JPH0354942Y2 - - Google Patents

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JPH0354942Y2
JPH0354942Y2 JP1985011659U JP1165985U JPH0354942Y2 JP H0354942 Y2 JPH0354942 Y2 JP H0354942Y2 JP 1985011659 U JP1985011659 U JP 1985011659U JP 1165985 U JP1165985 U JP 1165985U JP H0354942 Y2 JPH0354942 Y2 JP H0354942Y2
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protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は金属材より形成される筆記具のクリツ
プに関するものである。
(従来の技術) 金属材より形成される従来の筆記具のクリツプ
101としては、第4図に示す如く、一端部に軸
筒102に止着可能な取付部103を有するとと
もに、他端部に布、紙などの被挟持物を挟持し得
る挟持用突部104を有してなるものが知られて
おり、該クリツプ101は、前記取付部103を
軸筒102に止着することで、その挟持用突部1
04を軸筒102表面に適度圧接し得るようなつ
ている。取付部103としては、取付部103を
断面C形となしその弾性を利用して軸筒102に
移動自在に嵌着せしめるようなした図示例のほ
か、種々の止着構造が採用されている。
上述せる挟持用突部104は、第5図に示す如
く、クリツプ101の端部を略く字に折曲せしめ
る等して突状となり、その端面をクリツプ101
の裏面に当接もしくは僅かな隙間をもつて近接せ
しめて、クリツプ使用時に布、紙などの被挟持物
が挟持用突部104内に誤つて入り込むといつた
使用上の不具合を未然に防止するようになされて
いる。
(考案が解決しようとする課題) かようなクリツプには、通常美観を与えるに、
電気めつき、無電解めつきなどの湿式めつき処理
により、その表面にめつき層が形成される訳だ
が、前述せるクリツプ101では、挟持用突部1
04を形成されることにより区画される空間部1
06を有するものであるため、めつき処理液にク
リツプを浸漬し、その表面に金属膜を形成する際
に、空間部106内へ処理液の回りが悪く、しか
して空間部106内面に形成されるめつき層が他
の部分に比べて薄くなり、結果として該部分を起
点としてめつき層のひび割れ、剥離、腐食といつ
た問題を招来することになる。
(考案の目的) 本考案は上述せる問題に鑑みなされたもので、
クリツプの挟持用突部により区画させる空間部内
面のめつき層の薄着を極力防止して、クリツプ表
面に形成されるめつき層のひび割れ、剥離、腐食
の問題を極力防止することのできる筆記具のクリ
ツプを提供せんとするものである。
(考案の構成) 以下、本考案を添付図面に示す実施例に基づき
詳細に説明する。
第1図、第2図において、参照符号1は、樹
脂、金属などよりなる軸筒2に止着されたクリツ
プである。3はクリツプ1の後方端部に形成され
た取付部であつて、図示した例では、断面C形の
環状部の弾性を利用して軸筒2に移動自在に嵌着
できるようにしたものをもつて示したが、該取付
部3はこれに限られることなく種々の公知の止着
構造が採用できる。4はクリツプ1の前方端部に
設けられた挟持用突部であつて、該挟持用突部4
はクリツプ1端部を略く字に折曲せしめて突状と
なし、その端面をクリツプ1裏面に当接もしくは
僅かな隙間をもつて近接せしめて形成される。5
は前記挟持用突部4により区画形成される空間部
6内に通ずる通隙であつて、該通隙5は挟持用突
部4端面に切欠きを設けて形成するほか、第3図
に示す如くの挟持用突部4に穿設した孔であつて
もよく、要するに該通隙5は挟持用突部4内の空
間部6に通づる位置であれば挟持用突部4の何れ
に設けるようにしても良くその形状もクリツプの
使用の防げにならぬ程度に種々変更できるもので
ある。
(考案の効果) 以上の如く本考案は、筆記具に止着可能な取付
部を有し、かつその前方に端部を折曲せしめるこ
とで形成される挟持用突起を有する金属製クリツ
プにあつて、前記挟持用突部は、その突部の内側
に空間部を形成するとともに、その空間部に通
じ、かつめつき処理液が出入り自在な通隙を有し
てなるので、該クリツプにめつき処理を施すに当
たつても、処理液は通隙を通じて空間内部に出入
り自在であるので、該空間内部への処理液の回り
を良好にでき、かくして空間部内面のめつき層の
薄着を防止でき、クリツプ表面に形成されるめつ
き層のひび割れ、剥離、腐食といつた問題を生ず
ることのない筆記具のクリツプが提供できるもの
である。
尚、実施例では筆記具としてシヤープペンシル
様のものをもつて示したが、ボールペンなどの他
の筆記具であつてもよく、また、クリツプの止着
対象も必ずしも軸筒のみならず、キヤツプなどで
あつても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す縦断面図、第2
図はクリツプの外観斜視図、第3図は他の例を示
すクリツプの外観斜視図、第4図は従来例を示す
側断面図、第5図は同クリツプの外観斜視図であ
る。 1……クリツプ、2……軸筒、3……取付部、
5……通隙、6……空間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筆記具に止着可能な取付部を有し、かつその前
    方に端部を折曲せしめることで形成される挾持用
    突部を有する金属製クリツプにあつて、前記挾持
    用突部は、その突部の内側に空間部を形成すると
    ともに、その空間部に通じ、かつめつき処理液が
    出入り自在な通隙を有してなることを特徴とする
    筆記具のクリツプ。
JP1985011659U 1985-01-30 1985-01-30 Expired JPH0354942Y2 (ja)

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JPS61128087U JPS61128087U (ja) 1986-08-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5882290U (ja) * 1981-11-30 1983-06-03 ぺんてる株式会社 ノツク式筆記具の筆記体出入装置

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JPS61128087U (ja) 1986-08-11

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