JPH0355243Y2 - - Google Patents

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JPH0355243Y2
JPH0355243Y2 JP19701185U JP19701185U JPH0355243Y2 JP H0355243 Y2 JPH0355243 Y2 JP H0355243Y2 JP 19701185 U JP19701185 U JP 19701185U JP 19701185 U JP19701185 U JP 19701185U JP H0355243 Y2 JPH0355243 Y2 JP H0355243Y2
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battery
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batteries
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は電子スチルカメラ等の電子機器の電池
用ホルダーケースに係り、特にアルカリ・マンガ
ン電池等の一次電池用の電池用ホルダーケースに
関する。
〔考案の背景〕
近年、電子機器の進歩には目覚ましいものがあ
る。特に、電子回路の集積回路化、固体素子及び
小形で高トルクのモータ等の開発により、小形で
持ち運びが容易な携帯型の電子機器の普及が進ん
でいる。例えば最近、固体撮像素子や撮像管等の
撮像装置と、記録媒体として安価で比較的記録容
量の大きな磁気記デイスクを用いた記録装置とを
組合わせて被写体を純電子的にスチル撮影して回
転する磁気デイスクに記録し、画像の再生は別段
のテレビジヨンシステムやプリンタなどで行なう
電子スチルカメラが開発されている。
このような携帯型の電子機器では、一般に電源
として充電可能で経済性に優れた二次電池の一つ
であるニカド蓄電池(Ni−Cd蓄電池)が広く使
用されている。そして通常は電源の定格値がニカ
ド蓄電池の公称電圧の1.2Vより高い場合には複
数本を直列接続して使用する方法がとられ、例え
ば、ニカド蓄電池で約6Vの直流電圧を得る場合
には、5本を直列接続にする。
また、ニカド蓄電池にも寿命があり再充電を行
つて使用出来る回数は約200回前後である。この
為に通常は使用不可能になつた際に新しいニカド
蓄電池と容易に交換できるように、電子機器の外
部に取出し自在な電池用ホルダーケースに納めら
れている。
第7図に前記ニカド蓄電池を電池用ホルダーケ
ースに5本収納した状態の斜視図を示す。同図に
おいて、2は電池用ホルダーケースの本体、4は
ニカド蓄電池、6は+電極板、8は+電極端子、
10は−電極板、12は−電極端子をそれぞれ示
す。
第8図Aは第7図の斜視図における正面図、第
8図Bは第8図Aの図上−に於ける断面図を
それぞれ示す。第8図A,Bにおいて14はニカ
ド蓄電池4を直列接続する為の電極板を示し、こ
の電極板14はニカド蓄電池4に溶接されてい
る。また、16は本体2を密閉する為の蓋を示
す。
上記構成のニカド蓄電池4による電源からは電
子機器の所定箇所に装着することにより、電池用
ホルダーケースの本体2に設けられた電極端子
8,12と内部でそれぞれ接触する電源受給端子
を介して電気回路部に電気エネルギーは供給され
る。
ところで、ニカド蓄電池の特質には一定使用時
間経過後に出力電圧が急激に低下する放電特性が
ある。また、ニカド蓄電池を充電して元の電気性
能に復帰させるのには数時間も要する。例えば、
一般には公称容量400mA・hのニカド蓄電池を
充電する場合には、公称容量の約1/10に相当する
10mAの直流電流を約10時間程流し続ける必要が
ある。この為に、ニカド蓄電池の出力電圧が低下
し電子機器の操作が途中で急に行なえなくなつた
際には、速かに再充電をする必要があるが、前記
のようにすぐには充電が完了しないので操作の再
継続は不可能である。
従つて、例えばニカド蓄電池を標準電源とする
電子機器の一つである前記電子スチルカメラの操
作においては、出力電圧の低下によつて撮影不可
能な自体に陥るとシヤツタチヤンスを逃す可能性
がある。これを回避する為には、ニカド蓄電池に
変わつて手身近に入手出来る一次電池のアルカ
リ・マンガン電池を応急的に使用することが考え
られる。
しかしながら、ニカド蓄電池の公称電圧が約
1.2Vであるのに対して、アルカリ・マンガン電
池の公称電圧は約1.5Vである。従つて、電源の
定格電圧が6Vである場合には、アルカリ・マン
ガン電池を4本直列接続にする必要がある。ま
た、アルカリ・マンガン電池を収納する電池用ホ
ルダーケースの形状及び電極端子の配置はニカド
蓄電池の電池用ホルダーケースと同じにし、互換
性を持たせることが大切である。
ところが、両者の電池用ホルダーケースに互換
性があり且つ定格電圧が同じでも、電子スチルカ
