JPH0355265A - 荷電制御型インクジェットプリンタにおけるインク滴の帯電制御方式 - Google Patents

荷電制御型インクジェットプリンタにおけるインク滴の帯電制御方式

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JPH0355265A
JPH0355265A JP17913889A JP17913889A JPH0355265A JP H0355265 A JPH0355265 A JP H0355265A JP 17913889 A JP17913889 A JP 17913889A JP 17913889 A JP17913889 A JP 17913889A JP H0355265 A JPH0355265 A JP H0355265A
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JP
Japan
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printing
correction amount
ink droplet
ink droplets
charge
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Pending
Application number
JP17913889A
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English (en)
Inventor
Yutaka Mori
豊 森
Shunichi Kojima
小島 俊一
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0355265A publication Critical patent/JPH0355265A/ja
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、荷電制御型インクジェットプリンタ、具体的
には、ノズルから連続的に噴出するインク滴を画像情報
に応じて帯電し、その帯電インク滴を電界により偏向さ
せてノズルに対向して配置された記録体上へのドット印
字の有無を制l!lIするようにした荷電制御型インク
ジエッ1・プリンタにおけるインク滴の帯電制御方式に
関する。
[従来の技術] 荷電υJtll型インクジェットプリンタの基本的な構
造は、例えば、第4図に示すようになっている(特開昭
57−25971号公報参照〉。
これは、インク滴発生装置40の前面に所定の間隔にて
配列された各ノズル41の前方に一対の帯i!電極42
が配置されると共に、更にその前方に一対の偏向電極4
3が配置され、各ノズル41から噴出したインク滴が帯
電電極42間及び偏向電極43間を順次通って当該ノズ
ル41に対向して配置された記録用紙45に達するよう
構戒されている。このようなインクジェットプリンタで
は、偏向電極43により定常電界を形成した状態で、帯
電電極42に対する画像情報に基づいた電圧制御がなさ
れる。これにより飛翔インク滴に対して画像情報に応じ
た帯電がなされ、この帯電インク滴はその帯電量と偏向
電界に応じた偏向作用を受けて記録用紙45に向って飛
翔する。即ち、画像情報に基づいた記録用紙45上のド
ット印字位置を当該インク滴に対する帯電量にて制御し
ている。
なお、非印字ドットについてはガター46に至るだけの
偏向作用をうけるよう帯電制御がなされ、このガター4
6にて捕獲されたインクはインク滴発生装置40に回収
される。
上記インク滴に対する更に具体的な帯電制御は、従来例
えば次のようになされている。
例えば、第5図に示すように、インク滴発生装置40の
各ノズル41から噴出したインクIが超音波振動等によ
り滴化された瞬間に帯電電極42への電圧印加がなされ
、当該インク滴doに対する帯電が行なわれる。そして
、各ノズルについての走査範囲(第4図におけるステツ
チングポイントSP間)においてドット印字位置の順番
(走査方式)が予め定められ、この順番に従った各印字
位置に対する印字の有無(画像情報に対応)により上記
被i!ilI tillインク滴doに対する帯電檄が
決定される。
上記のように画像情報に応じて帯電されたインクldが
飛翔する過程で,当該飛翔インクFf4dは前後のイン
ク滴から静電的あるいは空力的な作用を受けている。従
って、同じ帯1fflのインク滴であっても前後を飛翔
