JPH0355578Y2 - - Google Patents

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JPH0355578Y2
JPH0355578Y2 JP18556585U JP18556585U JPH0355578Y2 JP H0355578 Y2 JPH0355578 Y2 JP H0355578Y2 JP 18556585 U JP18556585 U JP 18556585U JP 18556585 U JP18556585 U JP 18556585U JP H0355578 Y2 JPH0355578 Y2 JP H0355578Y2
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JP
Japan
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paper
folding
rollers
pair
folding rollers
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JP18556585U
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は用紙の自動折り機に関する。
従来技術 印刷又は複写された用紙を所定の位置で折り畳
むための自動折り機としては、第5図に示す如
く、用紙20の搬送路の片側に1対の折りローラ
21,22を用紙の厚さの2倍より少ない間〓を
置いて設け、上流側の折りローラ21は用紙を送
る方向に回転させ、かつ、用紙搬送路を挟んでこ
れに圧接する送りローラ23を設けて従動させ、
下流側の折りローラ22は用紙を戻す方向に回転
させ、用紙搬送方向にこれらのローラ対の先には
位置調整可能にストツパ24が設けられた構成の
ものが知られている。この装置で用紙を折る場合
は、ストツパ24を折りローラ対21,22の中
央位置からの距離が用紙先端から折り位置迄の距
離に概ね一致するように調整して固定し、その反
対側より用紙20を送り込むと、用紙20は第5
図に示す如く、上流側折りローラ21とこれに圧
接して従動する送りローラ23とに挟持搬送さ
れ、戻し方向に回転する下流側折りローラ22上
を滑り、その先端がストツパ24に衝突し、さら
に用紙が送られることにより、第6図に示す如く
用紙がたわみ、第7図に示す如くたわみ部が一対
の折りローラ21,22にくわえ込まれ、折りロ
ーラ21,22間を送られることにより折りが行
なわれる。
しかし、この機構の折り装置では、用紙の紙
質、使用時の温度、湿度の変化により、用紙の剛
性が変化した場合、第6図の状態で発生するスト
ツパ24と折りローラ22の間の図にBで示す部
分のたわみ量がバラつくため、折り精度のバラツ
キが大きい。そのため、従来では、使用する用紙
を指定したり、又紙質によつてストツパの位置を
調整したりすることを余儀なくされていた。
目 的 本考案は、従来の自動折り機の上述の欠点を解
決した、用紙の紙質や温度、湿度の状態に関係な
く、精度の高い自動紙折りが可能であり、折り機
の使用範囲が広く、折り作業の効率が高い自動折
り機を提供することを目的とする。
構 成 本考案の自動折り機は、上記の目的を達成させ
るため、用紙搬送路の片側に沿つて少なくとも1
対の折りローラを用紙厚さの2倍より少ない間〓
を置いて、互いに同方向及び互いに逆方向に回転
駆動可能に設け、これらのローラに夫々用紙搬送
路を挟んで圧接し従動回転する送りローラを設け
るとともに、上記折りローラ対に用紙搬送路を挟
んで対向するガイド板を用紙搬送路の全長にわた
つて設け、用紙搬送路を搬送される用紙の折り位
置が上記折りローラ対の中央にきたことを検知す
る手段を設け、その検知信号により上記2つの折
りローラの回転方向が、用紙の略中央が上記2つ
の折りローラの間〓へと搬送されるように互いに
逆回転する制御手段を設けたことを特徴とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は本考案の実施例を示す図である。
図において用紙16は左側より、入紙ガイド板
1に案内されて紙折り機に送り込まれる。ガイド
板1で形成される用紙搬送路に沿つて搬送コロ対
2,3が設けられ、一方のコロ2の軸にはパルス
エンコーダ4が一体に設けられこれと協働する如
くパルスセンサ5が設けられている。用紙搬送路
に沿つてされにその下流側には、用紙先端を検知
するセンサ6が設けられている。その下流側には
搬送路の片側に1対の折りローラ7,8が用紙の
厚さの2倍より小さい間〓を置いて設けられ、そ
の夫々に用紙搬送路を挟んで圧接する送りローラ
9,10が従動可能に圧接している。折りローラ
7,8は夫々別の折りモータ11,12により単
独で駆動され、折りローラ8はいずれの方向にも
回転可能とされている。
2つの折りローラ7,8の間の間〓l0(第2図
参照)は10μ〜50μ程度とされ、これは通常複写
機等で使用されている用紙の厚さ70μ〜100μより
も相当小さい値に設定されている。又、両折りロ
ーラ7,8間ではガイド板は折りローラ7,8に
対向する側にのみ設けられ折りローラ7,8の側
には設けられていない、折りローラ8とこれに圧
接する送りローラ10の間から出る方向には用紙
の横排紙路を形成する横排紙ガイド板14が設け
られている。一方、両折りローラ7,8の間か
ら、前記の水平搬送路と直角方向に出る方向には
上排紙ガイド板15により上排紙搬送路が形成さ
れている。
以下にこの折り機の作用を説明する。
用紙16が矢印A0の方向に入紙ガイド板1で
形成される搬送路に挿入され、搬送コロ2,3に
より搬送され、用紙先端がセンサ6に検知される
と、第3図aに示す如く、両折りローラ7,8は
共に反時計方向に同じ速度で回転しはじめ、同時
