JP2000312206A - 交換方法、交換機及びスイッチングネットワーク - Google Patents

交換方法、交換機及びスイッチングネットワーク

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JP2000312206A
JP2000312206A JP23355099A JP23355099A JP2000312206A JP 2000312206 A JP2000312206 A JP 2000312206A JP 23355099 A JP23355099 A JP 23355099A JP 23355099 A JP23355099 A JP 23355099A JP 2000312206 A JP2000312206 A JP 2000312206A
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atm cell
cell
switch
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Masaru Murakami
勝 村上
Shigeto Nakahara
成人 中原
Koudai Miyoshi
紅大 三好
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転送遅延が小さくかつ経済的に転送をして、
各チャネルごとに転送先を選べるようにする。 【解決手段】 AALタイプ2装置4-5、4-6では、音声圧
縮されたCPSパケットa, b, c, d等が、AALタイプ2処理
されて、ATMセルに多重される。CPSパケットが多重化さ
れたATMセルは交換機へ入力される。交換機2-3、2-4内
の音声伸張機能によって、例えば、CPSパケットaはa'、
bはb'等とういうように、PCM符号に復調される。ネット
ワーク1内でのチャネル入れ替え機能によって、CPSパケ
ットa', b', y', z'等が多重されたATMタイプ1のセル
が生成され、AALタイプ1装置3-5、3-6に適宜入力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交換方法、交換機
及びスイッチングネットワークに係り、特に、ATM(Asy
nchronous Transfer Mode:非同期転送モード)で転送
されるセルのスイッチング(交換)、及びスイッチング
ネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】公衆網での交換方式として、現在STM (S
ynchronous Transfer Mode:同期転送モード)が用いら
れている。STMでは、フレーム内の各タイムスロット単
位で交換処理が行われている。フレーム構造の一例とし
ては、信号レート1.544 メガビット毎秒で転送するDS1
では、193ビットを1つのフレームとし、1ビット目が
フレーム同期などを行うためのビットで、2ビット目以
降は8ビットを1チャネル(タイムスロット)として24
個のチャネルを割り当てられたものが知られている。既
存のSTMネットワークは、これらのチャネル単位で交換
処理を行っている。一方、ATMでは、5バイトのヘッダ部
と48バイトの情報部(ペイロード)から成る53バイトの
ATMセルをヘッダに含まれる情報に基づきATMセル単位で
交換処理が行われる。
【0003】一般に、ATM等では、音声や、データなど
さまざまなメディアを扱うことが考えられている。音声
やデータなどはそれぞれ性質が異なるので、それぞれの
メディア信号をATM信号に変換するための処理レイヤ、
即ちAAL(ATM Adaptation Layer)が、ITU-T I.363シリ
ーズにて規定されている。たとえば既存のSTM信号をATM
信号にするときにはAALタイプ1,圧縮した音声を転送
する際にはAALタイプ2、可変長パケットデータにはAAL
タイプ5などである。
【0004】ここで、音声やデータを転送する際の遅延
について述べる。単純にSTM信号の各チャネルごとに1
つのATMコネクションを与えた場合、1つのATMセルを生
成する際に48バイト(チャネル)分のデータが纏まるま
でATMセル化を待つので遅延が発生してしまう。具体的
には、64kビット毎秒のチャネル1つだけの信号でATMセ
ルを1つ生成するためには125μS×48フレーム(バイ
ト)で約6ミリ秒の時間がかかる。したがって、既存の
STM信号をATM信号に変換するときのATMセル生成時の時
間を短縮する方法として、 STMでの複数のチャネルを1
つのATMのコネクションに割り当てる方法がある。これ
はITU-T I.363.1でAALタイプ1の構造化転送法 (Struct
ured Data Transfer Method) として規定されている。
この方法ならば、たとえば64kビット毎秒の24個のチ
ャネルの信号でATMセルを1つ生成するようにすれば、
約0.25ミリ秒(125μS×24チャネル×2フレーム)の時
間でATMセルが生成され、ATMセル生成遅延を削減するこ
とができる。同様に圧縮した音声パケットを転送すると
きにも遅延を削減するために、各チャネルを識別するた
めのCID (Channel Identifier:チャネル識別子)を付
加したCPS(Common PartSublayer:共通部サブレイヤ)
パケットを1つのATMコネクションに多重して転送する
方式が、ITU-T I.363.2のAALタイプ2で規定されてい
る。
【0005】つぎに、上述のようなATMセルに複数のチ
ャネルを多重化した場合のチャネルの識別方法について
述べる。AALタイプ1の構造化転送法においては、STM信
号で扱われている複数のチャネルの信号で可変長のブロ
ックを生成し、そのブロックを1つのATMコネクション
で転送する。この構造化転送法によると、ATMセルのペ
イロード内にブロックの区切り目の位置を示すオフセッ
ト信号を入れて転送するため、受信側でこのオフセット
信号を用いることでブロックを再生することができる。
尚、ブロック内のどの位置にどのチャネルが挿入される
のかは、あらかじめ局間で決めておくことで、受信側で
それぞれのチャネルを識別することが可能となってい
る。
【0006】また、AALタイプ2では、各CPSパケットご
とにCIDが付加されているので、これによって各CPSパケ
ットのチャネルを識別することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のAALタイプ1の
構造化転送法では、上述のように、複数のチャネルが1
つのATMコネクションに割り当てられていた。そのた
め、複数のチャネルの信号は、同じところへ転送される
ことになってしまう。一方、それぞれのチャネルの転送
先ごとにATMコネクションを割り当てれば、上述のよう
に遅延が大きくなってしまうという問題が発生する。こ
の点は、圧縮した音声を転送するAALタイプ2でも同様
である。遅延時間を少なくする方法として、例えばITU-
T I.363.1に示してあるパーシャルフィル化セル法(Pa
rtially filled cell method)という方法がある。この
方法は、ATMセルの一部にユーザ情報を入れ、残りの部
分にダミーフィルを入れるものである。しかし、この方
法では、無意味な信号をATMセル内に入れていることに
なり交換機やネットワーク内のATMセル数が増えトラヒ
ック特性に影響をおよぼす。これを解決するには、内部
