JPH0357640B2 - - Google Patents
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- JPH0357640B2 JPH0357640B2 JP62049868A JP4986887A JPH0357640B2 JP H0357640 B2 JPH0357640 B2 JP H0357640B2 JP 62049868 A JP62049868 A JP 62049868A JP 4986887 A JP4986887 A JP 4986887A JP H0357640 B2 JPH0357640 B2 JP H0357640B2
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- Japan
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- electronic component
- electronic components
- drawer
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- supply pipe
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Landscapes
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、極小の電子部品を回路基板上の定
められた位置に配置する装置に関する。
められた位置に配置する装置に関する。
[発明が解決しようとする問題点]
抵抗、コンデンサ、ジヤンパー、ダイオード等
でリード線の無い電子部品(いわゆるチツプ形電
子部品)は、所定のパターンに従つて回路が印刷
された回路基板の上に導かれ、搭載される。従来
に於て、この作業を行うための自動化された装置
は非常に複雑で、高価であつた。このため、多品
種少量生産形態では、財政的な理由から導入する
ことが不可能である。
でリード線の無い電子部品(いわゆるチツプ形電
子部品)は、所定のパターンに従つて回路が印刷
された回路基板の上に導かれ、搭載される。従来
に於て、この作業を行うための自動化された装置
は非常に複雑で、高価であつた。このため、多品
種少量生産形態では、財政的な理由から導入する
ことが不可能である。
一方、手作業による上記電子部品の配置作業で
は、作業者の過誤による電子部品の配置間違いを
生じる危険性が非常に高い。従つて、次の工程に
進前に、電子部品の配置が正しいか否かを必ず検
査しなければならない。
は、作業者の過誤による電子部品の配置間違いを
生じる危険性が非常に高い。従つて、次の工程に
進前に、電子部品の配置が正しいか否かを必ず検
査しなければならない。
この発明は、簡易な手段により、上記のような
手作業による問題点を解決できる装置を提供する
ことを目的とする。即ち、金属または樹脂製のマ
スクの設計上定められた位置に設けられた凹部
に、特定の電子部品を落し込み、その中間部を接
着剤で接着する等の手段で回路基板に移し換える
ことのできる装置を提供するものである。
手作業による問題点を解決できる装置を提供する
ことを目的とする。即ち、金属または樹脂製のマ
スクの設計上定められた位置に設けられた凹部
に、特定の電子部品を落し込み、その中間部を接
着剤で接着する等の手段で回路基板に移し換える
ことのできる装置を提供するものである。
[問題を解決するための手段]
図面の符号を引用しながらこの発明の構成につ
いて説明すると、この発明による装置は、次のよ
うな基本的構成要素を備える。即ち、複数の容器
5から供給パイプ8に電子部品14を供給する電
子部品供給部2、供給パイプ8を通して上記電子
部品供給部5から一列の状態で供給された電子部
品14を、1つずつ次の分配手段43へ送る送出
手段45、該供給手段から送り出された電子部品
14を所定の位置に導く複数のチユーブ27を備
えた分配手段43、及び該分配手段43の下に配
置され、かつ上記チユーブ27の下端の配置に対
応して配置された複数の凹部36を有するテンプ
レート35を装着した引出部44を備える。
いて説明すると、この発明による装置は、次のよ
うな基本的構成要素を備える。即ち、複数の容器
5から供給パイプ8に電子部品14を供給する電
子部品供給部2、供給パイプ8を通して上記電子