するインク滴の状態によってその印字位置がずれてしま
う(偏向歪み〉。このような偏向歪みを防止するため、
従来、前後を飛翔するインク滴の状態に応じて帯電撮を
補正するようにしている。具体的には、次のように帯電
mの補正を行なっている。
印字を行なうインク滴の飛翔経路(第5図におけるfl
,f2,f3)と印字を行なわずにガター46に偏向さ
せるインク滴の飛翔経路(第5図におけるf4)とのい
ずれの経路を飛翔するインク滴かで他のインク滴に与え
る静電的及び空力的影響が異なる。このことから、着目
するインク滴の所定近傍、例えば、前6滴、後6滴程度
に存在するインク滴について夫々異なった印字有無パタ
ーンを想定し、各パターンにおいて当該着目インク滴が
目的とする印字位置に到達するための帯電補正量を実際
に測定し、各印字有無パターンと当該帯電補正量との関
係を予めROM等のメモリ内に記憶しておく。そして、
実際の印字に際しては、被イリ御インク滴の所定近傍に
あるインク滴の印字有無パターンを検出し、その検出し
た印字有無パターンに対応した帯電補正量を上記メモリ
から読出して、当該帯電補正憑での帯電補正制御を行な
う。
このような画像情報に応じた帯電量に対して近傍インク
滴の印字有無パターンに基づいて補正を行なうようにし
た従来のインク滴の帯電制御方式では、各インク滴につ
いて近傍インク滴により静電的、空力的な影響が考慮さ
れることになり、その偏向歪みの減少が図れる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記のような従来のインク滴の帯電!1Jl
!!1方式では、更に偏向歪みの少ないドット印字の実
現が困難である。
それは、以下のような理由に基づくものである。
偏向歪みの減少を図るには着目インク滴に対して影響を
与えるとして考慮すべぎインク滴(参照滴)の数を増大
させる必要がある。ただし、参照インク滴を増大させる
と参照インク滴数増加による偏向歪みの減少効果は第6
図に示すように参照インク滴が増加する程その減少効果
が低くなっている。そこで、更に参照インク滴を増加さ
せる必要が生じる。しかし、参照インク滴を増大させる
と、当該参照インク滴での印字有無パターンが多くなり
、その印字有無パターンに対応づけて帯電補正量を記憶
するメモリの容囲が第7図に示すように増大してしまう
。例えば、参照インク滴を100滴とした場合、その印
字有無パターンは2100通りとなり、その記憶容量は
膨大なものとなって、現実のメモリデバイスでの実現が
困難になってしまうのである。また、更に、上記印字有
無パターンを実際に再現させて各データを測定する時間
も膨大なものとなり、現実的ではない。
そこで、本発明の課題は、より少ない参照インク滴を考
慮した帯電補正であっても実質的により多くの参照イン
ク滴を考慮した補正と同等の効果を得ることである。
1課題を解決するための手段] 本発明は、第1図に示すように、ノズル1から連続的に
噴出するインク滴2を画像情報に応じて帯電し、その帯
電インク滴を電界により偏向させてノズル1に対向して
配置された記録体3上へのドット印字の有無を制御する
ようにした荷電制御型インクジェットプリンタを前提と
しており、当該インクジェットプリンタにおいて実現す
るインク滴の帯電制御にあって、上記課題を解決するた
めの技術的手段は、着目インク滴doの所定近傍にある
インク滴dnの印字有無パターンP (dn)に応じて
当該着目インク滴doに対する帯電補正量を近傍補正m
 A cn(P)として予め定めると共に、当該着目イ
ンク滴の所定近傍にあるインク滴dnの印字有無パター
ンP (dn)と当該近傍より遠方に位置するインク滴
dfの上記近傍にあるインク滴と同一の印字有無パター
ンどの結合パターンP (dn,df)に応じて当該着
目インク滴に対する帯電補正量を上記近傍インク滴dn
の印字有無パターンP (dn)に対応付けて遠方考慮
補正量 A Cf(P)として予め定め、噴出インク滴
について帯電制御を行なうに際し、被制御インク滴do
の所定近傍にあるインク滴dnの印字有無パターンPi
を検出し、検出したインク滴の印字有無パターンPに対
応した上記近傍補正6 A cn(Pi)と、同様の印
字有無パターンPiに対応した上記遠方考慮補正giA
ct(Pi)とを用いて、当該印字有無パターンの印字
率Dが高いときに主に遠方考慮補正堡八cf(Pi)に
多く依存し、同印字率Dが低いときに主に近傍補正量A
zn(Pi)に多く依存する傾向となる印字率Dに基づ
いた重み演算により得られる帯電補正IAcにて噴出イ
