JPH0360877B2 - - Google Patents

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JPH0360877B2
JPH0360877B2 JP60093520A JP9352085A JPH0360877B2 JP H0360877 B2 JPH0360877 B2 JP H0360877B2 JP 60093520 A JP60093520 A JP 60093520A JP 9352085 A JP9352085 A JP 9352085A JP H0360877 B2 JPH0360877 B2 JP H0360877B2
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surfactants
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Uiriamu Uookaa Eidorian
Jon Guriin Robin
Uiriamu Ratsuseru Suteiiun
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Unilever NV
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【発明の詳細な説明】
本発明は、繊維製品、硬質表面や他の基板を効
果的に漂白するために使用されうる水性液体漂白
組成物に係る。 本発明の水性漂白組成物は、漂白剤として固体
の実質的に水不溶性有機ペルオキシ酸を含む。 一般的に、有機ペルオキシ酸類は極めて有効な
漂白剤である。本発明で使用されうるペルオキシ
酸類は固体の実質的に水不溶性の化合物である。
明細書中、“実質的に水不溶性”なる用語は、室
温での水溶解度が約1%未満であることを指す。
一般に、少なくとも約7個の炭素原子を有するペ
ルオキシ酸は、本発明で使用する場合には殆んど
水に溶解しない。 これらの物質の一般式は、 (式中、Rは置換または未置換の炭素数6〜約20
のアルキレン基、または置換または未置換のフエ
ニレン基であり、Yは水素、ハロゲン、アルキ
ル、アリールまたは
【式】または
〔従来の技術〕
固体の実質的に水不溶性有機ペルオキシ酸を含
む水性漂白組成物は、米国特許第3996152号およ
び米国特許第4017412号明細書に記載されている。
これらの組成物は、スターチあるいは非スターチ
の有機/無機粘稠剤を使用する粘稠性もしくはゲ
ル状製品である。 上記従来技術に記載されている如き粘稠性もし
くはゲル状計(system)の最大の欠点は、固体
のペルオキシ酸を安定に懸濁させるためには粘度
が極めて高くなり、うまく注入することができな
くなることである。粘稠剤の量を極めて減少させ
て注入しやすく調整した低粘度液体(例えば、線
状ポリアクリルアミドのような線状ポリマーで粘
稠化させた液体)では、固体のペルオキシ酸を懸
濁させることは不可能であるか、又は前液体はポ
リマーの懸濁網(polymer suspending
network)が破壊するために貯蔵安定性に欠ける
欠点を有する。 上記従来技術で使用されている懸濁性もしくは
粘稠性ポリマーの殆んど(全部ではないが)が電
解質を全く許容しないため、電解質がすぐに分離
してしまうという別の欠点もある。従つて、上記
特許の系では、ペルオキシ酸、水および粘稠剤と
極めて小量の付加塩とから構成される組成物に限
られることになる。仮に極めて小量(即ち1%未
満)のポリマーもしくはスターチ粘稠剤を含む注
入可能な懸濁状ペルオキシ酸組成物を乾燥させる
と、これは使用者が誤つてサンプルをこぼしたり
或いは調整物を数滴びんのふちにたらしたりした
とき起こりうることであるが極めて危険で有害
な、乾燥状態の固体濃縮ペルオキシ酸が残存する
ことになる。 米国特許第3996152号および米国特許第4017412
号明細書の記載に従つて調製された如き調製物は
高温での貯蔵安定性を欠くという欠点もある。 〔本発明の説明〕 本発明の目的は、上記欠点を実質的に解消すべ
く改良された、固体の実質的に水不溶性有機ペル
オキシ酸を含む水性液体漂白組成物を提供するこ