メラ等のようにモータ等の電流容量の大きな部品
を使用している電子機器では、次に述べる不都合
がある。つまり、例えば単三電池のアルカリ・マ
ンガン電池は、同じ単三電池のニカド蓄電池より
も内部抵抗が高い為に、その電流容量はニカド蓄
電池よりも小さい。この為に、電流容量の比較的
大きなニカド蓄電池を電源に使用することで設計
された電子スチルカメラでは、電源に小電流容量
のアルカリ・マンガン電池を使用すると、例えば
始動時に比較的大電流が流れるモータ等の影響に
よつて、電源の出力電圧が低下し、電気回路部が
正常に動作しなくなる虞がある。
〔考案の目的〕
本考案は、このような事情に鑑みて成されたも
のであり、ニカド蓄電池に代わつてアルカリ・マ
ンガン電池等の一次電池を使用可能とする電池用
ホルダーケースを提案することを目的としてい
る。
〔考案の概要〕
本考案は、前記目的を達成する為に、電子スチ
ルカメラ等の電子機器の電源として使用される電
池を収納する電池用ホルダーケースにおいて、前
記電池用ホルダーケースは、ニカド蓄電池用ホル
ダーケースと同一形状に構成され、アルカリ・マ
ンガン電池等の一次電池を収納するケース本体
と、ケース本体内に設けられた電極端子と、ケー
ス本体内に配置されケース本体内の前記電極端子
に並列接続される過負荷時に於ける電源電圧の低
下を防止する為のコンデンサと、から成ることを
特徴としている。
〔実施例〕
以下、添付図面に従つて本考案に係る電池用ホ
ルダーケースの好ましい実施例を詳説する。
第1図に、本考案の実施例の電池用ホルダーケ
ースを装備した電子スチルカメラの外観を示す。
同図において、20は電子スチルカメラの本体、
22は撮影レンズ、24はシヤツタレリーズボタ
ンをそれぞれ示す。更に、本体20の最下部に
は、標準的に使用されるニカド蓄電池に変わつて
応急的に使用されるアルカリ・マンガン電池を収
納した着脱自在な電池用ホルダーケース26が差
し込まれている。
上記構成の電子スチルカメラの総ての電気回路
は、ニカド蓄電池と同等の性能を発揮させる為の
手段を備えた電池ホルダーケース26に収納され
たアルカリ・マンガン電池を電源として動作す
る。
次の第2図及び第3図A,Bに、前記の電池用
ホルダーケース26の詳細な構造を示す。
先ず、第2図は、電池用ホルダーケース26の
斜視図を示すものである。同図において、2は電
池用ホルダーケースの本体、6は+電極板、8は
+電極端子、10は−電極板、12は−電極端
子、14は電池を直列接続させる為の電極板、1
8は電解コンデンサをそれぞれ示す。また、本実
施例の電池用ホルダーケース26では、ニカド蓄
電池を5本直列接続させた電源(出力電圧6V)
に対応させる為に、公称電圧1.5Vのアルカリ・
マンガン電池を4本収納するようになつている。
そして、本体2の外形寸法及び電極端子8,12
の位置はニカド蓄電池の電池専用ホルダーケース
と同じになつており、互換性がある。
第3図Aは、第2図に示した電池用ホルダーケ
ース26の内部に、実際にアルカリ・マンガン電
池を4本収納した状態を示す正面図である。同図
において、4はアルカリ・マンガン電池を示す。
そして、第3図Bは第3図Aの図上−におけ
る断面図を示し、16は本体2を密閉する為の取
り外しが可能な上蓋を示す。
また、第3図A,Bに示した構造の電気回路部
は、第4図に示す等価回路で表わされる。同図に
おいて、E2はアルカリ・マンガン電池4の公称
電圧値、18は電解コンデンサ、VAは電極端子
8と12との間の電圧値をそれぞれ示す。
尚、便宜上アルカリ・マンガン電池4と、電解
コンデンサ18を含む電池用ホルダーケース26
とを総称して以下、電源と呼ぶことにする。
上記構成の電源の詳細な動作について、第5図
及び第6図を示しながら説明する。第5図は第1
図に示した電子スチルカメラの概略的な電気回路
部を示す。同図において28は電源、30は撮影
像の記録媒体である磁気シート、32は磁気シー
ト30に回転記録させる為のスピンドルモータ、
34はスピンドルモータ32を回転駆動させる為
のモータ駆動回路部、36はモータ駆動回路部3
4等を制御する為の電子回路制御部をそれぞれ示
す。
このような構成の電子スチルカメラの各電気回
路の正常な動作を保証する電圧である基準電圧
ECは、通常電圧28の出力電圧VAより低く設定
されている。即ち、電源28の出力電圧VAを基
準電圧ECに対して所定の許容値を持たせておい
て、電源28の負荷は過大になることにより出力
電圧VAが多少低下しても、その電圧が基準電圧
ECより下回らないようにしている。
ところで、電子スチルカメラでは撮影直前にス
ピンドルモータ32を回転駆動させて磁気シート
30を3600rpmの高速回転数に到達させる必要が
ある為に、特に起動時にはモータ駆動回路部34
に流れる直流電流IMは大となる。従つて、従来の
アルカリ・マンガン電池のみを使用した場合の電
源はスピンドルモータ32の起動時に電流容量が
不足することからその出力電圧VAは第6図の図
