JPH0361136B2 - - Google Patents

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JPH0361136B2
JPH0361136B2 JP62210051A JP21005187A JPH0361136B2 JP H0361136 B2 JPH0361136 B2 JP H0361136B2 JP 62210051 A JP62210051 A JP 62210051A JP 21005187 A JP21005187 A JP 21005187A JP H0361136 B2 JPH0361136 B2 JP H0361136B2
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JP
Japan
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paper
light
output
light source
switch
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62210051A
Other languages
English (en)
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JPS6388696A (ja
Inventor
Mitsunari Kano
Takeshi Karasuno
Tadao Iyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP62210051A priority Critical patent/JPS6388696A/ja
Publication of JPS6388696A publication Critical patent/JPS6388696A/ja
Publication of JPH0361136B2 publication Critical patent/JPH0361136B2/ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Inspection Of Paper Currency And Valuable Securities (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はATM(現金自動取引装置)等の紙幣
鑑別機構に用いる光学センサの透過光検出方法に
関係するものである。
〔発明の背景〕
用紙類に印刷された文様、用紙の汚れを検出す
るための、従来のセンサ例を第1図に示すが透過
光センサは光源1からの光をスリガラス等の拡散
板2で均一な光とし、用紙3を透過した光をスリ
ツト4で遮断し、視野を規定し、受光器5に導び
く。受光器5の出力は増幅器6で増幅され、用紙
3に印刷されたパターンを出力する。しかしこの
構成では光源1の光量の変化は出力に直接に影響
する。また、拡散板2の拡散の度合がセンサ毎に
ばらつくと同じ用紙を入れても出力は同じにはな
らず大きくばらついた。このため従来は用紙無し
時の出力を記憶する方法があつたが、この方法で
は光源1自信の変化に対しては補償できたが、拡
散板2のばらつきの影響に対しては次のような理
由により対処できなかつた。すなわち、拡散板は
光源からの光を拡散する働きをするため、受光器
に指向性があるとき、受光器の受けていた光は直
進してきた光の量が拡散板の介在により減少する
のであたかも光量が小さくなつたようになる。ま
た拡散板と受光器の間に用紙が介在するときに
は、受光器の出力はさらに減少する。この様子を
第3図に示す。第3図aは拡散の度合が弱い場合
を示す。この場合拡散板を通つた光は光源から出
たまま直進する成分が多いので受光器5に入るの
は極く中心部から光源1を出た光のみである。用
紙の介在しないときは、拡散板2の拡散が少ない
ので光源1からの光は受光器5に効率よる入り、
受光器5の受ける光量は大きい。これに対し、拡
散の度合の強い場合bでは用紙無し時にも光源1
からの光が拡散しているので受光器5に入りにく
く、受光器5の受ける光量は小さい。さらに用紙
の介在した時は拡散板2によつて拡散した光が用
紙3によつてさらに拡散されるため、受光器5に
入る光量はさらに少なくなる。これらのことよ
り、用紙有り時出力+用紙無し時出力を考えると
拡散板の拡散が小さい時は小、拡散が大きいとき
は大きくなる。すなわち拡散板の拡散の度合によ
り、用紙無し時の受光器出力を一定に合わせても
用紙有り時出力はばらついてしまうのである。ま
た別方法として、用紙の特定部分の透過光を測定
し、他の印刷部分を比較する方法もあるが、選ば
れた特定部分に汚れ、傷があれば他の部分の判定
が狂つてしまうという欠点があつた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、光源の光量変化の影響、光源
からの光を均一な光にするための拡散板のばらつ
きの影響を補償し、用紙に印刷された印刷パター
ンの濃淡、用紙の汚れを安定に測定するセンサの
