JP2016176787A - 円筒体供給装置及び円筒体供給方法 - Google Patents

円筒体供給装置及び円筒体供給方法 Download PDF

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Abstract

【課題】軸が水平になるように積み重ねられた多数の円筒体を、詰まりを抑制しつつ1個ずつ供給できる円筒体供給装置及び円筒体供給方法を得る。【解決手段】装置本体12に形成された円筒体の供給口18に向かって傾斜した底壁22上に、軸方向が水平方向とされた多数の円筒体80を収納する収納部20と、底壁22の下端部と供給口18との間の下方から収納部20に対して突出し退避することにより、供給口18との間に1個の円筒体80を入れる切出部30と、切出部30が収納部20から退避した際に、供給口18から収納部20側へ突出して1個の円筒体80と他の円筒体80とを分離する分離部40と、を備えた円筒体供給装置10とする。【選択図】図1

Description

本発明は、円筒体供給装置及び円筒体供給方法に関する。
検体容器収納庫の収納底部と繰出貯蔵部との間に移送体を設け、収納底部の傾斜により検体容器を移送体の上面に載せ、移送体が上昇することにより、その検体容器を繰出貯蔵部へ移送する検体容器供給装置は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−85270号公報
本発明は、軸が水平になるように積み重ねられた多数の円筒体を、詰まりを抑制しつつ1個ずつ供給できる円筒体供給装置及び円筒体供給方法を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の円筒体供給装置は、装置本体に形成された円筒体の供給口に向かって傾斜した底壁上に、軸方向が水平方向とされた多数の該円筒体を収納する収納部と、該底壁の下端部と該供給口との間の下方から該収納部に対して突出し退避することにより、該供給口との間に1個の円筒体を入れる切出部と、該切出部が該収納部から退避した際に、該供給口から該収納部側へ突出して該1個の円筒体と他の円筒体とを分離する分離部と、を備えている。
また、請求項2に記載の円筒体供給装置は、請求項1に記載の円筒体供給装置であって、前記分離部によって分離された前記1個の円筒体を前記供給口から押し出す押出部を備えている。
また、請求項3に記載の円筒体供給装置は、請求項2に記載の円筒体供給装置であって、前記押出部によって前記1個の円筒体を前記供給口から押し出さないときに、前記供給口の少なくとも一部を閉塞する閉塞部を備えている。
また、請求項4に記載の円筒体供給装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の円筒体供給装置であって、前記収納部に収納された前記多数の円筒体のうちの一部を押圧する押圧部を備えている。
また、請求項5に記載の円筒体供給装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の円筒体供給装置であって、前記収納部に収納された前記多数の円筒体のうちの一部に上方から接触して、該円筒体の前記供給口側への移動を規制する規制部を備えている。
また、本発明に係る請求項6に記載の円筒体供給方法は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の円筒体供給装置における前記収納部へ多数の円筒体を収納する工程と、前記切出部を前記収納部側へ突出し退避させて前記供給口との間に1個の円筒体を入れる工程と、前記切出部を前記収納部側から退避させた後、前記分離部を前記供給口から前記収納部側へ突出させて前記1個の円筒体と他の円筒体とを分離する工程と、を備えている。
また、請求項7に記載の円筒体供給方法は、請求項6に記載の円筒体供給方法であって、前記分離部によって分離された前記1個の円筒体を前記供給口から押し出す工程を備えている。
また、請求項8に記載の円筒体供給方法は、請求項6又は請求項7に記載の円筒体供給方法であって、前記収納部に収納された前記多数の円筒体のうちの一部を押圧し、該円筒体の詰まりを解消する工程を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、軸が水平になるように積み重ねられた多数の円筒体を、詰まりを抑制しつつ1個ずつ供給することができる。