とにある。 本発明の別の目的は、化学的、物理的に安定で
かつ容易に注入し得る固体の実質的に水不溶性の
有機ペルオキシ酸の水性懸濁液を提供することに
ある。 これらの目的および本発明の説明から明らかに
なるであろう他の目的は、特定の固体粒状で実質
的に水不溶性の有機ペルオキシ酸を界面活性剤を
含む酸性水性液体中に懸濁させることにより達成
されうる。 界面活性剤を含む水性液体は1種またはそれ以
上の界面活性剤と電解質とを組合せたものであつ
て、粘稠剤なしに固体粒子を懸崎させうる作用を
有するものである。 界面活性剤をベースとする懸濁液の調製方法は
当業者に公知であり、通常非イオン性および/ま
たは陰イオン性界面活性剤と電解質とを必要とす
る。勿論、陽イオン性や両イオン性界面活性剤の
如き他の界面活性剤を1種またはそれ以上使用す
ることも可能である。実際、各種界面活性剤ある
いはその混合物が数種の電解質と組合せて使用さ
れているが、ペルオキシ酸で容易に酸化される電
解質例えば塩化物、臭化物やヨウ化物および所望
の酸性PH範囲で相容性でない電解質例えば炭酸塩
や重炭素塩は、本発明のペルオキシ酸を懸濁させ
た界面活性剤液体組成物から除外される。 ペルオキシ酸を懸濁させた界面活性剤を含む液
体を調製するために適した界面活性剤/電解質の
組合せを例示すると、次のとおりである。 (a) 以下の界面活性剤と () ココナツトジエタノールアミド/アルキ
ルベンゼンスルホネート; () C9−C16アルコールエトキシラート/ア
ルキルベンゼンスルホネート; () ラウリルエーテルサルフエート/アルキ
ルベンゼンスルホネート; () アルコールエーテルサルフエート; (b) 以下の電解質との組合せ。 () 硫酸ナトリウムおよび/または () 硫酸ナトリウム: ペルオキシ酸を懸濁させうる界面活性剤を含む
液体には、見掛け粘度が比較的低く相が層状構造
の(lamellar)界面活性剤含有液体と、見掛け粘
度がより高く例えば6角形相の如き他の相状態に
ある界面活性剤含有液体とが含まれる。25℃で
21sec-1のせん断速度で測定した粘度は50〜
20000cP(0.05〜20Pascal seconds)でありうる。 従つて、上記範囲の粘度を有する水性液体製品
が本発明に包含されるが、粘度が約0.20PaS、特
に0.25PaS〜12PaSの製品がより好ましい。 本発明の第一の目的は、粘度が最高約1.5PaS、
好ましくは最高約1.0PaSのうまく注入しうる希
薄な液体の形態にある安定なペルオキシ酸懸濁系
を提供することにあるけれども、本発明はそれに
限定されるのではなく、固体の水不溶性有機ペル
オキシ酸を安定な懸濁状態で含む濃厚液体も調製
され得る。よつて、このような濃厚な界面活性剤
をベースとする懸濁液体漂白組成物も本発明の概
念に含まれる。 本発明の水性液体漂白組成物は、有効量の固体
粒状で実質的に水不溶性の有機ペルオキシ酸を界
面活性剤と電解質とを含む水性液体に安定に懸濁
させた状態で含み、1〜6.5、好ましくは2〜5
の酸性PHを有する。 本発明で使用されるペルオキシ酸を粒径は臨界
的でなく、1〜2000μmでありうる。洗濯用には
小さい粒径が好ましい。 本発明の組成物は、約1〜40重量%、好ましく
は2.5〜約30重量%のペルオキシ酸を含む。 好ましくペルオキシ酸は、1,12−ジペルオキ
シドデカンジオン酸(DPDA)である。 前記したように、本発明で使用されうる界面活
性剤は陰イオン性(anionic)、非イオン性
(nonionic)、陽イオン性(cationic)あるいは両
イオン性洗浄剤であつても、セツケンであつて
も、またはその混合物であつてもよい。好ましい
界面活性剤は陰イオン性洗浄剤、非イオン性洗浄
剤および/またはセツケである。公知の洗浄剤活
性物質(detergent−active material)が界面活
性剤として使用されうる。 陰イオン性洗浄剤としては、アルキルアリール
スルホネート型、アルキルサルフエート型やアル
キルエーテルサルフエート型、アルカンやアルケ
ンスルホネート型等の公知の陰イオン性界面活性
剤が含まれる。これらの界面活性剤の中でアルキ
ル基は9〜20個の炭素原子を含む。各種の上記物