部品供給部5から一列の状態で供給された電子部
品14を、1つずつ次の分配手段43へ送る送出
手段45、該供給手段から送り出された電子部品
14を所定の位置に導く複数のチユーブ27を備
えた分配手段43、及び該分配手段43の下に配
置され、かつ上記チユーブ27の下端の配置に対
応して配置された複数の凹部36を有するテンプ
レート35を装着した引出部44を備える。
上記引出部44は、分配手段43の直下からそ
の手前へとスライド自在に取り付けられると共
に、上記テンプレート35の底面に重ねた底板2
8が、該テンプレート35に対し四方に移動自在
に装着される。さらに、引出部44のスライドす
る方向に沿う蛇行状のガイド33が設けられ、該
ガイド33に上記底板28が連係している。
の手前へとスライド自在に取り付けられると共
に、上記テンプレート35の底面に重ねた底板2
8が、該テンプレート35に対し四方に移動自在
に装着される。さらに、引出部44のスライドす
る方向に沿う蛇行状のガイド33が設けられ、該
ガイド33に上記底板28が連係している。
[作用]
上記装置の作用を電子部品14の流れに従つて
説明すると、容器5に雑然と収納された電子部品
14は、各々の容器5から供給パイプ8に順次一
列状態で送られる。この一列状態の電子部品14
は、送出手段45で同時に1つずつ送られる。こ
れにより、分配手段43のチユーブ27には、
各々1個ずつの電子部品14が送り込まれ、それ
ぞれ該チユーブ27の下端から引出部44へ送ら
れる。
説明すると、容器5に雑然と収納された電子部品
14は、各々の容器5から供給パイプ8に順次一
列状態で送られる。この一列状態の電子部品14
は、送出手段45で同時に1つずつ送られる。こ
れにより、分配手段43のチユーブ27には、
各々1個ずつの電子部品14が送り込まれ、それ
ぞれ該チユーブ27の下端から引出部44へ送ら
れる。
引出部44へ送られる電子部品14は、それぞ
れテンプレート35に形成された凹部36に収受
される。電子部品14は、ここまでチユーブ27
を縦になつて滑り落ちてくるため、その多くは立
つたまま凹部36に収受される。
れテンプレート35に形成された凹部36に収受
される。電子部品14は、ここまでチユーブ27
を縦になつて滑り落ちてくるため、その多くは立
つたまま凹部36に収受される。
続いて、引出部44を分配手段43の真下から
手前に引くと、該引出部44は直線的にスライド
される。このとき、上記スライド方向に沿つて設
けられた蛇行状のガイド33に案内されて、テン
プレート35の下に重ねた底板28が蛇行する。
即ち、引出部44の移動中、上記底板28がテン
プレート36に対して前後左右に住復運動する。
従つて、凹部36の底面があらゆる方向に動き、
そこに縦に落ちた電子部品14が横転される。
手前に引くと、該引出部44は直線的にスライド
される。このとき、上記スライド方向に沿つて設
けられた蛇行状のガイド33に案内されて、テン
プレート35の下に重ねた底板28が蛇行する。
即ち、引出部44の移動中、上記底板28がテン
プレート36に対して前後左右に住復運動する。
従つて、凹部36の底面があらゆる方向に動き、
そこに縦に落ちた電子部品14が横転される。
こうして引出部44を分配手段43の真下から
手前に引き出した所で引出部44を開き、電子部
品14を搭載する位置に予め接着剤を塗布した回
路基板(図示せず)を、テンプレート35の上に
重ね、凹部36の中に収受された電子部品14を
回路基板に移す。これによつて、電子部品14が
回路基板の所定の位置に搭載される。
手前に引き出した所で引出部44を開き、電子部
品14を搭載する位置に予め接着剤を塗布した回
路基板(図示せず)を、テンプレート35の上に
重ね、凹部36の中に収受された電子部品14を
回路基板に移す。これによつて、電子部品14が
回路基板の所定の位置に搭載される。
なお、電子部品14の引出部44から回路基板
への移し換えは、上記の重ね合わせによる他、例
えば、真空吸着して移し換える手段等を採用する
ことも出来る。前者の場合、凹部36の配置は、
回路基板に電子部品を搭載する位置に対して反転
した配置とし、後者の場合、凹部36の配置は、
回路基板上の電子部品の配置と同じとする。
への移し換えは、上記の重ね合わせによる他、例
えば、真空吸着して移し換える手段等を採用する
ことも出来る。前者の場合、凹部36の配置は、
回路基板に電子部品を搭載する位置に対して反転
