JPH0355061B2 - - Google Patents
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- JPH0355061B2 JPH0355061B2 JP60130942A JP13094285A JPH0355061B2 JP H0355061 B2 JPH0355061 B2 JP H0355061B2 JP 60130942 A JP60130942 A JP 60130942A JP 13094285 A JP13094285 A JP 13094285A JP H0355061 B2 JPH0355061 B2 JP H0355061B2
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- HJCCZIABCSDUPE-UHFFFAOYSA-N methyl 2-[4-[[4-methyl-6-(1-methylbenzimidazol-2-yl)-2-propylbenzimidazol-1-yl]methyl]phenyl]benzoate Chemical compound CCCC1=NC2=C(C)C=C(C=3N(C4=CC=CC=C4N=3)C)C=C2N1CC(C=C1)=CC=C1C1=CC=CC=C1C(=O)OC HJCCZIABCSDUPE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/24—Time-division multiplex systems in which the allocation is indicated by an address the different channels being transmitted sequentially
- H04J3/247—ATM or packet multiplexing
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04J—MULTIPLEX COMMUNICATION
- H04J3/00—Time-division multiplex systems
- H04J3/17—Time-division multiplex systems in which the transmission channel allotted to a first user may be taken away and re-allotted to a second user if the first user becomes inactive, e.g. TASI
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
A 産業上の利用分野
この発明は全般的にはトランク集信器に関し、
より具体的には周知のTASI(タイム・アサイメ
ント・スピーチ・インターポレーシヨン)手法を
利用するトランク集信器に関する。
より具体的には周知のTASI(タイム・アサイメ
ント・スピーチ・インターポレーシヨン)手法を
利用するトランク集信器に関する。
B 開示の概要
私設回線多重器において、多重優先度バツフ
ア・システムを用いて信号送出監視情報(セツシ
ヨン確立等のための信号送出を制御するための情
報)および通常のメツセージを利用可能通信チヤ
ンネルに伝送するのを制御する。このシステムは
多重優先度のメツセージ・バツフアと、バツフア
への入力の経過記録を行う待ち行列マツプと、出
力時間マツプと制御装置とを有する。制御装置は
入力データに見出しをつけ(入力データは通常の
メツセージや信号送出情報である)、このデータ
をバツフアにストアする。見出しは優先度分類、
識別記号、入力時間等を有している。信号送出情
報には優先度1が割り当てられ、新規に生成され
た音声パケツトには優先度4が割り当てられる。
通信チヤンネルが利用可能になると、優先度アル
ゴリズムにしたがつてバツフアからチヤンネルへ
とデータが移行する。さらにこのアルゴリズムに
より共通ソースから送られ累積されたメツセージ
を遅延基調で伝送できるようにする。
ア・システムを用いて信号送出監視情報(セツシ
ヨン確立等のための信号送出を制御するための情
報)および通常のメツセージを利用可能通信チヤ
ンネルに伝送するのを制御する。このシステムは
多重優先度のメツセージ・バツフアと、バツフア
への入力の経過記録を行う待ち行列マツプと、出
力時間マツプと制御装置とを有する。制御装置は
入力データに見出しをつけ(入力データは通常の
メツセージや信号送出情報である)、このデータ
をバツフアにストアする。見出しは優先度分類、
識別記号、入力時間等を有している。信号送出情
報には優先度1が割り当てられ、新規に生成され
た音声パケツトには優先度4が割り当てられる。
通信チヤンネルが利用可能になると、優先度アル
ゴリズムにしたがつてバツフアからチヤンネルへ
とデータが移行する。さらにこのアルゴリズムに
より共通ソースから送られ累積されたメツセージ
を遅延基調で伝送できるようにする。
C 従来の技術
多数のデータ端末装置で生成されたデータを共
通通信チヤンネルを用いて伝送することはこの分
野において周知である。データ端末装置には電
話、コンピユータ、フアクシミリ機器等の装置が
含まれる。電話をのぞけば、異種装置間の通信は
非同期で行える。通信を非同期で行うことは、情
報に悪影響を及ぼすことなく情報交換を適宜遅ら
せることが可能となることを意味する。電話装置
では同期信号が必要である。同期信号を行えば、
通信を即座に行わなければならない。無視しえな
い時間だけスピーチ伝送をとどこおると、スピー
チの内容が劣化してしまう。スピーチに関連する
特質に適合するよう集信器を設計すれば、電話と
電話以外の装置とを、それらの相違にかかわら
ず、共通通信チヤンネルに集中させることができ
る。
通通信チヤンネルを用いて伝送することはこの分
野において周知である。データ端末装置には電
話、コンピユータ、フアクシミリ機器等の装置が
含まれる。電話をのぞけば、異種装置間の通信は
非同期で行える。通信を非同期で行うことは、情
報に悪影響を及ぼすことなく情報交換を適宜遅ら
せることが可能となることを意味する。電話装置
では同期信号が必要である。同期信号を行えば、
通信を即座に行わなければならない。無視しえな
い時間だけスピーチ伝送をとどこおると、スピー
チの内容が劣化してしまう。スピーチに関連する
特質に適合するよう集信器を設計すれば、電話と
電話以外の装置とを、それらの相違にかかわら
ず、共通通信チヤンネルに集中させることができ
る。
スピーチの繰り返しパターンすなわち特徴は、
スピーチ情報および非スピーチ情報を扱う集信器
を提供するうえで最も利用できる特質である。一
般に繰り返しパターンには能動期間(バースト)
と、この能動期間に続く無音期間とが含まれる。
補間手法をこの繰り返しパターンに適用すれば、