ンク滴に対する帯電補正制御を行なうようにしたことで
ある。
上記印字率Dに基づいた重み演算は、例えば、Ac  
=Acn(Pii  ( 1 − D )+Acf(P
i)− [)D:印字有無パターンPiにおける印字率
(ドット密r!!) となる。なお、重み演韓は上記式に特に限定されるもの
でなく、上記の傾向を満足するものであれば、走査方式
等によりその具体的な演棹式は任意に定められる。
上記遠方考慮補正量Acf(P)を定めるに際し、対象
とする遠方インク滴dfの印字密度が同一となる印字有
無パターンについて同一の帯2lmとすることは、当該
遠方考慮補正m A cf(P)を定めるうえでの工数
を低減するという観点から好ましい。
更に、遠方考慮補正I A cf(P)を定めるに際し
、対象とする遠方インク滴dfの印字密度が同一となる
印字有無パターンを着目インク滴の飛翔に対する影響の
程度に応じてグループ分けし、各グループ内の印字有無
パターンについては同一の帯電補正量とすることは、上
記印字密度が同一となる印字有無バタンーについて全て
同一の帯電補正面とする場合より現実により近い状態で
の帯電補正員が定められるという観点から好ましい。上
記着目インク滴に対する影響の程度に応じたグループ分
けは実験的あるいは理論的に求められる静電的影響及び
空力的影響に基づいて行なわれる。
[作用] ノズル1から連続的にインク滴2が噴出している状態に
おいて、各インク滴2は記録体3に達するまでの間他の
インク滴から静電反発作用等の静電的影響と飛翔経路周
辺の空気流の乱れ等の空力的影響を受ける。このような
各インク滴の飛翔状態に関して本願発明者による種々の
実験等により次のような事実が解明された。
■着目インク滴に対して近傍インク滴の影費と遠方イン
ク滴の影響がある程度別々のものと考えられ、それら各
影警に基づいた偏向歪みの補正データを加算スることが
できる。
■印字インク滴の一般的な飛越し走査を行なっている場
合、印字密度(印字率〉が高い状態では、着目インク滴
の遠方に至るまで印字インク滴が存在する一方、印字密
度(印字率〉が低い状態では、着目インク滴の遠方での
印字インク滴の存在はほとんどなく、印字インク滴は着
目インク滴の近傍に限られる。また、着目インク滴近傍
に存在するインク・滴の印字密度が実際の印字における
印字率と非常に良く一致する。従って、近傍インク滴の
印字密度に応じて近傍インク滴の影響の度合と遠方イン
ク滴まで考慮した影響の度合の重みづけが可能となる。
■着目インク滴に対して近傍のインク滴の印字有無パタ
ーンと遠方のインク滴の印字有無パターンは非常に似て
いる。従って、近傍のインク滴の印字有無パターンにて
遠方のインク的まで考慮した補正データをアクセスする
ことが可能となる。
このような関係から、印字密度が低い場合にはより近傍
インク滴だけを考慮し、印字(!5度が高い場合には、
近傍インク滴と共に当該近傍インク滴の印字有無パター
ンと同一の印字有無パターンでの遠方インク滴の影響を
より考慮する。ここで、遠方インク滴(Ifの印字有無
パターンが近傍インク滴の印字有無パターンと同一にな
るとは、遠方インク滴の印字有無パターンが近傍インク
滴の印字有無パターンと全く同一になる場合及び当該近
傍インク滴の印字有無パターンが複数回繰り返ざれる場
合のいずれをも含む。この関係は近傍インク滴、遠方イ
ンク滴として考慮する範囲等に応じて定められる。
近傍インク滴dnの各印字有無パターンP (dn)に
応じて当該名目インク滴doに対する帯゜耐補正量が近
傍補正I A Cn(P)として定められ、近傍インク
ldnの印字有無パターンP (dn)と遠方インク滴
dfの上記近傍インク滴dnと同一の印字有無パターン
P (df)との結合パターンP(dn,dr) I,
:応じて当該着目インク滴doに対する帯電補正出を上
記近傍インクXdnの印字有無パターンに対応づけて遠
方考慮補正jl A Cf(P)として定められる。実
際には、ある印字有無パターンの近傍インク滴dnが存
在する状態でインク滴を連続的に飛翔させ、その状態に
て着目インク滴dOの正規の印字位誼(画像情報に基づ
い定まる)とのずれ楢を測定しながら当該印字有無パタ
ーンに対応した帯電補正發が決められ(近傍補正量)、
更に、近傍インク滴及び同一の印字有無パターンでの遠
方インク滴が存在する状態でインク滴を連続的に飛翔さ
せ、その状態にて着目インク滴doの正規の印字位置と
のずれ損を測定しながら帯電補正量が決められる(遠方
考慮補正量)。
