熱間圧延に供されるが、本発
明では、そのようなスラブ加熱の際の昇熱パターンを鋳
込温度に応じて制御するものであり、このような昇熱パ
ターンの制御により等軸品率を高め、リジングの原因と
なる柱状晶の成長を抑えるものである。
すなわち、連鋳スラブの鋳込温度とスラブ凝固温度との
差をｔ（℃）としたとき、 Ｔ ＝９００＋１０（ｔ−５） で定義される温度Ｔ（℃）との関係で、スラブ表面温度
がＴ未満の温度領域におけるスラブ加熱平均速度Ｖｚ（
℃／ｗｉｎ）と、Ｔ以上の温度領域でのスラブ加熱平均
速度をＶ２（℃／ｌ１ｌｉｎ）としたとき、■０、■２
を下式を満足するよう制御するものである。
差をｔ（℃）としたとき、 Ｔ ＝９００＋１０（ｔ−５） で定義される温度Ｔ（℃）との関係で、スラブ表面温度
がＴ未満の温度領域におけるスラブ加熱平均速度Ｖｚ（
℃／ｗｉｎ）と、Ｔ以上の温度領域でのスラブ加熱平均
速度をＶ２（℃／ｌ１ｌｉｎ）としたとき、■０、■２
を下式を満足するよう制御するものである。
Ｖ１＝ ０．２ｔ＋２．４
Ｖ 、 ＝ ０．０２ｔ ＋ １．８
スラブを加熱する場合、リジングを防止するという観点
からは昇熱速度はなるべく高いほうが好ましい。しかし
、昇熱速度を単に高めるだけではスラブの均熱度が不十
分となり、熱間圧延でのトラブルが避は難い。このよう
な問題に対し、本発明者らは種々の実験により、スラブ
鋳込温度と凝固温度との差ｔにより定まるスラブ温度Ｔ
を境とした加熱温度領域について、それぞれの昇温速度
の下限をｔに基づき定めることにより、スラブの均熱度
を確保し、しかもリジング発生を効果的に防止し得るこ
とを見い出したものである。
からは昇熱速度はなるべく高いほうが好ましい。しかし
、昇熱速度を単に高めるだけではスラブの均熱度が不十
分となり、熱間圧延でのトラブルが避は難い。このよう
な問題に対し、本発明者らは種々の実験により、スラブ
鋳込温度と凝固温度との差ｔにより定まるスラブ温度Ｔ
を境とした加熱温度領域について、それぞれの昇温速度
の下限をｔに基づき定めることにより、スラブの均熱度
を確保し、しかもリジング発生を効果的に防止し得るこ
とを見い出したものである。
なお、上述のような加熱−熱間圧延を経た鋼板は、通常
の工程に従って冷間圧延および最終焼鈍がなされる。
の工程に従って冷間圧延および最終焼鈍がなされる。
第１表に示す成分組成の連鋳スラブを第１図中（ａ）〜
（ｃ）に示すような昇熱ノペターンでカロ熱した後、
２．０ｍｍｔに熱間圧延し、次０で０ 、５ｍｍｔ ｋ
こ冷間圧延し、リジングの発生状況を調べた。その結果
を、スラブの鋳込温度と凝固温度との差（ｔ）、スラブ
の昇熱条件等とともｔこ第２表１こ示す。
（ｃ）に示すような昇熱ノペターンでカロ熱した後、
２．０ｍｍｔに熱間圧延し、次０で０ 、５ｍｍｔ ｋ
こ冷間圧延し、リジングの発生状況を調べた。その結果
を、スラブの鋳込温度と凝固温度との差（ｔ）、スラブ
の昇熱条件等とともｔこ第２表１こ示す。
第１表
第
２
表
＊：比較例
＊＊：平均速度
木本＊：第１図
〔発明の効果〕
以上延べた本発明によれ【ｆ、スラブ鋳込温度に応じ、
スラブ加熱時の昇熱ノくターンを制御御することにより
、冷間圧延後のＩＪジング発生を効果的に抑えることが
できる。
スラブ加熱時の昇熱ノくターンを制御御することにより
、冷間圧延後のＩＪジング発生を効果的に抑えることが
できる。
第１図は実施例におけるスラブ力ロ熱ノくターンを示す
グラフである。
グラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ｓｉ：１．７ｗｔ％以上、若しくは〔Ｓｉ＋Ａｌ〕：２
．０ｗｔ％以上を含む電磁スラブを熱間圧延前に加熱す
るに際し、連鋳スラブの鋳込温度とスラブ凝固温度との
差をｔ（℃）としたとき、 Ｔ＝９００＋１０（ｔ−５） で定義される温度Ｔ（℃）との関係で、スラブ表面温度
が上記Ｔ（℃）未満の領域におけるスラブ加熱平均速度
Ｖ＿１（℃／ｍｉｎ）と、スラブ表面温度が上記Ｔ（℃
）以上の領域におけるスラブ加熱平均速度Ｖ＿２（℃／
ｍｉｎ）とが下記条件を満足するよう連鋳スラブを加熱
することを特徴とする電磁鋼板の製造方法。 Ｖ＿１＝０．２ｔ＋２．４ Ｖ＿２＝０．０２ｔ＋１．８
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19669289A JPH0361324A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 電磁鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19669289A JPH0361324A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 電磁鋼板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0361324A true JPH0361324A (ja) | 1991-03-18 |
Family
ID=16362005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19669289A Pending JPH0361324A (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 電磁鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0361324A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012073772A1 (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-07 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 珪素含有鋼スラブの熱間圧延方法 |
