JPH0850199A - ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法および装置 - Google Patents
ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法および装置Info
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Abstract
阻止することができるようにする。 【構成】 ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物を
カプセルC内に封入し、このカプセルCを圧縮して減容
処理するジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減
容処理方法であって、上記カプセルCを、カプセルCよ
りも若干大きい容量を有する密閉室31に搬入する搬入
工程、カプセルCの搬入された密閉状態の密閉室31内
の空気を吸引して密閉室31内を略真空にする脱気工
程、略真空状態の密閉室31の容量を減少させてカプセ
ルCを圧縮し減容する圧縮減容工程、および減容したカ
プセルCを密閉室31から搬出する搬出工程から構成さ
れた方法およびこの方法を実施するための装置である。
Description
み燃料の再生処理時に、ジルカロイ製の燃料被覆管や、
使用済みの金属材等のジルコニウム合金を含む放射性金
属廃棄物を減容処理するジルコニウム合金を含む放射性
金属廃棄物の減容処理方法および装置に関するものであ
る。
た合金であり、熱中性子の吸収断面積が小さいため、原
子炉材料として多用されており、特に原子炉の燃料被覆
管用として好んで使用されている。このようなジルカロ
イからなる燃料被覆管内に装填された例えば軽水型の原
子炉用の燃料を再処理するときは、まず、使用済みの燃
料棒が装填された燃料被覆管の集合体を分解して単一の
ものにする。その後それぞれの単一の燃料被覆管を数c
m単位に裁断し、得られた細片を溶解槽に投入し、溶解
槽内で核燃料物質と、被覆管剪断片(以下ジルカロイハ
ルという)や集合体部品(以下ハードウエアという)と
に分離する。
理工程に送られるが、ジルカロイハルやハードウエア等
の放射性金属廃棄物は、ハル缶と呼ばれるステンレス鋼
製の収納容器に発生状態のまま納められ貯蔵設備内に保
管される。しかしながら、ジルカロイハル等が収納され
たハル缶は、使用済み核燃料の再処理が行われる毎に増
加するため、貯蔵設備がすぐに満杯状態になってしまう
という問題点を有している。そこで、ジルカロイハル等
の放射性金属廃棄物に減容処理を施し、その結果貯蔵空
間を少ないものにすることが試みられている。
容するに際し、ジルコニウムの合金であるジルカロイ等
から多くのファイン(粉塵)が発生するが、このファイ
ンは非常に発火性が強いため、圧縮減容を施すに際し大
気を遮断することが有効な対策となる。
性ガスの雰囲気中や水中で圧縮減容する方法が種々提案
されている。前者の不活性ガス雰囲気中では、酸素が存
在しないため燃焼は起らないが、従来減容設備を収容し
た室内のすべてが不活性ガスで置換されるためには、非
常に多くの不活性ガスが必要になるという問題点を有し
ていた。
防止に対しては有効であるが、圧塊片の中に水が封入さ
れた状態になり、この封入水を完全に取り去ることは至
難であり、従って水が残留した状態で圧塊片が保管され
ることになるが、保管が長期間に亘ると、水が放射線を
受けて放射能を有する水素ガスが発生するなどの不都合
が生じる。
エアをステンレス鋼製の円筒容器に収納して真空脱気後
密封し、この円筒容器に収納されたジルカロイハル等を
容器ごと機械的に密封状態のシリンダ内でプレス(単軸
圧縮)してペレット状に圧縮成形し、複数のペレットを
キャニスターと呼ばれる容器に収納して保管する、いわ
ゆるカプセルプレス処理法が注目されるに到っている。
このようなカプセルプレス処理法を採用すれば、ジルカ
ロイハルやハードウエアが密封状態で減容されるため、
ファインの大気中への飛散が有効に防止され、密封容器
内が真空維持されている場合は、発火が有効に抑止され
るといわれている。
プセルプレス処理においては、プレス処理時に円筒容器
が破損することがあり、その結果ジルカロイハルのファ
インが円筒容器からシリンダ内の大気中に漏洩するおそ
れが考えられる。
ためになされたものであり、カプセルプレス処理を施す
ことを前提とし、カプセルが密封されているか否かに拘
らずジルカロイファインに起因した発火を有効に阻止す
ることができるジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄
物の減容処理方法および装置を提供することを目的とし
ている。
ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減容処理方
法は、ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物をカプ
セル内に封入し、このカプセルを圧縮して減容処理する
ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減容処理方
