JPH0357876B2 - - Google Patents
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- JPH0357876B2 JPH0357876B2 JP57026978A JP2697882A JPH0357876B2 JP H0357876 B2 JPH0357876 B2 JP H0357876B2 JP 57026978 A JP57026978 A JP 57026978A JP 2697882 A JP2697882 A JP 2697882A JP H0357876 B2 JPH0357876 B2 JP H0357876B2
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- Japan
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- selection
- cam
- pawl
- printing
- type
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000009471 action Effects 0.000 description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- 230000008569 process Effects 0.000 description 5
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J1/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies
- B41J1/22—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection
- B41J1/32—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the mounting, arrangement or disposition of the types or dies with types or dies mounted on carriers rotatable for selection the plane of the type or die face being parallel to the axis of rotation, e.g. with type on the periphery of cylindrical carriers
- B41J1/44—Carriers stationary for impression
- B41J1/46—Types or dies fixed on wheel, drum, cylinder, or like carriers
- B41J1/50—Types or dies fixed on wheel, drum, cylinder, or like carriers with one or more carriers travelling across copy material in letter-space direction
Landscapes
- Common Mechanisms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は活字部材を桁方向に移動して印字を行
なうシリアル式印刷装置に係り、特に第1、第2
出力が交互に出力可能な変換機構を有し第1、第
2出力を交互に切り換えて活字の選択、印字を行
なうポケツト電卓等に使用可能な小型印刷装置に
関する。
なうシリアル式印刷装置に係り、特に第1、第2
出力が交互に出力可能な変換機構を有し第1、第
2出力を交互に切り換えて活字の選択、印字を行
なうポケツト電卓等に使用可能な小型印刷装置に
関する。
第1、第2出力が交互に出力可能な変換機構に
差動機構を用いて選択、印字の制御を行なう従来
の例としては特開昭51−112617に記載されている
装置を上げることができる。この装置に於いて差
動機構の切り換え用の切換機構の他に選択された
活字を印字動作期間中維持するために位置決め素
子を使用している。そのため部品点数が多く装置
が複雑で大型化していると共に、位置決め素子を
使用しているために切換用電磁石の通電は印字機
構が作動を開始しカムより位置決め素子が作動す
るまでの間組持する必要があり、通電の制御が複
雑で、又消費電力も多いものとなつていた。
差動機構を用いて選択、印字の制御を行なう従来
の例としては特開昭51−112617に記載されている
装置を上げることができる。この装置に於いて差
動機構の切り換え用の切換機構の他に選択された
活字を印字動作期間中維持するために位置決め素
子を使用している。そのため部品点数が多く装置
が複雑で大型化していると共に、位置決め素子を
使用しているために切換用電磁石の通電は印字機
構が作動を開始しカムより位置決め素子が作動す
るまでの間組持する必要があり、通電の制御が複
雑で、又消費電力も多いものとなつていた。
また、我々は特願昭56−68822号に第1、第2
出力を交互に出力可能な変換機構に差動機構を用
い、選択から印字への切換は、電磁ブレーキのコ
イルに通電を行いトリガレバーにより選択爪を回
転させ、選択爪車と選択爪を噛合させ選択爪車の
回転を停止するとともに、印字切換カムの切り欠
きと選択爪の係止を外し印字切換カムを回転させ
印字行程に切り換える例を提案した。
出力を交互に出力可能な変換機構に差動機構を用
い、選択から印字への切換は、電磁ブレーキのコ
イルに通電を行いトリガレバーにより選択爪を回
転させ、選択爪車と選択爪を噛合させ選択爪車の
回転を停止するとともに、印字切換カムの切り欠
きと選択爪の係止を外し印字切換カムを回転させ
印字行程に切り換える例を提案した。
しかし、提案した装置の切換機構はコイルへの
通電時間の長さ(第1の通電状態と第2の通電状
態)により、選択・印字行程の切り換えと、選
択・印字・紙送り・キヤリツジ復帰行程の切り換
えの2種類の制御を行なつており、第1の通電状
態の通電時間長さは、切換カム11が回転し外周
11cが爪12a部と係合するまでより長く(爪
12a部に切り欠き部11bが対応した位置で通
電をcffするとバネ20のバネ力で選択爪12が
復帰回転してしまい、印字行程に入れず再び選択
行程に切り換わつてしまう)、位置決めレバー1
