JPH0357472Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0357472Y2 JPH0357472Y2 JP16538485U JP16538485U JPH0357472Y2 JP H0357472 Y2 JPH0357472 Y2 JP H0357472Y2 JP 16538485 U JP16538485 U JP 16538485U JP 16538485 U JP16538485 U JP 16538485U JP H0357472 Y2 JPH0357472 Y2 JP H0357472Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layers
- thin plates
- waterproof sheet
- thin plate
- lauan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000012856 packing Methods 0.000 claims 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims 1
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の技術分野)
この考案は、積層体に関する。特に層間の関係
を特徴とするものであつて異なる物理的性質を有
する層からなる包装材に関する。
を特徴とするものであつて異なる物理的性質を有
する層からなる包装材に関する。
(従来の技術)
この種のものとして特公昭55−7145号公報に記
載された発明が知られている。
載された発明が知られている。
この例は、ベニヤ板等の合板が積層され、これ
らの合板層の一側面に防水材が重ねられ、これら
が一体に刺子縫いにより結合されてなるものであ
る。
らの合板層の一側面に防水材が重ねられ、これら
が一体に刺子縫いにより結合されてなるものであ
る。
この発明では、合板のいわゆる廃材をも梱包材
料として利用できる利点や防水材が重ねられてい
るから、被梱包材を防水できる利点はある。
料として利用できる利点や防水材が重ねられてい
るから、被梱包材を防水できる利点はある。
(従来技術の問題点)
しかしながら前記の従来技術では、防水材を外
側にして被梱包材を梱包しても刺子縫いにより、
防水材には一定間隔毎に小さいが縫目の針穴が形
成されている。
側にして被梱包材を梱包しても刺子縫いにより、
防水材には一定間隔毎に小さいが縫目の針穴が形
成されている。
このため鋼板等を梱包するとこの針穴から降雨
が浸入して鋼板を錆させる原因を生じていた。
が浸入して鋼板を錆させる原因を生じていた。
また従来の梱包材は両端部が何等処理されてい
ないため、使用中に合板が千切れる欠点がある。
ないため、使用中に合板が千切れる欠点がある。
とりわけいわゆる廃材を利用する場合はその廃
材が比較的小さな単片であるため一層千切れ易い
問題点があつた。
材が比較的小さな単片であるため一層千切れ易い
問題点があつた。
更に被梱包材側は特に合板と異なるものが積層
されていないから、梱包した際被梱包材に合板が
直接触れることになる。
されていないから、梱包した際被梱包材に合板が
直接触れることになる。
従つて被梱包材の種類によつては合板により、
傷が付くおそれがあつた。
傷が付くおそれがあつた。
(考案の技術的課題)
この考案の目的は、被梱包物に対して降雨を侵
入させない梱包材料を提供することにある。
入させない梱包材料を提供することにある。
他の目的は、層間に廃材を利用しても千切れて
脱落することのない梱包材料を得ることにある。
脱落することのない梱包材料を得ることにある。
(考案の技術的手段)
この考案は、ラワン材による薄板の多数枚をそ
れらの柾目を統一させて積層させ、ラワン材によ
る薄板層の一側面に被梱包物に当接されるものと
して被覆材を重ねてこれらを前記の薄板の柾目と
直角方向に一定の間隔を隔てて刺子縫いにより縫
合させ、縫合させた該薄板層の他側面に防水用シ
ートを接着材を介して接着させ、薄板層の柾目と
直角方向の両端の防水用シート、薄板層および被
覆材を断面コ字状の保護材により挟着させ、保護
材の箇所を薄板層の柾目と直角方向に刺子縫いし
てなるものである。
れらの柾目を統一させて積層させ、ラワン材によ
る薄板層の一側面に被梱包物に当接されるものと
して被覆材を重ねてこれらを前記の薄板の柾目と
直角方向に一定の間隔を隔てて刺子縫いにより縫
合させ、縫合させた該薄板層の他側面に防水用シ
ートを接着材を介して接着させ、薄板層の柾目と
直角方向の両端の防水用シート、薄板層および被
覆材を断面コ字状の保護材により挟着させ、保護
材の箇所を薄板層の柾目と直角方向に刺子縫いし
てなるものである。
(考案の作用)
この考案の作用は、防水用シートを外側にして
被覆材側を内側にして被梱包物例えば鋼板に被覆
材を宛がつて梱包を行う。
被覆材側を内側にして被梱包物例えば鋼板に被覆
材を宛がつて梱包を行う。
この梱包材料を円筒状のものに巻き付ける場合
は、薄板層の柾目に沿つて平行方向に折り曲げ
る。
は、薄板層の柾目に沿つて平行方向に折り曲げ
る。
(考案の実施例)
この考案の詳細を添付図面を参照して以下に説
明する。
明する。
この考案の実施例は、図面に示される通りであ
り、ラワン材による薄板10が多数枚用意されて
いる。
り、ラワン材による薄板10が多数枚用意されて
いる。
ラワン材は周知の通り、他の木材と異なり、薄
い板として製材したとき歪のない利点がある。合
板として広く採用されている通りである。
い板として製材したとき歪のない利点がある。合
板として広く採用されている通りである。
係る理由からこの考案では層の主たる材料とし
てラワン材が採用されている。
てラワン材が採用されている。
従つて歪を無視できる場合には他の木材の薄板
を利用してもよいことは言うまでもない。
を利用してもよいことは言うまでもない。
この考案では、ラワン材による薄板を多層にし
て構成するから、上下2枚の薄板10については
正規の薄板10を採用することが望ましいが、上
下2層の間に挿入する薄板10については、いわ
ゆる廃材による薄板10でもよい。
て構成するから、上下2枚の薄板10については
正規の薄板10を採用することが望ましいが、上
下2層の間に挿入する薄板10については、いわ
ゆる廃材による薄板10でもよい。
この考案は、上記の通り正規のラワン材による