法であって、上記カプセルを、カプセルよりも若干大き
い容量を有する密閉室に搬入する搬入工程、カプセルの
搬入された密閉状態の密閉室内の空気を吸引して密閉室
内を略真空にする脱気工程、略真空状態の密閉室の容量
を減少させてカプセルを圧縮し減容する圧縮減容工程、
および減容したカプセルを密閉室から搬出する搬出工程
からなることを特徴とするものである。
を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法は、ジルコニウ
ム合金を含む放射性金属廃棄物をカプセル内に封入し、
このカプセルを圧縮して減容処理するジルコニウム合金
を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法であって、上記
カプセルを、カプセルよりも若干大きい容量を有する密
閉室に搬入する搬入工程、カプセルの搬入された密閉状
態の密閉室内の空気を吸引して密閉室内を略真空にする
脱気工程、略真空状態の密閉室内に不活性ガスを供給す
る不活性ガス供給工程、不活性ガスの供給された密閉室
の容量を減少させてカプセルを圧縮し減容する圧縮減容
工程、および減容したカプセルを密閉室から搬出する搬
出工程からなることを特徴とするものである。
を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法は、ジルコニウ
ム合金を含む放射性金属廃棄物をカプセル内に封入し、
このカプセルを圧縮して減容処理するジルコニウム合金
を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法であって、上記
カプセルを、カプセルよりも若干大きい容量を有する密
閉室に搬入する搬入工程、カプセルの搬入された密閉状
態の密閉室内の空気を吸引しながら略真空状態の密閉室
内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給工程、不活性
ガスの供給された密閉室の容量を減少させてカプセルを
圧縮し減容する圧縮減容工程、および減容したカプセル
を密閉室から搬出する搬出工程からなることを特徴とす
るものである。
を含む放射性金属廃棄物の減容処理装置は、ジルコニウ
ム合金を含む放射性金属廃棄物をカプセル内に封入し、
このカプセルを圧縮して減容処理するジルコニウム合金
を含む放射性金属廃棄物の減容処理装置であって、上記
カプセルを載置する基台と、この基台に立設された支持
枠体と、この支持枠体に支持されて昇降する内部に上下
方向に延びる密閉室の形成された筒状体と、上記密閉室
の内壁面に摺接して昇降するピストン部材と、上記枠体
に支持されかつ上記ピストン部材を昇降させる昇降手段
と、上記筒状体が下降してその下縁部が基台の表面に当
接した状態で密閉室内の空気を吸引する脱気手段と、カ
プセルを基台の筒状体に対向した部分に対して搬入出す
る搬入出手段とから構成され、上記密閉室の最大内容積
はカプセルよりも若干大きめに容量設定されていること
を特徴とするものである。
を含む放射性金属廃棄物の減容処理装置は、請求項4記
載のジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減容処
理装置において、上記筒状体が下降してその下縁部が基
台の表面に当接した状態で密閉室内に不活性ガスを供給
する不活性ガス供給手段が設けられていることを特徴と
するものである。
射性金属廃棄物の減容処理方法によれば、搬入工程でジ
ルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の封入されてい
るカプセルの搬入された密閉室は、つぎの脱気工程にお
いて脱気されて略真空状態にされるため、その後の圧縮
減容工程でカプセルが圧縮減容され、そのとき押し潰さ
れたジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物から発火
性を有する粉塵が発生したとしても発火に必要な空気が
存在せず上記粉塵の発火が防止される。
む放射性金属廃棄物の減容処理方法によれば、搬入工程
でジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の封入され
ているカプセルの搬入された密閉室は、つぎの脱気工程
において脱気されて略真空状態にされ、さらにその後の
不活性ガス供給工程において略真空状態の密閉室に不活
性ガスが供給されるため、その後の圧縮減容工程で圧縮
され、そのとき押し潰されたジルコニウム合金を含む放
射性金属廃棄物から発火性を有する粉塵が発生したとし
ても、発火に必要な空気の代わりに密閉室内は不活性ガ
スで充満しており、その結果上記粉塵の発火は有効に防
止される。
む放射性金属廃棄物の減容処理方法によれば、搬入工程
でジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の封入され
ているカプセルの搬入された密閉室は、つぎの不活性ガ
ス供給工程において脱気されて略真空状態にされなが
ら、密閉室に不活性ガスが供給されるため、その後の圧
縮減容工程で圧縮され、そのとき押し潰されたジルコニ
ウム合金を含む放射性金属廃棄物から発火性を有する粉