3の13a部は切り欠き11hが対向するまでよ
り短くなくてはならない。第2の通電状態の通電
時間長さは、位置決めレバー13の13a部と切
り欠き11hが対向するまでより長く、突出部1
1dと爪12b部が係合するまでより短くなくて
はならない。実際には、コイルのインダクタン
ス、レバーの動作時間、輪列のバツクラツシ等の
バラツキを考慮し余裕が必要となる。そのため、
第1の通電状態の通電長さを切換カム11が回転
し外周11cが爪12a部と係合するまでより長
くとすると、第2の通電状態との差が極めて小さ
くなり、時には、バラツキを考慮すると差が付け
られない場合が発生した。
通電時間の長さ(第1の通電状態と第2の通電状
態)により、選択・印字行程の切り換えと、選
択・印字・紙送り・キヤリツジ復帰行程の切り換
えの2種類の制御を行なつており、第1の通電状
態の通電時間長さは、切換カム11が回転し外周
11cが爪12a部と係合するまでより長く(爪
12a部に切り欠き部11bが対応した位置で通
電をcffするとバネ20のバネ力で選択爪12が
復帰回転してしまい、印字行程に入れず再び選択
行程に切り換わつてしまう)、位置決めレバー1
3の13a部は切り欠き11hが対向するまでよ
り短くなくてはならない。第2の通電状態の通電
時間長さは、位置決めレバー13の13a部と切
り欠き11hが対向するまでより長く、突出部1
1dと爪12b部が係合するまでより短くなくて
はならない。実際には、コイルのインダクタン
ス、レバーの動作時間、輪列のバツクラツシ等の
バラツキを考慮し余裕が必要となる。そのため、
第1の通電状態の通電長さを切換カム11が回転
し外周11cが爪12a部と係合するまでより長
くとすると、第2の通電状態との差が極めて小さ
くなり、時には、バラツキを考慮すると差が付け
られない場合が発生した。
本発明はかかる欠点を除去したものであり、そ
の目的とするところは、変換機構の出力を切り換
える選択機構の係止部材を二安定の状態に保つこ
とにより選択切換機構の構造を簡略化し、部品点
数の削減を図り装置を小型、軽量化するとと共
に、電磁石への通電を短かくし低消費電力化する
ことにある。
の目的とするところは、変換機構の出力を切り換
える選択機構の係止部材を二安定の状態に保つこ
とにより選択切換機構の構造を簡略化し、部品点
数の削減を図り装置を小型、軽量化するとと共
に、電磁石への通電を短かくし低消費電力化する
ことにある。
本発明の一実施例を図を用いて詳説する。第1
図は平断面図で変換及び選択機構1、紙送り、キ
ヤリツジ復帰機構2、キヤリツジ3から構成され
る。第2図は変換及び選択機構1の側面図、第3
図は紙送り、キヤリツジ復帰機構2の側面図、第
4図は変換及び選択機構1、紙送り、キヤリツジ
復帰機構2の斜視図で第1図の矢印A方向下面か
ら見た図である。
図は平断面図で変換及び選択機構1、紙送り、キ
ヤリツジ復帰機構2、キヤリツジ3から構成され
る。第2図は変換及び選択機構1の側面図、第3
図は紙送り、キヤリツジ復帰機構2の側面図、第
4図は変換及び選択機構1、紙送り、キヤリツジ
復帰機構2の斜視図で第1図の矢印A方向下面か
ら見た図である。
それぞれの機構の概要を説明する。
(1) 選択機構
コ字状に曲げられたフレーム5の5aに固定
されたモータ6、モータ軸6aに固着されたモ
ータ歯車7、モータ歯車と噛合する歯車8a、
選択駆動歯車9を軸承する軸部8b、遊星歯車
10と噛合する太陽歯車8cから成る減速歯車
8、選択駆動歯車9は遊星歯車10を軸承する
軸9aを有する。印字切換カム11は遊星歯車
10と噛合する内歯車11a、係止部材である
選択爪12(第2,4図)の爪12aと係合す
る外周に切り欠き部11bを有するカム11
c、選択爪12の爪12bと係合する外周に突
出部11dを有する復帰駆動部材であるカム1
1e、切換部材である復帰レバ13(第3,4
図)の13aと係合する第1制御部材であるカ
ム11f、印字軸14に固着された印字歯車1
5と1対1で噛合する歯車11gから成る。減
速歯車8、印字切換カム11はフレーム5aに
固着された軸17で軸承されている。変換機構
は前記太陽歯車8c、遊星歯車10、内歯車1
1a、選択駆動歯車9より成る遊星歯車による
差動機構から成る。選択歯車21は選択駆動歯
車9と噛合し選択爪12の爪12cと係合する
外周に規則正しく配置された歯を有する選択爪
車21aを有し、フレーム5a,5b間に軸架
され一端がフレーム5aより突出した活字軸2
2に固着されている。電磁クラツチ継鉄28は
磁性材から成り選択歯車21の内部に嵌着され
開口部28aが磁性材から成るトリガ板27と
対向し内部にフレーム5aに固着された軸32
に29aが固定されたコイル29が配置されて
いる。トリガレバ23は選択爪12の12dと
係合する23a、復帰レバ13の13bと係合
する23b部、トリガ板27に設けられた穴2
7aと係合するピン23cから成り、活字軸2
2に軸着されトリガレバばね25により矢印c
方向に付勢されている。電磁トリガ部材は電磁
クラツチ継鉄28、コイル29、トリガ板2
7、トリガレバ23、トリガレバばね25より
成る。選択爪12はフレーム5a,5b間に軸
架され一端がフレーム5aより突出した軸19
で軸承され斜面12e,12f及び作用部材で
あるフレーム5aに固着された板ばねより成る
選択爪ばね20により第2図に示す実線(待機
状態)又は二点鎖線(作動状態)のどちらか一
方の状態を保つ。
されたモータ6、モータ軸6aに固着されたモ
ータ歯車7、モータ歯車と噛合する歯車8a、
選択駆動歯車9を軸承する軸部8b、遊星歯車
10と噛合する太陽歯車8cから成る減速歯車
8、選択駆動歯車9は遊星歯車10を軸承する
軸9aを有する。印字切換カム11は遊星歯車
10と噛合する内歯車11a、係止部材である
選択爪12(第2,4図)の爪12aと係合す
る外周に切り欠き部11bを有するカム11
c、選択爪12の爪12bと係合する外周に突
出部11dを有する復帰駆動部材であるカム1
1e、切換部材である復帰レバ13(第3,4
図)の13aと係合する第1制御部材であるカ
ム11f、印字軸14に固着された印字歯車1
5と1対1で噛合する歯車11gから成る。減
速歯車8、印字切換カム11はフレーム5aに
固着された軸17で軸承されている。変換機構
は前記太陽歯車8c、遊星歯車10、内歯車1
1a、選択駆動歯車9より成る遊星歯車による
差動機構から成る。選択歯車21は選択駆動歯
車9と噛合し選択爪12の爪12cと係合する
外周に規則正しく配置された歯を有する選択爪
車21aを有し、フレーム5a,5b間に軸架