の信号転送速度を高くする必要があり経済的ではない。
【0008】したがって、本発明の目的は、以上の点に
鑑み、複数チャネルの信号をATMセルで転送する場合、
遅延が小さくかつ経済的に転送ができ、その上各チャネ
ルごとに転送先を選べるようなネットワークや交換機・
交換システムを提供することである。また、本発明の他
の目的は、ネットワーク内に音声伸張回路がある場合
に、圧縮又は伸張された音声信号を転送遅延が小さくか
つ経済的に転送し、その上宛先の異なる各チャネルごと
に転送先を選べるようにする技術を提供することであ
る。
【0009】本発明の他の目的は、AALタイプ1の構造化
転送法で多重された複数のチャネルの信号や、AALタイ
プ2で多重された複数のチャネルの信号を転送すると
き、それらを多重したまま転送するようにしたため、転
送遅延が小さくかつ経済的に転送し、その上、ネットワ
ーク内で各チャネルごとに転送先を選び、転送先ごとに
ATMセルに多重する技術を提供することである。本発明
の他の目的は、複数種類のAALでATMセル化されたセルが
混在転送されるネットワークにおいて、これらを相互接
続可能とするように、AALタイプ゜の変換や信号の変換
(符号の圧縮・伸長、暗号化等)などを行いATMセルに
入れた情報を所望の宛先に転送する交換機・交換システ
ムやネットワークを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の1つの態様においては、複数のチャネルの
信号を多重して生成した第1のATMセルを入力し、複数
の該第1のATMセルに多重されている複数の該チャネル
の信号を交換して第2のATMセルを生成し出力する機能
を有するネットワークを提供する。また、本発明の他の
態様においては、第1のATMセル又は第2のATMセルが、
AALタイプ1の構造化転送法やAALタイプ2によって生成
されたATMセル、あるいはAALタイプ゜5で生成されたATM
セルである、ネットワークを提供する。本発明は、第1
の解決手段によると、複数のチャネルの信号を多重して
生成した第1のタイプのATMセルを入力すること、複数
の該第1のタイプのATMセルに多重されている複数の該
チャネルの信号を交換するとともに、同一の宛先への各
チャネルの信号を該宛先が用いる第2のタイプのATMセ
ルに変換して出力することを含む交換方法を提供する。
【0011】本発明は、第2の解決手段によると、宛先
の異なる複数のチャネルの信号を多重して生成した第1
のタイプのATMセル及び第2のタイプのATMセルを入力す
ること、複数の該第1のタイプのATMセル及び第2のタ
イプのATMセルに多重されている複数の該チャネルの信
号を交換するとともに、同一の宛先への各チャネルの信
号を該宛先が用いる第1のタイプのATMセル又は第2の
タイプのATMセル又は他のタイプのATMセルに変換して出
力するようにした交換方法を提供する。
【0012】本発明は、第3の解決手段によると、複数
のATM回線を収容し、ATMセルのヘッダ情報で交換を行う
ATMセルスイッチと、入出力が該ATMスイッチに接続され
ており、複数のチャネルの信号を多重して生成した第1
のタイプのATMセルを入力し、複数の該第1のタイプのA
TMセルに多重されている複数の該チャネルの信号を交換
して第2のタイプのATMセルを生成して出力するATM上位
レイヤスイッチとを備えた交換機を提供する。
【0013】本発明は、第4の解決手段によると、複数
のATM回線を収容し、複数のチャネルの信号を多重して
生成した第1のタイプのATMセルを入力し、複数の該第
1のタイプのATMセルに多重されている複数の該チャネ
ルの信号の入れ替えを行い出力する第1のATM上位レイ
ヤスイッチと、前記第1のATM上位レイヤスイッチに接
続され、ATMセルのヘッダ情報で交換を行うATMセルスイ
ッチと、入出力が該ATMセルスイッチに接続されてお
り、複数のチャネルの信号を多重して生成した該第1の
タイプのATMセルを入力し、複数の該第1のタイプのATM
セルに多重されている複数の該チャネルの信号を交換し
て第2のタイプのATMセルを生成して出力する第2のATM
上位レイヤスイッチとを備えた交換機を提供する。
【0014】本発明は、第5の解決手段によると、上述
のような交換機を複数備え、第1のタイプのATMセルを
用いる送信元が、複数のチャネルの信号を多重して生成
した該第1のタイプのATMセルを入力し、複数の該第1
のタイプのATMセルに多重されている複数の該チャネル
の信号を交換するとともに、同一の宛先への各チャネル
の信号を該宛先が用いる第2のタイプのATMセルに変換
して出力し、該宛先が、該第2のタイプのATMセルを受
信するようにしたスイッチングネットワークを提供す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】(1)第1の実施の形態のネット
ワーク及び交換機 図1に、本発明に関連するネットワークの第1の実施の
形態の構成図を示す。図1では、AALタイプ1装置3-1に
よってAALタイプ1の処理が行われ、ATMセル100が生成
され、そのセルで各チャネルの信号a, b, c, dが、ネッ
トワーク1に転送される様子を示している。また、AAL
タイプ1装置3-2は、各チャネルが信号w, x, y, zをATM
セル101により転送している。尚、ATMセル100、101に多
重化された信号a, b, y, zが、AALタイプ1装置3-3宛で
あり、信号w, x, c, dがAALタイプ1装置3-4宛の信号で
ある。ここでは、AALタイプ1装置3-1及び3-2は、それ
ぞれ、信号a, b, c, dを含むATMセル100と、信号w, x,
y, zを含むATMセル101をネットワーク1に入力し、交換
機2-1及び2-2によって各チャネルの信号を入れ替える
(交換する)。そして、ネットワーク1からは、信号a,
b, y, zを含むATMセル104と、信号w, x, c, dを含むATM
セル105が出力され、それぞれAALタイプ1装置3-3及び3
-4に送信される。
【0016】同様に、AALタイプ2装置4-1、4-2では、A
ALタイプ2処理を行い、CPSパケットA, B, C, Dを含むA
TMセル102とCPSパケットW, X, Y, Zを含むATMセル103が
ネットワーク1に入力され、交換機2-1、2-2によって各
チャネルの信号を入れ替える。また、ネットワーク1か
らは、CPSパケットA, B, Y, Zを含むATMセル106と、CPS
パケットW, X, C, Dを含むATMセル107が出力され、それ
ぞれAALタイプ2装置4-3、4-4に送信する。
【0017】図2に、ネットワーク内に設置する本発明
の交換機の構成図を示す。図2では、AALタイプ2でATM
セル内に多重化されたCPSパケットの入れ替え(交換)
の例を示している。図2で示す交換機2-1のインタフェ
ースには、ATMセル102、103、106、107が入出力され
る。各回線インタフェース25-1、25-2、25-3ではATMセ
ルの物理レイヤとATMレイヤを終端したATMセルを単位と
してATMセルスイッチ23との間の入出力を行う。ATMセル
スイッチ23は、ATMセルのヘッダ情報に基き入力されたA
TMセルを出力方路に転送(交換)する。回線インタフェ
ース25-1に入力されたATMセル102にはCPSパケットA, B,
C, Dが多重されており、また、回線インタフェース25-