請求項2に記載の発明によれば、軸が水平になるように積み重ねられた多数の円筒体を自動的に1個ずつ供給することができる。
請求項3に記載の発明によれば、軸が水平になるように積み重ねられた多数の円筒体が不用意に円筒体供給口から出ないようにすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、軸が水平になるように積み重ねられた多数の円筒体の詰まりを抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、規制部を備えていない構成に比べて、多数の円筒体が底壁の下端部側へ溜まるのを抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、軸が水平になるように積み重ねられた多数の円筒体を、詰まりを抑制しつつ1個ずつ供給することができる。
請求項7に記載の発明によれば、軸が水平になるように積み重ねられた多数の円筒体を自動的に1個ずつ供給することができる。
請求項8に記載の発明によれば、軸が水平になるように積み重ねられた多数の円筒体の詰まりを抑制することができる。
本実施形態に係る円筒体供給装置の全体構成を示す側面図である。 本実施形態に係る円筒体供給装置の全体構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る円筒体供給装置の収納部側の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る円筒体供給装置の切出工程を示す側面図である。 本実施形態に係る円筒体供給装置の詰まり解消工程を示す側面図である。 本実施形態に係る円筒体供給装置の分離工程を示す側面図である。 本実施形態に係る円筒体供給装置の開口開放工程を示す側面図である。 本実施形態に係る円筒体供給装置の押出工程を示す側面図である。 本実施形態に係る円筒体供給装置の開口閉塞工程を示す側面図である。 本実施形態に係る円筒体供給装置の分離退避工程を示す側面図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図1、図2において適宜記す矢印UPを円筒体供給装置10の上方向、矢印FRを円筒体供給装置10の前方向、矢印RHを円筒体供給装置10の右方向とする。また、本実施形態における円筒体には、有底円筒体も含まれ、ここでは、その円筒体の一例として、トナーが充填されるボトル80を例に採って説明する。
図1〜図3に示されるように、本実施形態に係る円筒体供給装置10は、フレーム14と前壁(側壁)16とを含んで構成された装置本体12と、装置本体12内に、軸方向が水平方向(上下方向及び前後方向と直交する左右方向)とされた多数のボトル80を後述する底壁22上に収納する収納部20と、その収納部20の上方側に設けられ、収納部20に収納された多数のボトル80の前壁16側への移動を規制する規制部24と、を備えている。
また、円筒体供給装置10は、前壁16の下部側に形成された円筒体供給口(以下「供給口」という)18を備えており、装置本体12内における、底壁22の下端部(前端部)と、供給口18との間の1個のボトル80が入る空間S(図5等参照)にボトル80を入れる切出部30と、供給口18から収納部20側(空間S内)へ突出して空間S内の1個のボトル80と他のボトル80とを分離する分離部40と、を備えている。
更に、円筒体供給装置10は、装置本体12内に、収納部20に収納された多数のボトル80のうちの一部(1個又は数個)を収納部20側(後方側であり、後述する上流側)へ押圧し、そのボトル80の詰まりを解消する押圧部50と、分離部40によって分離された1個のボトル80を供給口18から装置本体12外へ押し出す押出部60と、押出部60によって1個の円筒体80を供給口18から押し出さないときに、供給口18の少なくとも一部を閉塞する閉塞部70と、を備えている。
(収納部)
収納部20は、装置本体12の前壁16の下部側に形成された供給口18に向かって水平方向に対して傾斜した底壁22を有しており、多数のボトル80は、その底壁22上に積み重なるようにして収納されるようになっている。底壁22は、ボトル80の軸方向の長さよりも若干長い幅(左右方向の長さ)を有する平板状に形成されており、後上方側から前下方側へ向かって延びている。
