JPH0354717Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0354717Y2 JPH0354717Y2 JP1989041176U JP4117689U JPH0354717Y2 JP H0354717 Y2 JPH0354717 Y2 JP H0354717Y2 JP 1989041176 U JP1989041176 U JP 1989041176U JP 4117689 U JP4117689 U JP 4117689U JP H0354717 Y2 JPH0354717 Y2 JP H0354717Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron
- base
- fins
- seam allowance
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 97
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 49
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 12
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910001335 Galvanized steel Inorganic materials 0.000 description 1
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Irons (AREA)
Description
この考案は、アイロンに関する。
布地等を折目をつけると共にその折目部を同時
にプレスせしめるアイロンとしては、実公昭41−
24394号、実公昭41−24395号、実公昭44−796号
各号公報に開示されたように、アイロンベースの
先端に裁縫用の押え金具を装着し、該金具で折目
をつけた後ベースでそれをプレスして布地の折曲
げ、プレス工程を一工程で行うものが知られてい
る。 然しながら、上記開示されたアイロンは、布地
等の端縁部を折返し折目をつけながらプレスを行
うには適当であろうが、布地等を縫合せた際形成
される縫代を、縫合線を中心に左右に押し拡げな
がらプレスをするのに用いることができない。そ
のため、前記プレス作業は作業員が手によつて縫
代を左右に押し拡げながらアイロンを操作してプ
レスしていた。 この問題を解決する手段として実開昭63−6000
号、実開昭63−91299号各広報に開示されたよう
に、アイロンの底面中央縦方向にT字状の凹溝を
形成し、該凹溝に縫代を縫合線を中心に押入し、
凹溝の形状に沿つて縫代を左右に押し拡げる構成
としたアイロンが考案されたが、このアイロンに
よるときは、縫代の幅はアイロンベースの底面に
設けられたT字状凹溝の溝幅に制限され、縫代の
幅が該溝幅より大きいときはそのままで使用でき
ない等の問題点が認められた。
にプレスせしめるアイロンとしては、実公昭41−
24394号、実公昭41−24395号、実公昭44−796号
各号公報に開示されたように、アイロンベースの
先端に裁縫用の押え金具を装着し、該金具で折目
をつけた後ベースでそれをプレスして布地の折曲
げ、プレス工程を一工程で行うものが知られてい
る。 然しながら、上記開示されたアイロンは、布地
等の端縁部を折返し折目をつけながらプレスを行
うには適当であろうが、布地等を縫合せた際形成
される縫代を、縫合線を中心に左右に押し拡げな
がらプレスをするのに用いることができない。そ
のため、前記プレス作業は作業員が手によつて縫
代を左右に押し拡げながらアイロンを操作してプ
レスしていた。 この問題を解決する手段として実開昭63−6000
号、実開昭63−91299号各広報に開示されたよう
に、アイロンの底面中央縦方向にT字状の凹溝を
形成し、該凹溝に縫代を縫合線を中心に押入し、
凹溝の形状に沿つて縫代を左右に押し拡げる構成
としたアイロンが考案されたが、このアイロンに
よるときは、縫代の幅はアイロンベースの底面に
設けられたT字状凹溝の溝幅に制限され、縫代の
幅が該溝幅より大きいときはそのままで使用でき
ない等の問題点が認められた。
この考案は、布地等を縫合した際形成される縫
代を、該縫代の幅に関係なく縫合線を中心に左右
に押し拡げながらプレスをするのに適したアイロ
ンを得ることを目的とする。
代を、該縫代の幅に関係なく縫合線を中心に左右
に押し拡げながらプレスをするのに適したアイロ
ンを得ることを目的とする。
方形の金属板をコ字状に形成し、その開口部を
アイロンベースに向け、該コ字状金属板の上面側
はその端縁をアイロンのベースのほぼ先端から側
縁に合致した曲線状とし、且つ該曲線に沿つてベ
ースの取付部を形成し、下面側はアイロンのベー
ス面中央に広く延出した平面からなるコ字状の翼
状フインを、前記取付部を介してアイロンのベー
ス先端側左右両側面に着脱自在に取り付けてな
る。
アイロンベースに向け、該コ字状金属板の上面側
はその端縁をアイロンのベースのほぼ先端から側
縁に合致した曲線状とし、且つ該曲線に沿つてベ
ースの取付部を形成し、下面側はアイロンのベー
ス面中央に広く延出した平面からなるコ字状の翼
状フインを、前記取付部を介してアイロンのベー
ス先端側左右両側面に着脱自在に取り付けてな
る。
布地の縫代をフインの上面側と下面側とから形
成されたスリツト中に挿入しアイロンを縫合線に