多数のユーザが生成したスピーチ情報および非ス
ピーチ情報で、共通通信チヤンネルを統計的に共
有するようにできる。通常、スピーチの無音期間
を利用してスピーチ・チヤンネル数や非スピー
チ・データのデータ量を増大させる。入力信号線
(スピーチやデータ)は有効信号かどうか監視さ
れる。有効信号を検出すると、線を第1の拘束の
ない伝送設備に接続する。受信端では伝送データ
をスピーチ・バーストの期間適宜の出力ポートに
送出する。この手法は通信チヤンネルの効率を最
大のものとし、ユーザあたりのチヤンネル費用を
減少させる傾向にある。
スピーチ情報および非スピーチ情報を扱う集信器
を提供するうえで最も利用できる特質である。一
般に繰り返しパターンには能動期間(バースト)
と、この能動期間に続く無音期間とが含まれる。
補間手法をこの繰り返しパターンに適用すれば、
多数のユーザが生成したスピーチ情報および非ス
ピーチ情報で、共通通信チヤンネルを統計的に共
有するようにできる。通常、スピーチの無音期間
を利用してスピーチ・チヤンネル数や非スピー
チ・データのデータ量を増大させる。入力信号線
(スピーチやデータ)は有効信号かどうか監視さ
れる。有効信号を検出すると、線を第1の拘束の
ない伝送設備に接続する。受信端では伝送データ
をスピーチ・バーストの期間適宜の出力ポートに
送出する。この手法は通信チヤンネルの効率を最
大のものとし、ユーザあたりのチヤンネル費用を
減少させる傾向にある。
この原理を現実的に実現したものとして最も広
く知られているのはタイム・アサイメント・スピ
ーチ・インターポレーシヨン・システム
(TASI)に関するものである。このシステムは
1960年代初期にベル・システムにより初めて導入
された。このシステムは所期の目的に関しては大
変うまく動作するものの、1つの共通した批判が
あつた。すなわちシステムが大型かつ高価な装置
を利用し、そのためその用途が非常に特殊な環境
に限定されるということである。たとえば伝送設
備の敷設が大変困難でそのため設備が貴重な大洋
横断的な使用である。
く知られているのはタイム・アサイメント・スピ
ーチ・インターポレーシヨン・システム
(TASI)に関するものである。このシステムは
1960年代初期にベル・システムにより初めて導入
された。このシステムは所期の目的に関しては大
変うまく動作するものの、1つの共通した批判が
あつた。すなわちシステムが大型かつ高価な装置
を利用し、そのためその用途が非常に特殊な環境
に限定されるということである。たとえば伝送設
備の敷設が大変困難でそのため設備が貴重な大洋
横断的な使用である。
PLC−1(私設回線音声集信器)は、スピーチ
補間の原理を用いて多数のユーザを少数の通信設
備に多重化する他の従来装置である。このシステ
ムではブロツク化スピーチ・セグメントを待ち行
列すなわちバツフア中で遅延させる。このバツフ
アは伝送チヤンネル資源の利用を保留させるもの
である。過負荷を解消するには、バツフアを
FIFO(フアースト・イン・フイースト・アウト)
の態様で動作させ、予め定められた期間以上待ち
行列中に存在しているメツセージを放出する。さ
らに信号送出監視情報を専用チヤンネルに送出す
る。このチヤンネルはシステムのユーザの利用不
可能なものである。PLC−1の詳細はここでは
言及しない。これについてはたとえばアイ・イ
ー・イー・イー・トランザクシヨンズ・オン・コ
ミユニケーシヨン(IEEE Transactions on
Communication)巻COM−30、第4号780−785
頁(1982年4月)および同786−791頁を参照され
たい。
補間の原理を用いて多数のユーザを少数の通信設
備に多重化する他の従来装置である。このシステ
ムではブロツク化スピーチ・セグメントを待ち行
列すなわちバツフア中で遅延させる。このバツフ
アは伝送チヤンネル資源の利用を保留させるもの
である。過負荷を解消するには、バツフアを
FIFO(フアースト・イン・フイースト・アウト)
の態様で動作させ、予め定められた期間以上待ち
行列中に存在しているメツセージを放出する。さ
らに信号送出監視情報を専用チヤンネルに送出す
る。このチヤンネルはシステムのユーザの利用不
可能なものである。PLC−1の詳細はここでは
言及しない。これについてはたとえばアイ・イ
ー・イー・イー・トランザクシヨンズ・オン・コ
ミユニケーシヨン(IEEE Transactions on
Communication)巻COM−30、第4号780−785
頁(1982年4月)および同786−791頁を参照され
たい。
D 発明が解決しようとする問題点
この発明は以上の事情を考慮してなされたもの
であり、効率の良い集信器を抵抗することを目的
としている。
であり、効率の良い集信器を抵抗することを目的
としている。
E 問題点を解決するための手段
この発明では以上の目的を達成するために、ユ
ーザ・チヤンネルからの情報をバツフアに記憶す
る際に予め定められた優先度規則にしたがつて優
先度を付けるようにしている。そして、バツフア
から情報を取り出して共通通信チヤンネルに送出
する際に優先度を参照して送出順序を制御してい
る。
ーザ・チヤンネルからの情報をバツフアに記憶す
る際に予め定められた優先度規則にしたがつて優
先度を付けるようにしている。そして、バツフア
から情報を取り出して共通通信チヤンネルに送出
する際に優先度を参照して送出順序を制御してい
る。
上述の構成をより具体的に考えよう。上述の情
報として信号送出監視情報および通常のメツセー
ジ情報を考える。この発明では信号送出監視機能
を通常のメツセージ・トラフイツクと一元化で
き、このため信号送出用容量の残存部分を開放し
て通常のメツセージ・トラフイツクに利用でき
る。この発明では通信チヤンネルを有効に利用で
きる。
報として信号送出監視情報および通常のメツセー
ジ情報を考える。この発明では信号送出監視機能
を通常のメツセージ・トラフイツクと一元化で
き、このため信号送出用容量の残存部分を開放し
て通常のメツセージ・トラフイツクに利用でき
る。この発明では通信チヤンネルを有効に利用で
きる。
この発明を具現化した通信器は、具体的には、
メツセージおよび信号送出監視情報をストアする
よう構成したバツフアを有する。信号送出監視情
報には最も高い優先度が割り当てられ、他方生成
音声パケツトには2層の優先度が割り当てられ
る。新規に生成された音声パケツトにその1つが
割り当てられ、再構成音声パケツトに他の1つが
割り当てられる。
メツセージおよび信号送出監視情報をストアする
よう構成したバツフアを有する。信号送出監視情
報には最も高い優先度が割り当てられ、他方生成
音声パケツトには2層の優先度が割り当てられ
る。新規に生成された音声パケツトにその1つが
割り当てられ、再構成音声パケツトに他の1つが
割り当てられる。
2つの付加的な優先度がデータ用に残される。
1つは低速の音声帯域データ用であり、もう1つ
がデジタル(非コード化)・データ・パケツト用