にパルスセンサ5とパルスエンコーダ4とにより
搬送コロ2の回転量、ひいては用紙16の搬送量
を検知し始める。両折りローラ7,8は対向部で
互いに逆方向に移動することになるが両ローラ間
には間〓l0が設けられているので何の支障もなく
回転し、送りローラ9,10と共働して用紙16
を矢印A1の方向に搬送する。
用紙先端がセンサ6を通過した後、センサ6と
両折りローラ7,8の中央との間の距離に用紙先
端から折り位置迄の距離を足した量だけ搬送され
たことが、パルスエンコーダ4とパルスセンサ5
とにより検知された時点で、用紙の折り位置が、
両折りローラ7,8の中央にきたことになる。こ
のとき、折りローラ8は第3図bに示す如く時計
方向に折りローラ7の回転速度に等しい速度で逆
転しはじめる。その結果、両折りローラ7,8と
夫々に圧接する送りローラ9,10との圧接点の
間で用紙16はたわみを生ずる。その両側では用
紙はA0及びA2の方向に引かれてたわむことはな
い。両折りローラ7,8間には下側にのみガイド
板が設けられており、上側にはガイド板は設けら
れていないので、用紙は上方に膨れ出すようにた
わみ、やがて、第3図cに示す如く、両ローラ
7,8の間〓にたわみが挿入される。この間〓l0
は用紙16の厚さの2倍より相当小さいので、用
紙はたわみ部が強く圧迫されて折り目がつけられ
た上、排紙ガイド板15に沿つて折られた状態で
矢印A3の方向に排出される。
折りを行なわずに排出する場合は第4図に示す
如く、両折りローラ7,8を共に反時計方向に同
じ速度で回転させつゞけることにより、用紙は横
排紙路をA1方向に機外に排出される。
上記の実施例では、折り目が1つの2つ折りに
ついて説明したが、同様の折り機構を複数組設け
ることにより、3つ折り、4つ折りを自動的に行
なうことも可能である。
又、両折りローラを別のモータにより駆動する
代りにギヤやクラツチを用いて1つの駆動モータ
で別の回転方向に切換えることも可能である。
効 果 本考案の自動折り機では、用紙の剛性と無関係
に、たわみは二つの折りローラの間にのみ形成さ
れ、その部分が折られるので、用紙の紙質や、温
度、湿度の影響を受けることなく、所定の折り位
置で安定した折りが行なわれる。又、構成部品も
少ないため、価格が低廉であり、信頼性も高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
はその折りローラ部の拡大断面図、第3図a,
b,cはその折り作用を順を追つて説明する説明
図、第4図はその装置を用いて折りを行なわずに
排紙する場合の作用を説明する説明図、第5図は
従来の自動折り機の構成の一例を示す断面図、第
6図及び第7図は夫々その作用を説明する説明図
である。 1,14,15……用紙搬送ガイド板、4,5
……用紙送り量検知手段、6……用紙先端検知手
段、7,8……折りローラ、9,10……送りロ
ーラ、11,12……折りモータ(折りローラ駆
動源)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 用紙搬送路の片側に沿つて少なくとも1対の
    折りローラを用紙厚さの2倍より少ない間〓を
    置いて、互いに同方向及び互いに逆方向に回転
    駆動可能に設け、これらのローラに夫々用紙搬
    送路を挟んで圧接し従動回転する送りローラを
    設けるとともに、上記折りローラ対に用紙搬送
    路を挟んで対向するガイド板を用紙搬送路の全
    長にわたつて設け、用紙搬送路を搬送される用
    紙の折り位置が上記折りローラ対の中央にきた
    ことを検知する手段を設け、その検知信号によ
    り上記2つの折りローラの回転方向が、用紙の
    略中央が上記2つの折りローラの間〓へと搬送
    されるように互いに逆回転する制御手段を設け
    たことを特徴とする用紙の自動折り機。 (2) 上記の用紙の折り位置が上記折りローラ対の
    中央にきたことを検知する手段が、搬送路を搬
    送される用紙の先端を検知する手段と、該検知
    手段により用紙先端検知後の用紙送り量検知手
    段を有して成ることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項に記載の自動折り機。
JP18556585U 1985-12-03 1985-12-03 Expired JPH0355578Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18556585U JPH0355578Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18556585U JPH0355578Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6296067U JPS6296067U (ja) 1987-06-19
JPH0355578Y2 true JPH0355578Y2 (ja) 1991-12-11

Family

ID=31134312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18556585U Expired JPH0355578Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

Country Status (1)

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JP (1) JPH0355578Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS6296067U (ja) 1987-06-19

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