JPH0360784A

JPH0360784A - 試験管の洗浄装置

Info

Publication number: JPH0360784A
Application number: JP19502989A
Authority: JP
Inventors: Naoki Osakabe; 刑部　直樹; Sumio Yamamoto; 純夫山本
Original assignee: Enomoto Industry Co Ltd
Current assignee: Enomoto Industry Co Ltd
Priority date: 1989-07-27
Filing date: 1989-07-27
Publication date: 1991-03-15

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〉この発明は、試験管の洗浄装置の改良に関する。

（従来の技術）試験管を多数ホッパーに投入し、ホッパー下端に設けた
両側の案内シュートにガイドさせて試験管を順次落下さ
せながら、案内シュートの両側に設けた回転ブラシで試
験管の外周を洗浄し、案内シュート下端から、試験管を
一本づつ回転ドラムの溝に落とし込んで押え片で押え、
軸ブラシを試験管内に挿入して内周を洗浄するものがあ
る。例えば、実公昭５６−４９９５９号公報参照。

（発明が解決しようとする課題）試験管は、理化学の研究所や病院などで多量に使用され
る。これらを、自動的に洗浄装置で洗浄できれば、洗浄
作業が大暢に削減できる。ところで、試験管は、製作メ
ーカーによって少しずつ太さなどのサイズが異なる。ま
た内部を透視して見るために、薄肉にできていて脆い特
徴がある。このため、少し強い力を加えると割れる不都
合がある。特にホッパーに多くの試験管を投入すると、
下部の案内シュート部分の試験管には、過大な荷重が加
わったり、捩れが発生し、且つ、試験管がホッパーかも
垂直に案内シュートに落下して、割れるものが発生する
。また、回転ドラム部分でも、試験管の太さが異なるも
のがあるので、強く押え過ぎると割れが生じる不都合が
ある。このため、自動的に洗浄するためには、成るべく
太さなどのサイズが同じものを選び、又、ホッパーに一
度に多くの試験管を投入せず、洗浄に合わせて少しずつ
投入していくなど、人がついて洗浄をしないと割れがで
きる不具合がある。

この発明は、かかる点に鑑み、試験管の外周を洗浄する
箇所から、試験管の内周を洗浄する回転ドラムに試験管
を移すとき、無理な力が試験管に加わることがなく、て
、割れる試験管が発生しないようにした試験管の洗浄装
置を得ることを目的とする。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するために、この発明の試験管の洗浄装
置は、ホッパーの下部両側に連ねた案内シュートの下端
に、受板上を摺動する送り出し片を設け、送り出し片に
試験管が入る窓孔を設け、窓孔の後側の低い位置に押圧
部を設け、窓孔の前側にスプリングクッションで支えた
遮板を設け、−側の案内シュートの下端の前側に曲げた
傾斜部を押圧部の切欠きに挿入し、受板の案内シュート
下面の前側位置に投下口を設け、投下口の後側に弾力で
窓孔内に突出する分配板を設けたことにある。

（作用）送り出し片を前方に摺動させると、押圧部が、受仮につ
いた下端の試験管を投下口側に押圧する。

このとき、遮板は送り出し片と共に前方に移動し、下端
の試験管は、分配板を押下げて投下口に移動して、投下
口から下側に待機している回転ドラムの受は溝に落下す
る。押圧部は、下端の試験管だけを押すように送り出し
片の低い位置に設けである。送り出し片が前進すると、
二番目に下側の試験管が案内シュートの一方の傾斜部に
沿って前側に押出されながら、押圧部の上に乗るまで僅
かに落下する。そして、送り出し片が後退すると、二番
目の試験管が下端の試験管となり、受板上に落ちる。こ
のとき、分配板が突出して元に復していて、投下口側に
移動するのを止め、遮板で弾性保持する。このように、
一連の試験管の送り出しがスムーズにでき、試験管に強
い力が加えられることがなく、又、挾るようなこともな
いので、割れる試験管がでるのを防止できる。尚、押圧
部の高さは、試験管の太さが異なっても、下端の試験管
だけを押す高さにしてあって、試験管の太さなどのサイ
ズが変ったものでも支障がない。

（実施例〉以下、本発明の実施例を図面によって説明する。

まず第１図によって全体の構成を説明する。

上部に多くの試験管１を投入するホッパー２が設けであ
る。ホッパー２の一側には、一部を変形させた送りドラ
ム３が設けてあって、ホッパー２内の試験管ｌに振動を
与え、下方に下降させる。