質および他の型の界面活性剤がシユワルツ
(Schwartz)、ペリー(Perry)、第2巻(1958)、
「洗浄剤と界面活性剤」に例示されている。 適当な陰イオン性界面活性剤としては、ナトリ
ウムラウリルサルフエート、カリウムドデシルス
ルホーネート、ナトリウムドデシルベンゼンスル
ホネート、ラウリルポリオキシエチレンサルフエ
ートのナトリウム塩、スルホこはく酸ナトリウム
のジオクチルエステルやナトリウムラウリルスル
ホネートが特に例示される。 非イオン特洗浄剤としては、エチレンオキサイ
ドおよび/又はプロピレンオキサイドとアルコー
ル、アルキルフエノール、脂肪酸あるいは脂肪酸
アミドとの縮合物が含まれる。これら縮合物は一
般に、5〜30個のエチレンオキサイドおよび/又
はプロピレンオキサイド基を含む。脂肪酸モノ−
およびジアルキロールアミドや第3級アミンオキ
サイドも、非イオン性洗浄剤活性物質に包含され
る。 適当な非イオン性洗浄剤としては、ノニルフエ
ノールポリオキシエチレンエーテル、トリデシル
アルコールポリオキシエチレンエーテル、ドデシ
ルメルカプタンポリオキシエチレンチオエーテ
ル、ポリエチレングリコールのラウリル酸エステ
ル、C12−−C15第1級アルコール/7エチレンオ
キサイド、ソルビタンポリオキシエチレンエーテ
ルのラウリル酸エステル、第3級アルキルアミン
オキサイドおよびその混合物が特に例示される。 他の非イオン性界面活性剤は、シユワルツ
(Schwartz)、ペリー(Perry)、第2巻(1958)、
「洗浄剤と界面活性剤」およびシツク(Schick)、
第1巻(1967)、「非イオン性界面活性剤」に記載
されている。 本発明で使用される陽イオン性洗浄剤として
は、12〜20個の炭素原子を有するアルキル基を少
なくとも1個含む第4級アンモニウム塩が含まれ
る。ハロゲンイオンが好ましい陰イオンであるけ
れども、適当は陰イオンとしては酢酸イオン、リ
ン酸イオン、硫酸イオン、硝酸イオン等が挙げら
れる。 適当な陽イオン性洗浄剤の中には、ジステアリ
ルジメチルアンモニウムクロライド、ステアリル
ジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ステ
アリルトリメチルアンモニウムクロライド、ココ
ジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ジコ
コジメチルアンモニウムクロライド、セチルピリ
ジニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニ
ウムブロマイド、水溶性のステアリルアミン塩例
えばステアリルアミンアセテートやステアリルア
ミン塩酸塩、ステアリルジメチルアミン塩酸塩、
ジステアリルアミン塩酸塩、アルキルフエノキシ
エトキシエチルジメチルアンモニウムクロライ
ド、デシルピリジニウムブロマイド、ラウリル酸
のアセチルアミノエチルエステルのピリジニウム
クロライド誘導体、ラウリルトリメチルアンモニ
ウムクロライド、デシルアミンアセテート、ラウ
リルジメチルエチルアンモニウムクロライド、メ
チルクロライドまたはベンジルクロライドまたは
クロロ酢酸または類似化合物とステアリル−1−
アミド−イミダゾリンの乳酸またはクエン酸また
は他の酸との塩、あるいは前記化合物の混合物等
が含まれる。 両性イオン洗浄剤としては、アルキル−β−イ
ミノジプロピネート、アルキル−β−アミノプロ
ピオネート、脂肪族イミダゾリン、ベタインおよ
びその混合物が含まれる。 適当な前記洗浄剤としては、1−ココ−5−ヒ
ドロキシエチル−5−カルボキシメチルイミダゾ
リン、ドデシル−β−アラニン、2−トリメチル
アミノラウリル酸の分子内塩やN−ドデシル−
N、N−ジメチルアミノ酢酸が例示される。 本発明の液体漂白組成物中の界面活性剤総量は
使用目的に応じて異なるが、2〜50重量%、好ま
しくは5〜35重量%である。陰イオン性界面活性
剤と非イオン性界面活性剤を含む懸濁液体の場合
には、その比は約10:1〜1:10である。本明細
書中「陰イオン性界面活性剤」の用語には、通常
12〜20の炭素原子を有する合成あるいは天然の長
鎖脂肪酸のアルカリ金属石けんが含まれる。 組成物中に存在する1種あるいはそれ以上の電