上記考慮すべき近傍のインク滴dnと遠方のインク滴d
fの数はできるだけ多い方が良いが、現実の問題として
は、要求される性能(許容される偏向歪み〉等に応じて
、近傍インク滴dnについて静電的影費が無視できない
範囲に定められ、遠方インク滴dfについては空力的影
響が無視できない範囲にて決められる。
上記のように、着目インク滴dOに対する近傍補正m 
A cn(P)及び遠方考慮補正ffl A cf(P
)が定めれられた状態で、噴出インク滴について帯電制
御を行なうに際しては、基本的な画像情報Iに基づいた
帯電あり御と共に、近傍インク滴d0の印字有無パター
ンPiを検出し、その検出印字有無パターンPiに対応
した上記近傍補正ωAcn(Pi)と、同様の印字有無
パターンPiに対応した上記遠方考慮補正m A cf
(Pi)とを用いて印字率Dに基づいた重み演算、例え
ば Ac −Acn(Pi)− ( 1 − D ) +A
cf(Pi)・DD:印字有無パターンPik:おける
印字率(ドット密度) の補正演算に従って得られる帯電補正量Acにて帯電補
正制御がなされる。
この噴出インク滴の帯電制御においては、写真画像等の
ように濃度変動の少ない画像では印字率Dが比較的高く
なることから、帯電補ITfflAcは遠方考慮補正I
Acf(Pi)により大きく依存する一方、文字画像等
のように高濃度部分が局部的に存在する画像では印字率
Dが比較的小さくなることから、帯電補正11Acは近
傍補正Fii A cn(Pi)により大きく依存する
ことになる。なお、文字画像等では局部的には印字率D
が高くなるが、走査ライン全体でみるとその印字率Dは
低いものとなる。
即ち、印字位置の順番(走査方式)を適当に設定して(
いわゆる飛越し走査)局部的な高afl!部分の存在す
る画像での印字率Dを平均化することによって、当該文
字画像等は常に近傍補正量Acn(Pi)に大きく依存
したより安定的な帯電補正制御となる。
[実施例1 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
プリンタ全体の基本構造は第4図に示すものと同様であ
る。また、記録条件は、 ドット密度  ・・・24ドット/膨 インク滴サイズ・・・30μm 滴化速度   ・・・250κHz インク滴初速度・・・2 0 m/sec偏向幅   
 ・・・2。5閤 ドット数   ・・・60ドット/走査を想定する。
帯電電極42に対する制御系は例えば、第2図に示すよ
うになっている。
同図において、10は画像データ処理装[?!であり、
この画像データ処理装M10は、イメージスキャナ等の
画像読取り装1d12あるいはコンピュータ等で構成さ
れた画像データ生成装置13からの画像データを当該プ
リンタに適合するドット印字データ(画像情報)に変換
するものである。
16はシリアルイン・パラレルアウトのシフトレジスタ
であり、このシフト1ノジスタ16は画像データ処理装
M 1 0から順次シリアルに出力ざれるドット印字デ
ータを格納−するもので、着目インク滴の近傍、例えば
、後方3滴と前方18滴(以下、後方を一先方を+、そ
の滴数をλで表わす〉との範囲(一3λ〜+18/l)
のインク滴に対する印字データが格納される。シフトレ
ジスタ16のパラレル出力のうち特に着目インク滴に対
して静電的、空力的影響が大きいと見込まれるインク滴
に対応したドット印字データだ←ブがレジスタ17に格
納されるよう上記シフトレジスタ16とレジスタ17と
の間の配線がなされている。このレジスタ17に格納す
べきドット印字データは、主走査方向の走査方式ににて
異なるが、例えば、第8図に示すような飛越し走査方式
に従えば、−3λ〜+3λと 、 +5λ , +7λ
 , +8λ ,  +10λ ,  +13λ , 
  +18,{(全12滴)に対応したドット印字デー
タが選ばれる。これは、−3λ〜+3λのインク滴は着
目インク滴のごく近傍を飛翔するもので、また、+5λ
,+1λ.+8λ,+10λ,+13λ,+18λのイ
ンク滴は当該飛越し走査方式に従った場合その飛翔経路
が着目インク滴の飛翔経路と近接しているからである。
なお、第8図は、インク滴の生成順(ドロップNO:1
〜60〉とその印字位@(ドット位置=1〜60)との
関係を示したもので、括弧外数字がドロップNO 、括
弧内数字がドット位置を示している。20は60進カウ
ンタ、22はカウンタ20のカウント値に対応した位置
データを出力するROMであり、ROM22から出力さ
れた位置データがレジスタ24にセットされるようにな