塵が発生したとしても、発火に必要な空気の代わりに密
閉室内は不活性ガスで充満しており、その結果上記粉塵
の発火は有効に防止される。
む放射性金属廃棄物の減容処理装置によれば、ジルコニ
ウム合金を含む放射性金属廃棄物の封入されたカプセル
を基台上に載置し、支持枠体に支持された筒状体を下降
させることによって、筒状体の内部に形成された、ピス
トン部材の底面と筒状体の内周面と、基台の表面とに囲
繞された密閉室に上記カプセルが密閉状態で収納され
る。そして、密閉室にカプセルが収納された状態で脱気
手段を稼働させることによって密閉室内は脱気されて略
真空状態になる。
段を駆動させ、ピストン部材を下降させることによって
カプセルは圧縮減容される。そのとき押し潰されたジル
コニウム合金を含む放射性金属廃棄物から発火性を有す
る粉塵が発生したとしても、発火に必要な空気が存在せ
ず上記粉塵の発火は有効に防止される。
む放射性金属廃棄物の減容処理装置によれば、筒状体が
下降してその下縁部が基台の表面に当接した状態で密閉
室内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段が設け
られているため、脱気されて略真空状態になった密閉室
に不活性ガス供給手段からの不活性ガスを供給すれば、
その後カプセルが圧縮減容され、そのとき押し潰された
ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物から発火性を
有する粉塵が発生したとしても、発火に必要な空気の代
わりに密閉室内は不活性ガスで充満しており、その結果
上記粉塵の発火は有効に防止される。
ルコニウム合金からなるジルカロイハルやハードウエア
を金属製の筒状容器に装填してプレス装置で容器(カプ
セル)ごと圧縮して減容する、いわゆるカプセルプレス
処理を前提にするものである。
を示す縦断面図であり、図2は、図1の平面図である。
これらの図に示すように、減容処理装置1は、フロアF
上に膨設されたベースB上に据え付けられ、かつ、最下
部に基台21を備えた支持枠体2と、この支持枠体2に
支持されて昇降する内部に上下方向に延びる密閉室31
の形成されたコンテナ(筒状体)3と、上記密閉室31
の内壁面に摺接して昇降するピストン部材4と、上記支
持枠体2に支持され、かつ、上記ピストン部材を昇降さ
せるシリンダ(昇降手段)41と、上記コンテナ3が下
降してその下縁部が基台21の表面に当接した状態で密
閉室31内の空気を吸引する脱気手段5と、ジルカロイ
ハルやハードウエアの装填されたカプセルCを基台21
のコンテナ3下に対して搬入出する台車(搬入出手段)
6とから構成されている。
3が下降してその下縁部が基台21の表面に当接した状
態で密閉室31内に不活性ガスを供給する不活性ガス供
給手段7が設けられている。
る、軽水型原子炉の使用済み燃料集合体の一例を示す側
面視の説明図である。この図に示すように、使用済みの
燃料集合体Nは、核燃料を封入したジルカロイ製の被覆
管N1と、この被覆管N1の上部に設けられた上部ノズ
ルN2と、同下部に設けられた下部ノズルN3と、上記
被覆管N1を集合状態で支持する支持格子N4等とから
構成されている。
のような燃料集合体Nはまず数cm単位の細片に剪断さ
れる。そして、剪断された細片は所定の溶解液の充填さ
れた溶解槽に投入され、溶解槽内で核燃料物質と、被覆
管N1やノズルN2,N3の細片であるいわゆるジルカ
ロイハル等とに分離される。分離された核燃料物質は再
利用のため処理工程に送られ、残余のジルカロイハル等
は本発明の減容処理装置1によって減容処理され保管さ
れる。
ためのカプセルの一例を示す斜視図である。この図に示
すように、カプセルCは、円筒状有底のカプセル本体C
1と、このカプセル本体C1の上部開口を閉止する蓋体
C2とから構成されている。カプセル本体C1の胴部に
は、一例として多数の通気孔C3が穿設されており、カ
プセルCの内部はこの通気孔C3を介して外部と流通状
態になっている。このようなカプセル本体C1内に上記
ジルカロイハルが装填され、蓋体C2によって閉止され
た状態で本発明に係る減容処理装置1によって減容処理
が施される。
体C1に通気孔C3が設けられ通気構造になっている
が、カプセルCが通気構造を有することに限定されるも
のではなく密閉構造であってもよい。但し、密閉構造の
場合は、減容処理装置1によって減容処理する前にカプ
セル内を予め真空状態にしておくことが好ましい。
れた平面視が円形の上記基台21と、この基台21に周
方向に等間隔で立設された4本の支柱22と、これら支
柱22に上下方向の略中間部分で支持された平面視が円
形の中間台23と、上記支柱22の頂部に支持された平
面視が円形の頂部台24とから構成されている。
4には周方向に等間隔にそれぞれ4つの貫通穴21a,
23a,24aが互いに対向した状態で穿設されてお
り、これらの貫通穴21a,23a,24aに上記支柱
22が差し通された状態で基台21、中間台23および
頂部台24が互いに結合されている。
下半分の下部支柱22aと、上半分の上部支柱22bと
からなり、これらが中間台23部分で接続されて支柱2
2が形成されている。下部支柱22aの上下両端部には
雄ネジの螺設された上螺装部221aおよび下螺装部2
