JPH0357820B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0357820B2
JPH0357820B2 JP59071071A JP7107184A JPH0357820B2 JP H0357820 B2 JPH0357820 B2 JP H0357820B2 JP 59071071 A JP59071071 A JP 59071071A JP 7107184 A JP7107184 A JP 7107184A JP H0357820 B2 JPH0357820 B2 JP H0357820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
recesses
cutting device
roller
discs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59071071A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59199055A (ja
Inventor
Gorutohanmeru Aruberuto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Feinwerktechnik Schleicher and Co
Original Assignee
Feinwerktechnik Schleicher and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Feinwerktechnik Schleicher and Co filed Critical Feinwerktechnik Schleicher and Co
Publication of JPS59199055A publication Critical patent/JPS59199055A/ja
Publication of JPH0357820B2 publication Critical patent/JPH0357820B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C18/00Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments
    • B02C18/0007Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments specially adapted for disintegrating documents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C18/00Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments
    • B02C18/06Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives
    • B02C18/14Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives within horizontal containers
    • B02C18/142Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives within horizontal containers with two or more inter-engaging rotatable cutter assemblies
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C18/00Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments
    • B02C18/06Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments with rotating knives
    • B02C18/16Details
    • B02C18/18Knives; Mountings thereof
    • B02C18/182Disc-shaped knives

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特許請求の範囲第1項の前提部分に
記載の、書類などのような扁平材料製物品を寸断
する装置用切断装置に関する。
一般に書類破砕機とも呼ばれるこの種の寸断装
置は大抵、互いに係合し合う切断円板を持つ逆向
きの切断ローラを有し、これらの切断円板は縦切