沿つて前進すると、縫代はフインにより順次左右
に押し拡げられながらアイロンのベース下面に導
入されプレスされる。
成されたスリツト中に挿入しアイロンを縫合線に
沿つて前進すると、縫代はフインにより順次左右
に押し拡げられながらアイロンのベース下面に導
入されプレスされる。
以下、図面と共にこの考案の実施例を説明す
る。 第1図、第2図に示すように、この考案のアイ
ロンに使用するフイン1a,1bはステンレス
板、銅板、錫又は亜鉛メツキ鋼板等の方形の金属
板をコ字形とし、開口部2a,2bをアイロンの
ベース側に向け、上面側3a,3bをアイロンの
ベース先端から側縁に沿つた曲線状に切欠き、且
つ該切欠き線に沿つてベース側面への取付片部4
a,4bを設け、フイン1a,1bの上面側3
a,3bと下面側5a,5bの間に大きく拡がつ
た空隙部6a,6bを形成したものである。そし
て、フイン1aはアイロンを正面から見たときベ
ースの右側に、フイン1bは左側に夫々翼状に取
り付けるためのものであることは云う迄もない。 即ち、前記フイン1a,1bは第3図乃至第6
図に示すように、取付片部4a,4bに設けられ
た小孔を通してネジ7a,7bによりアイロンの
ベース8に取り付けられ、アイロンベースの左右
の翼状に取り付けられたフイン1a,1bの下面
側5a,5bは第5図に示すように、アイロンの
ベース8の表面中央部にスリツト9を残して延出
している。 従つて、今、この考案のアイロンにより布地1
0a,10bを縫合した際形成される縫代11
a,11bを縫合線12に沿つて左右に押し拡げ
ながらプレスするに当つては、第3図、第4図に
示すように、前記縫代10a,10bを押し拡
げ、夫々フイン1a,1bの上面側3a,3bと
下面側5a,5bとから形成された空隙部6a,
6b中に挿入し、アイロンを縫合線に沿つて前進
すると、縫代11a,11bはフイン1a,1b
により順次左右に押し拡げられながらアイロンの
ベース下面に導入されプレスされるのである。そ
して前述の通り、フイン1a,1bの上面側3
a,3bと下面側5a,5bとから形成された空
隙部6a,6bは大きく拡がつているから、縫代
の幅が種々変化してもそのままプレスを行うこと
ができる。 本考案のアイロンは、通常の電気アイロン、蒸
気アイロン等に前記フインを着脱自在に取り付け
ることにより容易に形成することができ、又、ど
のような布地に対しても前記したプレス加工を行
うことができるが、特にラシヤ、フエルトの如き
厚地の布地に対して使用すると適当である。
る。 第1図、第2図に示すように、この考案のアイ
ロンに使用するフイン1a,1bはステンレス
板、銅板、錫又は亜鉛メツキ鋼板等の方形の金属
板をコ字形とし、開口部2a,2bをアイロンの
ベース側に向け、上面側3a,3bをアイロンの
ベース先端から側縁に沿つた曲線状に切欠き、且
つ該切欠き線に沿つてベース側面への取付片部4
a,4bを設け、フイン1a,1bの上面側3
a,3bと下面側5a,5bの間に大きく拡がつ
た空隙部6a,6bを形成したものである。そし
て、フイン1aはアイロンを正面から見たときベ
ースの右側に、フイン1bは左側に夫々翼状に取
り付けるためのものであることは云う迄もない。 即ち、前記フイン1a,1bは第3図乃至第6
図に示すように、取付片部4a,4bに設けられ
た小孔を通してネジ7a,7bによりアイロンの
ベース8に取り付けられ、アイロンベースの左右
の翼状に取り付けられたフイン1a,1bの下面
側5a,5bは第5図に示すように、アイロンの
ベース8の表面中央部にスリツト9を残して延出
している。 従つて、今、この考案のアイロンにより布地1
0a,10bを縫合した際形成される縫代11
a,11bを縫合線12に沿つて左右に押し拡げ
ながらプレスするに当つては、第3図、第4図に
示すように、前記縫代10a,10bを押し拡
げ、夫々フイン1a,1bの上面側3a,3bと
下面側5a,5bとから形成された空隙部6a,
6b中に挿入し、アイロンを縫合線に沿つて前進
すると、縫代11a,11bはフイン1a,1b
により順次左右に押し拡げられながらアイロンの
ベース下面に導入されプレスされるのである。そ
して前述の通り、フイン1a,1bの上面側3
a,3bと下面側5a,5bとから形成された空
隙部6a,6bは大きく拡がつているから、縫代
の幅が種々変化してもそのままプレスを行うこと
ができる。 本考案のアイロンは、通常の電気アイロン、蒸
気アイロン等に前記フインを着脱自在に取り付け
ることにより容易に形成することができ、又、ど
のような布地に対しても前記したプレス加工を行
うことができるが、特にラシヤ、フエルトの如き
厚地の布地に対して使用すると適当である。
以上詳細に述べた通り、この考案のアイロン
は、方形の金属板をコ字状に形成し、その開口部
をアイロンベースに向け、該コ字状金属板の上面
側はその端縁をアイロンのベースのほぼ先端から
側縁に合致した曲線状とし、且つ該曲線に沿つて
ベースの取付部を形成し、下面側はアイロンのベ
ース面中央に広く延出した平面からなるコ字状の
フインを、前記取付部を介してアイロンのベース
先端側左右両側面に着脱自在に取り付けてなるも
のであるから、平常はフインを取り外して通常の
アイロンとして使用することができ、布地を縫合
した際形成される縫代を縫合線に沿つて左右に押
し拡げながらプレスする際に該フインをアイロン
ベースの先端に翼状に装着し、縫代をフインの上
面側と下面側とから形成されたスリツト中に挿入
