JPH0356906Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0356906Y2 JPH0356906Y2 JP3540487U JP3540487U JPH0356906Y2 JP H0356906 Y2 JPH0356906 Y2 JP H0356906Y2 JP 3540487 U JP3540487 U JP 3540487U JP 3540487 U JP3540487 U JP 3540487U JP H0356906 Y2 JPH0356906 Y2 JP H0356906Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- spindle
- turntable
- center hole
- centering tool
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 7
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 claims description 6
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、磁気デイスクや光デイスク等の孔
あきデイスクを高速回転させる場合に用いるエア
スピンドルに関するものである。
あきデイスクを高速回転させる場合に用いるエア
スピンドルに関するものである。
一般に、磁気デイスクや光デイスクに対する情
報の書き込み、読み取りあるいは書き込み後の検
査を行なう場合、上記デイスクを高速回転させる
ようにしており、その回転に際してターンテーブ
ルを備えるエアスピンドルが用いられている。
報の書き込み、読み取りあるいは書き込み後の検
査を行なう場合、上記デイスクを高速回転させる
ようにしており、その回転に際してターンテーブ
ルを備えるエアスピンドルが用いられている。
上記エアスピンドルの従来技術として第3図に
示したものがある。このエアスピンドルは、ハウ
ジング30に取付けた静圧軸受31でスピンドル
32を支持し、そのスピンドル32の上部にター
ンテーブル33を設け、このターンテーブル33
上に載置したデイスクDをスピンドル32と共に
回転させるようにしてある。
示したものがある。このエアスピンドルは、ハウ
ジング30に取付けた静圧軸受31でスピンドル
32を支持し、そのスピンドル32の上部にター
ンテーブル33を設け、このターンテーブル33
上に載置したデイスクDをスピンドル32と共に
回転させるようにしてある。
ところで、上記のエアスピンドルにおいては、
ターンテーブル33上に載置したデイスクDの孔
aに芯出し具34を挿入してその芯出し具34の
上部に設けたフランジ35をデイスクDの上面に
係合し、上記芯出し具34をスピンドル32のね
じ孔36にねじ係合したボルト37の締付けによ
り固定してデイスクDをターンテーブル33に取
付ける構成であるため、上記デイスクDの取付
け、取外しに非常に手間がかかるという不都合が
ある。
ターンテーブル33上に載置したデイスクDの孔
aに芯出し具34を挿入してその芯出し具34の
上部に設けたフランジ35をデイスクDの上面に
係合し、上記芯出し具34をスピンドル32のね
じ孔36にねじ係合したボルト37の締付けによ
り固定してデイスクDをターンテーブル33に取
付ける構成であるため、上記デイスクDの取付
け、取外しに非常に手間がかかるという不都合が
ある。
また、デイスクDの孔aと芯出し具34との間
にははめ合わせによる余裕が必要であるため、デ
イスクDの中心がスピンドル32の軸心に対して
偏心することが多く、芯出し精度が悪いという不
都合がある。
にははめ合わせによる余裕が必要であるため、デ
イスクDの中心がスピンドル32の軸心に対して
偏心することが多く、芯出し精度が悪いという不
都合がある。
そこで、この考案は上記の不都合を解消し、デ
イスクをきわめて簡単に、しかも精度よく取付け
ることができるエアスピンドルを提供することを
目的としている。
イスクをきわめて簡単に、しかも精度よく取付け
ることができるエアスピンドルを提供することを
目的としている。
上記の目的を達成するために、この考案は、ス
ピンドルの上部に設けられたターンテーブルに中
心孔と、そのまわりにデイスク吸引用の凹部とを
設け、上記中心孔にスライド可能に組込まれ、中
心孔に対する流体の供給とスプリングの弾力とに
よつて上下動する芯出し具の外周上部にテーパ面
を設け、そのテーパ面の大径側端部の外径をター
ンテーブルに支持される孔あきデイスクの孔径よ
り大きくした構成としたのである。
ピンドルの上部に設けられたターンテーブルに中
心孔と、そのまわりにデイスク吸引用の凹部とを
設け、上記中心孔にスライド可能に組込まれ、中
心孔に対する流体の供給とスプリングの弾力とに
よつて上下動する芯出し具の外周上部にテーパ面
を設け、そのテーパ面の大径側端部の外径をター
ンテーブルに支持される孔あきデイスクの孔径よ
り大きくした構成としたのである。
上記のように構成すれば、芯出し具を上昇し、
その上部を中心孔から突出させた状態で芯出し具
の外側に孔あきデイスクを嵌合することにより、
そのデイスクの中心をターンテーブルの軸心に一
致させることができる。そこで、芯出し具を下降
させることにより、テーブル上面にデイスクが載
置され、凹部に吸引力を付与することによつてデ
イスクをターンテーブルの軸心と一致する状態に
精度よく吸着支持することができる。
その上部を中心孔から突出させた状態で芯出し具