っている。カウンタ20,ROM22、レジスタ24に
より位置データ生成回路が構成される。上記ROM22
の内容は、一番目に印字する位置、二番目に印字する位
置等のように各カウント値に対応する当該飛越し走査方
式に従った印字位置データが格納されている。この格納
されている位置データは、各ステッチング点SP間を6
0ドッ1−にて印字することから(記録条件参照)、○
から59までのカウント値に対して一対一に対応したも
のである。上記シフトレジスタ16及びカウンタ20は
タイミング制御器18からのタイミングクロツクにより
シフト動作、カウン1−!j1作を行ない、タイミング
!II m器18からの当該タイミングクロックはイン
ク滴発生装置40での滴化タイミングに同明がとられて
いる。
上記のようにレジスタ17にセッI一ざれた着目インク
滴の近傍12滴に対応したドット印字データ(12ピッ
ト菩と、レジスタ24にセットされた着目インク滴の印
字位置データ(6ビット)とが並列的にROM30のア
ドレス入力となっている。このROM30は着目インク
滴に対する帯電母を予め記憶したものであり、ROM3
0から読出された帯電データはノズル毎の修正等の処理
を行なう帯電データ処理装置32、更にD/A変換器3
4を経て現実の電圧出力に変換され、この変換出力が帯
電電極42に印加されるよう構成されている。
上記・ROM30の内容は次のようになっている。
帯電量は実際の計測に基づいて定められたデータが各ア
ドレス入力に対応づけて格納される。
着目インク滴の近傍12滴(一3λ〜+3λ.◆5λ,
+7λ,+8λ,+10λ,+13λ,}18λ)の印
字有無パターンと、更に遠方のインク滴で当該近傍のイ
ンク滴の印字有無パターンが例えば4回以上繰り返され
た印字有無パターン夫々2 ” 4 0 9 6通りの
テストパターンについて実測を行なう。
測定の前段階として、インク滴を1wA飛翔させて記録
用紙45上の走査範囲内60点の各印字位置に到達させ
るための帯電ffi(m電電極42に対する印加電圧)
を例えば理論的あるいは実験的に予め求めておく。
実際の測定はまず、被イリ御インク滴に対して上記近傍
インク滴が存在する状態でインク滴を連続的に飛翔させ
、被制御インク滴について上記のように印字すべき位置
に基づいて予め定めた帯電徂となるよう帯電制御を行な
いく補正なし)、その際、記録用紙45上において印字
すべき位置と実際に印字した位置のずれ量を測定する。
この測定は、顕微鏡、CODカメラ、CRT、コンピュ
ータ等で構成された画像計測装置にて行なう。そして、
このずれをなくすのに必要な偏向r41から具体的な帯
電補正量を近傍補正fEi A cn(P)として求め
る。この近傍補正N A an(P)は各印字位置(例
えば60点)の各印字有無パターン(例えば4096通
り)fflに生成されることになる。
次に遠方インク滴の影響を考慮した遠方考慮補正船A+
J(P)を求める。
被制御インク滴に対して近傍インク滴が存在すると共に
同一パターン(4回繰り返し)の遠方インク滴が存在す
る状態でインク滴を連続的に飛翔させ、被制御インク滴
について上記のように印字すべき位置に基づいて予め定
めた帯電量となるよう帯電制御を行ない(補正なし)、
その際、記録用紙45上において印字すべき位置と実際
に印字した位置とのずれ量を上記画像計測装置にて測定
する。そして、このずれをなくすのに必要な偏向翅から
具体的な帯電補正量を遠方考慮補正出として求める。こ
の遠方考慮補正量もまた各印字位置の各印字有無パター
ン毎に生成されることになる。
上記のように各印字位置についての各印字有無パターン
Pi毎に近簡補正i1Acn(Pi)及び遠方考慮補正
11 A cf(Pi)が定まると、その各近傍補正抛
Acn(Pi)及び遠方考慮補正m A cf(Pi)
を用イテAc−Acn(Pi)・(1−D ) +Ac
f(Pi)− Dに従った帯電補正量Acを求める。こ
こで、Dは印字有無パターンP1における印字率(ドッ
ト密度)であり、例えば、近傍インク滴12滴のうち1
滴のみを印字するパターンの場合にはl) − 1/1
2となる。
更に、各印字位置に対応して定められている基本的な帯
′FFimと当該印字位置についての各印字有無パター
ンに対応して生成された上記帯電補正鎖Acとを加えて
(正負を考慮)印字位置及び印字有無パターンに対応し
たW!電データを生成する。
この最終的な帯電データは、各印字位置く例えば60点
)の各印字有無パターン(4096通り)毎に生或され
ることになり、当該印字位置く6ビット)及び印字有無