22aが形成されているとともに、上螺装部221aの
根本部分に貫通穴23aの内径よりも大きい外径を有す
るフランジ部22cが設けられ、上記上螺装部221a
が貫通穴23aに貫装された状態でその端部が中間台2
3から上方に突出するように寸法設定されている。
上記上螺装部221aに螺着するナット部221bが設
けられているとともに、上部支柱22bの上端部には雄
ネジの螺設された螺装部222bが設けられており、螺
装部222bが貫通穴24aに貫装された状態でその端
部が頂部台24から上部に突出するように寸法設定され
ている。
aが基台21の貫通穴21aに貫装された状態でナット
20を螺着し締結するとともに、上螺装部221aが中
間台23の貫通穴23aに貫装された状態で上部支柱2
2bのナット部221bを螺着締結し、さらに螺装部2
22bが頂部台24の貫通穴24aに貫装された状態で
ナット20で締結することによって、ベースB上に支持
枠体2が組み立てられた状態になる。
には、真中にテーブル21cの凸設された受け台21b
が設けられている。また、この受け台21bに台車6を
案内する一対のレール6aが敷設されており、この一対
のレール6aに案内されてカプセルCを搭載した台車6
が受け台21b上に入出するようになっている。上記一
対のレール6a間の距離はコンテナ3の外径よりも大き
く寸法設定されており、コンテナ3が基台21上に下降
しても互いに干渉し合わないようになっている。
るための少なくとも一対の昇降シリンダ32が設けられ
ている。この昇降シリンダ32のシリンダロッド33
は、中間台23に上下方向に貫設されたロッド孔23b
を介して中間台23の下部に突出され、コンテナ3の上
部に連結されている。従って、昇降シリンダ32を駆動
させてシリンダロッド33を出没させることにより、コ
ンテナ3は昇降するようになっている。
上方の待機位置にあるコンテナ3の下端縁部が受け台2
1bに当止するまでの距離になるように寸法設定されて
いる。また、シリンダロッド33の中間台23から下部
に突出している部分には可撓管33aが装着され、シリ
ンダロッド33の上下動に追随して上記可撓管33aは
伸縮するようになっており、シリンダロッド33の表面
が外気に曝されるのを防止している。
通した垂直穴によって形成されており、内周面は滑らか
に仕上げられている。このピストン部材4の下部ヘッド
42が垂直穴に摺接状態で嵌入され、その下面部とコン
テナ3の内周面とによって囲繞された空間で実質的な密
閉室31が形成されている。そして、台車6が受け台2
1b上に位置していない状態でコンテナ3が下降される
と、密閉室31の下部開口部の内周面がテーブル21c
の外周面に摺接状態で外嵌し、密閉室31の気密性が有
効に保持されるように寸法設定されている。
なものにするために、コンテナ3の下端縁部には環状の
シール部材34が設けられており、コンテナ3が基台2
1のレベルまで下降した状態でシール部材34が受け台
21bの上面に当止するようになっている。
4に外嵌されたリング体35が設けられ、さらにこのリ
ング体35の上部に可撓管35aがピストン部材4を取
り囲むように設けられている。この可撓管35aの上部
内周面はピストン部材4の外周面に摺接されている。
3の上端面との間にも環状のシール部材35bが介在さ
れ、密閉室31の上部の気密性が確保されるようになっ
ている。本実施例では、上記シール部材34,35bは
いずれもゴム製のOリングが採用されているが、ゴム製
のOリングに限定されるものではなく、金属製のOリン
グ等を用いてもよい。またそれらを組み合わせて用いて
もよい。
の相だのシール構造について説明する。上記ピストン部
材4は、頂部台24の上面に固定された押圧シリンダ4
1から、頂部台24のドーナツ穴24bおよび中間台2
3の中心穴23cを介して下方に垂下され、その下部ヘ
ッド42が密閉室31内に嵌入されている。従って、押
圧シリンダ41を駆動させてピストン部材4を介して下
部ヘッド42を昇降させることにより、実質的に密閉室
31の容量が変更されるようになっている。
部材4を包囲するように蛇腹管43が設けられている。
この蛇腹管43は、密閉室31の昇降に応じて伸縮する
ようになっており、押圧シリンダ41内の気密性の維持
および粉塵侵入防止に貢献している。また、ジャバラ間
43の代わりに、リング体内周面とピストンとの間をピ
ストンリング等でシールしてもよい。さらには、ピスト
ンリングを上下方向に複数個取り付け、これらのピスト
ンリング間を真空ポンプで吸引する、いわゆるダイナミ
ックシール法を採用してもよい。
若干大きめに容量設定されている。従って、テーブル2
1c上の定位置に運ばれたカプセルCに向かいコンテナ
3が下降されると、カプセルCは密閉室31内に完全に
収容され、かつ、コンテナ3の密閉室31の開口部分の
内周面がテーブル21cの外周面に当接し、さらにコン
テナ3の下端縁部が受け台21bの表面に当接した状態
になる。
に開口部51aを有する脱気通路51と、この脱気通路
51の途中に設けられたストップ弁52およびエアフィ
ルタ53と、ストップ弁52の上流側(開口部51aと
ストップ弁52との間)に脱気通路51から分岐された
ストップ弁511を有する放散管510と、エアフィル
