JPH0355560Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0355560Y2 JPH0355560Y2 JP1986175052U JP17505286U JPH0355560Y2 JP H0355560 Y2 JPH0355560 Y2 JP H0355560Y2 JP 1986175052 U JP1986175052 U JP 1986175052U JP 17505286 U JP17505286 U JP 17505286U JP H0355560 Y2 JPH0355560 Y2 JP H0355560Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- holder
- paper holder
- claws
- protrusions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 7
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 6
- 238000010137 moulding (plastic) Methods 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Unwinding Webs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
−産業上の利用分野−
本考案はOA機器等における携帯形データ入出
力ターミナルのモニタプリンタに用いられるロー
ル紙ホルダーに関する。
力ターミナルのモニタプリンタに用いられるロー
ル紙ホルダーに関する。
−従来の技術−
OA機器等における前記モニタプリンタでは用
紙として一般にロール状のものが用いられてい
る。従来、このようなロール紙のホルダーとして
は第4図ないし第6図に示されるような形状のも
のが用いられてきた。
紙として一般にロール状のものが用いられてい
る。従来、このようなロール紙のホルダーとして
は第4図ないし第6図に示されるような形状のも
のが用いられてきた。
第4図の従来例においては、コの字状のプラス
チツク製ホルダー6は、その両腕部7a,7bの
内方にロール紙固定用の突起8a,8bを有し、
ロール紙9をその心管10部で回転自在に保持す
るものである。またロール紙9の取替えを容易と
するため、U字形の抜き溝11によつて該突起8
a,8bの部分を舌状部となるようにしてある。
チツク製ホルダー6は、その両腕部7a,7bの
内方にロール紙固定用の突起8a,8bを有し、
ロール紙9をその心管10部で回転自在に保持す
るものである。またロール紙9の取替えを容易と
するため、U字形の抜き溝11によつて該突起8
a,8bの部分を舌状部となるようにしてある。
第5図の従来例においては、同じくコの字状の
ホルダー12の両腕部にL字状の切り溝を引掛け
溝13a,13bとして左右対照に設け、これに
ロール紙14を回転自在に保持した回転軸15
a,15bを引掛けるようにしたものである。回
転軸は、図のように2ケの短い回転軸ではなく、
長い1本の回転軸の場合もある。
ホルダー12の両腕部にL字状の切り溝を引掛け
溝13a,13bとして左右対照に設け、これに
ロール紙14を回転自在に保持した回転軸15
a,15bを引掛けるようにしたものである。回
転軸は、図のように2ケの短い回転軸ではなく、
長い1本の回転軸の場合もある。
また、第6図の従来例はカバー状のホルダー1
6であつて、その両側部の内側にロール紙17を
固定するための突起18a,18bが設けられ、
その突起部はロール紙の交換を容易にするため逆
U字状の切り溝19を設けて舌状とされ、さらに
ツマミ20を付されたものである。
6であつて、その両側部の内側にロール紙17を
固定するための突起18a,18bが設けられ、
その突起部はロール紙の交換を容易にするため逆
U字状の切り溝19を設けて舌状とされ、さらに
ツマミ20を付されたものである。
−本考案が解決しようとする問題点−
このような従来例においては、何れも多量に、
従つて安値に作るためにプラスチツク成形により
製造されるものであるが、その形状では円筒状の
突起あるいは切込み溝などがアンダーカツトとな
つており、プラスチツク成形時に一方向開閉の割
り型では、成形品を押出せず、スライドコアを必
要とする。一般に、これら成形品の生産において
金型の占める費用は大きく、スライドコアの存在
もまた成形品のコストをさらに著しく高価なもの
にする。そして、第5図の従来例では、回転軸1
5が別部品となつており、ロール紙14の交換時
挿入の扱いが不便でもあり、逆向きの力が働く
と、ロール紙がホルダーより外れる欠点もある。
さらに、第6図の従来例では、成形型が複雑で、
また成形品がかさばり、保管にも運搬にも場所を
とる欠点もある。
従つて安値に作るためにプラスチツク成形により
製造されるものであるが、その形状では円筒状の
突起あるいは切込み溝などがアンダーカツトとな
つており、プラスチツク成形時に一方向開閉の割
り型では、成形品を押出せず、スライドコアを必
要とする。一般に、これら成形品の生産において
金型の占める費用は大きく、スライドコアの存在
もまた成形品のコストをさらに著しく高価なもの
にする。そして、第5図の従来例では、回転軸1
5が別部品となつており、ロール紙14の交換時
挿入の扱いが不便でもあり、逆向きの力が働く
と、ロール紙がホルダーより外れる欠点もある。
さらに、第6図の従来例では、成形型が複雑で、
また成形品がかさばり、保管にも運搬にも場所を
とる欠点もある。