した配置とし、後者の場合、凹部36の配置は、
回路基板上の電子部品の配置と同じとする。
[実施例]
次に、図面を参照しながら、この発明の実施例
について説明する。
について説明する。
既に述べた通りこの発明による装置は、複数の
容器5から電子部品14を供給パイプ8へ供給す
る電子部品供給部2、供給パイプ8を通して上記
電子部品供給部2から供給された電子部品14を
1つずつ次の分配手段43へ送る送出手段45、
電子部品を配置する所定の位置に電子部品14を
収受する凹部36が設けられた引出部44、上記
送出手段45と該凹部36とを結ぶ複数のチユー
ブ27を備えた分配手段43とを備える。
容器5から電子部品14を供給パイプ8へ供給す
る電子部品供給部2、供給パイプ8を通して上記
電子部品供給部2から供給された電子部品14を
1つずつ次の分配手段43へ送る送出手段45、
電子部品を配置する所定の位置に電子部品14を
収受する凹部36が設けられた引出部44、上記
送出手段45と該凹部36とを結ぶ複数のチユー
ブ27を備えた分配手段43とを備える。
第1図と第2図で示すように、電子部品供給部
2の基本的な構成部材は、1枚のパネル3からな
る。このパネル3には円形の孔4が開設され、こ
こに電子部品14が雑然と収納された容器5の排
出口7側が嵌め込まれる。
2の基本的な構成部材は、1枚のパネル3からな
る。このパネル3には円形の孔4が開設され、こ
こに電子部品14が雑然と収納された容器5の排
出口7側が嵌め込まれる。
容器5は円筒形をしており、その底6がホツパ
ー状に周囲から中心の排出口7へ向けて次第に低
くなるようなテーパーが形成されている。この排
出口7には下から供給パイプ8が挿入されてい
る。
ー状に周囲から中心の排出口7へ向けて次第に低
くなるようなテーパーが形成されている。この排
出口7には下から供給パイプ8が挿入されてい
る。
第3図で示すように、容器5の底6の側壁には
傾斜した貫通孔9が形成され、ここに停止子10
が収納され、排出口7に後述する供給パイプ8が
挿入されてない時、これが重力やばね11によつ
て該排出口7に押し出され、該排出口7を閉じ
る。この停止子10は、上記供給パイプ8が排出
口7に挿入されると、自動的に後退する。この機
構は、容器5の中身を入れ換えることなく、容器
5ごと交換するときに便利である。
傾斜した貫通孔9が形成され、ここに停止子10
が収納され、排出口7に後述する供給パイプ8が
挿入されてない時、これが重力やばね11によつ
て該排出口7に押し出され、該排出口7を閉じ
る。この停止子10は、上記供給パイプ8が排出
口7に挿入されると、自動的に後退する。この機
構は、容器5の中身を入れ換えることなく、容器
5ごと交換するときに便利である。
容器5を保持した上記パネル3は、両側の支柱
12の間に保持され、第4図で示すような偏心機
構13、或はその他の機構によつて上下動する。
この上下動によつて、容器5から供給パイプ8に
電子部品14が送り出される。上記パネル3の支
柱12への取り付けは上下動の摩擦を低減するた
め特殊な軸受15を介して行われている。
12の間に保持され、第4図で示すような偏心機
構13、或はその他の機構によつて上下動する。
この上下動によつて、容器5から供給パイプ8に
電子部品14が送り出される。上記パネル3の支
柱12への取り付けは上下動の摩擦を低減するた
め特殊な軸受15を介して行われている。
上記両側の支柱12には、供給パイプ8を保持
したプレート16が取り付けられている。この供
給パイプ8の内径は、電子部品14の径よりやや
太く、その先端17はフルートの口金のように斜
に先細り状となつている。この供給パイプ8の下
端には電子部品14の存在を確認するための薄い
窓が設けられ、ここに供給パイプ8から装填板1
9へ電子部品14が流れるのを停止する小さな刃
が挿入されている。
したプレート16が取り付けられている。この供
給パイプ8の内径は、電子部品14の径よりやや
太く、その先端17はフルートの口金のように斜
に先細り状となつている。この供給パイプ8の下
端には電子部品14の存在を確認するための薄い
窓が設けられ、ここに供給パイプ8から装填板1
9へ電子部品14が流れるのを停止する小さな刃
が挿入されている。
上記供給パイプ8を保持したパネル16の下に
装填板19があり、これは上記ホツパー状の容器
5からの電子部品14を次の分配部へ送り出し、
配線基板へ搭載するためのものである。このパネ