ホッパー２の下には、両側に案内シュート４が設けてあ
り、試験管ｌが順次案内シュート４内に入る。案内シュ
ート４は、針金を適宜間隔に横に並べて作っである。案
内シュート４の両側には、複数の回転ブラシ５が設けて
あり、試験管１にノズル６から抗水をかけながら回転ブ
ラシ５が回転して試験管１の外周を洗浄する。案内シュ
ート４の下端には、間欠的に横に往復摺動する送り出し
片７が設けてあり、送り出し片７によって、案内シュー
ト４の下端の試験管ｌを一本づつ投下口８に送り出す。

投下口８の下側には、外周に多数の受は溝９を設けた回
転ドラム１０が設けてあり、投下口８から落下する試験
管１を受は溝９に受入れると、間欠的に所定角度回動じ
て順次回転する。

回転ドラム１０が回転するにつれて、側方には、三個の
押え片１１があって、受は溝９に試験管ｌを押え、試験
管１内に側方から軸ブラシ１２を挿入して、試験管１の
内周を洗浄する。回転ドラム１０の下側には、近接して
受は板１３が設けてあって、試験管１を受は板１３に受
けて、受は板１３の外れる箇所で、収容皿１４に落下さ
せる。

しかして、この発明は、第２図乃至第４図に拝承するよ
うに、送り出し片７は、受板１５上に摺動自在に取付け
てあって、後端に連結したアーム１６の先端を、カム板
１７のカム１８に挿入してあり、サーボモーターエ９で
ビニオンとラックを介してカム板１７を摺動させること
により、送り出し片７を前後に摺動させる。送り出し片
７には、試験管１が挿入する窓孔２０の後側の低い位置
に押圧部２１が設けである。又、窓孔２０の前側には、
スプリングクッション２２で支えた遮板２３を設けであ
る。案内シュート４の送り出し片７の後側になるものは
、下端を前側に曲げた傾斜部２４が設けてあって、押圧
部２１の切欠き２５に挿入しである。受は板１５の案内
シュート４の直下の前側には、投下口８を開口する。そ
して、投下口８の後側には、バネ板でできていて、窓孔
２０内に突出する分配板２６が設けてあり、分配板２６
は、試験管ｌが押圧部で押されてくると、弾力で下側に
逃げる。投下口８の直ぐ下側には、回転ドラム１０の受
は溝９が配置しである。

第２図は、送り出し片７が後退している位置で、この位
置から前進すると、下端の受板１５についた試験管上を
押圧部２１で押出し、遮板２３は、送り出し片７と共に
移動する。

第３図は試験管１を押出した状態を示す。下端の試験管
１は、分配板２６を押下げて投下口８に移動し、回転ド
ラム１０の受は溝９に落下する。

下から二番目の試験管１は、案内シュート４の傾斜部２
４に沿って前側に移動し、押圧部２１の上に乗るまで落
下して一旦止る。送り出し片７が完全に後退すると、二
番目の試験管玉は、受板１５まで落ち１分配板２６で投
下口８に転がるのを防ぎ、遮板２３で弾力保持する。

（発明の効果〉以上説明したように、この発明は上述のように構成した
ので、試験管の太さなどのサイズが多少異なっても、案
内シュートの下端の試験管を送り出し片で、上側に積ま
れた試験管の重みをさけて、投下口に移動させて、回転
ドラムの受は溝に落とすことができる。そして、案内シ
ュートの次の試験管を、投下口に押出す位置にスムーズ
に移動させることができる。しかも、試験管のサイズが
変ったものでも、余裕があって無理な力を与えることが
ない。こうして、試験管の割れができるのを防止できる
。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示し、第１図は一部を破断面に
した全体正面図、第２図は第１図の要部拡大図、第３図
は第２図の送り出し片を移動した状態の正面図、第４図
は送り出し片部分の平面図である。１・・・試験管　２・・・ホッパー　４・・・案内シュ
ート７・・・送り出し片　８・・・投下口　１５・・・
受板　２０・・・窓孔　２１・・・押圧部　２２・・・
スプリングクッション　２３・・・遮板　２４・・・傾
斜部　２５・・・切欠き２６・・・分配板。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ホッパーの下部両側に連ねた案内シュートの下端
に、受板上を摺動する送り出し片を設け、送り出し片に
試験管が入る窓孔を設け、窓孔の後側の低い位置に押圧
部を設け、窓孔の前側にスプリングクッションで支えた
遮板を設け、一側の案内シュートの下端の前側に曲げた
傾斜部を押圧部の切欠きに挿入し、受板の案内シュート
下面の前側位置に投下口を設け、投下口の後側に弾力で
窓孔内に突出する分配板を設けたことを特徴とする試験
管の洗浄装置。