したがって、多数のボトル80は、装置本体12の後方側から底壁22上へ投入され、その軸方向(左右方向)の位置は、装置本体12を構成する左右の側壁(図示省略)によってほぼ揃えられるようになっている。なお、以下において、装置本体12の後方側をボトル80の供給方向上流側(以下「上流側」という)とし、その前方側をボトル80の供給方向下流側(以下「下流側」という)として説明する場合がある。
また、供給口18は、左右方向が軸方向とされた姿勢のボトル80を、その姿勢のまま装置本体12外へ出せるような大きさに形成されている。具体的には、供給口18の左右方向の開口長さは、ボトル80の軸方向の長さよりも若干長く形成されており、供給口18の開口高さは、ボトル80の直径よりも若干大きい高さに形成されている。なお、この供給口18は、底壁22の下端部よりも下方側に形成されている(図1参照)。
(規制部)
図1、図3に示されるように、規制部24は、収納部20の上方側に、水平方向に対して底壁22よりも大きい傾斜角度で配置された平板状の規制板26を有している。規制板26は、底壁22よりも若干短い幅に形成されて、後上方側から前下方側へ向かって延びており、底壁22との間に(上下方向に)予め決められた間隙を形成するようになっている。
この規制板26の下面が、底壁22上に積み重なるようにして収納された多数のボトル80のうちの一部(1個又は数個)に前上方側から接触することにより、ボトル80の前壁16側(供給口18側)への移動が規制(制限)されるようになっている。そして、この規制板26により、底壁22上に投入された多数のボトル80の姿勢が、その軸方向を左右方向に向けるように矯正される構成になっている。
つまり、規制板26が無いと、底壁22上に積み重なるように収納された多数のボトル80における上方のボトル80が下方に向けて大きく落下し、落下したボトル80の軸方向が、例えば左右方向とは交差する方向になる場合がある。規制板26は、このような事態が生じないように、上方のボトル80が下方に向けて大きく落下することを抑制している。
また、規制板26の上端部で、かつ左右両端部には、平板状のブラケット28が一体に形成されており、ブラケット28の上端角部には、ボルト挿入用の貫通孔28Aが形成されている。そして、その貫通孔28Aよりも下方側におけるブラケット28には、下方側へ向けて円弧状に湾曲する形状の長孔28Bが形成されている。
したがって、規制板26は、ブラケット28が、貫通孔28Aに挿入されたボルト(図示省略)と、長孔28Bの適宜位置に挿入されたボルト(図示省略)によって、装置本体12を構成するフレーム14の一部に締結されることにより、予め決められた傾斜角度に調整されて固定されるようになっている。
(切出部)
図1、図2に示されるように、切出部30は、左右方向が長手方向とされて、底壁22の下端部と供給口18(前壁16)との間の下方側に配置された支持台32及びブレード34と、支持台32及びブレード34を収納部20に対して突出させて退避させる(上下方向に移動させる)左右一対のエアシリンダー36と、を有している。
詳細に説明すると、支持台32は、上面が平面状に形成されており、その下面に、左右方向に間隔を空けて配置された各エアシリンダー36のシリンダーロッド38(図4参照)の先端部が取り付けられている。ブレード34は、前後方向を向く平板状に形成されており、その下端部が、支持台32の後方側(上流側)端部に一体的に固定されている。
したがって、各エアシリンダー36のシリンダーロッド38が伸ばされることにより、支持台32は、底壁22の下端部とほぼ同じ高さ位置まで上昇し、ブレード34は、その上端部が底壁22の下端部よりも上方側に位置する高さまで上昇する(図4参照)。そして、各エアシリンダー36のシリンダーロッド38が縮むことにより、ブレード34の上端部が底壁22の下端部よりも下方側に位置する高さまで、そのブレード34及び支持台32が下降する(図1参照)。
切出部30は、このように支持台32及びブレード34を収納部20に対して昇降させる(突出し退避させる)ことにより、底壁22の下端部と供給口18(前壁16)との間の空間S(図5等参照)に1個のボトル80を入れる。切出部30は、収納部20に対して突出した際に、支持台32とブレード34と前壁16との間で形成される空間S内の1個のボトル80を、上流側の他のボトル80から前後方向に押圧されないように、ブレード34によって切り離して支持台32上に載せる構成になっている。