され一端がフレーム5aより突出した活字軸2
2に固着されている。電磁クラツチ継鉄28は
磁性材から成り選択歯車21の内部に嵌着され
開口部28aが磁性材から成るトリガ板27と
対向し内部にフレーム5aに固着された軸32
に29aが固定されたコイル29が配置されて
いる。トリガレバ23は選択爪12の12dと
係合する23a、復帰レバ13の13bと係合
する23b部、トリガ板27に設けられた穴2
7aと係合するピン23cから成り、活字軸2
2に軸着されトリガレバばね25により矢印c
方向に付勢されている。電磁トリガ部材は電磁
クラツチ継鉄28、コイル29、トリガ板2
7、トリガレバ23、トリガレバばね25より
成る。選択爪12はフレーム5a,5b間に軸
架され一端がフレーム5aより突出した軸19
で軸承され斜面12e,12f及び作用部材で
あるフレーム5aに固着された板ばねより成る
選択爪ばね20により第2図に示す実線(待機
状態)又は二点鎖線(作動状態)のどちらか一
方の状態を保つ。
以上の要素により変換、選択機構1は構成さ
れる。
れる。
(2) 紙送り、キヤリツジ復帰機構
復帰レバ13は印字切換カム11のカム11
fと係合する13a部、トリガレバ23の23
bと係合する13b部、紙送りクラツチ爪35
の35aと係合する13c部、位置決め板41
の突起41bと係合する突起13d、第2制御
部材である印字歯車15の端面カム15aと係
合する13e部とから成り軸19に軸着されて
いる。そして復帰レバ13の13f部とフレー
ム5aの突起5dに復帰レバばね34が張設さ
れており、復帰レバ13を矢印D及びE方向に
付勢している。紙送りクラツチ爪35は、紙送
り伝エ歯車39に噛合する歯車38aを有し活
字軸22に軸承された紙送り駆動歯車38に設
けられた軸38bに軸承され、一端を紙送り駆
動歯車38に固定されたばね40により矢印F
方向に付勢されている。更に紙送りクラツチ爪
35は紙送りクラツチ爪車37の外周に規則正
しく配設された歯37aに噛合する爪35bを
有する。紙送り歯車47は紙送りローラ49を
固着した軸48に固着され、軸32に軸承され
た紙送り伝エ歯車39と噛合する。
fと係合する13a部、トリガレバ23の23
bと係合する13b部、紙送りクラツチ爪35
の35aと係合する13c部、位置決め板41
の突起41bと係合する突起13d、第2制御
部材である印字歯車15の端面カム15aと係
合する13e部とから成り軸19に軸着されて
いる。そして復帰レバ13の13f部とフレー
ム5aの突起5dに復帰レバばね34が張設さ
れており、復帰レバ13を矢印D及びE方向に
付勢している。紙送りクラツチ爪35は、紙送
り伝エ歯車39に噛合する歯車38aを有し活
字軸22に軸承された紙送り駆動歯車38に設
けられた軸38bに軸承され、一端を紙送り駆
動歯車38に固定されたばね40により矢印F
方向に付勢されている。更に紙送りクラツチ爪
35は紙送りクラツチ爪車37の外周に規則正
しく配設された歯37aに噛合する爪35bを
有する。紙送り歯車47は紙送りローラ49を
固着した軸48に固着され、軸32に軸承され
た紙送り伝エ歯車39と噛合する。
以上の要素により紙送り、キヤリツジ復帰機
構2は構成される。
構2は構成される。
(3) キヤリツジ
外周に活字50a、活字50aの内側に突出
部50bを有する活字ベルト50、活字51a
突出部51bを有する活字ベルト51、活字5
2a突出部52bを有する活字ベルト52は活
字軸22に摺動可能、回転不可能に取着された
活字ホルダ53に装着されている。活字ホルダ
53は円筒形状であり外周に活字ベルト50,
51,52の突出部50b,51b,52bが
それぞれ緩嵌されるように穴が設けられてい
る。活字ベルト50,51,51は弾性体であ
るゴム等により作られている。活字ホルダ53
はキヤリツジフレーム54に一定量移動可能に
保持され活字ばね65により反矢印H方向に付
勢されている。キヤリツジフレーム54は活字
軸22、印字軸14により案内され矢印H方向
に移動可能である。ハンマ55はキヤリツジフ
レーム54に設けられた軸54aに軸承されハ
ンマ55、キヤリツジフレーム54間に装着さ
れたハンマばね56により矢印I方向に付勢さ
れている。更にハンマ55の一端55a部は活
字ベルト50又は51,52の突出部50b又
は51b,52bと係合し他端54bは一端6
1aが固着され他端61bが移動可能に66a
で保持されたリミツタばね61を装着しキヤリ
ツジフレーム54に設けられた軸54dに軸承
された伝達レバ60の60bと係合している。
更にハンマ55は55c,55d部及び活字ホ
ルダ53の53bにより矢印M方向(第6図)
の動きが規正されている。リミツタばね61の
61c部はキヤリツジフレーム54の54b,
54c部に挾持され印字軸14に回転不可能、
摺動可能に装着された印字桁上げカム57の端
面カム57aに係合している。印字桁上げカム
57は更に外周に位置決め板41の歯41aと
噛合する1条のカム57bを有する。
部50bを有する活字ベルト50、活字51a
突出部51bを有する活字ベルト51、活字5
2a突出部52bを有する活字ベルト52は活
字軸22に摺動可能、回転不可能に取着された
活字ホルダ53に装着されている。活字ホルダ
53は円筒形状であり外周に活字ベルト50,
51,52の突出部50b,51b,52bが
それぞれ緩嵌されるように穴が設けられてい
る。活字ベルト50,51,51は弾性体であ
るゴム等により作られている。活字ホルダ53
はキヤリツジフレーム54に一定量移動可能に
保持され活字ばね65により反矢印H方向に付
勢されている。キヤリツジフレーム54は活字
軸22、印字軸14により案内され矢印H方向
に移動可能である。ハンマ55はキヤリツジフ
レーム54に設けられた軸54aに軸承されハ
ンマ55、キヤリツジフレーム54間に装着さ
れたハンマばね56により矢印I方向に付勢さ
れている。更にハンマ55の一端55a部は活
字ベルト50又は51,52の突出部50b又
は51b,52bと係合し他端54bは一端6
1aが固着され他端61bが移動可能に66a
で保持されたリミツタばね61を装着しキヤリ
ツジフレーム54に設けられた軸54dに軸承
された伝達レバ60の60bと係合している。
更にハンマ55は55c,55d部及び活字ホ
ルダ53の53bにより矢印M方向(第6図)
の動きが規正されている。リミツタばね61の
61c部はキヤリツジフレーム54の54b,
54c部に挾持され印字軸14に回転不可能、