解質の総量は、約1.5〜約30重量%であり、好ま
しくは2.5〜25重量%である。 市販の界面活性剤中には本発明の液体漂白組成
物中でペルオキシ酸の分解を促進させる金属イオ
ン不純物(例えば鉄や銅)が含まれているので、
これらの金属イオン不純物を最小量含む界面活性
剤を使用することが好ましい。ペルオキシ酸が不
安定であると、ペルオキシ酸が懸濁液体ベースに
僅かに溶解し、この溶解したペルオキシ酸が溶解
した金属イオンと反応する結果を招く。ある種の
金属イオン錯化剤を使用して本発明の組成物から
金属イオン汚染物質を除去することが可能であ
り、前記錯化剤がペルオキシ酸の分解を妨げるか
ら組成物を寿命を著るしく延ばすことが知見され
ている。 ペルオキシ酸の化学的安定性は、周囲の媒体か
ら固体ペルオキシ酸粒子を保護すべく該粒子に例
えばコーテイングの如き保護手段を施すことによ
り更に改良はされうる。この場合には、貯蔵中に
ペルオキシ酸により酸化されるリスクなしに、他
の非相容性電解質例えばハロゲン化物をも使用す
ることができる。 有用な金属イオン錯化剤としてはジピコリン酸
が例示され、これと相乗量の水溶性リン酸塩、ジ
ピコリン酸N−オキサイド、ピコリン酸、エチレ
ンジアミンテトラ酢酸(EDTA)およびその塩、
各種有機ホスホン酸またはホスホン酸塩例えばエ
チレンジアミンテトラ(メチレンホスホン酸)や
ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン
酸)を組合せてもよい。 当業者に公知の他の金属錯化剤も使用され、そ
の有効性は最終調製物のPHに大きく依存する。一
般に、多くの使用目的の場合、約10−1000ppmの
金属イオン錯化剤が金属イオン汚染物質を除去す
るのに有効である。 任意成分 本発明の液体漂白組成物は、上記成分の他に、
使用目的に応じて少量のある種任意成分を含むこ
とがある。典型的な任意成分としては、泡調製剤
(sud−controlling agent)、けい光物質、香料、
着色剤、研摩剤、向水性物質や酸化防止剤が例示
される。しかしながら、任意成分を組成物中に存
在させることにより懸濁系中のペルオキシ酸の化
学的・物理的安定性が損なわれない限り何れの成
分を添加してもよい。 従来の濃厚ゲル状組成物とは対照的に、本発明
組成物は取扱い上安全であり、仮に乾燥させたと
きでも大量の界面活性剤と高含水率の水和塩で希
釈された、安全なペルオキシ酸が残存するだけで
ある。 本発明の組成物は化学的に安定であり、このこ
とは、ペルオキシ酸を多量の有機物質(即ち、通
常約10重量%あるいはそれ以上の有機界面活性
剤)を含む媒体中に懸濁させていることを考慮す
れば驚くべきことである。 本発明の組成物の用途は、極めて広範囲に及
ぶ。 例えば、 (a) 洗濯用漂白添加剤、 (b) ライトデユーテイ液体、 (c) 洗面化粧室クリーニングを含めた衛生設備
(hygienic)の硬質表面クリーナー、 (d) 一般家庭用クリーナー、 (e) 低PH液体研磨クリーナー、 等に使用される。 製品の形態としては下記のものが考えられる。 () 例えばライトデユーテイー液体あるいは洗
濯作業時の漂白添加剤としての単一成分液体製
品; () 低温漂白用の完全なヘビイデユーテイ液体
洗浄剤を提供するべく、2区画ボトル内に収容
されたヘビイデユーテイビルト液体洗浄剤と組
合された調製物; () 小袋(sachet)内の液体洗浄剤調製物と一
緒にあるいは該調製物なしで使用するための、
小袋にパツクされた漂白調製物; () 単独であるいはワイプ(wipe)から供給さ
れる液体洗浄剤と組合されてワイプから供給さ
れる形態; () 2バツグ−1ボツクスシステムからの液体
洗浄剤組成物と対をなして供給される形態; () ヘビイデユーテイ粉末洗浄剤と組合されて
小袋内にパツクされかつ小袋から供給される形
態; () 酵素調製物とは別個にパツクされ、使用時
に組合される形態; 以下、本発明を実施例を参照しながら説明す
る。 実施例 1 界面活性剤を含む液体組成物中に種々の量の
1,12−ジペルオキシドデカンジオン酸
(DPDA)を懸濁させて、下記液体漂白組成物を
調製した。
【表】
【表】 上記貯蔵安定性データーから、ペルオキシ酸