なお、空間Sは、図1に示す側面視で支持台32とブレード34と供給口18(切出部30の突出時は前壁16)との間に形成される。また、各エアシリンダー36は、装置本体12のフレーム14の一部に固定されており、図示しない制御部によって制御されて、互いに同期して作動(昇降)するようになっている。更に、ブレード34には、後述する押出ロッド62を挿入させるための左右一対の孔部34A(図2等参照)が形成されている。
(分離部)
図1、図2に示されるように、分離部40は、切出部30が収納部20から退避した(下方側に移動したままの)状態で、前壁16に形成された供給口18の上部側から、収納部20(空間S)に対して突出及び退避する左右一対の分離爪42と、各分離爪42を収納部20(空間S)に対して突出及び退避させる(前後方向に移動させる)左右一対のエアシリンダー46と、を有している。
詳細に説明すると、各分離爪42は、左右方向から見た側面視で、略「L」字状に形成されており、それぞれ平板状の横壁44と平板状の縦壁45とを有している。各横壁44は、その収納部20側(上流側)への突出長さが、ボトル80の直径よりも若干短い長さ(ボトル80の半径より長く、直径より短い長さ)とされており、その上面にボトル80を載せられるようになっている。そして、各縦壁45の前面には、それぞれエアシリンダー46のシリンダーロッド48の先端部が取り付けられている。
したがって、各エアシリンダー46のシリンダーロッド48が伸ばされると、各縦壁45は、前壁16の前面に近接し、各横壁44は、上記1個のボトル80と、その上側のボトル80との間に挿入される(図6等参照)。そして、各エアシリンダー46のシリンダーロッド48が縮むと、各横壁44は、その先端部が前壁16の前方側(退避位置)に配置されるようになっている(図4等参照)。
分離部40は、このように左右方向に間隔を空けて配置された左右一対の分離爪42を供給口18の上部側から収納部20側(空間S内)へ突出させることにより、切出部30によって形成された空間S内の最下の1個のボトル80を、それよりも上側のボトル80に上方側から押圧されないように、その上側のボトル80から分離するようになっている。なお、各エアシリンダー46も、装置本体12のフレーム14の一部に固定されており、上記制御部によって制御されて、互いに同期して作動するようになっている。
(押圧部)
図1〜図3に示されるように、押圧部50は、分離部40よりも上方側の前壁16に設けられており、前壁16の一部を構成する押圧板52と、その押圧板52を収納部20に対して突出及び退避させる(前後方向に移動させる)エアシリンダー56と、を有している。
詳細に説明すると、前壁16の上部側で、かつ左右方向中央部には、矩形状(例えば正方形状)の開口17が形成されており、押圧板52は、その開口17を閉塞可能に、その開口17とほぼ同じ大きさに形成されている。そして、その押圧板52の前面にエアシリンダー56のシリンダーロッド58(図5参照)の先端部が取り付けられている。
したがって、エアシリンダー56のシリンダーロッド58が伸ばされると、押圧板52が収納部20側(上流側)へ突出し、底壁22上に収納された多数のボトル80のうちの一部(1個又は数個)を上流側へ向かって押圧する(図5参照)。そして、エアシリンダー56のシリンダーロッド58が縮むと、押圧板52により開口17を閉塞する(図3参照)。
押圧部50は、このように押圧板52を収納部20側へ突出させて、多数のボトル80のうちの一部(1個又は数個)を押圧することにより、主に多数のボトル80が前壁16と底壁22との間でアーチ状(円弧状)に支え合ってしまうことで発生する詰まりを解消するようになっている。なお、エアシリンダー56も、装置本体12のフレーム14の一部に固定されており、上記制御部によって制御されて作動するようになっている。
(押出部)
図1、図2に示されるように、押出部60は、切出部30が収納部20から退避した状態で、分離部40によって分離された最下の1個のボトル80を供給口18から装置本体12外へ押し出す左右一対の押出ロッド62と、その左右一対の押出ロッド62をそれぞれ前後方向に移動させる左右一対のエアシリンダー66と、を有している。
詳細に説明すると、各押出ロッド62は、左右方向が板厚方向とされた矩形平板状に形成されており、その前面が、支持台32上に載せられたボトル80の外周面を押圧する平面状の押圧面になっている。そして、各押出ロッド62の後面にエアシリンダー66のシリンダーロッド68の先端部が取り付けられている。
