JPH0361206A - ベルトコンベア装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、粉粒体、生砂等を搬送するコンベア？装置に
おいて、これら搬送物に影響を受けないベルトコンベア
装置に関する。

（従来神＊） 従来、土砂等の揉取、揮搬などを行うときにはベルトコ
ンベアが使用され、無端環状のベルトの搬送部側はその
枠組に複数連射し回転自在に取付けたキャリアローラで
支持されており、ベルトの両縁部は立ちローラや枠など
により支持されてＥ向きに曲げられ搬送する土砂がこぼ
れないようにされている。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、土砂が乾燥している場合、搬送作業中、
粉塵の舞ヒがりが多く、キャリアローラなどの可ｉｈ部
に粉塵が入りこんで回転不良となることがある。このよ
うな状態になると摩擦が太きくなり、ベルトの消耗が早
くなる。このため低摩椰性のベルトを使用し、また、こ
れに伴いローラの代りに板部材でベルトを支持したとし
ても１両者の間に生砂が入るとベルトを傷つけることに
なり、耐久性の悪い構造となり実用に適するものではな
かった。

本発明は、Ｆ記課題を解決するために、生砂を搬送する
にあたってもベルトを傷つけず円滑に搬送することので
きるベルトコンベア装置を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するために、無端環状の搬送ベ
ルトの搬送部側を樋状の支持部材で摺動自在に支持し、
該支持部材と前記搬送ベルトの搬送部側との間に水層ま
たは辛気層が形成するように、前記支持部材の前記搬送
部側と摺接する面に臨んで水または圧縮空気を噴出する
ためのノズルを複数設けたことを特徴とする。

なお、樋状の支持部材は上部を覆うようにした筒状とし
てもよく、搬送ベルトの内側面を低摩擦性部材で形成し
てもよい。

（作　　用） 本発明は以上のように構成するものであるので、搬送ベ
ルトの搬送部側は支持部材上面に当接し、搬送時に亙い
に摺接する。このとき、ノズルから木を放出すると、搬
送ベルトとの摩擦抵抗が小さくなり容易に搬送すること
ができる。また、土砂も流されてベルトを傷つけること
もない、また−剰な水は一部ベルトを越え土砂に吸収さ
れる。これにより土砂が湿り粉塵の畳上がりを抑え、搬
送条件もよくなる。また、土砂を搬送しないときに、ノ
ズルから氷、圧１１’＄気を順次噴出させ、樋状支持部
材と搬送ベルトとの摺接面の隙間から生砂を一掃するこ
とができる。

（実　施　例） 本発明の実施例を第１図ないし第３図に基いて説明する
。

第１図はベルトコンベア装置の要部を示したもので、無
端環状の搬送ベルトＢの搬送部側は、樋状の支持部材に
１部を覆うようにした筒体ｌの中に挿通して搬出側プー
リー２に巻回されており、リターン部側は筒体ｌの下部
に取付バンド３で固京されたリターンローラ４に支持さ
れている。また、筒体ｌは中間部に土砂の投入口５が設
けられ搬出口には土砂の飛散を防＋ヒするカバー６が取
付けられている。さらに筒体ｌの下部には外部配管７よ
り０鹸した複数のノズル８が筒体内部に設置されている
。外部配管７は水、圧縮空気を送るコンプレー、す（図
示を略す）と接続されている。そして、水の噴出時には
搬送ベルトＢの搬送部側と筒体ｌの底部接触面との間に
水層が形成する。

また、第２図に示すように、筒体１は、その端部にフラ
ンジ部９が形成された小筒体を、フランジ部９に開けら
れた取付は孔１’０によって小筒体同士をボルトで連結
し好適な長さに調節して構成されている。また筒体り部
１ａは別部材で構成され取外し可能でありこれに拌い投
入口５の位置を容易に変四できる。筒体下部には筒体ｌ
の内周面に当接している搬送ベル）Ｈに対向してノズル
８が真下に設けられている。ノズル８の配置は斜め下に
、二列あるいはジグブザ状に（第２図のノズル８ａの位
置参照）設けてもよい。

筒体１の投入側には第３図に示すように、ノズル８から
筒体ｌ内に噴出した水を回収する排出通路１１が筒体１
の下部に設けられている。

なお、搬送ベルトＢはその内側面に低摩擦性の布を貼着
している。布を貼着しない場合は内側面に摩擦係数が小
さくなる加Ｔを施す。

このように構成したことにより、土砂が筒体１の内部を
搬送ベルトＢに載置して搬送さ、れるとき、ノズル８か
ら水を噴射して水層を形成し搬送時の摩擦を小さくする
と共に小さな砂粒を押し流して搬送ベルトＢに牛じる傷
を未然に防ぐ、また、搬出口はカバー６で覆われている
ので、搬送途中で発生する粉塵は外気に飛散することは
ない、また、土−砂が乾燥している場合でもノズル８か
ら出た水は４１送ベルトＢのＷｑ！＆から回りこみ、土
砂に浸透するので土砂は湿気を帯び粉塵は発生しづら＜
、搬送条件も良くなる。さらに、搬送後、ノズル８から
圧縮辛気を噴出させ筒体内部の土砂を接際することによ
り内部が清掃される。

以り、説明したように、水を摺動扉に噴出し摩擦係数を
小さくして、キャリアローラを使用しない構成としたの
で、効率よ〈搬送でき、土砂の搬送中には水が土砂に浸
透し粉塵の舞上がりを抑えることができ環境の改善とな
る。

（発明の効果） 本発明は以上のようにＡＩ威したものであるから、搬送
物は、支持部材に摺動して回転する搬送ベルトによって
搬送され、搬送ベルトはノズルから噴出する木によって
摩擦抵抗が低減され効率よ〈動さ、また、搬送される土
砂等は、ノズルからでる水によって湿気を帯び、空中に
粉塵を飛散することなく搬送できる。また、搬送ベルト
を傷つけることもなくキャリアローラも不要となりコス
トが安価になる。なお、稼動しないとき空運転をしてノ
ズルから水、圧縮空気を噴射することによりベルトコン
ベアを分解することなく簡単に清掃ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す側断面図、第２図は第１
図における筒体内部の断面図、第３図は第１図における
投入側部分の側面図である。 ｌ・・・・・・筒体（支持部材） ８・・・・・・ノズル Ｂ・・・・・・搬送ベルト （ほか２名） 箇 囚 箇 図 第　３図 Ｂ・・・楯送ベルト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）無端環状の搬送ベルトの搬送部側を樋状の支持部
   材で摺動自在に支持し、該支持部材と前記搬送ベルトの
   搬送部側との間に水層または空気層が形成するように、
   前記支持部材の前記搬送部側と摺接する面に臨んで水ま
   たは圧縮空気を噴出するためのノズルを複数設けたこと
   を特徴とするベルトコンベア装置。