パターン〈12ビット)に対応づけられてROM30内
に記憶される。
上記構成はインク滴発生装置40における1つのノズル
に対してのものであり、現実には各ノズルに対応させて
上記と同様の構成となる帯電+1111 W系が設けら
れる。ただし、厳密にはROM30の内容も各ノズル毎
に変更しなければならないが、現実には各ノズルに対応
したROM30の内容は同一でも印字状態の差はほとん
どない。
インク滴発生装置40の各ノズル41から噴出されるイ
ンク滴に対して実際に帯電電l442での帯電υ111
1を行なうに際し、シフトレジスタ16からレジスタ1
7に格納ざれたドッ1へ印字データにて被制御インク滴
の近啼12滴の印字有無パターンが検出される。そして
、当該被υ}御インク滴の印字位置に関するデータがレ
ジスタ24にセットざれると、この位四データ及び上記
近傍インク滴の印字有無パータンデータによりROM3
0がアクセスざれ、対応する帯電データに基づいて帯電
電極42の印加電圧制一がなされる。
すると、被制御インク滴は帯電電11i42間を通過す
る際にその電界強度に応じた出での帯電がなされ、偏向
電極43間を通過する際に当該帯電船に応じた偏向作用
を受け、更に飛翔経路近傍の各インク滴からの静電的作
用あるいは空力的作用を受けながら記録用紙45に至る
。このとき、写真画像のように瀧度亥化が急激でない画
像を対象としてプリントする場合、印字率Dが比較的高
いことから、遠方考慮補正fi A cf(Pi)によ
り大きく依存した帯電補正fllAcでの補正が加味さ
れた帯電制御がなされる。このようにm度変動の少ない
−像では印字有無パターンの変動も少なく、従って、主
に遠方考慮補正mAf(Pi)での補ぶは現実の印字有
無パターンに近いパターンでの遠方インク滴の影響まで
考慮した帯電補正となることから、記録用紙45上での
実際の印字位置は画像情報に基づいた目的とする印字位
置と略同じになる。一方、文字画像のように高濃度部分
が局部的に存在する画像を対象としてプリントする場合
、全体的な印字率Dが低く、特に当該飛越し走査の結果
印字率Dの低い状態が安定的となることから、近傍補正
pI A cn(Pi)により大きく依存した帯電補正
量 A Cでの補正が加味された帯電d−11御がなさ
れる。このように高濃度部分が局部的に存在する画像を
プリントする場合、i1l i,+1御インク滴の遠方
を印字インク滴が飛翔する割合は低く、従って、主に近
傍補正m A Cn(Pi)での補正は、近傍インク滴
と回一の印字有無パターンでの遠方インク滴を考慮して
定めた遠方考慮補正mAcf(Pi)の影響が少なくな
り、かえって現実の飛翔インク滴の状態を考慮した帯電
補正となる。その結果、高園度部分が局部的に存在する
画像を対象とした場合でも、記録用紙45上での実際の
印字位置は画像情報に基づいた目的となる印字位置と略
同じになる。
具体的な効果を印字位置のばらつきについてみると、各
印字有無パターンに対する印字位置のばらつき、即ち、
偏向歪みは例えば第3図に示すように、位置データ(画
像情報)だけで制御した場合(補正ない)には200〜
300μ仇程度が確認されたのに対し(特性Q1参照〉
、近傍12滴の印字有無パターンだけを考慮して帯電補
正した場合には上記偏向歪みが100〜200μ虱程度
(特性Q2参照)、更に、上記実施例のように印字率に
応じた近傍補正量及び遠方考慮補正量の重み計算にて得
られる帯電補正溺での補正制御を行なった場合には同偏
向歪みが10μm程度に減少した(特性Q3参照)。こ
の程度の偏向歪みは、この種のインクジェットプリンタ
のドット径が60〜200μ仇程度なので実用上問題な
い。この結果は、写真画像及び文字画像双方を対象とし
た場合にも略同じものであった。
また、ROM30に格納される帯電データ数は60x2
12−245760となり、近傍12滴のインク滴だけ
を考慮した場合と変らない。
上記実施例においては、ROM30から読出される帯電
データは印字位置の基本的なファクタまで考慮したもの
であるが、尺○M30内の帯電データ決定に際して、近
傍インク滴を対象とする近傍補正徂と更に遠方インク滴
までも対象とする遠方考慮補正量とに基づく帯電補正制
御を考慮したものとなっている。従って、実際の帯電制
御において印字位置に基づく帯電足を印字有無パターン
に基づいて補正するという構成にすることも可能である
。更に、近傍補正量と遠方考慮補正量とを別々に記憶し
、印字有無パターンデータにて各補正&をアクセスした