しアイロンを縫合線に沿つて前進すると、縫代は
フインにより順次左右に押し拡げられながらアイ
ロンのベース下面に導入されプレスされ、然も縫
代の幅が大きく変化してもそのままプレスを続け
ることができ、従来のように作業員が手によつて
縫代を左右に押し拡げながらその後をアイロンを
前進させるといつた労力を大幅に軽減し、特に厚
地の布地の縫合部を簡単迅速にプレスしセツトす
ることができるようになつた。
は、方形の金属板をコ字状に形成し、その開口部
をアイロンベースに向け、該コ字状金属板の上面
側はその端縁をアイロンのベースのほぼ先端から
側縁に合致した曲線状とし、且つ該曲線に沿つて
ベースの取付部を形成し、下面側はアイロンのベ
ース面中央に広く延出した平面からなるコ字状の
フインを、前記取付部を介してアイロンのベース
先端側左右両側面に着脱自在に取り付けてなるも
のであるから、平常はフインを取り外して通常の
アイロンとして使用することができ、布地を縫合
した際形成される縫代を縫合線に沿つて左右に押
し拡げながらプレスする際に該フインをアイロン
ベースの先端に翼状に装着し、縫代をフインの上
面側と下面側とから形成されたスリツト中に挿入
しアイロンを縫合線に沿つて前進すると、縫代は
フインにより順次左右に押し拡げられながらアイ
ロンのベース下面に導入されプレスされ、然も縫
代の幅が大きく変化してもそのままプレスを続け
ることができ、従来のように作業員が手によつて
縫代を左右に押し拡げながらその後をアイロンを
前進させるといつた労力を大幅に軽減し、特に厚
地の布地の縫合部を簡単迅速にプレスしセツトす
ることができるようになつた。
第1図A,Bは本考案アイロンのフインの平面
図で、Aは右側の、Bは左側のフインを示す。第
2図は同上フインの正面図で、Aは右側の、Bは
左側のフインを示す。第3図はフインを取り付け
た本考案アイロンの平面部分図、第4図は同上ア
イロンの左側面部分図、第5図は同上底面部分
図、第6図は同上正面部分図である。 1a,1b……フイン、2a,2b……開口
部、3a,3b……上面側、5a,5b……下面
側、8……アイロンのベース。
図で、Aは右側の、Bは左側のフインを示す。第
2図は同上フインの正面図で、Aは右側の、Bは
左側のフインを示す。第3図はフインを取り付け
た本考案アイロンの平面部分図、第4図は同上ア
イロンの左側面部分図、第5図は同上底面部分
図、第6図は同上正面部分図である。 1a,1b……フイン、2a,2b……開口
部、3a,3b……上面側、5a,5b……下面
側、8……アイロンのベース。
Claims (1)
- 方形の金属板をコ字状に形成し、その開口部を
アイロンベースに向け、該コ字状金属板の上面側
はその端縁をアイロンのベースのほぼ先端から側
縁に合致した曲線状とし、且つ該曲線に沿つてベ
ースの取付部を形成し、下面側はアイロンのベー
ス面中央に広く延出した平面からなるコ字状の翼
状フインを、前記取付部を介してアイロンのベー
ス先端側左右両側面に着脱自在に取り付けてなる
アイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989041176U JPH0354717Y2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989041176U JPH0354717Y2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02130598U JPH02130598U (ja) | 1990-10-29 |
JPH0354717Y2 true JPH0354717Y2 (ja) | 1991-12-03 |
Family
ID=31551619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989041176U Expired JPH0354717Y2 (ja) | 1989-04-07 | 1989-04-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0354717Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS636000B2 (ja) * | 1982-06-14 | 1988-02-06 | Tokyo Shibaura Electric Co |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0141439Y2 (ja) * | 1986-06-30 | 1989-12-07 | ||
JPH0141440Y2 (ja) * | 1986-11-29 | 1989-12-07 |
-
1989
- 1989-04-07 JP JP1989041176U patent/JPH0354717Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS636000B2 (ja) * | 1982-06-14 | 1988-02-06 | Tokyo Shibaura Electric Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02130598U (ja) | 1990-10-29 |
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