従つて、本考案は、スライドコアを必要としな
い比較的簡単な成形型によるプラスチツク成形に
よつて作られ、比較的単純な形状でかつ扱いが簡
単なロール紙ホルダーの提供を目的とする。
い比較的簡単な成形型によるプラスチツク成形に
よつて作られ、比較的単純な形状でかつ扱いが簡
単なロール紙ホルダーの提供を目的とする。
−本考案の構成−
上記の目的を解決するための本考案は、心管を
有するロール紙を円筒状の突起で挟込んで回転自
在に保持するプラスチツク製のロール紙ホルダー
であつて、棒状の平板の両端に爪部を設け、その
中心部寄りの2ケ所に前記突起を設け、さらにそ
の中心部寄りの2ケ所に板厚を薄くした折曲げ溝
を設け、前記折曲げ溝でコの字状に折り曲げて前
記爪部で機器本体に固定することを提案するもの
である。
有するロール紙を円筒状の突起で挟込んで回転自
在に保持するプラスチツク製のロール紙ホルダー
であつて、棒状の平板の両端に爪部を設け、その
中心部寄りの2ケ所に前記突起を設け、さらにそ
の中心部寄りの2ケ所に板厚を薄くした折曲げ溝
を設け、前記折曲げ溝でコの字状に折り曲げて前
記爪部で機器本体に固定することを提案するもの
である。
−実施例−
第1図は本考案の実施例を示す斜視図である。
外観は前記の従来例に類似し、コの字状に組み立
てられるものであるが、ホルダー1は円筒状突起
2a,2bおよび固定用爪部3a,3bと一体に
成形された柔軟性を有するナイロン性プラスチツ
クの成形品であつて90°の折曲げ部4a,4bは
板厚が薄く形成され、ロール紙ホルダー5は前記
突起2a,2bにより安定的に回転自在に保持さ
れる。ホルダー1はその爪部のスプリングによつ
てプリンタ本体(図示せず)に固定されるもので
ある。
外観は前記の従来例に類似し、コの字状に組み立
てられるものであるが、ホルダー1は円筒状突起
2a,2bおよび固定用爪部3a,3bと一体に
成形された柔軟性を有するナイロン性プラスチツ
クの成形品であつて90°の折曲げ部4a,4bは
板厚が薄く形成され、ロール紙ホルダー5は前記
突起2a,2bにより安定的に回転自在に保持さ
れる。ホルダー1はその爪部のスプリングによつ
てプリンタ本体(図示せず)に固定されるもので
ある。
本考案のホルダーは、第2図の成形、組立て構
成を説明する斜視図に示すように、細長い棒状の
平板に成形される。そして平板本体すなわちホル
ダー1の両端に固定用爪部3a,3bを設け、そ
の中心部寄りに円筒状の突起2a,2bを2ケ所
に設け、さらにその中心部寄りの位置に板厚を薄
くした折曲げ部4a,4bを2ケ所に設ける。こ
の折曲げ溝は、第3図に符号4c,4dで示すよ
うに突起のある側と逆の面、すなわち外側となる
面に設けてもよい。2ケ所の折曲げ部4a,4b
間の距離および2ケ所の突起2a,2bの位置
は、ロール紙5の巾や外径などから容易にかつ任
意に定められ得ることは当然である。この形状の
成形品はその爪部と突起の位置や形状から突起2
a,2bの基面、すなわちホルダー本体の内面を
基準面とした割り金型で一方向に押出すことによ
り得られるのは明らかである。
成を説明する斜視図に示すように、細長い棒状の
平板に成形される。そして平板本体すなわちホル
ダー1の両端に固定用爪部3a,3bを設け、そ
の中心部寄りに円筒状の突起2a,2bを2ケ所
に設け、さらにその中心部寄りの位置に板厚を薄
くした折曲げ部4a,4bを2ケ所に設ける。こ
の折曲げ溝は、第3図に符号4c,4dで示すよ
うに突起のある側と逆の面、すなわち外側となる
面に設けてもよい。2ケ所の折曲げ部4a,4b
間の距離および2ケ所の突起2a,2bの位置
は、ロール紙5の巾や外径などから容易にかつ任
意に定められ得ることは当然である。この形状の
成形品はその爪部と突起の位置や形状から突起2
a,2bの基面、すなわちホルダー本体の内面を
基準面とした割り金型で一方向に押出すことによ
り得られるのは明らかである。
このように成形された本考案のホルダーは、第
2図の2点鎖線の矢印Aのように90°だけ折曲げ
られ、2点鎖線の線Bに沿つて突起2a,2bに
よりロール紙5を保持した上で、その爪部3a,
3bによつてプリンタ(図示せず)に固定され
る。ロール紙の交換には、ホルダーの折曲げ部の
材料の柔軟性が生かされ、その両腕部の開閉によ
り容易に交換できる。
2図の2点鎖線の矢印Aのように90°だけ折曲げ
られ、2点鎖線の線Bに沿つて突起2a,2bに
よりロール紙5を保持した上で、その爪部3a,
3bによつてプリンタ(図示せず)に固定され
る。ロール紙の交換には、ホルダーの折曲げ部の
材料の柔軟性が生かされ、その両腕部の開閉によ
り容易に交換できる。
−考案の効果−
本考案は、以上のように形成されたものである
から、スライドコアなしの一方向の割り型プラス
チツク成形され得るので、金型代が安値で済む
し、その生産性も良好である。ロール紙の交換が
容易で、安定した保持ができる。また成形部品の
形での保管や運搬に場所をとらず、扱いも楽であ
る。なお、本考案は心管を有するロール紙ならば
どのようなものにも応用が可能である。
から、スライドコアなしの一方向の割り型プラス
チツク成形され得るので、金型代が安値で済む
し、その生産性も良好である。ロール紙の交換が
容易で、安定した保持ができる。また成形部品の
形での保管や運搬に場所をとらず、扱いも楽であ
る。なお、本考案は心管を有するロール紙ならば
どのようなものにも応用が可能である。
第1図は本考案の実施例のロール紙ホルダーを
示す斜視図、第2図は同ホルダーの成形組立構成
を説明するための斜視図、第3図は同ホルダーの
別の例の折曲げ部を示す斜視図、そして第4図、