| US8822752B2 (en) | 2008-06-30 | 2014-09-02 | Diao Paper Corporation | Disposable diaper |
| JP2017128759A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 新日鐵住金株式会社 | 無方向性電磁鋼板及びその製造方法 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP19669289A patent/JPH0361324A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8822752B2 (en) | 2008-06-30 | 2014-09-02 | Diao Paper Corporation | Disposable diaper |
| WO2012073772A1 (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-07 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 珪素含有鋼スラブの熱間圧延方法 |
| JP2012117136A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-06-21 | Jfe Steel Corp | 珪素含有鋼スラブの熱間圧延方法 |
| JP2017128759A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 新日鐵住金株式会社 | 無方向性電磁鋼板及びその製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN108796191B (zh) | 一种if钢薄带的制备方法 | |
| US4406715A (en) | Process for producing grain-oriented electromagnetic steel strip | |
| JPS585970B2 (ja) | 線状細粒のない一方向性珪素鋼板の製造方法 | |
| JPH03100124A (ja) | 表面品質の優れたＣｒ―Ｎｉ系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
| JPS62240714A (ja) | 磁気特性の優れた電磁鋼板の製造方法 | |
| JPH0742513B2 (ja) | オーステナイト系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
| JPH0361324A (ja) | 電磁鋼板の製造方法 | |
| US6051085A (en) | Process for continuously casting sheet metal and apparatus for continuously producing sheet metal | |
| KR100831756B1 (ko) | 그레인 방향성 전기 강 스트립의 제조시 억제제 분포를조절하는 방법 | |
| US5030296A (en) | Process for production of Cr-Ni type stainless steel sheet having excellent surface properties and material quality | |
| JPH0730406B2 (ja) | 表面品質と材質が優れたＣｒ−Ｎｉ系ステンレス薄鋼板の製造法 | |
| JPH02263931A (ja) | 表面品質が優れたＣｒ―Ｎｉ系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
| JP2550848B2 (ja) | 薄板状鋳片の製造方法 | |
| JPS6171104A (ja) | 方向性けい素鋼板の熱間圧延方法 | |
| JPH0219426A (ja) | 表面品質が優れたＣｒ―Ｎｉ系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
| JPH02263929A (ja) | 表面品質が優れたＣｒ―Ｎｉ系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
| JPH02263930A (ja) | 表面品質が優れたＣｒ―Ｎｉ系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
| JP4265054B2 (ja) | 表面性状に優れた熱延鋼板の製造方法 | |
| JPH02133529A (ja) | 表面品質が優れたＣｒ―Ｎｉ系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
| JPH0342150A (ja) | 表面品質が優れたＣｒ―Ｎｉ系ステンレス鋼薄板の製造方法 | |
| JPS61143524A (ja) | 薄板状鋳片の製造方法 | |
| JPS58221603A (ja) | 極低炭素鋼の熱間圧延割れ防止方法 | |
| JPH0238526A (ja) | 高ｓｉ鋼の直接圧延方法 | |
| JPS60200916A (ja) | 方向性けい素鋼板の製造方法 | |
| JPH02133522A (ja) | 表面品質と材質が優れたＣｒ−Ｎｉ系ステンレス鋼薄板の製造方法 |