後に上述したような印字率に基づいた重み計算を行なっ
て帯電補正足を決定するような態様も可能である。
上記近傍インク滴及び遠方インク滴の考慮すべき印字有
無パターンは単純に各滴の印字有無の組合せにて決定し
たが、実際のドット印字により階調表現する際に用いる
スクリーン形状の変化したパターンを用いることも可能
である。この場合、偏向歪みは10μmPi!度と上記
の場合と同程度となり、メモリに記憶すべきデータ数を
減らせる効果がある。
上記遠方インク滴まで考慮した帯電補正量、即ち、遠方
考慮補正舟を求める際、遠方インク滴の印字!!5度が
同一のものは同じ帯電量とすることも可能である。これ
は、遠方インク滴は着目インク滴の飛翔経路周辺の空気
流を乱すことによって着目インク滴に対して空力的影響
を与えるが、その程度は着目インク滴の前方を飛翔する
インク滴の密度に大きく係わるからである。例えば、対
象となる12滴のインク滴のうち1滴が印字される印字
有無パターンは12通りあるが、その印字有無パターン
に対応した遠方考慮補正萱を求める場合、そのうちの1
パターンだけについて実際に測定して帯電補正量を求め
、他のパターンについては同一の帯電補正母を用いる。
このようにすれば、帯電補正量のデータ測定工数が低減
される。この場合、偏向歪みは20μm程度に低減し、
実際の記録においてもほぼ問題のないレベルとなった。
上記のような遠方考慮補正量の決定手法は、印字パター
ンとして過階調表現をする際に用いるスクリーン形状が
変化したパターンを使用した場合にも有効であった。
更に、遠方インク滴の印字密度が同一の印字有無パター
ンについて全て同じ帯電船にするので(よなく、印字密
度が同一となる印字有無パータンを着目インク滴の飛翔
に対する影響に応じてグループ分けし、各グループ内の
印字有無パターンについては同一の帯電補正昂とするこ
とも可能である。
例えば、対象となる12滴のインク滴のうち1滴が印字
ざれる場合の印字有無パターンは12通りあるが、各印
字有無パターンを偏向歪みの効果の大きさに応じて4種
類にグループ分けし、各グループ内の1パターンだけに
ついて実際に測定して帯電補正麺を求め、同一グループ
内の他のパターンについては同一の帯電補正出を用いる
。上記グループ分けの根拠となる偏向歪みの効果の大き
さは、例えば、特開昭57−25971号公報に開示さ
れるような印字インク滴の配列パターンから事前に予想
することができる。このように遠方インク滴についてグ
ループ分けして帯電補正最を決定するようにした場合、
帯電補正量のデータ測定工数をある程度低減しつつ、偏
向歪みがより低減されたものとなる。例えばこの場合、
偏向歪みは10〜20μm程度となり、単に印字密度が
同一となる印字有無パターンについて同一の帯電補正0
1とした場合より更に偏向歪みを低減することができた
このグループ分けによる遠方考慮補正量の決定手法は、
印字パターンとして階調表現をする際に用いるスクリー
ン形状が変化したパターンを使用した場合にも有効であ
った。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、近傍インク
滴の印字有無パターンに応じた帯電補正量{近傍補正量
}と、近傍インク滴の印字有無パターンと遠方インク滴
の同一印字有無パターンとの結合パターンに応じた帯電
補正邑(遠方考慮補正員)とを予め定めておき、実際の
帯電制御に際し、近傍インク滴の印字有無パターンに対
応する上記近傍補正品と遠方考慮補正はとを用いて、当
該印字有無パターンの印字率が高いときに主に遠方考慮
補正吊に多く依存し、同印字率が低いときに主に近傍補
正量に多く依存する傾向となる印字率に基づいた重み演
算により得られる帯電補正量にて噴出インク滴に対する
婚電補正υ1御を行なうようにしたため、特に遠方での
参照滴を増加させなくても、実質的に充分遠方インク滴
の影響を考慮した帯電補正制御が可能となる。その結果
、帯電補正に関するデータを記憶させるメモリの容量を
特に増加させることなくより偏向歪みの少ないドット印
字が実現され、記録画質の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図、第2図は本発明に係る
インク滴のN’r電制御方式を採用した帯電&1J御装
置の基本構成例を示す図、第3図は各帯電補正制御にお
ける偏向歪みの状態を示づ図、第4図は荷電制御型イン
クジェットプリンタの基本構成例を示す図、第5図はイ
ンク滴の飛翔経路の例を示す図、菊6図は参照インク滴
