JPH0356755Y2 - - Google Patents

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JPH0356755Y2
JPH0356755Y2 JP1985057767U JP5776785U JPH0356755Y2 JP H0356755 Y2 JPH0356755 Y2 JP H0356755Y2 JP 1985057767 U JP1985057767 U JP 1985057767U JP 5776785 U JP5776785 U JP 5776785U JP H0356755 Y2 JPH0356755 Y2 JP H0356755Y2
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transistor
ignition
switch
heater
capacitor
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 この考案は、石油ストーブなどの石油燃焼器に
関する。
〔従来技術〕
第2図は従来の石油燃焼器の電気回路図であ
り、1は単一乾電池2個からなる3ボルトの直流
電源、2は消火時に芯から発生するガスを吸引す
る吸引装置用フアンモータ、3は点火時に図示し
ない点火用レバーと連動して破線で示すようにC
−B間を接続し、消火時に図示しない消火用押釦
と連動してC−A間を接続するスナツプスイツ
チ、4は燃焼停止動作時から始動するフアンモー
タ2の駆動時間を設定するタイマー、6は点火用
レバーと連動して作動する点火用の自動復帰スイ
ツチ、5は芯に接触して加熱し点火させるヒータ
である。図示しない点火用レバーを「点火」に作
動させるとスイツチ3がC−B間を接続するとと
もに、スイツチ6が一時的に閉路となる。これに
よつて電源1は、スイツチ3と抵抗R2を介して
コンデンサC1を充電するとともに、スイツチ6
と抵抗R5を介してコンデンサC2を充電する。
それと同時に、トランジスタT6のベース・エミ
ツタ間に電源1からスイツチ6と抵抗R5,R6
を介して電流が流れてトランジスタT6のコレク
タ・エミツタ間が導通する。それによつて、トラ
ンジスタT4のエミツタ・ベース間に抵抗R8を
介して電源1から電流が流れてトランジスタT4
のエミツタ・コレクタ間が導通する。さらに、ト
ランジスタT5のベース・エミツタ間に抵抗R9
を介して電流が流れ、そのコレクタ・エミツタ間
が導通してヒータ5に電源1から電流が供給され
る。スイツチ6は作動後すぐに開路状態に復帰す
るが、コンデンサC2に蓄えられている電荷が抵
抗R6を介してトランジスタT6のエミツタ・ベ
ース間に流れ続けるのでヒータ5への通電が維持
され、コンデンサC2の電荷がなくなると通電が
停止される。つまり、コンデンサC2と抵抗R
6,R7とトランジスタT6によつてタイマー回
路が構成されている。従つて、コンデンサC2の
電荷がトランジスタT6および抵抗R7によつて
放電されコンデンサC2の容量と抵抗R6,R7
の抵抗値で設定される所定時間、たとえば10秒間
が経過してコンデンサC2の端子電圧がトランジ
スタT6の駆動電圧より低下するとトランジスタ
T6,T4,T5がそれぞれ非導通となつてヒー
タ5の通電は停止する。このヒータ5の加熱によ
つて芯が点火し、石油燃焼器は燃焼する。消火時
には、図示しない消火用押釦を押すとそれと連動
するスナツプスイツチ3によつてC−A間が接続
され、コンデンサC1の充電電圧がタイマ4に印
加されるとともに抵抗R3を介して、抵抗R4と
トランジスタT3のベース・エミツタ間に印加さ
れトランジスタT3のコレクタ・エミツタ間が導
通し、フアンモータ2が駆動する。それと同時に
タイマ4の出力EがトランジスタT2のベース・
エミツタ間にベース電流を供給する。従つてトラ
ンジスタT2のコレクタ・エミツタ間が導通し、
トランジスタT1のエミツタ・コレクタ間が導通
して、電源1の電圧が抵抗R2とコンデンサC1
との直列回路、タイマー4および抵抗R3,R4
との直列回路に印加され、フアンモータ2は駆動
を続ける。タイマー4で設定された設定時間(た
とえば1分間)が経過すると、タイマー4は出力
Eを停止するので、トランジスタT2,T1,T
3がそれぞれ開路となりフアンモータ2が停止す
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来の石油燃焼器においては、点火
時において点火用押釦を作動させた直後に消火す
る場合、ヒータ5への通電は直ちに停止されな
い。つまり、コンデンサC2、抵抗R6,R7お
よびトランジスタT6とで構成されるタイマ回路
によつてヒータへは所定時間、すなわち、コンデ
ンサC2の電荷が放電して端子電圧が低下しトラ
ンジスタT6が駆動しなくなるまでの時間だけ通
電が持続される。従つて、このような場合には電
源1の乾電池は、このヒータ5への不必要な通電
のために電力が浪費されるという欠点がある。
この考案は、このような事情に鑑みてなされた
もので、点火操作の直後に消火操作を行つても直
ちにヒータの通電が停止されて電力の浪費が防止
される石油燃焼器を提供するものである。
(ロ) 考案の構成 この考案の石油燃焼器は消火時に芯から発生す
るガスを吸引するフアンモータと、前記フアンモ
ータを第1の所定時間だけ駆動する第1タイマー
手段と、点火用ヒータに通電する点火装置と、点
火時に点火装置を第2の所定時間だけ作動させる
第2タイマー手段と、第2タイマー手段を始動さ
せる点火用スイツチと、第2タイマー手段をリセ
ツトして前記点火装置の作動を停止させるリセツ
ト手段と、第1タイマー手段の始動とリセツト手
段の作動を連動させる消火用スイツチとを備えた
ことを特徴とする。
〔実施例〕
以下に示す図面に基づいてこの考案を詳述す
る。なお、これによつてこの考案が限定されるも
のではない。
第1図はこの考案に係る一実施例を示す電気回
路図である。
1は直流電源、6は図示しない点火用レバーと
連動して作動する点火用自動復帰スイツチ、5は
ヒータ、T6は抵抗R8を介してベース電流を流
しトランジスタT4を導通させるトランジスタ、
T5は、トランジスタT4を介して抵抗R9,R