ル16には、搭載される電子部品14と等しい高
さと該電子部品14よりやや太い径とを有する通
孔20が設けられている。この通孔20の配置
は、パネル16に固定された供給パイプ8の出口
と正確に対応している。
装填板19があり、これは上記ホツパー状の容器
5からの電子部品14を次の分配部へ送り出し、
配線基板へ搭載するためのものである。このパネ
ル16には、搭載される電子部品14と等しい高
さと該電子部品14よりやや太い径とを有する通
孔20が設けられている。この通孔20の配置
は、パネル16に固定された供給パイプ8の出口
と正確に対応している。
上記装填板19が電子部品14を導入する当初
の位置では、上記通孔20の配置が供給パイプ8
の位置に正確に対応している。ここでそれぞれの
通孔20に1個ずつの電子部品14が落し込まれ
る。この装填板19は、電磁力やこれに類する手
段により、上記通孔20が分配板23の通孔24
と一致する所まで移動される。ここで、電子部品
14は、次の分配部43(架台22側)へ送られ
る。次いで所定の時間経過後、装填板19は自動
的に当初の電子部品14の受け入れ位置に復帰
し、以後この動作を繰り返す。引出部44(後述
する)を引き出さず、これを同じ状態で分配手段
43の真下に置いたまま、上の動作を何度か繰り
返すことによつて、同じ配線基板へ数多くの電子
部品14を搭載することも可能である。
の位置では、上記通孔20の配置が供給パイプ8
の位置に正確に対応している。ここでそれぞれの
通孔20に1個ずつの電子部品14が落し込まれ
る。この装填板19は、電磁力やこれに類する手
段により、上記通孔20が分配板23の通孔24
と一致する所まで移動される。ここで、電子部品
14は、次の分配部43(架台22側)へ送られ
る。次いで所定の時間経過後、装填板19は自動
的に当初の電子部品14の受け入れ位置に復帰
し、以後この動作を繰り返す。引出部44(後述
する)を引き出さず、これを同じ状態で分配手段
43の真下に置いたまま、上の動作を何度か繰り
返すことによつて、同じ配線基板へ数多くの電子
部品14を搭載することも可能である。
上記装填板19の上には、2枚のプレート2
3,25を備えた分配部43の架台22が配置さ
れている。架台22の上面を形成する上側のプレ
ート23は、上記装填板19の通孔20と同じ配
置の通孔24を持つている。架台22の底面を形
成する下方のプレート25は、配線基板への電子
部品14の配置に従つて配列された通孔26を有
している。そして、これら2枚のプレート23,
25は、電子部品14を所定の穴39へ案内する
ためのチユーブ27を介して連結されている。こ
のチユーブ27は、その中の電子部品14に対す
る滑性を改善するため、可撓性と帯電防止特性を
有する特殊な合成樹脂からなり、その内形は四角
形であり、対向する面の間隔は電子部品14の直
径より僅かに広くなつている。
3,25を備えた分配部43の架台22が配置さ
れている。架台22の上面を形成する上側のプレ
ート23は、上記装填板19の通孔20と同じ配
置の通孔24を持つている。架台22の底面を形
成する下方のプレート25は、配線基板への電子
部品14の配置に従つて配列された通孔26を有
している。そして、これら2枚のプレート23,
25は、電子部品14を所定の穴39へ案内する
ためのチユーブ27を介して連結されている。こ
のチユーブ27は、その中の電子部品14に対す
る滑性を改善するため、可撓性と帯電防止特性を
有する特殊な合成樹脂からなり、その内形は四角
形であり、対向する面の間隔は電子部品14の直
径より僅かに広くなつている。
上記底面側のプレート25の下には、電子部品
14をテンプレート35の上に置くための引出部
44(第5図、第6図参照)がある。その基本構
成部材は粗い上面を持つた遊動板28からなり、
これはフレーム29の中で自由に動く。
14をテンプレート35の上に置くための引出部
44(第5図、第6図参照)がある。その基本構
成部材は粗い上面を持つた遊動板28からなり、
これはフレーム29の中で自由に動く。
この引出部44のフレーム29の両側部は、引
出部44の両側に設けられた溝部材42,42に
スライド自在に取り付けられている。この溝部材
42,42は直線状のもので、作業者が引出部4
4を引いた時、それを直線的にのみ運動させる。
遊動板28の自由な動きは、該遊動板28の側部
とフレーム29の内側との間に挿入されたばね3
0によつて和らげられる。
