JPH0359208A - 路面清掃車における路面清掃装置 - Google Patents
路面清掃車における路面清掃装置Info
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- JPH0359208A JPH0359208A JP19310589A JP19310589A JPH0359208A JP H0359208 A JPH0359208 A JP H0359208A JP 19310589 A JP19310589 A JP 19310589A JP 19310589 A JP19310589 A JP 19310589A JP H0359208 A JPH0359208 A JP H0359208A
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Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、路面側部に設けられた縁石に沿って進行せし
められる掃き寄せ用の回転ブラシを備えた路面清掃車に
おける路面清掃装置に関するものである。
められる掃き寄せ用の回転ブラシを備えた路面清掃車に
おける路面清掃装置に関するものである。
(従来技術)
道路上に落ちた塵芥の大部分は、自然に道路端の縁石設
置部の近傍に寄せられて堆積するようになるが、この道
路端に堆積した塵芥は定期的に路面清掃車で除去される
。
置部の近傍に寄せられて堆積するようになるが、この道
路端に堆積した塵芥は定期的に路面清掃車で除去される
。
ところで、従来から使用されている路面清掃車において
は、掃き寄せ用の回転ブラシや集塵装置(吸込装置又は
掻揚げ装置等)が車両側部に固定的に取付けられている
。
は、掃き寄せ用の回転ブラシや集塵装置(吸込装置又は
掻揚げ装置等)が車両側部に固定的に取付けられている
。
そして、このような従来の路面清掃車を使用して路面の
清掃作業を行うときには、車両運転者がハンドル操作に
より清掃装置(回転ブラシ)を縁石の道路側の側面に沿
わせながら車両を走行させることによって行なわれてい
た。尚、このとき、回転ブラシが縁石側面に対して正確
に位置しているかどうかは、運転者がバックミラーを見
ることによって確認される。
清掃作業を行うときには、車両運転者がハンドル操作に
より清掃装置(回転ブラシ)を縁石の道路側の側面に沿
わせながら車両を走行させることによって行なわれてい
た。尚、このとき、回転ブラシが縁石側面に対して正確
に位置しているかどうかは、運転者がバックミラーを見
ることによって確認される。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、上記した従来の路面清掃車においては、回転
ブラシを正確に縁石の側面に沿わせた状態で移動させる
には、車両を縁石側面から所定間隔を隔てた状態で該縁
石側面に対して平行に走行させなければならず、運転者
は一般交通と清掃作業とに同時に高度な注意力をもって
運転しなければならないとともに、その運転に高度な熟
練を要するという問題があった。又、この従来の路面清
掃車では、清掃作業時において、車両を注意して運転し
ていても、ときには車両の走行が縁石側面に対して蛇行
することがあり、そのときには回転ブラシが車両側部に
固定的に取付けられているため、該回転ブラシが縁石側
面から離間したり(掃き残しが生じる)あるいは該回転
ブラシが縁石側面に過度に圧接されたり(回転ブラシが
損傷するおそれがある)するという問題もあった。
ブラシを正確に縁石の側面に沿わせた状態で移動させる
には、車両を縁石側面から所定間隔を隔てた状態で該縁
石側面に対して平行に走行させなければならず、運転者
は一般交通と清掃作業とに同時に高度な注意力をもって
運転しなければならないとともに、その運転に高度な熟
練を要するという問題があった。又、この従来の路面清
掃車では、清掃作業時において、車両を注意して運転し
ていても、ときには車両の走行が縁石側面に対して蛇行
することがあり、そのときには回転ブラシが車両側部に
固定的に取付けられているため、該回転ブラシが縁石側
面から離間したり(掃き残しが生じる)あるいは該回転
ブラシが縁石側面に過度に圧接されたり(回転ブラシが
損傷するおそれがある)するという問題もあった。
本発明は、上記した従来の路面清掃車の問題点に鑑み、
清掃作業時において、縁石に対する車両走行方向の平行
度についてはさほど正確性を必要とせず、しかも該車両
を縁石側面に対して少しぐらい蛇行して走行させても、
回転ブラシを常に適正姿勢及び適正圧力でもって縁石側
面に接触せしめ得るようにするとともに、そのように回
転ブラシを縁石側面に沿って自動追随させるようにした
ものであっても、縁石のない部分において回転ブラシが
不用意に外方に突出しないようにした路面清掃装置を提
案することを目的としてなされたものである。
清掃作業時において、縁石に対する車両走行方向の平行
度についてはさほど正確性を必要とせず、しかも該車両
を縁石側面に対して少しぐらい蛇行して走行させても、
回転ブラシを常に適正姿勢及び適正圧力でもって縁石側
面に接触せしめ得るようにするとともに、そのように回
転ブラシを縁石側面に沿って自動追随させるようにした
ものであっても、縁石のない部分において回転ブラシが
不用意に外方に突出しないようにした路面清掃装置を提
案することを目的としてなされたものである。
(課題を解決するための手段)
本発明の路面清掃装置は、第1図ないし第10図に例示
するように、車両側部1aに道路の縁石Aに沿って進行
せしめられる掃き寄せ用の回転ブラシ3を備えた路面清
掃車において、前記回転ブラシ3は支持アーム11の一
端11b側に装着し、且つ前記支持アーム11は、該支
持アーム11の他端11a側を、車両1側に固定された
駆動装置21と該駆動装置2iによって車両側部1aか
ら水平内外方向に出没せしめられる作動部材22をもつ
出没操作機構2の前記作動部材22に、前記支持アーム
11が水平内外方向に揺動可能なる如くした状態で連結
ししかも前記回転ブラシ3が路面に対して回転しながら
接触したときに路面との摩擦によって生じる反力によっ
て支持アーム11の回転ブラシ装着側端tib側が水平
方向外方に張り出し得る如くして支持し、さらに前記支
持アーム11の車両前後方向平行線りに対する角度が回
転ブラシによる掃き寄せ作業時における適正角度範囲よ
り小角度又は大角度になったときにその適正角度範囲外
にある支持アーム11の角度をそれぞれ検知するアーム
小角度検知センサ53とアーム大角度検知センサ54と
、前記回転ブラシ3の前後近傍位置においてそれぞれ道
路の縁石Aの有無を検知する前後2つの縁石検知センサ
51゜52とを有し、且つ前記両縁石検知センサ51゜
52がそれぞれ縁石Aの存在を検知している状態で前記
同角度検知センサ53.54のうちのアーム小角度検知
センサ53が操作されている間においては該アーム小角
度検知センサ53からの信号により前記出没操作機構2
の駆動装置21を作動部材没入方向に操作し逆にアーム
大角度検知センサ54が操作されている間においては前
記駆動装置21を作動部材突出方向に操作し且つ前記両
縁石検知センサ51,52のうちのいずれか一方でも縁
石Aを検知しない場合には前記各角度検知センサ53,
54が操作されても前記駆動装置21が操作されないよ
うにした自動制御機構5を設けているとともに、前記支
持アーム11と前記出没操作機構2の作動部材22の間
に、支持アーム11に対して回動自由状態で且つ作動部
材22に対してストッパー41によって回動角度範囲が
規制されしかもスプリング19によって前記ストッパー
41に衝合する方向に付勢された衝合部材42と、該衝
合部材42と前記支持アーム11との間に設けられてい
て前記両縁石検知センサ51,52がともに縁石検知状
態にあるときに衝合部材42と支持アーム11とを相互
に変位自由状態とし且つ該両縁石検知センサ51,52
のうちのいずれか一方でも縁石非検知状態にあるときに
衝合部材42と支持アーム11とを相互に変位不能に連
結する如く作動せしめられるブレーキ装置40とを有す
るアーム張り出し規制機構4を設けていることを特徴と
