JPH0358872A - 熱転写記録装置及び該装置を用いたフアクシミリ装置 - Google Patents

熱転写記録装置及び該装置を用いたフアクシミリ装置

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JPH0358872A
JPH0358872A JP19421389A JP19421389A JPH0358872A JP H0358872 A JPH0358872 A JP H0358872A JP 19421389 A JP19421389 A JP 19421389A JP 19421389 A JP19421389 A JP 19421389A JP H0358872 A JPH0358872 A JP H0358872A
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ink
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Satoshi Wada
聡 和田
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Makoto Kobayashi
誠 小林
Tomoyuki Takeda
智之 武田
Takeshi Ono
健 小野
Yasushi Ishida
靖 石田
Minoru Yokoyama
実 横山
Akihiro Asada
昭宏 朝田
Masakatsu Yamada
昌克 山田
Takashi Awai
孝 粟井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はインクシートの有するインクを記録媒体に転写
して、記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置及び
該装置を用いたファクシミリ装置に関するものである。
[従来の技術〕 一般に、熱転写プリンタは熱溶融性(熱昇華性)インク
をベースフイルムに塗布したインクシートを使用し、サ
ーマルヘッドによりそのインクシートを画像信号に対応
して選択的に加熱し、溶融(昇華)したインクを記録紙
に転写して画像記録を行っている。一般に、このインク
シートは、1回の画像記録により完全にインクが記録紙
に転写されるもの(所謂ワンタイムシ一ト)であるため
,1文字或いは1ラインの記録終了後、その記録された
長さに対応する分だけインクシートを搬送し、次に記録
する位置に確実にインクシートの未使用部分をもってく
る必要があった。このため、インクシートの使用量が増
大し、感熱紙に記録する通常の感熱プリンタに比べ、熱
転写プリンタのランニングコストが高くなる傾向があっ
た。
このような問題点を解決するために、特開昭57−83
471号や特開昭58−20 1 686号公報及び特
公昭62−589 1 7号公報にみられるように、記
録紙とインクシートとを速度差を設けて搬送するように
した熱転写プリンタが提案されている。
本願発明は前記公報に記載されている発明を更に発展さ
せたものである。
[発明が解決しようとしている課題コ 複数(n)回の画像記録が可能なインクシート(所謂マ
ルチプリントシ一ト)が知られており、このインクシー
トを用いれば、記録長さLを連続して記録するとき、各
画像記録の終了後あるいは画像記録中に搬送されるイン
クシートの搬送長をその長さLよりも小さ<  (L/
n : nil)Lて記録することができる。
更に、このn値であるが、高品位に記録する場合の奨励
回数と受け取るべきものであって、実際にはその前後す
る回数内での記録に十分耐え得るものである。そして、
今後このn値はより大きくすることが期待できるもので
ある。
ところで、こうしたインクシートを使用することで、受
信画像を記録紙上に再現するようなファクシミリを想定
しても、現段階のファクシミリ装置を鑑みた場合、1巻
当りの記録紙の量を増やすことはできても、インクシー
ト無し状態になって受信記録できない場合が発生する。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、記録しよ
うとしている画像の量とインクシートの残量とから、1
ライン記録に対応するインクシートの搬送量を制御し、
インクシートを有効に使用する熱転写記録装置及び該装
置を用いたファクシミリ装置を提供しようとするもので
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の熱転写記録装置は以
下の様な構成からなる。即ち、インクシートの有するイ
ンクを記録媒体に転写して、前記記録媒体に画像の記録
を行う熱転写記録装置であって、記録しようとする画像
データを記憶する記憶手段と、前記インクシートを搬送