の外側に孔あきデイスクを嵌合することにより、
そのデイスクの中心をターンテーブルの軸心に一
致させることができる。そこで、芯出し具を下降
させることにより、テーブル上面にデイスクが載
置され、凹部に吸引力を付与することによつてデ
イスクをターンテーブルの軸心と一致する状態に
精度よく吸着支持することができる。
以下、この考案の実施例を第1図および第2図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
図示のように、ハウジング1の内側には静圧軸
受2が圧入され、その軸受2の上部に設けたフラ
ンジ3が上記ハウジング1の端面と係合してい
る。
受2が圧入され、その軸受2の上部に設けたフラ
ンジ3が上記ハウジング1の端面と係合してい
る。
軸受2の内側にはスピンドル4が挿入されて回
転可能に支持され、そのスピンドル4の外径面と
静圧軸受2の間にラジアル軸受すきま5が設けら
れている。また、スピンドル4の上部にフランジ
6が取付けられ、そのフランジ6と静圧軸受2の
フランジ間にスラスト軸受すきま7が設けられて
いる。
転可能に支持され、そのスピンドル4の外径面と
静圧軸受2の間にラジアル軸受すきま5が設けら
れている。また、スピンドル4の上部にフランジ
6が取付けられ、そのフランジ6と静圧軸受2の
フランジ間にスラスト軸受すきま7が設けられて
いる。
前記静圧軸受2には、ラジアル軸受すきま5お
よびスラスト軸受すきま7に挿通する給気孔8が
形成され、その給気孔8から各軸受すきま5,7
に供給する圧縮流体によつてスピンドル4のラジ
アル荷重およびスラスト荷重が支持される。
よびスラスト軸受すきま7に挿通する給気孔8が
形成され、その給気孔8から各軸受すきま5,7
に供給する圧縮流体によつてスピンドル4のラジ
アル荷重およびスラスト荷重が支持される。
スピンドル4の上部にはターンテーブル9が取
付けられ、そのターンテーブル9の上面に中心孔
10と、そのまわりにデイスク吸引用の凹部11
が設けられている。
付けられ、そのターンテーブル9の上面に中心孔
10と、そのまわりにデイスク吸引用の凹部11
が設けられている。
ここで、凹部11は、第2図に示すような溝で
あつてもよく、あるいは孔であつてもよい。その
凹部11は、ターンテーブル9に設けた連通路1
2を介して前記スピンドル4に形成した吸引通路
13と連通している。また、吸引通路13はハウ
ジング1にねじ止めした吸引用ニツプル14に連
通し、そのニツプル14の内部を吸引することに
より、上記凹部11に吸引力が作用し、ターンテ
ーブル9上に載置したデイスクDを吸着するよう
になつている。
あつてもよく、あるいは孔であつてもよい。その
凹部11は、ターンテーブル9に設けた連通路1
2を介して前記スピンドル4に形成した吸引通路
13と連通している。また、吸引通路13はハウ
ジング1にねじ止めした吸引用ニツプル14に連
通し、そのニツプル14の内部を吸引することに
より、上記凹部11に吸引力が作用し、ターンテ
ーブル9上に載置したデイスクDを吸着するよう
になつている。
前記中心孔10には柱状の芯出し具15がスラ
イド可能に挿入され、その芯出し具15は、中心
孔10の内径面中途に形成した段部16によつて
下方向に移動するのが防止され、上記段部16に
下面が当接する状態において、芯出し具15の上
部はターンテーブル9の上面より僅かに突出して
いる。
イド可能に挿入され、その芯出し具15は、中心
孔10の内径面中途に形成した段部16によつて
下方向に移動するのが防止され、上記段部16に
下面が当接する状態において、芯出し具15の上
部はターンテーブル9の上面より僅かに突出して
いる。
この芯出し具15の外周部にはテーパ面17が
形成され、そのテーパ面17の大径側端部の外径
は、ターンテーブル9で支持される孔あきデイス
クDの孔径より大きくなつている。
形成され、そのテーパ面17の大径側端部の外径
は、ターンテーブル9で支持される孔あきデイス
クDの孔径より大きくなつている。
また、芯出し具15の下部には軸18が取付け
られ、その軸18は中心孔10の下部に嵌着した
ばね座19の孔20に挿入され、その下端にばね
受け21が取付けられている。このばね受け21
と上記ばね座19との間における軸18の外側に
はスプリング22が組込まれ、そのスプリング2
2は芯出し具15を下方向に移動させるようにな
つている。
られ、その軸18は中心孔10の下部に嵌着した
ばね座19の孔20に挿入され、その下端にばね
受け21が取付けられている。このばね受け21
と上記ばね座19との間における軸18の外側に
はスプリング22が組込まれ、そのスプリング2
2は芯出し具15を下方向に移動させるようにな
つている。
上記中心孔10は、スピンドル4に形成した給
気路23と連通し、その給気通路23はハウジン
グ1にねじ係合した給気ニツプル24の内部と連
通している。このため、給気ニツプル24に流体
を供給すると、この流体は給気通路23から中心
孔10に流入するため、芯出し具15は上方に押
し上げられる。
気路23と連通し、その給気通路23はハウジン
グ1にねじ係合した給気ニツプル24の内部と連
通している。このため、給気ニツプル24に流体
を供給すると、この流体は給気通路23から中心
孔10に流入するため、芯出し具15は上方に押
し上げられる。
いま、給気通路23に流体を供給し、芯出し具
15を上方に移動させた状態において、上記芯出
し具15の外側に孔あきデイスクDを嵌合すると
デイスクDの孔aの内径縁が芯出し具15のテー
パ面17に係合し、デイスクDは、ターンテーブ
