JPH0357569Y2 - - Google Patents

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JPH0357569Y2
JPH0357569Y2 JP13301387U JP13301387U JPH0357569Y2 JP H0357569 Y2 JPH0357569 Y2 JP H0357569Y2 JP 13301387 U JP13301387 U JP 13301387U JP 13301387 U JP13301387 U JP 13301387U JP H0357569 Y2 JPH0357569 Y2 JP H0357569Y2
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tire
wheels
wheel
twin
battery
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ゴルフ場のコースに沿つて敷設され
たツインレール上を、ゴルフバツクを積載して走
行するゴルフバツク電動運搬車の改良に関するも
のである。
(従来の技術) 近年、ゴルフ場ではキヤデイーの労働力不足や
労力の軽減、プレーのスピードアツプなどに対応
して、ゴルフバツクを数セツト積載して自動走行
する電動運搬車が多く採り入れられるようになつ
てきた。
しかしながらゴルフコースは起伏が大きいの
で、自動走行させるためには、コースサイドにゆ
るやかなスロープでカーブの大きいコンクリート
舗道を施工する必要があり、プレーの障害やゴル
フ場の景観を損なうばかりでなく、施工費も高く
なる欠点があつた。
このような問題を改善するため、本考案者はコ
ースの芝生の上にツインレールを敷設し、この上
をガイド輪を取付けた電動運搬車を走行させる装
置(特開昭61−163007号)を先に開発した。
このゴルフバツク電動運搬車は、第4図および
第5図に示すように、車体1の前側に1輪のタイ
ヤ先導輪2が設けられ、後側にモーター3で駆動
する2輪のタイヤ駆動輪4が設けられ、この前後
に夫々2輪のフランジ付きガイド輪5…が設けら
れ、これら4個のガイド輪5は夫々別個のシリン
ダー6…に支持され、昇降するようになつてい
る。
この電動運搬車は地面を手動運転により走行す
るときは、ガイド輪5…を上げて、タイヤ先導輪
2とタイヤ駆動輪4の3輪で走行する。またコー
スに敷設したツインレール7の上を自動走行する
ときは、フランジ付きガイド輪5を下げ、タイヤ
先導輪2を浮かせた状態で、タイヤ駆動輪4がツ
インレール7上を回転して6輪で走行するように
なつている。
しかしながら、この電動運搬車は、タイヤ駆動
輪4の前後に夫々2輪のフランジ付きガイド輪5
…が設けられており、その前後の内輪差が生ずる
ので、この範囲でカーブの大きさが決められ、回
転半径を小さくすることができない。
また4輪のガイド輪5…は夫々独立してシリン
ダー6に支持されているので、構造が複雑で高価
となる。
しかもゴルフバツク8を数個積載すると、前方
側の荷重が大きくなり、急な下り勾配のレール上
を自動走行するときに、暴走する恐れがあり、ま
た地面の上を手動運転する場合には、タイヤ先導
輪2が重くなり、ハンドル9の操作性が悪くなる
などの問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、かかる従来の問題点に鑑み種々研究
を行つた結果、ガイド輪を2輪にして昇降機構を
簡略化すると共に、レールのカーブを小さくで
き、しかも急な下り勾配でも安定して走行できる
と共に、地面を走行するときのハンドルの操作性
を向上させたゴルフバツク電動運搬車を提供する
ものである。
(問題点を解決するための手段) 以下、本考案を第1図乃至第3図を参照して詳
細に説明する。
電動運搬車は、車体1の上にゴルフバツク8の
積載部10が設けられ、車体1の前側下部にはキ
ヤスター状のタイヤ先導輪2が1輪取付けられて
いる。この後方に左右1対のタイヤ駆動輪4,4
が設けられ、前記タイヤ先導輪2とタイヤ駆動輪
4との間には、L字形アーム11の回動により昇
降するフランジ付きガイド輪5,5が左右1対設
けられている。前記タイヤ駆動輪4,4はモータ
ー3に接続され、更にこのモーター3は車体1の
内側上部に取付けたバツテリー12aと、車体1
の下部に取付けたバツテリー12bに接続されて
いる。
上部に取付けたバツテリー12aはスライドベ
アリングを左右2本平行に設けたガイドレール1
3上に移動自在に支持されている。更にバツテリ
ー12aはモーターシリンダー14aに連結さ
れ、更にこのモーターシリンダー14aは図示し
ない傾斜センサーに接続されて、前後進するよう
になつている。
またフランジ付きガイド輪5,5は第3図に示
すように、中空軸15の両端に夫々フリー回転で
きるようにガイド輪5,5が支持され、中空軸1
5の中央部は第2図に示すように左右に回動自在
にL字形のアーム11の一端に連結されている。
このアーム11はその中央部がブラケツト16に
ピンで回動自在に支持され、アーム11の他端側
はモーターシリンダー14bの先端に連結されて
いる。
またツインレール7は、断面形をなし、上面
に滑り止め用の凹凸部17が形成されている。ツ
インレール7の敷設方法は、第2図に示すよう
に、予定ラインに沿つて金属製の杭18を数十cm
間隔で頭部が露出するように打ち、この上にツイ
ンレール7を嵌めてパイルハンマ等で打設して、
レール面が芝生より低く、地面19とほぼ同じ位
置になるように敷設する。
なお図において20は受信回路を備えた制御
盤、21はガイド輪5に取付けられた脱輪防止セ
ンサーである。
(作用) 次に上記構成をなす電動運搬車の作用について
説明する。
例えばクラブハウス廻りの舗装面や芝生の上を
走行させるときは、制御盤20を手動に切換え、
第1図に示すようにフランジ付きガイド輪5,5
を上昇させた状態で、タイヤ先導輪2とタイヤ駆
動輪4,4の3輪で走行する。
