JPH03599B2 - - Google Patents

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JPH03599B2
JPH03599B2 JP8111383A JP8111383A JPH03599B2 JP H03599 B2 JPH03599 B2 JP H03599B2 JP 8111383 A JP8111383 A JP 8111383A JP 8111383 A JP8111383 A JP 8111383A JP H03599 B2 JPH03599 B2 JP H03599B2
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JP
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Application number
JP8111383A
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English (en)
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JPS59204799A (ja
Inventor
Shinichiro Ueno
Kunyoshi Kojima
Koji Sato
Kazuhiro Hida
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Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は枠組フイルタの減容方法および装置に
係り、特の材を変形可能な材質の枠材内に設け
てなる枠組フイルタをその外周面から圧縮して減
容する枠組フイルタの減容方法およびそのための
装置に関する。
枠組フイルタは通常変形可能な金属等の枠材の
内部に紙またはガラスせん維等の材を設けて形
成されており、それらの使用後には圧縮減容され
て所定の容器に保管される。この際フイルタをで
きるだけ小さく減容することが望ましく、特に原
子炉施設の放射性物質の除去に用いられた使用済
のフイルタ等においては保管場所の確保の面から
もかかる減容を極力効果的に行なうことが重要な
課題となつている。
このような枠組フイルタの減容のための従来一
般的にとられている手段は第1図イ〜ハに示すよ
うに、枠材1内に材2を収容してなる枠組フイ
ルタに対向する方向f1、f1からの押圧力を加えて
枠材を内側に折込み、次いでこれと直角な方向に
おいて対向する向きf2、f2から押圧力を加え、さ
らに垂直な方向f3から圧縮して減容する方法であ
る。しかしこの方法では枠材1が特定の部分でフ
イルタ2の内部まで深く折込まれるので、この部
分ではフイルタ2が極限まで圧縮されて密度が高
くなり、この不均一な密度のために後の圧縮時に
全体をある程度以上薄くすることが困難になる。
また枠材1の折込み部分には第1図ニに示すよう
に間隙gが生じこれが圧縮効果を減少させて全体
の減容率を低下させる。さらに材2の一部はそ
の弾性のために減容時の圧力を除くと部分的に復
元して容積を増大させてしまう。
本発明の目的はこのような従来技術の欠点を解
消し、枠材に対して部分的な深い折込みを与えず
にかつ材を内部に均等に分散させてとりかこん
だ状態で枠材を圧縮することにより減容率を向上
させることのできる枠組フイルタの減容方法なら
びにそのための装置を提供することにある。
前記本発明の方法は、変形可能な材質の枠材内
に材を設けてなる枠組フイルタをその外周面か
ら圧縮して減容する枠組フイルタの減容方法にお
いて、前記枠組フイルタの水平方向の断面におけ
る4つの角部を夫々中心に向けて押圧して押圧力
を作用させ、次いでこの押圧力の作用の下で前記
角部の間の4つの側辺の各中央近傍部を夫々中心
に向けて押圧して変形させ、次いで前記変形され
た枠組フイルタを前記水平方向の断面積の増大の
制限下に垂直方向から圧縮することを特徴とす
る。
前記本発明の実施のために用いられる本発明の
装置は、変形可能な材質の枠材内に材を設けて
なる枠組フイルタをその外周面から圧縮して減容
するようになされた枠組フイルタの減容装置にお
いて、前記枠組フイルタの水平方向の断面におけ
る4つの角部を夫々中心に向けて押圧する押圧冶
具と、前記枠組フイルタの前記角部の間の4つの
側辺の各中央近傍部を夫々中心に向けて押圧する
クサビ冶具と、前記枠組フイルタを垂直方向に沿
つて圧縮する圧縮冶具と、前記垂直方向の圧縮時
に前記枠組フイルタを収容してその水平方向の断
面積の増大を制限する制限部材とを備えているこ
とを特徴とする。
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。
第2図は本発明方法の実施に用いられる枠組フ
イルタの減容装置の一実施例の斜視図を示す。図
示の減容装置は前記第1図に示した枠材1および
材2からなる枠組フイルタ3を載置する減容台
4、枠組フイルタ3の水平方向断面における4つ
の各コーナを夫々中心に向けて押圧するコーナ押
圧冶具5,5,…、前記4つのコーナの間の各側
辺のほぽ中央近傍部を夫々中心に向けて押圧する
クサビ状冶具6,6,…、前記枠組フイルタ3を
垂直方向から圧縮する垂直圧縮冶具7、前記冶具
7と同軸的に設けられ垂直圧縮時に前記枠組フイ
ルタ3の水平断面積の増大を制限する制限リング
8、前記各冶具5,6,7,…を押圧のために
夫々駆動する操作用のシリンダ5A,6A,7
A、制限リング8の操作用のシリンダ8Aならび
に前記各シリンダ5A,6Aおよび7Aの操作量
を検出する検出スイツチ5B,6Bおよび7Bを
備えている。
このような第2図示の枠組フイルタの減容装置
を用いて実施される本発明の減容方法をさらに第
3図を参照して説明する。
まず枠組フイルタ3を第2図示のように減容台
4上に載置し〔第3図イ〕、コーナ押圧冶具5,