透過光検出方法を得ようとするものである。
〔発明の概要〕
透過光センサは、用紙無し時出力を同じになる
よう出力を設定しても、介在する拡散板の拡散の
度合により用紙を入れた時の出力は大幅にばらつ
いてしまう。この欠点を解決するために本発明で
は、光源と、該光源から用紙を透過した光を受光
する受光器と、該光源と該用紙との間に設置され
該光源からの光を拡散するための拡散板と、該受
光器の出力を増幅する増幅器であつて、用紙無し
時に設定される第1の可変抵抗と、基準用紙有り
時に設定される第2の可変抵抗と、用紙無し時に
閉状態となり、用紙有り時に開状態になるスイツ
チを有するものとから成り、用紙に印刷された文
様の検出、用紙の汚損の測定等を行なうセンサの
透過光検出方法において、用紙の透過光を検出す
る前に、用紙無し時に前記スイツチを閉状態にし
て前記第1の可変抵抗を設定し、基準用紙有り時
に前記スイツチを開状態にして前記第2の可変抵
抗を設定することにより前記増幅器の増幅率を調
整する。
上記のように増幅率調整用のスイツチと増幅率
設定用可変抵抗とを設けることにより、センサ自
身の出力が低下しても[スイツチ開時出力÷スイ
ツチ閉時出力]の値を常に一定になるようにセン
サを調整することができ、もつてセンサの特性に
よらない安定な用紙検出ができる。
〔発明の実施例〕
本発明によるセンサ回路を第2図に示す。セン
サ全体の構成は第1図と同様であるが、増幅器6
を本発明による回路とするのである。
第2図において、受光器5の出力は演算増幅器
10によつて増幅されるが、この増幅器は2段階
の増幅率設定を行なう。すなわち、用紙無し時の
大光量出力に対してはスイツチ13をH/L信号
の制御により閉じておく。なおH/L信号は外部
の装置または操作スイツチのオン/オフ信号によ
つて与えられる。このとき抵抗14と可変抵抗1
1の並列抵抗が増幅器のフイードバツク抵抗とな
る。ここでフイードバツク抵抗のうちの可変抵抗
11は抵抗14に比し充分高い抵抗値を選ぶた
め、フイードバツク抵抗はほぼ抵抗14の抵抗値
に近い固定値となる。またこのフイードバツク抵
抗の接続点は、抵抗15と可変抵抗12の接続点
とする。従つて可変抵抗12を設定することによ
つて増幅器6の増幅率を変化させることができ
る。このようにして用紙無し時の増幅率設定によ
り出力を例えば5Vになるような調整を行なう。
次に感度設定用基準用紙を介在させた状態にし、
H/L信号により、スイツチ13を開く。これに
より増幅器のフイードバツク抵抗は可変抵抗11
となるため、これにより基準用紙介在時の出力を
例えば3Vに設定する。すなわち、2つの可変抵
抗により用紙無し時出力、基準用紙有り時出力が
独立に設定される。すなわち用紙が無いときには
拡散板のばらつきを吸収する形で出力が較正さ
れ、用紙があるときには用紙の存在と拡散板のば
らつきを吸収する形で出力が較正される。この回
路を使うときは、スイツチ閉状態で用紙無し時の
出力を測定し、用紙が介在する場合はスイツチ開
状態で測定する。これによりスイツチ閉状態の出
力が初期設定値(例えば5V)からずれていれば
光源に変化があつたものとして記憶しておき、用
紙介在時の出力を補正することが可能である。
ここで、用紙無し時出力と用紙有り時出力とを
独立に設定する意味を説明する。上述のように透
過光センサにおいては、光源の光量変化に対する
補正と拡散板の拡散の度合いのばらつきに対する
補正とが必要である。拡散板はスリガラス等で作
るが、研磨粉の寿命、研磨時間のばらつきなどに
より拡散の度合いがセンサごとにばらついてしま
う。そこで、上述の如く、用紙無し時の出力を測
定することにより光源の光量変化に対する補正を
行い、用紙有り時の出力を測定することにより拡
散板のばらつきに対する補正を行つている。具体
的には、初期設定時に、スイツチ13を閉じた状
態で用紙無し時出力(V10)を測定すると共に、
スイツチ13を開いた状態で用紙有り時の出力
(基準用紙の出力V20)を測定しておく。次に、
センサごとに上記光量変化に対する補正と拡散板
のばらつきに対する補正とを行うため、再度用紙
無し時出力(V1X)と用紙有り時出力(V2X)と
を測定する。
この結果、V2X×[V10÷V1X]が光量変化に対
する補正を行つた用紙有り時出力となり、この値
と上記用紙有り時出力の初期設定値V20とを比較
することにより拡散板のばらつきを補正できる。
ここで上記の補正を働かせるには〔スイツチ開
時出力+スイツチ閉時出力〕の値が光源の光量に
よらないことが必要であるが、これはとりもなお
さず受光器2の直線性の確保が必要であることを
意味し、第2図はこの点を考慮されている。
保持回路7、抵抗8,9は受光器にバイアスを
与え、受光量が小さくなつた時に直線性が悪くな
るのを防ぐものであり、受光量が0のときでも受
光器5を一定の動作レベルに引き上げる働きをす
る。保持回路7はS/H信号により受光器が消さ
れた状態で増幅器に一定の出力が出るようバイア
ス回路の値を保持し、受光器が点灯されたときは
バイアスが変わらないよう入力部を切り離してい
る。
〔発明の効果〕
本発明により、従来のセンサでは補償できなか
