JPH0360788A - ガラス又は鉱物繊維廃棄物の処理方法および装置 - Google Patents

ガラス又は鉱物繊維廃棄物の処理方法および装置

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JPH0360788A
JPH0360788A JP2196432A JP19643290A JPH0360788A JP H0360788 A JPH0360788 A JP H0360788A JP 2196432 A JP2196432 A JP 2196432A JP 19643290 A JP19643290 A JP 19643290A JP H0360788 A JPH0360788 A JP H0360788A
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temperature
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ロジェ・ドブロック
Petrus Johannes Henricus D Bakx
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    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B53/00Destructive distillation, specially adapted for particular solid raw materials or solid raw materials in special form
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B3/00Charging the melting furnaces
    • C03B3/02Charging the melting furnaces combined with preheating, premelting or pretreating the glass-making ingredients, pellets or cullet
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B09DISPOSAL OF SOLID WASTE; RECLAMATION OF CONTAMINATED SOIL
    • B09BDISPOSAL OF SOLID WASTE
    • B09B3/00Destroying solid waste or transforming solid waste into something useful or harmless
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/10Non-chemical treatment
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C1/00Ingredients generally applicable to manufacture of glasses, glazes, or vitreous enamels
    • C03C1/02Pretreated ingredients
    • C03C1/024Chemical treatment of cullet or glass fibres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C10B49/00Destructive distillation of solid carbonaceous materials by direct heating with heat-carrying agents including the partial combustion of the solid material to be treated
    • C10B49/02Destructive distillation of solid carbonaceous materials by direct heating with heat-carrying agents including the partial combustion of the solid material to be treated with hot gases or vapours, e.g. hot gases obtained by partial combustion of the charge
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  • Secondary Cells (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、有機物質を含まないガラス質の材料を回収し
それをガラス溶解炉内でカレットとしてもちいることを
目的とする、有機物質で結合されたガラス又は鉱物1!
維特にガラス繊維ベースの廃棄物の処理に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