である。ルツク・アツプ・テーブルすなわちマツ
プがバツフアへの入力についての説明情報を保持
する。説明情報には優先度レベル、識別記号(起
点ソース)、バツフア・ロケーシヨン等が含まれ
る。他のテーブルは個々のスピーチ・ソースから
のメツセージがバツフアから出る時間を記録す
る。優先度アルゴリズムを実行する制御部はテー
ブルの内容を利用してバツフアからの入力を優先
度に応じて配列して通信チヤンネルにのせる。優
先度1の入力が最初にすべて伝送され(フアース
ト・イン、フアースト・アウトで)、より低い優
先度の入力がこれに続く。
1つは低速の音声帯域データ用であり、もう1つ
がデジタル(非コード化)・データ・パケツト用
である。ルツク・アツプ・テーブルすなわちマツ
プがバツフアへの入力についての説明情報を保持
する。説明情報には優先度レベル、識別記号(起
点ソース)、バツフア・ロケーシヨン等が含まれ
る。他のテーブルは個々のスピーチ・ソースから
のメツセージがバツフアから出る時間を記録す
る。優先度アルゴリズムを実行する制御部はテー
ブルの内容を利用してバツフアからの入力を優先
度に応じて配列して通信チヤンネルにのせる。優
先度1の入力が最初にすべて伝送され(フアース
ト・イン、フアースト・アウトで)、より低い優
先度の入力がこれに続く。
この発明の一態様においては、同一起点のスピ
ーチ・ソースから送られ累積されているメツセー
ジの間に遅延を挿入する。このように遅延を挿入
すると、システムが過負荷の場合にスピーチに関
連してメツセージ間に自然に発生する遅延がいく
らか保持されるようになる。
ーチ・ソースから送られ累積されているメツセー
ジの間に遅延を挿入する。このように遅延を挿入
すると、システムが過負荷の場合にスピーチに関
連してメツセージ間に自然に発生する遅延がいく
らか保持されるようになる。
F 実施例
第2図はこの発明を適用した通信システムのブ
ロツク図である。この発明は符号10および
PLMにより特定されるブロツク中に実現されて
いる。PLMは私設回線多重器(Private Line
Multiplexor)を意味する。多数の私設回線多重
器10を用いて多数の通常のデジタルPBXを私
設トランク・ネツトワーク100に接続してい
る。私設トランク・ネツトワーク100は符号1
2に示すような1つのローカル・エリア・ネツト
ワークを符号14,16,18で示すような他の
ローカル・エリア・ネツトワークに接続できるよ
うにするデジタル通信設備を実現する。図では4
つのローカル・エリア・ネツトワーク12,1
4,16,18を私設トランク・ネツトワーク1
00で相互接続しているけれども、実際のシステ
ムでは2つのローカル・エリア・ネツトワークを
相互接続するようにできる。各ローカル・エリ
ア・ネツトワーク12,14,16,18は異な
つた離間した場所に配されている。たとえばロー
カル・エリア・ネツトワーク12をアメリカ合衆
国の任意の場所、たとえばノース・カロライナ州
ラーレイに置くことができ、他方、他のローカ
ル・エリア・ネツトワーク14,16,18を会
社の本社たとえばニユーヨーク州キングストンに
置くことができる。ローカル・エリア・ネツトワ
ークどうしの結合は私設トランク・ネツトワーク
100で達成される。
ロツク図である。この発明は符号10および
PLMにより特定されるブロツク中に実現されて
いる。PLMは私設回線多重器(Private Line
Multiplexor)を意味する。多数の私設回線多重
器10を用いて多数の通常のデジタルPBXを私
設トランク・ネツトワーク100に接続してい
る。私設トランク・ネツトワーク100は符号1
2に示すような1つのローカル・エリア・ネツト
ワークを符号14,16,18で示すような他の
ローカル・エリア・ネツトワークに接続できるよ
うにするデジタル通信設備を実現する。図では4
つのローカル・エリア・ネツトワーク12,1
4,16,18を私設トランク・ネツトワーク1
00で相互接続しているけれども、実際のシステ
ムでは2つのローカル・エリア・ネツトワークを
相互接続するようにできる。各ローカル・エリ
ア・ネツトワーク12,14,16,18は異な
つた離間した場所に配されている。たとえばロー
カル・エリア・ネツトワーク12をアメリカ合衆
国の任意の場所、たとえばノース・カロライナ州
ラーレイに置くことができ、他方、他のローカ
ル・エリア・ネツトワーク14,16,18を会
社の本社たとえばニユーヨーク州キングストンに
置くことができる。ローカル・エリア・ネツトワ
ークどうしの結合は私設トランク・ネツトワーク
100で達成される。
ローカル・エリア・ネツトワーク12,14,
16,18の各々は私設回線多重器10を有して
いる。この私設回線多重器10は双方向バスを介
してデジタルPBX20に接続されている。この
PBX20は多数の通常の電話22を相互接続す
る。さらに他のデータ端末装置DTEがPBX20
に結合されている。このデータ端末装置DTEは
電話、コンピユータ、フアクシミリ等である。デ
ジタルPBXは通常のものであり、その詳細は説
明しない。さらに局所電話ネツトワークLTNも
PBX20に接続されている。一例を挙げる。局
所電話ネツトワークを用いれば所定のローカル・
エリア・ネツトワーク中の個人が、他所の個人で
ありながらこのローカル・エリア・ネツトワーク
近傍の個人と通信することができるようになる。
16,18の各々は私設回線多重器10を有して
いる。この私設回線多重器10は双方向バスを介
してデジタルPBX20に接続されている。この
PBX20は多数の通常の電話22を相互接続す
る。さらに他のデータ端末装置DTEがPBX20
に結合されている。このデータ端末装置DTEは
電話、コンピユータ、フアクシミリ等である。デ
ジタルPBXは通常のものであり、その詳細は説
明しない。さらに局所電話ネツトワークLTNも
PBX20に接続されている。一例を挙げる。局
所電話ネツトワークを用いれば所定のローカル・
エリア・ネツトワーク中の個人が、他所の個人で
ありながらこのローカル・エリア・ネツトワーク
近傍の個人と通信することができるようになる。
第1図は私設回線多重器10のブロツク図であ
る。私設回線多重器10は送信部22および受信
部24を有する。送信部22を破線の上側に示
し、受信部24を破線の下側に示す。この図にお
いて記号M(右側下部のバスにおけるデータの方
向を示している)および矢印はシステムのデータ
の流れ方向を示すのに用いている。私設回線多重
器10の設計および実現態様の中心は一体型バツ
フアという考え方である。この目的を達成するた
めバツフア26を提供し、種々のデータ端末装置
DTEからのメツセージと信号送出情報とをスト
アする。信号送出情報は制御データを運ぶもので
あり、通常システム制御プロセツサ28により生
成する。信号送出情報は連結されて通常のトラフ
イツク情報とされ、このトラフイツク情報がバツ
フア26にストアされ、優先度の順でトランクに