つた拡散板のばらつきによる出力の不安定性が電
気的な調整しろを設けることにより出力として一
定にできる。また、用紙無し時の出力に対する調
整しろを持つことにより、光源の光量の変化も測
定できるため、光源の光量の変化により用紙有り
時光量の補正が可能となる。よつて用紙の透過光
量の測定がセンサ感度の設定時に用いる基準用紙
の特性との比較となり、センサの特性によらない
安定な測定が可能となる。かかる特性を持つたセ
ンサを使うことにより、印刷された用紙では印刷
による濃淡パターンが安定して採取できる他、用
紙自身の汚れの度合が基準用紙との比較という形
で測定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は透過光形センサの概念図、第2図は本
発明の一実施例のセンサ増幅回路図、第3図は拡
散板の違いによる受光量の変化を示す概念図であ
る。 1……発光器、2……拡散板、3……用紙、4
……スリツト、5……受光器、6……増幅器、7
……保持回路、8,9,14,15……抵抗器、
10……演算増幅器、11,12……可変抵抗、
13……スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 光源と、該光源から用紙を透過した光を受光
    する受光器と、該光源と該用紙との間に設置され
    該光源からの光を拡散するための拡散板と、該受
    光器の出力を増幅する増幅器であつて、用紙無し
    時に設定される第1の可変抵抗と、基準用紙有り
    時に設定される第2の可変抵抗と、用紙無し時に
    閉状態になり、用紙有り時に開状態になるスイツ
    チを有するものとから成り、用紙に印刷された文
    様の検出、用紙の汚損の測定等を行なうセンサの
    透過光検出方法において、用紙の透過光を検出す
    る前に、用紙無し時に前記スイツチを閉状態にし
    て前記第1の可変抵抗を設定し、基準用紙有り時
    に前記スイツチを開状態にして前記第2の可変抵
    抗を設定することにより前記増幅器の増幅率を調
    整することを特徴とするセンサの透過光検出方
    法。
JP62210051A 1987-08-26 1987-08-26 透過光センサ Granted JPS6388696A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62210051A JPS6388696A (ja) 1987-08-26 1987-08-26 透過光センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62210051A JPS6388696A (ja) 1987-08-26 1987-08-26 透過光センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6388696A JPS6388696A (ja) 1988-04-19
JPH0361136B2 true JPH0361136B2 (ja) 1991-09-18

Family

ID=16582994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62210051A Granted JPS6388696A (ja) 1987-08-26 1987-08-26 透過光センサ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0757127A (ja) * 1992-06-01 1995-03-03 Sayama Precision Ind Co 光補正機能を有する紙幣等の識別機
JP2016004389A (ja) * 2014-06-16 2016-01-12 株式会社日本コンラックス 紙幣識別装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5426799A (en) * 1977-07-30 1979-02-28 Laurel Bank Machine Co Device of detecting output level of photoelectric detector in money disposing machine

Patent Citations (1)

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JPS5426799A (en) * 1977-07-30 1979-02-28 Laurel Bank Machine Co Device of detecting output level of photoelectric detector in money disposing machine

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JPS6388696A (ja) 1988-04-19

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