第5図および第6図はそれぞれ従来例のロール紙
ホルダーを示す斜視図である。 1……ロール紙ホルダー、2a,2b……ロー
ル紙保持用突起、3a,3b……ホルダー固定用
爪、4a,4b……折り曲げ部、5……ロール
紙、6……ロール紙ホルダー、7a,7b……ホ
ルダー腕部、8……ロール紙保持突起、9……ロ
ール紙、10……心管、11……抜き溝。
示す斜視図、第2図は同ホルダーの成形組立構成
を説明するための斜視図、第3図は同ホルダーの
別の例の折曲げ部を示す斜視図、そして第4図、
第5図および第6図はそれぞれ従来例のロール紙
ホルダーを示す斜視図である。 1……ロール紙ホルダー、2a,2b……ロー
ル紙保持用突起、3a,3b……ホルダー固定用
爪、4a,4b……折り曲げ部、5……ロール
紙、6……ロール紙ホルダー、7a,7b……ホ
ルダー腕部、8……ロール紙保持突起、9……ロ
ール紙、10……心管、11……抜き溝。
Claims (1)
- 心管を有するロール紙を円筒状の突起で挟込ん
で回転自在に保持するプラスチツク製のロール紙
ホルダーであつて、棒状の平板の両端に爪部を設
け、その中心部寄りの2ケ所に前記突起を設け、
その中心部寄りの2ケ所に板厚を薄くした折曲げ
溝を設け、前記折曲げ溝でコの字状に折曲げて前
記爪部で機器本体に固定することを特徴とするロ
ール紙ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986175052U JPH0355560Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986175052U JPH0355560Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6381062U JPS6381062U (ja) | 1988-05-28 |
JPH0355560Y2 true JPH0355560Y2 (ja) | 1991-12-11 |
Family
ID=31114013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986175052U Expired JPH0355560Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0355560Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548850B2 (ja) * | 1974-07-06 | 1980-12-09 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548850U (ja) * | 1978-09-27 | 1980-03-31 | ||
JPS60184656U (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-07 | 沖電気工業株式会社 | プリンタ用ロ−ルペ−パスタンド |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP1986175052U patent/JPH0355560Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548850B2 (ja) * | 1974-07-06 | 1980-12-09 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6381062U (ja) | 1988-05-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6363990B1 (en) | Coating film transfer tool | |
JPH0355560Y2 (ja) | ||
EP1273544B1 (en) | Coating film transfer tool | |
JP3011644U (ja) | 粘着テープ保持具 | |
US3131886A (en) | Dispensing container for insulated wire or the like | |
JP2000232913A (ja) | 化粧用のコンパクトケース | |
US4732340A (en) | Article holder | |
JPH052138Y2 (ja) | ||
JPH046632Y2 (ja) | ||
JP2510803Y2 (ja) | 磁気テ―プカセット | |
JPH0323167Y2 (ja) | ||
JP2001089011A (ja) | 塗布膜転写具における転写ヘッド | |
JP2578965Y2 (ja) | ディスクユニット | |
JPS5925282Y2 (ja) | ヘアドライヤ− | |
JPH0728406Y2 (ja) | プラスチックの継合構造 | |
JP3307633B1 (ja) | 塗装ローラ及びローラ体支持構造 | |
JPH0748612Y2 (ja) | 接着テープ用ホルダー | |
JPH0585308U (ja) | コンパクト | |
JPS5933654Y2 (ja) | プリンタ−のインクロ−ラ機構 | |
JPH0522148Y2 (ja) | ||
JPH083295Y2 (ja) | ヘアーブラシ | |
JP2003052602A (ja) | 粘着式清掃具 | |
JPH0340747Y2 (ja) | ||
JPS6027848U (ja) | ごみ取ロ−ラ | |
JPH0130350Y2 (ja) |