断機として共同作用して、切断すべき物品を長い
条片に切断し、これらの条片の幅は切断円板厚さ
に一致している。ローラが寸断すべき物品を一層
良く捕捉することができるように、切断円板が周
囲において部分的に粗くされている。さらに凹所
が互いに或る程度間隔を置いて周囲に設けられて
おり、これらの凹所の中へ寸断すべき物品が引き
込まれるので、寸断すべき物品が横方向において
も回転しすぎにより引き裂かれてしまう。それに
よつて比較的長い細い小片が生じてしまう。
さらに、鋸歯状の切断円板、すなわちほぼ半径
方向の稜と比較的大きい角度をなして突出してい
る稜とを持つ鋸歯輪により寸断ローラを構成する
ことが既に提案されている。歯ピツチ、すなわち
頂部の相互間隔が歯高さの数倍になるこの比較的
扁平な鋸歯輪は、主として寸断すべき物品を一層
良く捕捉するために設けられ、切断円板の両外円
の最大重なり部が歯高さの数倍であつた。切断円
板が互いに同期化されていないこの装置において
は、寸断すべき物品が規定されたようには寸断さ
れなかつた。
従来技術による装置は切断過程の間のみならず
空転においても非常に大きなエネルギーを必要と
する。
本発明の課題は、少ないエネルギー消費で寸断
すべき物品を比較的小さい小片に寸断する切断装
置を提供することである。
この課題は本発明によれば特許請求の範囲第1
項により解決される。
本発明においては同期化および調節によつて、
両方の切断円板のうちの一方の切断円板の歯が他
方の切断円板に対して正確に互い違いの歯で動作
し、さらに、理論重なり面を比較的大きく選ぶこ
とができるけれども、有効重なり面をできるだけ
小さくしておく。この結果、両方の切断円板の半
径方向に測定された重なり寸法を非常に大きく選
ぶことができるけれども、切断装置を駆動するの
に僅かのエネルギー消費で足りる。それによつて
横方向における良好な引き裂きが行なわれるの
で、個々の小片が確実に互いに分離されることが
保証される。このことは特に、非常に粘性の高
い、柔軟な、抵抗力のある紙、例えばプラスチツ
クで被覆された紙、プラスチツク箔などにとつて
重要である、さらに全重なり面と比べて小さい有
効重なり面により摩耗が小さくされる。有効重な
り面と理論重なり面との比は、好ましい実施例に
おいては、0.4より小さい、なるべく0.3より小さ
いのが好ましい。切断された小片を反対側のロー
ラの中間空間へ少し押し込むことにより、低い押
込み力およびかき取り力が必要とされる。有効重
なりが小さい場合は、楔角度、すなわち縦切断過
程における両方の刃先の間の角度が一層鋭くな
り、したがつて一層有利になる。
有効重なり面が、切断円板の外側輪郭に従い、
なるべく長い大部分にわたつて最大重なり寸法の
半分より小さい、なるべく4分の1より小さい幅
のほぼジクザグ状の狭い帯であるのが有利であ
る。それによつて、有効重なり面が切断稜の直接
範囲だけに制限されかつこれらの切断縁の輪郭に
従うように考慮されている。
隣接の切断円板の外周円の間の最大半径方向重
なり寸法が、凹所の3倍、なるべく2倍の深さよ
り小さい場合は、特に有利である。それによつて
有効重なり面と理論重なり面との特に有利な比が
保証され、さらに縦方向における寸断すべき物品
の良好な寸法が得られる。さらに、凹所の深さ
が、凹所(ピツチ)の間の周囲距離の3分の1、
なるべく半分より大きい場合は、非常に有利であ
る。それによつて粘性材料の引き裂きのための特
に大きい寸法を得ることができる。
切断円板の周囲の凹所により占められる部分
が、切断円板の周囲の90%より大きく、なるべく
95%より大きくなり得るのが有利である。凹所の
間において特に縁の鋭い頂部を周囲に形成するこ
とができる。それによつて、凹所の間の周囲距離
により決められる小片長さと付属の寸法の大きさ
との比を最適にすることができる。さらに、縁の
鋭い頂部は、縦引き裂き過程を開始しかつこの引
き裂き過程を所定位置において規定の引き裂き稜
により行なうのを助けるので、小片が一方では確
実に引き裂かれ、他方ではすべての小片が同じ大
きさでかつ同じ形状であり、そのことがこれらの
小片の合成を困難にする。
凹所およびこれらの凹所の間に形成された歯が
対称的形状を持つているのが有利である。これ
は、切断稜の重なりを隣接切断円板によりできる
だけ均一の幅に保つことができるようにする。
凹所およびこれらの凹所の間に形成された歯を
3角形にすることができる。
3角形に近づけることは、歯ができるだけ安定
するように作用するのみならず、さらに有効重な
り面の幅が均一になりかつ重なりと面の大きさの
比が良好になるように作用する。
同じ切断ローラの隣接切断円板の凹所が、切断
ローラ軸線に対して斜めにまたは渦巻線状に配置
され、これらの渦巻線が両方の切断ローラにおい
て逆向きであるようにすることができるのが有利
である。それによつて両方の切断ローラの間の同
期化が行なわれるが(それぞれ互い違いの歯)、