摺動可能に装着された印字桁上げカム57の端
面カム57aに係合している。印字桁上げカム
57は更に外周に位置決め板41の歯41aと
噛合する1条のカム57bを有する。
以上の要素によりキヤリツジ3は構成されてい
る。
る。
次いて一連の動作を説明する。
(1) 初期設定
選択、印字を開始する以前に初期設定をす
る。後述する方法で印字桁上げカム57のカム
57bと位置決め板41の歯41aとの噛合を
解き(第10図二点鎖線)、一端をキヤリツジ
フレーム54の54fに、他端をフレーム5に
固定された軸58に軸承されたばねガイドロー
ラ59により方向を変え、フレーム5に設けら
れたばね掛5cに取着されキヤリツジ3を反矢
印H方向に付勢する復帰ばね63により、キヤ
リツジ3を反矢印H方向に移動しキヤリツジフ
レーム54の54g部をフレーム5bに固着さ
れたキヤリツジストツパ64に当接させる(第
1図)。この時活字ホルダ53の53a部も活
字ばね65によりキヤリツジストツパ64に当
接しハンマ55の55b部が活字ベルト50と
対応する位置に停止する(第1図)。選択爪1
2は斜面12f、及び選択爪ばね20により爪
12aがカム11cの切り欠き11b部を係止
し、爪12cは選択爪車21の歯21aより逃
げている(第2図実線)。トリガレバ23はト
リガレバばね25により23b部が復帰レバ1
3の13b部に当接した位置で待機する(第
2,3図実線)。
る。後述する方法で印字桁上げカム57のカム
57bと位置決め板41の歯41aとの噛合を
解き(第10図二点鎖線)、一端をキヤリツジ
フレーム54の54fに、他端をフレーム5に
固定された軸58に軸承されたばねガイドロー
ラ59により方向を変え、フレーム5に設けら
れたばね掛5cに取着されキヤリツジ3を反矢
印H方向に付勢する復帰ばね63により、キヤ
リツジ3を反矢印H方向に移動しキヤリツジフ
レーム54の54g部をフレーム5bに固着さ
れたキヤリツジストツパ64に当接させる(第
1図)。この時活字ホルダ53の53a部も活
字ばね65によりキヤリツジストツパ64に当
接しハンマ55の55b部が活字ベルト50と
対応する位置に停止する(第1図)。選択爪1
2は斜面12f、及び選択爪ばね20により爪
12aがカム11cの切り欠き11b部を係止
し、爪12cは選択爪車21の歯21aより逃
げている(第2図実線)。トリガレバ23はト
リガレバばね25により23b部が復帰レバ1
3の13b部に当接した位置で待機する(第
2,3図実線)。
(2) 一桁目の選択
モータ6の回転によりモータ歯車7が矢印J
方向に回転し減速歯車8、遊星歯車10をそれ
ぞれ矢印K,L方向に回転させる。この時印字
切換カム11は爪12aにより係止されている
為内歯車11aは回転できず遊星歯車10は太
陽歯車8c上を自転しながら公転し選択駆動歯
車9を遊星軸9aを介して矢印K方向に回転さ
せる。選択駆動歯車9の回転は選択歯車21を
反矢印C方向に回転させ、電磁クラツチ継鉄2
8、活字軸22、活字ホルダ53を回転させ
る。所望の活字の選択は活字50aに対応して
活字位置信号を発生させる活字軸22に固着さ
れた検出板66及びフレームに固定されたブラ
シ67からなる検出器67で発生した活字位置
信号を使いコイル29への通電を制御して行な
う。所望の活字がフレーム5a,5bに装架さ
れたプラテン44に対向する少し前にコイル2
9に通電する。コイル29に通電されるとトリ
ガ板27は電磁クラツチ継鉄28に吸着され電
磁クラツチ継鉄28と共に回転する。トリガ板
27が回転を開始するとピン23cで係止され
たトリガレバ23もトリガレバばね25のばね
力に逆らいながら反矢印C方向に回転する。ト
リガレバ23の回転は23a部により選択爪1
2を矢印B方向に回転させ爪12cを選択爪車
21bの歯に噛合させ選択爪車21bの回転を
停止する(第2図鎖線)。選択爪車21bが係
止されると活字軸22、活字ホルダ53の回転
も停止し所望の活字50aがプラテン44の対
向面に停止し選択は終了する(第6図)。
方向に回転し減速歯車8、遊星歯車10をそれ
ぞれ矢印K,L方向に回転させる。この時印字
切換カム11は爪12aにより係止されている
為内歯車11aは回転できず遊星歯車10は太
陽歯車8c上を自転しながら公転し選択駆動歯
車9を遊星軸9aを介して矢印K方向に回転さ
せる。選択駆動歯車9の回転は選択歯車21を
反矢印C方向に回転させ、電磁クラツチ継鉄2
8、活字軸22、活字ホルダ53を回転させ
る。所望の活字の選択は活字50aに対応して
活字位置信号を発生させる活字軸22に固着さ
れた検出板66及びフレームに固定されたブラ
シ67からなる検出器67で発生した活字位置
信号を使いコイル29への通電を制御して行な
う。所望の活字がフレーム5a,5bに装架さ
れたプラテン44に対向する少し前にコイル2
9に通電する。コイル29に通電されるとトリ
ガ板27は電磁クラツチ継鉄28に吸着され電
磁クラツチ継鉄28と共に回転する。トリガ板
27が回転を開始するとピン23cで係止され
たトリガレバ23もトリガレバばね25のばね
力に逆らいながら反矢印C方向に回転する。ト
リガレバ23の回転は23a部により選択爪1
2を矢印B方向に回転させ爪12cを選択爪車
21bの歯に噛合させ選択爪車21bの回転を
停止する(第2図鎖線)。選択爪車21bが係
止されると活字軸22、活字ホルダ53の回転
も停止し所望の活字50aがプラテン44の対
向面に停止し選択は終了する(第6図)。
(3) 1桁目の活字、及び桁上げ
トリガレバ23の回転により選択爪12が矢
印B方向に回転し所望の活字を選択すると同時
に爪12aと切り欠き11bの係止がはずれ印
字切換カム11の回転が自由となる。この時爪
12cにより選択爪車21bの回転が停止され
ている為選択歯車21、選択駆動歯車9の回転
も停止する。その為遊星歯車10の回転は内歯
車11aつまり印字切換カム11を矢印P方向
に回転させる。印字切換カム11の回転は印字
歯車15、印字軸14、印字桁上げカム57を
回転させる。印字桁上げカム57が回転すると
端面カム57aのカムリードによりリミツタば
ね61、伝達レバ60を介してハンマ55を反
矢印I方向に回転させハンマ55の55a部が
活字ベルト50の突出部50bと係合し活字ベ
ルト50を内側より突出させ活字50aを印刷
紙45を介してプラテン44に押圧し印字する
(第6図二点鎖線)。この時部品精度のバラツキ
等によりハンマ55の55aとプラテン44と
の距離が変化しても活字50aの押圧力が一定
になるようにリミツタばね61は作用する。更