するインクシート搬送手段と、前記記録媒体を搬送する
記録媒体搬送手段と、前記インクシートに作用し、前記
記憶手段の画像データをもとに前記記録媒体に画像の記
録を行う記録手段と、前記記憶手段に記憶された未記録
処理の画像データ量を検出する第1の検出手段と、前記
インクシートの残量を検出する第2の検出手段と、該第
1,第2の検出手段で検出された各々の量に基づいて、
前記インクシート搬送手段の1回当りの記録に要する搬
送量を制御する制御手段とを備える。
また本発明のファクシミリ装置は以下の構成を備える。
すなわち、 インクシートの有するインクを記録媒体に転写して、前
記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置を用いた
ファクシミリ装置であって、原稿画像を読取って入力す
る画像入力手段と、画像信号を送受信する送受信手段と
、前記画像人力手段或いは前記送受信手段よりの画像デ
ータを記憶する記憶手段と、前記インクシートを搬送す
るインクシート搬送手段と、前記記録媒体を搬送する記
録媒体搬送手段と、前記インクシートに作用し、前記記
憶手段の画像データをもとに前記記録媒体に画像の記録
を行う記録手段と、前記記憶手段に記憶された未記録処
理の画像データ量を検出する第1の検出手段と、前記イ
ンクシートの残量を検出する第2の検出手段と、該第1
,第2の検出手段で検出された各々の量に基づいて、前
記インクシート搬送手段の1回当りの記録に要する搬送
量を制御する制御手段とを備える。
[作用] かかる構成の熱転写記録装置において、記憶されている
未記録画像の量とインクシートの残量とからインクシー
ト搬送手段の1回当りの記録に要する搬送量を制御する
よう動作する。
また、本発明のファクシミリ装置においては、画像入力
手段或いは送受信手段よりの画像を記憶手段に記憶する
。そして記録手段は記憶された画像データに基づいて記
録媒体にインクシートを介して記録する。このとき、検
出された未記録画像データとインクシニトの残量に基づ
いてインクシートの■口当りの記録に要する搬送量を制
御する。
[実施例] 以下、添付図面に従って本発明に係る実施例を詳細に説
明する。
[ファクシミリ装置の説明(第1図〜第4図)]第1図
〜第4図は本発明の一実施例を用いた熱転写プリンタを
、ファクシミリ装置に適用した例を示す図で、第1図は
ファクシミリ装置の制御部?01と記録部102との電
気的接続を示す図、第2図はファクシミリ装置の概略構
成を示すブロック図、第3図はファ■クシミリ装置の側
断面図、そして第4図は記録紙とインクシートの搬送機
構を示す図である。
まず、第2図をもとにファクシミリ装置の概略構成を説
明する。
図において、100は原稿な光電的に読取ってデジタル
画像信号として制御部101に出力する読取部で、原稿
搬送用モータやCCDイメージセンサなどを備えている
。次に、この制御部101の構成を説明する。110は
画像データの各ラインのイメージデータを格納するライ
ンメモリで、原稿の送信あるいはコピーのときは読取部
100よりの1ライン分のイメージデータが格納され、
画像データの受信のときは復号された受信画像データの
1ラインデータが格納される。そして、格納されたデー
タが記録部102に出力されることによって画像形成が
行われる。111は送信する画像情報をMH符号化など
により符号化するとともに、受信した符号化画像データ
を復号してイメージデータに変換する符号化/復号化部
である。この符号化/複号化部111で複号処理されて
生成したイメージ画像は画像メモリ117に順次格納さ
れていき、この中で、記録対象の1ラインイメージデー
タはラインメモリ110に転送され、記録が行なわれる
ようになっている。これによって、記録速度と比較して
高速な通信を効率良く処理、すなわち通信時間を短縮す
ることが可能となる。また、112は送信する或いは受
信された符号化画像データを格納するバツファメモリで
ある。これら制御部101の各部は、例えばマイクロプ
ロセッサなどのCPU113により制御されている。制
御部101にはこのCPU113の他に、CPU113
の制御プログラムや各種データを記憶しているROM1
14、CPLI113のワークエリアとして各種データ
を一時保存するRAM115などを備えている。
102はサーマルラインヘッドを備え、熱転写記録法に
より記録紙に画像記録を行う記録部である。この構成は
第3図を参照して詳しく後述する。103は送信開始な
どの各種機能指示キーや電話番号の人力キーなどを含む
操作部、103aは使用するインクシートl4の種類を
指示するスイッチで、スイッチ103aがオンのときは
マルチプリントのインクシートが、オフのときは通常の
インクシートが装着されていることを示している。10
4は通常、操作部103に隣接して設けられており、各
