JPH035948B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH035948B2
JPH035948B2 JP56163186A JP16318681A JPH035948B2 JP H035948 B2 JPH035948 B2 JP H035948B2 JP 56163186 A JP56163186 A JP 56163186A JP 16318681 A JP16318681 A JP 16318681A JP H035948 B2 JPH035948 B2 JP H035948B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
automatic water
sanding machine
abrasive material
curvature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP56163186A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5864156A (ja
Inventor
Iwao Nomura
Koji Oota
Hirobumi Hashimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP16318681A priority Critical patent/JPS5864156A/ja
Publication of JPS5864156A publication Critical patent/JPS5864156A/ja
Publication of JPH035948B2 publication Critical patent/JPH035948B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、下塗り工程又は中塗り工程を終了し
た自動車ボデイ等の被塗装面を自動的に水研する
自動水研装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、自動車ボデイの水研作業は、第1図に示
すような工程を経て行なわれている。すなわち、
自動車ボデイ1の搬送ライン2に沿つて、検査工
程A、修正水研工程B、全面水研工程Cが配設さ
れ、全面水研工程C中には自動水研機ゾーンC−
1と作業者による手動水研ゾーンC−2とが設け
られている。そして、検査工程Aにおいては、検
査員3が塗装面の異物の主着や傷、あるいはクレ
ーター等を発見してマークを施し、このマークを
施された部分を次の修正水研工程Bにおいて作業
者4が手作業にて水研する。また、自動水研機ゾ
ーンC−1においては、回転ホイール型の研摩材
押付式のトツプ用水研機5とサイド用水研機6,
7,8とによつて、塗装面の一部分の水研が自動
的に行われる。ここで、水研機5,6,7,8は
それぞれ、研摩材が回転中心に対して放射状にフ
ラツプ研摩材又はブラシ研摩材を配設したホイー
ル型研摩材を取り付け、これを塗装面に押し当て
塗装面を研削するものであるが、自動車ボデイの
外板形状は複雑な3次曲面を有しているため、自
動水研機ゾーンC−1での研ぎ残しや研ぎ不足が
発生する。特に、ボデイ外板のレリーフ線やルー
フ、フード、ラツゲージ等のコーナーにみられる
形状変化の激しい複雑な部分では、上述の自動水
研機ゾーンC−1では充分な水研ができない。そ
れ故、手動水研ゾーンC−2において、作業者
9,10,11が手動により補正水研を行つてい
た。
[発明が解決しようとする課題] したがつて、従来の全面水研工程Cでは、手動
水研ゾーンC−2において多大な労力要し、生産
性が極めて低いという欠点があつた。
本発明の目的は、第1図中の全面水研工程Cに
相当する部分を全て自動化することにより、生産
性の高い自動水研装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明に係る自動水
研装置は、被塗装物の搬送ラインに前記被塗装物
の平坦又は曲率半径の大きな部分を水研する自動
水研機を配設し、前記搬送ラインの前記自動水研
機よりも下流側又は上流側に、前記自動水研機で
は水研できない前記被塗装物の曲率半径の小さな
曲率部を水研する曲率部用自動水研機を配設し、
前記曲率部用自動水研機を、回転軸の軸方向に弾
性変形可能なブラシに研摩材を混入した回転デイ
スク型研摩材を産業用ロボツトに取り付けて構成
したことを特徴とする自動水研装置から成る。
[作 用] 曲率部自動水研機は、産業用ロボツトと、それ
に取り付けられた、回転軸軸方向に弾性変形可能
な研摩材とから成るデイスク型研摩材を有してい
るため、曲率半径の小さい曲率部の水研が可能で
ある。
[実施例] 以下に、本発明の望ましい実施例を第2図から
第6図まで参照して説明する。
第2図は、本発明の実施例の自動水研装置の配
置を表わす平面図であり、自動車ボデイ1の搬送
ライン2に沿つて、その上流側には自動水研機1
2が、また、その下流側には曲率部用自動水研機
