JPH0360230A - ディジタル無線機 - Google Patents

ディジタル無線機

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JPH0360230A
JPH0360230A JP1193827A JP19382789A JPH0360230A JP H0360230 A JPH0360230 A JP H0360230A JP 1193827 A JP1193827 A JP 1193827A JP 19382789 A JP19382789 A JP 19382789A JP H0360230 A JPH0360230 A JP H0360230A
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一志 高橋
Masayasu Miyake
正泰 三宅
Tatsuo Ishizu
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、市内電話回線の一部を無線回線に置き換えて
接続するための端末の電話機側と交換機側とに用いられ
るディジタル無線機に関するものである。
(従来技術とその問題点) 例えば、互いに分散配置された工場の現場から中央監視
所に現場の状態の変化を伝え、中央監視所から現場に指
示を与える等の意志伝達活動、あるいは、バレート、マ
ラソン等移動する現場の警備等臨時に移動をともなう場
所から任意の電話加入者に対して電話連絡が必要な場合
がある。このような場合、構内電話回線あるいは市内電
話回線の一部を一対の無線機によって無線回線に置き替
え、端末側の電話機が接続された一方の無線機を固定、
または移動車輌に搭載して現場に配置し、対向する他方
の無線機を無線回線の電波サービスエリア内の構内電話
回線、または市内電話回線に接続して専用電話網や公衆
電話網のサービスを受けることが行われている。
このようにして設けられる無線機として、従来アナログ
変調方式の1チャネル当り4kHzの占有周波数帯域を
有するSSB無線機あるいはPCM(パルス符号変調)
方式のディジタル無線機が用いられていた。
しかし、前者のアナログ変調方式のSSB無線機の場合
は盗聴されたり妨害されて意志伝達活動、警備活動など
に支障を来す等の問題があり、また、後者のPCM方式
のディジタル無線機の場合は64kbpsのディジタル
信号による伝送が行われるため占有周波数帯域が広く約
64kHzの帯域が必要であり、電波の周波数有効利用
上問題があった。問題解決のためには、盗聴される恐れ
がなくしかも電波の有効利用を果たすために占有周波数
帯域の狭いディジタル無線機が望まれる。しかし、前述
のPCM方式のディジタル無線機は波形符号化方式の一
つであり、音声信号を忠実に再生することのできる無線
機であり、盗聴される恐れは少ないが占有周波数帯域が
広い。
そこで、近年技術の進歩により実用化されつつある新し
い音声符号化方式として分析合成符号化方式あるいはハ
イブリッド符号化方式と呼ばれる占有周波数帯域の狭い
ディジタル無線機を適用することが考えられる。
分析合成符号化方式あるいはハイブリッド符号化方式は
16kbps以下の中速符号化技術による音声符号化方
式であり、例としてビットレートが約8kbpsの場合
を考えると占有周波数帯域は約8kHz/チヤネルであ
り、前述のPCM方式の64kHz/チヤネルに比べる
と1/8の帯域となる。しかし、このような分析合成符
号化方式のディジタル無線機を電話回線の中継用に採用
する場合、次のような問題点がある。すなわち、分析合
成方式による音声信号の符号化はボコーダとも呼ばれ、
周知のようにスペクトル包絡情報(短時間スペクトル)
と音源情報(ピッチ、振幅、有声/無声)とを符号化情
報として音声の生成モデルに基づいて音声をパラメータ
に変換して符号化するものであり、波形符号化方式のよ
うに波形を符号化情報とし任意音の波形を忠実に表現し
ようとするものではなく、単一話者の音声を符号化対象
としている。従って、電話回線に接続した場合、通話音
声信号に対しては適用することができるが、通話開始前
に行われる電話機と交換機との間でやりとりされる加入
者線信号、例えば、発信音、呼出音1選択信号等の正弦
波信号の符号化には適した方法ではないため、これらの
信号は奇異な音となって再生される。そのため通話者は
電話回線の故障と誤認したり、回線接続状況が確認でき
ないという欠点があった。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述のような問題点、欠点を解決し、
占有周波数帯域が狭く、かつ、加入者線信号音を忠実に
再生することのできるディジタル無線機を提供すること
にある。
(発明の構成と作用) 本発明によるディジタル無線機は、通話音声信号を符号
化復号化する分析合成方式の音声符復号回路と、加入者
線信号等を符号化復号化する信号符復号回と、電話機の
オフフック(発呼)オンフック(切断)情報を含む加入
者線信号を検知して前記音声符復号回路と信号符復号回
路を切替え制御する検出回路とを備えたことを特徴とす
るものである。
以下図面により本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明のディジタル無線機を用いた電話回線
の構成例図、第2図は本発明のディジタル無線機の回路
構成の概要を示すブロック図である。