種機能や装置の状態などを表示する表示部である。10
5は装置全体に電力を供給するための電源部である。ま
た、106はモデム(変復調器).107は網制御部(
NCU).108は電話器である。
次に、第3図を参照して記録部102の構成を詳しく説
明する。尚、第2図と共通な部分は同一図番で示してい
る。
図において、10は普通紙である記録紙1lをコア10
aにロール状に捲回したロール紙である。このロール紙
10は、プラテンローラ12の矢印方向への回転により
記録紙11をサーマルヘッド部l3に供給できるように
、回転自在に装置内に収納されている。尚、lObはロ
ール紙装填部であって、ロール紙lOを着脱可能に装填
している。さらに12はプラテンローラであって、記録
紙11を矢印b方向に搬送するとともに、サーマルヘッ
ド13の発熱体132との間で、インクシート14や記
録紙1lを押圧するものである。
サーマルヘッド13の発熱により画像記録の行われた記
録紙11は、プラテンローラl2のさらなる回転によっ
て排出ロ−ラ1 6 (16a,16b)方向に搬送さ
れ、■頁分の画像記録が終了するとカツタ1 5 (1
5a,15b)の噛合によって頁単位に切断される。
17はインクシート14を捲回しているインクシート供
給ロール、18はインクシート巻取ロールであって、後
述するインクシート搬送用モータにより駆動され、イン
クシート14を矢印a方向に巻取るものである。尚、こ
のインクシート供給ロールl7及びインクシート巻取り
ロール18は、装置本体内のインクシート装填部70に
着脱可能に装填されている。さらに、19はインクシー
ト14の残量検出やインクシート14の搬送速度を検出
するためのセンサである。また、20はインクシートl
4の有無を検出するためのインクシートセンサ、21は
スプリングで、記録紙11やインクシート14を介して
、プラテンローラ12に対してサーマルヘッド13を押
圧するものである。また、22は記録紙の有無を検出す
るための記録紙センサである。
次に、読取部100の構成を説明する。
図において、30は原稿32を照射する光源で、原稿3
2で反射された光は光学系(ミラー50,51,レンズ
52)を通してCCDセンサ31に入力され、電気信号
に変換される。原稿32は図示しない原稿搬送用モータ
により駆動される搬送用ローラ53.54.55.56
により、原稿32の読取り速度に対応して搬送される。
尚、57は原稿積載台であって、この積載台57に積載
された複数枚の原稿32は搬送用ローラ54と押圧分離
片58との協動によって1枚ずつに分離されて、読取部
100へ搬送される。
4lは制御部101の主要部を構成する制御基板で、こ
の制御基板411り装置の各部に各種制御信号が出力さ
れる。また、106はモデム基板ユニット、107はN
CU基板ユニットである。
さらに、第4図はインクシーt−14と記録紙11の搬
送機構の詳細を示す図である。
図において、24はプラテンローラl2を回転駆動し、
記録紙11を矢印a方向とは反対の矢印b方向に搬送す
るための記録紙搬送用モータである。また、25はイン
クシート14をキャブスタンローラ71、ピンチローラ
72により、矢印a方向に搬送するためのインクシート
a送用モータである。さらに、26.27は記録紙搬送
用モータ24の回転をプラテンローラ12に伝達する伝
達ギア、73.74はインクシート搬送用モータ25の
回転をキャブスタンローラ71に伝達する伝達ギアであ
る。また、75は滑りクラッチユニットである。
ここで、ギア75aの回転により巻取りロール18に巻
取られるインクシート14の長さを、キャブスタンロー
ラ71により搬送されるインクシート長よりも長くなる
ようにギア74と75の比を設定しておくことにより、
キャブスタンローラ7lにより搬送されたインクシート
14が確実に巻取りロール18に巻取られる。そして、
巻取りロール18によるインクシー}14の巻取り量と
、キャブスクンローラ7lにより送られたインクシート
Y4の差分量に相当する分が、滑りクラッチユニット7
5で吸収される。これにより、巻取りロール18の巻取
り径の変動によるインクシート14の搬送速度(量)の
変動を抑えることができる。
第1図は実施例のファクシミリ装置における制御部10
1と記録部102との電気系の接続を示す図で、他の図
面と共通する部分は同一図番で示している。
サーマルヘッドl3はラインヘッドである。そして、こ
のサーマルヘッドl3は、制御部101よりの1ライン
分のシリアル記録データやシフトクロツク43を入力す
るためのシフトレジスタl30、ラッチ信号44により
シフトレジスタl30のデータをラッチするラッチ回路
131、1ライン分の発熱抵抗体からなる発熱素子13
2を備えている。ここで、発熱抵抗体132は1321
〜132−mで示されたm個のブロックに分割して駆動