している。
するように、車両側部1aに道路の縁石Aに沿って進行
せしめられる掃き寄せ用の回転ブラシ3を備えた路面清
掃車において、前記回転ブラシ3は支持アーム11の一
端11b側に装着し、且つ前記支持アーム11は、該支
持アーム11の他端11a側を、車両1側に固定された
駆動装置21と該駆動装置2iによって車両側部1aか
ら水平内外方向に出没せしめられる作動部材22をもつ
出没操作機構2の前記作動部材22に、前記支持アーム
11が水平内外方向に揺動可能なる如くした状態で連結
ししかも前記回転ブラシ3が路面に対して回転しながら
接触したときに路面との摩擦によって生じる反力によっ
て支持アーム11の回転ブラシ装着側端tib側が水平
方向外方に張り出し得る如くして支持し、さらに前記支
持アーム11の車両前後方向平行線りに対する角度が回
転ブラシによる掃き寄せ作業時における適正角度範囲よ
り小角度又は大角度になったときにその適正角度範囲外
にある支持アーム11の角度をそれぞれ検知するアーム
小角度検知センサ53とアーム大角度検知センサ54と
、前記回転ブラシ3の前後近傍位置においてそれぞれ道
路の縁石Aの有無を検知する前後2つの縁石検知センサ
51゜52とを有し、且つ前記両縁石検知センサ51゜
52がそれぞれ縁石Aの存在を検知している状態で前記
同角度検知センサ53.54のうちのアーム小角度検知
センサ53が操作されている間においては該アーム小角
度検知センサ53からの信号により前記出没操作機構2
の駆動装置21を作動部材没入方向に操作し逆にアーム
大角度検知センサ54が操作されている間においては前
記駆動装置21を作動部材突出方向に操作し且つ前記両
縁石検知センサ51,52のうちのいずれか一方でも縁
石Aを検知しない場合には前記各角度検知センサ53,
54が操作されても前記駆動装置21が操作されないよ
うにした自動制御機構5を設けているとともに、前記支
持アーム11と前記出没操作機構2の作動部材22の間
に、支持アーム11に対して回動自由状態で且つ作動部
材22に対してストッパー41によって回動角度範囲が
規制されしかもスプリング19によって前記ストッパー
41に衝合する方向に付勢された衝合部材42と、該衝
合部材42と前記支持アーム11との間に設けられてい
て前記両縁石検知センサ51,52がともに縁石検知状
態にあるときに衝合部材42と支持アーム11とを相互
に変位自由状態とし且つ該両縁石検知センサ51,52
のうちのいずれか一方でも縁石非検知状態にあるときに
衝合部材42と支持アーム11とを相互に変位不能に連
結する如く作動せしめられるブレーキ装置40とを有す
るアーム張り出し規制機構4を設けていることを特徴と
している。
(作 用)
本発明の路面清掃装置によれば、水平内外方向に揺動可
能なる支持アーム11をその先端11bにある回転ブラ
シ3が路面に対して回転しながら接触したときに車両側
部外方に向けて張り出させる如くして設置しているので
、清掃作業時において回転ブラシ3が縁石Aの車道側側
面Aaに適度の圧力(回転ブラシ3の素線のたわみが最
小限になることが好ましい)で接して位置決めされ、そ
の状態で回転ブラシ3により路面上の塵芥が回転ブラシ
後方の吸込装置(又は掻揚げ装置)側に掃き寄せられる
ようになる。ところで、清掃作業時には、回転ブラシ3
は第3図に示すように若干角度だけ前方寄り外側に傾け
た状態で矢印R方向(第4図参照)に回転せしめられる
が、このようにすると回転ブラシ3は第4図において鎖
線3aで囲まれた部分のみが路面に接し、回転ブラシ3
が回転することによって路面上の塵芥を効果的に吸込装
置Y側に掃き寄せることができるようになっている。尚
、このとき、回転ブラシ3は路面との摩擦による反力に
よって矢印Sで示すように外側に張り出す作用を受ける
。又、上記のように支持アーム11を揺動自在で且つ回
転ブラシ3の回転時の反力によって外方に付勢させてい
ると、車両1と縁石側面Aaとの間の間隔が変化したと
きに、このままでは車両前後方向平行線L(第4図)に
対して支持アーム11の傾斜角度θが変化するが、この
傾斜角度θが小さくなる(車両1が縁石側面Aaに近接
する)はど上記した回転ブラシ3の外方張り出し力が大
きくなり、逆に該傾斜角度θが大きくなる(車両1が縁
石側面Aaから離隔する)はど該回転ブラシ3の外方張
り出し力が小さくなる傾向がある。ところが、縁石側面
Aaに回転ブラシ3を良好に沿わせるためには、縁石側
面Aaに対する回転ブラシ3の圧接強さを、ブラシ素線
のたわみが最小限になる範囲のほぼ一定の押し付は力に
維持すること(即ち、支持アーム11の車両前後方向平
行線りに対する傾斜角度θを一定にすること)が重要と
なる。本発明では、支持アーム11の車両前後方向平行
線りに対する傾斜角度θが適正角度範囲より小さくなっ
たときあるいは大きくなったときにそれをそれぞれ検知
するための各角度検知センサ53,54と、該各角度検
知センサ53,54からの信号によって支持アーム11
を縁石側面Aaから水平内外方向に出没させるための出
没操作機構2が設けられている。即ち、例えば第10図
において(へ)で示すように車両工が縁石側面Aaに近
接して該車両1と縁石側面Aaとの間の間隔が小さくな
る(間隔N、)と、回転ブラシ3が車両1側に押されて
支持アーム11と車両前後方向平行線りとのなす角度θ
が小さくなり、そのときアーム小角度検知センサ53が
操作されて該アーム小角度検知センサ53からの信号に
より出没操作機構2の駆動装置21が作動部材22(支
持アームが連結されている)を車両内方側に没入させて
支持アーム11の傾斜角度θが適正角度範囲内になるよ
うに自動操作されるようになる。
能なる支持アーム11をその先端11bにある回転ブラ
シ3が路面に対して回転しながら接触したときに車両側
部外方に向けて張り出させる如くして設置しているので
、清掃作業時において回転ブラシ3が縁石Aの車道側側
面Aaに適度の圧力(回転ブラシ3の素線のたわみが最
小限になることが好ましい)で接して位置決めされ、そ
の状態で回転ブラシ3により路面上の塵芥が回転ブラシ
後方の吸込装置(又は掻揚げ装置)側に掃き寄せられる
ようになる。ところで、清掃作業時には、回転ブラシ3
は第3図に示すように若干角度だけ前方寄り外側に傾け
た状態で矢印R方向(第4図参照)に回転せしめられる
が、このようにすると回転ブラシ3は第4図において鎖
線3aで囲まれた部分のみが路面に接し、回転ブラシ3
が回転することによって路面上の塵芥を効果的に吸込装
置Y側に掃き寄せることができるようになっている。尚
、このとき、回転ブラシ3は路面との摩擦による反力に
よって矢印Sで示すように外側に張り出す作用を受ける
。又、上記のように支持アーム11を揺動自在で且つ回
転ブラシ3の回転時の反力によって外方に付勢させてい
ると、車両1と縁石側面Aaとの間の間隔が変化したと
きに、このままでは車両前後方向平行線L(第4図)に
対して支持アーム11の傾斜角度θが変化するが、この
傾斜角度θが小さくなる(車両1が縁石側面Aaに近接
する)はど上記した回転ブラシ3の外方張り出し力が大
きくなり、逆に該傾斜角度θが大きくなる(車両1が縁
石側面Aaから離隔する)はど該回転ブラシ3の外方張
り出し力が小さくなる傾向がある。ところが、縁石側面
Aaに回転ブラシ3を良好に沿わせるためには、縁石側
面Aaに対する回転ブラシ3の圧接強さを、ブラシ素線
のたわみが最小限になる範囲のほぼ一定の押し付は力に
維持すること(即ち、支持アーム11の車両前後方向平
行線りに対する傾斜角度θを一定にすること)が重要と
なる。本発明では、支持アーム11の車両前後方向平行
線りに対する傾斜角度θが適正角度範囲より小さくなっ
たときあるいは大きくなったときにそれをそれぞれ検知
するための各角度検知センサ53,54と、該各角度検
知センサ53,54からの信号によって支持アーム11
を縁石側面Aaから水平内外方向に出没させるための出
没操作機構2が設けられている。即ち、例えば第10図
において(へ)で示すように車両工が縁石側面Aaに近
接して該車両1と縁石側面Aaとの間の間隔が小さくな
る(間隔N、)と、回転ブラシ3が車両1側に押されて