これらの図において、11は電話機と交換機との市内電
話回線に設けられた無線回線の電話機が接続された移動
側ディジタル無線機であり、12は交換機側の固定側デ
ィジタル無線機である。この両方のディジタル無線機1
1.12を構成する回路ブロックはほぼ等しく、符復号
回路13.14とMODEM16と送受信部17とを備
えている。符復号回路13と14とはそれぞれ電話機と
交換機との間の加入者線信号シーケンスの条件を満たす
ため部分的に異なるだけであり、本発明の本質に係るも
のではない。
また、電話機側ディジタル無線機11には交換機の局電
源に相当する直流電源が備えられており電話機のオフフ
ック(発呼)により直流ループが形成され、オンフック
(切断)により復帰する。一方、交換機側ディジタル無
線機12には回線の直流ループを接/断するスイッチが
備えられており、電話機側ディジタル無線機11から送
られてくるオフフック信号(後述する)及びオンフック
信号(後述する)によりスイッチが動作して直流ループ
が形成復帰され、監視信号としての条件を満たしている
ことは周知の技術として説明の詳細は省略する。
第3図は本発明の主要部をなす符復号回路13及び14
の回路構成の実施例を示すブロック図である。
図において、1は信号検出回路であり電話機あるいは交
換機から入力される加入者線信号等を検出してスイッチ
S1を切替え制御する回路である。
2は信号符号化回路であり加入者線信号等を入力して符
号化して出力する回路である。3は音声符号化回路であ
り通話音声信号を16kbps以下の低ビツトレートで
符号化する回路である。4は音声復号化回路であり符号
化された通話音声信号を復号化してアナログ通話信号に
再生する回路である。
この音声符号化回路3と音声復号化回路4とをC0DE
C5と呼ぶ。7は信号復号化回路であり符号化された加
入者線信号等を復号化する回路である。6は信号符号検
出回路であり無線回線を経てMODEM16から入力さ
れる符号化された信号を検出してスイッチStを切替え
制御する回路である。
スイッチS、とStの切替え基本条件は次の通りである
。すなわち、アナログ信号及びアナログ通話信号を符号
化して送出する方向の入力側、出力側の切替えスイッチ
SIと、符号化されたディジタル信号及びディジタル通
話信号を復号化して送出する方向の入力側、出力側の切
替えスイッチS2は連動するもとし、待機中すなわち初
期状態は常にスイッチS1は接点aに接続されスイッチ
S2は接点Cに接続されている。
第4図は加入者線信号の一般発着信接続の信号シーケン
スを示すタイムチャートであり、当該電話機が発呼する
発信側となる場合と被呼側すなわち着信側となる場合の
タイムチャートである。
第4図に示すように、発呼すなわちオフフックは回線が
ループ接の状態になり信号音がないので、第3図に示し
た信号検出回路lでループ接を検出したとき信号符号化
回路2に接情報を与える。信号符号化回路2は接情報が
与えられると予め定めた符号を〔オフフック信号〕すな
わち符号化されたオフフック情報として出力する。同様
に通話終了後、切断すなわちオンフックによって回線が
ループ開放(断)状態となるので信号検出回路lで検出
した断情報が信号符号化回路2に与えられ予め定めた符
号を〔オンフック信号〕すなわち符号化されたオンフッ
ク情報として出力する。他の信号、すなわち発信音(D
T)、ダイヤル信号(選択信号、ダイヤルパルスまたは
多周波信号)、呼出し音(呼出し信号)、リングバック
トーン(RBT)2話中音(BT)などの加入者線信号
と上述のオフフック信号及びオンフック信号を含めた加
入者線信号等は、すべて信号符号化回路2にょっ5て符
号化回路され信号復号化回路7によって復号化される。
表1は3ビツトで表現された加入者線信号等の符号化例
を示す。〔〕はディジタル信号であることを意味する。
また、符号111は通話中であることを意味し、他の制
御に使用することができる。
表 1 第5図、第6図は本発明のディジタル無線機11゜12
の符復号回路13及び14のシーケンス動作の説明図で
ある。第5図は当該電話機が発呼(発信側)の場合のシ
ーケンスであり、第6図は被呼(着信側)の場合のシー
ケンスである。第5図、第6図において、無線区間はす
べて表1に示したように〔〕を付したディジタル信号で
あり、通話の時のみスイッチSI及びS2が音声符復号
回路(GODEC)  5側の接点す及びdに切替えら
れ16kbps以下例えば約8 kbpsの分析合成方
式(例えばチャネルボコーダ方式)の符復号化が行われ
る。また、表1に示した加入者線信号等の〔〕を付した
ディジタル信号は、信号復号化回路7によって復号化さ
れる。〔オフフック信号〕及び〔オンフック信号〕の場
合、交換機側の回線を接/断するスイッチ(図示は省略
)が切り替えられる。また、[DT]、(RBT)、(
BT)のときは信号復号化回路7に設けられた原音と同
等の可聴音信号を発生する発生器からそれぞれ出力する
ように構成されている。そのため通話者は正常な加入者
線信号音を聞くことができる。〔ダイヤル信号〕につい
ても原信号のダイヤルパルスまたは多周波信号が出力さ
れるように復号化が行われる。(RBT)あるいは〔呼
出信号]が停止したときその停止を検出してスイッチS
、、S、が接点す、dに切替えられて通話が開始される
。そして、通話終了後は、発呼側が先にオンフックする
ときと被呼側が先にオンフックするときがあり、第5図
、第6図のシーケンスに示したように、スイッチSt、