2に入力されたATMセル103にはCPSパケットW, X, Y, Zが
多重されている。本発明の交換機2−1では、各ATMセ
ル102、103に多重化されたCPSパケットを交換するの
で、ATMセルを各CPSパケットに一旦分解して各CPSパケ
ット毎に交換するAALスイッチ24と送受信するために、
回線インタフェース25-1、25-2、ATMセルスイッチ23に
は、ATMセル102、103をAALスイッチ24に転送する方路情
報を設定しておき、これらのATMセルをAALスイッチ24に
転送する。AALスイッチ24には、CPSパケットA, B, C, D
が多重されたATMセルと、CPSパケットW, X, Y, Zが多重
されたATMセルが入力される。AALスイッチ24では、後で
詳細に説明するようにCPSパケットの入れ替えが行わ
れ、CPSパケットA, B, Y, Zが多重されたATMセル106
と、CPSパケットW, X, C, Dが多重されたATMセル107
が、ATMセルスイッチ23に入力される。AALスイッチ24、
ATMセルスイッチ23の方路情報の設定により、これらのA
TMセル106、107は回線インタフェース25-3に出力され、
ATMセルがネットワーク1へ転送される。
【0018】ATMセルスイッチ23の出力方路決定や、そ
れぞれのATMのコネクションがAALタイプ1又はタイプ2
などの情報、AALスイッチ24でのチャネル入れ替え方法
の情報などは、例えば、ネットワークや交換機間で転送
される制御信号用ATMセルに含まれる制御信号で決定さ
れるか、又は、図示しない網管理装置等から局データと
して予め各ネットワークや交換機の機能ブロックに設定
しておく構成とした。制御信号等の転送により各装置間
で制御を行う場合には、それぞれの回線インタフェース
25-1、25-2、25-3で他のネットワークや交換機から受信
した制御信号をもとに、交換機制御部22が、装置内の各
回線インタフェース25-1、25-2、25-3、ATMセルスイッ
チ23、AALスイッチ24にデータを設定する。また、局デ
ータを予め設定する場合には、制御端末21からの入力に
よって、交換機制御部22が、装置内にデータを設定する
(端末21が図示していない網管理装置から制御されるこ
ともある)。
【0019】AALタイプ1の構造化転送法では、ネット
ワークなどのクロックに同期したブロックを生成してか
ら信号転送する。したがって、AALスイッチ24で各チャ
ネルを入れ替えるためのブロックを形成するために必要
な同期信号をタイミング生成部26で生成し、AALスイッ
チ24に転送する。タイミング生成部26はネットワーク1
に接続している回線インタフェース25-3で抽出したクロ
ックをもとに信号を生成する。
【0020】上述の説明では、回線インタフェース25-
1、25-2、25-3の信号が、一旦AALスイッチ24を経由する
例を述べたが、本発明の交換機では、ATMセル内部のチ
ャネルを入れ替える必要がないATMコネクションに関し
ては、 AALスイッチ24を経由せず、ATMセルスイッチ23
の出力方路を回線インタフェース25-1、25-2、25-3に設
定することで、ATMセル単位の交換を行なうことがもち
ろん可能である。本発明の交換機は、上述のようにATM
セルを交換する通常のATMスイッチに、さらにATMセルを
AALレベルで分解してペイロード内部に多重された信号
を各信号単位で交換する等の信号処理を実行する上位レ
イヤでの処理用(ATM)スイッチを備え、ATMセルのタイ
プやATMセルに含まれる信号の交換単位に応じて交換機
能を分散させて処理する構成としたものである。このよ
うなATMスイッチを階層化するあるいは機能分割するよ
うな構成にすれば、上位レイヤの処理機能も備えたスイ
ッチだけを備えて交換機を構成する必要がないので経済
的な交換機が提供できる。また、上位レイヤの処理が必
要なATMセルについては、他のATMスイッチに転送して処
理する構成としたので、上位レイヤの処理を必要としな
い従来のATM交換は、従来から用いられているATMスイッ
チで行えば良く、経済的な交換システムが実現できる
他、スイッチのリソースを通常のATMセルの交換に割当
てられるので、輻輳やセル損失の発生しにくいトラヒッ
ク特性にすぐれた交換システムが提供できる。さらに、
上位レイヤの処理機能を備えたスイッチを分散配置する
構成にしたため、後述の実施形態で示すようなさまざま
な処理形態に応じた上位レイヤ処理スイッチを適宜負荷
に応じて配置するだけで、多様な処理機能を備え、複数
種のAALタイプでATMセル化されたATMセルが混載する場
合においても相互接続が容易に実行できる高機能なATM
交換機を提供できる。また、上位レイヤスイッチが簡単
に選択・設置・交換出来るので、保守・運用性に優れた
経済的な構成の交換機・交換システムやネットワークが
提供できることになる。
【0021】図3に、ネットワーク内の交換機の他の構
成図を示す。ここでは、AALスイッチで処理すべきトラ
ヒックが非常に大きく、複数のAALスイッチ24-1、24-
2、24-3、24-4、24-5を設けて処理する場合の対処方法
の一例を示している。その他の各構成要素は、図2及び
その説明箇所に示したものと同様である。この場合、回
線インタフェース25-1、25-2から入力された信号を、そ
のままATMセルスイッチ23のみで各AALスイッチに振り分
けただけでは、各AALスイッチ24-3、24-4でうまく多重
しきれないこともある。そのため、回線インタフェース
25-1、25-2とATMセルスイッチ23とのそれぞれの間にAAL
スイッチ24-1、24-2を設ける。このように間に入れたAA
Lスイッチ24-1、24-2によって、ATMスイッチ23が交換機
2に入力されたATMセルをスイッチ後段それぞれのAALス
イッチ24-3、24-4に振り分けられるように信号の入れ替
えを行う。より詳細には、前段のAALスイッチ24-1,24-
2は、それぞれ後段のAALスイッチ24-3,24-4における負
荷を調整・分散できるように、予めATMセルに多重化さ
れた信号を一旦分離・交換して交換機2に入力されたATM
セルの信号多重の内容を再編集するスイッチである。AT
Mスイッチ23は、これら再編集されたATMセル(102-11,1
02-12,102-21,102-22,103-11,103-12,103-21,103
-22等)を後段のAALスイッチ24-3,24-4に転送する。こ
の動作は、先の実施例と同様である。また、後段のAAL
スイッチ24-3,24-4は、先の実施例と同様な交換動作を
行なう。上記説明では、負荷を分散する例で説明した
が、前段のスイッチでAALタイプ1のセルとAAL2タイプ
のセルというようにタイプ後とに入力されたATMセル
の再編集を行い、後段のAALスイッチが交換や信号変換
等の信号処理をおこなうような機能分散型の構成をとっ
ても良い。本発明のように上位レイヤスイッチをATMス
イッチに複数個分散配置する構成とすれは、信号の入れ
替えはAALスイッチ24-3、24-4に分散されることにな
り、トラヒックが大きい場合、複数種のAALタイプのセ
ルに多様な信号処理を行うことが要求される場合でも容
易に対応できる交換機・交換システムやネットワークが
提供出来る。、容易に上位レイヤスイッチの増設も可能
であり、運用・保守性にすぐれた交換機・交換システム
やネットワークが経済的な構成で簡単に提供できる。
【0022】この例では、回線インタフェース25-1にAT