タ53の下流側の脱気通路51に接続された真空ポンプ
54とから構成されている。
51aはテーブル21cの表面に密閉室31の下部開口
に対向した状態で描いているが、このようにすると、カ
プセルCの底面で上記開口部51aが塞がれ、良好な吸
引が行われなくなるおそれがあるため、実際はテーブル
21cの外周面に開口部が設けられている。
され、かつ、ストップ弁511は閉止状態、ストップ弁
52は開通状態で真空ポンプ54を駆動させると、コン
テナ3の密閉室31内の空気は開口部51aから脱気通
路51を介して吸引され、エアフィルタ53で清浄化さ
れた後、真空ポンプ54を通って外部に排出され、その
結果密閉室31内は真空状態になる。
1cの側面に開口部71aを有するガス供給通路71
と、このガス供給通路71の途中に設けられたストップ
弁72と、このストップ弁72の上流側のガス供給通路
71上に設けられた減圧弁73と、さらにこの減圧弁7
3の上流側に設けられた不活性ガスタンク74とから構
成されている。上記減圧弁73は不活性ガスタンク74
から供給される不活性ガスの圧力を所望の値に調節する
ためのものである。
71aはテーブル21cの表面に密閉室31の下部開口
に対向した状態で描いているが、このようにすると、カ
プセルCの底面で上記開口部71aが塞がれ、良好なガ
ス供給が疎外されるおそれがあるため、実際はテーブル
21cの外周面に開口部が設けられている。
され、真空ポンプ54の駆動により密閉室31内が真空
にされた状態でストップ弁52を閉止し、ストップ弁7
2を開通させると、不活性ガスタンク74内の不活性ガ
スは減圧弁73によって所定の正圧力に調節された後ガ
ス供給通路71を通って開口部71aから密閉室31内
に供給され、ストップ弁511を開にすれば密閉室31
内に残存している希少酸素がストップ弁511から排出
され、密閉室31内は不活性ガスで充満される。なお、
ストップ弁511が閉で、かつ、真空ポンプ54の作動
中であるときは、密閉室31内が高真空状態ではない場
合でも、ストップ弁72を開通することにより、密閉室
31内の空気は不活性ガスに置換される。
に係る減容処理方法につき図5〜図8を基に説明する。
なお、この実施例の減容処理方法は、不活性ガスを用い
ない方法であるため、図5〜図8においては不活性ガス
供給手段の図示を省略している。
大きい容量を有する密閉室に搬入する搬入工程を示す説
明図であり、(イ)はカプセルが台車によって減容処理
装置に搬入されつつある状態、(ロ)は台車上のカプセ
ルがコンテナの密閉室に装填されつつある状態をそれぞ
れ示している。
密閉室内の空気を吸引して密閉室内を略真空にする脱気
工程を示す説明図であり、(ハ)は台車が後退してカプ
セルがテーブル上に載置された状態、(ニ)は密閉室内
にカプセルが密閉された状態で密閉室内が脱気処理され
ている状態をそれぞれ示している。
させてカプセルを圧縮し減容する圧縮減容工程を示す説
明図であり、(ホ)はピストン部材の下降によって圧縮
減容されている状態、(ヘ)は減容後のコンテナが密閉
室に保持された状態でコンテナが上昇した状態をそれぞ
れ示している。
出する搬出工程を示す説明図であり、(ト)はテーブル
上に位置した台車上に減容カプセルを搭載しつつある状
態、(チ)は台車が減容処理装置から系外にカプセルを
搬出している状態をそれぞれ示している。
(イ)に示すように、カプセルCの搭載された台車6が
レール6a上を減容処理装置1の方向に走行させられ
る。そして、台車6上に搭載されたカプセルCは基台2
1の中央部のテーブル21cに対応した位置まで運び込
まれる(図1の状態)。この状態では、台車6上のカプ
セルCはコンテナ3の密閉室31の下部開口に対向した
状態になっている。
ンダ41を同期させた状態で駆動させ、シリンダロッド
33およびピストン部材44を全ストローク量の略半分
程度下方に突出させると、シリンダロッド33の先端部
に連結されたコンテナ3は下降し、図5の(ロ)に示す
ように、カプセルCの上半分程度が密閉室31の中に没
入した状態になる。
6の(ハ)に示すように、カプセルCを載置した台車6
をレール6a上を減容処理装置1から離れる方向に移動
させる。そうすると、カプセルCの上部は密閉室31に
嵌入して水平方向の移動が規制された状態になっている
ため、台車6のみがカプセルCを残して移動する。そし
て台車6の支持がなくなるとカプセルCは自重で落下
し、テーブル21c上に載置された状態になる。
シリンダロッド33を全ストローク分下降させるととも
に、押圧シリンダ41を駆動させてピストン部材4の下
部ヘッド42の下面部がカプセルCの蓋体C2に当接す
るまで下降させると、密閉室31はカプセルCを内部に
装填した状態で、図6の(ニ)に示すように、下部ヘッ
ド42の下面部と、密閉室31の内周面と、テーブル2
1cの上面部とに囲繞され、外部と遮断された密閉状態
になる。
5の真空ポンプ54を稼働させると、密閉室31内の空
気は脱気通路51を介して吸引され、密閉室31内は真
空状態になる。そして、通気孔付きのカプセルの場合
は、カプセル本体C1には多数の通気孔C3が穿設され
ているため、この通気孔C3を介してカプセルC内の空
気も吸引されるため、カプセルC内のジルカロイハルや
ハードウエアが装填されている空間も真空状態になる。