出部44の両側に設けられた溝部材42,42に
スライド自在に取り付けられている。この溝部材
42,42は直線状のもので、作業者が引出部4
4を引いた時、それを直線的にのみ運動させる。
遊動板28の自由な動きは、該遊動板28の側部
とフレーム29の内側との間に挿入されたばね3
0によつて和らげられる。
この遊動板28の底面には、そのY軸方向(第
6図に於て上下方向)に沿つて2本のピン32が
設けられ、これが正弦曲線で形成された溝状のガ
イド33(第9図参照)に掛かつている。引出部
44のハンドル34を引いたときの引出部44の
直線的な運動が、上記遊動板28の正弦曲線運動
と結合して、該遊動板28に回転運動として伝達
される。これによつて、テンプレート35の凹部
36が何れの方向にあつても、そこに落ちた電子
部品14が水平に倒される。
6図に於て上下方向)に沿つて2本のピン32が
設けられ、これが正弦曲線で形成された溝状のガ
イド33(第9図参照)に掛かつている。引出部
44のハンドル34を引いたときの引出部44の
直線的な運動が、上記遊動板28の正弦曲線運動
と結合して、該遊動板28に回転運動として伝達
される。これによつて、テンプレート35の凹部
36が何れの方向にあつても、そこに落ちた電子
部品14が水平に倒される。
この遊動板28の上に所定の凹部36を持つた
テンプレート35が置かれる。このテンプレート
35は、そこに横置きされた電子部品14を接着
剤で接着するのが可能なよう、該電子部品14の
直径より幾分簿く形成されている。凹部36は、
配線基板に形成された回路の精度が許す範囲で、
電子部品14を有る程度余裕をもつて保持できる
よう、該電子部品14より僅かに大きな長方形を
呈している。
テンプレート35が置かれる。このテンプレート
35は、そこに横置きされた電子部品14を接着
剤で接着するのが可能なよう、該電子部品14の
直径より幾分簿く形成されている。凹部36は、
配線基板に形成された回路の精度が許す範囲で、
電子部品14を有る程度余裕をもつて保持できる
よう、該電子部品14より僅かに大きな長方形を
呈している。
このテンプレート35を覆つたキヤツプ37
(第7図参照)は、ハンドル38を有し、適当な
厚さの通孔39を有している(第8図参照)。こ
の通孔39は、電子部品14がその下の凹部36
に容易に滑り落ちるのを助け、かつ一旦凹部36
に入つた電子部品14が引出部44の様々な動き
に伴つてずれるのを防ぐのに都合のよい形状を有
している。
(第7図参照)は、ハンドル38を有し、適当な
厚さの通孔39を有している(第8図参照)。こ
の通孔39は、電子部品14がその下の凹部36
に容易に滑り落ちるのを助け、かつ一旦凹部36
に入つた電子部品14が引出部44の様々な動き
に伴つてずれるのを防ぐのに都合のよい形状を有
している。
引出部44は、テンプレート35、引出部44
のキヤツプ37、及び配線基板(図示せず)の正
確な位置決めを行うための位置決ピン40を有し
ている。なお、配線基板はテンプレート35の凹
部36に置かれた電子部品14の上に押し当てら
れる この装置を用いた全体の工程について説明する
と次の通りである。
のキヤツプ37、及び配線基板(図示せず)の正
確な位置決めを行うための位置決ピン40を有し
ている。なお、配線基板はテンプレート35の凹
部36に置かれた電子部品14の上に押し当てら
れる この装置を用いた全体の工程について説明する
と次の通りである。
まず、ホツパー2から電子部品14が供給され
る。電子部品14は供給パイプ8の中で重なり合
いながら1列に整列されるが、装填板19によつ
て解放されると同時に、分配部43のプレート2
3側で1本のチユーブ27に1個の電子部品が送
り込まれる。ここからチユーブ27を通つて引出
部44のキヤツプ37に入り、テンプレート36
に落ちる。そこでは電子部品14が立つた姿勢で
落ちる。その後、作業者が引出部44を手前に引
くと、底板28が往復運動することによつて、上
記凹部36に落ちた電子部品14が強制的に水平
に倒される。底板28は凹部36の底面を形成し
ているが、テンプレート36とは別体で、その底
から取り去ることが出来る。底板28が360゜どの
方向へも往復運動するするため、電子部品14は
周りに障壁の無い方向へと落込み、凹部36の中
に正確に落ちる。
る。電子部品14は供給パイプ8の中で重なり合
いながら1列に整列されるが、装填板19によつ