しかし切断ローラ全長にわたつて動く切断部が得
られ、この切断部は、入り込む寸断すべき物品の
一方の縁に振動のない切断部が生ずるように作用
するのみならず、さらに、以下に詳細に述べる、
切断ローラと寸断すべき物品との相互かみ合いも
行なわれ、それによつてこの寸断すべき物品が最
適に運ばれる。切断ローラの傾斜かみ合いによ
り、切断ローラの全長にわたつて少なくともどこ
か或る所で最適のかみ合い状態が得られるように
考慮されている。
切断円板の間の溝の深さを、最大の半径方向重
なり寸法より極く少し大きくするのが好ましい。
切断ローラの外周に形成された頂部と反対側の切
断ローラの溝底部との間隔が、寸断すべき物品の
最大厚さより小さい、なるべく1mmより小さい場
合は、これらの頂部は、引き裂きの際に万一障害
を引き起こしたり、あるいは裂きかけられた小片
が互いにかみ合つたままでつながつているような
特に厚い寸断すべき物品の場合に、これらの頂部
が、対向切断面と共同作用する刃として作用する
ことができる。したがつてこの場合、切断ローラ
の間隔を適当に調節することにより第2の切断作
用を得ることができるが、しかしこの切断作用
は、実際に、ひとりでに引き裂かれなかつた厚い
材料である場合にしか必要でない。横方向に良好
に分離された小片において、頂部にはいずれにせ
よ寸断すべき物品がないので、この付加的切断作
用は起こされず、また起こされる必要もない。こ
の場合、溝底部が切断ローラと共に延びていれば
有利である。したがつて、切断円板のみが動きか
つ中間空間がかき取り片の固定心部分により形成
される多数の構成に対して、この場合は溝底部が
共に動く切断台として作用することができ、この
切断台は同時に小片を切断区域から運び出す。そ
れにも拘らずかき取り片あるいは突き出し片が設
けられている。それらは外部から切断円板の間の
溝に係合する。切断ロールを切断円板と一体に形
成することができる。それによつて、軸上に並べ
られた、金属板から打ち抜かれた個々の切断円板
から成る構成に比べて、組立ての費用がはるかに
少なくなる。ローラ心が切断円板と共に回転する
という事実により、固定してあるかき取り兼間隔
片を持つローラを取り付けた場合に生ずる摩耗が
回避される。
周囲にある凹所の数が非常に大きい、なるべく
15以上であることによつて、特に小さい小片につ
いて配慮している。さらに、運び特性、すなわち
本発明による切断装置において切断間隙に自動的
に導入しながら寸断すべき物品を捕捉することが
特に良好であることが明らかになつた。小片の導
出も切断ローラの形状により助長される。
両方の切断ローラにおける切断円板の共同作用
する切断稜により行なわれる縦切断も改善されて
いる。なぜならば切断ローラの外周の凹凸を大き
くすることにより切断稜が延長され、それによつ
て異なる切断角度および切断速度で切断が行なわ
れるからである。鋭い頂部が溝底部の方へ動作す
るという事実によつて、両方の切断ローラの間に
切断すべき物品が挾まれることはないが、従来の
切断装置においては、確実に紙を通すために、心
と反対側切断円板との大きな間隔について常に配
慮しなければならなかつた。
さらに、切断装置が特に静かに、かつ切り刻む
ことなしに作動することが確認された。切断特性
は特に良好である。なぜならば切断すべき物品が
各小片の最終的分離まで、互いに共同作用する、
外周の凹凸の大きい切断円板により確実に保持さ
れるからである。
好ましい構成の特徴は、図面についての以下の
説明から明らかになり、これらの特徴および特許
請求の範囲の実施態様項の個々の特徴を、本発明
の実施例においてそれだけであるいは組合せによ
り実現することができる。
第1図は書類破砕機など用の切断装置11、す
なわち扁平材料をできるだけ小さい小片になるよ
うに寸断する装置の詳細を示している。切断装置
11は2つの切断ローラ12を持ち、これらの切
断ローラは、この実施例においては、一体に形成
されており、かつ連続した軸の形をした心13と
この心から半径方向に突出した切断円板14とか
ら成り、これらの切断円板は比較的狭い半径方向
フランジの形をしており、これらのフランジの軸
線方向の相互間隔は、これらのフランジの軸線方
向厚さより極く僅か大きい。切断ローラの長さ
は、定常直径の数倍である。これらの切断ローラ
は、外周に大きい凹凸を持つており、個々の円板
およびこれらの円板の間に挿入された間隔片から
構成することもでき、この実施例においては切断
円板が一体形成のフランジとして構成されている
けれども、切断円板は本発明との関係において切
断ローラおよび切断円板と呼ばれる。
切断円板14は外周において3角形の凹所15
の形をした輪郭を持ち、これらの凹所は互いに直
接つながつておりかつこれらの凹所の間に同様に
3角形の歯16を形成し、これらの歯は直線状側
面を持ちかつかどのとがつた頂部17で終わつて
