JPH0361279A - エレベータの臭気除去方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野ゴ 本発明は、エレベータにおける換気装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の装置は、特開昭５４−１０８３４０号公報に記載
のように、煙を検出することにより、かご排気ファンを
動作させる様になっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、煙以外の臭気に対する考慮がされてお
らず、かご内の快適性に問題があった。

本発明の目的は、かご内に存在する臭気をなくすことに
ある。

本発明の他の目的は、昇降路内を発生源とする臭気を除
去することにある。

本発明のさらに他の目的は、かご内の換気能力を増加す
ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、かご内の臭気センサを設置し、臭気を検出
することにより達成される。

〔作用〕

（１）かご内に設置した臭気センサは、かご内の臭気に
より動作する。かご内に臭気がある場合、臭気センサの
動作により、かごの天井ファンと、昇降路ファンが動作
する。それによって、かご内、及び、昇降路内を換気す
ることができる。

（２）この臭気センサにより、ドア開時間を延長する。

それによって、乗り場の空気を取り入れ、かご内の換気
をすることができる。

（３）この臭気センサの動作により、かご天井換気扉の
出力が増加する。それによって、かご内の換気能力が増
加する。

（４）この臭気センサの動作によって、かご内の消臭剤
散布装置が動作する。それによって、かご内の消臭する
ことができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第３図により説
明する。

第工図は、エレベータかご内を示す。ｌはエレベータ乗
りかご、１は臭気センサ、３は天井換気扉、４は消臭剤
散布装置である。

第２図は、昇降路全体を示す。５は昇降路、６は外気吸
入用ファン、７は排気用ファン、８は乗りかご出入口で
ある。

第３図は具体的回路図を示す。Ｓは臭気センサ信号接点
、Ａは臭気感知リレ、Ａｌ−Ａ４は臭気感知リレー信号
接点、ＦＣばかご天井換気扉制御回路、にはドアー開時
間延長回路である。

かご１内に臭気があると、臭気センサ２が動作する。臭
気センサが動作すると、臭気センサ信号接点Ｓが閉路し
、（＋）　−３−Ａ−（−）の経路で、臭気感知リレＡ
が付勢する。臭気感知リレが付勢すると、（＋）−Ａｌ
−６，７−（−）の経路で、昇降路吸気用ファン６と昇
降路排気用ファン７が動作する。一方、（＋）−Ａ２−
ＦＣ（具体的回路は省略）−３−（−）の経路で、かご
天井換気扉が高出力で動作する。また、　（＋）　−Ａ
３−Ｋ（具体的回路は省略）　−（−）の経路で、ドア
開時間を延長する。

また、（＋）−Ａ４−４−　（−）の経路で、消臭剤散
布装置４が動作する。

以上の動作で、第３図に示す様な空気の流れと、消臭剤
の作用により、エレベータの臭気を除去する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、エレベータかご内に臭気が生じても、
早期に換気、消臭することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例のエレベータかご内斜視図
、第２図は昇降路の説明図、第３図は、本発明の回路図
を示す。 １・・・乗りかご、２・・・臭気センサ、３・・・かご
天井換気扉、４・・・消臭剤散布装置、５・・・昇降路
、６・・・昇降路吸気ファン、７・・・昇降路排気ファ
ン、８・・・来県 図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、閉鎖された昇降路内を走行する乗りかごと、前記乗
   りかごの天井に換気扉を設置したエレベータにおいて、 前記乗りかごに臭気センサ、前記昇降路の下部に外気吸
   入用ファン、前記昇降路の上部に排気用ファンを設けた
   ことを特徴とするエレベータの臭気除去方式。 ２、請求項１の臭気センサの動作時、前記昇降路の下部
   の外気吸入用ファンと、前記昇降路上部の排気用ファン
   を連動するようにしたことを特徴とするエレベータの臭
   気除去方式。 ３、請求項１の臭気センサの動作時、前記かごの天井の
   前記換気扇の出力を増加させる様にしたことを特徴とす
   るエレベータの臭気除去方式。 ４、請求項１の臭気センサの動作時、ドア開時間を延長
   する様にしたことを特徴とするエレベータの臭気除去方
   式。 ５、請求項１の臭気センサと連動する消臭剤散布装置を
   かご内に設けたことを特徴とするエレベータの臭気除去
   方式。