13が、それぞれ配設されている。ここで、自動
車ボデイ1は下塗り工程又は中塗り工程を経た自
動車ボデイであり、また、自動水研機12と曲率
部用自動水研機13とは互いに逆位置に配置され
てもよい。
自動水研機12は、トツプ用水研機14と、サ
イド用水研機15,15′,16,16,17,
17′と、制御盤18とからなり、トツプ用水研
機14とサイド用水研機15,15′,……1
7′はそれぞれ回転ホイール型研摩材押付式の自
動水研機である。
一方、曲率部用自動水研機13は、産業用ロボ
ツト19,20,21,22と、これらの産業用
ロボツトに取り付けられた回転デイスク型研摩材
23と、ロボツト用制御盤24とから成る。な
お、第2図中、Lはそれぞれ駆動用配線を示して
いる。
第3図はトツプ用水研機14の概略側面図を示
し、ホイール型研摩材25はモータ26により、
プーリ27、ベルト28、プーリ29を介して回
転駆動される。そして、ホイール型研摩材25、
モータ26、プーリ27、ベルト28、プーリ2
9はアーム30に取り付けられており、アーム3
0は枠体31に回転軸32を介して支持されてい
る。アーム30はシリンダ装置33によつてホイ
ール研摩材25を自動車ボデイ1の形状に合致さ
せるべく回転される。
第4図、第5図は、サイド用水研機15,1
5′,……17′の平面図と正面破断図とをそれぞ
れ示し、モータ34によつて、プーリ35、ベル
ト36、プーリ37を介して回転駆動されるホイ
ール型研摩材38は、アーム39に取り付けられ
ている。アーム39は回転軸40を介してポール
41に取り付けられ、図示しない自動車ボデイを
水研する場合には、アーム39にワイヤ42を介
して垂下させられているウエイト43の作用によ
り、一定のトルクでホイール型研摩材38を自動
車ボデイに押し付ける。そして、水研作業が終了
すると、シリンダ装置44が作動してアーム39
を押し、アーム39をA方向に回転させてホイー
ル型研摩材38を自動車ボデイから離す。
第6図は曲率部自動水研機13の斜視図を表わ
し、産業用ロボツト19,20,21,22は走
行装置45上に配されて、自動車ボデイの搬送方
向に追従可能であると共に、自動車ボデイの前後
方向に対して任意の相対位置に移動可能である。
そして、アーム部46によつて、搬送ラインの進
行方向に直角な平面内で自在な位置をとり得る手
首部47の先端には、モータ48で回転駆動され
るデイスク型研摩材49が取り付けられている。
このデイスク型研摩材49は、研摩材が混入さ
れ、矩形断面したナイロン毛が回転軸の軸方向に
延びるように植毛されており、被塗装面に押しつ
けられたときナイロン毛が弾性的に撓むことによ
つて、回転軸の軸方向に弾性変形可能とされてい
る。また、ロボツト用制御盤24は曲率部用自動
水研機3が自動車ボデイに対し所定の水研動作を
行うように、予めプログラムされている。
以下、主に第2図を参照して作用を説明する。
下塗り工程又は中塗り工程が完了した自動車ボ
デイ1は、自動水研機12によつて、フードやラ
ゲージの大部分(平坦または曲率半径の大きい部
分)が自動水研され、更に、サイド用水研機1
5,15′,……17′によつて、サイド面の一部
分(平坦または曲率半径の大きい部分)が自動水
研される。次に、自動車ボデイ1は曲率部用自動
水研機13に至り、ここでは、産業用ロボツト1
9,20がロボツト用制御盤24に予め指示され
た水研動作に従つて動作し、前述のサイド用水研
機15,15′,16,……17′では水研されて
いない残余の形状変化の激しい複雑な部分(曲率
半径の小さい曲率部)の水研と、研ぎ不足部位の
補正水研とを自動的に行う。そして、次の産業用
ロボツト21,22では、トツプ用水研機14に
よつて水研されていない残余部分の水研が行われ
る。
こうして、自動車ボデイ1は曲率部用自動水研
機13を通過することにより、自動的に全面の水
研が施される。
なお、産業用ロボツト19,20,21,22
に取り付けられたデイスク型研摩材46は、回転
軸の軸方向に延びるナイロン毛が植設されて回転
軸軸方向に弾性変可能とされており、1500rpm〜
3000rpmの高速回転が与えられており、また、こ
のデイスク型研摩材のデイスクの直径は50mm〜
100mmという小径となつている。
[発明の効果] 本発明の自動水研装置によれば、産業用ロボツ
トを使用することにより、極めて生産性を高くな
し得るという効果を得る。
また、回転軸の軸方向に弾性変形可能なブラシ
に研摩材を混入した構造を有するデイスク型研摩
材が、軸方向に被塗装面に押し付けられたとき、
自動車ボデイの曲率半径の小さい湾曲部にもなじ
むため、このような曲率半径の小さい湾曲部の水
研が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の水研工程を表わす配置図、第2
図は本発明の自動水研装置の概略平面図、第3図
はトツプ用水研機の一部切欠き側面図、第4図は
サイド用水研機の平面図、第5図はサイド用水研
機の側面図、第6図は曲率部用自動水研機の斜視
図、である。 1……自動車ボデイ、2……搬送ライン、12
……自動水研機、13……曲率部用自動水研機、