作の後、密閉室31内およびカプセルC内が所定の真空
度の脱気状態になってから、図7に示した圧縮減容工程
が実行される。すなわち、まず図7の(ホ)に示すよう
に、押圧シリンダ41が駆動されてピストン部材4が下
降し、このピストン部材4の下部ヘッド42によってカ
プセルCはペレット状に押し潰され、カプセルCの減容
処理が完了する。そして、カプセルCの減容処理が完了
すれば、真空ポンプ54の駆動を停止する。
C内のジルカロイハル等から多量のファインが発生する
が、密閉室31内は真空状態であるため、上記ファイン
の発火は有効に阻止される。
シリンダ32および押圧シリンダ41を同期させた状態
で駆動させ、シリンダロッド33およびピストン部材4
を台車6の厚み分よりも若干多めに上昇させる。そうす
ると、押し潰された圧縮カプセルC′は、その外周面が
密閉室31の内周面に密着しているため、コンテナ3の
上昇に同伴して上昇し、圧縮カプセルC′の底面と基台
21との間に台車6の進入可能な空間が形成される。そ
してこの空間に台車6が進入される。
(ヘ)の状態から、昇降シリンダ32を駆動させない状
態で押圧シリンダ41のみを駆動させ、ピストン部材4
を下降させる。そうすると、ピストン部材4の下部ヘッ
ド42が密閉室31内に収納されている圧縮カプセル
C′を下方に押圧するため、圧縮カプセルC′は下方に
押し出されて、図8の(ト)に示すように、台車6上に
搭載された状態になる。
シリンダ41を駆動させてシリンダロッド33およびピ
ストン部材4を上昇させると、図8の(チ)に示すよう
に、台車6上の圧縮カプセルC′は搬出可能状態になる
ため、台車6を移動させて系外に搬出し、減容処理の1
サイクルが終了する。
属廃棄物の減容処理方法は、以上詳述したように、脱気
工程において、カプセルCが装填された密閉室31内の
空気を脱気し、真空状態にするものであるため、減容圧
縮工程においてカプセルCがピストン部材4により押し
潰され、そのときに発火性の著しいジルカロイファイン
が多量に発生したとしても、酸素の供給がないため発火
が防止され、安全にカプセルCの減容処理を行うことが
可能になる。
は、カプセルCの体積よりも若干大きめに寸法設定され
ているため、小容量の脱気処理で対応することが可能で
あり、従来の水中で圧縮するものや、減容処理装置1が
設けられる装置室全体を真空または不活性ガス雰囲気状
態にするものに比べて、装置の小型化および簡素化を図
ることができ、設備投資の面で極めて有利である。
を利用した、他の実施例の減容処理方法について説明す
る。この例の場合は、図6の(ニ)の脱気工程におい
て、略真空状態の密閉室31内に不活性ガスを供給する
不活性ガス供給工程が付加される。具体的には、密閉室
31内が略真空状態になったときに、ストップ弁52が
閉止され、その後に真空ポンプ54の運転が停止され
る。この状態でストップ弁72が開放される。そうする
と、不活性ガスタンク74内の不活性ガスがガス供給通
路71を介して密閉室31内に供給され、密閉室31内
は不活性ガスで充満されるようになる。
によって正圧(大気圧以上)になった状態でストップ弁
511を開放するとともに、不活性ガスタンク74から
の不活性ガスの供給を継続すると、密閉室31内に残留
していた空気がほとんど不活性ガスに置換された状態に
なる。この状態で押圧シリンダ41を駆動させてカプセ
ルCの圧縮減容処理を行えば、ジルカロイファインの発
生があっても不活性ガス雰囲気中であり、上記ファイン
の発火は有効に抑止される。
1内の真空脱気後に密閉室31内に不活性ガスを送り続
けることによって、密閉室31内の真空度をそれ程大き
なものにすることなく、残留した空気を有効に不活性ガ
スに置換することが可能であり、あえて高性能の真空ポ
ンプ54を用いる必要はなく、設備コストを低減させる
上で好都合である。
室31内の真空脱気継続中に、ストップ弁72を開通し
て不活性ガスを送り続けることによって、密閉室31内
の真空度をそれ程大きなものにすることなく、残留した
空気を有効に不活性ガスに置換することが可能であり、
こうすることによって、上記同様に高性能の真空ポンプ
54を用いる必要がなく、設備コストを低減させる利点
がある。
金を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法によれば、搬
入工程でジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の封
入されているカプセルの搬入された密閉室は、つぎの脱
気工程において脱気されて略真空状態にされるため、カ
プセルがその後の圧縮減容工程で圧縮され、そのとき押
し潰されたジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物か
ら発火性を有する粉塵が発生したとしても発火に必要な
空気が存在せず、従って、上記粉塵の発火は有効に阻止
される。
りも若干大きめに寸法設定されているため、小容量の脱
気処理で対応することが可能であり、従来の水中で圧縮
するものや、減容処理装置が設けられる装置室全体を真
空または不活性ガス雰囲気状態にするものに比べて、装
置の小型化および簡素化を図ることができ、設備コスト