伝送される。これについては後述する。バツフア
26への入力は待ち行列の管理装置29により制
御される。バツフア26の出力は送出装置30に
接続されて制御される。後に説明するように、送
出装置30はバツフア26からの入力を予め定め
られた優先度順序(後述する)で配列したテル
コ・インタフエース(電話会社(Telephone
Company)インターフエース)101を介して
デジタル・トランクに送出する。トランクに関連
する状態情報は線32を介して送出装置30に供
給される。テルコ・インターフエース101の機
能は、送出装置30からの出力信号を操作してこ
の出力信号がトランク線を介して伝送可能となる
ようにすることがである。テルコ・インターフエ
ース101の機構はこの分野では広く知られてい
るので詳細な説明は省略する。
る。私設回線多重器10は送信部22および受信
部24を有する。送信部22を破線の上側に示
し、受信部24を破線の下側に示す。この図にお
いて記号M(右側下部のバスにおけるデータの方
向を示している)および矢印はシステムのデータ
の流れ方向を示すのに用いている。私設回線多重
器10の設計および実現態様の中心は一体型バツ
フアという考え方である。この目的を達成するた
めバツフア26を提供し、種々のデータ端末装置
DTEからのメツセージと信号送出情報とをスト
アする。信号送出情報は制御データを運ぶもので
あり、通常システム制御プロセツサ28により生
成する。信号送出情報は連結されて通常のトラフ
イツク情報とされ、このトラフイツク情報がバツ
フア26にストアされ、優先度の順でトランクに
伝送される。これについては後述する。バツフア
26への入力は待ち行列の管理装置29により制
御される。バツフア26の出力は送出装置30に
接続されて制御される。後に説明するように、送
出装置30はバツフア26からの入力を予め定め
られた優先度順序(後述する)で配列したテル
コ・インタフエース(電話会社(Telephone
Company)インターフエース)101を介して
デジタル・トランクに送出する。トランクに関連
する状態情報は線32を介して送出装置30に供
給される。テルコ・インターフエース101の機
能は、送出装置30からの出力信号を操作してこ
の出力信号がトランク線を介して伝送可能となる
ようにすることがである。テルコ・インターフエ
ース101の機構はこの分野では広く知られてい
るので詳細な説明は省略する。
先に説明したように、待ち行列管理装置29へ
の信号は、ネツトワークに接続されているデータ
端末装置DTEから供給される情報と、信号送出
情報とである。この信号送出情報すなわち制御情
報はシステム制御プロセツサ28から生成され
る。データ端末装置DTEに関するもう一方の入
力信号は信号検出圧縮装置34から出力される。
信号検出圧縮装置34への入力はPBXインター
フエース36から供給され、PBXインターフエ
ース36への入力はPBX内部ハス機構(図示し
ない)から供給される。PBXインターフエース
36の機能は周知であるので、その詳細説明は割
愛する。単につぎの点に触れれば十分である。す
なわち、PBXインタフエース36はPBXからの
信号の送出を左右し、これら信号を信号検出圧縮
装置34に供給するのである。信号検出圧縮装置
34は、個々に信号を検出でき、かつ圧縮できる
装置ユニツト34aを多数有する。これら装置ユ
ニツト34aはPBXインターフエース36から
デジタル音声信号を12ビツトPCM信号として取
り出し、これを変換する標準的なアルゴリズムを
実行する。この変換では16ビツト/秒でデジタル
化した12ビツトPCM信号を96Kビツト/秒の
PCM信号から16Kビツト/秒圧縮する。この装
置ユニツト34aは周知であるので詳細な説明は
省略する。異なつた手法すなわち64Kビツト/秒
のPCMを音声帯域データ信号をコード化するの
に用いる。デジタル化されたデータ・パケツトは
直接に伝送され、そのためコード化も圧縮もされ
ない。
の信号は、ネツトワークに接続されているデータ
端末装置DTEから供給される情報と、信号送出
情報とである。この信号送出情報すなわち制御情
報はシステム制御プロセツサ28から生成され
る。データ端末装置DTEに関するもう一方の入
力信号は信号検出圧縮装置34から出力される。
信号検出圧縮装置34への入力はPBXインター
フエース36から供給され、PBXインターフエ
ース36への入力はPBX内部ハス機構(図示し
ない)から供給される。PBXインターフエース
36の機能は周知であるので、その詳細説明は割
愛する。単につぎの点に触れれば十分である。す
なわち、PBXインタフエース36はPBXからの
信号の送出を左右し、これら信号を信号検出圧縮
装置34に供給するのである。信号検出圧縮装置
34は、個々に信号を検出でき、かつ圧縮できる
装置ユニツト34aを多数有する。これら装置ユ
ニツト34aはPBXインターフエース36から
デジタル音声信号を12ビツトPCM信号として取
り出し、これを変換する標準的なアルゴリズムを
実行する。この変換では16ビツト/秒でデジタル
化した12ビツトPCM信号を96Kビツト/秒の
PCM信号から16Kビツト/秒圧縮する。この装
置ユニツト34aは周知であるので詳細な説明は
省略する。異なつた手法すなわち64Kビツト/秒
のPCMを音声帯域データ信号をコード化するの
に用いる。デジタル化されたデータ・パケツトは
直接に伝送され、そのためコード化も圧縮もされ
ない。
さらに第1図を参照する。待ち行列管理装置2
9は制御部および待ち行列マツプを具備する。待
ち行列マツプは第4図に示すようなものである。
制御部は組合わせロジツクでも構成できるけれど
も、好ましい実施態様ではこれをマイクロコンピ
ユータで構成し、待ち行列マツプをマイクロコン
ピユータのRAMで形成する。RAMはマイクロ
コンピユータの内部にあつても外部にあつてもよ
い。待ち行列(第4図)の最大深さはdであり、
また複数の垂直列を有する。待ち行列を用いてメ
ツセージ・バツフア26への入力に関する情報を
ストアする。
9は制御部および待ち行列マツプを具備する。待
ち行列マツプは第4図に示すようなものである。
制御部は組合わせロジツクでも構成できるけれど
も、好ましい実施態様ではこれをマイクロコンピ
ユータで構成し、待ち行列マツプをマイクロコン
ピユータのRAMで形成する。RAMはマイクロ
コンピユータの内部にあつても外部にあつてもよ
い。待ち行列(第4図)の最大深さはdであり、
また複数の垂直列を有する。待ち行列を用いてメ
ツセージ・バツフア26への入力に関する情報を
ストアする。
換言すれば、個々のメツセージのテキストがバ
ツフア26に配置され、他方バツフア26中のテ
キストに関する情報が待ち行列マツプに保管され
る。この目的を達成するために、待ち行列マツプ
は優先度欄、入力時間欄、放出時間欄、識別
(ID)欄を備えている。優先度欄を利用して個々
のメツセージの優先度に関するデータをストアす
