JPH0360112A - X線マスクの製造法 - Google Patents

X線マスクの製造法

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JPH0360112A
JPH0360112A JP1194269A JP19426989A JPH0360112A JP H0360112 A JPH0360112 A JP H0360112A JP 1194269 A JP1194269 A JP 1194269A JP 19426989 A JP19426989 A JP 19426989A JP H0360112 A JPH0360112 A JP H0360112A
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JP
Japan
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gold
metal
deposited
ray
mask
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Pending
Application number
JP1194269A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyoshi Awaya
信義 粟屋
Mutsunobu Arita
有田 睦信
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Publication of JPH0360112A publication Critical patent/JPH0360112A/ja
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はX線リソグラフにより微細パターンを形成する
のに用いるX線マスクの製造法に関する。
[従来の技術] 従来、X線マスクの製造に際してX線吸収体として金、
タングステン、タンタルなどが使用されているが、その
うち、金はX線の吸収係数が大きく、また応力が小さい
など有利な性質を有するため広く用いられている。金属
膜の加工法としては、アルゴンイオン衝撃によるか、ま
たはメツキによるパターンの選択的形成が行われている
[発明が解決しようとする課題] 金の加工をアルゴンイオンスパッタリングで行った場合
、選択比の取れる適当なマスク材料がないため、加工に
伴い得られる金薄膜パターンの断面の形が台形状に変形
してしまい、X線を吸収するのに十分な厚さを持ち、か
つ微細なパターン寸法を満足できる高たてよこ比(as
pect ratio)の加工形状のパターンを得るこ
とが困難であった。
また、スパッタリングにより除去された金が、形成され
たパターンの側壁や、レジストの側壁に再付着するため
、パターンの寸法を精密に制御することがむずかしく、
高精度なパターンを得ることができなかった。
一方、膜の形成にメツキを用いた場合は、溶液中での処
理となるが、液中に微細なゴミなどが存在しないように
作業環境を制御するのが困難で、これに起因するパター
ンの欠陥が生じやすく、また、微細なパターンを形成す
る際、メツキ溶液が淀み、精密なパターンを形成するこ
とが困難である。また、電界メツキの場合は、形成され
たパターンに起因して電流分布が不均一となる。したが
って、得ようとするパターンの形状により堆積膜厚の不
均一が生じることとなり、大パターンと小パターンとを
両立させて形成することが困難である。
[、:!l’aを解決するための手段]本発明者らは、
金の有機錯体を原料とした化学気相成長反応により金の
薄膜を金属または金属シリサイド上に選択的に形成でき
ることを利用して、X線マスクの製造法を発明した。
すなわち、本発明の金の有機錯体の選択化学気相成長性
を用いて、あらかじめ形成してある金属または金属シリ
サイドの露出面上にのみ金を堆積させることにより金の
吸収体パターンを形成することを特徴とするX線マスク
の製造法である。
本発明の具体的な実施態様の例は次の如くである。
すなわち、X線透過膜上に、xHを透過しやすい軽い金
属または該金属のシリサイド膜を堆積させ、その上にX
線透過性の良い金属酸化物、窒化物もしくは炭化物、ま
たは半導体の酸化物、窒化物もしくは炭化物を堆積させ
、更にその上にレジストパターンを形成しておいて、そ
れをマスクとして上記酸化物、窒化物もしくは炭化物を
エツチング加工して所望パターンの上記金属または該金
属のシリサイド膜を露出させ、次いで金の有機錯体の化
学気相成長法を用いて該金属または金属シリサイド膜の
露出部分上にのみ金を選択的に堆積させることにより金
の吸収体パターンを形成する。
X線透過膜は、上記方法で金の吸収体パターンを形成し
た後、バックエッチしてX線マスクを得る際のマスク材
も兼ねることができ、応力を制御した窒化シリコン、窒
化ボロン、炭化シリコンなど、通常X線マスクに用いら
れている材料を、シリコンなどの基板上に、化学気相成
長反応などを利用して堆積させて形成する。
全堆積の種となる、X線を透過しやすい軽い材料として
は、チタン、アルミニウム、クロムなどの金属またはチ
タンシリサイドなどが好ましく、X線透過股上に、やは
り化学気相成長反応などを用いて堆積させて形成する。
この膜の上に堆積するX線透過膜およびその形成方法は
前述の通りであり、更にその上に形成するレジストパタ
ーンの材料およびその形成方法は通常知られている材料
および方法を適宜用いることができる。
X線通A膜のエツチング方法も通常知られている任意の
方法を適用すればよい。
金の有機錯体としてはジメチル金ヘキサフロロアセチル
アセトナトなどが用いられ、選択化学気相成長反応とし
ては、水素気流中、たとえば試料基板温度約350℃、
原料容器温度50ないし150℃、反応圧力約1,0O
OPaでの水素還元反応か用いられる。上記例示以外の