の低減を図る上で極めて好都合である。
を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法によれば、搬入
工程でジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の封入
されているカプセルの搬入された密閉室は、つぎの脱気
工程において脱気されて略真空状態にされ、さらにその
後の不活性ガス供給工程において略真空状態の密閉室に
不活性ガスが供給されるため、カプセルがその後の圧縮
減容工程で圧縮され、そのとき押し潰されたジルコニウ
ム合金を含む放射性金属廃棄物から発火性を有する粉塵
が発生したとしても、発火に必要な空気の代わりに密閉
室内は不活性ガスで充満しており、その結果上記粉塵の
発火は有効に阻止される。
を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法によれば、搬入
工程でジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の封入
されているカプセルの搬入された密閉室は、つぎの不活
性ガス供給工程において脱気されて略真空状態にされな
がら、密閉室に不活性ガスが供給されるため、その後の
圧縮減容工程で圧縮され、そのとき押し潰されたジルコ
ニウム合金を含む放射性金属廃棄物から発火性を有する
粉塵が発生したとしても、発火に必要な空気の代わりに
密閉室内は不活性ガスで充満しており、その結果上記粉
塵の発火は有効に防止される。
閉室内に不活性ガスを送り続けることによって、密閉室
内の真空度をそれ程大きなものにすることなく、残留し
た空気を有効に不活性ガスに置換することが可能であ
り、あえて高性能の真空ポンプを用いる必要はなく、設
備コストを低減させる上で好都合である。
を含む放射性金属廃棄物の減容処理装置によれば、ジル
コニウム合金を含む放射性金属廃棄物の封入されたカプ
セルを基台上に載置し、支持枠体に支持された筒状体を
下降させることによって、筒状体の内部に形成された、
ピストン部材の底面と筒状体の内周面と、基台の表面と
に囲繞された密閉室に上記カプセルが密閉状態で収納さ
れる。そして、密閉室にカプセルが収納された状態で脱
気手段を稼働させることによって密閉室内は脱気されて
略真空状態になる。
段を駆動させ、ピストン部材を下降させることによって
カプセルは圧縮減容される。そのとき押し潰されたジル
コニウム合金を含む放射性金属廃棄物から発火性を有す
る粉塵が発生したとしても、発火に必要な空気が存在せ
ず上記粉塵は有効に阻止される。
りも若干大きめに寸法設定されているため、小容量の脱
気処理で対応することが可能であり、従来の水中で圧縮
するものや、減容処理装置が設けられる装置室全体を真
空または不活性ガス雰囲気状態にするものに比べて、装
置の小型化および簡素化を図ることができ、設備コスト
の低減を図る上で極めて好都合である。
む放射性金属廃棄物の減容処理装置によれば、筒状体が
下降してその下縁部が基台の表面に当接した状態で密閉
室内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給手段が設け
られているため、脱気されて略真空状態になった密閉室
に不活性ガス供給手段からの不活性ガスを供給すれば、
その後カプセルが圧縮減容され、そのとき押し潰された
ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物から発火性を
有する粉塵が発生したとしても、発火に必要な空気の代
わりに密閉室内は不活性ガスで充満しており、その結果
上記粉塵の発火は有効に阻止される。
ことによって、密閉室内の真空度をそれ程大きなものに
することなく、残留した空気を有効に不活性ガスに置換
することが可能であり、あえて高性能の真空ポンプを用
いる必要はなく、設備コストを低減させる上で好都合で
ある。
図である。
の使用済み燃料集合体の一例を示す側面視の説明図であ
る。
一例を示す斜視図である。
明図であり、(イ)はカプセルが台車によって減容処理
装置に搬入されつつある状態、(ロ)は台車上のカプセ
ルがコンテナの密閉室に装填されつつある状態をそれぞ
れ示している。
気を吸引して密閉室内を略真空にする脱気工程を示す説
明図であり、(ハ)は台車が後退してカプセルがテーブ
ル上に載置された状態、(ニ)はカプセルが装填され密
閉室内が脱気処理されている状態をそれぞれ示してい
る。
ルを圧縮し減容する圧縮減容工程を示す説明図であり、
(ホ)はピストン部材の下降によってコンテナが圧縮減
容されている状態、(ヘ)は減容後のコンテナが密閉室
に保持された状態でコンテナが上昇した状態をそれぞれ
示している。
程を示す説明図であり、(ト)はテーブル上に位置した
台車上に減容カプセルを搭載し終った状態、(チ)は台
車によってカプセルが減容処理装置から系外に搬出され
つつある状態をそれぞれ示している。
Claims (5)
- 【請求項1】 ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄
物をカプセル内に封入し、このカプセルを圧縮して減容
処理するジルコニウム合金を含む放射性廃棄物の減容処