Szは接点a及びCに切替えられて初期状態すなわち待
機の状態になる。
以上の説明でわかるように、信号符号化回路2と信号復
号化回路7は、電話機側の場合と交換機側の場合と回路
機能は異なる点があるが、実用上はいずれの側に用いら
れても機能が果たせるように両方の機能を備えスイッチ
によって切替られるように実施することは当然である。
以上述べた実施例は電話回線1チヤネルの場合であるが
、実際には多チャネルの複数電話回線について実用され
る場合がある。その場合も本発明の利点である無線回線
の占有周波数帯域が狭く、しかも、加入者線信号音が正
常に通話者に聞こえるという特徴は更に効果がある。
第7図、第8図は本発明を多チヤネル電話回線に適用し
無線回線を多重化したときの実施例を示すブロック図で
ある。すなわち、本発明のディジタル無線機11.12
を多重無線機110.120とし、モデム(MODEM
) 16と各チャネルの符復号回路13.14との間に
それぞれ多重化回路15と多重分離回路18が設けられ
ている。
第9図は8チヤネルの多重化をしたときの無線回線にお
けるフレーム構成例を示すタイムチャートである。20
m5ec当たりのビット数で表現されており、lフレー
ム= 1280ビット/20m5 (= 64kbps
)が、フレーム用同期信号(SYNC) 、制御信号(
CONT) 。
CHI〜CH8の音声チャネルによって構成されている
。各音声チャネルは?、5kbpsであり、制御信号(
CONT)の48ビット/20m5の中には表Iに示し
た加入者線信号等の3ビツト/チヤネルの8チャネル分
と誤り訂正符号とが含められている。このタイムチャー
トかられかるように、従来PCM方式の1チャネル分(
64kbps)と等しい帯域内に8チヤネルの多重化が
実施されることになり本発明の効果が大きいことを示し
ている。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、電話回線
の一部に挿入されるディジタル無線機に加入者線信号を
符号化する回路を設けることにより、通話信号の符号化
にボコーダ等の低ビツトレートの分析合成符号化方式を
採用することができるため、無線回線の周波数帯域を圧
縮することができ周波数有効利用上着しい効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のディジタル無線機を用いた回線構成例
図、第2図は本発明の実施例の概要を示すブロック図、
第3図は本発明の主要部の実施例を示す回路ブロック図
、第4図は加入者線信号シーケンスを示すタイムチャー
ト、第5図、第6図は本発明の動作シーケンスを示すタ
イムチャート、第7図は本発明の応用実施例を示す回線
構成側図、第8図は第7図の部分詳細を示す回路ブロッ
ク図、第9図は多重化信号のフレーム構成例を示すタイ
ムチャートである。 1・・・信号検出回路、2・・・信号符号化回路、3・
・・音声符号化回路、4・・・音声復号化回路、5・・
・C0DEC16・・・信号符号検出回路、7・・・信
号復号化回路、11.12.110.120・・・無線
機、13.14・・・符復号回路、15・・・多重化回
路、16・・・MODEM、17・・・送受信部、18
・・・多重分離回路。 第 圓 第 酉 第 図 第 7 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電話機と交換機間の市内電話回線内に無線回線を形成す
    るために該無線回線の各一端に配置されるディジタル無
    線機において、 前記電話機または交換機から到来する音声通話信号を符
    号化して前記無線回線へ送出する音声符号化回路と、 前記無線回線から到来する符号化通話信号を復号化して
    前記電話機または交換機へ送出する音声復号化回路と、 前記電話機または交換機から到来する加入者線信号、オ
    フフック情報及びオンフック情報を符号化して前記無線
    回線へ送出する信号符号化回路と、前記無線回線から到
    来する符号化された加入者信号を復号化して前記電話機
    または交換機へ送出するとともに、符号化されたオフフ
    ック情報またはオンフック情報によりオフフックまたは
    オンフックする信号復号化回路と、 通話開始前の前記加入者線信号の停止を検出して前記信
    号符号化回路と信号復号化回路の入力側と出力側に接続
    されているスイッチを前記音声符号化回路と音声復号化
    回路の入力側と出力側の接点に切り替え、通話終了後の
    前記加入者線信号、オンフック情報または符号化された
    オンフック情報を検出して前記スイッチを前記音声符号
    化回路と音声復号化回路から前記信号符号化回路と信号
    復号化回路に切り替えるように制御を行う検出回路と を備えたことを特徴とするディジタル無線機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07177574A (ja) * 1993-12-21 1995-07-14 Nec Corp ディジタル移動通信方式

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5892155A (ja) * 1981-11-27 1983-06-01 Nec Corp デイジタル無線電話システム

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