金の有機錯体の例および選択化学気相成長反応条件の詳
細については特願昭63−124006号、同3260
63号および特願平1−124445号明細書中に記述
してあるとおりである。
金の吸収体パターンを形成したのち、基板金属を水酸化
カリウム溶液などでバックエツチングすることにより、
X、IIマスクが得られる。
[作 用] 本発明によれば、技術的に困難な金のエツチング工程を
経ることなく、X線吸収体パターンを形成できる。
またメツキと比べ気相で堆積を行うため、作業環境から
のゴミの除去が容易でありプロセスの信頼性を確保でき
、加つるに、気相で堆積できるので、液相で行うメツキ
より微細な箇所まで金を堆積でき、パターン形状によら
ず堆積速度を一定にコントロールできるため、微細かつ
厚い金のX線パターンの形成が可能となる。
[実施例] 以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明する。
実施例1 シリコン1(基板)の両面に応力を制御した窒化シリコ
ン2を化学気相成長法で堆積し、さらにチタニウム3を
同じく化学気相成長法で片面に500Å以下の厚さ堆積
した(第1A図)。
ふたたび応力を制御した窒化シリコン4を堆積した後、
所望のレジストパターンをその上に形成し、それをマス
クとして窒化シリコン4膜をエツチング加工してチタニ
ウム3を露出させた(第1B図)。
ジメチル金ヘキサフロロアセチルアセトナトを、別の容
器内で70℃に加熱して蒸発させ、流i1100 cc
/+ninの流速の水素とともに反応室に送り込んだ。
反応室圧力は1000Paに、基板温度は350℃に保
った。選択化学気相成長反応が起って、チタニウムの露
出部分のみに金5が堆積した(第1C図)。
基板裏面の窒化シリコン2の一部を開孔した後、水酸化
カリウム溶液でシリコン1のバックエツチングを行い、
所望のX線マスクを完成した(第1D図)。
実施例2 ジメチル金ヘキサフロロアセチルアセトナートの選択化
学気相成長反応により金5を堆積して第1C図の状態に
するまでは実施例1と同様に操作した。
エツチングにより窒化シリコン4を除去し、さらに露出
したチタンを、堆積している金5をマスクとしてエツチ
ングして除去した。
基板裏面の窒化シリコン2の一部を開孔した後、水酸化
カリウム溶液でシリコン1のバックエツチングを行い、
所望のX線マスク完成した(第1E図)。このマスクは
第1D図のマスクよりもX線の透過比が向上した。
[効 果コ 本発明によれば、マスクの内部応力を緩和することがで
き、また、パターン精度の高い微細なX線マスクの形成
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1八図ないし第1D図は本発明方法によるX線マスク
形成の一例を説明するための断面図である。第1E図は
本発明方法により得られたX線マスクの他の一例の断面
図である。 1:シリコン基板 2:窒化シリコン 3:チタニウム 4:窒化シリコン 5:金 第1A図 第1B 図 第1C図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.金の有機錯体の選択化学気相成長法を用いて、あら
    かじめ形成してある金属または金属シリサイドの露出面
    上にのみ金を堆積させることにより金の吸収体パターン
    を形成することを特徴とするX線マスクの製造法。
  2. 2.X線透過膜上に、X線を透過しやすい軽い金属また
    は該金属のシリサイド膜を堆積させる工程と、その上に
    X線透過性の良い金属酸化物、窒化物もしくは炭化物、
    または半導体の酸化物、窒化物もしくは炭化物を堆積さ
    せ、更にその上にレジストパターンを形成し、それをマ
    スクにして上記酸化物、窒化物もしくは炭化物をエッチ
    ングして上記金属または金属シリサイド膜を露出させる
    工程と、金の有機錯体の化学気相成長法により該金属ま
    たは金属シリサイド膜の露出している部分にのみ金を選
    択的に堆積させてX線吸収パターンを形成する工程を含
    むことを特徴とするX線マスクの製造法。
JP1194269A 1989-07-28 1989-07-28 X線マスクの製造法 Pending JPH0360112A (ja)

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JP1194269A JPH0360112A (ja) 1989-07-28 1989-07-28 X線マスクの製造法

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JP (1) JPH0360112A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5395650A (en) * 1992-09-16 1995-03-07 International Business Machines Corporation Selective, low-temperature chemical vapor deposition of gold
KR100372073B1 (ko) * 1999-09-30 2003-02-14 가부시끼가이샤 도시바 노광 마스크, 노광 마스크 제조 방법, 및 노광 마스크를사용한 반도체 디바이스 제조 방법

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US5395650A (en) * 1992-09-16 1995-03-07 International Business Machines Corporation Selective, low-temperature chemical vapor deposition of gold
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