支持アーム11と車両前後方向平行線りとのなす角度θ
が小さくなり、そのときアーム小角度検知センサ53が
操作されて該アーム小角度検知センサ53からの信号に
より出没操作機構2の駆動装置21が作動部材22(支
持アームが連結されている)を車両内方側に没入させて
支持アーム11の傾斜角度θが適正角度範囲内になるよ
うに自動操作されるようになる。
尚、支持アーム11の傾斜角度θが適正角度範囲内に修
正されたときに、アーム小角度検知センサ53がOFF
となって出没操作機構2による没入操作が停止される。
正されたときに、アーム小角度検知センサ53がOFF
となって出没操作機構2による没入操作が停止される。
又、逆に、例えば第10図において(ト)で示すように
車両1が縁石側面Aaから離隔して該車両1と縁石側面
Aaとの間の間隔が大きくなる(間隔N、)と、回転ブ
ラシ3が外側に張り出されて支持アーム11と車両前後
方向平行線りとのなす角度θが大きくなり、そのときア
ーム大角度検知センサ54が操作されて該アーム大角度
検知センサ54からの信号により上記駆動装置21が作
動部材22を車両外方側に突出させて支持アーム11の
傾斜角度θが適正角度範囲内になるように自動操作され
る。尚、この場合も支持アーム11の傾斜角度θが適正
角度範囲内に修正されたときにはアーム大角度検知セン
サ54がOFFとなって出没操作機構2による突出操作
が停止される。
車両1が縁石側面Aaから離隔して該車両1と縁石側面
Aaとの間の間隔が大きくなる(間隔N、)と、回転ブ
ラシ3が外側に張り出されて支持アーム11と車両前後
方向平行線りとのなす角度θが大きくなり、そのときア
ーム大角度検知センサ54が操作されて該アーム大角度
検知センサ54からの信号により上記駆動装置21が作
動部材22を車両外方側に突出させて支持アーム11の
傾斜角度θが適正角度範囲内になるように自動操作され
る。尚、この場合も支持アーム11の傾斜角度θが適正
角度範囲内に修正されたときにはアーム大角度検知セン
サ54がOFFとなって出没操作機構2による突出操作
が停止される。
又、回転ブラシ3の前後に設けた2つの縁石検知センサ
51,52がそれぞれ縁石Aを検知している状態では、
上記各角度検知センサ53.54を介して出没操作機構
2が作動可能状態となっているが、2つの縁石検知セン
サ51.52のうちのいずれか一方でも縁石非検知のと
きには、出没操作機構2は非作動状態となり、もし支持
アーム11の傾斜角度θが角度検知センサ53.54を
操作するまで揺動した場合でも、回転ブラシ3が内外方
向に出没操作されることがなくなる。
51,52がそれぞれ縁石Aを検知している状態では、
上記各角度検知センサ53.54を介して出没操作機構
2が作動可能状態となっているが、2つの縁石検知セン
サ51.52のうちのいずれか一方でも縁石非検知のと
きには、出没操作機構2は非作動状態となり、もし支持
アーム11の傾斜角度θが角度検知センサ53.54を
操作するまで揺動した場合でも、回転ブラシ3が内外方
向に出没操作されることがなくなる。
さらに、回転ブラシ3が例えば第10図において(ハ)
又は(ニ)で示すように無縁石部分に対応しているとき
には、両縁石検知センサ51,52のうちの少なくとも
一方がOFF状態となって出没操作機構2は非作動状態
(ロック状態)となるが、このままでは回転ブラシ3が
回転しながら路面に接していて支持アーム11が外方に
張り出そうとする。ところが、上記両縁石検知センサ5
1,52のうちのいずれか一方でもOFF状態となると
、その信号を受けてアーム張り出し規制機構4のブレー
キ装置40が作動し、且つ衝合部材42がストッパー4
1により作動部材22に対して回動規制されていること
により、支持アーム11が外方に張り出すのを規制する
ようになる。
又は(ニ)で示すように無縁石部分に対応しているとき
には、両縁石検知センサ51,52のうちの少なくとも
一方がOFF状態となって出没操作機構2は非作動状態
(ロック状態)となるが、このままでは回転ブラシ3が
回転しながら路面に接していて支持アーム11が外方に
張り出そうとする。ところが、上記両縁石検知センサ5
1,52のうちのいずれか一方でもOFF状態となると
、その信号を受けてアーム張り出し規制機構4のブレー
キ装置40が作動し、且つ衝合部材42がストッパー4
1により作動部材22に対して回動規制されていること
により、支持アーム11が外方に張り出すのを規制する
ようになる。
又、このアーム張り出し規制機構4の作動時において、
支持アーム11をロックしている衝合部材42は、スプ
リング19によってストッパー41に衝合する方向に付
勢されているだけなので、回転ブラシ3又は支持アーム
11を反付勢方向に押圧したときには、その押圧力によ
って該支持アーム11が自由に内方に揺動するようにな
る。
支持アーム11をロックしている衝合部材42は、スプ
リング19によってストッパー41に衝合する方向に付
勢されているだけなので、回転ブラシ3又は支持アーム
11を反付勢方向に押圧したときには、その押圧力によ
って該支持アーム11が自由に内方に揺動するようにな
る。
(発明の効果)
従って、本発明の路面清掃車における路面清掃装置によ
れば次のような効果がある。
れば次のような効果がある。
(1)回転ブラシ3を支持している支持アーム11が車
両側部から水平内外方向に揺動可能で且つ回転ブラシ3
の路面への摩擦力によって外方に付勢される状態で設置
されているので、清掃作業時において車両1を縁石Aに
沿って走行させる際に、縁石Aに対する車両走行方向の
平行度が少しぐらい違っていても(車両を少しぐらい蛇
行走行させても)、回転ブラシ3は常時縁石側面Aaに
接した状態で進行せしめられるようになり、回転ブラシ
3による掃き残しがなくなる。
両側部から水平内外方向に揺動可能で且つ回転ブラシ3
の路面への摩擦力によって外方に付勢される状態で設置
されているので、清掃作業時において車両1を縁石Aに
沿って走行させる際に、縁石Aに対する車両走行方向の
平行度が少しぐらい違っていても(車両を少しぐらい蛇
行走行させても)、回転ブラシ3は常時縁石側面Aaに
接した状態で進行せしめられるようになり、回転ブラシ
3による掃き残しがなくなる。
(2)車両1と縁石側面Aaとの間の間隔が少しぐらい
変化しても、出没操作機構2とそれを操作する自動制御
機構5とによって支持アーム11の車両前後方向平行線
りに対する傾斜角度θを適正角度範囲のままで回転ブラ
シ3を縁石側面Aaに自動追随させることができ、路面
清掃車を運転する際に、回転ブラシ3を縁石側面Aaに
沿わせて進行させるためのハンドル操作に対する注意力
を軽減することができて、路面清掃作業が容易となる。
変化しても、出没操作機構2とそれを操作する自動制御
機構5とによって支持アーム11の車両前後方向平行線
りに対する傾斜角度θを適正角度範囲のままで回転ブラ
シ3を縁石側面Aaに自動追随させることができ、路面
清掃車を運転する際に、回転ブラシ3を縁石側面Aaに
沿わせて進行させるためのハンドル操作に対する注意力
を軽減することができて、路面清掃作業が容易となる。
又、支持アーム11の車両前後方向平行線りに対する傾
斜角度θが適正角度範囲内に維持された状態で清掃作業
が行われるため、支持アーム11の外方張り出し力がほ
ぼ一定となり(回転ブラシ3の縁石側面Aaに対する圧
接力が一定となる)、路面の清掃仕上りが均一で且つ良
好となる。
斜角度θが適正角度範囲内に維持された状態で清掃作業
が行われるため、支持アーム11の外方張り出し力がほ
ぼ一定となり(回転ブラシ3の縁石側面Aaに対する圧
接力が一定となる)、路面の清掃仕上りが均一で且つ良
好となる。
(3)路面清掃作業中において、回転ブラシ3が無縁石
部分に差しかかったときに、アーム張り出し規制機構4
によって支持アーム11が外方に張り出さないようにし
ているので、上記(1)のように支持アーム11を外方
に付勢させたものであっても、回転ブラシ3及び支持ア
ーム11が外方に旋回することがなくなり、回転ブラシ
3又は支持アーム11が道路脇にある構造物(例えば道
路標識などの埋込支柱)や放置物品(例えば自転車)な
どに衝突することがなくなって安全性が向上する。