に活字50aの回転方向の停止位置のバラツキ
はハンマ55の55c,55d及び活字ホルダ
53の53bで矯正され印字された活字の行方
向の並びは極めてバラツキの少ない物となる。
尚活字50aの表面には周知の方法によりイン
クロール等(図示なし)でインクが塗付されて
いる。第7図に印字切換カム11、即ち印字軸
14の一回転の各要素の動作のタイムチヤート
を示す。101はコイル29への通電、102
はトリガレバ23、103は選択爪12の動
作、104は活字軸22の回転、105は印字
切換カム11、印字軸14の回転、106は印
字桁上カム57の57aのカムリード、107
は印字桁上カム57の57bのカムリード、1
08は復帰レバ13の矢印D方向への動作、1
09は復帰レバ13の矢印E方向への回転動
作、110は位置決め板41の動作を示す。コ
イル29への通電は選択爪12が作動状態(鎖
線)になると切られる(第7図実線)が選択爪
12は斜面12e及び選択爪ばね20により作
動状態を保つ。トリガレバ23はコイル29へ
の通電が切られトリガ板27の回転が自由とな
る為トリガレバばね25の作用により矢印C方
向に回転し待機状態(第2図実線)に復帰す
る。印字歯車15が回転を開始するとすぐに印
字歯車15に設けられた端面カム15aにより
復帰レバ13は反矢印D方向に移動し突起13
dと位置決め板41の突起41bとの噛合がは
ずれ位置決め板41は回転自在となりフレーム
5に固着された板ばね46により矢印Q方向に
回転し歯41aが印字桁上げカム57の57b
と噛合する(第10図実線)。印字切換カム1
1のカム11fが100°回転すると切り欠き部1
1hが復帰レバ13の13aと対応するが復帰
レバ、1,3はトリガレバ23がすでに待機状
態に復帰しているため23bにより13bが係
止され回転動作しない。更に復帰レバ13は印
字歯車15のカム15aのリードがなくなつて
矢印D方向に移動するが位置決め板41がすで
に回転しているため突起41bの端面に復帰レ
バ13の突起13dの端面が当接した位置に待
機する。印字軸14が180°回転し印字動作が終
了し更に回転すると印字桁上げカム57のカム
57bは位置決め板41の歯41aに噛合して
いるためカムリードにより印字桁上げカム57
は矢印H方向に移動する。印字桁上げカム57
が移動すると印字桁上げカム57を挾持するキ
ヤリツジフレーム54も同時に移動するが活字
ホルダ53とキヤリツジフレーム54gとの間
に隙間δ1(第1図)がありキヤリツジフレーム
54は移動するが活字ホルダ53は活字ばね6
5の作用によりキヤリツジストツパ64に53
a部が当接した状態が保たれる(第8図)。こ
の時ハンマ55の55a部は活字ベルト51と
対応している。印字切換カム11が約330°回転
するとカム11eの突出部11dと爪12bが
係合し選択爪12は反矢印B方向に回転させら
れ再び印字切換カム11を係止し印字、桁上げ
は終了する。この時選択爪には斜面にfと選択
爪ばね20の作用により待機状態(実線)を保
持する。
印B方向に回転し所望の活字を選択すると同時
に爪12aと切り欠き11bの係止がはずれ印
字切換カム11の回転が自由となる。この時爪
12cにより選択爪車21bの回転が停止され
ている為選択歯車21、選択駆動歯車9の回転
も停止する。その為遊星歯車10の回転は内歯
車11aつまり印字切換カム11を矢印P方向
に回転させる。印字切換カム11の回転は印字
歯車15、印字軸14、印字桁上げカム57を
回転させる。印字桁上げカム57が回転すると
端面カム57aのカムリードによりリミツタば
ね61、伝達レバ60を介してハンマ55を反
矢印I方向に回転させハンマ55の55a部が
活字ベルト50の突出部50bと係合し活字ベ
ルト50を内側より突出させ活字50aを印刷
紙45を介してプラテン44に押圧し印字する
(第6図二点鎖線)。この時部品精度のバラツキ
等によりハンマ55の55aとプラテン44と
の距離が変化しても活字50aの押圧力が一定
になるようにリミツタばね61は作用する。更
に活字50aの回転方向の停止位置のバラツキ
はハンマ55の55c,55d及び活字ホルダ
53の53bで矯正され印字された活字の行方
向の並びは極めてバラツキの少ない物となる。
尚活字50aの表面には周知の方法によりイン
クロール等(図示なし)でインクが塗付されて
いる。第7図に印字切換カム11、即ち印字軸
14の一回転の各要素の動作のタイムチヤート
を示す。101はコイル29への通電、102
はトリガレバ23、103は選択爪12の動
作、104は活字軸22の回転、105は印字
切換カム11、印字軸14の回転、106は印
字桁上カム57の57aのカムリード、107
は印字桁上カム57の57bのカムリード、1
08は復帰レバ13の矢印D方向への動作、1
09は復帰レバ13の矢印E方向への回転動
作、110は位置決め板41の動作を示す。コ
イル29への通電は選択爪12が作動状態(鎖
線)になると切られる(第7図実線)が選択爪
12は斜面12e及び選択爪ばね20により作
動状態を保つ。トリガレバ23はコイル29へ
の通電が切られトリガ板27の回転が自由とな
る為トリガレバばね25の作用により矢印C方
向に回転し待機状態(第2図実線)に復帰す
る。印字歯車15が回転を開始するとすぐに印
字歯車15に設けられた端面カム15aにより
復帰レバ13は反矢印D方向に移動し突起13
dと位置決め板41の突起41bとの噛合がは
ずれ位置決め板41は回転自在となりフレーム
5に固着された板ばね46により矢印Q方向に
回転し歯41aが印字桁上げカム57の57b
と噛合する(第10図実線)。印字切換カム1
1のカム11fが100°回転すると切り欠き部1
1hが復帰レバ13の13aと対応するが復帰
レバ、1,3はトリガレバ23がすでに待機状
態に復帰しているため23bにより13bが係
止され回転動作しない。更に復帰レバ13は印
字歯車15のカム15aのリードがなくなつて
矢印D方向に移動するが位置決め板41がすで
に回転しているため突起41bの端面に復帰レ
バ13の突起13dの端面が当接した位置に待
機する。印字軸14が180°回転し印字動作が終
了し更に回転すると印字桁上げカム57のカム
57bは位置決め板41の歯41aに噛合して
いるためカムリードにより印字桁上げカム57
は矢印H方向に移動する。印字桁上げカム57
が移動すると印字桁上げカム57を挾持するキ
ヤリツジフレーム54も同時に移動するが活字
ホルダ53とキヤリツジフレーム54gとの間
に隙間δ1(第1図)がありキヤリツジフレーム