10に印加される電源1の電圧によつて導通しヒ
ータ5を通電させるトランジスタであり、これら
は点火用ヒータ5に通電する点火装置を構成す
る。また、コンデンサC2と抵抗R6,R7とト
ランジスタT6とによつて、CRタイマー回路が
構成されている。T7はそのコレクタとエミツタ
がコンデンサC2に並列に接続され、ベースが抵
抗R11を介してスイツチ3の端子Aに接続され
たトランジスタであり、CRタイマー回路のコン
デンサC2の電荷を急放電させるリセツト回路を
構成する。この他の構成については第2図と同等
である。
このような構成において、図示しない点火用レ
バー「点火」に作動させると、スイツチ3がC−
B間を接続するとともに、スイツチ6が一時的に
閉路となる。これによつて電源1はスイツチ3と
抵抗R2を介してコンデンサC1を充電するとと
もに、スイツチ4と抵抗R5を介してコンデンサ
C2を充電する。それと同時に、トランジスタT
6のベース・エミツタ間に電源1からスイツチ6
と抵抗R5,R6を介して電流が流れてトランジ
スタT6のコレクタ・エミツタ間が導通する。そ
れによつてトランジスタT4のエミツタ・ベース
間に抵抗R8を介して電源1から電流が流れてト
ランジスタT4のエミツタ・コレクタ間が導通す
る。さらにトランジスタT5のベース・エミツタ
間に抵抗R9を介して電流が流れ、そのコレク
タ・エミツタ間が導通してヒータ5に電源1から
電流が供給される。スイツチ6は作動後すぐに開
路状態に復帰するが、スイツチ6によつて抵抗R
5を介して充電されたタイマー回路のコンデンサ
C2は、抵抗R6を介してトランジスタT6のエ
ミツタ・ベータ間へ電流を供給し、ヒータ5の通
電を、コンデンサC2の電荷が放電されその電圧
が低下してトランジスタT6が動作しなくなるま
での時間維持しようとする。このような点火操作
直後の状態において、図示しない消火用押釦を押
すと、それと連動するスナツプスイツチ3によつ
てC−A間が接続され、コンデンサC1の充電電
圧およびトランジスタT1を介して供給される電
源1の電圧によつてトランジスタT3が導通して
フアンモータ2が駆動するとともに、トランジス
タT7のベース・エミツタ間に抵抗R11を通じ
て電流が供給され、トランジスタT7のコレク
タ・エミツタ間が導通してコンデンサC2の電荷
を急放電させる。その結果、トランジスタT6,
T4,T5がそれぞれ不導通となり、直ちにヒー
タ5の通電が停止される。また、フアンモータ2
はタイマー4の設定時間が経過すると停止する。
このようにして、消火操作を行つた場合には、
直ちに点火用ヒータの通電用CRタイマーがリセ
ツトされヒータへの通電が停止されるので、点火
操作直後に消火操作を行つても、従来のように電
源(乾電池)の電力が浪費されることがなくな
る。
(ハ) 考案の効果 この考案によれば、点火用ヒータに通電する点
火装置を所定時間作動させるタイマーを燃焼停止
動作と連動して初期状態にもどすリセツト回路を
設けたので、点火操作の直後に消火操作を行つて
も直ちにヒータの通電が停止され、電源の電力を
浪費することがない。
さらにフアンモータが、消火操作に連動して駆
動するので、点火直後に消火操作を行つても、芯
の不完全燃焼によつて生ずるガスがきわめて効率
よく吸引される。従つて、フアンモータの駆動時
間の短縮化が可能となり、電源の電力の浪費が防
止される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る一実施例を示す電気回
路図、第2図は従来例を示す電気回路図である。 1……電源、2……フアンモータ、3……点火
用レバーおよび消火用押釦に連動するスナツプス
イツチ、5……ヒータ、6……点火用レバーに連
動する自動復帰スイツチ、C2……タイマー回路
用コンデンサ、T7……タイマーリセツト用トラ
ンジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 消化時に芯から発生するガスを吸引するフアン
    モータと、前記フアンモータを第1の所定時間だ
    け駆動する第1タイマー手段と、点火用ヒータに
    通電する点火装置と、点火時に点火装置を第2の
    所定時間だけ作動させる第2タイマー手段と、第
    2タイマー手段を始動させる点火用スイツチと、
    第2タイマー手段をリセツトして前記点火装置の
    作動を停止させるリセツト手段と、第1タイマー
    手段の始動とリセツト手段の作動を連動させる消
    火用スイツチとを備えたことをと特徴とする石油
    燃焼器。
JP1985057767U 1985-04-17 1985-04-17 Expired JPH0356755Y2 (ja)

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JP1985057767U JPH0356755Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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JPS61175745U JPS61175745U (ja) 1986-11-01
JPH0356755Y2 true JPH0356755Y2 (ja) 1991-12-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61110816A (ja) * 1984-11-05 1986-05-29 Sanyo Electric Co Ltd 芯上下式石油スト−ブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61110816U (ja) * 1984-12-25 1986-07-14

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61110816A (ja) * 1984-11-05 1986-05-29 Sanyo Electric Co Ltd 芯上下式石油スト−ブ

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