いる。切断円板の軸線方向に向く側面あるいは端
面18を平行しており、歯面19および頂部17
のなす線はほぼ軸線方向に延びている。各切断円
板14の周囲に多数、なるべく15以上、図示した
実施例においては20以上の歯および凹所が設けら
れている。凹所の深さTはこれらの凹所のピツチ
t、すなわち頂部17の間の周囲距離よりたいし
て小さくない(第4図)。それによつて比較的先
の鋭い歯16および深い凹所が得られる。
各切断円板の凹所および頂部は、ピツチが直径
の50倍の大きさである非常に急傾斜の渦巻線を形
成するように、互いに整列されている。それによ
つて凹所および頂部は切断ローラの軸線20に対
して約5°の角度αをなしている。切断ローラにお
ける傾斜または渦巻線は反立向きである。
切断円板は周囲輪郭の両側すなわち歯面19に
切断稜21を形成し、これらの切断稜は他方の切
断ローラ12の切断円板にある切断稜と共同作用
する。このために切断円板は他方の切断ローラの
2つの切断円板の間の溝22に係合して、頂部ま
たはこれらの頂部を結合する外周円23と溝底部
24との間隔Sが非常に小さく、なるべく1mm以
下になるのが好ましい。溝底部24は心13の外
周である。
両方の切断ローラ12が架台25に回転可能に
支持されかつ軸端26に互いにかみ合う歯車27
を持つており、これらの歯車は、切断ローラが同
じ回転速度で逆向きに回転しかつ歯および凹所が
互いに整列されるように作用し、切断円板のそれ
ぞれの歯が反対側の切断ローラの隣接切断円板の
歯に対してピツチtの半分だけずらされ、したが
つて歯が互い違いになつている。この場合、隣接
の歯が渦巻線角度αのために互いに少しずらされ
ているように考慮されていることは勿論のことで
ある。必要ならば、歯車のうちの少なくとも1つ
と軸との間に、図示していない調節装置を設ける
ことにより切断ローラの整列を行なうことができ
る。切断ローラの駆動は、鎖車28および図示し
ていない鎖を介して電動機により行なうことがで
きる。
さらに第4図から分かるように、切断円板14
の相互係合は全重なり寸法いUだけ行なわれ、こ
の全重なり寸法は両方の心13の相互間隔より、
比較的小さい2×Sという値だけ小さいので、各
歯頂部17が溝底部24から比較的小さい間隔を
置いて経過する。重なり寸法Uは、図示した実施
例においては、歯高さまた凹所深さTの2倍より
小さいので、凹所15の底部29の間に第4図の
寸法Aだけの重なりがある。
第2図ないし第4図に重なり状態が示されてい
る。明確に図示するために、右側の切断ローラに
付属する線は実線で示され、他方(左側)の切断
ローラに付属する線は1点鎖線で示されている。
第4図に示すように、両方の外周円23の間に形
成される平行線で示したレンズ状の理論重なり面
30は、格子線で示した有効重なり面31、すな
わち隣接する切断円板の外面18が実際に互いに
接触しまたは最小間隔を置いて位置するような面
よりはるかに大きい。図示した実施例において
は、有効重なり面31は理論重なり面30の僅か
約30%にすぎない。切断円板の形状および配置を
適当に最適化した場合は、この値を25%以下にま
で減少させることができ、しかもその際両方の切
断円板の切断稜の間の良好な切断を保証するため
に有効重なり面の幅Bが小さくなりすぎることは
ない。全体として有効重なり面は、歯輪郭に従う
ジグザグ状帯の形をしている。両方の切断ローラ
(互い違いの歯)の同期化は、歯底部重なり寸法
Aにも拘らず有効重なり面が連続する帯を形成す
るように作用する。
上述した切断装置の動作方法は次の通りであ
る。
2重破線で示した寸断すべき物品32、例えば
1枚あるいはそれ以上の紙が切断ローラの間に持
ち込まれ、例えば導入筒を介して上方から供給さ
れる。第2図および第3図には、寸断すべき物品
のうち実線で示した右側の切断円板14の面内に
延びている部分だけが示されている。左側の切断
ローラに付属する切断円板(1点鎖線で示されて
いる)の面における経過は右側の切断円板に対し
て面対称である。縦および横切断過程は入口範
囲、すなわち第2図および第3図における上部に
おいて行なわれる。切断円板の歯16が、寸断す
べき物品32を捕捉し、この寸断すべき物品を他
方の切断円板の反対側凹所に曲げ入れ、かつ歯の
間に実際に張られた寸断すべき物品を最終的に先
端で突き破るので、第5図から分かるように切断
過程が横切断部33から開始する。それから歯が
さらに寸断すべき物品32に食い込み、かつ縦切
断部がますます長くなることにより横切断部33
を完成し、これらの縦切断部はU字状切断線を形
成し、これらの切断線の脚が最終的に材料縁まで
切断されるので、長く延びた、ほぼ方形の平行四
辺形の形をした小片35が生ずる。
縦切断部は、歯面19に形成されている切断稜
21により形成される。第5図に、切断過程の各
段階が右から左へ連続して示されている。この場