5,…をそのシリンダ5A,5A,…によつて前
進駆動して枠組フイルタ3の水平方向断面の各コ
ーナに中心に向う押圧力F1を作用させ枠材1を
幾分外側に折曲げる〔第3図ロ〕。次いでこのよ
うな押圧力F1の作用下でクサビ状冶具6,6,
…をそのシリンダ6A,6A…によつて前進駆動
して前記枠組フイルタ3の各コーナの間の側辺の
各中央部に中心に向う押圧力F2を同時に作用さ
せると枠組フイルタ3は第3図中ハで示すような
形状となる。枠組フイルタ3の水平方向断面が制
限リング8の内部に収容できるような形状になる
まで前記コーナ押圧冶具5,5…および前記クサ
ビ状冶具6,6…をさらに中心方向に夫々駆動
し、その後夫々のシリンダ5A,5A…,6A,
6A…によつて後退させると枠組フイルタ3は第
3図ニに示すように枠材1が比較的浅く折込まれ
た状態に変形される。図から明らかなようにこの
状態では材2中には特に著しく圧縮された高密
度の部分は存在しない。ここで制限リング8をそ
のシリンダ8Aによつて垂直に降下させその内部
に枠組フイルタ3を収容する。
次いで垂直圧縮冶具7をそのシリンダ7Aによ
つて制限リング8の内周に沿つて枠組フイルタ3
の上方から降下させフイルタが所定の高さ方向の
寸法になるまで垂直方向から圧縮する。このとき
枠組フイルタは第3図ホ,ヘに示すように材2
が比較的均一に分散しかつ枠材1によつてかこま
れた状態で圧縮されている。従つて枠材1は過度
に内側に折込まれることによつての材の密度を
不均一にすることがなく、また枠材1の折込み部
によつて大きな空隙が生じることはない。次に制
限リング8をそのシリンダ8Aによつて上方に移
動させて取除き垂直圧縮冶具7も同様にシリンダ
7Aによつて後退させる。この場合、材2は枠
材1によつてかこまれているので圧縮力を除いて
も復元せず減容率は低下しない。尚前記各冶具
5,6,7の前進および後退の操作の量はそれら
のシリンダ5A,6A,7Aの所定のストローク
を検知する検出スイツチ5B,6B,7Bによつ
て自動的に制御される。
このような本発明の実施例によれば、枠組フイ
ルタ3を減容する際に、これをまず水平方向の断
面の4つの各コーナならびにこれらコーナの間の
4つの辺の各中央近傍部で夫々中心点に対して押
圧し、次いで垂直方向から圧縮するようになされ
ているので、枠材1が従来の場合のように部分的
に過度に内側に折込まれることによつて材の密
度に不均一さを生じることがなく全体を均一に圧
縮することができ、またかかる枠材1の折込み部
によつて大きな空隙を生じることもないので圧縮
効果の点で損失が少ない。さらに材2は枠材1
によつてかこまれた状態で圧縮されるので、圧縮
力を除いた際の材2の復元を防止することがで
きる。
このため本発明によれば、枠組フイルタの減容
に際して、たとえば圧縮後の高さ方向の寸法を従
来の場合に比較して約10%減少させることが可能
になつた。
以上本発明の方法および装置を特定の実施例に
ついて説明したが、本発明はもとよりかかる実施
例のみに限定されるものではない。たとえば、前
記実施例中で説明した方法中、圧縮力の作用につ
いての水平および垂直方向は単にそれらの相対的
な関係を示すものであつて、枠組フイルタは減容
に際して任意の向きに載置することができる。ま
た装置の各部についても、たとえば各押圧冶具を
操作するシリンダを任意の駆動部材によつて置換
える等の種々の変形が可能である。
叙上のように本発明の方法および装置によれば
枠組フイルタを極めて効果的に減容することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来方法の一例を示す説明図、第2図
は本発明装置の一実施例を示す斜視図、第3図イ
〜ヘは前記第2図示の装置を用いて実施される本
発明方法の各工程を示す説明図である。 1……枠材、2……材、3……枠組フイル
タ、5……コーナ押圧冶具、6……クサビ状冶
具、7……垂直圧縮冶具、8……制限リング、5
A,6A,7A,8A……操作用のシリンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 変形可能な材質の枠材内に材を設けてなる
    枠組フイルタをその外周面から圧縮して減容する
    枠組フイルタの減容方法において、前記枠組フイ
    ルタの水平方向の断面における4つの角部を夫々
    中心に向けて押圧して押圧力を作用させ、次いで
    この押圧力の作用下で前記角部の間の4つの側辺
    の各中心近傍部を夫々中心に向けて押圧して変形
    させ、次いで前記変形された枠組フイルタを前記
    水平方向の断面積の増大の制限下に垂直方向から
    圧縮することを特徴とする前記枠組フイルタの減
    容方法。 2 変形可能な材質の枠材内に材を設けてなる
    枠組フイルタをその外周面から圧縮して減容する
    ようになされた枠組フイルタの減容装置におい
    て、前記枠組フイルタの水平方向の断面における
    4つの角部を夫々中心に向けて押圧する押圧治具
    と、前記枠組フイルタの前記角部の間の4つの側
    辺の各中央近傍部を夫々中心に向けて押圧するク
    サビ治具と、前記枠組フイルタを垂直方向に沿つ
    て圧縮する圧縮治具と、前記垂直方向の圧縮時に
    前記枠組フイルタを収容してその水平方向の断面
    積の増大を制限する制限部材とを備えていること
    を特徴とする前記枠組フイルタの減容装置。
JP8111383A 1983-05-10 1983-05-10 枠組フイルタの減容方法および装置 Granted JPS59204799A (ja)

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JPS59204799A JPS59204799A (ja) 1984-11-20
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