JPH0354917Y2 - - Google Patents

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JPH0354917Y2
JPH0354917Y2 JP1985000476U JP47685U JPH0354917Y2 JP H0354917 Y2 JPH0354917 Y2 JP H0354917Y2 JP 1985000476 U JP1985000476 U JP 1985000476U JP 47685 U JP47685 U JP 47685U JP H0354917 Y2 JPH0354917 Y2 JP H0354917Y2
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core
oil
coil
leaf spring
armature
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JP1985000476U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はワイヤドツト印字ヘツドに関する。
(従来の技術) 従来、このような技術分野の技術としては特開
昭57−72869号に記載されるものがあつた。
以下、その構成を図を用いて説明する。
第2図は従来のワイヤドツト印字ヘツドの一構
成例を示す断面図で、先端にワイヤ9を固着した
アーマチユア8を板ばね7で支持し、このアーマ
チユア8を永久磁石3の磁気吸引力によつてコア
2に吸引し、これにより板ばね7を変形してお
き、印字時にはコイル4へ通電して前記永久磁石
3の磁気吸引力を打消し、板ばね7の変形エネル
ギを解放し、ワイヤ9を突出させるようになつて
いる。またコイル4と永久磁石3との間にはオイ
ルを含浸したオイルフエルト12を挿入し、ここ
から供給される油によつて板ばね7とコア2間の
摩擦抵抗を減少し、コア2の摩耗による印字特性
の劣化を防止している。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成の印字ヘツドは、オイ
ルフエルト12の厚さだけヘツドの直径が大きく
なるし、またコイル4より外方にオイルフエルト
があるためコア2とオイルフエルト12との間が
遠くなり、この為油量の多い初期以外はコア2と
板ばね7との間に油が供給されにくく、コア2又
は板ばね7が摩耗し、印字不良を発生したり、初
めの油量を多くすると粘性抵抗による印字不良が
発生する欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記問題点を解決するために、コアが
挿通する孔を形成した円盤状のオイル含浸材を、
該孔にコアを挿通させた状態で板ばねまたはアー
マチユアとコイルとの間に配設したものである。
(作用) 本考案によれば、以上のようにコアが挿通する
孔を形成した円盤状の油を含浸し保持できる紙
(以下オイルシートと呼ぶ)を、該孔にコアを挿
通させた状態で板ばねまたはアーマチユアとコイ
ルとの間に配設したので、コア端面の直近でオイ
ルシートと板ばねまたはアーマチユアが接触し、
オイルシートの油が板ばねまたはアーマチユアに
付着する。この油は板ばねまたはアーマチユアの
表面に伝わつて拡散し、コアと板ばねまたはアー
マチユアとの間にも油膜が形成される。このよう
にしてコア端面の直近から油を補給するので、コ
ア端面へ油を供給することが容易となる。またオ
イルシートはコアとコイルとの段差部に収容され
ており、オイルシートの厚さがヘツド外径に影響
することはない。
(実施例) 第1図は本発明の実施例を示す断面図であり、1
3はコアが挿通する孔13aを形成した厚さ1mm
前後の円盤状のオイルシートであり、このオイル
シート13は孔13aにコア2を挿通した状態で
コイル4の上に載置されている。コア2は、図に
示すようにこのオイルシート13の厚さ分程度コ
イル4の上面より高く形成されている。これによ
り、オイルシート13のコイル4上での位置固定
が容易となる。14はコイル4と永久磁石3との
間に充填された熱良導性の充填材である。
以上のように構成された実施例の印字動作は従
来のものと全く同じであるので省略し、オイルシ
ート13の作用について説明する。
まずアーマチユア8がコア2に吸引されると板
ばね7がオイルシート13に接触しオイルシート
13の油が板ばね7に付着する。この接触部位は
コア2の端面近傍である。次にアーマチユア8が
コア2から離れた状態になると前記付着した油が
板ばね7の表面全体に拡散していくが、コア2の
端面に対向する部分前記接触部位の直近であるの
で、短時間のうちに油膜が形成される。また印字
動作を繰り返すうちに前記コア2の端面に対向す
る部分が形成された油膜はコア2の端面にも付着
し、コア2の端面全体に拡散していく。また一旦
油膜が形成された後も、同様にして油が補充され
る。
なお、オイルシート13は第3図に示すように
中央に孔13bを設けているが、これは板ばね7
とアーマチユア8を吸引したときに板ばね7がオ
イルシート13に当たらないようにし、干渉を少
なくする為である。
またオイルシートは紙に油を含浸させたもので
あるが、油以外の潤滑材(例えばグリース)を含
浸させても良いし、また毛細管現象を生じるもの
であれば紙以外の素材(例えばスポンジやフエル
ト)に潤滑材を含浸させても良い。
さらに本考案はアーマチユアがコアに直接接触
する印字ヘツドやクラツパ形の印字ヘツドに対し
ても適用できる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、紙葉類のオイル
含浸材によつてヘツド外径が大きくなるというこ
とがなく、かつ潤滑材をコアと板ばねまたはコア
とアーマチユア間に安定に供給することが容易と
なり、余分な油が溜ることで印字不良を起こすこ
ともなく、コアや板ばねの摩耗を防ぎ、長寿命化
できる。また、オイルシートの中央に孔を設けて
板ばねとコアの間にオイルシートを挾まないよう
に構成したので、これによるオイルシートの破損
がない。従つて、オイルシートに起因する故障の
発生もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
は従来の印字ヘツドを示す断面図、第3図は第1
図に示した実施例に用いるオイルシートの形状を
示す斜視図である。 2……コア、3……永久磁石、4……コイル、
7……板ばね、8……アーマチユア、9……ワイ
ヤ、13……オイルシート、14……充填材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 周囲にコイルが巻装されたコアと、 該コアの上方に位置するばねと、 前記ばねと固着された状態で前記コアの上方に
    位置するアーマチユアを有するワイヤドツト印字
    ヘツドにおいて、 前記コアは、前記コイルより上方にわずか突出
    しており、 前記コイル上面は、前記コアが挿通する孔を有
    し潤滑材が含浸されたオイルシートにより被覆さ
    れ、 該オイルシートは、前記コイル上方で前記バネ
    又はアーマチユアと接触するワイヤドツト印字ヘ
    ツド。
JP1985000476U 1985-01-09 1985-01-09 Expired JPH0354917Y2 (ja)

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JPS61118738U JPS61118738U (ja) 1986-07-26
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734979A (en) * 1980-08-11 1982-02-25 Brother Ind Ltd Type head for dot printer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54147409U (ja) * 1978-04-04 1979-10-13
JPS59181749U (ja) * 1983-05-20 1984-12-04 株式会社ピーエフユー 印刷ヘツドの耐摩耗構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5734979A (en) * 1980-08-11 1982-02-25 Brother Ind Ltd Type head for dot printer

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JPS61118738U (ja) 1986-07-26

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