合歯を互いに急傾斜の渦巻線状に配置することに
より隣接切断円板における各切断過程が同時にで
はなくて、順次に行なわれる。したがつて切断線
が角度αをなして傾斜して、ただし段階的にずら
されているので、或る一定数の切断円板に応じて
同じ過程が繰り返される。なお、横切断部33お
よび縦切断部34により生ずる帯片36(第5
図)が、寸断すべき物品32の面から曲げ出され
るので、小片に折り目がつくということを述べて
おく。歯16は穿孔のように形成された穴に係合
し、かつはまり合い係合により寸断すべき物品を
ローラの間に通す。傾斜した配置および或る程度
間隔を置いて繰り返される穿孔により、寸断すべ
き物品が確実にかつまつすぐに引き入れられるの
みならず、切断ローラの軸線方向にも強く張られ
るので、縦切断が特に問題なくかつきちんと行な
われる。各小片35は、互いに切断円板の幅だけ
ずらされた2つのU字状切り込みにより切り取ら
れ、これらの切り込みは、寸断すべき物品の内部
から縁稜まで延びている。したがつて材料は全切
断中張られている。
その後、各小片35は凹所15へ運び込まれ、
または歯16から切断間隙を通つて運び出されか
つこの切断間隙から反対側に落ちて出る。小片あ
るいは小片層の部分37が2つの切断円板の間の
溝22にはまりかつこの溝と共に移動することが
可能である。この目的のために固定のかき取り片
38が設けられ、これらのかき取り片が溝底部2
4上を移動して小片を溝22からかき取る。
第3図は、第2図の次の歯列がどういうふうに
して係合を開始するかを示している。この図か
ら、横切断部33が全体の層を通り抜けない、非
常に厚い寸断すべき物品層が持ち込まれた場合
に、この横切断部が、頂部17と反対側溝底部2
4との共同作用により完成され、その際この助長
する切断過程も非常に静かに行なわれることが分
かる。なぜならば生ずる切断間隙40が頂部17
と溝底部24との間に接近する際に非常にゆつく
りと閉じるからである。この場合、この切断間隙
40、すなわち間隙Sの調節をあまり狭く行なう
必要がないことが非常に有利である。なぜならば
この付加的切断過程は、層が厚い場合にしか助長
する必要がなく、薄い方の層がこの切断間隙に既
に切断されて到達し、したがつて切断空間を全然
通り抜けて行かないからである。切断間隙40の
中で、共同作用する部分、すなわち頂部17およ
び溝底部24が異なる周速で走行し、そのことが
寸断作用を助長する。
第6図は切断円板14aの外側輪郭の変形例を
示している。この場合、凹所は面取りされた底部
を有する形状を持ち、かつ放物線、サイクロイド
あるいは円弧の部分でよい。このような形状は歯
切り方式で作られる。この構成ではもはや歯の重
なりがなく、すなわち凹所15aの深さTが最大
重なり寸法U′の半分より少し小さい。それも拘
らず重なり面の狭いジグザグ状帯が得られる。歯
底部の湾曲部は有効重なり面の永続的経過に有利
に作用するので、相互かみ合いからの歯のたびた
びの出没を回避することができる。歯16aは3
角形構成の場合より少し先がとがつている。本発
明によつて、比較的小さい全重なり寸法Uによ
り、切断すべき物品の大きい寸法および確実な引
き裂きを実現することができる。それによつて切
断ローラの製造が簡単化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による切断装置の一部
の拡大図、第2図および第3図は第1図の−
線に沿う部分断面図、第4図は第2図に対応する
別の実施例の部分断面図、第5図は寸断すべき物
品の切断稜を示す図、第6図は別の実施例におけ
る歯形を示す図である。 12……切断ローラ、14,14a……切断円
板、15……凹所、21……切断稜、22……
溝、23……外周円、31……重なり面、32…
…切断すべき物品。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに係合して反対方向に回転可能に駆動さ
    れる2つの共同作用する切断ローラ12が、互い
    に重なり合う切断円板14,14aを持ち、これ
    らの切断円板がそれぞれ他方の切断ローラ12の
    隣接切断円板14,14aの間の溝22に係合
    し、これらの切断円板の外側縁稜が2つの切断稜
    21を形成し、切断円板14,14aが外周に凹
    所15を持つ、書類などのような扁平材料製物品
    を寸断する装置用切断装置において、各凹所15
    が他方の切断ローラ12の隣接切断円板14,1
    4aの凹所15に対してこれらの凹所15の間の
    周囲距離の約半分だけずらされ、切断円板14,
    14aの相互係合の際に互いに隣接する面部分に
    より形成される有効重なり面31が、切断円板1
    4,14aの互いに重なり合う外周円23の間に
    形成される理論重なり面30のせいぜい半分の大
