JPS5827231Y2 - 内部混合低圧噴霧バ−ナ− - Google Patents

内部混合低圧噴霧バ−ナ−

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Publication number
JPS5827231Y2
JPS5827231Y2 JP8746478U JP8746478U JPS5827231Y2 JP S5827231 Y2 JPS5827231 Y2 JP S5827231Y2 JP 8746478 U JP8746478 U JP 8746478U JP 8746478 U JP8746478 U JP 8746478U JP S5827231 Y2 JPS5827231 Y2 JP S5827231Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel oil
water
atomized
air
internal mixing
Prior art date
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Expired
Application number
JP8746478U
Other languages
English (en)
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JPS556629U (ja
Inventor
一夫 小林
Original Assignee
株式会社前田鉄工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社前田鉄工所 filed Critical 株式会社前田鉄工所
Priority to JP8746478U priority Critical patent/JPS5827231Y2/ja
Publication of JPS556629U publication Critical patent/JPS556629U/ja
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  • Nozzles For Spraying Of Liquid Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、燃料油と噴霧空気と水とを噴霧状によく混合
して単一の噴射口より霧化噴射する内部混合低圧噴霧バ
ーナーに関するものである。
内部混合低圧噴霧バーナーは空気または蒸気の高速流に
よって燃料油を霧化して燃焼室に噴射する形式のもので
あるが、この形状のものは従来、燃焼用空気のうち数パ
ーセントにあたる一次空気と呼ばれる空気をノズル混合
室で燃料油と接触混合させて霧化せしめていた。
すなわち、第1図を用いて従来の内部混合低圧噴霧バー
ナーについて具体的に説明すると、空気又は蒸気と燃料
油とはそれぞれ人口10a、10bより二重管10内に
導入され、別々の通路を平行に通過せしめられて、二重
管10の先端部に固着せしめられたノズル11の旋回室
11aで両者は十分混合せしめられ旋回しながら単一の
噴射口11bより燃焼室内に噴射せしめられる。
このような内部混合低圧噴霧バーナーにおいて排ガス中
の窒素酸化物を低減せしめるためとして、水添加率を1
5〜40%にして燃焼せしめると燃焼ガス温度が下がっ
て排ガス中の窒素酸化物(NOx)を低減することがで
きるのであるが、このように燃料油中に水を添加する方
法としては従来3つの方法があった。
すなわち、1 予め燃料油と水とを混合してエマルジョ
ン化しておき、それを噴霧空気と混合して霧化する方法
2 予め噴霧空気(−次空気)に水を混合しておき、そ
れを燃料油と混合して霧化する方法。
3 水と燃料油と噴霧気体とを別々に供給して混合霧化
する方法。
があった。
1については燃料油と水とを混合してエマルジョン化す
るのに複雑な装置を必要とし、装置全体の値段が高価と
なる欠点を有しており、また2については噴霧空気に水
を所望の水添加率となるように混合するのに技術的な難
しさを有するという欠点があった。
本考案に係る内部混合低圧噴霧バーナーば3の方法に属
するもので、以下更に3の方法に属する従来技術につい
て説明する。
第2図1及び■は従来のバーナーチップの縦断面図及び
正面図であり、このバーナーチップは、水と燃料油と噴
霧気体とが単に転向溝内で混合霧化せしめられるだけで
、本考案に係る内部混合低圧噴射バーナーに比べていず
れも霧化の程度が荒く、安定した燃焼を得ることができ
なかった。
本考案はかかる従来の欠点を除去したもので、噴霧空気
に燃料油と水とを順次混合霧化すると共に旋回室でそれ
らを旋回攪拌して更に霧化の程度を細かく且つよく混り
合った状態にして中央の噴射口より燃焼室内に噴射し安
定した燃焼を得ることを可能にした内部混合低圧噴霧バ
ーナーに関するものである。
更に詳しくは本考案は、最内層を水が、中間層を燃料油
が、最外層を噴霧空気がそれぞれ通過せしめられる三重
管の先端にスワールチップが装着せしめられており、該
スワールチップの頭部中央に霧化状に混合せしめられた
噴霧空気、燃料油及び水を旋回混合する旋回室が設けら
れており且つ該旋回室に所定の角度を成して連通せしめ
られた転向溝に外周側より順番に該三重管の最外層と連