有機材料を含むこのタイプの製品の廃棄物は、その量の
大きさのみならず、それがひき起こすおそれのある汚染
のため、除去上の問題を提起している:実際、鉱物繊維
の成る種の結合剤は、遊離したホルムアルデヒド及びフ
ェノールを含む尿素、フェノール及びホルムアルデヒド
樹脂である。
一方、これらの廃棄物の中に含まれているガラス質材料
は、回収するのが有益であるような高価な製品である。
ガラス製品のための溶解炉の中に導入される原料として
、カレットと呼ばれる粉砕された屑ガラスを使用するの
が習慣的である。この屑ガラスは特にその他の原料の溶
融を補助するのに役立つ。
合成樹脂により処理されたガラス廃棄物又は絶縁製品の
中に一般に使用され、結合剤としての役目を果たす有機
物質で結合されているような鉱物繊維の廃棄物をカレッ
トとして使用したい場合、問題が生じる。これらの結合
剤は一般に、フェノブラスト(ホルムアルデヒド−フェ
ノール−尿素樹脂)又はアミノブラストくホルムアルデ
ヒド−尿素−メラミン樹脂〉である。
実際、これらの廃棄物が従来の炉の中で溶融された場合
、良質のガラスの製造における原料とし。
て使用されることを妨げるようないくつかの欠点を呈す
る還元ガラスが得られる(炉内でのエネルギー伝播度が
低い、還元及び酸化されたガラス質材料の存在のため発
泡傾向がある)、従って、屑ガラス又は屑繊維に結合し
た有機OJ質の存在は、硫酸ナトリウムといった酸化剤
を大量に溶解炉に入れることを余儀なくし、このため、
現在の汚染基準を上回るSO□の放出がひき起こされる
。しかもかかる基準は、近い将来さらに制約の厳しいも
のになる可能性がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って本発明の目的は、有機物質の除去ならびにガラス
製造用の溶解炉において使用可能な還元されていないガ
ラス質材料の回収を可能にする、有機物質に結びつけら
れたガラスは鉱物繊維をベースとする廃棄物の処理方法
にある。
本発明は又、かかる方法を利用するための装置をもその
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
有機物質により結合されたガラス又は鉱物4M維で形成
された基体を含む廃棄物の処理のための本発明に従った
方法は、熱分解炉と呼ばれる炉の中に粉砕された又は裁
断された廃棄物を入れる段階、廃棄物の基体の軟化温度
よりも低い温度の高温ガスにかかる廃棄物をさらして(
なおかかるガスは中性ガスと、体積百分率で0%から1
0%の酸素から成る)有機材料を熱分解する段階、そし
て廃棄物の基体を回収する段階で構成されている。
本発明に基づく方法は、使用されている温度からみて、
基体を構成するガラス質材料は溶融しないという利点を
有している。こうして、ガラス質材料の冷却後も捕捉さ
れた状態にとどまって、前述のように回収された物質に
対しカレットとして使用できなくするような特性を付与
するような溶融ガラス質材料中の有機材料の存在の可能
性を、避けることができる。
従って本発明に従って回収された材料は、その後ガラス
を製造するにあたり還元性元素の存在を補償するために
硫酸ナトリウムといった酸化剤を付加することを必要と
しないか、或いは又たとえそれを付加する場合でもその
他の原料に含まれている有機材料を酸化するために溶解
炉で通常用いられる量に相当する少量のものが付加され
るにすぎないような、全く還元されていない又はほとん
ど還元されていない物質である。
本発明に基づく方法のもう1つの利点は、回収された廃
棄物の基体をW4戒するガラス質材料がその初期形状を
しているということにある。従って小片の形に裁断され
た廃棄物からは、小片が回収される。又粉末に細かく粉
砕された廃棄物から回収される物質は粉末である。
本発明は又、前述のような廃棄物の熱分解による処理方
法を利用するための炉にも関するものである。
有機物質により結合されガラス又は鉱物繊維で形成され
た基体を含む廃棄物の処理のための本発明に基づく方法
を利用するための熱分解炉は、上部には処理すべき廃棄
物のための装入用ホッパー(2)をそして下部には処理
済廃棄物の排出用ホッパー(3)を含み、さらに装入用
ホッパーから落ちる廃棄物を受けとりそれを排出用ホッ
パーに対し直角なところまで導くほぼ水平なガス通過用
の孔付きコンベヤ(4)、有機物質の熱分解のための体
積百分率で0%から10%の酸素と中性ガスを含み廃棄
物の基体の軟化温度よりも低い温度まで加熱されたガス
の供給用導管(5)、ならびにコンベヤ及び廃棄物で形
成された層(7)を通過した煙の排出用導管を含む細長
い室(1)で構成されている。
かかる炉は、−例として与えられているにすぎない添付
の図面に概略的に示されている。
〔実施例〕
図に示されているように、炉の細長い室(1)は、上部
には〈図面で左側〉処理すべき廃棄物のための装入用ホ
ッパー(2)が、そして下部には(図の右側)処理済廃
棄物のための排出用ホッパー(3)が含まれている。は
ぼ水平なコンベヤ(4)は例えばステンレス鋼でできて
おり、ガス通過用の孔(図示せず)が備わっている。
炉の上部には、有機物質の熱分解に必要な高温ガスのた
めの供給用導管(5)があり、この導管はこのガスの供