る。ID欄はメツセージを導出したソースを規定
するID番号を記録する。入力時間欄を用いて
個々のメツセージがいつバツフア26にストアさ
れたかを記録する。放出時間欄を用いて個々のメ
ツセージ・グループ(後述する)を待ち行列から
いつ放出できるかを記録する。ロケーシヨン欄は
個々のメツセージがストアされているバツフアの
アドレスを記録する。このマツプを用いることに
よりメツセージをバツフア中にランダムなアドレ
スで記録できるようになることに留意されたい。
後に説明するように、メツセージ・パケツトが待
ち行列管理装置29に送られるときに、上述の情
報(すなわち優先度、ID、入力時間等)が抜き
取られ待ち行列マツプに記録され、またテキスト
はバツフア26へと送られる。
ツフア26に配置され、他方バツフア26中のテ
キストに関する情報が待ち行列マツプに保管され
る。この目的を達成するために、待ち行列マツプ
は優先度欄、入力時間欄、放出時間欄、識別
(ID)欄を備えている。優先度欄を利用して個々
のメツセージの優先度に関するデータをストアす
る。ID欄はメツセージを導出したソースを規定
するID番号を記録する。入力時間欄を用いて
個々のメツセージがいつバツフア26にストアさ
れたかを記録する。放出時間欄を用いて個々のメ
ツセージ・グループ(後述する)を待ち行列から
いつ放出できるかを記録する。ロケーシヨン欄は
個々のメツセージがストアされているバツフアの
アドレスを記録する。このマツプを用いることに
よりメツセージをバツフア中にランダムなアドレ
スで記録できるようになることに留意されたい。
後に説明するように、メツセージ・パケツトが待
ち行列管理装置29に送られるときに、上述の情
報(すなわち優先度、ID、入力時間等)が抜き
取られ待ち行列マツプに記録され、またテキスト
はバツフア26へと送られる。
さらに第1図を参照しよう。送出装置30の記
能は、ストアされているメツセージを予め定めら
れた順序に配列してバツフア26からトランクま
たは通信チヤンネルに送出することである。送出
装置30の機能および構成に触れるまえに、予め
定めた優先度規則について述べる。待ち行列に入
力されるメツセージのすべては4つの優先度分類
の1つに割り当てられる。
能は、ストアされているメツセージを予め定めら
れた順序に配列してバツフア26からトランクま
たは通信チヤンネルに送出することである。送出
装置30の機能および構成に触れるまえに、予め
定めた優先度規則について述べる。待ち行列に入
力されるメツセージのすべては4つの優先度分類
の1つに割り当てられる。
優先度1:これは最も優先度の高いレベルであ
り、信号送出監視情報用に残されている。この
グループの信号は通常は集信器等の間の信号送
出情報を含む。
り、信号送出監視情報用に残されている。この
グループの信号は通常は集信器等の間の信号送
出情報を含む。
優先度2:この分類は音声帯域データ通信量が低
速であるときのものである。このレベルの分類
はデータのような情報をカバーする。
速であるときのものである。このレベルの分類
はデータのような情報をカバーする。
優先度3:この種の優先度は音声パケツトをリス
ケジユールするのに残されている(後述する)。
ケジユールするのに残されている(後述する)。
優先度4:この優先度は新たに生成された音声パ
ケツト用に用いる。
ケツト用に用いる。
優先度5:この優先度はデジタル・データ・パケ
ツト(非コード化のもの)用に用いる。この優
先度は私設回線多重器10の最終的な残存伝送
容量を表わす。
ツト(非コード化のもの)用に用いる。この優
先度は私設回線多重器10の最終的な残存伝送
容量を表わす。
以上の優先度規則は一例であり、トラフイツク
の各クラスに割り当てられた優先度はこの発明の
趣旨を逸脱しない範囲で変更可能なことに留意さ
れたい。
の各クラスに割り当てられた優先度はこの発明の
趣旨を逸脱しない範囲で変更可能なことに留意さ
れたい。
第1図において、送出装置30は制御部および
出力時間マツプを具備する。好ましい実現態様で
は、制御部は適切なROMを備えたマイクロプロ
セツサである。出力時間マツプはRAM中に生成
され、これは第5図に示される。出力時間マツプ
はID欄とタイミング欄に分かれる。ID欄を用い
てスピーチのソースとこのスピーチのソースから
の個々のメツセージが最後に待ち行列から送出さ
れた時間とを記録する。のちに説明するように、
出力時間マツプのタイミング欄を用いて個々のメ
ツセージをいつ待ち行列から送出すべきかを記録
する。同様に後述するように、優先度3のメツセ
ージに放出時間を割り当て、これにより、共通ソ
ースからの多数の情報がバツフア26にスタツク
されているときに通常のスピーチに関連する遅延
が保持されるようにする。このような構成は伝送
データに適用がない。さらに所定のアルゴリズム
を用いて送出装置30のマイクロプロセツサを動
作させ、情報を優先度に応じてバツフア26から
送出するようにする。
出力時間マツプを具備する。好ましい実現態様で
は、制御部は適切なROMを備えたマイクロプロ
セツサである。出力時間マツプはRAM中に生成
され、これは第5図に示される。出力時間マツプ
はID欄とタイミング欄に分かれる。ID欄を用い
てスピーチのソースとこのスピーチのソースから
の個々のメツセージが最後に待ち行列から送出さ
れた時間とを記録する。のちに説明するように、
出力時間マツプのタイミング欄を用いて個々のメ
ツセージをいつ待ち行列から送出すべきかを記録
する。同様に後述するように、優先度3のメツセ
ージに放出時間を割り当て、これにより、共通ソ
ースからの多数の情報がバツフア26にスタツク
されているときに通常のスピーチに関連する遅延
が保持されるようにする。このような構成は伝送
データに適用がない。さらに所定のアルゴリズム
を用いて送出装置30のマイクロプロセツサを動
作させ、情報を優先度に応じてバツフア26から
送出するようにする。
第3図は送出装置30(第1図)のプロセツサ
を制御するのに用いるアルゴリズムを示すフロー
チヤートである。ブロツク36は歩進クロツクと
呼ばれる遅延ブロツクである。ブロツク38はチ
ヤンネル・スペースまたはトランク・スペースが
あいているかどうかをプログラムがテストする判
別ブロツクである。この情報はトランク状態と付
記されている線32を介して送出される(第1
図)。トランクに空きがないとプログラムはルー
プに入り、遅延ブロツク36の歩進クロツクが終
了したのち、再びテストが行われる。トランクに
おいて空きチヤンネルが利用可能になると、プロ
グラムはブロツク40に移行する。ブロツク40
ではプログラムが待ち行列マツプおよびバツフア
26を走査して優先度1(P1)のトラフイツクが
バツフア26中にあるかどうかを調べる。P1の
トラフイツクがあるとプログラムはブロツク42
に入り、ここでプログラムはP1のメツセージを
送出し、パスBを介して判別ブロツク38に到
る。
を制御するのに用いるアルゴリズムを示すフロー