Mセル102-1(A,B,C,D)が入力され、AALスイッチ24-1
は、ATMセル102-11(A)と102-12(B,C,D)に分解す
る。同様に、ATMセル102-2(E,F,G,H)は、AALスイッチ
24-11によりATMセル102-21(E)と102-22(H,G,F)に分
解して再編集する。一方、回線インタフェース25-2に入
力されたATMセル103-1,103-2は、同様に、AALスイッチ
24-2により、ATMセル103-11(W)、103-12(X,Y,Z)、1
03-21(S)、103-22(T,U,V)にそれぞれ再編集され
る。ここで、ATMセル102-11,102-22、103-11,103-22
が同一宛先のヘッダを有するとすると、ATMセルスイッ
チ23により交換され、AALスイッチ24-3に出力される。A
ALスイッチ24-3は、これら再編集されたATMセルを交換
し、同一宛先毎にATMセル106-1(A,T,G,H)及び106-2
(W,F,U,V)を生成し、ATMセルスイッチ23に転送する。
ATMセル106-1,106-2は、回線インタフェース25-3を経
て、ネットワークへ転送される。同様にして、ATMセル1
02-12、102-21、103-12、103-21も、AALスイッチ24-4に
より支援され、ATMセル106-3,106-4がネットワークへ
転送される。AALスイッチ24-5も、AALスイッチ24-1、24
-2と同様に動作する。
【0023】(2)第2の実施の形態のネットワーク 図4に、本発明に関連するネットワークの第2の実施の
形態の構成図を示す。図4では、音声圧縮されたパケッ
トがAALタイプ2で多重されてネットワーク1‘に転送さ
れ、ネットワーク1’中の音声伸張機能によってPCM符号
に復調され、その信号がAALタイプ1で多重されて転送
される様子を示している。図4には、AALタイプ2装置4
-5、4-6では、音声圧縮されたCPSパケットA’,B’,C’,
D’およびW’,X’,Y’,Z’が、AALタイプ2処理され
て、それぞれATMセル102’、103’に多重される。また、
交換機2-3、2-4内の音声伸張機能によって、例えばCPS
パケットA’はa'に、CPSパケットB’はb'等というよう
にPCM符号に復調される。さらに、ネットワーク1‘内で
のチャネル入れ替え機能によって、CPSパケットa', b',
y', z'およびw', x', c', d'が多重されたATMタイプ1
のATMセル108'、109'が生成される。ATMタイプ1のセル
は、AALタイプ1装置3-5、3-6に適宜入力される。図4
の交換機2-3、2-4は、図2で示した交換機2−1,2−
2と同様な構成をしており、交換機2-3、2-4内のAALス
イッチ部24に後述するように音声伸張部をさらに備えた
ものである。同様の構成で音声圧縮を行う圧縮部をAAL
スイッチ24に備えることにより前述の例と逆にAALタイ
プ1の信号をAALタイプ2の信号に変換することができ
る。
【0024】(3)AALスイッチ 図5に、AALスイッチの第1の実施の形態の構成図を示
す。AALタイプ1で規定された構造化転送法で構成され
たATMセル100、101がAALスイッチ24に入力されると、ヘ
ッダ解析部241でATMセルのヘッダが削除・解析され、ペ
イロード部のデータが構造化転送法で扱うブロック単位
でメモリ242に格納される(メモリ242の内部242-1-1〜2
42-1-nにブロック毎に格納される)。生成するATMセル
内部の各チャネル(パケット)の新しい多重化則に従っ
てメモリ242からデータが読み出されることで、チャネ
ルが入れ替えられた(交換された)ATMセル104、105が
生成される。また、AALタイプ2のセル102、103が入力
されたときには、各CPSパケットがチャネルごとにメモ
リ242に格納される(メモリ242の内部242-2-A〜242-2-Z
にCPSパケット毎に格納される)。この蓄積されたCPSパ
ケットを新しい多重化則にしたがって読み出すことで、
CPSパケットが入れ替えられた(交換された)ATMセル10
6、107を生成できる。
【0025】まず、AALスイッチ24に入力されたATMセル
は、ヘッダ解析部241でATMセルヘッダが解析される。AA
Lタイプ1のATMセルでは、このヘッダ解析で1つのATM
コネクションに対し8セル中に1回のみ転送されるオフ
セット情報をもとに構造化のブロックの区切り目が検出
できるので、ブロック単位でAALタイプ1のセルに分割
されたデータを取り出してメモリ242に格納する。各ブ
ロックの大きさは、前出の交換機内の諸設定と同様に、
交換機やネットワーク間の制御信号で転送されたり、局
データとして設定される構成である。このブロックの大
きさは、受信ATMコネクションごとにヘッダ解析部241内
に備えたテーブル241-1に格納し、このテーブル241-1の
内容に従いブロックのデータのメモリ242への書き込み
制御が行われる。この例では、テーブル241-1には、入
力ATMヘッダ、対応コネクション番号、ブロック長、ブ
ロック残りバイト数、SN予測値、ポインタ履歴等が記憶
される。その他ヘッダ解析部241では、受信ATMセルシー
ケンス番号チェックや、オフセット情報の処理などを行
う。これらの処理は、ATMコネクション単位で行うた
め、これらの処理のための受信ATMコネクションごとに
管理するためテーブル241-1に格納する(テーブルを分
離しても構わない)。
【0026】AALタイプ2のATMセルは、勧告で示された
ようにATMペイロードの1バイト目のスタートフィール
ドにオフセットが示してあり、このオフセットが示す位
置に、CPSパケットの先頭が存在する。すなわち、同一A
TMコネクションの直前のATMセルに入りきらなかったCPS
パケットのデータが、その先頭位置の直前まで埋まって
いる、ということである。そして、この直前のATMセル
に入りきらなかったCPSパケットのデータに対応するCPS
パケットヘッダは、直前のATMセルの中にあるので、こ
れを記憶する必要がある。したがって、オフセットが示
す直前までのデータを、直前のCPSパケットにつなげる
ようにメモリ242に格納する。この処理もATMコネクショ
ンごとに行うため、 ATMセル内での最後のCPSパケット
のチャネル情報や、次のATMセルへ引き継がれているCPS
パケットの残りバイト数、などの情報をテーブル241-2
によって受信ATMコネクションごとに管理して、CPSパケ
ットのメモリ242への書き込み制御を実行する。この例
では、テーブル241-2には、入力ATMヘッダ、オフセット
直前データに対応するCPSヘッダ、オフセット期待値、
入力CPSヘッダ、対応コネクション番号等が記憶され
る。
【0027】メモリ242では、上述のように、AALタイプ
1構造化転送法ではブロックごと、AALタイプ2ではCPS
パケットのチャネルごとに受信したATMセルに多重化さ
れたデータを格納してるので、メモリ制御部244の読み
出し制御によって、AALタイプ1でのチャネルの入れ替
えや、AALタイプ2でのCPSパケットの入れ替え、即ち情
報の交換が行われる。詳細は別途図9〜図11を用いて
説明する。
【0028】ヘッダ生成部243では、AALスイッチで交換
され新たな多重化則で信号が多重化されたATMセルのペ
イロード部に、勧告で定めたようなATMセルヘッダを付
加する。さらに、AALタイプ1では、SAR-PDU(Segmenta