て解放されると同時に、分配部43のプレート2
3側で1本のチユーブ27に1個の電子部品が送
り込まれる。ここからチユーブ27を通つて引出
部44のキヤツプ37に入り、テンプレート36
に落ちる。そこでは電子部品14が立つた姿勢で
落ちる。その後、作業者が引出部44を手前に引
くと、底板28が往復運動することによつて、上
記凹部36に落ちた電子部品14が強制的に水平
に倒される。底板28は凹部36の底面を形成し
ているが、テンプレート36とは別体で、その底
から取り去ることが出来る。底板28が360゜どの
方向へも往復運動するするため、電子部品14は
周りに障壁の無い方向へと落込み、凹部36の中
に正確に落ちる。
以上説明した装置の構成は、最も簡易な形態の
実施例であり、この発明は図示のものに限られな
い。即ち、特許請求の範囲の欄に於て明確にした
この発明の基本的な考え方と範囲を逸脱しない限
り、この発明による装置の構成要素として、様々
な修正、変化、代替、付加等を採用できるともの
解すべきである。
実施例であり、この発明は図示のものに限られな
い。即ち、特許請求の範囲の欄に於て明確にした
この発明の基本的な考え方と範囲を逸脱しない限
り、この発明による装置の構成要素として、様々
な修正、変化、代替、付加等を採用できるともの
解すべきである。
[発明の効果]
以上の説明から明らかな通り、この発明の装置
は簡素化されていて、少額な投資で利用すること
が可能であり、それ故多品種少量生産状態に於て
も利用できる。
は簡素化されていて、少額な投資で利用すること
が可能であり、それ故多品種少量生産状態に於て
も利用できる。
しかも、作業者の単純な操作のみによつて、電
子部品14を引出部43の凹部36に倒れた状態
で確実に収受することができ、正確な電子部品の
配置工程が実施できる。従つて、その後の工程に
移行する前の検査が不用となり、この点で大きな
省力効果が得られる。
子部品14を引出部43の凹部36に倒れた状態
で確実に収受することができ、正確な電子部品の
配置工程が実施できる。従つて、その後の工程に
移行する前の検査が不用となり、この点で大きな
省力効果が得られる。
図面は何れもこの発明の実施例を示すもので、
第1図は作業ステーシヨン全体の構想図、第2図
は電子部品をばら積みしたホツパー状の容器を保
持するプレートの平面図、第3図は収納した電子
部品の逃げ防止手段を備えたホツパー状の容器の
縦断側面図、第4図は上記容器を保持したプレー
トに上下運動を与えるための偏心軸機構を示す一
部縦断の側面図、第5図は引出部の縦断正面図、
第6図は同引出部の一部切り欠きの平面図、第7
図は同引出部の上面を示す平面図、第8図は同引
出部の凹部の特殊な形状を示す要部縦断側面図、
第9図は引出部とその底板を駆動するための溝案
内手段を示す平面図である。 2……電子部品供給部、5……容器、8……供
給パイプ、14……電子部品、27……チユー
ブ、33……ガイド、35……テンプレート、3
6……凹部、43……分配手段、45……送出手
段、44……引出部。
第1図は作業ステーシヨン全体の構想図、第2図
は電子部品をばら積みしたホツパー状の容器を保
持するプレートの平面図、第3図は収納した電子
部品の逃げ防止手段を備えたホツパー状の容器の
縦断側面図、第4図は上記容器を保持したプレー
トに上下運動を与えるための偏心軸機構を示す一
部縦断の側面図、第5図は引出部の縦断正面図、
第6図は同引出部の一部切り欠きの平面図、第7
図は同引出部の上面を示す平面図、第8図は同引
出部の凹部の特殊な形状を示す要部縦断側面図、
第9図は引出部とその底板を駆動するための溝案
内手段を示す平面図である。 2……電子部品供給部、5……容器、8……供
給パイプ、14……電子部品、27……チユー
ブ、33……ガイド、35……テンプレート、3
6……凹部、43……分配手段、45……送出手
段、44……引出部。
Claims (1)
- 1 回路基板上に搭載すべき所定の位置に電子部
品を配置する装置において、複数の容器5から供
給パイプ8に電子部品14を供給する電子部品供
給部2、供給パイプ8を通して上記電子部品供給
部2から一列の状態で供給された電子部品14
を、1つずつ次の分配手段43へ送る送出手段4
5、該供給手段から送り出された部品14を所定
の位置に導く複数のチユーブ27を備えた分配手
段43、及び該分配手段43の下に配置され、か
つ上記チユーブ27の下端の配置に対応して配置