したがって、各エアシリンダー66のシリンダーロッド68が伸ばされると、各押出ロッド62は、ブレード34に形成された孔部34Aに挿入され、支持台32上に載せられたボトル80の外周面を前方側へ押圧して、そのボトル80を支持台32上(空間S)から装置本体12外へ供給口18を通して押し出す(図8参照)。なお、各エアシリンダー66のシリンダーロッド68が縮むと、各押出ロッド62は、その前面がブレード34よりも後方側(退避位置)に配置されるようになっている(図1等参照)。
こうして押出部60の押出ロッド62によって供給口18から装置本体12外へ押し出されたボトル80は、図1、図2に示される搬送台64上に載せられ、その搬送台64上から次の工程へと搬送されるようになっている。また、各エアシリンダー66も、装置本体12のフレーム14の一部に固定されており、上記制御部によって制御されて、互いに同期して作動するようになっている。
(閉塞部)
閉塞部70は、押出部60の押出ロッド62でボトル80を供給口18から押し出さないときに、そのボトル80が不用意に供給口18から装置本体12外へ出ないように、供給口18の一部を前方側から閉塞する左右一対の閉塞板72と、各閉塞板72を上方側へ移動させて、閉塞板72による供給口18の閉塞を解除するエアシリンダー76と、を有している。
詳細に説明すると、各閉塞板72は、供給口18の一部を閉塞した状態で、板厚方向が前後方向とされた矩形平板状に形成されており、各閉塞板72の上端部が、それぞれ上下方向に延びた左右一対の連結板73に取り付けられている。そして、各連結板73の上端部が、左右方向に延びたプレート74に、左右方向に間隔を空けて取り付けられている。なお、プレート74も、各閉塞板72が供給口18の一部を閉塞した状態で、板厚方向が前後方向とされた矩形平板状に形成されている。
プレート74の左右両端部には、矩形平板状のブラケット75の長手方向一端部が固定されており、各ブラケット75の長手方向他端部は、左右方向を軸方向とした軸部77に上下方向に回転可能に支持されている。なお、この軸部77は、フレーム14の一部に取り付けられている。そして、プレート74の前面にも、左右方向を軸方向とした軸部79が設けられており、その軸部79にエアシリンダー76のシリンダーロッド78の先端部が、そのシリンダーロッド78が伸ばされた状態で回転可能に連結されている。
したがって、エアシリンダー76のシリンダーロッド78が伸ばされた状態では、プレート74が下方側へ回転しており、各閉塞板72によって、供給口18の一部が閉塞されるようになっている。これにより、支持台32上のボトル80が、供給口18から不用意に装置本体12外へ出ないように、そのボトル80の移動が各閉塞板72によって阻止されるようになっている。
ボトル80を供給口18から押し出すときには、エアシリンダー76のシリンダーロッド78が縮められる。これにより、プレート74が軸部77を回転中心として上方側へ回転するので、各閉塞板72が上方側へ回転(移動)し、各閉塞板72による供給口18の閉塞が解除される。すなわち、供給口18が開放され、ボトル80が供給口18から装置本体12外へ押し出し可能となる。なお、エアシリンダー76も、装置本体12のフレーム14の一部に固定されており、上記制御部によって制御されて作動するようになっている。
(作用)
以上のような構成とされた円筒体供給装置10において、次にその作用(円筒体供給方法)について主に図4〜図10を基に説明する。
まず、装置本体12の収納部20に多数のボトル80を投入する。すなわち、装置本体12の後方側から底壁22上に多数のボトル80を投入する。ここで、収納部20の上方側には、規制板26が後上方側から前下方側へ向かって予め決められた傾斜角度で配置されている。
したがって、その規制板26が、底壁22上に投入された多数のボトル80のうちの一部(1個又は数個)に前上方側から接触することにより、各ボトル80は、軸方向が左右方向を向くように矯正されつつ、底壁22上に積み重ねられるようにして収納される(収納工程)。
そして、多数のボトル80は、その規制板26により、供給口18側(前壁16側)への移動が規制される。これにより、規制板26が設けられていない構成に比べて、多数のボトル80が底壁22の下端部側へ(支持台32及びブレード34が昇降できない程度まで)溜まってしまうのが抑制される。