給源(図示せず)に連結されている。
図の上では炉の左側に、コンベヤの上に置かれた廃棄物
により形成された層ならびにコンベヤに備わった孔を通
してコンベヤ自体を横断したガスの排出用導管(6)が
ある。このガス排出用導管(6)は場合によって、図示
していないガス再循環装置に接続されていてもよい。
層の厚み、廃棄物の密度及び有機材料の除去に応じてコ
ンベヤ上に置かれた廃g物の層(7)を通過する高温ガ
スの圧力損失を調節できるようにするため、可動フラッ
プ(8)がコンベヤの内部に配置されている。これらの
フラップは又、コンベヤの一端からもう一方の端部への
ガス流量の選択された分布を確保するような形で、圧力
損失を調節するのに役立つ、このようにして、コンベヤ
のその他の部分を横断することなく供給用導管(5)か
ら排出用導管(6)までガスが優先的進路を進むこ1を
避けるごンがTきる− 廃棄物の出入り流量を規則的にするため及び炉の室を閉
じるため、装入用ホッパー(2)と排出用ホッパー(3
)の中にはセル付きドラム(9〉が配置されている。同
様に、大気の制御を可能にする他のあらゆるロックシス
テムを用いることもできる。
装入用ホッパー(2)には、コンベヤ上に置かれた廃棄
物層の厚みの調節用プレート(10)がさらに含まれて
いてよい。
高温ガスが廃棄物の層の長さ全体にわたり分布している
ようにするため、高温ガスの取込み用導管のオリフィス
に向かい合ってデフレクタ(11)が配置されている。
本発明に基づく方法及び装置は、一般にアミノブラスト
又はフェノブラスト結合剤に結びつけられたグラスファ
イバーといった鉱物繊維の廃棄物の処理に特に利用でき
る。これらのm!fに結びつけられた結合剤の含有量は
重量百分率で約5%がら20%と可変的であり、通常は
約6%から7%である。これらの廃棄物は、絶縁製品の
製造の際に除去された屑或いは又使用済絶縁製品がら出
たものである。これらの廃棄物は同様に、絶縁用に用い
られるものに似た構造のものであるが植物栽培用に使用
されるta維質の物質で構成されている可能性もある。
この場合、廃棄物には、繊維の結合剤を形成する有機材
料の他に水や根を含んでいる可能性がある。
本発明の方法を利用するためには、処理すべき廃棄物が
m維である場合、炉に導入する前に例えば小片の形にこ
れを裁断しておくことが好ましい。
廃棄物を粉砕して、粉末といったさらに小さな寸法の粒
子を形成することも可能である。
このためには、あらゆる裁断装置が有効である。
例えば適切な装置としてフランス特許第2591621
号及び2639868号に記載の装置を挙げることがで
きる。廃棄物を裁断することにより、特にそれが例えば
絶縁製品や栽培用製品の混合物といったさまざまな製品
の混合物である場合に、処理すべき製品を良好に均質化
させることができる。
処理すべき廃棄物が、植物栽培に用いられる繊維質製品
の場合がそうであるように湿潤なものである場合、これ
を少なくとも部分的にでも乾燥させて水蒸気を除去しこ
うして処理ガス内のこれらの蒸気の希釈を避けることが
有利である。
本発明に従った廃棄物処理にとってガス及びその温度は
、重要な要因である。実際、本発明の目的は、前述のよ
うに、望ましくない有機材料をなおも含む可能性のある
溶融塊が残るのを避けるため、廃棄物の基体を構成する
ガラス質材料を溶融させることなく、この基体に結び付
けられた有機材料を好ましくはほぼ完全に熱分解するこ
とにある。このためには、有機材料の燃焼に役立つガス
の温度は基体を構成する材料の軟化温度よりも低いこと
が重要である。
好ましくは、廃棄物がガラス1N維である場合、処理ガ
ス温度は、繊維を構成するガラス質材料の軟化温度より
も100℃低い。特に、この温度は550℃未満好まし
くは約500℃であることが有利である。
処理温度は、特に廃棄物に大量の有機材料が含まれてい
る場合、望ましい効率で製品を回収するために、好まし
くはできるかぎり高い温度である(ただしつねに前述の
条件内で)。しかしながら、高温の使用は、できれば避
けたいと願っている少なくとも溶融の始まりをガラス質
材料が受けるゾーンを形成する危険性をはらんでいるの
で、この場合、処理時間はできるだけ短いのが好ましい
さらに低い温度の使用も可能であり、下限は、有機材料
の分解温度である。しかし、これは望ましいことではな
い、実際、これは過度に緩慢な処理従って低効率をひき
起こすことになる。
本発明において使用される処理ガスも同様に重要な要因
を構成する。実際、このガスは、空気の場合がそうであ
るように、ガラス質材料の溶融が発生する燃焼ゾーンを
作り出してはならない。本発明に従うと、窒素といった
中性ガスが用いられる。同様に燃焼ガス又は燃焼煙特に
適切な方法で再循環させられた熱分解処理自体から出る
煙を用いることもできる。
本発明の実施のためには、処理ガスがさらに、有機材料
の熱分解に有利に作用するための酸素を含んでいること
が望ましいことがわかっている。
酸素の量はガラス質材料の溶融をひきおこす温度の局部
的増加を誘発する燃焼発生源の形成を避けるため過度に
多くてはならない。本発明に従うと、体積百分率で10
%まで好ましくは5%まで又特に1%から5%の酸素を
用いることができる。
廃棄物処理の際には、これらのガスは、コンベヤ上にか