部分に差しかかったときに、アーム張り出し規制機構4
によって支持アーム11が外方に張り出さないようにし
ているので、上記(1)のように支持アーム11を外方
に付勢させたものであっても、回転ブラシ3及び支持ア
ーム11が外方に旋回することがなくなり、回転ブラシ
3又は支持アーム11が道路脇にある構造物(例えば道
路標識などの埋込支柱)や放置物品(例えば自転車)な
どに衝突することがなくなって安全性が向上する。
(4)アーム張り出し規制機構4の作動時において、回
転ブラシ3又は支持アーム11を付勢方向とは逆方向(
車両進行方向の後方)に押圧すると、支持アーム11が
スプリング19に抗して自由に内方側に揺動するように
なっているので、車両1の前進時に回転ブラシ3又は支
持アーム11が埋込支柱等の構造物に衝突した場合に、
該支持アーム11が後方に揺動して、清掃装置又は構造
物が破損するのを未然に防止できる。
転ブラシ3又は支持アーム11を付勢方向とは逆方向(
車両進行方向の後方)に押圧すると、支持アーム11が
スプリング19に抗して自由に内方側に揺動するように
なっているので、車両1の前進時に回転ブラシ3又は支
持アーム11が埋込支柱等の構造物に衝突した場合に、
該支持アーム11が後方に揺動して、清掃装置又は構造
物が破損するのを未然に防止できる。
(実施例)
第1図ないし第10図を参照して本発明の詳細な説明す
ると、この実施例の路面清掃車では、車両1の左側の側
部1aに、塵芥を掃き寄せる塵芥掃き寄せ装置Xとその
後側において掃き寄せられた塵芥を集塵タンクlO内に
収集する吸込装置(他の実施例では吸込装置にかえて掻
き揚げ装置を使用することも可能である)Yとを有する
路面清掃装置が備えられている。
ると、この実施例の路面清掃車では、車両1の左側の側
部1aに、塵芥を掃き寄せる塵芥掃き寄せ装置Xとその
後側において掃き寄せられた塵芥を集塵タンクlO内に
収集する吸込装置(他の実施例では吸込装置にかえて掻
き揚げ装置を使用することも可能である)Yとを有する
路面清掃装置が備えられている。
塵芥掃き寄せ装置Xには、支持アーム11の先端11b
に取付けた回転ブラシ3と、該回転ブラシ3つき支持ア
ーム11を車両側部1aから水平内外方向に出没操作す
るための出没操作機構2とを有している。
に取付けた回転ブラシ3と、該回転ブラシ3つき支持ア
ーム11を車両側部1aから水平内外方向に出没操作す
るための出没操作機構2とを有している。
出没操作機構2は、車両1側に固定された駆動装置21
と該駆動装置21によって車両側部から水平内外方向に
出没操作される作動部材22とを有している。この実施
例では駆動装置21として油圧式の伸縮シリンダが採用
されている。
と該駆動装置21によって車両側部から水平内外方向に
出没操作される作動部材22とを有している。この実施
例では駆動装置21として油圧式の伸縮シリンダが採用
されている。
作動部材22は、上下方向に適宜長さを有していて、伸
縮シリンダ21のロッド先端部に固定されている。そし
て、この作動部材22は、伸縮シリンダ21の伸縮動作
によって車両側部1aから水平内外方向に出没せしめら
れるようになっている。
縮シリンダ21のロッド先端部に固定されている。そし
て、この作動部材22は、伸縮シリンダ21の伸縮動作
によって車両側部1aから水平内外方向に出没せしめら
れるようになっている。
支持アーム11は、合計4本のロッド12,12.13
.l 3を有している。この各ロッド12゜12、13
.13は、平面視及び側面視においてそれぞれ平行とな
る平行リンク状に配置されている。
.l 3を有している。この各ロッド12゜12、13
.13は、平面視及び側面視においてそれぞれ平行とな
る平行リンク状に配置されている。
又、4本の各ロッドのうち、外側に位置する上下2本の
ロッド(外側ロッド)12.12の各端は、それぞれ縦
長のブラケット14.16で連結し、又内側に位置する
上下2本のロッド(内側ロッド)13、13の各端は、
同じくそれぞれ縦長のブラケット15.17で連結して
いる。そして、この合計4本のロッド12.12.13
.13は、ロッド基端側(車両前方側)にある内外2つ
のブラケッ)14.15を相互に内外方向に所定間隔を
もってそれぞれ軸24.25で作動部材22に枢着し、
且つロッド先端側(車両後方側)にある内外2つのブラ
ケッ) 16.17を相互に内外方向に所定間隔をもっ
てそれぞれ軸34.35で回転ブラシ3の台板32に枢
着して、該各ロッド12.12.13.13が平面視及
び側面視において平行となる如くして配置されている。
ロッド(外側ロッド)12.12の各端は、それぞれ縦
長のブラケット14.16で連結し、又内側に位置する
上下2本のロッド(内側ロッド)13、13の各端は、
同じくそれぞれ縦長のブラケット15.17で連結して
いる。そして、この合計4本のロッド12.12.13
.13は、ロッド基端側(車両前方側)にある内外2つ
のブラケッ)14.15を相互に内外方向に所定間隔を
もってそれぞれ軸24.25で作動部材22に枢着し、
且つロッド先端側(車両後方側)にある内外2つのブラ
ケッ) 16.17を相互に内外方向に所定間隔をもっ
てそれぞれ軸34.35で回転ブラシ3の台板32に枢
着して、該各ロッド12.12.13.13が平面視及
び側面視において平行となる如くして配置されている。
従って、この支持アーム11は、各ロッドの基端11a
の軸支部(軸24゜25)を支点としてその先端11b
側が水平内外方向に揺動自在なる如く装着されている。
の軸支部(軸24゜25)を支点としてその先端11b
側が水平内外方向に揺動自在なる如く装着されている。
この回転ブラシ3つきの支持アーム11は、第4図に示
すように回転ブラシ3における鎖線3aで囲われる部分
を路面に接触させた状態で矢印R方向に回転させること
により、ブラシと路面との間に生じる摩擦力の反力によ
って該支持アーム■1か外側に張り出す方向に向けて付
勢される如く装着されている。このときに発生する付勢
力は、後述するように回転ブラシ3が縁石側面Aaに対
して適度の圧力(縁石側面に接するブラシ素線がわずか
に撓ませられる程度の圧力)をもって接触するような強
さが好ましい。
すように回転ブラシ3における鎖線3aで囲われる部分
を路面に接触させた状態で矢印R方向に回転させること
により、ブラシと路面との間に生じる摩擦力の反力によ
って該支持アーム■1か外側に張り出す方向に向けて付
勢される如く装着されている。このときに発生する付勢
力は、後述するように回転ブラシ3が縁石側面Aaに対
して適度の圧力(縁石側面に接するブラシ素線がわずか
に撓ませられる程度の圧力)をもって接触するような強
さが好ましい。
ところで、このように支持アーム11を外側に向けて付
勢させていると、そのままでは清掃作業時において支持
アーム先端部にある回転ブラシ3が縁石Aの側面Aaに
接するまで支持アーム11が外方に張り出されるように
なり、車両1と縁石側面Aaとの間の間隔が変化すると
支持アーム11の車両前後方向平行線りに対する傾斜角
度θ(第4図)が変化することとなる。ところが、支持
アーム11の車両前後方向平行線りに対する傾斜角度θ
は、前記本発明の作用の項で説明したように、適正角度
範囲内に維持させることが重要であり、そのための対策
として、出没操作機構2の伸縮シリンダ21を伸縮操作
させて支持アーム11を支持している作動部材22と縁
石側面Aaとの間の間隔を調整してやれば該支持アーム
11の傾斜角度θを適正角度範囲内に維持させることが
できるようになる。
勢させていると、そのままでは清掃作業時において支持
アーム先端部にある回転ブラシ3が縁石Aの側面Aaに
接するまで支持アーム11が外方に張り出されるように
なり、車両1と縁石側面Aaとの間の間隔が変化すると
支持アーム11の車両前後方向平行線りに対する傾斜角
度θ(第4図)が変化することとなる。ところが、支持
アーム11の車両前後方向平行線りに対する傾斜角度θ
は、前記本発明の作用の項で説明したように、適正角度
範囲内に維持させることが重要であり、そのための対策
として、出没操作機構2の伸縮シリンダ21を伸縮操作
させて支持アーム11を支持している作動部材22と縁