と偏向歪みの減少効果との関係を示す図、第7図は参照
インク滴と必要なメモリ容徂との関係を示す図、第8図
は飛越し走査の状態例を示す図である。 [符号の説明] 1・・・ノズル 2・・・インク病 3・・・記録体 10・・・画像データ処理装置 16・・・シフトレジスタ 17.24・・・レジスタ ゛18・・・タイミング制御器 20・・・カウンタ 22・・・ROM(位置データ用) 30・・・ROM<帯電データ用〉 32・・・帯電データ処理装置 34・・・D/A変換器 42・・・帯電電極 第 3 図 印字有無パターン 45 C 第 4 図 第 5 図 fI

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ノズル(1)から連続的に噴出するインク滴(2
    )を画像情報(I)に応じて帯電し、その帯電インク滴
    を電界により偏向させてノズル(1)に対向して配置さ
    れた記録体(3)上へのドット印字の有無を制御するよ
    うにした荷電制御型インクジェットプリンタにあって、 着目インク滴(do)の所定近傍にあるインク滴(dn
    )の印字有無パターン{P(dn)}に応じて当該着目
    インク滴(do)に対する帯電補正量を近傍補正量{A
    cn(P)}として予め定めると共に、当該着目インク
    滴(do)の上記近傍にあるインク滴(dn)の印字有
    無パターン{P(dn)}と当該近傍より遠方に位置す
    るインク滴(df)の上記近傍にあるインク滴と同一の
    印字有無パターンとの結合パターン{P(dn、df)
    }に応じて当該着目インク滴に対する帯電補正量を上記
    近傍インク滴(dn)の印字有無パターン{P(dn)
    }に対応付けて遠方考慮補正量{Acf(P)}として
    予め定め、 噴出インク滴について帯電制御を行なうに際し、 被制御インク滴(do)の所定近傍にあるインク滴(d
    n)の印字有無パターン(Pi)を検出し、検出したイ
    ンク滴の印字有無パータン(Pi)に対応した上記近傍
    補正量{Acn(Pi)}と、同様の印字有無パターン
    (Pi)に対応した上記遠方考慮補正量{Acf(Pi
    )}とを用いて、当該印字有無パターンの印字率(D)
    が高いときに主に遠方考慮補正量{Acf(Pi)}に
    多く依存し、同印字率(D)が低いときに主に近傍補正
    量{Acn(Pi)}に多く依存する傾向となる印字率
    Dに基づいた重み演算により得られる帯電補正量Acに
    て噴出インク滴に対する帯電補正制御を行なうことを特
    徴とする荷電制御型インクジェットプリンタにおけるイ
    ンク滴の帯電制御方式。
  2. (2)上記遠方考慮補正量{Acf(P)}を定めるに
    際し、 印字密度が同一の各印字有無パターン{P(df)}に
    ついては同一の帯電補正量{Acf(P)}としたこと
    を特徴とする請求項1記載の荷電制御型インクジェット
    プリンタにおけるインク滴の帯電制御方式。
  3. (3)上記遠方考慮補正量を定めるに際し、印字密度が
    同一の各印字有無パターン{P(dn)}を着目インク
    滴(do)の飛翔に対する影響の程度に応じてグループ
    分けし、各グループ内の印字有無パータンについては同
    一の帯電補正量{Acf(P)}としたことを特徴とす
    る請求項1記載の荷電制御型インクジェットプリンタに
    おけるインク滴の帯電制御方式。
JP17913889A 1989-07-13 1989-07-13 荷電制御型インクジェットプリンタにおけるインク滴の帯電制御方式 Pending JPH0355265A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020052368A (ko) * 2000-12-26 2002-07-04 이계안 차량 도어 연결케이블의 결합구조
KR100383567B1 (ko) * 2001-01-05 2003-05-14 서승정 철도차량용 전기 접속기

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KR20020052368A (ko) * 2000-12-26 2002-07-04 이계안 차량 도어 연결케이블의 결합구조
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