tion and Reassembly - Protocol Data Unit)ヘッダ
や、ポインタフィールドの生成などを行い、AALタイプ
2ではスタートフィールドやCPSパケットヘッダなどの
生成を行う。
【0029】図6に、AALスイッチの第2の実施の形態
の構成図を示す。図6のAALスイッチ24-aでは、AALタイ
プ2で入力した信号の入れ替えを行い、AALタイプ2の
信号として出力するスイッチにダイバシティハンドオー
バ処理機能を追加したスイッチの構成を示している。こ
こで、ダイバシティハンドオーバとは無線通信におい
て、複数の無線回線から受信したデータのなかから品質
のよい方を選択あるいは複数のデータを合成する手段で
ある。すなわち、ある無線端末が、異なる基地局にパケ
ット信号の電波を送出し、基地局では受信した信号の品
質を求め、受信したパケット信号と一緒に交換局へ転送
する。そして、交換局では複数の基地局から転送された
パケット信号の品質を比較し、品質のよい方のパケット
信号を選択する、あるいは、品質の良いパケットに合成
するというものである。
【0030】図2に示した交換機制御部22からメモリ制
御部2441に対して、ダイバシティハンドオーバ対象のチ
ャネルが設定される。この図では、例えば、CPSパケッ
トP,P', Q, Q',R, R', S, S', T, T', U, U', V, V',
W, W'が、ATMセル110〜113に多重されている。ここで、
CPSパケットPとP'は、ダイバシティハンドオーバの対に
なるものであり、CPSパケットPとP'のうち、品質のよい
ほうの信号が選択されATMセルに多重化されてAALスイッ
チ24から出力される。同様にCPSパケットQとQ'、Rと R'
等が、それぞれ対になっている。図6のAALスイッチ24
のヘッダ解析部2411の動作、ならびにメモリ2421への書
き込み制御は、図5で説明したAALスイッチ24と同様で
ある。読み出し制御としては、ダイバシティハンドオー
バ対象であるメモリ2421内にCPSパケット毎に蓄積され
たのパケット(例えばPとP’)とを連続して読み出し、
ダイバシティハンドオーバ処理部2451に転送する。この
とき、それらのパケットがダイバシティハンドオーバの
処理対象であるという情報も転送する。パケットに付加
されている品質情報にしたがって、品質の良いパケット
をヘッダ生成部2431に転送し、ATMセル114、115を生成
する。例えば、CPSパケットPの直後にCPSパケットP'が
読み出され、それぞれに付加されている品質情報を比較
し、CPSパケットP, P'のいずれかを廃棄し、他方を通過
させる。図6の例では、CPSパケットP, Q', R', S, T',
U', V, Wの方が品質が良いため、これらが再びATMセル
化(114、115)されることを示している。尚、CPSパケ
ットP, Q',R', Sの転送先と、CPSパケットT', U', V, W
の転送先が異なるので、図6で示すようにこれらは別の
ATMセル(114、115)に多重している。
【0031】図7に、AALスイッチの第3の実施の形態
の構成図を示す。図7は、図4で示したネットワーク
1’に備えたの交換機2-3、2-4内で用いるAALスイッチ2
4-bの構成を示したものである。具体的には、図5で説
明したAALスイッチ24に音声圧縮・伸長機能を追加し
て、AALタイプ1でATMセル化された情報とAAL2タイプ2
でATMセル化された情報との変換を行うものである。CPS
パケットA’,B’,C’,D’を多重しているATMセル10
0’と、CPSパケットW’,X’,Y’,Z’を多重している
ATMセル101’がメモリ2422に書き込まれる。メモリ2422
から読み出されたCPSパケットA’,B’,C’,D’,
W’,X’,Y’,Z’が、音声伸張部2452-1、2452-2の何
れかに分配器2472で分配され、音声伸張部2452-1、2452
-2が圧縮された音声符号をPCM符号に復調して、CPSパケ
ットa', b', c', d',w', x', y', z’にする。AALタイ
プ1セル生成制御部2462が、セレクタ2482を制御するこ
とで復調後の信号を多重化して、ヘッダ生成部2432で新
たなヘッダを付加してAALタイプ1のセルを生成する。
このときに、前述のAALスイッチの実施例と同様に、AAL
スイッチ24-bでは、各CPSパケットの宛先に応じてATMセ
ル内に多重化するパケットのチャネルの入れ替えも行う
ことで、CPSパケットa', b', y’, z’からなるATMセル
108’と、CPSパケットw', x', c', d'からなるATMセル1
09’を生成することができる。
【0032】図8に、AALスイッチの第4の実施の形態
の構成図を示す。図8ではAALタイプ2で扱っているCPS
パケット複数を結合させて、1つのロングパケットを生
成し、そのロングパケットをAALタイプ5で転送する様
子を示している。同図の例では、CPSパケットaとAを結
合して新たなロングパケットa'を生成する。そして、ロ
ングパケットa'は、AALタイプ5によってATMセルにマッ
ピングされる。同様に、CPSパケットbとBからロングパ
ケットb'、CPSパケットwとWからロングパケットw'、CPS
パケットxとXからロングパケットx'を、それぞれ生成
する。ロングパケットa'とロングパケットx'が同じとこ
ろに転送される場合には、これらのロングパケットは、
同一のヘッダのATMセル119-1、119-2に入れることが可
能である。同様にロングパケットb'とロングパケットw'
が同じところに転送される場合には、これらのパケット
は、同一のヘッダのATMセル118-1、118-2に入れること
が可能である。
【0033】図8のAALスイッチ24-cでは、入力されるA
ALタイプ2のATMセル116、117に含まれるCPSパケット
を、図7で説明したAALスイッチ24-bと同様にメモリ242
3に書き込む。メモリ制御部2443は、CPSパケットを結合
させるようにメモリ2423からCPSパケットを読み出し、
分配器2473を制御してパケット生成部2453-1、2453-2の
何れかに転送する。パケット生成部2453-1、2453-2で、
複数のCPSパケット(例えばaとA)を結合して1つのロ
ングパケット(例えばa’)を生成する。AALタイプ5
セル生成制御部2463の制御によってセレクタ2483が選択
され、読み出されたロングパケットは、ヘッダ生成部24
33でAALタイプ5の規定に従ってATMセル化される。本AA
Lスイッチ24-cでも、ロングパケットa'とロングパケッ
トx'は同じところへ転送されるため、同一ATMコネクシ
ョンとし、ロングパケットb'とw'についても、同一ATM
コネクションとするという入れ替えができる点について
は、先の実施例と同様である。ここでは図示していない
が、AALスイッチにパケット分解の機能を備えれば、本
実施例と逆の手順でAALタイプ5からAALタイプ2の信号
変換を実施することができる。
【0034】本発明によれば、上述したようなAALスイ
ッチをを組み合わせてATMスイッチに接続することによ
り、適宜のAALタイプの信号を適宜のAALタイプの信号に
変換して転送することができる。また、宛先の同一の異
なるAALタイプの信号を束ねて、宛先のAALタイプに変換
して転送することができる。 (4)AALスイッチの内部構成 以下では、本発明の交換機に備えたAALスイッチのメモ
リ制御部の詳細な構成について説明する。図5に示され