石側面Aaとの間の間隔を調整してやれば該支持アーム
11の傾斜角度θを適正角度範囲内に維持させることが
できるようになる。
この路面清掃装置には、前記支持アーム11の車両前後
方向平行線りに対する傾斜角度θが適正角度範囲から外
れた角度になったときに、その角度を検知する角度検知
センサからの信号により前記出没操作機構2を操作して
、支持アーム11の傾斜角度θを自動で適正角度範囲内
に修正し得るように制御するとともに、後述するように
回転ブラシ3の近傍位置において縁石Aの有無を検知し
て該縁石Aが存在しないときに前記出没操作機構2の作
動を不能にし得るようにした自動制御機構5が設けられ
ている。この自動制御機構5は、支持アーム11の傾斜
角度θが適正角度範囲より小角度又は大角度になったと
きにそれをそれぞれ検知するアーム小角度検知センサ5
3及びアーム大角度検知センサ54と、回転ブラシ3の
前、後近傍位置にそれぞれ縁石Aの有無を検知する前、
後2つの縁石検知センサ51.52とを有している。
方向平行線りに対する傾斜角度θが適正角度範囲から外
れた角度になったときに、その角度を検知する角度検知
センサからの信号により前記出没操作機構2を操作して
、支持アーム11の傾斜角度θを自動で適正角度範囲内
に修正し得るように制御するとともに、後述するように
回転ブラシ3の近傍位置において縁石Aの有無を検知し
て該縁石Aが存在しないときに前記出没操作機構2の作
動を不能にし得るようにした自動制御機構5が設けられ
ている。この自動制御機構5は、支持アーム11の傾斜
角度θが適正角度範囲より小角度又は大角度になったと
きにそれをそれぞれ検知するアーム小角度検知センサ5
3及びアーム大角度検知センサ54と、回転ブラシ3の
前、後近傍位置にそれぞれ縁石Aの有無を検知する前、
後2つの縁石検知センサ51.52とを有している。
アーム小角度検知センサ53及びアーム大角度検知セン
サ54は、この実施例では第3図及び第5図に示すよう
にそれぞれリミットスイッチが採用されている。この各
角度検知センサ53,54は、第5図に示すように支持
アーム11の外側口、。
サ54は、この実施例では第3図及び第5図に示すよう
にそれぞれリミットスイッチが採用されている。この各
角度検知センサ53,54は、第5図に示すように支持
アーム11の外側口、。
ド12.12を取付けている外側ブラケット14の突出
片14aを内外両側から挟むようにして配置されている
。この各角度検知センサ53,54は、支持アーム11
の車両前後方向平行線しに対する傾斜角度θが適正角度
範囲内にあるとき(第5図において支持アーム11が符
号Mの位置にあるとき)は両方とも非検知状態となり、
又該支持アーム11が内方側に揺動(符号M1の位置)
してその傾斜角度が適正角度範囲より小さく(傾斜角度
θl)なったときにはそれをアーム小角度検知センサ5
3により検知し、逆に該支持アーム11が外方側に揺動
(符号M、の位置)してその傾斜角度が適正角度範囲よ
り大きく(傾斜角度θ、)なったときにはそれをアーム
大角度検知センサ54により検知し得るようになってい
る。
片14aを内外両側から挟むようにして配置されている
。この各角度検知センサ53,54は、支持アーム11
の車両前後方向平行線しに対する傾斜角度θが適正角度
範囲内にあるとき(第5図において支持アーム11が符
号Mの位置にあるとき)は両方とも非検知状態となり、
又該支持アーム11が内方側に揺動(符号M1の位置)
してその傾斜角度が適正角度範囲より小さく(傾斜角度
θl)なったときにはそれをアーム小角度検知センサ5
3により検知し、逆に該支持アーム11が外方側に揺動
(符号M、の位置)してその傾斜角度が適正角度範囲よ
り大きく(傾斜角度θ、)なったときにはそれをアーム
大角度検知センサ54により検知し得るようになってい
る。
前記各縁石検知センサ51,52は、それぞれ回転ブラ
シ3の前、後近傍位置に縁石Aが存在するか否かを確認
するためのもので、この実施例では、前側縁石検知セン
サ51に超音波センサーを、又後側縁石検知センサ52
に触覚センサーを使用している。尚、この後側縁石検知
センサ52は、縁石側面に接触するレバー52aが回動
することによってリミットスイッチ52bがON、0F
Fi−るようにしている。
シ3の前、後近傍位置に縁石Aが存在するか否かを確認
するためのもので、この実施例では、前側縁石検知セン
サ51に超音波センサーを、又後側縁石検知センサ52
に触覚センサーを使用している。尚、この後側縁石検知
センサ52は、縁石側面に接触するレバー52aが回動
することによってリミットスイッチ52bがON、0F
Fi−るようにしている。
上記各角度検知センサ53,54及び各縁石検知センサ
51,52は、例えば第8図に示すように接続されてい
る。即ち、前後各縁石検知センサ51.52は相互に直
列に接続され且つ各角度検知センサ53,54は相互に
並列に接続されている。
51,52は、例えば第8図に示すように接続されてい
る。即ち、前後各縁石検知センサ51.52は相互に直
列に接続され且つ各角度検知センサ53,54は相互に
並列に接続されている。
出没操作機構2の伸縮シリンダ21は、この実施例では
第8図に示すようにポンプ26によって圧送される圧油
を電磁切換弁(3位置4ポート切換弁)27を介してシ
リンダチューブの伸長側ポート21a又は縮小側ポート
21bに供給することによって伸長又は縮小せしめ得る
ようになっている。
第8図に示すようにポンプ26によって圧送される圧油
を電磁切換弁(3位置4ポート切換弁)27を介してシ
リンダチューブの伸長側ポート21a又は縮小側ポート
21bに供給することによって伸長又は縮小せしめ得る
ようになっている。
そして、この自動制御機構5は次のように作用する。ま
ず、回転ブラシ3が縁石Aに対して第1O図における(
イ)、(ホ)、(へ)及び(ト)の各位置にあるときに
は、前側縁石検知センサ51.52がいずれも縁石検知
状態にあってそれぞれON状態となる。又回転ブラシ3
が縁石Aの終端部に差しかかったときく第10図におけ
る(口)の位置)には前側縁石検知センサ51がOFF
で後側縁石検知センサ52がONとなり、回転ブラシ3
が(ハ)の位置(無縁石部分)にあるときには前後側縁
石検知センサ51,52がそれぞれOFFとなり、回転
ブラシ3が無縁石部分から次の縁石Aの始端部に差しか
かったとき(第10図における(二)の位置)には前側
縁石検知センサ51がONで後側縁石検知センサ52が
OFFとなる。他方、支持アーム11の車両前後方向平
行線に対する傾斜角度が適正角度範囲内にあるとき、即
ち車両1が第10図における(イ)の位置にあるとき(
車両側面と縁石側面との間の間隔N)には、周角度検知
センサ53,54がそれぞれOFF状態となり、又車両
1が第10図の(へ)の位置で示されるように縁石Aに
近接(間隔N、)すると、支持アーム11が内方に押さ
れて例えば第5図において符号M、の位置まで内方に揺
動(傾斜角度θ、)せしめられてアーム小角度検知セン
サ53がON操作され(アーム大角度検知センサ54は
OFFのまま)、さらに車両1が第10図の(ト)の位
置で示されるように縁石Aから離間(間隔N、)すると
、支持アーム11が外方に張り出されて例えば第5図に
おいて符号M、の位置まで外方に揺動(傾斜角度θt)
せしめられてアーム大角度検知センサ54がON操作さ
れる(アーム小角度検知センサ53はOFF状態のまま
)ようになる。そして、第8図に示すように前後側縁石
検知センサ51,52がON状態(縁石検知状態)であ
っても、周角度検知センサ53.54がそれぞれOFF
状態(支持アーム11が適正角度範囲内にある)である
と、出没操作機構2側の伸縮シリンダ21操作用の電磁
切換弁27には通電されず、従って該伸縮シリンダ21
は伸縮不能となり、又両縁石検知センサ51,52がそ
れぞれON状態で且つアーム小角度検知センサ53がO
N操作されると該アーム小角度検知センサ53がON操
作されている間だけ電磁切換弁27を中立位置から矢印
C方向に作動させて伸縮シリンダ21を縮小動作(矢印
E方向)させ、逆に両縁石検知センサ51,52がそれ