された複数の凹部36を有するテンプレート35
が装着された引出部44を備え、引出部44を分
配手段43の直下からその手前へとスライド自在
に取り付け、上記テンプレート35の底面に重ね
た底板28を該テンプレートに対して四方に移動
自在に装着すると共に、引出部44のスライドす
る方向に沿う蛇行状のガイド33を設け、該ガイ
ド33に上記底板28を連係させてなることを特
徴とする電子部品の自動配置装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62049868A JPH01125898A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 電子部品の自動配置装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62049868A JPH01125898A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 電子部品の自動配置装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01125898A JPH01125898A (ja) | 1989-05-18 |
JPH0357640B2 true JPH0357640B2 (ja) | 1991-09-02 |
Family
ID=12843026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62049868A Granted JPH01125898A (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | 電子部品の自動配置装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01125898A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0229599U (ja) * | 1988-04-25 | 1990-02-26 | ||
DE10155514A1 (de) | 2001-11-13 | 2003-08-21 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren zur Navigation eines Fahrzeugs |
KR100772630B1 (ko) * | 2006-06-23 | 2007-11-02 | 동해전장 주식회사 | 정션박스의 판형 부품 낙하장치 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS616018A (ja) * | 1984-05-15 | 1986-01-11 | フアルモント・プロドウクツイオ−ン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフトウング・ウント・コンパニ−・コマンデイ−トゲゼルシヤフト | 放射よけをもつ車両用サンル−フ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5754423Y2 (ja) * | 1979-03-16 | 1982-11-25 |
-
1987
- 1987-03-04 JP JP62049868A patent/JPH01125898A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS616018A (ja) * | 1984-05-15 | 1986-01-11 | フアルモント・プロドウクツイオ−ン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフトウング・ウント・コンパニ−・コマンデイ−トゲゼルシヤフト | 放射よけをもつ車両用サンル−フ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01125898A (ja) | 1989-05-18 |
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Legal Events
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