た第1の実施の形態のスイッチの制御部を例にとり説明
するが、その他の実施の形態のAALスイッチ24-a〜24-c
のメモリ制御部も、同様に構成することができる。
【0035】図9に、メモリ制御部244の構成図を示
す。メモリ制御部244は、前述のようにメモリ242へのデ
ータの書き込み、読み出しを制御する部分である。メモ
リへのデータ書き込みは、ヘッダ解析部241のヘッダ解
析結果に基づき書き込み制御部5が、AALタイプ1構造化
転送法の場合には構造化のブロックごと、AALタイプ2
の場合にはCPSパケットのチャネルごとにデータをメモ
リに格納するよう制御する。
【0036】AALタイプ1のセルを読み出すかAALタイプ
2のセルを読み出すかは、交換機制御部22からの設定で
その読み出しスケジュールが指示される方法や、メモリ
242内のデータ量に応じて読み出し指示を行う方法等が
ある。AAL1またはAAL2の選択はAAL選択制御部9で行わ
れ、メモリ242を制御する信号は、読み出しを選択した
側の読み出し制御部7または8からセレクタ6を通過
後、メモリ242へ転送される。AALタイプ1読み出し制御
部7とAALタイプ2読み出し制御部8のそれぞれは、ヘッ
ダ解析部241からの信号と、メモリ242のデータの読み出
し状態を比較することで、メモリ242内のデータ量を監
視している。具体的には、AALタイプ1読み出し制御部
7では1ブロック分、AALタイプ2読み出し制御部8で
は1つのCPSパケット分が蓄積されたかどうかを監視す
る。さらに、読み出しコネクション毎に1セル分のデー
タが蓄積しているかどうかを監視する。尚、AALタイプ
2読み出し制御部8では、複数のCPSパケットで1つの
パケットを生成し、そのパケット単位で信号を処理する
場合には、1パケット分が蓄積かどうかを監視する。
【0037】図10に、AALタイプ1読み出し制御部7の
構成図を示す。AAL選択制御部9からAALタイプ1のセル
の読み出しを要求されたとき、読み出しATMコネクショ
ン番号生成部71は、例えば予め交換機制御部22から設定
されたスケジューリングをタイミング生成部26からのタ
イミングで読み出す等の方法で、メモリ242からブロッ
ク単位でデータを読み出すべき読み出しATMコネクショ
ンを決定し、それを読み出し制御テーブル72へ転送す
る。読み出し制御テーブル72は、読み出しATMコネクシ
ョンごとにメモリ242に蓄積されたデータの読み出し順
序をかえる(交換する)よう読み出しのスケジューリン
グを行うものである。具体的には、テーブル72は、メモ
リ242上での書き込み側のコネクションと、そのコネク
ション内のブロックの何番目が読み出し対象なのかを示
している。この情報をもとに、読み出しアドレス生成部
73では、メモリ読み出しアドレス信号を生成し、そのア
ドレス信号をセレクタ6を介してメモリ242に与えること
で、ATMセル信号の読み出しが可能となる。なお、読み
出し制御テーブル72の内容も、先の実施例における装置
内の諸設定と同様に、交換機やネットワーク間の制御信
号で実施、あるいは、交換機制御部22から局データで設
定する等の方法により設定される。
【0038】読み出しATMコネクションを決定する別の
方法としては、ネットワーク1に同期しているタイミン
グ情報をもとに、ある時間内に一定のセルを読み出した
ら別のコネクションに切替える方法や、メモリ内のデー
タ蓄積量を監視し、それがあるしきい値よりも大きくな
ったときに該当コネクションの読み出しを行う方法、な
どがある。前者の方法を行うために、読み出しATMセル
コネクション番号生成部71にタイミング生成部26からの
タイミング情報をもとに、交換機制御部22から設定され
たスケジューリングデータを読み出し、読み出しATMコ
ネクション番号を生成する、などがある。また後者の方
法を行うためには、ヘッダ解析部241からの情報を用い
て、読み出しATMセルコネクション番号生成部71にて監
視しているメモリ242内のデータ蓄積量をもとに、読み
出し要求を行うときにAAL選択制御部9へその旨を転送
し、その後AAL選択制御部9からの読み出し要求にした
がってメモリ242から読み出しを行うように動作する。
【0039】読み出し制御テーブル72では、指定された
読み出しATMコネクションについて、46バイト又は4
7バイトの信号を読み出すようにする。構造化転送法に
基きAALタイプ1のセルを生成する際は、8セル中に1
セルだけオフセット情報を挿入する必要があるので、こ
の場合だけ46バイトの信号を読み出し、他の場合は4
7バイトの信号を読み出す。この読み出しバイト数の切
替はヘッダ生成部243からの制御信号による。この読み
出し制御テーブル72は、読み出しATMコネクションに対
して、カウンタテーブルを持ち、そのカウンタの示す値
に対応して、受信側のコネクション番号と、そのコネク
ションのブロックの先頭から何番目を読み出すのかが書
かれている。読み出しATMコネクションが指定されたと
き、カウンタテーブルが示しているところの値を読み出
し、その後は1セル分の値を順にテーブル72から読み出
していく。読み出したバイト数分だけカウンタテーブル
を更新させ、記憶しておく。そうすることで、次にその
ATMコネクションの信号を読み出すときには、前述のス
ケジューラを停止させたところから46バイト又は47
バイト分を読み出せばよい。読み出しATMセルコネクシ
ョン番号生成部71では、メモリ242内のデータ量を監視
しており、その情報がタイムスロット入れ替え用スケジ
ューラテーブル72に伝達されており、これをもとに読み
出すべきブロックを決める。読み出しアドレス生成部73
では、タイムスロット入れ替え用スケジューラテーブル
が示す値から実際のメモリ上のアドレスを求める。
【0040】例えば、この図の例では、読み出し制御テ
ーブル72は、読み出しコネクション番号1〜j〜m毎に、
受信側コネクション番号と、そのコネクション内のブロ
ック先頭からの位置との組を記憶し、さらに、そのコネ
クション内のブロックの何番目が読み出し対象かを示す
カウンタ値kを記憶する。メモリ242には、ATMセルに多
重化されたデータ120(a,b,c,d)が内部242-1-1に記憶さ
れ、別のATMセルに多重化されたデータ121(w,x,y,z)が
内部242-1-2に記憶されている。読み出し制御テーブル7
2は、読み出しコネクション番号jで、カウンタ値'k'に
よりNo.kの受信コネクション番号'1'、ブロック先頭か
らの位置'1'に従い、読み出しアドレス生成部73、セレ
クタ6を経て、メモリ242の内部242-1-1の'a'を読み出
す。次に、カウンタを進めて、カウンタ値'k+1'によ
り、同様に内部242-1-1の'b'を読み出す。次に、カウン
タ値'k+2'により内部242-1-2の'y'、さらに、カウンタ
値'k+3'により内部242-1-2の'z'を読み出す。以上のよ
うにして、ATMセル122(a,b,y,z)がメモリ242から読み出
され、ヘッダ生成部243へ転送される。
【0041】図11に、AALタイプ2読み出し制御部8の
構成図を示す。メモリ242にデータを書き込んでいると
きに、ヘッダ解析部241からメモリ242へ格納するCPSパ
ケットの長さや、パケットの最終位置かどうかの情報が
読み出し制御テーブル81に転送される。ここで、パケッ
トの最終位置とは、CPSパケットの終了位置、規定値を
越えるパケットを分割してCPSパケットとして転送した
場合のその最終CPSパケットの最終位置、複数のCPSパケ