されている。また、133はサーマルヘッド13に取付
けられている、サーマルヘッド13の温度を検出するた
めの温度センサである。この温度センサ133の出力信
号42は、制御部101内でA/D変換されて前記CP
U113に入力される。これによりCPUll3はサー
マルヘッド13の温度を検知し、その温度に対応してス
トローブ信号47のパルス幅を変更したり、あるいはサ
ーマルヘッド13の駆動電圧などを変更して、インクシ
ート14の特性に応じてサーマルヘッド13への印加工
ネルギーを変更している。
尚、インクシート14の種類(特性)は、前述した操作
部103のスイッチ103aや、インクシート14に印
刷されたマークなどを検出して判別するようにしても良
く、またインクシートのカートリッジに付されたマーク
や切り欠きあるいは突起などを判別して行うようにして
も良い。
46は制御部101よりサーマルヘッド13の駆動信号
を入力し、サーマルヘッド13を各ブロック単位で駆動
するストローブ信号47を出力する駆動回路である。こ
の駆動回路46は制御部10lの指示により、サーマル
ヘッドl3の発熱素子132に電流を供紬する電源線4
5に出力する電圧を変更してサーマルヘッド13の印加
エネルギーを変更することができる。36はカツタ15
を噛合させて駆動する駆動回路で、カツタ駆動用のモー
タなどを含んでいる。39は排紙用ローラ16を回転駆
動する排紙用モータである。35,31.32はそれぞ
れ対応する排紙用モータ39、記録紙搬送用モータ24
及びインクシート搬送用モータ25を回転駆動するドラ
イバ回路である。尚、これら排紙用モータ39や記録紙
搬送用モータ24及びインクシート搬送用モータ25は
、この実施例ではステツピングモータであるが、これに
限定されるものでなく、例えばDCモータなどであって
も[有]良い。
く記録動作の説明(第1図〜第6図)〉上述した構成に
おける本実施例のファクシミリ装置において、受信完了
し画像メモリ117に展開された画像メモリの量とセン
サ19で検出されたインクシート14の残量から、現在
のままでは未記録画像のライン数分記録できないと判断
した場合、それらの量の関係から、マルチプリントの回
数nを増やす方向に変更する。
具体的に説明すると、未記録画像の量(ライン数)がA
、インクシートの残量がBのとき、A<BXn    
 ・・・■ の関係にあるときには、そのまま記録していっても十分
インクシートがらっことを意味しているから、この場合
には゛n゜゜を変更する必要はない。
問題は、A≧BXnのときである。このとき■式を満足
させるためには、nは当然のことながらn > A /
 Bが要求されることになるが、この変更後のnが使用
中のインクシートの許容回数以内であれば、それでもっ
て以降の記録処理を実行する。また、許容範囲を越えて
しまった場合、表示部104にエラー表示するが、記録
できるまで許容範囲内のnで記録するようにしても良い
。尚、ここで算出したnは整数である必要はない。
以下、第5図のフローチャートに従って、本実施例のフ
ァクシミリ装置の記録処理を説明する。
尚、このフローチャートに係る処理手順はプログラムと
して制御部101のROM114に記憶されている。
先ず、ステップS1で受信した画像の残り(未記録)ラ
イン数とセンサ19でもって検出されたインクシート1
4の残量とを比較し、ステップS2でマルチプリントの
n値を変更する必要があるか否かを判断する。
説明が前後するが、受信画像の残りライン数は符号化/
複号化部11でカウントされた値を参照する(実際は、
複号化処理したライン数と実際に記録したライン数の差
)ものとするが、画像メモリ117に格納するときのポ
インタ(アドレス)を参照することで判断しても良い。
さて、n値の変更が必要、すなわち、直前のn値では残
りの画像を記録することはできないと判断した場合には
、ステップS3に進んで、その新しいn値を算出する。
そして、ステップS4で、その新たなn値がインクシー
ト14の許容範囲回数内にあるのか否かを判断する。こ
の新たなn値が許容範囲を越えてしまった場合には、ス
テップS5に進んで表示部104にエラー表示(インク
シートの交換指示メッセージ等を表示)する。
また、その許容範囲内に算出したn値があると判断した
場合には、ステップS6に進んで、以降の記録処理にお
けるマルチプリントの回数をn回として設定する。
ステップS7では、lライン分の記録データをサーマル
ヘッドに転送し、次のステップS8でラッチ信号お出力
させることでその記録データを保持させる。この後、ス
テップS9でインクシートを1 / nライン分搬送す
る(対応する数のパルスをインクシート搬送様モータ2
5に出力することで達成できる)と共に、ステップSI
Oで記録紙を1ライン分搬送する。そして、この後、ス