かる廃棄物が形成した層を通過する(図参照)。
そのため、廃棄物処理に適したガス流量を決定するため
には、特に廃棄物層の厚みと、ガス圧下の廃棄物の締固
め密度を考慮に入れなくてはならないことになる。
ガス流量は、処理すべき廃棄物の層の厚みによる圧力損
失を吸収し、しかもそのことによってこれらの廃棄物の
過度の締固めをひき起こさないように充分なものでなく
てはならない、ガスの圧力又は速度及び廃棄物の圧密炭
の測定値に基づいて既知の方法で作成された計算図表に
より、この調和点を得るための流量を選択することがで
きる。
ガスの通過速度は、処理の時間によって左右される。
優れた効率つまり一定の与えられた時間で処理された廃
棄物の最大量を得ることに関係する必要条件を考慮に入
れるため、適当な方法で、締固め前に約70cmから8
0CII+の厚みにわたりガス圧下で25 kg/−か
ら50 kg/m’好ましくは約30kg/−3の密度
を呈する廃棄物層を熱分解することができる。これ以下
の密度でも優れた結果は得られるが、効率は低くなる0
反対に、より高い密度を示す廃棄物の処理も、望まれる
結果に応じてつまり回収された製品の後日の利用のため
に有機材料の完全な熱分解が必要とされない場合には可
能である。
熱分解処理時間は、望まれる結果によってすなわち除去
されなくてはならない有機材料の百分率に応じて変化し
うる。この時間は同様に処理すべき廃棄物の厚みにも左
右される。前述の厚み及び密度のグラスファイバの廃棄
物の場合、通常使用される有機材料のほぼ完全な熱分解
のための処理時間は約30分から35分である。
熱分解処理の終わりに、処理された廃棄物の基体を構成
し用いられた熱分解条件に応じて有機材料を含んでいな
いようなガラス質材料を回収する。
前述のように、このガラス質材料は、例えば小片又は粉
末の形をした基体の初期形状をしている。
回収されたこれらの製品は、それが小片である場合には
場合によって粉砕の後でガラス溶解炉の中で直接使用可
能である。
前述のように、熱分解処理用ガスつまり中性ガス及び場
合によっては酸素は、処理すべき廃棄物の基体の軟化温
度よりも低い温度特に550℃未満の温度にある。廃棄
物の熱分解の後の回収された廃ガスは有機材料の分解ガ
スを含んでいる。システムに供給される熱の量は好まし
くは、回収済ガスの温度が350℃以上で廃ガス回収装
置の壁土のあらゆる凝縮を避けることになるようなもの
である。
有利なことに本発明に従うと、熱分解の後回収されたガ
スは、有機材料の熱分解の結果として得られるガスを燃
焼させるための燃焼室内を通った後に回収される:この
とき、350℃から本発明に従った熱分解に必要な温度
まで再循環すべき煙を再加熱するため有機材料の発熱量
を利用する。
こうして、熱分解装置の自律的な作動が可能となる。
本発明の一実施態様に従って、6%のフェノプラスト結
合剤を含む絶縁製品からの鉱物繊維の乾燥した小片を熱
分解炉の中に入れる。
小片は、厚み70cm、密度40kg/−の層を形成す
る。28分解装置の入口における処理ガスには88.7
%の窒素と1.3%の酸素が含まれている。供給ガスの
温度は500℃である。排出ガスの温度は350℃であ
る。供給ガスの通過速度は0 、1.1 m7秒である
。30分間の処理の後、白っぽい色で0%から1.2%
の有機材料含有量を示す(これは85%の結合剤の除去
に相当する)小片の形でのガラス質材料を回収する。
〔発明の効果〕
本発明に基づく方法は数多くの利点を示す。前述のもの
つまりその初期形状をしていてガラス溶解炉中でカレッ
トとして直接使用できる還元されていないガラス質材料
の回収以外に、例えば絶縁用鉱物繊維の結合剤により構
成されている有機材料のほとんどひいては全量(85%
以上)の除去により、通常炉の中に供給される酸素の量
を制限しながら回収された製品を用いることが可能とな
る。
その上、本発明に従った処理は、屑廃棄物の貯蔵の問題
を無くし、高価な原料つまりガラス質材料の回収を可能
にする。
さらに、煙の再循環により、自律的作動が可能になり、
大気中への燃焼煙の廃棄が避けられる。
【図面の簡単な説明】
図は、本発明の方法を実施するための熱分解炉を概略的
に示すものである。 1・・細長い室、2・・装入用ホッパー、3・排出用ホ
ッパー、4・・コンベヤ、5・・ガス供給用導管、6・
・廃ガス排出用導管、7・・廃棄物層、8・・可動フラ
ップ、9・・セル付きドラム、10・・調節用プレート
、11・・デフレクター

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)有機物質により結合されたガラス又は鉱物繊維で
    形成された基体を含む廃棄物の処理方法において、炉の
    中に粉砕または裁断された廃棄物を入れ、中性ガスと体
    積百分率で0%から10%の酸素から成り廃棄物の基体
    の軟化温度より低い温度の高温ガスにより有機物質を熱
    分解させ、廃棄物の基体を回収することを特徴とする方
    法。 (2)中性ガスは窒素又は燃焼ガスであることを特徴と
    する、請求項(1)に記載の方法。 (3)ガスには体積百分率で1%から5%の酸素が含ま
    れていることを特徴とする、請求項(1)又は(2)に