54は移動するが活字ホルダ53は活字ばね6
5の作用によりキヤリツジストツパ64に53
a部が当接した状態が保たれる(第8図)。こ
の時ハンマ55の55a部は活字ベルト51と
対応している。印字切換カム11が約330°回転
するとカム11eの突出部11dと爪12bが
係合し選択爪12は反矢印B方向に回転させら
れ再び印字切換カム11を係止し印字、桁上げ
は終了する。この時選択爪には斜面にfと選択
爪ばね20の作用により待機状態(実線)を保
持する。
(4) 2桁目の選択
選択爪12が反矢印B方向に回転し印字切換
カム11を係止すると同時に爪12cと選択爪
車21bとの係止が解かれ前記1桁目の選択で
詳説したように再び選択歯車21が回転を再会
し所望の活字の選択がなされる。この時1桁目
の選択と違う点は1桁目では選択される所望の
活字は活字ベルト50に設けた活字群より選ば
れたが2桁目では第8図に示すように活字ベル
ト51に設けられた活字群より選択される。
カム11を係止すると同時に爪12cと選択爪
車21bとの係止が解かれ前記1桁目の選択で
詳説したように再び選択歯車21が回転を再会
し所望の活字の選択がなされる。この時1桁目
の選択と違う点は1桁目では選択される所望の
活字は活字ベルト50に設けた活字群より選ば
れたが2桁目では第8図に示すように活字ベル
ト51に設けられた活字群より選択される。
(5) 2桁目の印字、及び桁上げ
印字は前記詳説した1桁目の印字と同様にな
される。違う点は1桁目では活字ベルト50を
内側より突出させプラテン44に押圧して印字
したが2桁目では第8図に示すように活字ベル
ト51を内側より突出させプラテン44に押圧
し印字することである。桁上げは1桁目の桁上
げと同様に印字桁上げカム57のカム57bの
カムリードと位置決め板41の歯41aとより
キヤリツジフレーム54が矢印H方向に移動し
てなされる。この時前回と違う点は活字ホルダ
53とキヤリツジフレーム54gとの隙間δ2は
桁上げピツチより僅か小さめに設定してある為
活字ホルダ53はキヤリツジフレーム54と当
接し僅か矢印H方向に移動しハンマ55の55
b部と活字ベルト52が対応する(第9図)。
印字歯車15が回転を開始しカム15aにより
復帰レバ13を反矢印D方向に移動させるが復
帰レバ13と位置決め板41の噛合はすでに解
除されているため位置決め板41の動作にはな
んら影響しない。
される。違う点は1桁目では活字ベルト50を
内側より突出させプラテン44に押圧して印字
したが2桁目では第8図に示すように活字ベル
ト51を内側より突出させプラテン44に押圧
し印字することである。桁上げは1桁目の桁上
げと同様に印字桁上げカム57のカム57bの
カムリードと位置決め板41の歯41aとより
キヤリツジフレーム54が矢印H方向に移動し
てなされる。この時前回と違う点は活字ホルダ
53とキヤリツジフレーム54gとの隙間δ2は
桁上げピツチより僅か小さめに設定してある為
活字ホルダ53はキヤリツジフレーム54と当
接し僅か矢印H方向に移動しハンマ55の55
b部と活字ベルト52が対応する(第9図)。
印字歯車15が回転を開始しカム15aにより
復帰レバ13を反矢印D方向に移動させるが復
帰レバ13と位置決め板41の噛合はすでに解
除されているため位置決め板41の動作にはな
んら影響しない。
(6) 3桁目の選択
2桁目の選択と同様になされる。2桁目と違
う点は2桁目では選択される活字が活字ベルト
51の活字群からであつたが3桁目では活字ベ
ルト52の活字群より選択される(第9図)。
う点は2桁目では選択される活字が活字ベルト
51の活字群からであつたが3桁目では活字ベ
ルト52の活字群より選択される(第9図)。
(7) 3桁目の印字、及び桁上げ
印字は2桁目と同様になされる。2桁目と違
う点は内側より突出されプラテン44に押圧印
字される活字が活字ベルト52の活字群の活字
である点である。桁上げも2桁目と同様になさ
れる。2桁目と違う点はキヤリツジフレーム5
4は1桁分移動するが、この時活字ホルダ53
とキヤリツジフレーム54はすでに当接してい
る為第9図に示す状態(活字ベルト52にハン
マ55の55a部が対応)で移動する。
う点は内側より突出されプラテン44に押圧印
字される活字が活字ベルト52の活字群の活字
である点である。桁上げも2桁目と同様になさ
れる。2桁目と違う点はキヤリツジフレーム5
4は1桁分移動するが、この時活字ホルダ53
とキヤリツジフレーム54はすでに当接してい
る為第9図に示す状態(活字ベルト52にハン
マ55の55a部が対応)で移動する。
(8) 4桁目以後の選択、印字、桁上げ
前記詳説した(6)、(7)の繰り返しによりなされ
る。
る。
(9) 最上位桁の選択、印字及び紙送り、キヤリツ
ジ復帰 タイムチヤート(第7図)は二点鎖線に対
応。
ジ復帰 タイムチヤート(第7図)は二点鎖線に対
応。
選択は前回と同様になされるが最上位桁では、
コイル29の通電はすぐに切られずタイムチヤー
ト(第7図)の101二点鎖線に示すように印字
切換カム11が145°回転するまで通電が保持され
る。印字切換カム11が100°回転すると復帰レバ
13は13aとカム11fの切り欠き11hが対
応し更に印字歯車15のカム15aとの係合が解
かれる。この時トリガレバ23はコイル29への
通電が切られていない為作動状態(第2,3,7
図二点鎖線)が保たれている。その為復帰レバ1
3は復帰レバばね34により矢印E方向に回転す
る(第3図二点鎖線)と共に矢印D方向に移動す
る。復帰レバ13が回転すると13c部と紙送り
クラツチ爪35の35a部との係止が解かれる。
紙送りクラツチ爪35は係止が解かれるとばね4
0の作用により矢印F方向に回転し爪35bと紙
送りクラツチ爪車37の歯37aに噛合する(第
3図二点鎖線)。この時活字軸22は回転が停止
している為紙送りクラツチ爪車37も回転が停止
しているが歯37aは活字ベルト50の活字50
aと対応し更に停止位置では爪35bと噛合する
ように設けてある為、爪35bと歯37aは噛合
する。印字切換カム11が190°回転すると復帰レ
バ13はカム11fのカムリード11iにより反
矢印E方向に回転し待機状態に復帰するが紙送り
クラツチ爪35が作動している為13c部が紙送
りクラツチ爪35の35d部に復帰し紙送りクラ
ツチ爪35の作動状態は保たれる。又キヤリツジ
復帰は次のようになされる。復帰レバ13が矢印
E方向に回転すると共に矢印D方向に移動すると
復帰レバ13の突起13d、凹部13fが位置決
め板41の凹部41c、突起41bとそれぞれ対