ぞれON状態で且つアーム大角度検知センサ54がON
操作されると該アーム大角度検知センサ54がON操作
されている間だけ電磁切換弁27を中立位置から矢印り
方向に作動させて伸縮シリンダ21を伸長動作させるよ
うになる。上記のようにアーム小角度検知センサ53が
ON操作されて伸縮シリンダ21が縮小せしめられると
、作動部材22に連結されている支持アーム11の基端
側が内方に没入されるが、該支持アーム11は外方に付
勢されていることにより、適正角度範囲より小傾斜角度
(第5図における角度θI)となっていた支持アーム1
1を適正角度範囲内(第5図における角度θ)まで変位
させ、そこでアーム小角度検知センサ53がOFF→F
F側換弁27が中立位置に復帰→伸縮シリンダ21が縮
小停止という動作を経て、該支持アーム11が適正角度
範囲内に維持されるようになる。逆に上記のようにアー
ム大角度検知センサ54がON操作されて伸縮シリンダ
21が伸長せしめられると、作動部材22に連結されて
いる支持アーム11の基端側が外方に押し出されるが、
回転ブラシ3が縁石側面Δaに接しているので、適正角
度範囲より大傾斜角度(第5図における角度θ、)とな
っていた支持アーム11を適正角度範囲内(第5図にお
ける角度θ)まで変位させ、そこでアーム大角度検知セ
ンサ54が0FF−+電磁切換弁27が中立位置に復帰
→伸縮シリンダ21が伸長停止という動作を経て、該支
持アーム11が適正角度範囲内に維持されるようになる
。このように、回転ブラシ3を縁石Aに沿わせた状態で
清掃作業を行っている最中には、車両lが縁石Aに対し
て少しぐらい近接又は離間した場合でも、支持アーム1
1の傾斜角度を自動で適正角度範囲内に修正・維持させ
ることができるようになる。
ず、回転ブラシ3が縁石Aに対して第1O図における(
イ)、(ホ)、(へ)及び(ト)の各位置にあるときに
は、前側縁石検知センサ51.52がいずれも縁石検知
状態にあってそれぞれON状態となる。又回転ブラシ3
が縁石Aの終端部に差しかかったときく第10図におけ
る(口)の位置)には前側縁石検知センサ51がOFF
で後側縁石検知センサ52がONとなり、回転ブラシ3
が(ハ)の位置(無縁石部分)にあるときには前後側縁
石検知センサ51,52がそれぞれOFFとなり、回転
ブラシ3が無縁石部分から次の縁石Aの始端部に差しか
かったとき(第10図における(二)の位置)には前側
縁石検知センサ51がONで後側縁石検知センサ52が
OFFとなる。他方、支持アーム11の車両前後方向平
行線に対する傾斜角度が適正角度範囲内にあるとき、即
ち車両1が第10図における(イ)の位置にあるとき(
車両側面と縁石側面との間の間隔N)には、周角度検知
センサ53,54がそれぞれOFF状態となり、又車両
1が第10図の(へ)の位置で示されるように縁石Aに
近接(間隔N、)すると、支持アーム11が内方に押さ
れて例えば第5図において符号M、の位置まで内方に揺
動(傾斜角度θ、)せしめられてアーム小角度検知セン
サ53がON操作され(アーム大角度検知センサ54は
OFFのまま)、さらに車両1が第10図の(ト)の位
置で示されるように縁石Aから離間(間隔N、)すると
、支持アーム11が外方に張り出されて例えば第5図に
おいて符号M、の位置まで外方に揺動(傾斜角度θt)
せしめられてアーム大角度検知センサ54がON操作さ
れる(アーム小角度検知センサ53はOFF状態のまま
)ようになる。そして、第8図に示すように前後側縁石
検知センサ51,52がON状態(縁石検知状態)であ
っても、周角度検知センサ53.54がそれぞれOFF
状態(支持アーム11が適正角度範囲内にある)である
と、出没操作機構2側の伸縮シリンダ21操作用の電磁
切換弁27には通電されず、従って該伸縮シリンダ21
は伸縮不能となり、又両縁石検知センサ51,52がそ
れぞれON状態で且つアーム小角度検知センサ53がO
N操作されると該アーム小角度検知センサ53がON操
作されている間だけ電磁切換弁27を中立位置から矢印
C方向に作動させて伸縮シリンダ21を縮小動作(矢印
E方向)させ、逆に両縁石検知センサ51,52がそれ
ぞれON状態で且つアーム大角度検知センサ54がON
操作されると該アーム大角度検知センサ54がON操作
されている間だけ電磁切換弁27を中立位置から矢印り
方向に作動させて伸縮シリンダ21を伸長動作させるよ
うになる。上記のようにアーム小角度検知センサ53が
ON操作されて伸縮シリンダ21が縮小せしめられると
、作動部材22に連結されている支持アーム11の基端
側が内方に没入されるが、該支持アーム11は外方に付
勢されていることにより、適正角度範囲より小傾斜角度
(第5図における角度θI)となっていた支持アーム1
1を適正角度範囲内(第5図における角度θ)まで変位
させ、そこでアーム小角度検知センサ53がOFF→F
F側換弁27が中立位置に復帰→伸縮シリンダ21が縮
小停止という動作を経て、該支持アーム11が適正角度
範囲内に維持されるようになる。逆に上記のようにアー
ム大角度検知センサ54がON操作されて伸縮シリンダ
21が伸長せしめられると、作動部材22に連結されて
いる支持アーム11の基端側が外方に押し出されるが、
回転ブラシ3が縁石側面Δaに接しているので、適正角
度範囲より大傾斜角度(第5図における角度θ、)とな
っていた支持アーム11を適正角度範囲内(第5図にお
ける角度θ)まで変位させ、そこでアーム大角度検知セ
ンサ54が0FF−+電磁切換弁27が中立位置に復帰
→伸縮シリンダ21が伸長停止という動作を経て、該支
持アーム11が適正角度範囲内に維持されるようになる
。このように、回転ブラシ3を縁石Aに沿わせた状態で
清掃作業を行っている最中には、車両lが縁石Aに対し
て少しぐらい近接又は離間した場合でも、支持アーム1
1の傾斜角度を自動で適正角度範囲内に修正・維持させ
ることができるようになる。
出没操作機構2の作動部材22と支持アーム11との間
には、回転ブラシ3が無縁石部分に差しかかったとき(
第10図における(ハ)及び(ニ)の位置)に、回転ブ
ラシ3が路面と摩擦することによって生じる支持アーム
外方張り出し動作を規制するためのアーム張り出し規制
機構4が設けられている。このアーム張り出し規制機構
4は、第6図及び第7図に示すように支持アーム11の
外側ロッド12,12の基端を連結しているブラケット
14に固定された軸24(作動部材22に対して一道嵌
されている)に遊嵌された衝合部材42と、ディスク4
3及び該ディスク43に対して接・離自在なる把持部4
4を有するブレーキ装置40とを備えている。
には、回転ブラシ3が無縁石部分に差しかかったとき(
第10図における(ハ)及び(ニ)の位置)に、回転ブ
ラシ3が路面と摩擦することによって生じる支持アーム
外方張り出し動作を規制するためのアーム張り出し規制
機構4が設けられている。このアーム張り出し規制機構
4は、第6図及び第7図に示すように支持アーム11の
外側ロッド12,12の基端を連結しているブラケット
14に固定された軸24(作動部材22に対して一道嵌
されている)に遊嵌された衝合部材42と、ディスク4
3及び該ディスク43に対して接・離自在なる把持部4
4を有するブレーキ装置40とを備えている。
衝合部材42は、上記軸24に対して回動自由状態で且
つ作動部材22側に設けたストッパー41によって回動
角度範囲が規制されている。尚、他の実施例では、スト
ッパー41は衝合部材42側に設けてそのストッパー4
1を作動部材22に衝合させるようにしてもよい。又、
この衝合部材42はスプリング19によって該衝合部材
42が作動部材22例のストッパー41に衝合する方向
に付勢されている。
つ作動部材22側に設けたストッパー41によって回動
角度範囲が規制されている。尚、他の実施例では、スト
ッパー41は衝合部材42側に設けてそのストッパー4
1を作動部材22に衝合させるようにしてもよい。又、
この衝合部材42はスプリング19によって該衝合部材
42が作動部材22例のストッパー41に衝合する方向
に付勢されている。
ブレーキ装置40のディスク43は上記軸24の上端に
固定されている。又、ブレーキ装置40の把持部44は
、衝合部材42の上面に固定されていて、この実施例で