中破線42で示すように、基準電圧EC38より
下回るが、本実施例の電源では第6図の図中実線
40で示すニカド蓄電池と同様に第6図の図中実
線44で示すように、基準電圧EC38より十分
に上回らせることが出来る。
つまり、本実施例の電源28では、電池用ホル
ダーケース26に内蔵された電解コンデンサ18
に予め電気エネルギーを充電しておき、電源28
の負荷が過大になつた瞬間に、電解コンデンサ1
8から電気エネルギーが放電されるようになつて
いる。これにより、アルカリ・マンガン電池4の
電流容量の不足を電解コンデンサ18の蓄積電気
エネルギーで補うことが可能であり、電源28の
出力電圧VAの著しい低下を防ぐことが可能であ
る。
尚、本実施例ではコンデンサに電解コンデンサ
を用いたが、これに限定されるものではなく、積
層型セラミツクコンデンサ等の大容量コンデンサ
であれば何れでも構わない。また、本実施例では
電池用ホルダーケースにアルカリ・マンガン電池
を4本収納したが、この本数に限定されるもので
はなく、例えば8Vの電源が必要な電子機器にお
いては6本を収納出来る形状寸法の電池用ホルダ
ーケースにしてもよい。
更に、本発明に係る電池用ホルダーケースに収
納する一次電池の対象は、本実施例の単三電池に
限定されるものではなく、所定電圧の電源を構成
できるものであればどのような種類の一次電池で
あつてもよいし、または複数種の一次電池の組合
わせであつてもよい。
また、電子スチルカメラ本体の電源受給端子を
複数対設けた場合には本実施例のようにニカド蓄
電池用ホルダーケースと一次電池の電池用ホルダ
ーケースの電源供給端子を必ずしも同配置にする
必要はなく、異なる位置に設けるようにしても構
わない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係る電池用ホルダ
ーケースによれば、ニカド蓄電池用ホルダーケー
スと同形状に形成されたケース本体内に電極端子
に並列接続されたコンデンサを設けるようにした
ので、これに収納されるアルカリ・マンガン電池
等の一次電池は、電子スチルカメラ等の電子機器
に標準的に使用されるニカド蓄電池と同等の性能
を発揮することができ、電源の負荷が過大になつ
ても、その出力電圧は著しく低下せず各電気回路
部を正常に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の電池用ホルダーケー
スを装備した電子スチルカメラの外観を示す斜視
図、第2図は本考案の実施例の電池用ホルダーケ
ースを示す斜視図、第3図Aは、第2図に示した
電池用ホルダーケースの正面図、第3図Bは第3
図Aにおける断面図、第4図は第3図A,Bの電
気等価回路を示す回路図、第5図は本実施例の電
子スチルカメラの概略的な電気回路部を示す説明
図、第6図は、電源の出力電圧特性を示す説明
図、第7図はニカド蓄電池の電源を示す斜視図、
第8図Aは第7図に示した斜視図の正面図、第8
図Bは第8図Aにおける断面図である。 8……+電極端子、12……−電極端子、14
……電極板、18……電解コンデンサ、26……
電池用ホルダーケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子スチルカメラ等の電子機器の電源として使
    用される電池を収納する電池用ホルダーケースに
    おいて、前記電池用ホルダーケースは、ニカド蓄
    電池用ホルダーケースと同一形状に構成され、ア
    ルカリ・マンガン電池等の一次電池を収納するケ
    ース本体と、ケース本体内に設けられた電極端子
    と、ケース本体内に配置されケース本体内の前記
    電極端子に並列接続される過負荷時に於ける電源
    電圧の低下を防止する為のコンデンサと、から成
    ることを特徴とした電池用ホルダーケース。
JP19701185U 1985-12-20 1985-12-20 Expired JPH0355243Y2 (ja)

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JP19701185U JPH0355243Y2 (ja) 1985-12-20 1985-12-20

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JPS62103165U JPS62103165U (ja) 1987-07-01
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JP4576022B2 (ja) * 2000-05-16 2010-11-04 オリンパス株式会社 電源回路
JP4526718B2 (ja) * 2001-02-20 2010-08-18 株式会社Kri 蓄電装置
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