チヤートである。ブロツク36は歩進クロツクと
呼ばれる遅延ブロツクである。ブロツク38はチ
ヤンネル・スペースまたはトランク・スペースが
あいているかどうかをプログラムがテストする判
別ブロツクである。この情報はトランク状態と付
記されている線32を介して送出される(第1
図)。トランクに空きがないとプログラムはルー
プに入り、遅延ブロツク36の歩進クロツクが終
了したのち、再びテストが行われる。トランクに
おいて空きチヤンネルが利用可能になると、プロ
グラムはブロツク40に移行する。ブロツク40
ではプログラムが待ち行列マツプおよびバツフア
26を走査して優先度1(P1)のトラフイツクが
バツフア26中にあるかどうかを調べる。P1の
トラフイツクがあるとプログラムはブロツク42
に入り、ここでプログラムはP1のメツセージを
送出し、パスBを介して判別ブロツク38に到
る。
さらに第3図を参照しよう。バツフア26中に
P1のトラフイツクがないと、プログラムはブロ
ツク44に移行する。ブロツク44では、バツフ
ア26がバツフア26中に優先度2(P2)のトラ
フイツクがあるかどうかをチエツクする。P2の
トラフイツクがあるとプログラムはブロツク46
に移り、ここでプログラムはP2のメツセージを
送出し、パスBを介してこのブロツク46から出
ていく。バツフア26中にP2のトラフイツクが
ないと、プログラムはブロツク48に移行し、こ
こでプログラムはバツフア26中に放出準備の整
つた優先度3(P3)のトラフイツクがあるかどう
かをテストする。放出準備の整つたP3のトラフ
イツクがバツフア26中にあると、プログラムは
ブロツク50に移行する。ブロツク50において
ブロツクは出力時間マツプを参照する。そののち
プログラムは判別ブロツク52に移行する。判別
ブロツク52においては現在サービスを要求して
いるソースから最後にメツセージ読み出しがあつ
た時点から、十分な遅延時間が経過しているかど
うかをプログラムが調べる。遅延時間が十分であ
れば、プログラムはブロツク54に移行し、ここ
でプログラムはメツセージをチヤンネルに送出
し、パスBを介してこのブロツク54から出る。
上述ソースIDからの最後の伝送から十分な時間
が経過していないと、プログラムはブロツク56
に移行する。ブロツク56においてプログラムは
放出時間を計算して優先度分類を優先度4(P4)
からP3に変更する。先に説明したようにP3の分
類は再分類メツセージ用に残されている。つぎに
プログラムはブロツク58に移行し、ここでプロ
グラムはメツセージの開始時点から伝送予想時点
までの全遅延時間が許容できるものかどうかをテ
ストする。全遅延時間が許容できるものであれば
プログラムはパスBを介してブロツク58から出
る。許容できないものであればプログラムはブロ
ツク60に移行し、ここでメツセージが落とされ
てプログラムはパスBを介してブロツク60から
出る。
P1のトラフイツクがないと、プログラムはブロ
ツク44に移行する。ブロツク44では、バツフ
ア26がバツフア26中に優先度2(P2)のトラ
フイツクがあるかどうかをチエツクする。P2の
トラフイツクがあるとプログラムはブロツク46
に移り、ここでプログラムはP2のメツセージを
送出し、パスBを介してこのブロツク46から出
ていく。バツフア26中にP2のトラフイツクが
ないと、プログラムはブロツク48に移行し、こ
こでプログラムはバツフア26中に放出準備の整
つた優先度3(P3)のトラフイツクがあるかどう
かをテストする。放出準備の整つたP3のトラフ
イツクがバツフア26中にあると、プログラムは
ブロツク50に移行する。ブロツク50において
ブロツクは出力時間マツプを参照する。そののち
プログラムは判別ブロツク52に移行する。判別
ブロツク52においては現在サービスを要求して
いるソースから最後にメツセージ読み出しがあつ
た時点から、十分な遅延時間が経過しているかど
うかをプログラムが調べる。遅延時間が十分であ
れば、プログラムはブロツク54に移行し、ここ
でプログラムはメツセージをチヤンネルに送出
し、パスBを介してこのブロツク54から出る。
上述ソースIDからの最後の伝送から十分な時間
が経過していないと、プログラムはブロツク56
に移行する。ブロツク56においてプログラムは
放出時間を計算して優先度分類を優先度4(P4)
からP3に変更する。先に説明したようにP3の分
類は再分類メツセージ用に残されている。つぎに
プログラムはブロツク58に移行し、ここでプロ
グラムはメツセージの開始時点から伝送予想時点
までの全遅延時間が許容できるものかどうかをテ
ストする。全遅延時間が許容できるものであれば
プログラムはパスBを介してブロツク58から出
る。許容できないものであればプログラムはブロ
ツク60に移行し、ここでメツセージが落とされ
てプログラムはパスBを介してブロツク60から
出る。
さらに第3図を参照する。ブロツク48におい
て答えが否定的であればプログラムは判別ブロツ
ク62に移行し、ここでプログラムはバツフア2
6をチエツクしてバツフア26中にP4のトラフ
イツクがあるかどうかをテストする。答えがイエ
スであればプログラムはブロツク50に移行し上
述したステツプを実行する。P4のトラフイツク
がバツフア26中になければプログラムはブロツ
ク54に移行し、ここでプログラムはバツフア2
6をチエツクして優先度5(P5)のトラフイツク
があるかどうかを調べる。P5のトラフイツクが
見つかればパケツトを伝送し(ブロツク65)、
プログラムはパスAを介して復帰する。P5のト
ラフイツクがなければプログラムはパスAを介し
てブロツク64から出て、上述のプロセスを繰り
返す。ソースIDを識別するタブが出発メツセー
ジの各々にその伝送時に付される。
て答えが否定的であればプログラムは判別ブロツ
ク62に移行し、ここでプログラムはバツフア2
6をチエツクしてバツフア26中にP4のトラフ
イツクがあるかどうかをテストする。答えがイエ
スであればプログラムはブロツク50に移行し上
述したステツプを実行する。P4のトラフイツク
がバツフア26中になければプログラムはブロツ
ク54に移行し、ここでプログラムはバツフア2
6をチエツクして優先度5(P5)のトラフイツク
があるかどうかを調べる。P5のトラフイツクが
見つかればパケツトを伝送し(ブロツク65)、
プログラムはパスAを介して復帰する。P5のト
ラフイツクがなければプログラムはパスAを介し
てブロツク64から出て、上述のプロセスを繰り
返す。ソースIDを識別するタブが出発メツセー
ジの各々にその伝送時に付される。
再び第1図を参照しよう。私設回線多重器10
の受信部24は入力メツセージの各々(離間して
いる他の私設回線多重器10からのメツセージ)
を所期の宛先に案内する装置を有する。トランク
から入力してくる信号はテルコ・インターフエー
ス102により操作されて受信部24へ入力でき
るようにされる。メツセージ・タグはアドレス・
デコーダ80によつて読み取られる。P2、P3、