ットで1つのパケットを生成する場合の最終CPSパケッ
トの最終位置等のいずれかである。最終位置情報として
どれを用いるかは、CPSパケットのチャネルごとに異な
るので、その情報は交換機制御部22から設定される。さ
らに読み出し制御テーブル81では、読み出しATMコネク
ション単位で、そのコネクションで読み出すべきCPSパ
ケットのチャネル番号を格納していく。同一チャネルの
CPSパケットを連続して読み出すときには、連続するよ
うに番号を格納する。テーブル81ではさらにそれらのパ
ケットの長さの合計も格納しており、さらにタイマを格
納することもできる。この格納している長さが47バイ
ト以上になったときに、ATMセル生成する候補とする。
【0042】AAL選択制御部9から読み出し指示があった
ときに、この読み出し候補のATMコネクションにあたる
セルを読み出す。テーブル81には、前のATMセルで運び
きれなかったCPSパケットの残りも示してあるので、ま
ず残りの部分から読み出し、その後は読み出し候補であ
るCPSパケットを47バイト分読み出す。CPSパケットの
途中までしか読み出しきれなかったときには、途中で終
わってしまったCPSパケットのチャネル番号と残りのデ
ータ長の情報をテーブル内に格納する。またテーブル内
には読み出しATMコネクションごとにタイマテーブルを
持っており、CPSパケットがあまり到着しないときにATM
セル生成の時間が大きくならないように時間管理を行
う。
【0043】読み出し制御テーブル81で指定されたパケ
ットの情報をもとに、読み出しアドレス生成部82では、
メモリ読み出しアドレス信号を生成し、そのアドレス信
号をメモリに与えることで、ATMセル信号の読み出しが
可能となる。例えばこの図では、読み出し制御テーブル
81は、読み出しATMコネクション番号毎に、複数の候補
とそのパケット長の組を含む読み出しCPSパケット候
補、CPSパケット長合計、タイマを記憶する。ヘッダ解
析部241からまずデータ130が、その後データ131がメモ
リ242へ到着し、読み出しATMコネクション番号'p'のデ
ータを読み出す例を示す。到着したデータ130内の'
A’、'B'はそれぞれメモリ242内部の242-2-A,242-2-Bに
格納される。なおデータ130内の'C'、'D'は読み出しATM
コネクション番号が'p'ではないとしているため、メモ
リ242内で格納される図は示していない。読み出しATMコ
ネクション番号が'p'であるデータ130内の'A'、'B'が格
納されたことが、ヘッダ解析部241から読み出しテーブ
ル81へ転送されることで、このテーブルの読み出しATM
コネクション番号'p'の読み出しCPSパケット候補のとこ
ろに候補として'A','B'が示され、さらにそれらのパケ
ット長も格納される。このとき、CPSパケット長合計も
計算される。この時点では'A'、'B'のみであるため、合
計は17(=5+12)であり、1セル分に満たないた
め、この時点では読み出し候補とはしない。その後デー
タ131がメモリ242に入力され、読み出しATMコネクショ
ン番号が'p'である'Y'、'Z'がメモリ242内部の242-2-Y,
242-2-Zへそれぞれ格納され、また読み出し制御テーブ
ル81の候補にも格納される。このとき、読み出しコネク
ション番号'p'のCPSパケット長合計が50(=5+12
+18+15)となり、ATMセルを形成できる長さにな
ったため、ATMコネクション番号'p'を読み出し対象とす
るため、読み出しATMコネクション候補811へATMコネク
ション番号'p'を格納する。その後AAL選択制御部9から
読み出しの指示がきたとき、読み出しATMコネクション
候補811内にあるATMコネクション番号'p'が読み出され
る。読み出し制御テーブル81のATMコネクション番号'p'
の読み出しCPSパケット候補として、’A'、'B'、'Y'、'
Z'が示されており、これに従って読み出しアドレス生成
部82が制御信号を生成して、メモリ242から'A'、'B'、'
Y'、'Z'のデータを読み出す。読み出したCPSパケットの
データは読み出しCPSパケット候補の欄から消去される
が、ATMセルに乗せきれなかったCPSパケットについて
は、その残りのパケット長などのデータは読み出しCPS
パケット候補の欄に登録しておく。なお、読み出し制御
テーブル81のタイマは、ある読み出しATMコネクション
において、CPSパケットが滞留し続けるのを防ぐための
もので、ある時間を過ぎれば1セル分のデータがなくて
も読み出し対象とするための機構である。
【0044】
【発明の効果】本発明によると、AALタイプ1の構造化転
送法で多重された複数のチャネルの信号や、AALタイプ
2で多重された複数のチャネルの信号を転送するとき、
それらを多重したまま転送するため、転送遅延が小さく
かつ経済的に転送ができ、その上、ネットワーク内で各
チャネルごとに転送先を選び、転送先ごとにATMセルに
多重することが可能となった。
【0045】また、本発明によると、ネットワーク内に
音声伸張回路がある場合に、圧縮された音声信号をATM
セルに多重したまま転送することで転送遅延が小さくか
つ経済的に転送ができ、さらに伸張した信号をATMセル
に多重して転送することで転送遅延が小さくかつ経済的
に転送ができ、その上各チャネルごとに転送先を選び、
転送先ごとにATMセルに多重することが可能となった。
【0046】さらに、本発明によると、複数種類のAAL
でATMセル化されたセルが混在転送されるネットワーク
の相互接続が可能となり、AALタイプの変換や信号の変
換(符号の圧縮・伸長、暗号化等)などを行いATMセル
に入れた情報を所望の宛先に転送する交換機・交換シス
テムやネットワークを提供することが可能となった。
【0047】さらに、本発明によると、通常のATMスイ
ッチと上位レイヤ処理スイッチを交換機能に応じて分散
処理する構成で、上位レイヤ処理スイッチを適宜負荷に
応じて配置するので、多様な処理機能を備え複数種のAA
LタイプでATMセル化されたATMセルが混載する場合にお
いても相互接続が容易に実行できる高機能なATM交換機
の提供が可能となった。しかも、上位レイヤ処理スイッ
チが簡単に選択・設置・交換出来るので、保守・運用性
に優れた経済的な構成の交換機・交換システムやネット
ワークの提供が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関連するネットワークの第1の実施の
形態の構成図。
【図2】ネットワーク内の交換機の構成図。
【図3】ネットワーク内の交換機の他の構成図。
【図4】本発明に関連するネットワークの第2の実施の
形態の構成図。
【図5】AALスイッチの第1の実施の形態の構成図。
【図6】AALスイッチの第2の実施の形態の構成図。
【図7】AALスイッチの第3の実施の形態の構成図。
【図8】AALスイッチの第4の実施の形態の構成図。
【図9】メモリ制御部244の構成図。
【図10】AALタイプ1読み出し制御部7の構成図。