14……トツプ用水研機、15,15′,16,
16′,17,17′……サイド用水研機、18…
…制御盤、19,20,21,22……産業用ロ
ボツト、49……デイスク型研摩材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被塗装物の搬送ラインに前記被塗装物の平坦
    又は曲率半径の大きな部分を水研する自動水研機
    を配設し、前記搬送ラインの前記自動水研機より
    も下流側又は上流側に、前記自動水研機では水研
    できない前記被塗装物の曲率半径の小さな曲率部
    を水研する曲率部用自動水研機を配設し、前記曲
    率部用自動水研機を、回転軸の軸方向に弾性変形
    可能なブラシに研摩材を混入した回転デイスク型
    研摩材を産業用ロボツトに取り付けて構成したこ
    とを特徴とする自動水研装置。
JP16318681A 1981-10-13 1981-10-13 自動水研装置 Granted JPS5864156A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16318681A JPS5864156A (ja) 1981-10-13 1981-10-13 自動水研装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16318681A JPS5864156A (ja) 1981-10-13 1981-10-13 自動水研装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5864156A JPS5864156A (ja) 1983-04-16
JPH035948B2 true JPH035948B2 (ja) 1991-01-28

Family

ID=15768886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16318681A Granted JPS5864156A (ja) 1981-10-13 1981-10-13 自動水研装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5864156A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2791478B2 (ja) * 1988-09-29 1998-08-27 マツダ株式会社 水研ロボット

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53129793U (ja) * 1977-03-23 1978-10-14
JPS591730Y2 (ja) * 1979-07-13 1984-01-18 日産自動車株式会社 塗装における予備処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5864156A (ja) 1983-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7029367B2 (en) Automated polishing process for mechanical parts in titanium or titanium alloy
JP2000510771A (ja) 凹状のフランクを有するカム形状を非円形に研削するための方法及び装置
JPWO2007072879A1 (ja) 砥石修正装置
EP0626235A2 (en) Centerless grinder and wheel truing device therefor
JPH0258056B2 (ja)
JPH0224063A (ja) カップ形砥石車
JPS5871053A (ja) 円筒容器の研磨装置
JPH035948B2 (ja)
CN212145866U (zh) 多磨头数控工具磨床
JPS61146471A (ja) ドレツシング装置
JPS5916903B2 (ja) 両頭平面研削盤
US2439303A (en) Centerless grinder
US1976805A (en) Automatic grinding and polishing machine
JPS62199356A (ja) 研削盤
JP3040905B2 (ja) 2連型砥石車、ガラス板の端縁部研削・研磨方法およびガラス板の端縁部研削・研磨装置
JPH035947B2 (ja)
SU558782A1 (ru) Планетарна шлифовальна головка
JP3008006B2 (ja) 車体外板研ぎ機及びこの研ぎ機に用いる研ぎ装置
JPS628993Y2 (ja)
US3421263A (en) Sanding device for lacquered surfaces
JPS58102663A (ja) 曲面砥石研摩機
JPH052285Y2 (ja)
JPS6335374B2 (ja)
JP2731802B2 (ja) 研削盤
JPH0329095Y2 (ja)