はディスク43を上下から把持し得る2つの油圧シリン
ダ45.45が採用されている。この把持部44の各油
圧シリンダ45.45には、第6図に示すように電磁切
換弁(3ポ一ト2位置切換弁)47を介して油圧ポンプ
26からの圧油が供給されるようになっている。この電
磁切換弁47は、前記両縁石検知センサ51゜52の両
方がON状態のときに矢印G方向に作動して両油圧シリ
ンダ45.45には、圧油が供給されず(従って非ブレ
ーキ状態となる)、又両縁石検知センサ51,52のう
ちのいずれか一方でもOFF状態になると矢印H方向に
作動(図示状態)して両油圧シリンダ45.45に圧油
が供給されてその上下両神板46.46によりディスク
43を挟持する(ブレーキがかかる)ようになっている
。
固定されている。又、ブレーキ装置40の把持部44は
、衝合部材42の上面に固定されていて、この実施例で
はディスク43を上下から把持し得る2つの油圧シリン
ダ45.45が採用されている。この把持部44の各油
圧シリンダ45.45には、第6図に示すように電磁切
換弁(3ポ一ト2位置切換弁)47を介して油圧ポンプ
26からの圧油が供給されるようになっている。この電
磁切換弁47は、前記両縁石検知センサ51゜52の両
方がON状態のときに矢印G方向に作動して両油圧シリ
ンダ45.45には、圧油が供給されず(従って非ブレ
ーキ状態となる)、又両縁石検知センサ51,52のう
ちのいずれか一方でもOFF状態になると矢印H方向に
作動(図示状態)して両油圧シリンダ45.45に圧油
が供給されてその上下両神板46.46によりディスク
43を挟持する(ブレーキがかかる)ようになっている
。
ブレーキがかかって把持部44とディスク43が連結さ
れると、軸24及びブラケット14を介して衝合部材4
2と支持アーム11とを一体化させるようになる。
れると、軸24及びブラケット14を介して衝合部材4
2と支持アーム11とを一体化させるようになる。
従って、このアーム張り出し規制機構4は次のように作
用する。即ち、車両1が第10図の(イ)の位置にある
ときには、両縁石検知センサ51゜52がいずれもON
となって上下両油圧シリンダ45.45には圧油が供給
されずに非ブレーキ状態となっているが、車両1が(ロ
)、(ハ)及び(ニ)の位置にあるときには両縁石検知
センサ51,52の少なくとも一方がOFFとなって上
下両油圧シリンダ45.45に圧油が供給されてブレー
キ状態に維持される。このブレーキ状態では、支持アー
ム11と衝合部材42とが一体化され且つ衝合部材42
がストッパー41によりアーム張り出し方向に回動不能
になっているので、回転ブラシ3と路面との間に摩擦力
が生じている状態でも支持アーム11が外方に張り出す
方向に揺動することがなくなり、回転ブラシ3が無縁石
部分に対応している場合であっても該回転ブラシ3及び
支持アーム11が外方に張り出されることがない。尚、
このときには出没操作機構2側の伸縮シリンダ21もロ
ック状態にあるので、回転ブラシ3又は支持アーム11
などが道路脇にある障害物に衝突するというトラブルを
未然に防止し得るようになっている。又、支持アーム1
1及び衝合部材42は、スプリング19の付勢力に抗し
て内方側に揺動可能となっているので、車両進行中に回
転ブラシ3又は支持アーム11が何らかの障害物に接触
した場合、あるいは回転ブラシ3が無縁石部分から縁石
Aの始端部に衝合した場合などには、該支持アーム11
が例えば第7図の実線図示位置から鎖線11′で示すよ
うにスプリング19に抗して自由に内方側に揺動し得る
ようになっている。従って、車両進行中に回転ブラシ3
又は支持アーム1゛1が障害物に衝合しても、この路面
清掃装置又は障害物などの破損事故を未然に防止し得る
ようになる。
用する。即ち、車両1が第10図の(イ)の位置にある
ときには、両縁石検知センサ51゜52がいずれもON
となって上下両油圧シリンダ45.45には圧油が供給
されずに非ブレーキ状態となっているが、車両1が(ロ
)、(ハ)及び(ニ)の位置にあるときには両縁石検知
センサ51,52の少なくとも一方がOFFとなって上
下両油圧シリンダ45.45に圧油が供給されてブレー
キ状態に維持される。このブレーキ状態では、支持アー
ム11と衝合部材42とが一体化され且つ衝合部材42
がストッパー41によりアーム張り出し方向に回動不能
になっているので、回転ブラシ3と路面との間に摩擦力
が生じている状態でも支持アーム11が外方に張り出す
方向に揺動することがなくなり、回転ブラシ3が無縁石
部分に対応している場合であっても該回転ブラシ3及び
支持アーム11が外方に張り出されることがない。尚、
このときには出没操作機構2側の伸縮シリンダ21もロ
ック状態にあるので、回転ブラシ3又は支持アーム11
などが道路脇にある障害物に衝突するというトラブルを
未然に防止し得るようになっている。又、支持アーム1
1及び衝合部材42は、スプリング19の付勢力に抗し
て内方側に揺動可能となっているので、車両進行中に回
転ブラシ3又は支持アーム11が何らかの障害物に接触
した場合、あるいは回転ブラシ3が無縁石部分から縁石
Aの始端部に衝合した場合などには、該支持アーム11
が例えば第7図の実線図示位置から鎖線11′で示すよ
うにスプリング19に抗して自由に内方側に揺動し得る
ようになっている。従って、車両進行中に回転ブラシ3
又は支持アーム1゛1が障害物に衝合しても、この路面
清掃装置又は障害物などの破損事故を未然に防止し得る
ようになる。
又、この実施例の路面清掃装置では、回転ブラシ3の後
側に設けている吸込装置Yは、回転ブラシ3の出没状態
に応じて、伸縮シリンダ61によって車両側部1aから
水平内外方向に出没操作し得るようになっている。尚、
この吸込装置Yの出没操作用伸縮シリンダ61は、前記
出没操作機構2の伸縮シリンダ21の伸縮動作と連動さ
せて自動伸縮させるようにしてもよい。このように回転
ブラシ3の車両側部からの離間距離に応じて吸込装置Y
を出没操作させるようにすれば、回転ブラシ3で掃き寄
せられた塵芥を効率よく集塵タンク10内に吸引するこ
とができるようになる。
側に設けている吸込装置Yは、回転ブラシ3の出没状態
に応じて、伸縮シリンダ61によって車両側部1aから
水平内外方向に出没操作し得るようになっている。尚、
この吸込装置Yの出没操作用伸縮シリンダ61は、前記
出没操作機構2の伸縮シリンダ21の伸縮動作と連動さ
せて自動伸縮させるようにしてもよい。このように回転
ブラシ3の車両側部からの離間距離に応じて吸込装置Y
を出没操作させるようにすれば、回転ブラシ3で掃き寄
せられた塵芥を効率よく集塵タンク10内に吸引するこ
とができるようになる。
第1図は本発明の実施例にかかる路面清掃装置を備えた
路面清掃車の平面図、第2図は第1図の一部拡大図、第
3図は第2図の側面図、第4図は第1図の路面清掃装置
の作用説明図、第5図は第3図の■−V断面図、第6図
は第2図のVl−Vl矢視図、第7図は第1図の路面清
掃装置におけるアーム張り出し規制機構の作用説明図、
第8図は第1図の路面清掃装置の電気回路と油圧回路を
示す図、第9図は第2図の状態変化図、第10図は第1
図の路面清掃車における清掃作業時に作用説明図である
。 1・・・・・車両 1a・・・・車両側部 2 ・ ・ 3 ・ ・ 4 ・ ・ 5 ・ ・ l 1 ・ 1a 1b 19 ・ 2 l ・ 22 ・ 40 ・ 41 ・ 42 ・ 51 ・ 52 ・ 53 ・ 54 ・ A ・ ・ Aa ・ ・出没操作機構 ・回転ブラシ ・アーム張り出し規制機構 ・自動制御機構 ・支持アーム ・基端 ・先端 ・スプリング ・駆動装置(伸縮シリンダ) ・作動部材 ・ブレーキ装置 ・ストッパー ・衝合部材 ・前側縁石検知センサ ・後側縁石検知センサ ・アーム小角度検知センサ ・アーム大角度検知センサ ・縁石 ・縁石側面 第41!1 第5図 348m j19m
路面清掃車の平面図、第2図は第1図の一部拡大図、第
3図は第2図の側面図、第4図は第1図の路面清掃装置
の作用説明図、第5図は第3図の■−V断面図、第6図
は第2図のVl−Vl矢視図、第7図は第1図の路面清
掃装置におけるアーム張り出し規制機構の作用説明図、