【図11】AALタイプ2読み出し制御部8の構成図。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2-1〜2-4 交換機 3-1〜3-4 AALタイプ1装置 4-1〜4-4 AALタイプ2装置 21 制御端末 22 交換機制御部 23 ATMセルスイッチ 24、24-1〜24-4 AALスイッチ 241、2411〜2413 ヘッダ解析部 242、2421〜2423 メモリ 243、2431〜2433 ヘッダ生成部 244、2441〜2443 メモリ制御部 2451 ダイバシティハンドオーバ処理部 2452-1,2 音声伸張部 2462 AALタイプ1セル生成制御部 2453-1,2 パケット生成部 2463 AALタイプ2セル生成制御部 2472、2473 分配器 2482、2483 セレクタ 25-1、25-2、25-3 回線インタフェース 26 タイミング制御部 5 書き込み制御部 6 セレクタ 7 AALタイプ1読み出し制御部 71 読み出しATMセルコネクション番号生成部 72 読み出し制御テーブル 73 読み出しアドレス生成部 8 AALタイプ2読み出し制御部 81 読み出し制御テーブル 82 読み出しアドレス生成部 9 AAL選択制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 紅大 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信システム事業本部内 Fターム(参考) 5K030 GA02 GA04 HA10 HB28 HB29 HC01 HC09 JA01 JA06 JT02 JT09 KA13 KA19 KX11 LA07

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のチャネルの信号を多重して生成した
    第1のタイプのATMセルを入力すること、 複数の該第1のタイプのATMセルに多重されている複数
    の該チャネルの信号を交換し、かつ、同一の宛先への各
    チャネルの信号を該宛先が用いる第2のタイプのATMセ
    ルに変換して出力することを含む交換方法。
  2. 【請求項2】前記第1又は第2のタイプのATMセルを入
    力した後、 さらに、複数の該第1又は第2のタイプのATMセルに多
    重されている複数の該チャネルの信号の入れ替えを行う
    ようにした請求項1に記載の交換方法。
  3. 【請求項3】前記第1のタイプのATMセル又は前記第2
    のタイプのATMセルは、 AALタイプ1の構造化転送法によって生成されたATMセ
    ル、又は、AALタイプ2若しくはAALタイプ5によって生
    成されたATMセルである請求項1に記載の交換方法。
  4. 【請求項4】前記第1のタイプのATMセル及び前記第2
    のタイプのATMセルは、 AALのタイプが異なる請求項1に記載の交換方法。
  5. 【請求項5】宛先の異なる複数のチャネルの信号を多重
    して生成した第1のタイプのATMセル及び第2のタイプ
    のATMセルを入力し、 複数の該第1のタイプのATMセル及び第2のタイプのATM
    セルに多重されている複数の該チャネルの信号を交換す
    るとともに、同一の宛先への各チャネルの信号を該宛先
    が用いる第1のタイプのATMセル又は第2のタイプのATM
    セル又は他のタイプのATMセルに変換して出力するよう
    にした交換方法。
  6. 【請求項6】複数のATM回線を収容し、ATMセルのヘッダ
    情報で交換を行うATMセルスイッチと、 入出力が該ATMスイッチに接続されており、複数のチャ
    ネルの信号を多重して生成した第1のタイプのATMセル
    を入力し、複数の該第1のタイプのATMセルに多重され
    ている複数の該チャネルの信号を交換して第2のタイプ
    のATMセルを生成して前記ATMセルスイッチに出力するAT
    M上位レイヤスイッチとを備えた交換機。
  7. 【請求項7】前記ATM上位レイヤスイッチは、 ATMセルヘッダを解析するヘッダ解析部と、 第1のタイプのATMセルを、前記ヘッダ解析部によりブ
    ロック単位で格納し、第2のタイプのATMセルを可変長
    パケットのチャネル毎に格納するメモリと、 前記メモリからATMセルを生成するヘッダ生成部と、 前記ヘッダ解析部による解析に基づいて、前記メモリ及
    び前記ヘッダ生成部を制御するメモリ制御部を備えた請
    求項6に記載の交換機。
  8. 【請求項8】前記メモリ制御部は、 第1のタイプのATMセルの読み出しを制御する第1の読
    み出し制御部と、 第2のタイプのATMセルの読み出しを制御する第2の読
    み出し制御部と、 前記第1又は第2の読み出し制御部のいずれかを選択す
    る選択制御部を備えた請求項7に記載の交換機。
  9. 【請求項9】前記ATM上位レイヤスイッチは、 入力された複数の情報のうち、品質の良い方を選択又は
    複数データを合成するダイバシティハンドオーバ処理部
    をさらに備えた請求項6に記載の交換機。
  10. 【請求項10】前記ATM上位レイヤスイッチは、 入力された音声情報を圧縮又は伸張する音声圧縮部又は
    音声伸張部をさらに備えた請求項6に記載の交換機。
  11. 【請求項11】前記ATM上位レイヤスイッチは、 第2タイプのATMセルを第3のタイプのATMセルに変換す
    るパケット生成部をさらに備えた請求項6に記載の交換
    機。
  12. 【請求項12】複数のATM回線を収容し、複数のチャネ
    ルの信号を多重して生成した第1のタイプのATMセルを
    入力し、複数の該第1のタイプのATMセルに多重されて
    いる複数の該チャネルの信号の入れ替えを行い出力する
    第1のATM上位レイヤスイッチと、 前記第1のATM上位レイヤスイッチに接続され、ATMセル
    のヘッダ情報で交換を行うATMセルスイッチと、 入出力が該ATMセルスイッチに接続されており、複数の
    チャネルの信号を多重して生成した該第1のタイプのAT
    Mセルを入力し、複数の該第1のタイプのATMセルに多重
    されている複数の該チャネルの信号を交換して第2のタ
    イプのATMセルを生成して出力する第2のATM上位レイヤ
    スイッチとを備えた交換機。
  13. 【請求項13】前記請求項6又は12に記載された交換
    機を複数備え、 第1のタイプのATMセルを用いる送信元が、複数のチャ
    ネルの信号を多重して生成した該第1のタイプのATMセ
    ルを入力し、 複数の該第1のタイプのATMセルに多重されている複数
    の該チャネルの信号を交換するとともに、同一の宛先へ
    の各チャネルの信号を該宛先が用いる第2のタイプのAT
    Mセルに変換して出力し、 該宛先が、該第2のタイプのATMセルを受信するように
    したことを特徴とするスイッチングネットワーク。
  14. 【請求項14】宛先が異なる複数のチャネルの信号を多
    重して、生成した第1のタイプのATMセルをネットワー
    クに入力すること、 複数の該第1のタイプのATMセルに多重されている複数
    の該チャネルの信号を交換すると共に、同一の宛先への
    各チャネルの信号を該宛先が用いる第2のタイプのATM
    セルに交換してネットワークに出力することを含むATM
    セルの交換方法。
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JP2010011382A (ja) * 2008-06-30 2010-01-14 Fujitsu Ltd 通信装置および通信方法

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