ル9の軸心と一致する状態に保持される。
15を上方に移動させた状態において、上記芯出
し具15の外側に孔あきデイスクDを嵌合すると
デイスクDの孔aの内径縁が芯出し具15のテー
パ面17に係合し、デイスクDは、ターンテーブ
ル9の軸心と一致する状態に保持される。
このとき、デイスクDとターンテーブル9の上
面には所要間隔あり、その状態において、給気通
路23に対する流体の供給を遮断すると、スプリ
ング22の弾力により、芯出し具15が下方向に
移動し、その移動途中においてデイスクDはター
ンテーブル9の上面で支持される。また、芯出し
具15は中心孔10の段部16に当接する位置ま
で下降する。ここで、吸引通路13を吸引するこ
とにより、凹部11に吸引力が作用するため、デ
イスクDは吸着支持され、スピンドル4と共にデ
イスクDを回転させることができる。
面には所要間隔あり、その状態において、給気通
路23に対する流体の供給を遮断すると、スプリ
ング22の弾力により、芯出し具15が下方向に
移動し、その移動途中においてデイスクDはター
ンテーブル9の上面で支持される。また、芯出し
具15は中心孔10の段部16に当接する位置ま
で下降する。ここで、吸引通路13を吸引するこ
とにより、凹部11に吸引力が作用するため、デ
イスクDは吸着支持され、スピンドル4と共にデ
イスクDを回転させることができる。
以上のように、この考案は、中心孔から突出さ
せた芯出し具の外側に孔あきデイスクを嵌合し、
その芯出し具を下降して凹部に吸引力を付与する
ことにより、ターンテーブル上に孔あきデイスク
を吸着することができるため、ターンテーブル上
に孔あきデイスクをきわめて簡単に取付けること
ができ、デイスクの取付け、取外しの自動化も可
能である。
せた芯出し具の外側に孔あきデイスクを嵌合し、
その芯出し具を下降して凹部に吸引力を付与する
ことにより、ターンテーブル上に孔あきデイスク
を吸着することができるため、ターンテーブル上
に孔あきデイスクをきわめて簡単に取付けること
ができ、デイスクの取付け、取外しの自動化も可
能である。
また、芯出し具の外周上部にテーパ面を形成し
たので、その芯出し具の外側に孔あきデイスクを
嵌合することにより、上記デイスクを芯出しする
ことができ、その芯出しされたデイスクを芯出し
具の下降によつてターンテーブル上にデイスクを
載置するようにしたので、ターンテーブル上にデ
イスクをきわめて精度よく載置することができ
る。
たので、その芯出し具の外側に孔あきデイスクを
嵌合することにより、上記デイスクを芯出しする
ことができ、その芯出しされたデイスクを芯出し
具の下降によつてターンテーブル上にデイスクを
載置するようにしたので、ターンテーブル上にデ
イスクをきわめて精度よく載置することができ
る。
第1図は、この考案に係るエアスピンドルの一
実施例を示す断面図、第2図は同上の平面図、第
3図は従来のエアスピンドルを示す一部切欠正面
図である。 1……ハウジング、2……静圧軸受、4……ス
ピンドル、9……ターンテーブル、10……中心
孔、11……凹部、15……芯出し具、17……
テーパ面、22……スプリング。
実施例を示す断面図、第2図は同上の平面図、第
3図は従来のエアスピンドルを示す一部切欠正面
図である。 1……ハウジング、2……静圧軸受、4……ス
ピンドル、9……ターンテーブル、10……中心
孔、11……凹部、15……芯出し具、17……
テーパ面、22……スプリング。
Claims (1)
- ハウジングの内側に取付けた静圧軸受でスピン
ドルを回転可能に支持し、そのスピンドルの上部
にターンテーブルを設けたエアスピンドルにおい
て、前記ターンテーブルの上面に中心孔と、その
まわりにデイスク吸引用の凹部を設け、上記中心
孔にスライド可能に組込まれ、中心孔に対する流
体の供給とスプリングの弾力により上下動する芯
出し具の外周上部にテーパ面を設け、そのテーパ
面の大径側端部の外径を上記ターンテーブルに支
持される孔あきデイスクの内径より大きくしたこ
とを特徴とするエアスピンドル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3540487U JPH0356906Y2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3540487U JPH0356906Y2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63142045U JPS63142045U (ja) | 1988-09-19 |
JPH0356906Y2 true JPH0356906Y2 (ja) | 1991-12-24 |
Family
ID=30844862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3540487U Expired JPH0356906Y2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0356906Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-10 JP JP3540487U patent/JPH0356906Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63142045U (ja) | 1988-09-19 |
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