通ずる噴霧空気出口、中間層と連通ずる燃料油出口及び
最内層と連通する水出口がそれぞれ連通せしめられてお
り、該スワールチップの外周の中央に噴射口の穿設せし
められたノズルシェルが装着せしめられていることを特
徴とする内部混合低圧噴霧バーナーを提供するものであ
る。
以下、図面を用いて本考案に係る内部混合低圧噴霧バー
ナーについて詳細に説明する。
第3図は本考案に係る内部混合低圧噴霧バーナーの1実
施例におけるノズルシェルの噴射口側を省略してスワー
ルチップを示した正断面図、第4図は第3図におけるA
−A線断面図である。
図面中、1は最内層1aを水が、中間層1bを燃料油が
、最外層1cを噴霧空気がそれぞれ通過せしめられる三
重管であり、この三重管1の先端部にはスワールチップ
2が装着せしめられる。
このスワールチップ2には頭部中央に霧化状に混合せし
められた噴霧空気、燃料油及び水を旋回混合せしめる旋
回室2aが設けられており、且つこの旋回室2aに所定
の角度を成して連通せしめられた転向溝2bに外周側よ
り順番に前記三重管1の最外層1cと連通する噴霧空気
出口2c、中間層1bと連通ずる燃料油出口2d及び最
内層1aと連通する水出口2eが連設せしめられている
すなわち本考案においては、三重管1の最外層1Cを通
過せしめられて来た高速の噴霧空気は噴霧空気出口2c
より転向溝2b内に導入され、更にこの転向溝2b内を
通過する過程において燃料油出口2dより燃料油を吸引
霧化すると共に、燃料油出口2dより旋回室2a側に設
けられた水出口2eより水を吸引霧化し、ある程度混合
霧化せしめられた噴霧空気、水及び燃料油は更に旋回室
2aで旋回混合せしめられると共に微粒化せしめられる
3はスワールチップ2の外周に装着せしめられたノズル
シェルであり、中央に噴射口3aが穿設せしめられてい
る。
このように、本考案に係る内部混合低圧噴霧バーナーは
転向溝2bで噴霧空気、水及び燃料油を混合霧化し、そ
れを更に旋回室2aで旋回混合して微粒化せしめるもの
であって、第1図に示す如き旋回室11aで空気又は蒸
気と燃料油と混合霧化せしめるものや、第2図に示す如
き水と燃料油と噴霧空気とを単に転向溝で混合霧化した
ものに比べて、粒子がきわめて微粒化せしめられている
と共に混合の度合も進んでいるのである。
また、本考案に係る内部混合低圧噴霧バーナーは構造が
極めて簡単で安価に製作することができその実用的価値
は非常に大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の内部混合低圧噴霧バーナーの1実施例の
1部切欠正面図、第2図I 、IFは従来のバーナーチ
ップの縦断面図及び正面図、第3図は本考案に係る内部
混合低圧噴霧バーナーの1実施例におけるノズルシェル
の噴射口側を省略してスワールチップを示した正断面図
、第4図は第3図にネ・けるA−A線断面図である。 1・・・・・・三重管、1a・・・・・・最内層、1b
・・・・・・中間層、1c・・・・・・最外層、2−・
・・・・スワールチップ、22a・・・・・・旋回室、
2b・・・・・・転向溝、2c・・・・・・噴霧空気出
口、2d・・・・・・燃料油出口、2e・・・・・・水
出口、3・・・・・・ノズルシェル、3a・・・・・・
噴射口、10・・・・・・二重管、10a、10b・・
・・・・入口、11・・・・・ツズル、11a・・・・
・・旋回室、11b・・・・・・噴射口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 最内層1aを水へ中間層1bを燃料油が、最外層1cを
    噴霧空気がそれぞれ通過せしめられる三重管1の先端部
    にスワールチップ2が装着せしめられており、該スワー
    ルチップ2の頭部中央に霧化状に混合せしめられた噴霧
    空気、燃料油及び水を旋回混合する旋回室2aが設けら
    れておシ且つ該旋回室2aに所定の角度を成して連通せ
    しめられた転向溝2bに外周側より順番に該三重管1の
    最外層1cと連通する噴霧空気出口2c、中間層1bと
    連通ずる燃料油出口2d及び最内層1aと連通する水出
    口2eがそれぞれ連設せしめられており、該スワールチ
    ップ2の外周の中央に噴射口3aの穿設せしめられたノ
    ズルシェル3が装着せしめられていることを特徴とする
    内部混合低圧噴霧バーナー。
JP8746478U 1978-06-27 1978-06-27 内部混合低圧噴霧バ−ナ− Expired JPS5827231Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8746478U JPS5827231Y2 (ja) 1978-06-27 1978-06-27 内部混合低圧噴霧バ−ナ−

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Publication Number Publication Date
JPS556629U JPS556629U (ja) 1980-01-17
JPS5827231Y2 true JPS5827231Y2 (ja) 1983-06-13

Family

ID=29013016

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