JPH0357300Y2 - - Google Patents

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JPH0357300Y2
JPH0357300Y2 JP4937986U JP4937986U JPH0357300Y2 JP H0357300 Y2 JPH0357300 Y2 JP H0357300Y2 JP 4937986 U JP4937986 U JP 4937986U JP 4937986 U JP4937986 U JP 4937986U JP H0357300 Y2 JPH0357300 Y2 JP H0357300Y2
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JP
Japan
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hanging
rope
mold
link mechanism
bracket
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Expired
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JP4937986U
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JPS62159930U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は金型吊り装置に関するものである。
従来の技術とその問題点 従来金型をそのストツク位置からプレス機等へ
移送する場合、金型に突設した吊金具にフツクを
直接かけるかもしくは専用の掛具をかけ、金型を
吊垂移動させている。
この金型の吊金具にフツクあるいは専用掛具を
かける作業は一般に作業者が手作業にて行なつて
いる。限られた金型ストツク場所で多数の金型を
保管するには二段積、三段積とすることが望まし
い。しかし大型の金型にあつては二段目の金型ま
での吊金具へのフツク掛けは行えても作業者の手
の届く範囲以上の高さにある三段目の金型にはフ
ツク掛けは困難となり、また手数を要するものと
なる。さらにこの吊金具へのフツク掛けを自動化
することは困難である。また大型の金型に於ては
重量が大となるため吊金具も大型化、大重量とな
る。
本考案は簡易な機構で吊金具へのフツク掛けを
自動化することを目的とする。
問題点の解決手段 金型をロープにて吊垂支持するに際し、金型を
安定して吊垂可能なように金型の外側面に吊りロ
ープを吊垂支持し、かつこの各吊りロープ下端に
は夫々金型に突設された吊金具に引掛ける係止環
等の吊り具を備えると共に吊りロープの一部に突
設したブラケツトに屈伸自在なリンク機構を設
け、このリンク機構上部に設けたシーブに操作ロ
ープを掛け、この操作ロープの一端をリンク機構
下端に係着し、このロープの他端を引くことによ
りリンク機構を屈曲させ、これによつて吊りロー
プ下端の係止環を金型の吊金具側へ移動させて係
止させるようになす。
実施例 以下本考案を図面に示す実施例にもとづいて説
明する。
図に於てKは金型で、必要に応じて上部金型の
頂面にはアダプタープレートPが装着されてい
る。また金型Kの外側面には、この金型を吊垂移
動可能なように吊金具Kaが、金型を安定して吊
垂できるよう複数個突設される。
またこの金型を安定して吊垂移動できるように
一つの金型に対し複数本例えば4本又はそれ以上
の吊りロープ1が昇降自在に吊垂される。この吊
りロープ1は複数本が同時に昇降するようになつ
ており、図示省略したが全吊りロープ1はその上
端がクレーンにて昇降される吊ビームもしくは昇
降フレーム等に係止されている。
図面は金型の一側面を吊垂する場合を示してい
るが、上述のように一つの金型に対し通常複数本
使用される。
吊りロープ1は金型を吊垂支持するのに必要な
強度と長さとを有し、この各吊りロープ1の下端
に金型に突設した吊金具Kaに引掛ける係止環等
の吊り具2を固定すると共にこのロープの所定位
置にはブラケツト3を突設する。そしてこのブラ
ケツト3にはシーブ4を軸5を介して回動自在に
支持すると共にブラケツト下方にリンク機構6を
垂設する。
このリンク機構6はその垂設時、略吊りロープ
1と平行となるようにし、吊りロープ側に接離す
るよう屈曲可能な構造とする。例えば所要長のリ
ンク6aをピン6bにて多数連接したもの、リン
クチエーン状のものとし、このリンク機構6の上
端をブラケツト3に枢着する。そしてリンク機構
6の下端にはロープ支持具7を枢着すると共にこ
のロープ支持具7にて前記吊りロープの下部を摺
動自在あるいは必要に応じて固着するようにして
支持する。
シーブ4には操作ロープ8を掛けるが、このロ
ープ8は吊りロープよりも細く、作業者の直接の
操作にても容易に屈曲でき、かつリンク機構を屈
曲できる強度を有する。操作ロープ8の一端はリ
ンク機構の下端もしくは図示の如くロープ支持具
7の一部に止具9を介して係着し、他端を自由端
とし、この自由端側にフツク状、リング状の引掛
具10を係着する。
11は作業者が持つ操作棒で、この棒の先端に
はフツク12を突設し、作業者の手が届かない高
所位置にある引掛具、係止環をも操作できるよう
にする。
而して上述の如く構成される金型吊り装置を用
いて二段積、三段積された作業者の手が直接届か
ない高所にある金型に吊りロープの係止環を掛け
る操作について説明する。
高所にある引掛具10に作業者は長い操作棒1
1を持つてそのフツク12をまずこの引掛具10
に掛け、この棒を下方に引くと操作ロープ8が引
張られ、これによりロープ下端に係止されたロー
プ支持具7が引き上げられるようになる。この作
動はリンク機構6を各リンクを屈曲させるものと
なる。この時リンクの屈曲方向はその構成上吊り
ロープ側となるため、リンク機構は屈曲しロープ
支持具にて支持された吊りロープの下端はこのロ
ープ支持具の移動とともに金型吊金具側へ移動さ
せられ、吊金具Kaと係止環2とは係止される。
このようにして順次各吊りロープの係止環を吊金
具に掛けた後、吊りロープを上昇させれば金型は
吊垂される。
考案の効果 本考案による時は金型の吊金具に引掛けるよう
になした吊りロープ下端に設けた係止環等の吊り
具を、この吊りロープにそつて配設されたリンク
機構を地上の作業者によつて操作ロープを引くこ
とにより屈曲させ、これにより吊りロープを曲
げ、係止環等の吊り具を吊金具側へ移動させ、引
掛るようになしているため、高所にある金型にも
容易に玉掛け作業ができ、大型金型にあつても二
段積、三段積、それ以上の保管が可能となるなど
の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は正面図、第2図は操作時の説明図であ
る。 Kは金型、Kaは吊金具、Pはアダプタープレ
ート、1はロープ、2は係止環、3はブラケツ
ト、4はシーブ、5は軸、6はリンク機構、7は
ロープ支持具、8は操作用ロープ、9は止具、1
0は引掛具、11は操作杆、12はフツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端に金型に突設した吊金具と係止する係止環
    等の吊り具を備えた金型吊垂用の吊りロープと、
    この吊りロープの一部にブラケツトを突設し、か
    つこのブラケツトに屈伸可能に設けたリンク機構
    と、ブラケツトに回動自在に支持したシーブに掛
    け、かつ一端を前記リンク機構下端に係止し、他
    端に引掛具を設けたリンク機構屈曲操作用の操作
    ロープとよりなる金型吊り装置。
JP4937986U 1986-04-02 1986-04-02 Expired JPH0357300Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4937986U JPH0357300Y2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4937986U JPH0357300Y2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62159930U JPS62159930U (ja) 1987-10-12
JPH0357300Y2 true JPH0357300Y2 (ja) 1991-12-26

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ID=30871775

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JP4937986U Expired JPH0357300Y2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02

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JPS62159930U (ja) 1987-10-12

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