薄板10の上下2層の間に廃材によるラワン材の
薄板10の多数枚をそれらの柾目12を統一させ
て積層させ、積層された薄板10層の一側面に被
梱包物に当接される基布等の被覆材14をかさね
る。この被覆材14は被梱包物を保護するもので
あるから柔軟な傷のつかないものが適当である。
薄板10の上下2層の間に廃材によるラワン材の
薄板10の多数枚をそれらの柾目12を統一させ
て積層させ、積層された薄板10層の一側面に被
梱包物に当接される基布等の被覆材14をかさね
る。この被覆材14は被梱包物を保護するもので
あるから柔軟な傷のつかないものが適当である。
この例において上下2層の間に使用する薄板1
0は廃材による薄板10を採用することを説明し
たが、生産コストを無視するなら正規のラワン材
による薄板10を採用してもよいことは言うまで
もない。
0は廃材による薄板10を採用することを説明し
たが、生産コストを無視するなら正規のラワン材
による薄板10を採用してもよいことは言うまで
もない。
積層された薄板10層と被覆材14を薄板10
層の柾目12と直角方向に一定の間隔を隔てて刺
子縫いにより糸16で縫合させる。
層の柾目12と直角方向に一定の間隔を隔てて刺
子縫いにより糸16で縫合させる。
この縫合された薄板10層の他側面に合成樹脂
製シート等の防水用シート18を接着剤を介して
接着させる。
製シート等の防水用シート18を接着剤を介して
接着させる。
そして薄板10層の柾目12と直角方向の両端
の防水用シート18、薄板10層および被覆材1
4を断面コ字状の保護材20により挟着させ、そ
の保護材20の箇所を薄板10層の柾目12と直
角方向に糸22により刺子縫いして防水用シート
18、薄板10および被覆材14を保護材20と
共に縫合してなるものである。
の防水用シート18、薄板10層および被覆材1
4を断面コ字状の保護材20により挟着させ、そ
の保護材20の箇所を薄板10層の柾目12と直
角方向に糸22により刺子縫いして防水用シート
18、薄板10および被覆材14を保護材20と
共に縫合してなるものである。
この例では、防水用シート18を薄板10層の他
側面に接着剤を介して接着する例を挙げたが、接
着剤を使用することなく、単に保護材20で両側
を固定するだけでもよい。もつとも取り扱いにつ
いて防水用シート18が薄板10層から遊離して
膨出する点に配慮しなければならない不便さはあ
るから、この点を考慮するなら、防水用シート1
8は接着しなくてもよい。また接着面は前面では
なく防水用シート18が薄板10層から剥がれな
い限り、部分的であつてもよい。
側面に接着剤を介して接着する例を挙げたが、接
着剤を使用することなく、単に保護材20で両側
を固定するだけでもよい。もつとも取り扱いにつ
いて防水用シート18が薄板10層から遊離して
膨出する点に配慮しなければならない不便さはあ
るから、この点を考慮するなら、防水用シート1
8は接着しなくてもよい。また接着面は前面では
なく防水用シート18が薄板10層から剥がれな
い限り、部分的であつてもよい。
(考案の効果)
この考案は、上記の構成であるから以下の利点
を奏する。
を奏する。
(1) 防水用シートは他の層を構成する薄板や被覆
材のように刺子縫いされることなく、薄板に接
着剤を介して接着されているから、刺子縫いに
よる針穴が発生しない。
材のように刺子縫いされることなく、薄板に接
着剤を介して接着されているから、刺子縫いに
よる針穴が発生しない。
従つて防水用シート側を外側にして被梱包物
を梱包すれば、一切降雨が層内に浸入しないか
ら、被梱包物を降雨から保護できる。
を梱包すれば、一切降雨が層内に浸入しないか
ら、被梱包物を降雨から保護できる。
(2) 両端は保護材で挟着されているから、薄板層
間に廃材を利用しても千切れて飛び出ることも
なく、廃材を有効的に採用できる。
間に廃材を利用しても千切れて飛び出ることも
なく、廃材を有効的に採用できる。
図面は一部を破断して示す斜視図である。
主要部分の符号の説明、10……ラワン材の薄
板、12……ラワン材の薄板の柾目、14……被
覆材、16……糸、18……防水用シート、20
……保護材。
板、12……ラワン材の薄板の柾目、14……被
覆材、16……糸、18……防水用シート、20
……保護材。
Claims (1)
- ラワン材による薄板10の多数枚をそれらの柾
目12を統一させて積層させ、ラワン材による薄
板10層の一側面に基布等の被覆材14を重ねて
これらを該薄板10層の柾目12と直角方向に一
定の間隔を隔てて刺子縫いにより糸16で縫合さ
せ、縫合させた該薄板10層の他側面に防水用シ
ート18を接着剤を介して接着させ、薄板10層
の柾目12と直角方向の両端の防水用シート1
8、薄板10層および被覆材14を断面コ字状の
保護材20により挟着させ、保護材20の箇所を
薄板10層の柾目12と直角方向に刺子縫いして
なる刺子縫いによる梱包材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16538485U JPH0357472Y2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16538485U JPH0357472Y2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6273934U JPS6273934U (ja) | 1987-05-12 |
JPH0357472Y2 true JPH0357472Y2 (ja) | 1991-12-27 |
Family
ID=31095377
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16538485U Expired JPH0357472Y2 (ja) | 1985-10-28 | 1985-10-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0357472Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-28 JP JP16538485U patent/JPH0357472Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6273934U (ja) | 1987-05-12 |
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