第8図は第1図の路面清掃装置の電気回路と油圧回路を
示す図、第9図は第2図の状態変化図、第10図は第1
図の路面清掃車における清掃作業時に作用説明図である
。 1・・・・・車両 1a・・・・車両側部 2 ・ ・ 3 ・ ・ 4 ・ ・ 5 ・ ・ l 1 ・ 1a 1b 19 ・ 2 l ・ 22 ・ 40 ・ 41 ・ 42 ・ 51 ・ 52 ・ 53 ・ 54 ・ A ・ ・ Aa ・ ・出没操作機構 ・回転ブラシ ・アーム張り出し規制機構 ・自動制御機構 ・支持アーム ・基端 ・先端 ・スプリング ・駆動装置(伸縮シリンダ) ・作動部材 ・ブレーキ装置 ・ストッパー ・衝合部材 ・前側縁石検知センサ ・後側縁石検知センサ ・アーム小角度検知センサ ・アーム大角度検知センサ ・縁石 ・縁石側面 第41!1 第5図 348m j19m
Claims (1)
- 1、車両側部(1a)に道路の縁石(A)に沿って進行
せしめられる掃き寄せ用の回転ブラシ(3)を備えた路
面清掃車において、前記回転ブラシ(3)は支持アーム
(11)の一端(11b)側に装着され、且つ前記支持
アーム(11)は、該支持アーム(11)の他端(11
a)側を、車両(1)側に固定された駆動装置(21)
と該駆動装置(21)によって車両側部(1a)から水
平内外方向に出没せしめられる作動部材(22)をもつ
出没操作機構(2)の前記作動部材(22)に、前記支
持アーム(11)が水平内外方向に揺動可能なる如くし
た状態で連結ししかも前記回転ブラシ(3)が路面に対
して回転しながら接触したときに路面との摩擦によって
生じる反力によって支持アーム(11)の回転ブラシ装
着側端(11b)側が水平方向外方に張り出し得る如く
して支持されており、さらに前記支持アーム(11)の
車両前後方向平行線(L)に対する角度が回転ブラシに
よる掃き寄せ作業時における適正角度範囲より小角度又
は大角度になったときにその適正角度範囲外にある支持
アーム(11)の角度をそれぞれ検知するアーム小角度
検知センサ(53)とアーム大角度検知センサ(54)
と、前記回転ブラシ(3)の前後近傍位置においてそれ
ぞれ道路の縁石(A)の有無を検知する前後2つの縁石
検知センサ(51、52)とを有し、且つ前記両縁石検
知センサ(51、52)がそれぞれ縁石(A)の存在を
検知している状態で前記両角度検知センサ(53、54
)のうちのアーム小角度検知センサ(53)が操作され
ている間においては該アーム小角度検知センサ(53)
からの信号により前記出没操作機構(2)の駆動装置(
21)を作動部材没入方向に操作し逆にアーム大角度検
知センサ(54)が操作されている間においては前記駆
動装置(21)を作動部材突出方向に操作し且つ前記両
縁石検知センサ(51、52)のうちのいずれか一方で
も縁石(A)を検知しない場合には前記各角度検知セン
サ(53、54)が操作されても前記駆動装置(21)
が操作されないようにした自動制御機構(5)が設けら
れているとともに、前記支持アーム(11)と前記出没
操作機構(2)の作動部材(22)の間には、支持アー
ム(11)に対して回動自由状態で且つ作動部材(22
)に対してストッパー(41)によって回動角度範囲が
規制されしかもスプリング(19)によって前記ストッ
パー(41)に衝合する方向に付勢された衝合部材(4
2)と、該衝合部材(42)と前記支持アーム(11)
との間に設けられていて前記両縁石検知センサ(51、
52)がともに縁石検知状態にあるときに衝合部材(4
2)と支持アーム(11)とを相互に変位自由状態とし
且つ該両縁石検知センサ(51、52)のうちのいずれ
か一方でも縁石非検知状態にあるときに衝合部材(42
)と支持アーム(11)とを相互に変位不能に連結する
如く作動せしめられるブレーキ装置(40)とを有する
アーム張り出し規制機構(4)が設けられていることを
特徴とする路面清掃車における路面清掃装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19310589A JPH0359208A (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 路面清掃車における路面清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19310589A JPH0359208A (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 路面清掃車における路面清掃装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0359208A true JPH0359208A (ja) | 1991-03-14 |
JPH0569925B2 JPH0569925B2 (ja) | 1993-10-04 |
Family
ID=16302327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19310589A Granted JPH0359208A (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | 路面清掃車における路面清掃装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0359208A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007100499A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Dulevo Internatl Spa | 地面からの廃棄物および汚染物質の吸入装置 |
FR2901289A1 (fr) * | 2006-05-17 | 2007-11-23 | Jungo Voirie Soc Par Actions S | Structure de balayage pour vehicule de voirie |
CN107100053A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-08-29 | 芜湖思科生产力促进中心有限公司 | 一种路缘石翻转扶正装置 |
WO2018167039A1 (de) * | 2017-03-14 | 2018-09-20 | Aebi Schmidt Deutschland Gmbh | Selbstfahrende strassenreinigungsmaschine |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP19310589A patent/JPH0359208A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007100499A (ja) * | 2005-10-07 | 2007-04-19 | Dulevo Internatl Spa | 地面からの廃棄物および汚染物質の吸入装置 |
FR2901289A1 (fr) * | 2006-05-17 | 2007-11-23 | Jungo Voirie Soc Par Actions S | Structure de balayage pour vehicule de voirie |
WO2018167039A1 (de) * | 2017-03-14 | 2018-09-20 | Aebi Schmidt Deutschland Gmbh | Selbstfahrende strassenreinigungsmaschine |
CN107100053A (zh) * | 2017-05-27 | 2017-08-29 | 芜湖思科生产力促进中心有限公司 | 一种路缘石翻转扶正装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0569925B2 (ja) | 1993-10-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |