JPH0356728Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0356728Y2 JPH0356728Y2 JP18334586U JP18334586U JPH0356728Y2 JP H0356728 Y2 JPH0356728 Y2 JP H0356728Y2 JP 18334586 U JP18334586 U JP 18334586U JP 18334586 U JP18334586 U JP 18334586U JP H0356728 Y2 JPH0356728 Y2 JP H0356728Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- nozzle
- guide
- groove
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 63
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 7
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- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
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- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Spray-Type Burners (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は乾燥機などのバーナーに関するものであ
る。
る。
「従来の技術」
従来、藺草、海苔などの乾燥機には軽油などの
流体燃料によるバーナーが用いられ、燃料消費量
が大であるため、上記バーナーのノズル内に上記
燃料と共に水を供給し両者を噴霧状に燃焼室に噴
出させて点火燃焼させる試みがなされた。しかし
ノズル内の燃料と水との混合にむらを生じ噴出口
からの噴出燃料内に噴出水を均等に混合させるこ
とは困難であり、結局燃料・水混合物の燃焼を連
続的に行うことは困難であつた。
流体燃料によるバーナーが用いられ、燃料消費量
が大であるため、上記バーナーのノズル内に上記
燃料と共に水を供給し両者を噴霧状に燃焼室に噴
出させて点火燃焼させる試みがなされた。しかし
ノズル内の燃料と水との混合にむらを生じ噴出口
からの噴出燃料内に噴出水を均等に混合させるこ
とは困難であり、結局燃料・水混合物の燃焼を連
続的に行うことは困難であつた。
「考案が解決しようとする問題点」
本案は従来一般に用いられている農水産用乾燥
機などに用いられる加熱炉用バーナーを若干改良
するだけで燃料・水混合液を簡便かつ連続的に燃
焼させようとするものである。
機などに用いられる加熱炉用バーナーを若干改良
するだけで燃料・水混合液を簡便かつ連続的に燃
焼させようとするものである。
「問題点を解決するための手段」
本案は先端に小噴出口を穿設してなる中空ノズ
ルの内部に中空燃料案内子を挿入し、同案内子の
外周と上記ノズルの内周との間に同案内子の上記
中空部に通じる燃料流通間隙を介在させ、同案内
子の先端と上記ノズルの先端内面との間に上記小
噴出口の回りに旋回する燃料螺旋流通溝を形成
し、かつ上記中空ノズルの内部に上記案内子の基
端面押え螺子を螺合し、同螺子に燃料流通孔を穿
設し、かつ同ノズルの基端部に燃料供給路を接続
してなる燃料噴霧ノズルにおいて、上記燃料案内
子の基端面を盲面となし同面に外周に向う燃料分
流溝を形成し、同溝に接続する螺旋溝を同案内子
の側面に形成し、同螺旋溝の先端を上記流通間隙
及び中空部に連通させかつ上記押え螺子の燃料流
通孔に向う圧力水供給ノズルを燃料供給路内に配
設してなるバーナーによつて構成される。
ルの内部に中空燃料案内子を挿入し、同案内子の
外周と上記ノズルの内周との間に同案内子の上記
中空部に通じる燃料流通間隙を介在させ、同案内
子の先端と上記ノズルの先端内面との間に上記小
噴出口の回りに旋回する燃料螺旋流通溝を形成
し、かつ上記中空ノズルの内部に上記案内子の基
端面押え螺子を螺合し、同螺子に燃料流通孔を穿
設し、かつ同ノズルの基端部に燃料供給路を接続
してなる燃料噴霧ノズルにおいて、上記燃料案内
子の基端面を盲面となし同面に外周に向う燃料分
流溝を形成し、同溝に接続する螺旋溝を同案内子
の側面に形成し、同螺旋溝の先端を上記流通間隙
及び中空部に連通させかつ上記押え螺子の燃料流
通孔に向う圧力水供給ノズルを燃料供給路内に配
設してなるバーナーによつて構成される。
「作用」
従つて燃料供給路ａに流体燃料１８′を送給す
ると同燃料１８′は押え螺子５の流通路６を通過
して上記案内子１の盲基端面２に当接し、さらに
分流溝３内を中心部から外周方向に流動し、さら
に螺旋溝４に沿つて旋回し上記流通間隙ｔを経て
燃料螺旋流通溝１３を通過して旋回し小噴出口１
２から燃焼室８内に噴霧状に噴出し点火される。
この状態において圧力水供給ノズル７から圧力水
１８を供給すると同圧力水１８は上記押え螺子５
の流通孔６内に放出され、同圧力水１８の外周に
燃料１８′を誘い込み、上記押え螺子５の流通孔
６内では圧力水１８の外周に管状燃料層１８′を
形成する。このような燃料・水は盲基端面２に当
つて燃料・水は均等割合に上記分流溝３の中央部
から外周方向に分流したのち螺旋溝４に沿つて直
接上記間隙ｔ内に入つて合流して旋回混合され
る。又螺旋溝４から上記案内子１の中空部内に入
つたものは該中空部内で合流旋回混合した後上記
間隙ｔに入り、該間隙ｔに直接入つた上記燃料・
水と合流して旋回し該間隙ｔを経て該燃料・水は
均等割合のまま先端部の螺旋流通溝１３を通過し
て旋回し小噴出口１２から均等割合のまま霧状に
旋回して燃焼室８内に連続的に噴出し連続的に燃
焼させることができる。
ると同燃料１８′は押え螺子５の流通路６を通過
して上記案内子１の盲基端面２に当接し、さらに
分流溝３内を中心部から外周方向に流動し、さら
に螺旋溝４に沿つて旋回し上記流通間隙ｔを経て
燃料螺旋流通溝１３を通過して旋回し小噴出口１
２から燃焼室８内に噴霧状に噴出し点火される。
この状態において圧力水供給ノズル７から圧力水
１８を供給すると同圧力水１８は上記押え螺子５
の流通孔６内に放出され、同圧力水１８の外周に
燃料１８′を誘い込み、上記押え螺子５の流通孔
６内では圧力水１８の外周に管状燃料層１８′を
形成する。このような燃料・水は盲基端面２に当
つて燃料・水は均等割合に上記分流溝３の中央部
から外周方向に分流したのち螺旋溝４に沿つて直
接上記間隙ｔ内に入つて合流して旋回混合され
る。又螺旋溝４から上記案内子１の中空部内に入
つたものは該中空部内で合流旋回混合した後上記
間隙ｔに入り、該間隙ｔに直接入つた上記燃料・
水と合流して旋回し該間隙ｔを経て該燃料・水は
均等割合のまま先端部の螺旋流通溝１３を通過し
て旋回し小噴出口１２から均等割合のまま霧状に
旋回して燃焼室８内に連続的に噴出し連続的に燃
焼させることができる。
「実施例」
燃焼室８に向つて開口した送風路９内にノズル
ホールダー１０を配設し、同ホールダー１０に中
空ノズル１１を螺着する。このノズル１１は先端
に小噴出口１２（内径約0.5mm）を穿設し、内部
に中空燃料案内子１（外径約8.8mm）を挿入する
ものであつて同案内子１の外周と上記ノズル１１
の内周との間に燃料流通間隙ｔ（約0.5mm）を介在
させる。そして同案内子１の基端面２をノズル１
１の内部に螺合させた押え螺子５で押圧して同案
内子１の先端を同ノズル１１の先端内面に接触さ
せる。そして案内子１の先端面には上記小噴出口
１２の回りに旋回する燃料螺旋流通溝１３（幅約
0.2mm深さ約0.2mm）を形成するものである。そし
て上記押え螺子５には燃料流通孔６を穿設するも
のであつて、上記ホールダー１０に形成した燃料
供給路ａを上記ノズル１１の基端部に接続して燃
料噴霧ノズルが形成される。上記燃料案内子１は
基端部に盲円板１′を有し、同円板１′の基端面２
が盲面であつて押え螺子５の先端面を盲基端面２
に接し同面２によつて上記燃料流通孔６は閉鎖さ
れる。上記盲円板１′は案内子１と一体のもので
も差支えない。そして同基端面２にラジアル方向
に分流溝３を形成し、同溝３の両端に接続する螺
旋溝４，４を上記円板１′の側面に形成する。こ
の分流溝３は幅約0.5mm、深さ約0.5mm程度であ
り、一文字溝（第３図）でも十文字溝でも或はＹ
字溝であつても差支えない。又上記螺旋溝４，４
は上記間隙ｔ及び案内子１の中空部に連通させ
る。そして上記流通孔６の入口に向つて圧力水供
給ノズル７を上記燃料供給路ａ内に配設するもの
である。圧力水供給ノズル７は配管１４によつて
流量調整弁１５及びポンプ１６を介して水タンク
又は水槽１７に接続し、圧力水１８（第６図）は
同弁１５によつて約15Kg／cm2に調整される。上記
ホールダー１０の燃料供給路ａは配管１９によつ
て燃料ポンプ２０を介して燃料タンクに接続され
供給燃料１８′（第６図）は調整弁によつて約10
Kg／cm2に調整される。尚図中２１で示すものは送
風路９のブロワー、２２は送風旋回用羽根、２３
は燃料案内筒である。
ホールダー１０を配設し、同ホールダー１０に中
空ノズル１１を螺着する。このノズル１１は先端
に小噴出口１２（内径約0.5mm）を穿設し、内部
に中空燃料案内子１（外径約8.8mm）を挿入する
ものであつて同案内子１の外周と上記ノズル１１
の内周との間に燃料流通間隙ｔ（約0.5mm）を介在
させる。そして同案内子１の基端面２をノズル１
１の内部に螺合させた押え螺子５で押圧して同案
内子１の先端を同ノズル１１の先端内面に接触さ
せる。そして案内子１の先端面には上記小噴出口
１２の回りに旋回する燃料螺旋流通溝１３（幅約
0.2mm深さ約0.2mm）を形成するものである。そし
て上記押え螺子５には燃料流通孔６を穿設するも
のであつて、上記ホールダー１０に形成した燃料
供給路ａを上記ノズル１１の基端部に接続して燃
料噴霧ノズルが形成される。上記燃料案内子１は
基端部に盲円板１′を有し、同円板１′の基端面２
が盲面であつて押え螺子５の先端面を盲基端面２