理方法であって、上記カプセルを、カプセルよりも若干
大きい容量を有する密閉室に搬入する搬入工程、カプセ
ルの搬入された密閉状態の密閉室内の空気を吸引して密
閉室内を略真空にする脱気工程、略真空状態の密閉室の
容量を減少させてカプセルを圧縮し減容する圧縮減容工
程、および減容したカプセルを密閉室から搬出する搬出
工程からなることを特徴とするジルコニウム合金を含む
放射性金属廃棄物の減容処理方法。 - 【請求項2】 ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄
物をカプセル内に封入し、このカプセルを圧縮して減容
処理するジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減
容処理方法であって、上記カプセルを、カプセルよりも
若干大きい容量を有する密閉室に搬入する搬入工程、カ
プセルの搬入された密閉状態の密閉室内の空気を吸引し
て密閉室内を略真空にする脱気工程、略真空状態の密閉
室内に不活性ガスを供給する不活性ガス供給工程、不活
性ガスの供給された密閉室の容量を減少させてカプセル
を圧縮し減容する圧縮減容工程、および減容したカプセ
ルを密閉室から搬出する搬出工程からなることを特徴と
するジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減容処
理方法。 - 【請求項3】 ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄
物をカプセル内に封入し、このカプセルを圧縮して減容
処理するジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減
容処理方法であって、上記カプセルを、カプセルよりも
若干大きい容量を有する密閉室に搬入する搬入工程、カ
プセルの搬入された密閉状態の密閉室内の空気を吸引し
ながら略真空状態の密閉室内に不活性ガスを供給する不
活性ガス供給工程、不活性ガスの供給された密閉室の容
量を減少させてカプセルを圧縮し減容する圧縮減容工
程、および減容したカプセルを密閉室から搬出する搬出
工程からなることを特徴とするジルコニウム合金を含む
放射性金属廃棄物の減容処理方法。 - 【請求項4】 ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄
物をカプセル内に封入し、このカプセルを圧縮して減容
処理するジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減
容処理装置であって、上記カプセルを載置する基台と、
この基台に立設された支持枠体と、この支持枠体に支持
されて昇降する内部に上下方向に延びる密閉室の形成さ
れた筒状体と、上記密閉室の内壁面に摺接して昇降する
ピストン部材と、上記枠体に支持されかつ上記ピストン
部材を昇降させる昇降手段と、上記筒状体が下降してそ
の下縁部が基台の表面に当接した状態で密閉室内の空気
を吸引する脱気手段と、カプセルを基台の筒状体に対向
した部分に対して搬入出する搬入出手段とから構成さ
れ、上記密閉室の最大内容積はカプセルよりも若干大き
めに容量設定されていることを特徴とするジルコニウム
合金を含む放射性金属廃棄物の減容処理装置。 - 【請求項5】 上記筒状体が下降してその下縁部が基台
の表面に当接した状態で密閉室内に不活性ガスを供給す
る不活性ガス供給手段が設けられていることを特徴とす
る請求項4記載のジルコニウム合金を含む放射性金属廃
棄物の減容処理装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6185680A JP2846247B2 (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法および装置 |
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EP95927983A EP0752707B1 (en) | 1994-08-08 | 1995-08-07 | Method and apparatus for reducing volume of radioactive metal waste containing zirconium alloy |
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JP6185680A JP2846247B2 (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | ジルコニウム合金を含む放射性金属廃棄物の減容処理方法および装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH0850199A true JPH0850199A (ja) | 1996-02-20 |
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WO1996005599A1 (fr) | 1996-02-22 |
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