テップS1lにおいて、サーマルヘッドの発熱抵抗体1
32の1つブロックに通電させる。この処理はステップ
Sl2で全てのブロックに対して通電したと判断するま
で繰り返される。
全ブロックに通電させると、結局1ライン分の記録が終
了したことになるから、処理はステップS13に進み、
次に記録するべきデータがあるか否かを判断する。次ラ
インデータありと判断した場合にはステップS7以下の
処理を実行する。
また、ステップ313で次ラインの記録すべきデータが
ないと判断した場合(改ページ情報の検出も含む)には
、ステップSl4に進み、記録紙l1を所定量排紙ロー
ラ16a.16b方向に搬送する。そして、ステップS
15でカッタl5a、15bを駆動して噛合させ、記録
紙1lを頁単位に切断する。次にステップS16で、記
録紙搬送用モータ24を反転駆動し、記録紙11をサー
マルヘッドl3とカッタ15の間隔に相当する距離だけ
戻す。この後、次ページのデータが存在するか否かを判
断し、その存在を検出した場合、処理はステップS7に
戻る。
〈インクシートの説明(第6図)〉 第6図は本実施例のマルチプリントに使用されるインク
シートの断面図で、ここでは4層で構成されている。
まず第2層はインクシート14の支持体となるベースフ
イルムである。マルチプリントの場合、同一個所に何回
も熱エネルギーが印加されるため、耐熱性の高い芳香族
ボリアミドフイルムやコンデンサ紙が有利であるが、従
来のポリエステルフイルムでも使用に耐える。これらの
厚さは、媒体という役割から、なるべく薄い方が印字品
質の点で有利となるが、強度の点から3〜8μmが望ま
しい。
第3層は記録紙(記録シート)にn回分の転写が可能な
量のインクを含有したインク層である。
この成分は、接着剤としてのEVAなとの樹脂、着色の
ためのカーボンブラックやニグロシン染料、パインデイ
ング材としてのカルナバワックス、パラフィンワックス
などを主成分として同一個所でn回の使用に耐えるよう
に配合されている。この塗布量は4〜8 g / m 
”が望ましいが、塗布量によって感度や濃度が異なり、
任意に選択できる。
第4層は印字をしない部分で記録紙に第3層のインクが
圧力転写されるのを防止するためのトップコーティング
層であり、透明なワックスなどで構成される。これによ
り、圧力転写されるのは透明な第4層だけとなり、記録
紙の地汚れを防止できる。第l層はサーマルヘッドl3
の熱から、第2層のベースフイルムを保護する耐熱コー
ト層である。これは、同一個所にnライン分の熱エネル
ギーが印加される可能性のある(黒情報が連続したとき
)マルチプリントには好適であるが、用いるか用いない
かは適宜選択できる。また、ポリエステルフイルムのよ
うに比較的耐熱性の低いべ一スフイルムには有効となる
尚、インクシート14の構成はこの実施例に限定される
ちのでなく、例えばベース層及びベース層の片側に設け
られたインクが含有された多孔性インク保持層とからな
るものでも良く、ペースフイルム上に微細多孔質網状構
造を有する耐熱性インク層を設け、そのインク層内にイ
ンクを含有させたものでもよい。また、ベースフイルム
の材質としては、例えばボリアミド、ポリエチレン、ポ
リエステル、ポリ塩化ビニル、トリアセチルセルロース
、ナイロンなどからなるフイルムまたは紙であってもよ
い。さらに、耐熱コート層は必ずしも必要でないが、そ
の材質としては、例えばシリコーン樹脂やエボキシ樹脂
、フッソ樹脂、エトロセルロースなどであってもよい。
また、熱昇華性インクを有するインクシートの一例とし
ては、ポリエチレンテレフタート、ポリエチレンナフタ
レート、芳香族ボリアミドフィルムなどで形戊された基
村上に、グアナミン系樹脂とフツソ系樹脂で形成したス
ペーサ粒子及び染料を含有する色材層を設けたインクシ
ートが挙げられる。
尚、熱転写プリンタにおける加熱方式は、前述したサー
マルヘッドを用いるサーマルヘッド方式に限定されるも
のでなく、例えば通電方式あるいはレーザ転写方式を用
いても良い。
また、本実施例では、サーマルラインヘッドを使用した
ときの例で説明したがこれに限定されるちのでなく、所
謂シリアル型の熱転写プリンタであっても良い。また、
本実施例ではマルチプリントの場合で説明したがこれに
限定されるものでなく、ワンタイムシ一トによる通常の
熱転写記録の場合にも適用できることは勿論である。
さらに、前述した実施例では、ファクシミリ装置に適応
させた場合で説明したが、これに限定されるものではな
く、例えば本発明の熱転写記録装置はワードプロセッサ
、タイブライタ或いは複写機等にも適応できる。
また、記録媒体としては記録紙に限らずに、インク転写
が可能な材質であれば、例えば布、プラスチックシ一ト
などが挙げられる。また、インクシートは実施例で示し
たロール構成に限定されずに、例えば記録装置本体に着