に接し同面２によつて上記燃料流通孔６は閉鎖さ
れる。上記盲円板１′は案内子１と一体のもので
も差支えない。そして同基端面２にラジアル方向
に分流溝３を形成し、同溝３の両端に接続する螺
旋溝４，４を上記円板１′の側面に形成する。こ
の分流溝３は幅約0.5mm、深さ約0.5mm程度であ
り、一文字溝（第３図）でも十文字溝でも或はＹ
字溝であつても差支えない。又上記螺旋溝４，４
は上記間隙ｔ及び案内子１の中空部に連通させ
る。そして上記流通孔６の入口に向つて圧力水供
給ノズル７を上記燃料供給路ａ内に配設するもの
である。圧力水供給ノズル７は配管１４によつて
流量調整弁１５及びポンプ１６を介して水タンク
又は水槽１７に接続し、圧力水１８（第６図）は
同弁１５によつて約15Kg／cm2に調整される。上記
ホールダー１０の燃料供給路ａは配管１９によつ
て燃料ポンプ２０を介して燃料タンクに接続され
供給燃料１８′（第６図）は調整弁によつて約10
Kg／cm2に調整される。尚図中２１で示すものは送
風路９のブロワー、２２は送風旋回用羽根、２３
は燃料案内筒である。
実験によると燃料を小噴出口１２から開き角90
度に霧状に噴出させて着火させたのち上記燃料の
30％量の水を連続的に供給し、その状態において
火焔が消えることなく連続的に燃料・水混合液を
燃焼させることができた。
度に霧状に噴出させて着火させたのち上記燃料の
30％量の水を連続的に供給し、その状態において
火焔が消えることなく連続的に燃料・水混合液を
燃焼させることができた。
「効果」
本案は上述のように構成したので燃料・水混合
液による混合噴霧がノズルから連続的に噴出し得
て同混合液による連続燃焼が得られ、燃料を著し
く節減することができる。
液による混合噴霧がノズルから連続的に噴出し得
て同混合液による連続燃焼が得られ、燃料を著し
く節減することができる。
第１図は本案のバーナーのノズル部の拡大縦断
側面図、第２図は第１図の分解斜視図、第３図は
盲円板の斜視図、第４図は上記ノズルを備えたバ
ーナーの説明平面図、第５図は第４図を左方から
見た正面図、第６図は燃料・水層流状態図であ
る。 １……中空燃料案内子、２……基端面、３……
燃料分流溝、４……螺旋溝、５……基端面押え螺
子、６……燃料流通孔、７……圧力水供給ノズ
ル、ａ……燃料供給路。
側面図、第２図は第１図の分解斜視図、第３図は
盲円板の斜視図、第４図は上記ノズルを備えたバ
ーナーの説明平面図、第５図は第４図を左方から
見た正面図、第６図は燃料・水層流状態図であ
る。 １……中空燃料案内子、２……基端面、３……
燃料分流溝、４……螺旋溝、５……基端面押え螺
子、６……燃料流通孔、７……圧力水供給ノズ
ル、ａ……燃料供給路。
Claims (1)
- 先端に小噴出口を穿設してなる中空ノズルの内
部に中空燃料案内子を挿入し、同案内子の外周と
上記ノズルの内周との間に同案内子の上記中空部
に通じる燃料流通間隙を介在させ、同案内子の先
端と上記ノズルの先端内面との間に上記小噴出口
の回りに旋回する燃料螺旋流通溝を形成し、かつ
上記中空ノズルの内部に上記案内子の基端面押え
螺子を螺合し、同螺子に燃料流通孔を穿設し、か
つ同ノズルの基端部に燃料供給路を接続してなる
燃料噴霧ノズルにおいて、上記燃料案内子の基端
面を盲面となし同面に外周に向う燃料分流溝を形
成し、同溝に接続する螺旋溝を同案内子の側面に
形成し、同螺旋溝の先端を上記流通間隙及び中空
部に連通させかつ上記押え螺子の燃料流通孔に向
う圧力水供給ノズルを燃料供給路内に配設してな
るバーナー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18334586U JPH0356728Y2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18334586U JPH0356728Y2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6390711U JPS6390711U (ja) | 1988-06-13 |
| JPH0356728Y2 true JPH0356728Y2 (ja) | 1991-12-20 |
Family
ID=31130000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18334586U Expired JPH0356728Y2 (ja) | 1986-11-27 | 1986-11-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0356728Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-27 JP JP18334586U patent/JPH0356728Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6390711U (ja) | 1988-06-13 |
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