    きさであることを特徴とする、書類などのような
    扁平材料製物品を寸断する装置用切断装置。 2 有効および理論重なり面31,30の比が
    0.4より小さい、なるべく0.3より小さいことを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項に記載の切断装
    置。 3 有効重なり面31が、切断円板14,14a
    の外側輪郭に従い、なるべく長さの大部分にわた
    つて最大重なり寸法Uの半分より小さい、なるべ
    く4分の1より小さい幅のほぼジグザグ状の狭い
    帯であることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項あるいは第2項に記載の切断装置。 4 隣接の切断円板14,14aの外周円23の
    間の最大半径方向重なり寸法Uが、凹所15,1
    5aの3倍、なるべく2部の深さTより小さいこ
    とを特徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第
    3項のうち1つに記載の切断装置。 5 凹所15,15aの深さTが、凹所(ピツチ
    t)の間の周囲距離の3分の1、なるべく半分よ
    り大きいことを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項ないし第4項のうち1つに記載の切断装置。 6 切断円板14,14aの周囲の凹所15,1
    5aにより占められる部分が、切断円板14,1
    4aの周囲の90%より大きく、なるべく95%より
    大きく、凹所15,15aの間において特に縁の
    鋭い頂部17が周囲に形成されていることを特徴
    とする、特許請求の範囲第1項ないし第5項のう
    ち1つに記載の切断装置。 7 凹所15,15aおよびこれらの凹所の間に
    形成された歯16,16aが対称的形状を持つて
    いることを特徴とする、特許請求の範囲第6項に
    記載の切断装置。 8 凹所15およびこれらの凹所の間に形成され
    た歯16が3角形であることを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項ないし第7項のうち1つに記載
    の切断装置。 9 同じ切断ローラ12の隣接切断円板14の凹
    所15が、切断ローラ軸線20に対して斜めにま
    たは渦巻線状に配置され、これらの渦巻線が両方
    の切断ローラ12において逆向きであることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項ないし第8項の
    うち1つに記載の切断装置。 10 切断円板14,14aの間の溝22の深さ
    が、最大の半径方向重なり寸法Uより極く少し大
    きいことを特徴とする、特許請求の範囲第1項な
    いし第9項のうち1つに記載の切断装置。 11 切断ローラ12の外周に形成された頂部1
    7と反対側の切断ローラ12の溝底部24との間
    隔Sが、寸断すべき物品32の最大厚さより小さ
    い、なるべく1mmより小さいことを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項ないし第10項のうち1つ
    に記載の切断装置。 12 溝底部24が切断ローラ12と共に延びて
    いることを特徴とする、特許請求の範囲第1項な
    いし第11項のうち1つに記載の切断装置。 13 切断ローラ12が切断円板14と一体に形
    成されていることを特徴とする、特許請求の範囲
    第1項ないし第12項のうち1つに記載の切断装
    置。 14 周囲にある凹所15,15aの数が非常に
    大きい、なるべく15以上であることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第1項ないし第13項のうち
    1つに記載の切断装置。
JP59071071A 1983-04-12 1984-04-11 書類などのような扁平材料製物品を寸断する装置用切断装置 Granted JPS59199055A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3313103.1 1983-04-12
DE19833313103 DE3313103A1 (de) 1983-04-12 1983-04-12 Schneideinrichtung fuer vorrichtungen zum zerkleinern von zerkleinerungsgut aus flachmaterial oder flachmateriallagen, wie dokumenten etc.