脱可能なインクシートを筺体内に内蔵して、この筐体ご
と記録装置本体に着脱する、所謂インクシートカセット
クイブなどであっても良い。
以上説明したように本実施例によれば、インクシートの
量以上の記録すべき画像があった場合でも、マルチプリ
ントの回数nを新たに設定するので、残りのインクシー
トを最大限有効に使用することが可能と・なる。
尚、上述した実施例では、受信した画像を記録する例を
説明したが、本装置で原稿画像を複写する場合にも適応
できることは言うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、記録しようとして
いる受信画像の量とインクシートの残量とから、1ライ
ン記録に対応するインクシートの搬送量を制御するので
、インクシートの有効に使用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の制御部と記録部との電気的接続を示す
図、 第2図は実施例のファクシミリ装置の概略構成を示すブ
ロック図、 第3図は実施例のファクシミリ装置の機構部を示す側断
面図、 第4図はインクシートと記録紙の搬送系の構造を示す図
、 第5図は実施例の記録処理を示すフローチャート、 第6図はマルチインクシートの断面図である。 図中、10・・・ロール状記録紙、11・・・記録紙、
l2・・・プラテンローラ、13・・・サーマルヘッド
、l4・・・インクシート、15・・・カッタ、l6・
・・排出ロ−ラ、17・・・インクシート供i合ローノ
レ、18・・・インクシート巻取ロール、l9・・・イ
ンクシートセンサ、20・・・インクシート有無センサ
、21・・・スプリング、22・・・記録紙有無センサ
、24・・・記録紙搬送用モータ、25・・・インクシ
ート搬送用モータ、35,48.49・・・ドライバ回
路、36・・・駆動回路、39・・・排紙用モータ、1
00・・・読取部、101・・・制御部、102・・・
記録部、103・・・操作部、104・・・表示部、1
05・・・電源、106・・・モデム、107・・・N
CU、110・・・ラインメモリ、111・・・符号化
/復号化部、112・・・バツファメモリ、113・・
・CPU、114・・・ROM、115・・・RAM,
117・・・画像メモリ、132・・・発熱抵抗体(発
熱素子)である。 特許

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インクシートの有するインクを記録媒体に転写し
    て、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置で
    あつて、 記録しようとする画像データを記憶する記憶手段と、前
    記インクシートを搬送するインクシート搬送手段と、 前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、前記イン
    クシートに作用し、前記記憶手段の画像データをもとに
    前記記録媒体に画像の記録を行う記録手段と、 前記記憶手段に記憶された未記録処理の画像データ量を
    検出する第1の検出手段と、 前記インクシートの残量を検出する第2の検出手段と、 該第1、第2の検出手段で検出された各々の量に基づい
    て、前記インクシート搬送手段の1回当りの記録に要す
    る搬送量を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    る熱転写記録装置。
  2. (2)インクシートの有するインクを記録媒体に転写し
    て、前記記録媒体に画像の記録を行う熱転写記録装置を
    用いたファクシミリ装置であつて、原稿画像を読取つて
    入力する画像入力手段と、画像信号を送受信する送受信
    手段と、 前記画像入力手段或いは前記送受信手段よりの画像デー
    タを記憶する記憶手段と、 前記インクシートを搬送するインクシート搬送手段と、 前記記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段と、前記イン
    クシートに作用し、前記記憶手段の画像データをもとに
    前記記録媒体に画像の記録を行う記録手段と、 前記記憶手段に記憶された未記録処理の画像データ量を
    検出する第1の検出手段と、 前記インクシートの残量を検出する第2の検出手段と、 該第1、第2の検出手段で検出された各々の量に基づい
    て、前記インクシート搬送手段の1回当りの記録に要す
    る搬送量を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
    るファクシミリ装置。
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