JPH0354878Y2 - - Google Patents

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JPH0354878Y2
JPH0354878Y2 JP1986158667U JP15866786U JPH0354878Y2 JP H0354878 Y2 JPH0354878 Y2 JP H0354878Y2 JP 1986158667 U JP1986158667 U JP 1986158667U JP 15866786 U JP15866786 U JP 15866786U JP H0354878 Y2 JPH0354878 Y2 JP H0354878Y2
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JP
Japan
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gear
cutter
support plate
internal
driven
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JP1986158667U
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JPS6364497U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は野菜切截機構用カツターに係り、公転
および自転する遊星歯車の被動歯車に丸刃カツタ
ーの回転軸に設けた自転歯車を噛合わせたもので
ある。
(従来の技術) 公転しながら自転する野菜等を截断するカツタ
ーは、実公昭52−3427号公報(前者)に示すよう
に、回転不能なケーシングの内部に回転可能な内
胴部を設け、該内胴部に二枚の円形カツターを軸
支すると共に、内胴部と円形カツターを夫々別個
の駆動輪による異なつた駆動系によつて回転さ
せ、かつ円形カツターの従動輪は主動輪からそれ
ぞれベルトで伝導される構成になり、また他の公
知手段に実開昭54−41483号公報(実願昭52−
114729号)(後者)に記載しているように、主動
回転される回転軸に固定した大歯車の回転によつ
て回転する小歯車を固着した高速回転の回転軸に
回転円盤を固定し、その回転円盤の対称位置に設
けた円形窓の中心に、後端を静止大歯車に噛合わ
せる前記とは別の小歯車を設けた回転短軸を臨ま
せ、該各回転短軸に、前記回転円盤から少し離れ
た面で回転する丸刃カツターを固定した薬味用切
断機がある。
しかし、前者は長期の使用により内胴部の駆動
輪及び円形カツターの駆動輪用のベルトや、主動
輪と従動輪の間にかけたベルトが疲労のためスリ
ツプして、内胴部及び円形カツターの夫々の回転
数が当初とは異なつてきてアンバランスを来たし
被切截物の切截条件が変化するようになると共
に、二系統の駆動系を設けることにより構成が複
雑化する等の欠点をもつ。また後者は、丸刃カツ
ターの軸の後端の小歯車を直接に静止大歯車と噛
合せて丸刃カツターを自公転させるものであるか
ら回転伝導に円滑さを欠くという現象が生じ易く
このため騒音が発生するという問題がある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は前記に鑑み、野菜切截用の円形カツタ
ーの自転及び公転を極く簡易な遊星歯車機構によ
り円滑になさしめて、長期間使用しても騒音の発
生がなく、かつ切截速度を変化させないようにす
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案の野菜切截機用カツターは前項に述べた
目的に合致させたものであつて、内面にインター
ナルギヤ5を形成した内歯リング4と切截機本体
16内のモータにより回転する水平駆動軸6に固
定した中心歯車7との間にこれら両歯車に噛合う
一対の被動歯車9,9を対称位置に介在する遊星
歯車機構に、先端に丸刃カツター14を備える回
転軸13に固定した自転歯車12を前記被動歯車
に噛合せる如く配置し、前記被動歯車9,9を遊
嵌する軸10,10及び自転歯車12の回転軸1
3とを、前記駆動軸6の先端部に回転自在に取付
けた前記内歯リング4と同心円形の前支持板8に
固定及び遊嵌して支持し、前記遊星歯車と丸刃カ
ツター機構とを一体構造としたものである。
本考案の好適な実施例を次に説明する。
(実施例) 1は第3図に示すように奥に縮径胴3と、下部
の排出口2を形成したケーシング、4はインター
ナルギヤ5を内面に形成し固定ねじ19によつて
縮径胴3に取付けた内歯リング、6は切截機本体
16内のモータを駆動源とし水平に並びその先端
部に内歯リングと同心の前支持板8を回転自在に
取付けた駆動軸であつて、該軸6に中心歯車7を
固定すると共に、中心歯車7とインターナルギヤ
5との間で両歯車に噛合う被動歯車9,9を対称
位置にかつ同一垂直面上に配置し、これに遊嵌し
た軸10,10を前記前支持板8に軸支する。1
2は一方の被動歯車9に噛合わせた自転歯車で、
その歯車12の軸13は前支持板8によつて回転
自由に軸支されケーシング1内に突出し、その先
端に丸刃カツター14を固定する。15は丸刃カ
ツター14と180°を隔てて前支持板8に取付けた
バランスウエイトである。このバランスウエイト
15は丸刃カツター14を対称位置に2ケ備えた
構造の場合には必要でない。11は後支持板であ
つて、前支持板8と相俟つて駆動軸6、被動歯車
軸10,10及び自転歯車軸13を後方で支持し