が、本発明の液体中でかなり安定であるとが確認
された。 実施例 2 別の界面活性剤を含む液体組成物中に種々の量
の1,12−ジペルオキシドデカンジオン酸
(DPDA)を懸濁させて、下記液体漂白組成物を
調製した。
【表】
【表】 これらの液体は全て安定であり、(f)を除い
て簡単に注入可能であつた。
【表】
【表】 実施例 3 下記液体漂白組成物を調製し、20℃、30℃およ
び40℃で貯蔵した。
【表】 貯蔵中分離は認められなかつた。
【表】
【表】 上記貯蔵安定性データーから、液体組成物は化
学的に安定性に優れていることが確認された。 実施例 4および5 下記液体漂白組成物を調製し、40℃で30日間貯
蔵した。残存するDPDAを定期的に測定した。 実施例 4成 分 重量% アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム 6.305 C12−C15第1級アルコール/7エチレンオキサイ
ド 3.395 クエン酸トリナトリウム2水和物 7.76 DPDA 3.0水+H2SO4(PH4.5に調整) 残 部 粘 度(PaS) 0.361 実施例 5成 分 重量% ラウリル硫酸ナトリウム 7.76 第3級アルキルアミンオキサイド 1.94 無水硫酸ナトリウム 12.61 DPDA 3.0水(PH+4.5に調整) 残 部 粘 度(PaS) 0.137 両組成物とも、安定でかつ容易に注入可能な希
薄液体であつた。
【表】 上記貯蔵安定性データーから、ペルオキシ酸
DPDAが本発明の液体組成物中で化学的に安定
であることが確認された。 実施例 6および7 下記液体漂白組成物を調製した。ペルオキシ酸
として、実施例6ではジペルオキシアゼライン酸
(DPAA)、実施例7ではP−ニトロペルオキシ
安息香酸を使用した。 実施例6の組成物
【表】 実施例7の組成物
【表】 これらの組成物は全て安定でかつ容易に注入可
能な希薄液体であつた。 貯蔵安定性 実施例6の組成物
【表】 実施例7の組成物
【表】 実施例 8 実施例1〜8の各組成物の、紅茶で染めた試験
布に対する漂白性能を、洗たく前後に460nmの
反射率をElrepho 反射計を用いて測定して調べ
た。全ての反射率の表示度数をけい光物質
(fluorescer)沈着に対して補正した。漂白は下
記表に△R460*と表示される反射率の増加度で示
した。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固体粒状で実質的に水不溶性の有機ペルオキ
    シ酸からなるPH1〜6.5の水性液体漂白組成物で
    あつて、1〜40重量%の前記ペルオキシ酸が、2
    〜50重量%の界面活性剤および1.5〜30重量%の
    ハロゲン化物もしくは炭酸塩以外の電解質を含む
    水性液体中に、実質的に粘稠剤の不存在下に安定
    に懸濁していることを特徴とする水性液体漂白組
    成物。 2 2.5〜30重量%のペルオキシ酸を含む特許請
    求の範囲第1項に記載の組成物。 3 5〜35重量%の界面活性剤および2.5〜25重
    量%の電解質を含む特許請求の範囲第1項または
    第2項に記載の組成物。 4 界面活性剤が陰イオン性界面活性剤および/
    または非イオン性界面活性剤である特許請求の範
    囲第1項〜第3項のいずれかに記載の組成物。 5 粘度が0.05〜1.5PaSである特許請求の範囲第
    1項〜第4項のいずれかに記載の組成物。 6 粘度が0.2〜1.0PaSである特許請求の範囲第
    5項に記載の組成物。 7 ペルオキシ酸が1,12−ジペルオキシドデカ
    ンジオン酸である特許請求の範囲第1項〜第6項
    のいずれかに記載の組成物。
JP9352085A 1984-05-01 1985-04-30 液体漂白組成物 Granted JPS60240800A (ja)

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GB8431873 1984-12-18

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