    記載の方法。 (4)ガスの温度は基体を構成するガラス質材料の軟化
    温度よりも100℃低いことを特徴とする、請求項(1
    )乃至(3)のいずれか1項に記載の方法。 (5)温度は550℃未満好ましくは500℃であるこ
    とを特徴とする、請求項(4)に記載の方法。 (6)処理される廃棄物塊の厚みは70cmから80c
    mであることを特徴とする、請求項(1)乃至(5)の
    いずれか1項に記載の方法。 (7)炉の中の廃棄物の締固め密度は25kg/m^3
    から50kg/m^3であることを特徴とする、請求項
    (1)乃至(6)のいずれか1項に記載の方法。 (8)処理すべき廃棄物の厚み及びその密度に応じて圧
    力損失を調節することを特徴とする、請求項(1)乃至
    (7)のいずれか1項に記載の方法。 (9)処理される全ての廃棄物塊に亙って空気流量の選
    択された分布を確保するような形で圧力損失を調節する
    ことを特徴とする、請求項(1)乃至(8)のいずれか
    1項に記載の方法。 (10)350℃以上の温度での処理後廃ガスを回収す
    ることを特徴とする、請求項(1)乃至(9)のいずれ
    か1項に記載の方法。 (11)処理後回収された廃ガスを再循環させることを
    特徴とする、請求項(1)乃至(10)のいずれか1項
    に記載の方法。 (12)フェノプラスト又はアミノプラスト結合剤で結
    合されたガラス繊維を含む廃棄物を処理することを特徴
    とする、請求項(1)乃至(11)のいずれか1項に記
    載の方法。(13)植物栽培のために用いられる有機結
    合剤で結合されたガラス繊維の廃棄物を処理し、炉に入
    れる前に廃棄物を乾燥させることを特徴とする、請求項
    (12)に記載の方法。 (14)上部には処理すべき廃棄物のための装入用ホッ
    パー(2)をそして下部には処理済廃棄物の排出用ホッ
    パー(3)を含み、装入用ホッパーから落ちる廃棄物を
    受けとりそれを排出用ホッパーにまで導くほぼ水平な孔
    付きコンベヤ(4)、有機物質の熱分解のため体積百分
    率で0%から10%の酸素と中性ガスを含み廃棄物の基
    体の軟化温度よりも低い温度まで加熱されたガスの供給
    用導管(5)、ならびに、廃棄物で形成された層(7)
    およびコンベヤの孔を通過した廃ガスの排出用導管(6
    )を含む細長い室(1)で構成されていることを特徴と
    する、請求項(1)乃至(13)のいずれか1項に記載
    の廃棄物の処理方法を行うための熱分解炉。 (15)コンベヤに沿って廃棄物層を通しての圧力損失
    の分布を調節するためコンベヤの内部に配置された可動
    フラップが含まれていることを特徴とする、請求項(1
    4)に記載の炉。 (16)廃ガスの排出用導管は煙再循環装置に連結され
    ていることを特徴とする、請求項(14)又は(15)
    に記載の炉。
JP2196432A 1989-07-26 1990-07-26 ガラス又は鉱物繊維廃棄物の処理方法および装置 Pending JPH0360788A (ja)

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FR8910043A FR2650204B1 (fr) 1989-07-26 1989-07-26 Procede et dispositif pour le traitement de dechets de verre ou de fibres minerales en vue de leur recuperation
FR8910043 1989-07-26

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JPH0360788A true JPH0360788A (ja) 1991-03-15

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ID=9384148

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EP (1) EP0410889B1 (ja)
JP (1) JPH0360788A (ja)
KR (1) KR0160763B1 (ja)
AT (1) ATE96162T1 (ja)
AU (1) AU640935B2 (ja)
BR (1) BR9003610A (ja)
CA (1) CA2021735A1 (ja)
DE (1) DE69004025T2 (ja)
DK (1) DK0410889T3 (ja)
ES (1) ES2046737T3 (ja)
FI (1) FI101050B (ja)
FR (1) FR2650204B1 (ja)
IE (1) IE65248B1 (ja)
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TR (1) TR26722A (ja)
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