底壁22の下端部側まで多数のボトル80が収納されたら、制御部の制御によってエアシリンダー36を作動させる。すなわち、図4に示されるように、エアシリンダー36のシリンダーロッド38を伸ばして、支持台32及びブレード34を収納部20側へ上昇(移動)させる(切出工程)。そして、図5に示されるように、エアシリンダー36のシリンダーロッド38を縮ませて、支持台32及びブレード34を下降させる(ボトルセット工程)。
これにより、底壁22の下端部と供給口18(前壁16)との間の空間Sに1個のボトル80が入り、その1個のボトル80が支持台32上に載せられる。すなわち、その1個のボトル80が、上流側の他のボトル80から押圧されないように、ブレード34によって切り離されて支持台32上に載せられる。なお、図5では、その空間S内における最下のボトル80の上側にもボトル80が入っている。
次に、制御部の制御によってエアシリンダー56を作動させる。すなわち、図5に示されるように、エアシリンダー56のシリンダーロッド58を伸ばして、押圧板52を収納部20側(上流側)へ突出させ、その押圧板52によって多数のボトル80のうちの一部(1個又は数個)を押圧する。これにより、主に多数のボトル80が前壁16と底壁22との間でアーチ状に支え合ってしまうことで発生する詰まりが解消される(詰まり解消工程)。
なお、この押圧板52によるボトル80への押圧動作(詰まり解消工程)は、多数のボトル80が前壁16と底壁22との間でアーチ状に支え合ってしまうことによる詰まりが発生しているか否かに関わらず、エアシリンダー56を作動させることによって実行される。
次に、制御部の制御によってエアシリンダー46を作動させる。すなわち、図6に示されるように、エアシリンダー46のシリンダーロッド48を伸ばして、分離爪42を供給口18の上部側から収納部20側(空間S内)へ突出させる。これにより、空間S内の最下の1個のボトル80と、それよりも上側のボトル80との間に横壁44が挿入され、その1個のボトル80と、それよりも上側のボトル80とが分離される(分離工程)。
つまり、切出部30によって形成された空間S内の最下の1個のボトル80が、それよりも上側のボトル80に上方側から押圧されないように、その上側のボトル80から分離される。なお、ここまでの工程では、左右一対の閉塞板72によって供給口18の一部が閉塞されており、支持台32上(空間S内)の最下のボトル80が、不用意に供給口18から装置本体12外へ出てしまうのが阻止されている。
次に、制御部の制御によってエアシリンダー76を作動させる。すなわち、図7に示されるように、エアシリンダー76のシリンダーロッド78を縮めて、閉塞板72を上方側へ移動(回転)させ、供給口18を開放させる(開口開放工程)。これにより、ボトル80が供給口18から装置本体12外へ押し出し可能となる。
次に、制御部の制御によってエアシリンダー66を作動させる。すなわち、図8に示されるように、エアシリンダー66のシリンダーロッド68を伸ばして、押出ロッド62をブレード34の孔部34Aに挿入し、支持台32上に載せられている最下の1個のボトル80の外周面を、その押出ロッド62によって押圧する(押出工程)。これにより、その1個のボトル80が、供給口18から装置本体12外へ押し出される。
次に、図9に示されるように、制御部の制御によってエアシリンダー76を作動させ、そのシリンダーロッド78を伸ばす。これにより、閉塞板72が下方側へ移動(回転)し、再び供給口18の一部を閉塞する(開口閉塞工程)。そして、制御部の制御によってエアシリンダー66を作動させ、そのシリンダーロッド68を縮める。すなわち、図9に示されるように、押出ロッド62をブレード34の孔部34Aから外し、退避位置に配置する。
次に、図10に示されるように、制御部の制御によってエアシリンダー46を作動させ、そのシリンダーロッド48を縮める。これにより、分離爪42の横壁44が収納部20側(空間S内)から退避し、その先端部が退避位置に配置される(分離退避工程)。なお、このとき既に空間S内にボトル80が入っている場合(図示の場合)には、その最下のボトル80が支持台32上に落下し、その支持台32上に載せられる。
そして、再び図4に示されるように、制御部の制御によってエアシリンダー36を作動させ、上記工程を繰り返す。以上により、軸方向が水平方向(左右方向)になるように積み重ねられた多数のボトル80が、その姿勢のまま詰まることなく、1個ずつ次の工程へと連続して送り出される(自動的に供給される)。よって、本実施形態に係る円筒体供給装置10においては、省人化が図れる。