向し噛合する。印字切換カム11が190°回転する
とカムリード11iにより復帰レバ13は反矢印
E方向に回転し待機状態に復帰する。この時位置
決め板41は復帰レバ13と噛合している為反矢
印Q方向に回転させられ印字桁上カム57のカム
57bと位置決め板41の歯41aとの噛合が解
かれた状態に保持される(第10図二点鎖線)。
位置決め板41と印字桁上げカム57の噛合が解
かれるとキヤリツジ3は復帰ばね63の作用によ
り待機状態(1桁目)に復帰する。トリガレバ2
3はコイル29の通電が切られるとトリガレバば
ね25の作用により待機状態に復帰する。印字切
換カム11が1回転して再び活字軸22が回転を
開始すると紙送りクラツチ爪車37も回転する。
この時歯37aに紙送りクラツチ爪35の爪35
bが噛合している為紙送りクラツチ爪35、紙送
りクラツチ爪35を軸38bで軸承している紙送
り駆動歯車38も矢印R方向に回転する。紙送り
駆動歯車38が1回転すると復帰レバ13の13
c部と紙送りクラツチ爪35の35a部が再び係
合し紙送りクラツチ爪35と紙送りクラツチ爪車
37との噛合が解かれ紙送り駆動歯車38の回転
は停止する。紙送り駆動歯車38の回転は紙送り
伝エ歯車39を介し紙送り歯車47、紙送り軸4
8、紙送りローラ49を回転させ紙送りローラ4
9により印刷紙45が1行分送られる。
コイル29の通電はすぐに切られずタイムチヤー
ト(第7図)の101二点鎖線に示すように印字
切換カム11が145°回転するまで通電が保持され
る。印字切換カム11が100°回転すると復帰レバ
13は13aとカム11fの切り欠き11hが対
応し更に印字歯車15のカム15aとの係合が解
かれる。この時トリガレバ23はコイル29への
通電が切られていない為作動状態(第2,3,7
図二点鎖線)が保たれている。その為復帰レバ1
3は復帰レバばね34により矢印E方向に回転す
る(第3図二点鎖線)と共に矢印D方向に移動す
る。復帰レバ13が回転すると13c部と紙送り
クラツチ爪35の35a部との係止が解かれる。
紙送りクラツチ爪35は係止が解かれるとばね4
0の作用により矢印F方向に回転し爪35bと紙
送りクラツチ爪車37の歯37aに噛合する(第
3図二点鎖線)。この時活字軸22は回転が停止
している為紙送りクラツチ爪車37も回転が停止
しているが歯37aは活字ベルト50の活字50
aと対応し更に停止位置では爪35bと噛合する
ように設けてある為、爪35bと歯37aは噛合
する。印字切換カム11が190°回転すると復帰レ
バ13はカム11fのカムリード11iにより反
矢印E方向に回転し待機状態に復帰するが紙送り
クラツチ爪35が作動している為13c部が紙送
りクラツチ爪35の35d部に復帰し紙送りクラ
ツチ爪35の作動状態は保たれる。又キヤリツジ
復帰は次のようになされる。復帰レバ13が矢印
E方向に回転すると共に矢印D方向に移動すると
復帰レバ13の突起13d、凹部13fが位置決
め板41の凹部41c、突起41bとそれぞれ対
向し噛合する。印字切換カム11が190°回転する
とカムリード11iにより復帰レバ13は反矢印
E方向に回転し待機状態に復帰する。この時位置
決め板41は復帰レバ13と噛合している為反矢
印Q方向に回転させられ印字桁上カム57のカム
57bと位置決め板41の歯41aとの噛合が解
かれた状態に保持される(第10図二点鎖線)。
位置決め板41と印字桁上げカム57の噛合が解
かれるとキヤリツジ3は復帰ばね63の作用によ
り待機状態(1桁目)に復帰する。トリガレバ2
3はコイル29の通電が切られるとトリガレバば
ね25の作用により待機状態に復帰する。印字切
換カム11が1回転して再び活字軸22が回転を
開始すると紙送りクラツチ爪車37も回転する。
この時歯37aに紙送りクラツチ爪35の爪35
bが噛合している為紙送りクラツチ爪35、紙送
りクラツチ爪35を軸38bで軸承している紙送
り駆動歯車38も矢印R方向に回転する。紙送り
駆動歯車38が1回転すると復帰レバ13の13
c部と紙送りクラツチ爪35の35a部が再び係
合し紙送りクラツチ爪35と紙送りクラツチ爪車
37との噛合が解かれ紙送り駆動歯車38の回転
は停止する。紙送り駆動歯車38の回転は紙送り
伝エ歯車39を介し紙送り歯車47、紙送り軸4
8、紙送りローラ49を回転させ紙送りローラ4
9により印刷紙45が1行分送られる。
続いて次の行を印字する場合には前記(2)〜(9)を
繰り返せばよい。
繰り返せばよい。
尚、電卓等に使用される場合には活字ベルト5
0,51にシンボルを、活字ベルト52に数字を
配置すれば1、2桁目にシンボル、3桁目以上に
は数字を印字することができる。
0,51にシンボルを、活字ベルト52に数字を
配置すれば1、2桁目にシンボル、3桁目以上に
は数字を印字することができる。
以上説明したように本発明によれば、選択機構
に変換機構の2つの出力を交互に捕捉係止する係
止部材(選択爪12)を設け、係止部材を待機状
態と作動状態の2つの状態のどちらか一方に保持
する作用部材(選択爪ばね20)を設け、電磁ト
リガ部材により待機状態から作動状態に作動させ
られた状態を作用部材により保ち、印字機構に接
続される第2出力側に印字、桁上げ動作終了時に
復帰駆動部材(印字切換カム11の突出部11d
で係止部材を作動状態から待機状態に復帰させ再
び第2出力を捕捉係止すると共に作用部材により
係止部材の待機状態を保つという極めて簡単な構
造で選択、印字の切り換えが可能となり部品点数
が削減され装置の小型、軽量化が図れポケツト電
卓等に使用可能の印刷装置が容易に提供できる。
更には電磁トリガ部材への通電は係止部材が待機
状態から作動状態になるばすぐに切ることができ
るため消費電力の低減が図れる。
に変換機構の2つの出力を交互に捕捉係止する係
止部材(選択爪12)を設け、係止部材を待機状
態と作動状態の2つの状態のどちらか一方に保持
する作用部材(選択爪ばね20)を設け、電磁ト
リガ部材により待機状態から作動状態に作動させ
られた状態を作用部材により保ち、印字機構に接
続される第2出力側に印字、桁上げ動作終了時に
復帰駆動部材(印字切換カム11の突出部11d
で係止部材を作動状態から待機状態に復帰させ再
び第2出力を捕捉係止すると共に作用部材により
係止部材の待機状態を保つという極めて簡単な構
造で選択、印字の切り換えが可能となり部品点数
が削減され装置の小型、軽量化が図れポケツト電
卓等に使用可能の印刷装置が容易に提供できる。
更には電磁トリガ部材への通電は係止部材が待機
状態から作動状態になるばすぐに切ることができ