ている。又内歯リング4の前面と前支持板8の前
面とをケーシング1内で第1図のようにほぼ同一
面に配列し、内歯リング5の前面と前支持板8の
前面の周部の隙間はできる限り小さくしてある。
本考案の野菜切截機は第3図に示すように駆動
軸6の駆動用モータを内蔵した本体16の前にケ
ーシング1を取付け、該ケーシング1に野菜送込
口18を全部に取付けたケースカバー17を開閉
可能に蝶着する。
(考案の作用) 本考案は駆動用モータによつて駆動軸6及び中
心歯車7を回転し、該中心歯車7により被動歯車
9,9を回転し、被動歯車9,9は固定状態のイ
ンターナルギヤ5と噛合つて前支持板8を連動回
転させるとともに、被動歯車と噛合う自転歯車1
2を回転し、丸刃カツター14を公転しながら自
転させて野菜送込口18からケーシング1内に送
り込む野菜を截断し排出口2から排出する。
(考案の効果) 本考案はケーシング1に固定した内歯リング4
内面のインターナルギヤ5と水平駆動軸6の中心
歯車7との間に、被動歯車9,9を設ける遊星歯
車機構と、前支持板8に軸支して被動歯車9に噛
合わせた自転歯車12とで構成され、かつこれら
被動歯車9,9の軸10,10と丸刃カツター1
4を備える自転歯車の回転軸13は、前記駆動軸
6の先端部に回転自在に取付けてある前記内歯ケ
ーシング1と同心円形の前支持板8によつて支持
された一体構造とし、ケーシング1内の前支持板
8の前部で丸刃カツター14を公転しながら自転
させるものであつて、1個の駆動軸6により丸刃
カツター14の公転及び自転の駆動系を構成する
ものであるため、従来のベルト伝導のものに比べ
スリツプがないので自転数と公転数の関係を正確
に保持できるから時間当たりの切截量にムラがな
く定量のものを得ることができ、機構も複雑でな
い。また太陽歯車機構に比べて、インターナルギ
ヤがあることにより公転、自転を円滑になされる
ため騒音が少なく、また、遊星歯車機構と自転歯
車12を一枚の前支持盤8に取付けたので簡易堅
牢になり、かつ組立分解も容易にできる等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図は第
2図A−A線縦断側面図、第2図は第1図B−B
線切断正面図、第3図は全体の側面図である。 1…ケーシング、4…内歯リング、5…インタ
ーナルギヤ、6…駆動軸、7…中心歯車、8…前
支持板、9…被動歯車、12…自転歯車、14…
丸刃カツター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内面にインターナルギヤ5を形成した内歯リン
    グ4と切截機本体16内のモータにより回転する
    水平駆動軸6に固定した中心歯車7との間にこれ
    ら両歯車に噛合う一対の被動歯車9,9を対称位
    置に介在する遊星歯車機構に、先端に丸刃カツタ
    ー14を備える回転軸13に固定した自転歯車1
    2を前記被動歯車に噛合せる如く配置し、前記被
    動歯車9,9を遊嵌する軸10,10及び自転歯
    車12の回転軸13とを、前記駆動軸6の先端部
    に回転自在に取付けた前記内歯リング4と同心円
    形の前支持板8に固定及び遊嵌して支持し、前記
    遊星歯車と丸刃カツター機構とを一体構造とした
    ことを特徴とする野菜切截機用カツター。
JP1986158667U 1986-10-16 1986-10-16 Expired JPH0354878Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986158667U JPH0354878Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16

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JP1986158667U JPH0354878Y2 (ja) 1986-10-16 1986-10-16

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Publication Number Publication Date
JPS6364497U JPS6364497U (ja) 1988-04-28
JPH0354878Y2 true JPH0354878Y2 (ja) 1991-12-04

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ID=31082374

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441483B2 (ja) * 1975-09-20 1979-12-08

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441483U (ja) * 1977-08-29 1979-03-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5441483B2 (ja) * 1975-09-20 1979-12-08

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Publication number Publication date
JPS6364497U (ja) 1988-04-28

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