このとき、上部のバツテリー12aは後方側に
位置して、重量がタイヤ駆動輪5側にかかりタイ
ヤ先導輪2側は軽くなるので、ハンドル9を持つ
て方向を変えるのが容易である。
ツインレール7が敷設されているコースに着い
たとき、制御盤20を自動走行に切換えるとモー
ターシリンダー14bのピストンが伸出し、この
先端に連結されたL字形のアーム11が回動し、
フランジ付きガイド輪5,5が下降して、ツイン
レール7に接触し、タイヤ先導輪2を持ち上げて
浮かせた状態となり、第2図に示すように4輪接
地となる。
このとき同時に、モーターシリンダー14aが
作動して上部のバツテリー12aがガイドレール
13上を前方に移動し、車体重量をガイド輪5と
タイヤ駆動輪4の両者で受けるようになる。
この状態で走行スイツチを入れると、フランジ
付きガイド輪5,5はツインレール7に嵌まつた
状態でガイドされ、タイヤ駆動輪4,4はツイン
レール7の凹凸部17の上を走行し、摩擦力によ
り前進する。
ツインレール7に嵌つているガイド輪5,5は
2輪だけであり、またタイヤ駆動輪4,4の幅も
十分にあるので、脱輪することなく急カーブでも
安定して走行でき、従来に比べて回転半径を小さ
くすることができる。
また急な昇り勾配に達したとき、上部バツテリ
ー12aは前方側に位置して、重量が前方側に加
つているので、タイヤ駆動輪4から見た回転モー
メントのバランスが採れて、車体1が後方に転ぶ
ことを防止できる。
また左右の傾斜があるところを走行するとき、
左右のフランジ付きガイド輪5,5は、これを支
持する中空軸15が第3図に示すようにその中央
部で左右に回動自在に支持されているのでツイン
レール9からの脱輪を防止することができる。更
にガイド輪5の近傍には、脱輪検知センサー21
が取付けられてあるので、ツインレール7から脱
輪した場合には自動的に走行を停止するようにな
つている。
また下り勾配に達したとき、傾斜センサーによ
りこれを検知すると、モーターシリンダー14a
が作動して上部バツテリー12aが後退し、重量
がタイヤ駆動輪4側に加わる。このため、前方に
引き下げる力が少なくなり、タイヤ駆動輪4の摩
擦力が増加し、下り勾配でも暴走せず安定して走
行することができる。
また図示しない送信器により、発信、停止の信
号を送信すればリモートコントロールで運転する
こともできる。
なお上記実施例ではシリンダーとしてモーター
シリンダーを用いた場合について示したが、エア
ーシリンダなど他のシリンダーでも良い。
(考案の効果) 以上説明した如く本考案に係るゴルフバツク電
動運搬車によれば、ガイド輪を2輪にして、昇降
機構を簡略化すると共に、レールのカーブを小さ
くでき、しかもバツテリーを可動自在にして重心
位置を調整することにより、急な下り勾配でも安
定して走行できると共に、ハンドルの操作性を向
上させることができるなど種々の効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は地面を走行している状態を示すゴル
フバツク電動運搬車の断面図、第2図はツインレ
ール上を走行している状態を示す電動運搬車の断
面図、第3図はフランジ付きガイド輪の断面図、
第4図は従来の電動運搬車を示す断面図、第5図
は第4図の側面断面図である。 1……車体、2……タイヤ先導輪、3……モー
ター、4……タイヤ駆動輪、5……ガイド輪、7
……ツインレール、9……ハンドル、12a,1
2b……バツテリー、13……ガイドレール、1
4a,14b……モーターシリンダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴルフ場のコースに沿つて芝生の上に間隔をお
    いて敷設されたツインレール上を走行するゴルフ
    バツク電動運搬車において、前記電動運搬車が、
    1輪のタイヤ先導輪と、この後方に設けられ、モ
    ーターにより駆動する2輪のタイヤ駆動輪と、前
    記タイヤ先導輪とタイヤ駆動輪との間に設けら
    れ、ツインレール上を走行するときに下降する2
    輪のフランジ付きガイド輪と、このガイド輪の昇
    降機構と、車体に前後進自在に支持されたバツテ
    リーと、このバツテリーを移動させる移動機構
    と、この移動機構を動作させる車体の傾斜センサ
    ーとから成り、ツインレール上を走行するときに
    はタイヤ先導輪が上昇し、タイヤ駆動輪と下降し
    たガイド輪がレールに接し、ツインレールの傾斜
    を感知してバツテリーを移動して車体のバランス
    をとるようにしたことを特徴とするゴルフバツク
    電動運搬車。
JP13301387U 1987-08-31 1987-08-31 Expired JPH0357569Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13301387U JPH0357569Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13301387U JPH0357569Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6437764U JPS6437764U (ja) 1989-03-07
JPH0357569Y2 true JPH0357569Y2 (ja) 1991-12-27

Family

ID=31390500

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JP13301387U Expired JPH0357569Y2 (ja) 1987-08-31 1987-08-31

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JPS6437764U (ja) 1989-03-07

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