P4およびP5については連結テーブル82に応じ
てアドレス・デコーダ80が能動化装置84の1
つを作動する。連結テーブルは信号送出情報によ
り確立され、これについては後述する。入力メツ
セージは線86の1つに表わされて、選択された
信号再構成装置88に入力される。P3またはP4
のトラフイツクが線86に表わされた場合にはス
ピーチ圧縮装置34により当初エンコードされた
16Kビツト/秒のスピーチをこれら信号再構成装
置88がデコードする。信号再構成装置88から
は96Kビツト/秒のPCM信号が出力され、PBX
インターフエース90を介して関連PBXに送出
される。P2のトラフイツクの場合には信号再構
成装置88は関連する音声帯域データを64Kビツ
ト/秒のPCMとしてデコードする。これら信号
はインターフエース90を介して上述のとおり流
れていく。P5のトラフイツクの場合には、再構
成が必要でないので信号再構成装置88は入力ト
ラフイツクを変更しない。これらP5のメツセー
ジはインターフエース90を介してPBXバスに
流れていく。
の受信部24は入力メツセージの各々(離間して
いる他の私設回線多重器10からのメツセージ)
を所期の宛先に案内する装置を有する。トランク
から入力してくる信号はテルコ・インターフエー
ス102により操作されて受信部24へ入力でき
るようにされる。メツセージ・タグはアドレス・
デコーダ80によつて読み取られる。P2、P3、
P4およびP5については連結テーブル82に応じ
てアドレス・デコーダ80が能動化装置84の1
つを作動する。連結テーブルは信号送出情報によ
り確立され、これについては後述する。入力メツ
セージは線86の1つに表わされて、選択された
信号再構成装置88に入力される。P3またはP4
のトラフイツクが線86に表わされた場合にはス
ピーチ圧縮装置34により当初エンコードされた
16Kビツト/秒のスピーチをこれら信号再構成装
置88がデコードする。信号再構成装置88から
は96Kビツト/秒のPCM信号が出力され、PBX
インターフエース90を介して関連PBXに送出
される。P2のトラフイツクの場合には信号再構
成装置88は関連する音声帯域データを64Kビツ
ト/秒のPCMとしてデコードする。これら信号
はインターフエース90を介して上述のとおり流
れていく。P5のトラフイツクの場合には、再構
成が必要でないので信号再構成装置88は入力ト
ラフイツクを変更しない。これらP5のメツセー
ジはインターフエース90を介してPBXバスに
流れていく。
P1(信号送出)のメツセージの場合には、連結
テーブルに応じてアドレス・デコーダ80が信号
送出能動化装置92を作動させシステム制御プロ
セツサ28へのパスを確立する。
テーブルに応じてアドレス・デコーダ80が信号
送出能動化装置92を作動させシステム制御プロ
セツサ28へのパスを確立する。
連結テーブル82は個々の入力タグIDを適切
なPBX入力ポート(PBXインターフエース90
を介して接続されている)に関連付ける案内情報
を有している。各仮想回線を確立する時点すなわ
ち各電話呼び出しのダイヤル呼び出し位相または
データ・セクシヨンの期間に、2つのPBX−
PLM対の間で一連の信号送出情報を交換するこ
とにより、上述パスが確立される。確立パスは1
回のセツシヨンの間のみ存在する。呼び出しまた
はセツシヨンが終了するときに一連の信号送出情
報を交換することによりこのパスは連結テーブル
82から消去される。
なPBX入力ポート(PBXインターフエース90
を介して接続されている)に関連付ける案内情報
を有している。各仮想回線を確立する時点すなわ
ち各電話呼び出しのダイヤル呼び出し位相または
データ・セクシヨンの期間に、2つのPBX−
PLM対の間で一連の信号送出情報を交換するこ
とにより、上述パスが確立される。確立パスは1
回のセツシヨンの間のみ存在する。呼び出しまた
はセツシヨンが終了するときに一連の信号送出情
報を交換することによりこのパスは連結テーブル
82から消去される。
つぎにこの実施例の動作について説明しよう。
入力ポートにおいて信号の能動状態を検出する
装置がTASIに類似した動作を行つて音声パケツ
トを発生する。無音期間のデータは伝送されな
い。これはいかなる型の圧縮システムでも望まれ
ることである。
装置がTASIに類似した動作を行つて音声パケツ
トを発生する。無音期間のデータは伝送されな
い。これはいかなる型の圧縮システムでも望まれ
ることである。
バツフア26の動作はマイクロプロセツサ制御
部およびソフトウエア・テーブルによつて制御さ
れる。このテーブルはメツセージのようなデータ
がシステムから流れ出るまで保持される。待ち行
列マツプ、出力時間マツプおよび実際のメツセー
ジ・バツフア26がこのシステムの眼目である。
部およびソフトウエア・テーブルによつて制御さ
れる。このテーブルはメツセージのようなデータ
がシステムから流れ出るまで保持される。待ち行
列マツプ、出力時間マツプおよび実際のメツセー
ジ・バツフア26がこのシステムの眼目である。
通信チヤンネルが利用可能になるとメツセージ
がバツフア26から取り出される。このときの読
み出しはフアースト・イン、フイースト・アウト
の原理にしたがつて実行される。複数の優先度グ
ループにわたる場合には優先度分類が絶対待ち行
列位置に関し指針を与える。このようなシステム
では、P1のメツセージが読み出され(フアース
ト・イン、フアースト・アウトで)、こののちP2
のメツセージが読み出され(この分類でのフアー
スト・イン、フイースト・アウト)、以下同様で
ある。
がバツフア26から取り出される。このときの読
み出しはフアースト・イン、フイースト・アウト
の原理にしたがつて実行される。複数の優先度グ
ループにわたる場合には優先度分類が絶対待ち行
列位置に関し指針を与える。このようなシステム
では、P1のメツセージが読み出され(フアース
ト・イン、フアースト・アウトで)、こののちP2
のメツセージが読み出され(この分類でのフアー
スト・イン、フイースト・アウト)、以下同様で
ある。
各メツセージは短かい見出しを有し、この見出
しが起点IDを表わす。受信部24は連結テーブ
ル82(第1図)を参照して各メツセージに適宜
宛先を割り当てる。連結テーブル82は新たなト
ラフイツクの信号送出時に確立される。制御部自
身は起点IDを割り当てられ、これが表われると
信号送出メツセージであることがわかる。起点
IDは交信している信号送出メツセージおよび通
常メツセージの間の差分である(実際のメツセー
ジ内容以外のものである)。信号送出トラフイツ
クはバツフア管理ソフトウエアによりP1を割り
当てられている。
しが起点IDを表わす。受信部24は連結テーブ
ル82(第1図)を参照して各メツセージに適宜
宛先を割り当てる。連結テーブル82は新たなト
ラフイツクの信号送出時に確立される。制御部自
身は起点IDを割り当てられ、これが表われると
信号送出メツセージであることがわかる。起点