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59199055A JPS59199055A (ja) 1984-11-12
JPH0357820B2 true JPH0357820B2 (ja) 1991-09-03

Family

ID=6196082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59071071A Granted JPS59199055A (ja) 1983-04-12 1984-04-11 書類などのような扁平材料製物品を寸断する装置用切断装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4625925A (ja)
JP (1) JPS59199055A (ja)
DE (1) DE3313103A1 (ja)
FR (1) FR2544245B1 (ja)
GB (1) GB2137900B (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4729515A (en) * 1984-09-04 1988-03-08 Wagner John W Machine for cutting disposable containers
JPS61125446A (ja) * 1984-11-20 1986-06-13 有限会社 津金マシ−ン開発工業 プリント基板破砕装置
DE3706854C2 (de) * 1987-03-04 1995-08-24 Schleicher Co Feinwerktech Schriftträger-Vernichter
DE3706855C3 (de) * 1987-03-04 1993-12-02 Schleicher Co Feinwerktech Schneideinrichtung für Vorrichtungen zum Zerkleinern von Dokumenten etc.
US4923126A (en) * 1988-06-15 1990-05-08 John W. Wagner Machine for cutting disposable containers
US5071080A (en) * 1990-02-27 1991-12-10 Fellowes Manufacturing Company Document shredding machine
US5100069A (en) * 1990-08-27 1992-03-31 Barclay Randel L Hubless interlocking shearing machine with shallow gullet depths
US5295633A (en) * 1992-01-13 1994-03-22 Fellowes Manufacturing Company Document shredding machine with stripper and cutting mechanism therefore
US5560552A (en) * 1993-11-12 1996-10-01 Environmental Products Corporation Container cutting assembly
US5676321A (en) * 1995-04-03 1997-10-14 Fellowes Mfg. Co. Cutting disk
US5636801A (en) * 1995-08-02 1997-06-10 Fellowes Mfg. Co. One piece molded stripper for shredders
US5829697A (en) * 1995-08-24 1998-11-03 Fellowes Manufacturing Company Support for cylinders in a paper shredder
US5655725A (en) * 1995-08-24 1997-08-12 Fellowes Manufacturing Co. Retaining plate for gearing
GB2387341B (en) * 2002-04-12 2005-05-11 Acco Uk Ltd Shredding machines
CN2636985Y (zh) * 2003-06-30 2004-09-01 罗贤俐 多刃型的碎纸机刀具
CA2636961A1 (en) 2007-07-11 2009-01-11 Ferag Ag A method and device for separating continuously conveyed material webs
US20100181405A1 (en) * 2009-01-05 2010-07-22 Royal Appliance Mfg. Co.D/B/A Tti Floor Care North America Blade assembly for shredders of sheet-like material
CN105498921A (zh) * 2015-12-17 2016-04-20 宁波天天文具有限公司 一种无间隔垫片的碎纸机刀轴
CN106000585A (zh) * 2016-07-25 2016-10-12 广东隽诺环保科技股份有限公司 一种双轴撕碎机刀片结构及刀辊
US11400457B2 (en) * 2018-07-20 2022-08-02 Phiston Technologies, Inc. Solid state drive media destroyer
EP3738672B1 (en) * 2019-05-14 2023-11-22 Klingmill AB An apparatus for pulverizing material including a stationary housing and a method for producing the stationary housing
US10657345B1 (en) 2019-07-02 2020-05-19 Phiston Technologies, Inc. Media destruction verification apparatus
CN114431011B (zh) * 2022-02-10 2023-05-23 黑龙江省农业科学院畜牧兽医分院 一种青贮玉米秸秆切割机