るため消費電力の低減が図れる。
第1図は本発明による印刷装置の平断面図、第
2図は選択機構の側面図、第3図は紙送り、キヤ
リツジ復帰機構の側面図、第4図は選択機構、紙
送り、キヤリツジ復帰機構の第1図矢印A方向下
面から見た斜視図、第5図はキヤリツジ復帰機構
の平断面図、第6図は活字部材の側断面図、第7
図はタイムチヤート、第8図はキヤリツジが2桁
目の状態図、第9図はキヤリツジが3桁目の状態
図、第10図は桁上げ機構の側断面図である。 1……選択機構、2……紙送りキヤリツジ復帰
機構、3……キヤリツジ、6……モータ、8……
減速歯車、9……選択駆動歯車、10……遊星歯
車、11……印字切換カム、12……選択爪、1
3……復帰レバ、14……印字軸、21……選択
歯車、22……活字軸、23……トリガレバ、2
7……トリガ板、28……電磁クラツチ継鉄、2
9……コイル、35……紙送りクラツチ爪、37
……紙送りクラツチ爪車、38……紙送り駆動歯
車、41……位置決め板、50,51,52……
活字ベルト、53……活字ホルダ、54……キヤ
リツジフレーム、55……ハンマ、57……印字
桁上げカム。
2図は選択機構の側面図、第3図は紙送り、キヤ
リツジ復帰機構の側面図、第4図は選択機構、紙
送り、キヤリツジ復帰機構の第1図矢印A方向下
面から見た斜視図、第5図はキヤリツジ復帰機構
の平断面図、第6図は活字部材の側断面図、第7
図はタイムチヤート、第8図はキヤリツジが2桁
目の状態図、第9図はキヤリツジが3桁目の状態
図、第10図は桁上げ機構の側断面図である。 1……選択機構、2……紙送りキヤリツジ復帰
機構、3……キヤリツジ、6……モータ、8……
減速歯車、9……選択駆動歯車、10……遊星歯
車、11……印字切換カム、12……選択爪、1
3……復帰レバ、14……印字軸、21……選択
歯車、22……活字軸、23……トリガレバ、2
7……トリガ板、28……電磁クラツチ継鉄、2
9……コイル、35……紙送りクラツチ爪、37
……紙送りクラツチ爪車、38……紙送り駆動歯
車、41……位置決め板、50,51,52……
活字ベルト、53……活字ホルダ、54……キヤ
リツジフレーム、55……ハンマ、57……印字
桁上げカム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 モータに接続され該モータの回転を第1出
力、第2出力に変換する差動機構と、前記第1、
第2出力を交互に出力する選択機構とを有し、前
記第1出力が活字部材に、前記第2出力が前記活
字部材と係合して印刷紙に印字する印字機構に接
続された印刷装置に於て、 前記選択機構は前記第1、第2出力を交互に捕
捉係止する選択爪12と、該選択爪が待機位置ま
たは作動位置の2つの安定位置に保持される選択
爪ばね20と、前記選択爪を待機位置から作動位
置に変位させる電磁トリガ部材と、前記選択爪を
作動位置から待機位置に復帰させる復帰駆動部材
11とを有することを特徴とする印刷装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2697882A JPS58145484A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | 印刷装置 |
US06/375,777 US4449835A (en) | 1981-05-07 | 1982-05-06 | Printing device |
DE8282302342T DE3271882D1 (en) | 1981-05-07 | 1982-05-07 | Printing device, e.g. for use with a pocket computer |
EP82302342A EP0065836B1 (en) | 1981-05-07 | 1982-05-07 | Printing device, e.g. for use with a pocket computer |
HK117/89A HK11789A (en) | 1981-05-07 | 1989-02-09 | Printing device,e.g.for use with a pocket computer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2697882A JPS58145484A (ja) | 1982-02-22 | 1982-02-22 | 印刷装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58145484A JPS58145484A (ja) | 1983-08-30 |
JPH0357876B2 true JPH0357876B2 (ja) | 1991-09-03 |
Family
ID=12208242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2697882A Granted JPS58145484A (ja) | 1981-05-07 | 1982-02-22 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58145484A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6189851A (ja) * | 1984-10-09 | 1986-05-08 | Alps Electric Co Ltd | プリンタ− |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5668822A (en) * | 1979-11-08 | 1981-06-09 | Toshiba Corp | Keyboard control system |
-
1982
- 1982-02-22 JP JP2697882A patent/JPS58145484A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5668822A (en) * | 1979-11-08 | 1981-06-09 | Toshiba Corp | Keyboard control system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58145484A (ja) | 1983-08-30 |
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