IDは交信している信号送出メツセージおよび通
常メツセージの間の差分である(実際のメツセー
ジ内容以外のものである)。信号送出トラフイツ
クはバツフア管理ソフトウエアによりP1を割り
当てられている。
音声トラフイツクについて触れよう。ここに提
案する手法は2つの優先度分類を創設して音声ト
ラフイツクを管理する。新しい音声パケツトには
P4を割り当ててバツフアに送る。システムの負
荷が軽いかまたは通常の状態においては、これら
パケツトはさらに遅延を受けることなく連続して
バツフアから読み出される。この動差モードでは
通常の音声通信が行われる。各メツセージのチヤ
ンネルからの出発時間は出力時間マツプ(第5
図)中に経過記録される(所定の起点IDにつき
先行の入力が上書きされる)。メツセージの出発
および経過記録に先だつてチエツクがなされる
(出力時間マツプを参照して行う)。すなわち同じ
起点IDからのメツセージが最後に待ち行列を放
れてから十分な時間が経過したかどうかを調べ
る。このチエツクの目的は、システムが過負荷の
場合に、所定IDからの累積メツセージが待ち行
列から読み取られるときに、メツセージ間に自然
な遅延がいくらか保持されるようにすることであ
る。必要であれば、メツセージがバツフア26か
ら出るのを許容するまえに、わずかに遅延を挿入
する。このようなメツセージは放出時間が割り当
てられ、それらメツセージの優先度は分類4から
分類3へと変更される。これらメツセージはその
放出時間の到来までバツフア中に残る。当該メツ
セージが当初からかなりのギヤツプを介挿するこ
となく発生させられているときには遅延を含ませ
ることはない。音声トラフイツクが予め定めた許
容最大のトータルの遅延時間を超えて待ち状態に
あるならば、音声トラフイツクはバツフア26か
ら落とされる。
案する手法は2つの優先度分類を創設して音声ト
ラフイツクを管理する。新しい音声パケツトには
P4を割り当ててバツフアに送る。システムの負
荷が軽いかまたは通常の状態においては、これら
パケツトはさらに遅延を受けることなく連続して
バツフアから読み出される。この動差モードでは
通常の音声通信が行われる。各メツセージのチヤ
ンネルからの出発時間は出力時間マツプ(第5
図)中に経過記録される(所定の起点IDにつき
先行の入力が上書きされる)。メツセージの出発
および経過記録に先だつてチエツクがなされる
(出力時間マツプを参照して行う)。すなわち同じ
起点IDからのメツセージが最後に待ち行列を放
れてから十分な時間が経過したかどうかを調べ
る。このチエツクの目的は、システムが過負荷の
場合に、所定IDからの累積メツセージが待ち行
列から読み取られるときに、メツセージ間に自然
な遅延がいくらか保持されるようにすることであ
る。必要であれば、メツセージがバツフア26か
ら出るのを許容するまえに、わずかに遅延を挿入
する。このようなメツセージは放出時間が割り当
てられ、それらメツセージの優先度は分類4から
分類3へと変更される。これらメツセージはその
放出時間の到来までバツフア中に残る。当該メツ
セージが当初からかなりのギヤツプを介挿するこ
となく発生させられているときには遅延を含ませ
ることはない。音声トラフイツクが予め定めた許
容最大のトータルの遅延時間を超えて待ち状態に
あるならば、音声トラフイツクはバツフア26か
ら落とされる。
G 発明の効果
この発明によれば小さなユーザ・グループ用の
チヤンネルの効率を向上させることができる。ま
た能動的なスピーチ・セグメントの間に自然な無
音区間を保持させることができる。また個有の優
先度分類を持つことにより音声帯域データの一貫
性を維持できる。さらに音声帯域データおよびス
ピーチとデジタル・データとを一体的に扱うこと
ができる。
チヤンネルの効率を向上させることができる。ま
た能動的なスピーチ・セグメントの間に自然な無
音区間を保持させることができる。また個有の優
先度分類を持つことにより音声帯域データの一貫
性を維持できる。さらに音声帯域データおよびス
ピーチとデジタル・データとを一体的に扱うこと
ができる。
第1図はこの発明を適用した私設回線多重器を
示すブロツク図、第2図は第1図の私設回線多重
器を具備してなる通信システムを示すブロツク
図、第3図は第1図例を説明するためのフローチ
ヤート、第4図および第5図はそれぞれ第1図例
に用いる待ち行列マツプおよび出力時間マツプを
説明する図である。 10……私設回線多重器、22……送信部、2
4……受信部、26……バツフア、29……待ち
行列管理装置、30……送出装置。
示すブロツク図、第2図は第1図の私設回線多重
器を具備してなる通信システムを示すブロツク
図、第3図は第1図例を説明するためのフローチ
ヤート、第4図および第5図はそれぞれ第1図例
に用いる待ち行列マツプおよび出力時間マツプを
説明する図である。 10……私設回線多重器、22……送信部、2
4……受信部、26……バツフア、29……待ち
行列管理装置、30……送出装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数のユーザ・チヤンネルを共通通信チヤン
ネルに集信する集信装置において、 上記ユーザ・チヤンネルの各々から生成される
情報を一時記憶するバツフア手段と、 上記バツフア手段に記憶される各情報に対し
て、少なくとも当該情報の識別子および優先度を
含む情報記述データを生成し記憶する手段と、 上記情報記述データの優先度に基づいて上記バ
ツフア手段に記憶されている情報を上記共通通信
チヤンネルに伝送する手段とを有し、 さらに上記情報のうち信号送出を制御するもの
に最も高い優先度を付したことを特徴とする集信
装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US635788 | 1984-07-30 |
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JPS6143031A JPS6143031A (ja) | 1986-03-01 |
JPH0355061B2 true JPH0355061B2 (ja) | 1991-08-22 |
Family
ID=24549123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP60130942A Granted JPS6143031A (ja) | 1984-07-30 | 1985-06-18 | 集信装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4630261A (ja) |
EP (1) | EP0171596B1 (ja) |
JP (1) | JPS6143031A (ja) |
DE (1) | DE3585571D1 (ja) |
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