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL56627C (ja) *
US1980193A (en) * 1932-04-29 1934-11-13 Michael J Power Chip cutter
DE625464C (de) * 1934-03-08 1936-02-10 Max Schnetz Vorrichtung zum Vernichten von Schriftstuecken
GB1104716A (en) * 1964-07-10 1968-02-28 Centriblast Corp Apparatus for disintegrating materials of various kinds
DE1291606B (de) * 1964-09-18 1969-03-27 Continental Gummi Werke Ag Zerkleinerungsvorrichtung
US3396914A (en) * 1966-03-15 1968-08-13 Centriblast Corp Machine for disintegrating paper and other waste materials
DE2164566B2 (de) * 1971-12-24 1978-11-02 Wilhelm 7486 Scheer Haeberle Zerkleinerungsaggregat
US3860180A (en) * 1972-09-29 1975-01-14 Albert Goldhammer Method and apparatus for destroying documents
GB1572157A (en) * 1976-01-02 1980-07-23 Ofrex Group Ltd Document shredding machines
GB2061128B (en) * 1979-10-20 1983-08-10 Ofrex Group Ltd Document shredding machines
DE3112639A1 (de) * 1981-03-30 1982-10-07 Feinwerktechnik Schleicher & Co, 7778 Markdorf Vorrichtung zum zerkleinern von abfallmaterial, z.b. papierbloecken
DE3112666A1 (de) * 1981-03-31 1982-10-14 Feinwerktechnik Schleicher & Co, 7778 Markdorf Abstreiffinger im reisswerk einer zerreissmaschine fuer text- und datentraeger
GB2118065B (en) * 1982-02-12 1985-08-14 Takefumi Hatanaka Waste material shredder

Also Published As

Publication number Publication date
GB2137900B (en) 1988-01-27
JPS59199055A (ja) 1984-11-12
US4625925A (en) 1986-12-02
DE3313103A1 (de) 1984-10-18
FR2544245B1 (fr) 1987-08-28
GB2137900A (en) 1984-10-17
DE3313103C2 (ja) 1990-12-06
GB8409596D0 (en) 1984-05-23
FR2544245A1 (fr) 1984-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0357820B2 (ja)
JP2785128B2 (ja) 切断機構
US5445054A (en) Sheet cutting apparatus and method
US3894697A (en) Paper shredder
EP0272023B1 (en) Cutting carton blanks and cutters therefor
DE60114771T2 (de) Verfahren und vorrichtung zum zerkleinern blockmaterial
US5573805A (en) Method for producing shredded cheese
GB2123737A (en) Device for severing webs by contrarotating knives
JPS6139851B2 (ja)
US20050263633A1 (en) Serrated scissor ring, comminuting apparatus, and method
US9237738B2 (en) Cutting of a soft food mass
US5207392A (en) Cutting mechanism for a document shredder
US5890409A (en) Slotting blade with out-of-phase serrations
US3777600A (en) Machine for and method of severing meat slabs
US4600158A (en) Runner chopper
US5059111A (en) Apparatus for processing unvulcanized rubber
GB2227955A (en) Roll crusher
HU183148B (en) Rotary slitting knife
US5285707A (en) Tire cutting machine
US1731967A (en) Paper-excelsior machine
US5362000A (en) Pre-comminuting and metering apparatus for paper shredders
JP2001293389A (ja) 破砕装置
US3935775A (en) Iron piece shearing machine
US5723158A (en) Apparatus for producing shredded cheese
US4981270A (en) Paper shredding machine