なお、装置本体12外へ押し出されたボトル80は、搬送台64上に載せられ、次の工程へ搬送される。具体的には、ボトル80は、次の工程において、その開口部を上方側へ向けるように90度回転させられて並べられ、トナー充填装置により、その開口部からトナーが充填される。そして、トナーが充填されたボトル80は、更に次の工程で、その開口部にキャップが取り付けられる。
以上、本実施形態に係る円筒体供給装置10及び円筒体供給方法について、図面を基に説明したが、本実施形態に係る円筒体供給装置10及び円筒体供給方法は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。
例えば、押圧部50は、多数のボトル80が前壁16と底壁22との間でアーチ状に支え合ってしまうことによる詰まりが発生したときにのみ作動する構成にしてもよい。この場合、その詰まりが発生したことをセンサーで検知するように構成すれば、上記の通り、省人化が図れる。
また、各部の動作は、エアシリンダー36、46、56、66、76によって行われる構成に限定されるものではなく、他のアクチュエーターによって行われる構成とされていてもよい。更に、閉塞板72は、供給口18のほぼ全体を閉塞可能に構成されていてもよい。すなわち、閉塞板72は、供給口18の少なくとも一部を閉塞可能に構成されていればよい。
また、円筒体は、トナーが充填されるボトル80に限定されるものではなく、底壁22上を転がることができれば、その外周面に凹凸形状が形成されていてもよい。また、本実施形態における「供給」には、ボトル80を支持台32上(空間S内)から積極的に押し出さない場合も含まれる。すなわち、本実施形態における「供給」には、例えばロボットハンドによってボトル80を支持台32上(空間S内)から取り出す場合も含まれる。
10 円筒体供給装置
12 装置本体
18 供給口
20 収納部
22 底壁
24 規制部
30 切出部
40 分離部
50 押圧部
60 押出部
70 閉塞部
80 ボトル(円筒体の一例)
S 空間

Claims (8)

  1. 装置本体に形成された円筒体の供給口に向かって傾斜した底壁上に、軸方向が水平方向とされた多数の該円筒体を収納する収納部と、
    該底壁の下端部と該供給口との間の下方から該収納部に対して突出し退避することにより、該供給口との間に1個の円筒体を入れる切出部と、
    該切出部が該収納部から退避した際に、該供給口から該収納部側へ突出して該1個の円筒体と他の円筒体とを分離する分離部と、
    を備えた円筒体供給装置。
  2. 前記分離部によって分離された前記1個の円筒体を前記供給口から押し出す押出部を備えた請求項1に記載の円筒体供給装置。
  3. 前記押出部によって前記1個の円筒体を前記供給口から押し出さないときに、前記供給口の少なくとも一部を閉塞する閉塞部を備えた請求項2に記載の円筒体供給装置。
  4. 前記収納部に収納された前記多数の円筒体のうちの一部を押圧する押圧部を備えた請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の円筒体供給装置。
  5. 前記収納部に収納された前記多数の円筒体のうちの一部に上方から接触して、該円筒体の前記供給口側への移動を規制する規制部を備えた請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の円筒体供給装置。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の円筒体供給装置における前記収納部へ多数の円筒体を収納する工程と、
    前記切出部を前記収納部側へ突出し退避させて前記供給口との間に1個の円筒体を入れる工程と、
    前記切出部を前記収納部側から退避させた後、前記分離部を前記供給口から前記収納部側へ突出させて前記1個の円筒体と他の円筒体とを分離する工程と、
    を備えた円筒体供給方法。
  7. 前記分離部によって分離された前記1個の円筒体を前記供給口から押し出す工程を備えた請求項6に記載の円筒体供給方法。
  8. 前記収納部に収納された前記多数の円筒体のうちの一部を押圧し、該円筒体の詰まりを解消する工程を備えた請求項6又は請求項7に記載の円筒体供給方法。
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